JP3183289B2 - ディジタル情報送信受信記録再生システム、送信受信記録システム、送信装置、受信記録装置及びその方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル情報を
圧縮して送信し、受信し、記録媒体に圧縮したまま記録
するディジタル情報送信受信記録再生システム、送信受
信記録システム、送信装置、受信記録装置及びその方法
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、情報信号を圧縮し、変調して送信
し、送信された信号を受信する装置に関しては例えば、
特開昭６３−２８１４３号公報に記載されている。本公
報には、パケット伝送技術を採用して一定時間単位の番
組を短時間に短縮して放送し、これを受信側で実時間に
伸長して再生し聴取する技術が記載されている。

【０００３】また、テレビジョン学会誌、３７巻、第５
号、第３６６−３７４頁（１９８３年５月）には、「衛
星テレビジョン放送の音声信号方式」と題する解説記事
が掲載されている。本解説記事には、音声信号を１４／
１０ビット準瞬時圧伸（５レンジ）則に基づき圧縮し、
４相DPSK（Differential Phase Shift Keying）して送
信し、その送信信号を受信するテレビジョン放送の音声
信号方式が記載されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ディジタル情
報の比較的重要度の低い情報を削減し、さらに誤りの発
生を低減する様に変調して効率良く送信し、且つ送信さ
れた情報を受信し、伝送途中で生じた誤りを訂正し、誤
りなく情報を復元できる送信装置、受信記録装置につい
ては記載されていない。

【０００５】本発明の目的は、ディジタル情報の比較的
重要度の低い情報を削除して圧縮し、さらには圧縮した
ディジタル情報を伝送中に生じた誤りについても誤り訂
正できるようにして送信し、一方送信されたディジタル
情報を受信し記録媒体に記録する際に、誤りなく情報を
復元するとともに合理的で回路規模の削減を図ることの
できるディジタル情報送信受信記録再生システム、送信
受信記録システム、送信装置、受信記録装置及びその方
法を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、以下の手段を備えた。

【０００７】ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録し記録媒
体から再生する記録再生装置とを備えたディジタル情報
送信受信記録再生システムにおいて、前記送信装置は、
ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
と、前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報を第
１の変調方式にて変調する第１変調手段と、前記第１変
調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前記伝送路へ
送信する送信手段とを有し、前記受信装置は、前記送信
装置の送信手段から送信された圧縮ディジタル情報を受
信する受信手段と、前記受信手段で受信した圧縮ディジ
タル情報を前記第１の変調方式に対応して復調する第１
復調手段と、前記第１復調手段で復調された圧縮ディジ
タル情報を圧縮されたまま出力する出力部とを有し、前
記記録再生装置は、前記受信装置の出力部から供給され
る圧縮ディジタル情報が入力される入力部と、入力され
た圧縮ディジタル情報に記録パリティ信号を付加する記
録パリティ信号付加手段と、前記記録パリティ信号付加
手段で記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情
報を前記第１の変調方式とは異なる第２の変調方式にて
変調する第２変調手段と、前記第２変調手段で変調され
た圧縮ディジタル情報を前記記録媒体に記録し前記記録
媒体から再生する記録再生手段と、前記記録媒体から再
生された圧縮ディジタル情報を前記第２の変調方式に対
応して復調する第２復調手段と、前記第２復調手段で復
調された圧縮ディジタル情報を前記記録パリティ信号に
基づいて誤り訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手
段で誤り訂正された圧縮ディジタル情報を前記圧縮方式
に対応して伸長する伸長手段とを有し、前記送信装置か
ら送信された圧縮ディジタル情報を前記記録再生装置で
前記記録媒体に圧縮されたまま記録する構成とした。ま
た本発明のディジタル情報送信受信記録システムでは、
前記送信装置は、ディジタル情報を所定の圧縮方式にて
圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段で圧縮された圧縮デ
ィジタル情報に前記伝送路で発生する誤りを訂正するた
め送信パリティ信号を付加する送信パリティ信号付加手
段と、前記送信パリティ信号付加手段で送信パリティ信
号が付加された圧縮ディジタル情報を前記伝送路へ送信
する送信手段とを有し、前記受信装置は、前記送信装置
の送信手段から送信された圧縮 ディジタル情報を受信す
る受信手段と、前記受信手段で受信した圧縮ディジタル
情報を前記送信パリティ信号に基づいて誤り訂正する誤
り訂正手段と、前記誤り訂正手段で誤り訂正された圧縮
ディジタル情報を圧縮されたまま出力する出力部とを有
し、前記記録装置は、前記受信装置の出力部から供給さ
れる圧縮ディジタル情報が入力される入力部と、前記送
信パリティ信号とは異なる記録パリティ信号を付加する
記録パリティ信号付加手段と、前記記録パリティ信号付
加手段で記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル
情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを有し、前記
送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
装置で前記記録媒体に圧縮されたまま記録する構成とし
た。

【０００８】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。

【０００９】図１は本発明の実施例のディジタル情報送
信装置の構成図である。

【００１０】図１において、１は磁気テープ、２，３は
磁気ヘッド、４はシリンダ、５はキャプスタン、１０は
サーボ制御回路、２０は復調回路、２１は誤り訂正回
路、２２，２３は圧縮回路、１３０は制御信号発生回
路、２４はパリティ付加回路、２５は変調回路、２６は
送信回路、２７は伝送路である。

【００１１】磁気テープ１に記録されたディジタル映像
信号と音声信号は、シリンダ４に搭載された磁気ヘッド
２，３で再生され、復調回路２０に入力される。磁気テ
ープ１はキャプスタン５により走行する。磁気テープ１
の走行速度及びシリンダ４の回転周波数は、通常の例え
ば１０倍とする。従って、復調回路２０に入力される信
号は１０倍に時間圧縮されていることになる。例えば、
磁気テープに１２０分信号が記録されてあれば１２分で
再生できることになる。

【００１２】一般に、磁気記録媒体にディジタル信号を
記録する場合には、スクランブルドＮＲＺ，Ｍ2符号な
どに変調された後記録される。復調回路２０では、この
ように変調された信号を元のディジタルデータに戻すた
めの信号処理、すなわち復調が行われる。復調回路２０
で復調された信号は、誤り訂正回路２１に入力され、磁
気記録再生過程で誤ったデータを検出し、訂正する。

【００１３】また、映像信号と音声信号が分離されて、
それぞれ圧縮回路２２，２３に入力される。映像信号
は、離散余弦変換（ＤＣＴ）により、ビット圧縮され
る。音声信号は、非直線量子化、差分ＰＣＭなどによ
り、ビット圧縮される。その結果、映像信号と音声信号
合計の伝送レートは例えば２０分の１に低減される。

【００１４】圧縮回路２２，２３の出力信号は、パリテ
ィ付加回路２４に入力される。また、このパリティ付加
回路２４には、制御信号発生回路１３０からの制御信号
も入力される。ここで制御信号とは後述のように少なく
とも記録装置の動作を制御する制御信号を含む。このパ
リティ付加回路２４で、伝送中で発生する誤りを訂正す
るための誤り訂正用のパリティ信号が付加され、伝送フ
ォーマットに従って、映像信号と音声信号をシリアルに
出力する等の信号処理が行なわれる。パリティ付加回路
２４の出力信号は、変調回路２５に入力される。変調回
路２５では、伝送路２７の特性や周波数帯域に応じて、
シリアル信号を変調する。この場合、伝送路２７は空間
であり、例えば電波で伝送する場合には、変調回路２５
では４相位相変調（ＱＰＳＫ）で変調する。変調された
信号は、送信回路２６に入力され、伝送路２７に送信信
号として出力される。このように、通常の１０倍の速度
で信号を伝送することができる。

【００１５】上記の実施例では、ＶＴＲから信号が再生
される場合について示したが、信号源として、ＶＴＲに
限るものではなく、磁気ディスク装置、光ディスク装置
等いずれでも良い。

【００１６】図２はディジタル情報受信装置を含むディ
ジタル情報受信及び記録再生装置の実施例の構成図であ
る。図２において、２７は伝送路、３０は受信回路、３
１は復調回路、３２は誤り訂正回路、８２はメモリ回
路、８０は切換スイッチ、６２は伸長回路、６４はＤ／
Ａ変換回路、７０は映像信号の出力端子、１３１は制御
回路である。

【００１７】図１のディジタル情報送信装置からの伝送
路２７に伝送された送信信号は、受信回路３０で受信さ
れる。受信された信号は、復調回路３１に入力される。
復調回路３１は、図１の変調回路２５に対応するもので
あり、元の信号に復調する。

【００１８】復調された信号は、誤り訂正回路３２に入
力され、図１のパリティ付加回路２４で付加した誤り訂
正用パリティ信号に基づき、伝送路２７で生じた誤りの
検出、訂正を行う。この時、伝送系のＳ／Ｎが不十分
で、誤りを訂正しきれない場合には、信号の相関性を用
いて信号の置換などにより、修正を行う。

【００１９】誤り訂正回路３２より出力される誤り訂正
された映像信号は、メモリ回路８２を介して切換スイッ
チ８０の記録時に選択される端子Ｒ側に入力される。メ
モリ回路８２のメモリ容量は、少なくとも１フィールド
分有し、高速で受信した映像信号はコマおとしでメモリ
に記憶され、メモリから正規の速度で読みだされ、伸長
回路６２に入力される。

【００２０】伸長回路６２は、図１の圧縮回路２２に対
応するものであり、離散余弦変換（ＤＣＴ）に対応し
て、圧縮された映像信号はビット伸長されて、元の映像
信号に復元される。その出力信号は、Ｄ／Ａ変換回路６
４に入力され、ディジタルからアナログの映像信号に変
換されて出力端子７０より出力される。

【００２１】また誤り訂正回路３２より出力される誤り
訂正された制御信号が、制御回路１３１で検出され、し
たがって記録装置の動作例えば記録開始を制御すること
が可能となる。

【００２２】また、図２において、３３はパリティ付加
回路、３４は変調回路、４０は磁気テープ、４１，４２
は磁気ヘッド、４３はシリンダ、４４はキャプスタン、
５０はサーボ制御回路、６０は復調回路、６１は誤り訂
正回路、６３は伸長回路、６５はＤ／Ａ変換回路、７１
は音声信号の出力端子である。

【００２３】誤り訂正回路３２の出力信号は、パリティ
付加回路３３に入力される。パリティ付加回路３３で
は、記録、再生の過程で生じる誤りを検出、訂正するた
めのパリティ信号を付加する。パリティの付加された信
号は、変調回路３４に入力される。変調回路３４では、
磁気記録に適した符号に変調する。例えば、前記した、
スクランブルドＮＲＺ，Ｍ2符号等である。変調された
信号は、シリンダ４３に搭載された磁気ヘッド４１，４
２で磁気テープ４０に記録される。

【００２４】この時信号は、通常の１０倍に時間軸圧縮
されているので、シリンダ４３の回転周波数及び、磁気
テープ４０の走行速度は、通常の１０倍となるように、
サーボ制御回路５０でシリンダ４３の回転制御及びキャ
プスタン４４の制御を行う。

【００２５】また、磁気テープ４０の所定の位置に、所
定の信号を記録するために、受信した信号から同期情報
を検出し、その同期情報に基づきシリンダ４１の回転位
相制御を行う。

【００２６】次に、このようにして記録された信号を再
生する動作について説明する。再生時には、磁気テープ
４０の走行速度及び、シリンダ４３の回転周波数を通常
再生どうりとする。再生された信号は、復調回路６０に
入力される。復調回路６０は、変調回路３４に対応する
ものであり、変調されていた信号を復調して出力する。
復調された信号は、誤り訂正回路６１に入力され、磁気
記録再生系で生じた誤りをパリティ付加回路３３で付加
したパリティ信号に基づいて、誤りを検出、訂正する。
また、映像信号と音声信号に分離して出力する。

【００２７】映像信号は切換スイッチ８０を介して伸長
回路６２に入力される。伸長回路６２は、図２の圧縮回
路２２に対応するものであり、圧縮された映像信号は伸
長回路６２でもとの映像信号に復元される。その出力信
号は、Ｄ／Ａ変換回路６４に入力され、ディジタルから
アナログの映像信号に変換されて端子７０より出力され
る。

【００２８】音声信号は、伸長回路６３に入力される。
伸長回路６３は、図１の圧縮回路２３に対応するもので
あり、圧縮された音声信号は伸長回路６３でもとの音声
信号に復元される。その出力信号は、Ｄ／Ａ変換回路６
５に入力され、ディジタルからアナログの音声信号に変
換されて端子７１より出力される。

【００２９】図２に示す実施例では、誤り訂正回路３２
より出力される映像信号を、メモリ回路８２を介して伸
長回路６２に入力するようにしたが、変調回路３４の出
力信号をメモリ回路を介して復調回路６０に入力するよ
うにしても良い。また、復調回路６０、誤り訂正回路６
１の動作速度に余裕がある場合には、適宜、メモリ回路
を後置しても良く、あるいは、誤り訂正回路６１、伸長
回路６２の記憶容量に余裕があれば、それを用いてメモ
リ回路を省略しても良い。

【００３０】図１、図２に示す実施例で、伝送系や磁気
記録再生系で生じる誤りを検出したり、訂正するため
に、パリティを付加した。パリティの付加方法の一例と
して、Ｄ２フォーマットによる磁気記録再生装置即ちＤ
２フォーマットＶＴＲの場合について図３に示す。Ｄ２
フォーマットＶＴＲでは、１フィールドの信号を複数の
セグメントに分割して信号処理しているが、図３では、
その内の１つのセグメントについて示したものである。
図３において、９０は映像データ群、９１は外符号パリ
ティ群、９２は内符号パリティ群である。まず、マトリ
クス状に整理された映像データ群９０の図中、縦方向に
並んでいるデータに対して、外符号パリティが付加され
る。その後、映像データ群９０及び外符号パリティ群９
１の図中、水平方向に並んでいるデータに対して、内符
号パリティが付加された形で記録信号を生成する。パリ
ティの生成は、ここでは詳細に説明しないが、生成多項
式Ｇ（ｘ）にしたがって作られる。

【００３１】図１、図２に示す実施例で、パリティ付加
回路２４，３３で、パリティの生成のしかたを同じにす
れば、誤り訂正回路３２，６１の大部分を共通化でき
る。すなわち、誤り訂正回路３２，６１はそれぞれ記録
時と再生時に使用される回路なので共通化することで、
回路規模の低減を図ることができる。

【００３２】図４はディジタル情報受信装置を含むディ
ジタル情報受信及び記録再生装置の他の実施例の構成図
である。図１と共通部分には同一符号が付されている。

【００３３】図１のディジタル情報送信装置から伝送路
２７に伝送された送信信号は、受信回路３０で受信され
る。受信された信号は、復調回路３１に入力される。復
調回路３１は、図１の変調回路２５に対応するものであ
り、元の信号に復調される。

【００３４】ここで、復調された信号は、切換スイッチ
１３２の記録時に選択される端子Ｒ側を介して誤り訂正
回路６１に入力され、伝送系で生じる誤りが検出訂正さ
れ、また、映像信号と音声信号に分離されて出力する。

【００３５】映像信号は、伸長回路６２に入力される。
伸長回路６２は、図１の圧縮回路２２に対応するもので
あり、圧縮された映像信号は伸長回路６２でもとの映像
信号に復元される。その出力信号は、Ｄ／Ａ変換回路６
４に入力され、ディジタルからアナログの映像信号に変
換されて端子７０より出力される。

【００３６】音声信号は、伸長回路６３に入力される。
伸長回路６３は、図２の圧縮回路２３に対応するもので
あり、圧縮された音声信号は伸長回路６３でもとの音声
信号に復元される。その出力信号は、Ｄ／Ａ変換回路６
５に入力され、ディジタルからアナログの音声信号に変
換されて端子７１より出力される。

【００３７】また、図４に示す実施例は、伝送系で生じ
る誤りと、磁気記録再生系で生じる誤りを、再生系の誤
り訂正回路６１で、同時に誤り検出、訂正しようという
ものである。従って、受信回路３０で受信した信号は、
復調回路３１で復調され、誤り訂正や、パリティ付加す
ることなく、変調回路３４に入力される。後の処理は、
図２に示す実施例と同じであり、再生された信号は、復
調回路６０で復調された後、誤り訂正回路６１に入力さ
れる。上記したように、誤り訂正回路６１で、伝送系で
生じた誤りと、磁気記録再生系で生じた誤りを、再生系
の誤り訂正回路６１で、同時に誤り検出、訂正する。

【００３８】図４に示す実施例では、図２に示す実施例
に比べ、誤り訂正回路３２、パリティ付加回路３３を除
去することができ、回路規模の削減を図ることができ
る。

【００３９】以上の実施例では述べなかったが、このよ
うなヘリカルスキャン型の磁気記録再生装置即ちＶＴＲ
では、再生時にトラックをジャンプするときに信号が不
連続になるため、信号の先頭部分にアンブル信号を付加
して記録している。アンブル信号の付加は、Ｄ２フォー
マットのＶＴＲでも実施されているので、その詳細説明
は省略する。また、信号の始まり位置を定めるために、
同期信号を適宜付加しているが、それについても、例え
ば、Ｄ２フォーマットＶＴＲで公知の技術なのでその詳
細説明は、省略する。

【００４０】図１に示す実施例では、アンブル信号の付
加は、パリティ付加回路２４で行うと考えれば良い。あ
るいは、伝送路２７の使用効率を高めるために、記録再
生装置側で行うこともできる。この場合に、アンブル信
号の付加は、図２のパリティ付加回路３３で行うと考え
れば良い。図４に示す実施例で、アンブル信号を記録再
生装置側で付加する場合には、変調回路３４で同時に行
うとして考えれば良い。アンブル信号の付加を、記録再
生装置側で行えば、伝送路２７の使用効率を高めること
ができるが、デイジタル信号送信装置側で行えば、同時
に多数の記録再生装置即ちＶＴＲに信号を送出する場合
に、ＶＴＲの低価格化が図れ、その効果を大きくするこ
とができる。

【００４１】本発明の応用実施例として、デイジタル信
号送信装置から伝送路を介して、多数の記録再生装置即
ちＶＴＲに同時に、かつ高速に信号を送信することがで
きる。この時、同時に多数のＶＴＲを制御するのは難し
く、さらに、どのＶＴＲには録画し、どのＶＴＲには記
録させないなどの制御も必要である。このような制御を
実現する技術を次に記述する。

【００４２】そのためには、記録するデイジタル信号を
伝送する時に制御信号を送信する。

【００４３】その制御信号の一例を図５に示す。図５に
おいて、１１０は同期信号、１１１はどのような制御を
行うかを示すＩＤ信号、１１２はどのＶＴＲに対して制
御するのかを示すアドレス信号、１１３はアドレス信号
１１２で指定したＶＴＲを記録モードとするための制御
信号、１１４は記録停止するための制御信号、１１５，
１１６はブランク信号、１２０は実際に記録する信号で
ある。

【００４４】同期信号１１０に対し、所定の位置に、ど
のＶＴＲに信号を記録するのかを示すアドレス信号１１
２を送信することを示すＩＤ信号１１１を送信し、各Ｖ
ＴＲをスタンバイの状態にする。アドレス信号を全て送
信し終わったら、ＩＤ信号１１３を送信することで、指
定したＶＴＲでの記録信号１２０の記録を開始させるこ
とができる。記録信号１２０を送信した後記録停止を制
御するＩＤ信号１１４を送信する。信号１１５，１１６
はブランク信号であり、他の部分と信号伝送の形式を揃
えるための信号で意味を持たない信号部分である。

【００４５】これらの制御信号は、図１に示す実施例で
は、制御信号発生回路１３０で作成され、パリティ付加
回路２４で伝送中に生じる誤りを訂正するパリティ信号
が付加されて送信される。

【００４６】図２に示す実施例の装置では、受信回路３
０で受信し、復調回路３１で復調し、誤り訂正回路３２
で伝送中に使用中に生じた誤りを訂正した後、制御回路
１３１で制御信号を検出し、記録再生装置を記録、停止
制御する。

【００４７】図４に示す実施例の装置の場合には、伝送
中に生じた誤りを訂正する必要から、復調回路３１の出
力信号を誤り訂正回路６１に入力し、誤り訂正された制
御信号を制御回路１３１に入力する。なお、切換回路１
３２は、記録時には復調回路３１の出力信号を選択する
端子Ｒ側に接続され、再生時には復調回路６０の出力信
号を選択するＰ側が選択される。

【００４８】また、図２に示す実施例で説明したよう
に、切換回路１３２とメモリ回路を用いることにより、
コマおとしの録画モニタを行うことができる。

【００４９】以上説明したように、応用本実施例を用い
ることにより、多数のＶＴＲを選択的にしかも同時に制
御することができる。

【００５０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル情報の比較的重要度の低い情報を圧縮して送
信し、一方送信された圧縮ディジタル情報を受信し、記
録媒体に圧縮されたまま記録するようにしたので、途中
でビット伸長し再圧縮する手段を省略でき、回路規模の
削減を図ることができるという効果がある。また、伝送
中に生じた誤りと記録中に生じた誤りについて、それぞ
れ異なるパリティ信号に基づいて誤り訂正するようにし
たので、送信されたディジタル情報を誤りなく復元する
ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例のディジタル情報送信装置の構
成図である。

【図２】ディジタル情報受信装置を含むディジタル情報
受信及び記録再生装置の実施例の構成図である。

【図３】従来のパリティ付加方法を示す図である。

【図４】ディジタル情報受信装置を含むディジタル情報
受信及び記録再生装置の他の実施例の構成図である。

【図５】制御信号の図である。

【符号の説明】

２２…圧縮回路 ２３…パリティ付加回路 ２５…変調回路 ２６…送信回路

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 恵造 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 綿谷 由純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 柴田 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−28143（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−73560（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−242877（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−254588（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−74019（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−114176（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04N 5/76 - 5/956 H04L 1/00 H04N 7/24 - 7/68

Claims (30)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
   と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録し記録媒
   体から再生する記録再生装置とを備えたディジタル情報
   送信受信記録再生システムにおいて、 前記送信装置は、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報を第１の
   変調方式にて変調する第１変調手段と、 前記第１変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記伝送路へ送信する送信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置の送信手段から送信された圧縮ディジタル
   情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記第１
   の変調方式に対応して復調する第１復調手段と、 前記第１復調手段で復調された圧縮ディジタル情報を圧
   縮されたまま出力する出力部とを有し、 前記記録再生装置は、 前記受信装置の出力部から供給される圧縮ディジタル情
   報が入力される入力部と、 入力された圧縮ディジタル情報に記録パリティ信号を付
   加する記録パリティ信号付加手段と、 前記記録パリティ信号付加手段で記録パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方式とは
   異なる第２の変調方式にて変調する第２変調手段と、 前記第２変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記記録媒体に記録し前記記録媒体から再生する記録再生
   手段と、 前記記録媒体から再生された圧縮ディジタル情報を前記
   第２の変調方式に対応して復調する第２復調手段と、 前記第２復調手段で復調された圧縮ディジタル情報を前
   記記録パリティ信号に基づいて誤り訂正する誤り訂正手
   段と、 前記誤り訂正手段で誤り訂正された圧縮ディジタル情報
   を前記圧縮方式に対応して伸長する伸長手段とを有し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
   記録再生装置で前記記録媒体に圧縮されたまま記録する
   ことを特徴とするディジタル情報送信受信記録再生シス
   テム。
2. 【請求項２】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
   と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
   装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
   おいて、 前記送信装置は、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報に前記伝
   送路で発生する誤りを訂正するため送信パリティ信号を
   付加する送信パリティ信号付加手段と、 前記送信パリティ信号付加手段で送信パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記伝送路へ送信する送
   信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置の送信手段から送信された圧縮ディジタル
   情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記送信
   パリティ信号に基づいて誤り訂正する誤り訂正手段と、 前記誤り訂正手段で誤り訂正された圧縮ディジタル情報
   を圧縮されたまま出力する出力部とを有し、 前記記録装置は、 前記受信装置の出力部から供給される圧縮ディジタル情
   報が入力される入力部と、 前記送信パリティ信号とは異なる記録パリティ信号を付
   加する記録パリティ信号付加手段と、 前記記録パリティ信号付加手段で記録パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記記録媒体に記録する
   記録手段とを有し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
   記録装置で前記記録媒体に圧縮されたまま記録すること
   を特徴とするディジタル情報送信受信記録システム。
3. 【請求項３】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
   と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
   装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
   おいて、 前記送信装置は、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報を第１の
   変調方式にて変調する第１変調手段と、 前記第１変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記伝送路へ送信する送信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置の送信手段から送信された圧縮ディジタル
   情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記第１
   の変調方式に対応して復調する第１復調手段と、 前記第１復調手段で復調された圧縮ディジタル情報を圧
   縮されたまま出力する出力部とを有し、 前記記録装置は、 前記受信装置の出力部から供給される圧縮ディジタル情
   報が入力される入力部と、 前記入力された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
   式とは異なる第２の変調方式にて変調する第２変調手段
   と、 前記第２変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記記録媒体に記録する記録手段とを有し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
   記録装置で前記記録媒体に圧縮されたまま記録すること
   を特徴とするディジタル情報送信受信記録システム。
4. 【請求項４】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
   と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
   装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
   おけるディジタル情報送信装置であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段の出力信号に前記伝送路で発生する誤りを
   訂正するため、前記記録装置で付加する記録パリティ信
   号とは異なる送信パリティ信号を付加する送信パリティ
   信号付加手段と、 前記送信パリティ信号付加手段で送信パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記伝送路へ送信する送
   信手段とを有し、 前記受信装置および記録装置で、受信されたディジタル
   情報が前記送信パリティ信号に基づいて誤り訂正され、
   前記記録パリティ信号を付加され、前記記録媒体に圧縮
   されたまま記録可能とするために、前記送信手段からデ
   ィジタル情報を圧縮されたまま前記伝送路へ送信するこ
   とを特徴とするディジタル情報送信装置。
5. 【請求項５】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信さ
   れたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情報
   を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シス
   テムにおけるディジタル情報送信装置であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報に前記伝
   送路で発生する誤りを訂正するため、前記記録媒体に記
   録する際に付加する記録パリティ信号とは異なる送信パ
   リティ信号を付加する送信パリティ信号付加手段と、 前記送信パリティ信号付加手段で送信パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記伝送路へ送信する送
   信手段とを有し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報が、前記送
   信パリティ信号に基づいて誤り訂正され、前記記録パリ
   ティ信号を付加され、前記記録媒体に圧縮されたまま記
   録可能とするために、前記送信手段からディジタル情報
   を圧縮されたまま前記伝送路へ送信することを特徴とす
   るディジタル情報送信装置。
6. 【請求項６】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
   と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
   装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
   おけるディジタル情報送信装置であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報を、前記
   記録媒体に記録する際に変調する第２の変調方式とは異
   なる第１の変調方式にて変調する第１変調手段と、 前記第１変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記伝送路へ送信する送信手段とを有し、 前記受信装置および記録装置で、受信されたディジタル
   情報が前記前記第１の変調方式に対応して復調され、前
   記第２の変調方式にて変調され、前記記録媒体に圧縮さ
   れたまま記録可能とするために、前記送信手段からディ
   ジタル情報を圧縮されたまま前記伝送路へ送信すること
   を特徴とするディジタル情報送信装置。
7. 【請求項７】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信さ
   れたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情報
   を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シス
   テムにおけるディジタル情報送信装置であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮する圧縮手段
   と、 前記圧縮手段で圧縮された圧縮ディジタル情報を、前記
   記録媒体に記録する際に変調する第２の変調方式とは異
   なる第１の変調方式にて変調する第１変調手段と、 前記第１変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
   記伝送路へ送信する送信手段とを有し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報が、前記第
   １の変調方式に対応して復調され、前記第２の変調方式
   にて変調され、前記記録媒体に圧縮されたまま記録可能
   とするために、前記送信手段からディジタル情報を圧縮
   されたまま前記伝送路へ送信することを特徴とするディ
   ジタル情報送信装置。
8. 【請求項８】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信装
   置と、送信されたディジタル情報を受信し、記録媒体に
   記録する受信記録装置とを備えたディジタル情報送信受
   信記録システムにおけるディジタル情報受信記録装置で
   あって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、前記伝送路で発生する誤
   りを訂正するため送信パリティ信号が付加されて、前記
   送信装置により前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル
   情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記送信
   パリティ信号に基づいて誤り訂正する誤り訂正手段と、 前記誤り訂正手段で誤り訂正された圧縮ディジタル情報
   に、前記送信パリティ信号とは異なる記録パリティ信号
   を付加する記録パリティ信号付加手段と、 前記記録パリティ信号付加手段で記録パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記記録媒体に記録する
   記録手段とを有し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
   記録媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするデ
   ィジタル情報受信記録装置。
9. 【請求項９】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信さ
   れたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情報
   を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シス
   テムにおけるディジタル情報受信記録装置であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、前記伝送路で発生する誤
   りを訂正するため送信パリティ信号が付加されて、前記
   伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を受信する受信
   手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記送信
   パリティ信号に基づいて誤り訂正する誤り訂正手段と、 前記誤り訂正手段で誤り訂正された圧縮ディジタル情報
   に、前記送信パリティ信号とは異なる記録パリティ信号
   を付加する記録パリティ信号付加手段と、 前記記録パリティ信号付加手段で記録パリティ信号が付
   加された圧縮ディジタル情報を前記記録媒体に記録する
   記録手段とを有し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
   媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
   タル情報受信記録装置。
10. 【請求項１０】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信
    装置と、送信されたディジタル情報を受信し、記録媒体
    に記録する受信記録装置とを備えたディジタル情報送信
    受信記録システムにおけるディジタル情報受信記録装置
    であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、第１の変調方式にて変調
    されて前記送信装置により前記伝送路へ送信された圧縮
    ディジタル情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記第１
    の変調方式に対応して復調する第１復調手段と、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
    式とは異なる第２の変調方式にて変調する第２変調手段
    と、 前記第２変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
    記記録媒体に記録する記録手段とを有し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
    記録媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするデ
    ィジタル情報受信記録装置。
11. 【請求項１１】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シ
    ステムにおけるディジタル情報受信記録装置であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、第１の変調方式にて変調
    されて前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を受
    信する受信手段と、 前記受信手段で受信した圧縮ディジタル情報を前記第１
    の変調方式に対応して復調する第１復調手段と、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
    式とは異なる第２の変調方式にて変調する第２変調手段
    と、 前記第２変調手段で変調された圧縮ディジタル情報を前
    記記録媒体に記録する記録手段とを有し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
    タル情報受信記録装置。
12. 【請求項１２】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録し記録媒体から再生するディジタル
    情報送信受信記録再生方法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報を第１の変調方式に
    て変調し、 前記第１の変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報
    を前記伝送路へ送信し、 前記送信された圧縮ディジタル情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方式
    に対応して復調し、 前記復調された圧縮ディジタル情報に記録パリティ信号
    を付加し、 前記記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記第１の変調方式とは異なる第２の変調方式にて変
    調し、 前記第２変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報を
    前記記録媒体に記録し前記記録媒体から再生し、 前記記録媒体から再生された圧縮ディジタル情報を前記
    第２の変調方式に対応して復調し、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記記録パリティ
    信号に基づいて誤り訂正し、 前記誤り訂正された圧縮ディジタル情報を前記圧縮方式
    に対応して伸長し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮したまま記録することを特徴とするディジタ
    ル情報送信受信記録再生方法。
13. 【請求項１３】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録方
    法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報に前記伝送路で発生
    する誤りを訂正するため送信パリティ信号を付加し、 前記送信パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記伝送路へ送信し、 前記送信された圧縮ディジタル情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記送信パリティ信
    号に基づいて誤り訂正し、 前記誤り訂正された圧縮ディジタル情報に、前記送信パ
    リティ信号とは異なる記録パリティ信号を付加し、 前記記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記記録媒体に記録し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
    タル情報送信受信記録方法。
14. 【請求項１４】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録方
    法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報を第１の変調方式に
    て変調し、 前記第１変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報を
    前記伝送路へ送信し、 前記送信された圧縮ディジタル情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方式
    に対応して復調し、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
    式とは異なる第２の変調方式にて変調し、 前記第２の変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報
    を前記記録媒体に記録し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
    タル情報送信受信記録方法。
15. 【請求項１５】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信
    装置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
    と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
    装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
    おけるディジタル情報送信方法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報に前記伝送路で発生
    する誤りを訂正するため、前記記録装置で付加する記録
    パリティ信号とは異なる送信パリティ信号を付加し、 前記送信パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記伝送路へ送信し、 前記受信装置および記録装置で、受信されたディジタル
    情報が前記送信パリティ信号に基づいて誤り訂正され、
    前記記録パリティ信号を付加され、前記記録媒体に圧縮
    されたまま記録可能とするために、前記ディジタル情報
    を圧縮されたまま前記伝送路へ送信することを特徴とす
    るディジタル情報送信方法。
16. 【請求項１６】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シ
    ステムにおけるディジタル情報送信方法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報に前記伝送路で発生
    する誤りを訂正するため、前記記録媒体に記録する際に
    付加する記録パリティ信号とは異なる送信パリティ信号
    を付加し、 前記送信パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記伝送路へ送信し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報が、前記送
    信パリティ信号に基づいて誤り訂正され、前記記録パリ
    ティ信号を付加され、前記記録媒体に圧縮されたまま記
    録可能とするために、前記ディジタル情報を圧縮された
    まま前記伝送路へ送信することを特徴とするディジタル
    情報送信方法。
17. 【請求項１７】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信
    装置と、送信されたディジタル情報を受信する受信装置
    と、受信したディジタル情報を記録媒体に記録する記録
    装置とを備えたディジタル情報送信受信記録システムに
    おけるディジタル情報送信方法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報を、前記記録媒体に
    記録する際に変調する第２の変調方式とは異なる第１の
    変調方式にて変調し、 前記第１の変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報
    を前記伝送路へ送信し、 前記受信装置および記録装置で、受信されたディジタル
    情報が前記前記第１の変調方式に対応して復調され、前
    記第２の変調方式にて変調され、前記記録媒体に圧縮さ
    れたまま記録可能とするために、前記伝送路へディジタ
    ル情報を圧縮されたまま前記伝送路へ送信することを特
    徴とするディジタル情報送信方法。
18. 【請求項１８】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シ
    ステムにおけるディジタル情報送信方法であって、 ディジタル情報を所定の圧縮方式にて圧縮し、 前記圧縮された圧縮ディジタル情報を、前記記録媒体に
    記録する際に変調する第２の変調方式とは異なる第１の
    変調方式にて変調し、 前記第１変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報を
    前記伝送路へ送信し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報が、前記第
    １の変調方式に対応して復調され、前記第２の変調方式
    にて変調され、前記記録媒体に圧縮されたまま記録可能
    とするために、前記ディジタル情報を圧縮されたまま前
    記伝送路へ送信することを特徴とするディジタル情報送
    信方法。
19. 【請求項１９】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信
    装置と、送信されたディジタル情報を受信し、記録媒体
    に記録する受信記録装置とを備えたディジタル情報送信
    受信記録システムにおけるディジタル情報受信記録方法
    であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、前記伝送路で発生する誤
    りを訂正するため送信パリティ信号が付加されて、前記
    送信装置により前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル
    情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記送信パリティ信
    号に基づいて誤り訂正し、 前記誤り訂正された圧縮ディジタル情報に、前記送信パ
    リティ信号とは異なる記録パリティ信号を付加し、 前記記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記記録媒体に記録し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
    記録媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするデ
    ィジタル情報受信記録方法。
20. 【請求項２０】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シ
    ステムにおけるディジタル情報受信記録方法であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、前記伝送路で発生する誤
    りを訂正するため送信パリティ信号が付加されて前記伝
    送路へ送信された圧縮ディジタル情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記送信パリティ信
    号に基づいて誤り訂正し、 前記誤り訂正された圧縮ディジタル情報に、前記送信パ
    リティ信号とは異なる記録パリティ信号を付加し、 前記記録パリティ信号が付加された圧縮ディジタル情報
    を前記記録媒体に記録し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
    タル情報受信記録方法。
21. 【請求項２１】 ディジタル情報を伝送路に送信する送信
    装置と、送信されたディジタル情報を受信し、記録媒体
    に記録する受信記録装置とを備えたディジタル情報送信
    受信記録システムにおけるディジタル情報受信記録方法
    であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、第１の変調方式にて変調
    されて前記送信装置により前記伝送路へ送信された圧縮
    ディジタル情報を受信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方式
    に対応して復調し、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
    式とは異なる第２の変調方式にて変調し、 前記第２変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報を
    前記記録媒体に記録し、 前記送信装置から送信された圧縮ディジタル情報を前記
    記録媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするデ
    ィジタル情報受信記録方法。
22. 【請求項２２】 ディジタル情報を伝送路に送信し、送信
    されたディジタル情報を受信し、受信したディジタル情
    報を記録媒体に記録するディジタル情報送信受信記録シ
    ステムにおけるディジタル情報受信記録方法であって、 所定の圧縮方式にて圧縮され、第１の変調方式にて変調
    されて前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を受
    信し、 前記受信した圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方式
    に対応して復調し、 前記復調された圧縮ディジタル情報を前記第１の変調方
    式とは異なる第２の変調方式にて変調し、 前記第２の変調方式にて変調された圧縮ディジタル情報
    を前記記録媒体に記録し、 前記伝送路へ送信された圧縮ディジタル情報を前記記録
    媒体に圧縮されたまま記録することを特徴とするディジ
    タル情報受信記録方法。
23. 【請求項２３】 請求項１記載のディジタル情報送信受信
    記録再生システムにおいて、前記ディジタル情報は映像
    情報を含むことを特徴とするディジタル情報送信受信記
    録再生システム。
24. 【請求項２４】 請求項２または３に記載のディジタル情
    報送信受信記録システムにおいて、前記ディジタル情報
    は映像情報を含むことを特徴とするディジタル情報送信
    受信記録システム。
25. 【請求項２５】 請求項４ないし７のいずれか１項に記載
    のディジタル情報送信装置において、前記ディジタル情
    報は映像情報を含むことを特徴とするディジタル情報送
    信装置。
26. 【請求項２６】 請求項８ないし１１のいずれか１項に記
    載のディジタル情報受信記録装置において、前記ディジ
    タル情報は映像情報を含むことを特徴とするディジタル
    情報受信記録装置。
27. 【請求項２７】 請求項１２記載のディジタル情報送信受
    信記録再生方法において、前記ディジタル情報は映像情
    報を含むことを特徴とするディジタル情報送信受信記録
    再生方法。
28. 【請求項２８】 請求項１３または１４に記載のディジタ
    ル情報送信受信記録方法において、前記ディジタル情報
    は映像情報を含むことを特徴とするディジタル情報送信
    受信記録方法。
29. 【請求項２９】 請求項１５ないし１８のいずれか１項に
    記載のディジタル情報送信方法において、前記ディジタ
    ル情報は映像情報を含むことを特徴とするディジタル情
    報送信方法。
30. 【請求項３０】 請求項１９ないし２２のいずれか１項に
    記載のディジタル情報受信記録方法において、前記ディ
    ジタル情報は映像情報を含むことを特徴とするディジタ
    ル情報受信記録方法。