JPH02187968A - 情報伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、信号の記録再生装置を具備し、映像や音声な
どの情報を伝送する情報伝送システムに関する。

［従来の技術］ 映像信号の記録再生系を具備し、映像信号を送受する装
置では、従来、映像処理回路系と音声処理回路系とを具
備しており、音声処理回路系の構成ブロック図を第３図
に示す。第３図に示す音声処理回路系では、アナログ音
声信号をＡ／Ｄ変換器１０でディジタル化し、誤り訂正
符号付加回路１２により記録再生時の誤りを訂正するた
めの誤り訂正符号を付加する。次に、変調回路１４で変
調され、磁気ヘッド１６（ＶＴＲの場合には回転磁気ヘ
ッド）により、ビデオ・テープなどの記録媒体１８に記
録される。磁気ヘッド２０（磁気ヘッド１６と兼用する
場合もある。）は記録媒体１８の磁気信号を再生し、復
調回路２２が復調する。

誤り訂正回路２４は誤り訂正符号付加回路１２で付加さ
れた誤り訂正符号を使って、記録再生に伴う誤りを訂正
する。

この再生信号を伝送する場合、誤り訂正符号付加回路２
６が、誤り訂正回路２４の出力に、伝送誤りを訂正する
ための誤り訂正符号を付加し、変調回路２８が伝送用の
変調を施して伝送路３０に送出する。復調回路３２は、
伝送路３０を伝送したデータを受信して復調し、誤り訂
正回路３４は、誤り訂正符号付加回路２６により付加さ
れた誤り訂正符号により伝送誤りを訂正する。Ｄ／Ａ変
換器３６は誤り訂正回路３４の出力のディジタル信号を
アナログ信号に変換する。

映像信号の場合、記録媒体への記録処理の前に帯域圧縮
処理があり、記録媒体からの再生後、又は伝送路からの
受信処理の後の、当該帯域圧縮処理に対応する帯域伸長
処理があり、また、欠落データなどの補間処理がある点
を除いては、第２図の場合と基本的に同じである。

［発明が解決しようとする課題］ 従来例に示すように、記録再生系を具備する伝送装置で
は、記録再生に付随する誤りを訂正するための、誤り訂
正符号付加回路１２及び誤り訂正回路２４と、伝送誤り
を訂正するための、誤り訂正符号付加回路２６及び誤り
訂正回路３４とが設けられている。このような、２段階
の誤り訂正処理が、伝送装置の回路規模を大型化及びコ
ストの増大を招いている。

そこで本発明はこのような問題点を解消する情報伝送シ
ステムを提示することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る情報伝送システムは、情報信号の記録再生
系を具備する情報伝送システムであって、記録・再生及
び伝送の前に、誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付
加手段を設け、記録・再生及び伝送の後に、当該誤り訂
正符号に基づく誤り訂正を行う誤り訂正手段を設けたこ
とを特徴とする。

［作用コ 上記手段により、誤り訂正のための回路が少なくて済み
、従って、回路構成を簡略化でき、コストの低減を図り
うる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、情報信号の記録再生及び伝送のための本発明
の一実施例の構成ブロック図を示す。第１図において、
４０はＡ／Ｄ変換器、４２は伝送誤りの訂正に用いられ
る誤り訂正符号より高い誤り訂正能力を持つ符号、例え
ば、縦２方向のＤＥＣ符号及び横１訂正のＳＥＣ／ＤＥ
Ｄ　（１訂正／２検出）符号を付加する誤り訂正符号付
加回路、４４は記録媒体への記録のための変調回路、４
６は記録用磁気ヘッド、４８はビデオ・テープ、磁気デ
ィスクなどの記録媒体、５０は再生用磁気ヘッド、５２
は変調回路４４に対応する復調回路、５４は伝送用の変
調回路、５６は伝送路、５８は変調回路５４に対応する
復調回路、６０は誤り訂正符号付加回路４２で付加され
た誤り訂正符号により誤り訂正を行う誤り訂正回路、６
２はＤ／Ａ変換器である。

第１図の動作を説明する。Ａ／Ｄ変換器４０はアナログ
音声信号をディジタル化し、誤り訂正符号付加回路４２
は、伝送路５６での伝送誤りをカバーできる誤り訂正能
力の誤り訂正符号を付加する。変調回路４４及び磁気ヘ
ッド４６により記録媒体４８に記録され、磁気ヘッド５
０の再生出力は復調回路５２で復調される。復調回路５
２の出力は、記録再生に伴う誤りが無い限り、誤り訂正
符号付加回路４２の出力に相当する。

変調回路５４は復調回路５２に出力を変調し、伝送路５
６に送出し、復調回路５８はその伝送データを受信して
復調する。誤り訂正回路６０は誤り訂正符号付加回路４
２で付加された誤り訂正符号を使って、データを訂正し
、Ｄ／Ａ変換器６２がアナログ信号に変換する。

誤り訂正回路６０への入力段階では、従来の構成に比べ
て誤り率が高いと推測されるが、誤り訂正符号付加回路
４２の誤り訂正符号として、冗長度が高く、誤り訂正能
力が高いものを採用することにより、充分に訂正できる
。

次に、本発明を映像音声同時伝送システムに適用した実
施例について第２図を用いて説明する。

図中、第１図及び第３図と同様の構成要素には同一番号
を付し、詳しい説明は省略する。

図中Ｖ１．は入力映像信号、Ａｌ＋＋は入力音声信号で
ある。前述のごとく、Ａ／Ｄ変換器１０でディジタル化
された映像信号は画素数を削減するサブサンプリングや
、各画素のビット数を削減する符号化等の帯域圧縮処理
を帯域圧縮回路１１にて行なった後、誤り訂正符号付加
回路１２に供給される。

映像信号については誤り訂正符号付加回路１２で記録再
生のための誤り訂正符号が付加され、音声信号について
は誤り訂正符号付加回路４２で記録再生及び伝送用の誤
り訂正符号が付加される。

時分割多重回路４３はこれらの誤り訂正符号付加回路１
２．４２を経た映像信号、音声信号を時分割多重し、時
分割多重された信号は後段の変調回路４４を介して記録
媒体４８に記録される。

記録媒体４８から再生された信号は復調回路５２で復調
後、データ分離回路５３で、映像信号と音声信号とに分
離され、映像信号に対してのみ記録再生時の誤りの訂正
及び伝送用の誤り訂正符号の付加が回路２４．２６にて
行なわれる。そして時分割多重回路５５で再度時分割多
重された後、変調回路５４を介して伝送路５６に送出さ
れる。

伝送路５６を介した信号は、復調回路５８で復調後、デ
ータ分離回路５９で再度、映像信号と音声信号とに分離
され、映像信号については誤り訂正回路３４で伝送時の
誤りの訂正が施され、音声信号については誤り訂正回路
６０で記録再生時及び伝送時の誤りの訂正が施されるこ
とになる。

誤り訂正回路６０で誤り訂正を施された映像信号は帯域
慎重回路３５にて、符号化によって削減されたビット数
を元のビット数に戻し、サブサンプリングによって間引
かれた画素及びドロップアウトなどにより欠落した画素
の補間が行なわれる。

Ｖ　６　ｕ　ｌ　＋　Ａ　６　ｕ　＋は夫々出力映像信
号、出力音声信号を示す。

上述のごとき構成においては、音声信号の処理系につい
て大幅に回路構成を簡略化できる。ここで、音声信号に
ついて冗長度が高くなり、その分伝送データ量が増加す
ることになるが、音声信号は映像信号に対して充分帯域
が狭いので増加してもあまり問題にならない。そのため
、画質及び音声を全く劣化させることなく、回路構成を
簡略化することが可能である。

映像信号についても音声信号と同様に誤り訂正回路及び
誤り訂正符号付加回路を削減することが可能であるが、
伝送する冗長データの数がかなり増加することになる。

そのため、映像信号の処理系について回路構成を簡略化
したい場合には、帯域圧縮回路１１の帯域圧縮率を上げ
ることで対応することが可能になる。

上記実施例では、情報の送信側に記録再生系が設けられ
ているが、勿論、受信側に記録再生系を具備する場合、
並びに送信側及び受信側の両方に記録再生系を具備する
場合にも適用できることはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、１段階の誤り訂正処理で済み、回路の簡略化、コス
ト低減を図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第２図は
本発明を映像音声伝送システムに適用した実施例の構成
ブロック図、第３図は従来例の構成ブロック図である。 ４０：Ａ／Ｄ変換器　４２：誤り訂正符号付加回路　４
４：変調回路　４６：記録用磁気ヘッド４８：記録媒体
　５０；再生用磁気ヘッド　５２：復調回路　５４；変
調回路　５６：伝送路　５８：復調回路　６０：誤り訂
正回路　６２：Ｄ／Ａ変換器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報信号の記録再生系を具備する情報伝送システムであ
   って、記録・再生及び伝送の前に、誤り訂正符号を付加
   する誤り訂正符号付加手段を設け、記録・再生及び伝送
   の後に、当該誤り訂正符号に基づく誤り訂正を行う誤り
   訂正手段を設けたことを特徴とする情報伝送システム。