JP2003158860A - コイル移載装置 - Google Patents

コイル移載装置

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JP2003158860A
JP2003158860A JP2001351727A JP2001351727A JP2003158860A JP 2003158860 A JP2003158860 A JP 2003158860A JP 2001351727 A JP2001351727 A JP 2001351727A JP 2001351727 A JP2001351727 A JP 2001351727A JP 2003158860 A JP2003158860 A JP 2003158860A
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JP
Japan
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coil
transfer device
holding groove
claw
pair
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Application number
JP2001351727A
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English (en)
Inventor
Shingo Hashimoto
伸吾 橋本
Toru Azeyanagi
徹 畔柳
Takeshi Yamaguchi
毅 山口
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線挿入工法を容易に実現できるコイル移載
装置を提供すること。 【解決手段】 電線88をループ状に巻回してなるモー
タ用のコイル8を掴み,コイル8をコイル装着体(マガ
ジン)62のコイル保持溝620に挿入するコイル移載
装置5である。一対の内爪51と,内爪51の外側面に
対面して配設された外爪52と,内爪51の延設方向に
沿って進退可能に配設されたプッシャー55とを有す
る。内爪51及び外爪52は,両者の間隔を拡縮するよ
う相対的に開閉動作可能に設けられていると共に,両者
の間隔を所定の幅に設定して一対のコイル通路59を形
成できるよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,モータ(電動機)に用いられる
コイルの移載装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】ステータコアのスロットにコイルを挿入し
てなるステータを有するモータを製造するに当たって
は,そのコイルの挿入方法が非常に重要である。そし
て,従来より,様々なコイルの挿入方法あるいは挿入装
置が提案されている。従来のコイル挿入方法は,例え
ば,特開2000−125522号公報,特開2000
−116078号公報,特開平9−322492号公報
等にも開示されているような,いわゆるインサーター工
法が主流である。
【0003】
【解決しようとする課題】ところで,この従来のインサ
ーター工法では,コイルを,徐々に水平状から垂直状に
状態を変化させながらステータコアのスロットに挿入す
る。そのため,コイルの外周長には,挿入作業時に対応
するよう余裕を持たせておく必要がある。それゆえ,ス
テータコアへのコイル装着完了時には,ステータコアか
らはみ出した部分が必要以上に長くなり,ステータコ
ア,ひいてはモータ全体のコンパクト化が妨げられると
いう問題がある。そのため,上記インサーター工法と異
なり,コイルの姿勢を変えずに直線的にスロットに挿入
する方法(直線挿入工法)及び装置の開発が望まれてい
る。
【0004】例えばステータコアの内周面に設けたスロ
ットに,上記直線挿入工法によってコイルを挿入する方
法としては,次のような方法が考えられる。まず,予め
上記ステータコアの内周面に対面可能な外周面を有する
円盤状のマガジンを準備し,その外周面に上記スロット
に対応するコイル保持溝を設けておく。そして,マガジ
ンのコイル保持溝に対してコイルを上記直線挿入工法に
より挿入する。次に,マガジンからステータコアのスロ
ットに対して直線挿入工法によりコイルを挿入する。
【0005】このような方法を実施するためには,少な
くとも,予め形成したコイルを上記マガジンに,直線挿
入工法によって移載する装置が不可欠となる。しかしな
がら,従来においては,この直線挿入工法を容易に実現
できるコイル移載装置が開発されていなかった。また,
直線挿入工法が容易に実現できるコイル移載装置が開発
されれば,上記マガジンを用いた方法はもとより,マガ
ジンを用いずに直接コイルをステータコアに移載する方
法にも応用が可能となる。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので,直線挿入工法を容易に実現できるコイル移
載装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,電線をループ状に巻回し
てなるモータ用のコイルを掴み,該コイルをコイル装着
体のコイル保持溝に挿入するコイル移載装置であって,
一対の内爪と,該内爪の外側面に対面して配設された外
爪と,上記内爪の延設方向に沿って進退可能に配設され
たプッシャーとを有し,上記内爪及び上記外爪は,両者
の間隔を拡縮するよう相対的に開閉動作可能に設けられ
ていると共に,両者の間隔を所定の幅に設定して一対の
コイル通路を形成できるよう構成されていることを特徴
とするコイル移載装置にある(請求項1)。
【0008】本発明のコイル移載装置は,上記構成を有
しているので,容易かつ確実に直線挿入工法によるコイ
ルの移載を行うことができる。即ち,上記コイル移載装
置を用いてコイルを上記コイル装着体に移載する際に
は,まず,コイルを上記内爪と外爪によって掴む。具体
的には,内爪と外爪との間を開いた状態で,一対の内爪
をコイルの内周側に位置させる。そして,内爪と外爪と
の間隔を狭めて両者の間にコイルを挟持する。
【0009】次に,上記コイル移載装置をコイル装着体
に対して相対的に移動させ,上記内爪と外爪の先端を上
記コイル装着体に当接させると共に,上記コイル通路を
上記コイル保持溝に連結させる。このコイル通路は,上
記のごとく内爪と外爪との間隔を所定の幅にして設けた
通路である。そして上記コイル通路は上記コイルを挟持
した際に形成することもできるし,その後コイル保持溝
と連結するまでに上記内爪と外爪の間各を変更して形成
することもできる。
【0010】そして,上記コイル通路と上記コイル保持
溝とを連結させた状態で,上記プッシャーを前進させ
る。これにより,上記コイルはコイル通路を通過して上
記コイル保持溝へと直線的に移動する。即ち,いわゆる
直線挿入工法によって,上記コイルをコイル移載装置か
らコイル装着体のコイル保持溝へと移動させることがで
きる。
【0011】このように,本発明によれば,直線挿入工
法を容易に実現できるコイル移載装置を提供することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における上記コイル装着体
としては,例えば後述するマガジンのように,ステータ
コアに装着する前の媒体となる治具を適用することがで
きる。また,上記コイル装着体としては,ステータコア
そのものを適用することもできる。そして,いずれの場
合にも,それらが有するコイル保持溝に対して,上記コ
イル移載装置を用いることによって直線挿入工法により
コイルを移載することができる。
【0013】また,上記コイル装着体は,円盤状又はリ
ング状を呈していると共にその外周面又は内周面におい
てその半径方向に沿って上記コイル保持溝を有してお
り,上記コイル移載装置は,上記コイル通路を上記コイ
ル保持溝と連結させた際に,上記コイル通路の少なくと
も先端が,上記コイル保持溝と略同一方向に向くと共に
略同一幅以下の幅を有するように構成されていることが
好ましい(請求項2)。
【0014】即ち,上記コイル装着体としては,円盤状
でその外周面に上記コイル保持溝を有するもの,あるい
はリング状でその外周面又は内周面にコイル保持溝を有
するものを適用することができる。前者としては,例え
ば後述するマガジンがある。また,後者としては,例え
ばリング状のステータコアそのものを適用することがで
きる。
【0015】そして,上記コイル移載装置における上記
コイル通路は,少なくともその先端の方向が,上記半径
方向に沿って設けられたコイル保持溝と略同一方向とな
るように設け,かつ,少なくともその先端の幅がコイル
保持溝と略同一幅以下の幅となるように設けることが好
ましい。これにより,コイル通路からコイル保持溝への
コイルの移動をスムーズに行うことができる。
【0016】また,上記一対のコイル通路は略平行に設
けられた直線部と,その先端部が上記コイル保持溝と略
同一方向になるように方向を変える曲線部とを有してい
ることが好ましい(請求項3)。この場合には,移載さ
せるコイルの各ループが幅方向に同じ幅寸法を有してい
る場合には,一対のコイル通路の直線部の間隔をその幅
寸法に合わせることによって,コイルの形状を維持した
ままコイルを保持することができる。そして,コイルの
移載作業時には,上記曲線部を介してコイルの移動方向
をスムーズに方向転換することができる。
【0017】また,上記内爪又は上記外爪の少なくとも
一方の先端と,上記コイル装着体の上記コイル保持溝の
近傍には,互いに当接した際に係合する係合突起又は係
合凹部を有していることが好ましい(請求項4)。この
場合には,上記係合突起と上記係合凹部との係合によっ
て,上記内爪と外爪との間に形成されたコイル通路がず
れたりすることを防止することができ,より一層スムー
ズにコイルを移動させることができる。
【0018】また,上記コイル移載装置は,複数の連続
コイルを取り扱うよう複数組で一つの装置を構成してお
り,各コイル移載装置は,上記プッシャーの進退方向が
略平行となるよう並列配置した基本配置と,上記コイル
装着体の上記コイル保持溝に上記コイル通路を連結させ
た際に上記プッシャーの進退方向が放射線状となる放射
状配置とに切り替え可能に構成されており,かつ各コイ
ル移載装置の上記プッシャーは,互いに同期して進退す
るよう構成されていることが好ましい(請求項5)。こ
の場合には,複数のコイルを連続した電線で形成してな
る連続コイルを,一度に取り扱うことができ,モータの
製造方法を合理化することができる。
【0019】また,上記放射状配置においては,隣接さ
れた上記コイル移載装置の上記外爪の外側面同士が当接
するよう構成されていることが好ましい(請求項6)。
この場合には,上記基本配置から上記放射状配置に切り
替えた際の位置決め精度を向上させることができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例に係るコイル移載装置につ
き,図1〜図17を用いて説明する。本例のコイル移載
装置5は,図1に示すごとく,電線をループ状に巻回し
てなるモータ用のコイル8(図6,図7)を掴み,該コ
イル8をコイル装着体としてのマガジン62(図13)
のコイル保持溝620に挿入するコイル移載装置であ
る。
【0021】上記コイル移載装置5は,図1に示すごと
く,左右一対の内爪51と,該内爪51の外側面に対面
して配設された外爪52と,上記内爪51の延設方向に
沿って進退可能に配設されたプッシャー55とを有す
る。上記内爪51及び外爪52は,両者の間隔を拡縮す
るよう相対的に開閉動作可能に設けられている。また,
両者の間隔を所定の幅に設定して左右一対のコイル通路
59(図10)を形成できるよう構成されている。以
下,これを詳説する。
【0022】本例のコイル移載装置5は,図1に示すご
とく3組で一つの装置を構成している。各コイル移載装
置5は,同図に示すごとく,上記内爪51及び外爪52
として,板状の部材を採用している。そして,図示しな
いテーブルから立設された架台部50の両側面に上記内
爪51及び外爪52が配設されている。
【0023】架台部50には,両側面に突出した下部支
持体501と上部支持体502とを有しており,これら
の間に上記内爪51と外爪52を保持している。そして
本例では,左右一対の内爪51を固定する一方,その外
方の外爪52を上記下部支持体501と上部支持体50
2との間に設けた回動軸(図示略)を中心に左右方向に
揺動可能に設けてある。そして外爪52の揺動によっ
て,内爪51と外爪52との間隔を拡縮できるように構
成してある。
【0024】また,上記コイル移載装置5は,上記内爪
51及び外爪52の上端面に沿って,内爪51の延びた
方向に進退するプッシャー55を有している。このプッ
シャー55は,本例では,内爪51を上下から挟むよう
に上下一対の構成にした。なお図面上は下側のプッシャ
ーの図示を省略してある。
【0025】また,上記コイル移載装置5は,図1に示
すごとく,3組が上記プッシャー55の進退方向におい
て平行となるよう並列配置した基本配置と,後述するご
とくプッシャー55の進退方向が放射線状となる放射状
配置とに切り替え可能に構成されている。そして,各コ
イル移載装置5の上記プッシャー55は,互いに同期し
て進退するよう構成されている。
【0026】また,上記外爪52の揺動(開閉)動作,
上記プッシャー55の進退動作,および各コイル移載装
置5の移動は,従来よりある公知の各種のアクチュエー
タ,あるいは各種のリンク機構等を用いて行うことがで
きる。
【0027】また,本例のコイル移載装置5は,図1に
示すごとく,各外爪52の先端に係合突起524を設け
てあり,後述するマガジン620の係合凹部628と係
合するよう構成されている。また,各外爪52の先端の
外側面523は,上記放射状配置を行った際に,隣り合
う外爪52同士において当接するよう構成されている。
【0028】次に,上記のような構成のコイル移載装置
5を用いたコイルの移載作業を具体的に説明する。本例
では,上記コイル移載装置5において扱うコイル8を形
成するところから,三相モータのステータコアにコイル
8を挿入するところまでを説明する。
【0029】本例で用いるコイル形成装置1は,図2に
示すごとく,巻枠2を3組有している。そしてこれらの
巻枠2は,互いの巻中心軸Cが略平行となるように並列
配置されている。また,すべての巻枠2は,図示しない
テーブル上に配置されており,全体的に巻中心軸Cと直
交する左右方向へ移動可能に配設されている。さらに,
各巻枠2は,それぞれ単独で巻中心軸Cの方向に進退可
能に構成されている。
【0030】また,同図に示すごとく,各巻枠2は,2
つに分割された左右の分割枠21,22を組み合わせて
構成されており,上記各分割枠21,22を左右方向に
おいて互いに離隔又は近接する方向に移動させることに
より上記巻付面3の外周長を拡縮できるよう構成されて
いる。
【0031】左右の各分割枠21,22は,それぞれ,
上下一対の上枠211,221と下枠212,222と
を,図示しない連結部を介して一体的に組み合わせた構
造を有している。そして,左右の分割枠21,22を開
閉する際には,右側の上枠211と下枠212が一体的
に移動し,かつ,左側の上枠221と下枠222が一体
的に移動するようになっている。
【0032】また,図2に示すごとく,右側の上枠21
1は,上部に先端に向かうほど下方に傾斜したテーパ面
311を有し,側部に垂直方向に平坦な側面313を有
し,テーパ面311と側面313との間には,これらを
滑らかに繋ぐような曲率を持った角面312とを有して
いる。
【0033】同様に,右側の下枠212は,上部に先端
に向かうほど上方に傾斜したテーパ面314を有し,側
部に垂直方向に平坦な側面316を有し,テーパ面31
4と側面316との間には,これらを滑らかに繋ぐよう
な曲率を持った角面315とを有している。そして,こ
れらの面311〜316が,巻付面3のうち右側の分割
枠21に属する部分を構成している。
【0034】また,同様に,左側の上枠221及び下枠
222には,テーパ面321,324,角面322,3
25,及び側面322,326が形成されており,これ
らが巻付面3のうち左側の分割枠22に属する部分を構
成している。また,各巻枠2の巻付面3には,巻付けら
れた電線88(図3〜図5)のずれを防止する電線規制
手段として,巻付面3から突出するように複数のピン2
9が配設されている。具体的には,図2に示すごとく,
上述した側面313,316,323,326又は角面
312,315,322,325から水平方向へ突出し
たピン29を巻中心軸C方向にそれぞれ6個並べて構成
してある。
【0035】また,図2に示すごとく,巻枠2の巻付面
3には,上記コイル移載装置5の内爪51を挿入するた
めの挿入凹部28が左右に設けられている。そして,各
巻枠2の巻付面3の形状は後述する図7にも示すごと
く,電線88を巻付けた際に,そのループが略矩形であ
って,その角部が滑らかに曲がるような形状となってい
る。
【0036】また,図3〜図5に示すごとく,本例のコ
イル形成装置1は,電線88を送り出しながら回転する
ワインダー4を有している。このワインダー4は,その
回転領域内に巻枠2を配置した状態で,回転軸Dを中心
に回転しながら巻枠2の上記巻中心軸Cに沿って巻枠2
から離れる方向に後退するよう構成されている。また,
ワインダー4は,電線供給源から供給される電線88
を,その先端の送出し部40から所定の張力がかかった
状態で送り出せるようになっている。なお,本例の電線
88は複数のワイヤーを集合させたものを用いたが,こ
れに代えて一本のワイヤーのみよりなる電線を用いるこ
ともできる。
【0037】次に,上記コイル形成装置1を用いてコイ
ル8を形成するに当たっては,次のように行う。まず,
図3に示すごとく,左端の巻枠2を他の巻枠2よりも前
方へ前進させると共に,その左端の巻枠2の巻中心軸C
がワインダー4の回転軸Dとほぼ一致するように巻枠2
を支持するテーブル(図示略)全体を左右方向に移動す
る。
【0038】そして,ワインダー4の送出し部40から
出した電線88の端部を巻枠2に固定してから,ワイン
ダー4を矢印E方向に回転する。そして,その回転と共
にワインダー4全体を巻枠2から離れる方向に徐々に後
退させる。これにより,電線88は,所定の張力を付与
されながら巻付面3にループ上に巻付けられる。各ルー
プは,上記電線規制手段であるピン29に支持されてそ
のループ形状を保つ。そして,本例では,5つのループ
を,上記巻付面3上においてその基端部から先端部にず
らしながら順次形成する。これで,左端の一つ目の巻枠
2に,コイル8が形成される。
【0039】次に,図4に示すごとく,左端の巻枠2を
後退させると共に中央の巻枠2を前進させ,さらに,そ
の中央の巻枠2がワインダー4の正面に来るようにテー
ブルを左右方向に移動させる。これにより,ワインダー
4の回転軸Dと中央の巻枠2の巻中心軸Cをほぼ一致さ
せる。
【0040】この状態で,ワインダー4を先ほどと反対
側の矢印F方向に回転させながら電線88を巻付面3に
巻付けていく。そして上記回転と共にワインダー4全体
を巻枠から離れる方向に徐々に後退させる。これによ
り,電線88は,所定の張力を付与されながら巻付面3
にループ状に巻付けられる。各ループは,上記電線規制
手段であるピン29に支持されてそのループ形状を保
つ。そして,左端の巻枠2に形成されたコイル8と巻方
向が異なるコイル8が中央の巻枠2の巻付面3上に形成
される。
【0041】次に,図5に示すごとく,中央の巻枠2を
後退させると共に右端の巻枠2を前進させ,さらに,そ
の右端の巻枠2がワインダー4の正面に来るようにテー
ブルを左右方向に移動させる。これにより,ワインダー
4の回転軸Dと中央の巻枠2の巻中心軸Cをほぼ一致さ
せる。その後は,上記と同様にして,ワインダー4を矢
印E方向に回転させながら後退し,左端のコイル8と同
じ巻方向のコイル8を右端の巻枠2の巻付面3上に形成
する。
【0042】これにより,図6に示すごとく,ループ形
状が略矩形であってその角部が滑らかな曲線状となった
コイル8が3つ連続した状態の3連コイルが形成され
た。その後,すべての巻枠2の外周長が短くなるよう
に,各巻枠2の左右の分割枠21,22を互いに近接す
る方向に移動させる。これにより,各コイル8と巻枠2
との係合関係が解かれ,各コイル8を巻枠2から離脱さ
せることができる。そして,図7に示すごとく,3つの
コイル8が連なった状態で得られる。同図は,得られた
コイル8を正面から見た場合の電線88の中心位置の形
状を説明するものである。
【0043】次に,上述したコイル移載装置5を用い
て,連なった3つのコイル8をマガジン62に移載す
る。マガジン62は,図13〜図15に示すごとく,左
右一対のコイル保持溝620と,これらの間に位置する
左右一対の仮整形用溝624とを有する。そしてこれら
4つの溝を1組とすると,マガジン62の外周面には,
隣接する3組のものが対面するように配置されており,
合計6組が設けられている。また,上記各コイル保持溝
620は,すべて半径方向に沿って設けられ,すべての
溝が放射状に異なる方向を向いている。一方,上記一対
の仮整形用溝624は,お互いが平行となるように設け
られている。
【0044】まず,図8に示すごとく,3つの巻枠2に
対して,3つのコイル移載装置5をそれぞれ対面させ
る。そして,各内爪51と外爪52との間を開いた状態
で,すべてのコイル移載装置5を同期させて前進させ
る。これにより,図9に示すごとく,各内爪51をそれ
ぞれ対面する挿入凹部28に挿入し,各内爪51をコイ
ル8の内側に配置する。
【0045】次いで,図10に示すごとく,各外爪52
を閉じることによって,コイル8を内爪51と外爪52
との間に挟持する。そして,本例では,このときに,内
爪51と外爪52との間隔をコイル8が移動可能な幅に
設定し,コイル通路59を形成する。
【0046】本例のコイル通路59は,後述する図14
に示すごとく,略平行に設けられた直線部591と,そ
の先端部593が上記コイル保持溝と略同一方向になる
ように方向を変える曲線部592とを有している。さら
に,上記コイル通路59の幅寸法は,マガジン62のコ
イル保持溝620とほぼ同一幅としたが,先端近傍にお
いては,先端に近づくにつれ徐々に狭くした。そして,
コイル通路59の先端の幅はコイル保持溝よりもほんの
少し狭い寸法に設定した。これは,コイル移行時のひっ
かかりを確実になくすことを狙ったものである。
【0047】次に,図11に示すごとく,各巻枠2の左
右の分割枠21,22を互いに近接するように閉じ,そ
の外周長を縮める。これにより,各コイル8は,巻枠2
との係合関係が解かれ,コイル移載装置5に支えられた
状態となる。次に,図12に示すごとく,すべてのコイ
ル移載装置5を同期させて後退させることにより,3つ
のコイル8が巻枠2から離脱される。
【0048】次に,図13に示すごとく,コイル移載装
置5をマガジン62の外周面に対面させると共に,3つ
のコイル移載装置5を放射状配置に移動させる。そし
て,各コイル移載装置5の内爪51及び外爪52の先端
をマガジン62のコイル保持溝620近傍に当接させ
る。このとき,図13,図14に示すごとく,隣接する
外爪52同士の先端の外側面523を当接させると共
に,各外爪52の先端の係合突起524を,マガジン6
2の係合凹部626に係合させる。これにより,各外爪
52がしっかりとマガジン62に固定され,コイル通路
59は,コイル保持溝620と段差なく連結される。
【0049】そして,図14に示すごとく,各コイル移
載装置5が形成する左右一対のコイル通路59は,平行
な直線部分591から曲線部分592を通って,コイル
保持溝620と同方向の先端部593に繋がり,その先
端部593は,上記のごとく,段差なくコイル保持溝6
20に連結される。
【0050】次に,図15に示すごとく,プッシャー5
5を前進させる。これにより,コイル8は,プッシャー
55に押されてその動きに伴って前進し,マガジン62
のコイル保持溝620内へと移動する。これにより,コ
イル8の直線挿入工法によるマガジン62への移載が完
了する。
【0051】なお,マガジン62へコイル8を装着した
際,コイル8は,コイル保持溝620の奥まで押し入れ
るのではなく,コイル8とコイル保持溝620の底部2
9との間に後述する挿入ブレード63を挿入可能な空隙
を設ける。そして,本例では,上記巻枠2を用いた3個
のコイル8の形成と,上記コイル移載装置5によるコイ
ル8のマガジン62への移載を繰り返し行うことによ
り,マガジン62に対して,6個のコイル8を装着す
る。
【0052】次に,マガジン62からステータコア61
へとコイルを移動させる。まず,図16に示すごとく,
マガジン62のコイル保持溝620がステータコア61
のスロット610に対面するようにマガジン62をステ
ータコア61の内部に配置する。また,マガジン62の
コイル保持溝620における上記空隙22には挿入ブレ
ード63を挿入する。また,マガジン62の仮整形用溝
624には,仮整形ブレード634を挿入する。
【0053】そして,図17に示すごとく,挿入ブレー
ド63をコイル保持溝620内において中心から外周に
向かう方向に前進させると同時に,仮整形ブレード63
4を仮整形用溝624内において中心から外周に向かう
方向に前進させる。これにより,6個のコイル8はそれ
ぞれ上記挿入ブレード63に押されて,コイル保持溝6
20から上記ステータコア61のスロット610に移動
する。また,コイル8におけるステータコア61からは
み出ている上下の部分は,上記仮整形ブレード634に
より押圧され外方に変形する仮整形が施される。
【0054】次に,本例では,上下一対のフォーマー6
7を用いて,整形を行う。フォーマー67は,図18に
示すごとくリング形状を有し,ステータコア61に対面
する側に,コイルを所望形状に整えるための型面670
を有する。具体的には,上下の各フォーマー67は,そ
の内周部分がステータコア61に向かって突出するよう
なテーパ形状の型面670を有する。そして,フォーマ
ー67をステータコア61に向かって前進させることに
より上記コイル8を型面670のテーパ形状に沿って外
方へ整形するように構成されている。
【0055】また,各フォーマー67には,上記挿入ブ
レード63及び上記仮整形ブレード634との干渉を防
止する切り欠き部675が設けられている。そして,挿
入ブレード63及び仮整形ブレード634を前進させた
状態を維持したままフォーマー67をステータコア61
に押圧することができるようになっている。
【0056】このような構造の上下一対のフォーマー6
7を,ステータコア61に向けて上下からそれぞれ前進
させ,ステータコア61に押圧する。これにより,上記
のごとくステータコア61に配設されているコイル8の
ステータコア61の上下からからはみ出している部分が
ステータコア61に向かって倒れるように,整形がなさ
れる。
【0057】このような一連の動作を6回繰り返すこと
によって,36個のコイル8がすべてステータコア61
に装着される。ここで注目すべきことは,実施例に示し
たように,上記各コイル8が徐々にそのループ長が変化
するように形成されていることである。これにより,上
記ステータコア61に装着された際には,コイル8は,
その内周側のループ長が外周側よりも長い状態となって
いる。そのため,上述した仮整形及び整形の工程におい
て,無駄なくきれいに整形することができる。
【0058】即ち,上記整形及び仮整形においては,い
ずれも,コイル8のステータコア61における表裏には
み出した部分を,外周方向に変形させる。このときの変
形量は,そのコイルが挿入されているスロット610の
間に位置する4つのスロット610が表裏において十分
に開放される量となる。そのため,コイル8のうち外周
側に位置するループは少しの変形量でよく,一方,内周
側に位置するループは外周側のループよりも変形量を大
きくする必要がある。その点から見れば,本例のコイル
8は,最適な形状を有している。そしてそのため,無駄
な電線をステータコア61の表裏に配置する必要がない
ので,ステータ,ひいてはモータ全体のコンパクト化を
図ることができる。
【0059】また,本例においては,上記のごとく,コ
イル8を直線状に移動させる動作によってステータコア
61に配設することができる。そのため,従来のコイル
挿入方法の主流である,インサーター工法によるコイル
を斜めにしてスロット610に挿入する場合に比べて,
本例の方がコイル8のループ長を短くすることができ
る。即ち,コイル8を直線的に移動させるだけなので,
斜めにして入れる際の余裕代が不要であり,その分コイ
ル8を必要最小限の長さに合わせることができる。この
点からも,本発明で得られたコイル8を用いれば,モー
タのさらなるコンパクト化を図ることができる。
【0060】また,本例では,上記モータを製造する過
程で上記マガジン62にコイル8を移載する際に,上記
コイル移載装置5を使用した。これにより,上記特殊な
形状のコイル8は,上記のごとく,直線挿入工法によっ
てスムーズにマガジン62に装着することができた。そ
してそのため,その後のマガジン62を治具として用い
た直線挿入工法を実施することができたのである。
【0061】なお,本例では三相モータの例を示した
が,その他の構造のモータの場合に上記方法を適用する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における,コイル移載装置の構成を示す
説明図。
【図2】実施例における,コイル形成装置の構成を示す
説明図。
【図3】実施例における,左端の巻枠上にコイルを形成
している状態を示す説明図。
【図4】実施例における,中央の巻枠上にコイルを形成
している状態を示す説明図。
【図5】実施例における,右端の巻枠上にコイルを形成
している状態を示す説明図。
【図6】実施例における,すべての巻枠上にコイルが形
成された状態を示す説明図。
【図7】実施例における,得られたコイルの形状を示す
説明図。
【図8】実施例における,コイル移載装置を巻枠に対面
させた状態を示す説明図。
【図9】実施例における,コイル移載装置を巻枠に挿入
した状態を示す説明図。
【図10】実施例における,コイル移載装置にコイル通
路を形成した状態を示す説明図。
【図11】実施例における,すべての巻枠を閉じた状態
を示す説明図。
【図12】実施例における,コイル移載装置によってコ
イルを巻枠から離脱させた状態を示す説明図。
【図13】実施例における,コイル移載装置を放射状配
置すると共にマガジンに当接させた状態を示す説明図。
【図14】実施例における,コイル移載装置とマガジン
との当接状態を示す説明図。
【図15】実施例における,コイル移載装置からマガジ
ンにコイルを移載している状態を示す説明図。
【図16】実施例における,マガジンをステータコアの
内部に配置した状態を示す説明図。
【図17】実施例における,マガジンからステータコア
にコイルを移載している状態を示す説明図。
【図18】実施例における,ステータコア上のコイルを
整形している状態を示す説明図。
【符号の説明】
1...コイル形成装置, 2...巻枠, 21,22...分割枠, 29...電線規制手段(ピン), 3...巻付け面, 4...ワインダー, 5...コイル移載装置, 51...内爪, 52...外爪, 59...コイル通路, 61...ステータコア, 610...スロット, 62...マガジン, 620...コイル保持溝, 624...仮整形用溝, 63...挿入ブレード, 634...仮整形ブレード, 67...フォーマー,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 毅 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 CA01 CC11 CC17 CD02 CD22 CD31 CE01 5H615 AA01 BB01 PP01 PP12 QQ08 QQ12 QQ15 QQ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線をループ状に巻回してなるモータ用
    のコイルを掴み,該コイルをコイル装着体のコイル保持
    溝に挿入するコイル移載装置であって,一対の内爪と,
    該内爪の外側面に対面して配設された外爪と,上記内爪
    の延設方向に沿って進退可能に配設されたプッシャーと
    を有し,上記内爪及び上記外爪は,両者の間隔を拡縮す
    るよう相対的に開閉動作可能に設けられていると共に,
    両者の間隔を所定の幅に設定して一対のコイル通路を形
    成できるよう構成されていることを特徴とするコイル移
    載装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記コイル装着体
    は,円盤状又はリング状を呈していると共にその外周面
    又は内周面においてその半径方向に沿って上記コイル保
    持溝を有しており,上記コイル移載装置は,上記コイル
    通路を上記コイル保持溝と連結させた際に,上記コイル
    通路の少なくとも先端が,上記コイル保持溝と略同一方
    向に向くと共に略同一幅以下の幅を有するように構成さ
    れていることを特徴とするコイル移載装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記一対のコ
    イル通路は略平行に設けられた直線部と,その先端部が
    上記コイル保持溝と略同一方向になるように方向を変え
    る曲線部とを有していることを特徴とするコイル移載装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記内爪又は上記外爪の少なくとも一方の先端と,上記
    コイル装着体の上記コイル保持溝の近傍には,互いに当
    接した際に係合する係合突起又は係合凹部を有している
    ことを特徴とするコイル移載装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記コイル移載装置は,複数の連続コイルを取り扱うよ
    う複数組で一つの装置を構成しており,各コイル移載装
    置は,上記プッシャーの進退方向が略平行となるよう並
    列配置した基本配置と,上記コイル装着体の上記コイル
    保持溝に上記コイル通路を連結させた際に上記プッシャ
    ーの進退方向が放射線状となる放射状配置とに切り替え
    可能に構成されており,かつ各コイル移載装置の上記プ
    ッシャーは,互いに同期して進退するよう構成されてい
    ることを特徴とするコイル移載装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記放射状配置にお
    いては,隣接された上記コイル移載装置の上記外爪の外
    側面同士が当接するよう構成されていることを特徴とす
    るコイル移載装置。
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