JPH02188648A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH02188648A
JPH02188648A JP1008083A JP808389A JPH02188648A JP H02188648 A JPH02188648 A JP H02188648A JP 1008083 A JP1008083 A JP 1008083A JP 808389 A JP808389 A JP 808389A JP H02188648 A JPH02188648 A JP H02188648A
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engine control
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Seiichiro Nishikawa
誠一郎 西川
Kenichiro Kamai
鎌居 健一郎
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの燃料噴射量、点火時期、EGRI等
を制御するエンジンの制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
大気圧が変化するとエンジンの空燃比がずれるため、従
来のエンジン制御装置においては、大気圧センサにより
大気圧を検出するのが一般的である。そこで、従来、吸
気負圧を検出する圧力センサに大気圧を導き、1個の圧
力センサで吸気負圧と大気圧とを検出するものが考えら
れている(例えば、特開昭57−32059号公報、特
開昭57−104835号公報、特開昭61−1856
47号公報)。
また、エンジンの吸気負圧とエンジン回転数とにより基
本燃料噴射量を演算するD−J方式と、エンジンのスロ
ットル開度とエンジン回転数とにより基本燃料噴射量を
演算するαN方式とを併用してエンジンを制御するもの
も考えられている(例えば、特開昭56−96132号
公報)。
(発明が解決しようとする課題〕 ところが、前述した従来の前者のものを後者のものに適
用して、エンジンの吸気負圧を検出する必要のない時に
、吸気負圧を検出する圧力センサで大気圧を検出するよ
うにすると、圧力センサで大気圧を検出している時に突
然吸気負圧を検出する運転状態になったとき、電磁弁を
直ちに切り換えて圧力センサに吸気負圧を導入しようと
しても、この圧力センサに吸気負圧が導入されて吸気負
圧が検出できるようになるまでに時間遅れが生じ、電磁
弁切り換え直後に圧力センサに残っている大気圧を吸気
負圧として誤検出し、エンジンの制御性が不正確になる
という問題がある。
そこで、本発明は、大気圧を検出している時に突然吸気
負圧を検出する運転状態になったとしても、大気圧を吸
気負圧として誤検出することによる不具合を解消して、
エンジンの制御性を向上することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本発明は第1図に示すごとく、エンジンのス
ロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、エ
ンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、圧力を検
出する圧力検出手段と、この圧力検出手段に導かれる圧
力をエンジンの吸気負圧と大気圧とに切り換える吸気圧
・大気圧切り換え手段と、この切り換え手段により前記
圧力検出手段に大気圧が導かれているときの前記圧力検
出手段の出力により大気圧を検出する大気圧検出手段と
、前記スロットル開度検出手段よりのスロットル開度信
号と前記回転数検出手段よりの回転数信号とにより第1
のエンジン制御量を演算する第1演算手段と、前記圧力
検出手段よりの吸気負圧信号と前記回転数検出手段より
の回転数信号とにより第2のエンジン制御量を演算する
第2演算手段と、エンジン状態に応じて前記第1のエン
ジン制?11と前記第2のエンジン制御量とを選択する
選択手段と、この選択手段により選択された第1、第2
のエンジン制御量と前記大気圧検出手段により検出され
た大気圧とによりエンジンの制御をするエンジン制御手
段と、前記吸気圧・大気圧切り換え手段により前記圧力
検出手段に導入される圧力が大気圧から吸気負圧に切り
換えられてから所定期間の間、前記選択手段により前記
第1のエンジン制御量の選択を継続した後、前記第2の
エンジン制御量を選択する遅延手段とを備えるエンジン
の制御装置を提供するものである。
また、前記選択手段として前記第1のエンジン制御量か
ら第2のエンジン制御量への変化を徐々に実行する徐変
手段を含むようにすることもできる。
さらに、前記スロットル開度検出手段の代わりに、エン
ジンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段を設け
ることもできる。
〔作用〕
これにより、エンジンのスロットル開度をスロットル開
度検出手段により検出し、エンジンの回転数を回転数検
出手段により検出し、圧力検出手段に導かれる圧力を吸
気圧・大気圧切り換え手段によりエンジンの吸気負圧と
大気圧とに切り換える。また、この切り換え手段により
圧力検出手段に大気圧が導かれているときの圧力検出手
段の出力により大気圧検出手段によって大気圧を検出し
、スロットル開度検出手段よりのスロットル開度信号と
回転数検出手段よりの回転数信号とにより第1演算手段
によって第1のエンジン制御量を演算する。そして、圧
力検出手段よりの吸気負圧信号と回転数検出手段よりの
回転数信号とにより第2演算手段によって第2のエンジ
ン制御量を演算し、エンジン状態に応じて第1のエンジ
ン制御量と第2のエンジン制御量とを選択手段により選
択する。
また、この選択手段により選択された第1、第2のエン
ジン制御量と大気圧検出手段により検出された大気圧と
によりエンジン制御手段によってエンジンの制御をする
とともに、吸気圧・大気圧切り換え手段により圧力検出
手段に導入される圧力が大気圧から吸気負圧に切り換え
られてから所定期間の間、遅延手段によって選択手段に
より第1のエンジン制御11の選択を継続した後、第2
のエンジン制御量を選択する。
また、第1のエンジン制御量から第2のエンジン制御量
への変化を徐変手段によって徐々に実行するようにする
こともできる。
さらに、スロットル開度検出手段の代わりに、吸入空気
量検出手段によりエンジンの吸入空気量を検出するよう
にすることもできる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を第2図ないし第9図を参照しつ
つ説明する。
第2図は本実施例が適用される内燃機関とその制御系統
の概略構成図を示す。lは6気筒エンジンのシリンダ、
2はシリンダlに接続される吸気管3内の吸入空気圧力
または、大気圧力を検出する圧力検出手段をなす圧力セ
ンサであって、半導体形圧力センサにより構成される。
4は吸気管3の各シリンダ吸気ポート付近に設けられた
電磁作動式の燃料噴射弁、5はイグナイタの一部をなす
点火コイル、6は点火コイル5に接続されたデイースト
リビュータである。このデイ−ストリビュータロのロー
タは機関回転の1/2の回転数で回転駆動され、内部に
は機関回転数、燃料噴射時期を示す信号と気筒判別信号
を出力する回転センサ7が配設される。9はスロットル
バルブ、10はスロットルバルブ9の開度を検出するス
ロットルポジションセンサ、11は機関の冷却水温度を
検出するサーミスタ式の水温センサ、12は吸入空気温
度を検出する吸気温センサ、13はエキゾーストマニホ
ルド14に設けられた空燃比センサである。この空燃比
センサ13は排気ガス中の酸素濃度がら空燃比を検出し
、この空燃比を示す信号、例えば空燃比が理論空燃比に
比ベリッチの時には1ボルト程度、リーンの時には0.
1ボルト程度の電圧信号を出力する。15は電磁弁で圧
力センサ2と吸気管3の間に設けられている。該電磁弁
は制御回路8からの制御信号により圧力センサに通じる
圧力を吸気管3側又は大気側へ切り換える働きをする三
方弁の構造をしている。
8はエンジンの燃料噴射量をその運転状態に応じて制御
し、空燃比の制御を行う電子制御回路であって、マイク
ロコンピュータにより構成される。
制御回路8は、圧力センサ2、回転センサ7、スロット
ルポジションセンサ10、水温センサ11吸気温センサ
12、及び空燃比センサ13からの各検出信号を取り込
み、これらの検出データに基づいて燃料噴射量を算出し
、燃料噴射弁4の開弁時間を制御して空燃比制御を行う
第3図は制御回路8及び各機関センサ等のブロック図を
示し、100は所定のプログラムによって演算処理を実
行するMPU(マイクロプロセッサユニット)、101
はMPU100に割り込み信号を出力する割り込み制御
部、102は回転センサ7からの回転角信号をカウント
し、エンジン回転速度を算出するカウンタ部、103は
空燃比センサ13からの検出信号を人力するデジタル入
力ボート、104は圧力センサ2およびスロットルポジ
ションセンサ10からの検出信号(アナログ信号)を入
力してデジタル信号に変換するAZDitA部である。
105はプログラムや演算に使用するマンプデータ等が
予め記憶された読み出し専用メモリであるROM、10
6は書き込み読み出し可能な不揮発性メモリであるRA
Mであり、キースイッチのオフ後も記憶内容を保持する
。107はレジスタを含む点火時期制御信号出力用の出
力カウンタ部であり、MPU100で演算された点火時
期データを取り込み、点火時期制御信号をクランク角に
応じて出力する。108はレジスタを含む燃料噴射量(
時間)制御信号出力用の出力カウンタ部であって、MP
U100から送られる燃料噴射量データを人力し、この
データに基づいて燃料噴射弁4の開弁時間を制御する制
御パルス信号のデユーティ比を決定し、噴射量制御信号
を出力する。なお、出力用のカウンタ部107又は10
8から出力される制御信号は電力増幅器109.110
を介してそれぞれ点火コイル5、又は各気筒毎の燃料噴
射弁4に印加される。出カポ−1−121は、MPU 
100からの、電磁弁15を吸気管3側から大気側へ切
り換える通電信号を出力する。該通電信号は電力増幅器
122を介して電磁弁15に印加される。また、上記制
御回路8内において、MPU100、割り込み制御部1
01、入力カウンタ部102、デジタル入力ボート10
3、A/D変換器104、ROM105゜RAM106
、出力カウンタ部107,108、出カポ−1−121
はそれぞれコモンバス111に接続され、必要なデータ
の転送がMPU100の指令により行われる。
回転センサ7は3個のセンサ71,72.73を備え、
第1の回転角センサ71は第4図のタイミングチャート
の(A)に示すように、デイストリビュータロの1回転
毎、つまりクランク軸2回転(720度の角度)毎に1
回だけ、クランク角0°から所定の角度0手前の位置で
角度信号Aを発生する。第2の回転角センサ72はクラ
ンク軸の2回転毎に1回、クランク角360°から所定
の角度0手前の位置において角度信号Bを発生する。第
3の回転角センサ73は、クランク軸の1回転毎に気筒
数に等しい個数の角度信号を等間隔に発生し、例えば6
気筒エンジンの場合はクランク角0°から60°毎に6
個の角度信号Cを発生する。
割り込み制御部101は、これらの角度信号を回転セン
サ7から入力し、第3の回転角センサ73の角度信号C
を2分周した信号を、第1の回転角センサ71の角度信
号Aが送出された直後に割り込み指令信号りとしてMP
U100に出力する。
この割り込み信号りの出力により、MPU100では点
火時期制御のための演算処理ルーチンが実行される。さ
らに割り込み制御部101は、第3の回転角センサ73
の角度信号Cを6分周して得られる信号を、第1の回転
角センサ71の角度信号A及び第2の回転角センサ72
の角度信号Bが送出されてから6番目、つまりクランク
角300゛を起点として360°毎に割り込み指令信号
EとしてMPU100に出力する。この割り込み指令信
号EはMPU100に対し、燃料噴射量の演算の割り込
み指令を行う。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
本実施例の基本構成は、特開昭56−96132号公報
と同様に、エンジンの吸気負圧とエンジン回転数とによ
り基本燃料噴射量を演算するD−J方式と、エンジンの
スロットル開度とエンジン回転数とにより基本燃料噴射
量を演算するαN方式とを併用する。そして、あるエン
ジン回転数に固定して考えると、噴射パルスは第5図α
−T(αN方式)、P−T (D−J方式)のようにな
る。
全域をαNで制御すると、スロットル開度、即ちアクセ
ル操作に対して燃料が敏感に反応するので、エンジンの
レスポンスは良いが、スロットルをバイパスする(例え
ばファストアイドル用補助エア)空気を検出できないた
め、バイパスエアが吸気空気全体に占める割合の大きい
軽負荷時に、A/Fのずれが大きくなるので、軽負荷時
はD−J方式により制御する。第6図にαN方式とD−
J方式とを併用した特性の一例を示す。スロットル全閉
〜6°まではD−J方式1.8°以上はαN方式、6°
〜8@はDJ方式で求めた噴射パルスと、αN方式で求
めた噴射パルスとに、第6図に示す重みづけをして合成
した形で、燃料噴射パルス巾を求める。
また、大気圧の求め方の概要は、以下の通りである。
スロットル開度により、αN方式制御域であることを判
定すると、コンピュータ8より電磁弁15に信号を送り
、圧力センサ2に大気を導く。このように、電磁弁15
を大気側に切り換えて、大気圧が安定して圧力センサ2
に到達するころあいを見計らって、圧力センサ2の出力
を大気圧として取り込む、この取り込みを完了したら、
すぐさま圧力センサ2にマニホールド負圧を導く、ここ
で、大気圧は登降坂走行により変化するものであるので
、数十秒あるいは数分に1開の間隔で検出すれば充分で
ある。そこで、αN方式で大気圧検出中(電磁弁15が
大気側に導通)にスロットルを第4図の5°まで閉じた
と仮定する。本来、吸気マニホールドを使って噴射量を
制御すべきであるが、圧力センサ2には大気が導入され
ており、電磁弁15をマニホールド側に切り換えても、
すぐさま圧力センサ2にマニホールド負圧が届かず、燃
料噴射量がくるってしまうことになる。
これを対策するために、次の手法を用いる。大気圧検出
中に、D−J方式制御域に入ったら(スロットルを閉じ
方向に動作したら)、すぐにマニホールド負圧を圧力セ
ンサ2に導(よう、電磁弁15を切り換える。そして、
燃料噴射量は電磁弁15を切り換えてから、所定時間(
マニホールド負圧が圧力センサ2に届くまでの時間)の
間、αN方式で制御し、その後、本来のD−J方式に戻
す。すなわち、第7図に示すように、ポイント■でαN
方式で、運転中において大気圧を検出していなければ、
ポイント■のようにD−J方式に直ちに重みづける。し
かしながら、ポイント■でαN方式で運転中において、
大気圧検出中であれば、ポイント■までαN方式で制御
した後、ポイント■で所定時間経過後、ポイント■のよ
うに重みKを☆印のD−J方式まで変化させる。
第8図は制御回路8のメインルーチン中の大気圧取り込
みの制御フローである。本ルーチンは、他の制御プログ
ラムとともに周期的に起動される。
本ルーチンが起動されると、まずステップ201でスロ
ットル開度が所定値より大か小か見る。第6図の例でみ
ると、所定値は8°である。スロットル開度が8°より
小のとき、大気圧を取り込まないので、ステップ206
へ進んで圧力センサ2に吸気負圧を導入する。逆に、ス
ロットル開度が8°より大のときには、ステップ202
へ進んで先回大気圧を取り込んでから所定時間(数十秒
〜数分のオーダー)経過したかみる。経過していないと
きには、大気圧を取り込まず、圧力センサ2には吸気負
圧を入れる。ステップ202で所定時間経っていると判
断したときは、ステップ203に進み、大気圧検出のた
め電磁弁15を大気圧側に切り換え、圧力センサ2に大
気圧を導入する。
そして、ステップ204で圧力センサ2に大気圧を導入
してからの時間を見て、所定時間(コンマ何秒)経って
いないとき、このルーチンを終える。
ステップ204で所定時間経っていると判断したとき、
ステップ205へ進んで、制御回路8のA/D変換部1
04により圧力センサ2の信号を読み込み、この読み込
んだ値を大気圧データとしてRAM106に格納し、次
にステップ206で圧力センサ2に吸気負圧を導入する
よう電磁弁206を切り換え、このルーチンを終える。
第9図は、制御回路8の割り込みルーチン中の燃料噴射
パルス中の計算の制御フローである。まず、ステップ3
01でスロットルポジションセンサ10の出力に基づい
て、RAMの所定のエリアにスロットル開度を取り込む
。次いで、ステップ302でスロットル開度が所定値(
第6図の例で見ると8°)以上のときは、αN方式で制
御するので、ステップ307でに=1(第6図参照)と
し、以下ステップ308〜313まで処理して、最終燃
料噴射時間TAUを求める。
すなわち、ステップ308で圧力センサ2の出力に基づ
いて吸気負圧PをRAM106の所定のエリアに取り込
み、ステップ309で回転センサ7の出力に基づいてエ
ンジン回転数NをRAM 106の所定のエリアに取り
込む。そして、ステップ310で、α、NよりαN方式
による基本噴射パルス幅Tα8を、ROM105から検
索して求め、また、ステップ311でPNよりD−J方
式による基本噴射パルス幅T PHを、ROM105か
ら検索して求める。そして、上記Tα8およびTPNを
もとに基本噴射時間Tmを、T、=に−Tα9+(1−
K)  ・TPHにより演算する。次に、ステップ31
3にて水温、吸気温、過渡、空燃比、大気圧等の各種補
正係数Cおよびパンテリ電圧により決まる無効噴射時間
Tvをもとに、最終燃料噴射時間TALIを、TAU=
TI・c十Tvにより演算する。次いで、ステップ31
4で制御回路8のTAUil+IJ御用カウンタ108
にTAUの値をセットする。スロットル開度が8°より
小さいとき(例えば第7図のごとく5°のとき)、ステ
ップ303で第6図に基づいてスロットル開度αに対応
して、Kを求める。このとき、ステップ304で圧力セ
ンサ2に吸気負圧導入中であるか否かを判別する。ステ
ップ304で圧力センサ2に大気圧が導入されていると
判別した場合、ステップ305で電磁弁15を切り換え
、圧力センサ2に吸気負圧を導入する。次のステップ3
06では、圧力センサ2に吸気圧を導入してから所定時
間経っているか否かを判別する。ステップ306で所定
時間経っていないと判定したとき、圧力センサ2には吸
気負圧が充分に達していないので、K=1としてαN方
式で制御する。即ち、第7図のポイント■の状態である
。また、ステップ306で所定時間経っていると判定し
たときは、圧力センサ2に充分、吸気負圧が到達してい
るものとして、ステップ303で求めたKを使ってTA
Uを計算、出力する。
なお、K < l jJ域に入ったとき、圧力センサ2
に吸気負圧を導入してから、第7図のポイント■に所定
時間保持した後、即時ポイント■に切り換えるのではな
く、ポイント■→ポイント■に徐変(重みKを1から0
に徐変)させてもよい。この場合には、第10図に示す
ごとく、前回実行したに値から今回検索されたに値を減
算した値が所定値Δに以上か判断するステップ315と
、ステップ315の結果が所定値以上であると判断され
たときに、前回実行したに値からΔKを減算した値を新
たなに値として設定するステップ316とを第9図のフ
ローに追加すればよい。
また、スロットル全閉でエンジン回転が高い減速時の燃
料カット中においても、電磁弁15を切り換えて圧力セ
ンサ2に大気圧を導き、大気圧を検出することができる
。この場合には、第11図のステップ207を第8図の
フローに追加すればよい。このときも、検出中にスロッ
トルを開く、あるいは回転数が下がってD−J方式によ
る燃料噴射領域に入ったら、しばらくの間、K=1とし
てαN方式で燃料制御し、その後、即時もしくは徐変の
形でKを切り換える。
また、第9図のフローにおいて、ステップ307でに=
1とする代わりにに=0.9として実質的にに=1と同
じような値に設定するようにしてもよい。
また、第9図のフローにおいて、ステップ306で圧力
センサ2に吸気負圧を導入してから所定時間経過したか
を判断する代わりに、所定エンジン回転回数経過したか
を判断して、所定期間経過したか否かを判別するように
してもよい。
また、第10図の徐変ステップを設けた場合には、第9
図のステップ306を省略して、ステップ304または
305を実行した後、第10図のステップ315へ直接
進むようにしてもよい。
また、本発明は燃料噴射に限らず、点火時期、EGR等
のエンジン制御においても同様に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、エンジンのスロッ
トル開度をスロットル開度検出手段により検出するかエ
ンジンの吸入空気量を吸入空気量検出手段により検出し
、エンジンの回転数を回転数検出手段により検出し、圧
力検出手段に導かれる圧力を吸気圧・大気圧切り換え手
段によりエンジンの吸気負圧と大気圧とに切り換え、こ
の切り換え手段により圧力検出手段に大気圧が導かれて
いるときの圧力検出手段の出力により大気圧検出手段に
よって大気圧を検出し、スロットル開度検出手段よりの
スロットル開度信号または吸入空気量検出手段よりの吸
入空気量信号と回転数検出手段よりの回転数信号とによ
り第1演算手段によって第1のエンジン制御量を演算し
、圧力検出手段よりの吸気負圧信号と回転数検出手段よ
りの回転数信号とにより第2演算手段によって第2のエ
ンジン制御量を演算し、エンジン状態に応じて第1のエ
ンジン制御11と第2のエンジン制witとを選択手段
により選択し、この選択手段により選択された第1、第
2のエンジン制御量と大気圧検出手段により検出された
大気圧とによりエンジン制御手段によってエンジンの制
御をするとともに、吸気圧・大気圧切り換え手段により
圧力検出手段に導入される圧力が大気圧から吸気負圧に
切り換えられてから所定期間の間、遅延手段または徐変
手段によって、選択手段により第1のエンジン制御量の
選択を実質的に継続した後、第2のエンジン制御量を選
択するから、1個の圧力検出手段によって吸気負圧と大
気圧とを検出することができるのみならず、圧力検出手
段によって大気圧を検出している時に突然吸気負圧を検
出する運転状態になっても、所定期間の間は圧力検出手
段の不正確な出力信号を用いることなく、第1のエンジ
ン制御量によるエンジン制御が実質的に持続されて、エ
ンジンの制御性を向上することができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特許請求の範囲対応図、第2図は本発
明装置の一実施例を示す部分断面構成図、第3図は第2
図図示装置の要部構成を詳細に示すブロック図、第4図
は回転センサから出力される角度信号のタイミングチャ
ート、第5図〜第7図は第2図図示装置の作動説明に供
する特性図、第8図及び第9図は第2図図示装置の作動
説明に供するフローチャート、第1θ図及び第11図は
本発明装置の他の実施例におけるフローチャートの要部
構成をそれぞれ示す。 l・・・エンジンのシリンダ、2・・・圧力センサ、3
・・・吸気管、8・・・制御回路、lO・・・スロット
ルポジションセンサ。 第1図 代理人弁理士  岡 部   隆 (ほか1名) 第2図 舅 図 第 図 く水九丘、取11込とルー七ン〉 第 図 第 図 スOヮトIl/閏7慴L N6図 第 図 306、、YES 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンのスロットル開度を検出するスロットル
    開度検出手段と、エンジンの回転数を検出する回転数検
    出手段と、圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力検
    出手段に導かれる圧力をエンジンの吸気負圧と大気圧と
    に切り換える吸気圧・大気圧切り換え手段と、この切り
    換え手段により前記圧力検出手段に大気圧が導かれてい
    るときの前記圧力検出手段の出力により大気圧を検出す
    る大気圧検出手段と、前記スロットル開度検出手段より
    のスロットル開度信号と前記回転数検出手段よりの回転
    数信号とにより第1のエンジン制御量を演算する第1演
    算手段と、前記圧力検出手段よりの吸気負圧信号と前記
    回転数検出手段よりの回転数信号とにより第2のエンジ
    ン制御量を演算する第2演算手段と、エンジン状態に応
    じて前記第1のエンジン制御量と前記第2のエンジン制
    御量とを選択する選択手段と、この選択手段により選択
    された第1、第2のエンジン制御量と前記大気圧検出手
    段により検出された大気圧とによりエンジンの制御をす
    るエンジン制御手段と、前記吸気圧・大気圧切り換え手
    段により前記圧力検出手段に導入される圧力が大気圧か
    ら吸気負圧に切り換えられてから所定期間の間、前記選
    択手段により前記第1のエンジン制御量の選択を実質的
    に継続した後、前記第2のエンジン制御量を選択する遅
    延手段とを備えるエンジンの制御装置。
  2. (2)前記選択手段は前記第1のエンジン制御量から第
    2のエンジン制御量への変化を徐々に実行する徐変手段
    を含む請求項1記載のエンジンの制御装置。
  3. (3)前記遅延手段の代わりに、前記吸気圧・大気圧切
    り換え手段により前記圧力検出手段に導入される圧力が
    大気圧から吸気負圧に切り換えられた時、前記選択手段
    による前記第1のエンジン制御量から前記第2のエンジ
    ン制御量への変化を徐々に実行させる徐変手段を設けた
    請求項1記載のエンジン制御装置。
  4. (4)前記スロットル開度検出手段の代わりに、エンジ
    ンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段を設けた
    請求項1〜3のうちいずれかに記載のエンジンの制御装
    置。
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