JPH02187070A - 不揮発性半導体メモリの製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリの製造方法

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JPH02187070A
JPH02187070A JP1007433A JP743389A JPH02187070A JP H02187070 A JPH02187070 A JP H02187070A JP 1007433 A JP1007433 A JP 1007433A JP 743389 A JP743389 A JP 743389A JP H02187070 A JPH02187070 A JP H02187070A
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insulating film
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forming
diffusion region
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忠行 田浦
Masamichi Asano
正通 浅野
Kazunori Kanebako
和範 金箱
Hiroshi Iwahashi
岩橋 弘
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    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、不揮発性半導体メモリとその製造方法に関
し、特に信頼性を向上させたEEFROMとその製造方
法に関する。
(従来の技術) 従来、不揮発性半導体メモリおいて、電気的に記憶デー
タの書込み、および記憶データの消去が可能である記憶
装置としてEEFROMがある。
このEEPROMは、通常、第1層ポリシリコンからな
る浮遊ゲートと、第2層ポリシリコンからなる消去ゲー
トと、第3層ポリシリコンからなる制御ゲートの3層の
ゲート構造を持つメモリセルからなっている。
以下、第15図を参照して、このような3層構造メモリ
セルについて説明する。
第15図は、EEFROMの3層構造メモリセルのパタ
ーン平面図、第16図(a)乃至第16図(C)は、そ
れぞれ第15図に示すH−H’断面、Ii’断面、J−
J’断面を示す図である。
第15図において、702は、第16図に図示された半
導体基板701内に形成されるn+型ソース領域、70
3は、同様に半導体基板701内に形成されるn十型ド
レイン領域、704は、半導体基板701上に図示しな
い酸化膜を介して形成される第1層ポリシリコン層から
なる1デ遊ゲート、705は、さらに図示しない酸化膜
を介して形成される第2層ポリシリコン層からなる消去
ゲート、706は、さらに図示しない酸化膜を介して形
成される第3層ポリシリコン層からなる制御ゲート、7
07は、さらに酸化膜を介して形成されてメモリセルの
ドレイン領域703に接続され、かつ図示しないセンス
アンプに接続される、例えばアルミニウムからなるデー
タ線、708は、データ線707とドレイン領域703
とを接続するために設けられたコンタクト孔である。7
09は、前記データ線707と同様のアルミニウムから
なるメモリセルのソース領域702に接続され、かつ接
地に至る接地線、710は、接地線709とソース領域
702とを接続するために設けられたコンタクト孔であ
る。
次に、第16図(a)乃至第16図(c)の断面図を参
照して、さらにこの3層構造のメモリセルについて説明
する。第16図(a)乃至第16図(C)において、各
参照符号は、第15図と対応するものとする。
まず、第16図(a)は、第15図に示すH−H’断面
に沿う断面図であり、半導体基板701上に、第1ゲー
ト酸化膜715が形成され、その上部に、浮遊ゲート7
04が形成されている。
さらにこの浮遊ゲート704上には、さらに第2ゲート
絶縁膜719を介して、消去ゲート705が形成されて
いる。さらにその上部に、例えば0−N−0(酸化膜−
窒化膜一酸化膜)3層構造からなる絶縁膜718を介し
て、制御ゲート706が形成されている。さらに全面に
層間絶縁膜として、CVD酸化膜720が形成されてい
る。
次に、第16図(b)は、第15図に示す1−1’断面
に沿う断面図であり、半導体基板701内には、n++
ソース領域拡散層702が形成され、また、厚い酸化膜
711の下の領域にも、n型領域716が形成されてお
り、この2つの領域702と716とが一体となってソ
ース領域を形成している。この上部には第1ゲート酸化
膜719と、交差部分の厚い酸化膜711が形成されて
いる。この厚い酸化膜711の上部には、消去ゲート7
05が形成され、この消去ゲート705の上部には、0
−N−03層構造からなる絶縁膜718が形成され、さ
らに全面に層間絶縁膜として、CVD酸化膜720が形
成されている。
次に、第16図(c)は、第15図に示すJ−J’断面
に沿う断面図であり、半導体基板701内の厚い酸化膜
711の下の領域に、n型領域716が形成されている
。この上部には、消去ゲート705が形成され、この消
去ゲート705の下には、フィールド酸化膜712の上
部において、第2ゲート酸化膜719を挟んで、浮遊ゲ
ート704が形成されている。一方、消去ゲート705
の上部には、0−N−03層構造からなる絶縁膜718
が形成され、この上部に制御ゲート706が形成されて
いる。さらに全面に層間絶縁膜として、CVD酸化膜7
20が形成されている。
このような、3層構造のメモリセルにおいては、ソース
領域であるn+型型数散層702、セルサイズを縮小す
るために、隣接するいくつかのメモリセルと共通であり
、制御ゲート706と平行に形成されている。また、消
去ゲート705は、メモリセルとメモリセルとの間に配
置され、かつチャネル長方向に形成され、隣り合うメモ
リセルの浮遊ゲート704と704′の両者に跨がるよ
うに形成することでもセルサイズの縮小を図っている。
しかしながら、上述のような3層構造メモリセルでは、
そのメモリセルのセルサイズの縮小の為に、制御ゲート
706とソース拡散領域702とが平行に形成され、反
対に、消去ゲート705はメモリセルのチャネル長方向
に形成されている。
従って、制御ゲート706およびソース領域拡散層70
2と、消去ゲート705とが交差する部分が形成される
ことは避けがたいことである。ここで問題となるのは、
ソース領域拡散層702と、消去ゲート705とが交差
する点にある。これは、メモリセルの記憶データ消去の
時、周知の如く、消去ゲート705の電圧を上げて浮遊
ゲート704内に蓄積されている電子を、薄い酸化膜の
トンネル効果を利用して、この消去ゲート705に引抜
くためである。この為、消去時において、消去ゲート7
05には、高い電圧が印加されることとなる。例えば、
この消去モード時に消去ゲート705に印加される電圧
を20Vとする。また一方、これと交差するソース拡散
領域702においては、接地線709により、常に接地
電位、例えばOvである。よって、これらのことから、
メモリセルの記憶データの消去モード時に、これら消去
ゲート705とソース領域702の交差部分に高い電位
差20Vが生じ、これらの間に介在する酸化膜が薄い、
例えば厚さを300人程変色すると、約6.7 MY/
cmの電界が加わることとなり、酸化膜破壊が起り易く
なり、記憶装置の信頼性が低下する。
そこで消去モード時に生じる交差部分の高い電位差の問
題の対策として、従来では、この交差部分の消去ゲート
705とソース拡散領域702との間に介在する酸化膜
711を厚く形成している。
例えば厚さ2000人程度己巳、かかる電界を約I M
Y/cmと低減させて、酸化膜破壊が起りにくくしてい
る。
しかしながら、この交差部分の酸化膜のみを部分的に厚
くする工程においても、問題点がある。
以下、この工程上生じる問題について、第17図(a)
乃至第17図(C)を参照して説明する。
これら各々の図面において、各参照符号は、第15図と
対応するものとする。
第17図(a)および第17図(c)は、第15図に示
す3層構造不揮発性半導体メモリの製造工程中の断面図
であり、夫々第15図中のH−H’断面、!−1’断面
、J−J’断面に沿う断面図である。
まず、第17図(a)乃至第17図(c)において、半
導体基板701上にフィールド酸化膜712を、例えば
選択酸化法を用いて厚さ8000人程度形成し、次に、
写真蝕刻法を用いて、後工程にて形成される厚い酸化膜
下のn◆型ソース拡散予定領域に対して、形成された図
示しない所定形状のレジストをマスクにn型の不純物を
インプラし、n型拡散層716を形成する。次に、全面
に交差部分の厚い酸化膜形成用の酸化膜を、例えばCV
D法を用いて厚さ2000人程度形成する。再度、写真
蝕刻法を用いて、交差部分の厚い酸化膜711用の所定
形状の、図示しないレジストを形成し、このレジストを
マスクにして、交差部分以外の前記厚い酸化膜701を
エツチング除去した時点までを示している。
この厚い酸化膜711を除去する際に、いくつかの問題
点がある。まず、第17図(a)に示すように、厚い酸
化膜711の膜厚が2000人程度存在するために、こ
の酸化膜711エツチング除去の際、713の円内に示
すフィールド酸化膜712のバーズビーク部分の酸化膜
が薄いために、不要にエツチングされてしまい基板70
1表面が露出し、えぐれ部分が形成されてしまう。この
えぐれ部分によりフィールド酸化膜712の形状が変化
し、ゲート幅の広がりが生じ、設計通りのトランジスタ
特性を得ることが非常に困難になってしまう。また、第
17図(c)に示すように、2000人の厚い酸化膜7
11を除去する際に、8000人形成したフィールド酸
化膜712の厚さが2000人程度エフチバックされて
6000人程度変色ることも同様の酸化膜であることか
ら明確である。従って、素子分離領域であるフィールド
酸化膜712の厚さが薄くなってしまうことから、素子
間リーク発生の恐れも高くなり、メモリセルの信頼性が
低下する。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑み為されたもので、消去
ゲートとソース拡散領域とが交差する部分において、厚
い酸化膜を必要とせず、その工程上、従来では生ずるフ
ィールド酸化膜、特にバーズビーク部分の不要なエツチ
ングで形成されるえぐれ部分の形成による、トランジス
タの特性制御困難、およびフィールド酸化膜の膜厚低下
による素子間リーク発生の恐れをなくすことができる、
信頼性の高い不揮発性半導体メモリを提供することを目
的とする。
[発明の構成] (ff2i:lを解決するための手段)この発明による
不揮発性半導体メモリとその製造方法によれば、半導体
基板の所定領域に対し、予め不純物をインプラしておく
。この後、この予め不純物がインプラされた領域を一部
残し、半導体基板上にフィールド酸化膜を形成すること
により、インプラされた不純物でフィールド酸化膜下に
埋め込み拡散領域を形成し、この埋め込み拡散領域をメ
モリセルのソース拡散領域の一部、あるいはソース、ド
レイン共通拡散領域の一部として用いる。この後、さら
に消去ゲートを形成する。
この時この消去ゲートと、ソース拡散頭載、あるいはソ
ース、ドレイン共通拡散領域とがフィールド酸化膜を介
して交差するように形成する。即ち、不揮発性半導体メ
モリの消去ゲートとソース拡散領域とが交差する部分に
おいて、両者の絶縁に素子分離領域であるフィールド酸
化膜を利用する。
(作用) 上記のような不揮発性半導体メモリとその製造方法にあ
っては、消去ゲートとソース拡散領域、あるいはソース
、ドレイン共通拡散領域とが交差する部分において、両
者の間に充分に厚い素子分離領域であるフィールド酸化
膜が存在していることから、両者の間に高い電位差が生
じたとしても、耐圧が充分にあるので、酸化膜破壊、即
ち絶縁破壊が起こることはない。また、製造工程におい
ては、従来の問題であった、フィールド酸化膜のバーズ
ビーク部分のエツチングによるえぐれ部分の形成、およ
びフィールド酸化膜の膜厚低下の恐れが無くなり、同様
にメモリセルの信頼性が向上するとともに、従来、両者
の間に介在させた厚い酸化膜を形成する工程において、
交差部分のみに厚い酸化膜を残すことから必要であった
写真蝕刻工程が無くなり、工程数削減による歩留りの向
上、および製造コストの低減も併せて達成される。
(実施例) 以下、第1図乃至第14図を参照して、この発明の実施
例に係わる不揮発性半導体メモリとその製造方法につい
て説明する。
(1)第1図乃至第5図を参照して、この発明の第1の
実施例に係わる不揮発性半導体メモリとその製造方法に
ついて説明する。
第1図は、この発明の第1の実施例に係わる不揮発性半
導体メモリのパターン平面図、第2図(a)乃至第2図
(d)は、夫々第1図中に示すA−A’乃至D−D’断
面に沿う断面図、第3図(a)乃至第3図(e)は、製
造工程順に示した、第1図中に示すA−A’断面に沿う
断面図、第4図(a)乃至第4図(d)は、製造工程順
に示した、第1図中に示すB−B’断面に沿う断面図、
第5図(a)乃至第5図(e)は、製造工程順に示した
、第1図中に示すc−c’断面に沿う断面図である。
まず、第1図のパターン平面図において、102は、第
2図に図示される半導体基板101内に形成されるn+
型ソース領域、103は、同様に半導体基板101内に
形成されるn中型ドレイン領域、104は、半導体基板
]01上に図示しない第1ゲート酸化膜を介して形成さ
れる第1層ポリシリコン層からなる浮遊ゲート、105
は、さらに図示しない酸化膜を介して形成される第2層
ポリシリコン層からなる消去ゲート、106は、さらに
図示しない酸化膜、または0−N−0(酸化膜−窒化膜
一酸化膜)3層構造からなる絶縁膜を介して形成される
第3層ポリシリコン層からなる制御ゲート、107は、
さらに酸化膜を介して形成されてメモリセルのドレイン
領域103に接続され、かつ図示しないセンスアンプに
接続される、例えばアルミニウムからなるデータ線、1
08は、データ線107とドレイン領域103とを接続
するために設けられたコンタクト孔である。109は、
前記データ線107と同様のアルミニウムからなるメモ
リセルのソース領域102に接続され、かつ接地に至る
接地線、110は、接地線109とソース領域102と
を接続するために設けられたコンタクト孔である。
次に、第2図(a)乃至第2図(d)の断面図を参照し
て、さらに第1の実施例の構造について説明する。第2
図(a)乃至第2(d)において、各参照符号は第1図
と対応するものとする。
まず、m 2図(a)は、第1図に示すA−A’断面に
沿う断面図であり、半導体基板101上に選択的に素子
分離領域であるフィールド酸化膜111が形成され、こ
のフィールド酸化膜により分離された素子領域上には、
第1ゲート酸化膜112が形成され、その上部に、浮遊
ゲート104が形成されている。さらにこの2つの浮遊
ゲート104上には、さらに、消去時のトンネル絶縁膜
となる第2ゲート絶縁膜113を介して、両方の浮遊ゲ
ート104に跨がる形で消去ゲート105が形成されて
いる。さらにその上部に、0−N−0(酸化膜−窒化膜
一酸化膜)3層構造からなる絶縁膜114を介して、制
御ゲート106が形成されている。さらに、全面に層間
絶縁膜として、CVD酸化膜115が形成され、その上
部に、アルミニウムからなる、データ線107、接地線
109が形成されている。
次に、第2図(b)は、第1図に示すB−B’断面に沿
う断面図であり、半導体基板101内には、ソースコン
タクト領域および素子形成領域以外のフィールド酸化1
1filllの下の領域にも、n十型ソース領域拡散1
02が形成されている。
また、フィールド酸化膜111の上部には消去ゲート1
05が形成されている。従って、同図に示すように、消
去ゲート105とソース拡散領域102との交差部分が
、フィールド酸化膜111を介している。さらに全面に
は層間絶縁l111115が形成され、この層間絶縁膜
115内にはコンタクト孔110が形成されている。こ
のコンタクト孔110を介して半導体基板101内のn
+型ソース拡散領域102と接地線109とが接続され
ている。また、102’ は、ソース拡散領域102と
、このソース拡散領域102と直交するソース領域と同
じ導電型の拡散領域との交差部分である。この102′
は、後述するがドレイン拡散領域103と同じ工程で形
成され、同図の断面領域では、ソース領域であることは
勿論である。
次に、第2図(c)は、第1図に示すc−c’断面に沿
う断面図であり、半導体基板101上に形成されたフィ
ールド酸化H111の下に、n+型ソース拡散領域10
2が形成され、一方、フィールド酸化膜111の上部に
は、浮遊ゲート104が形成され、その上部に、消去時
のトンネル絶縁膜となる第2ゲート酸化膜113を介1
.て、消去ゲート105が形成されている。この消去ゲ
−)105の上部には、0−N−03層構造からなる絶
縁膜114が形成され、この上部に制御ゲート106が
形成されている。さらに全面に層間絶縁膜115が形成
されている。同図からも消去ゲート105とソース拡散
領域102との交差部分において、フィールド酸化膜1
11が存在していることが分る。
次に、第2図(d)は、第1図に示すD−D’断面に沿
う断面図であり、半導体基板101内には、ソース拡散
領域102と、ドレイン拡散領域10Bと、ソース拡散
領域102と直交する方向に形成されたソース領域とし
ての拡散層102′が形成されている。一方、半導体基
板101上には、第1ゲート酸化膜を介して、浮遊ゲー
ト104が形成され、さらに0−N−03層構造からな
る絶縁膜114を介して制御ゲート106が形成され、
さらに全面に層間絶縁膜115が形成されている。この
層間絶縁膜115内には、コンタクト孔108が形成さ
れ、ドレイン領域10Bとデータ線107とが接続され
ている。
このような構造の不揮発性半導体メモリによれば、消去
ゲート105とソース拡散領域102との交差部分にお
いて、充分な酸化膜厚を有する素子分離領域であるフィ
ールド酸化膜111が介在していることにより、両者の
間に高い電位差が生じても酸化膜破壊が起こることはな
い。
さらに、第3図乃至第5図の製造工程図を参照して、こ
の第1の実施例に係わる不揮発性半導体メモリの製造方
法について説明する。この第3図乃至第5図の各参照符
号は、第1図および第2図と対応するものとする。第3
図乃至第5図の断面は、夫々第2図(a)乃至第2図(
c)と対応する。
まず、第3図(a)、第4図(a)、および第5図<a
)において、例えばp型の半導体基板101上に、ホト
レジスト116を塗布し、写真蝕刻法を用いて、ソース
形成予定領域上のホトレジスト116を選択的に除去す
る。次に、このホトレジスト116をマスクに、ソース
形成予定領域に対してn型不純物をインプラし、n中型
ソース拡散領域102を形成する。
次に、第3図(b)、第4図(b)、および第5図(b
)において、ホトレジスト116を除去した後、例えば
選択酸化法により、素子分離領域であるフィールド酸化
膜111を、厚さ8000人程度変色るよう形成する。
この時、前記インプラされて形成されたソース拡散領域
102がフィールド酸化膜下に埋め込まれる。次に、こ
のフィールド酸化膜111によって分離された素子領域
上に、例えば熱酸化法により、第1ゲート酸化膜112
を、厚さ300人程変色なるように形成する。
次に、第3図(C)、および第5図(c)において、全
面に、例えばCVD法により、第1層ポリシリコン層を
形成する。次に、図示しないホトレジストを塗布し、写
真蝕刻法を用いて、この図示しないホトレジストの浮遊
ゲート形成予定領域上以外を選択的に除去する。この後
、この図示しないホトレジストをマスクに、第1層ポリ
シリコン層を所定の形状にパターニングすることにより
、第1層ポリシリコン層からなる浮遊ゲート104を形
成する。
次に、第3図(d)、第4図(C)、および第5図(d
)において、全面に、例えば熱酸化法により、第2ゲー
ト酸化膜113を形成する。この第2ゲート酸化膜11
3は、消去時において、浮遊ゲート104と、この後形
成される消去ゲートとの間にトンネル効果を有するトン
ネル酸化膜となるものであり、その膜厚は、消去ゲート
に印加される電圧に合わせて、トンネル効果を有するよ
う、適当に調節してよい。次に、全面に、例えばCVD
法により、第2層ポリシリコン層を形成し、第1層ポリ
シリコン層と同様に、写真蝕刻法を用いて、所定形状に
パターニングし、第2層ポリシリコン層からなる消去ゲ
ート105を形成する。
この時、第4図(c)および第5図(d)に示すように
、消去ゲート105と、ソース拡散領域102との交差
部分には、約8000人の酸化膜厚を有するフィールド
酸化膜111が存在している。従って、メモリセルの消
去時において、消去ゲート105とソース拡散領域10
2との間に高い電位差が生じたとしても、酸化膜破壊が
起こることはない。
次に、第3図(e)、第4図(d)、および第5図(e
)において、全面に、図示しないホトレジストを塗布し
、写真蝕刻法を用いて、第3図乃至第5図では図示され
ないドレイン拡散領域上の図示しないホトレジストを選
択的に除去し、この選択的に除去されたホトレジストを
マスクにして、n型不純物をインプラし、熱拡散させる
ことによって、ここでは図示されないドレイン拡散領域
を選択的に形成する。次に、全面に、酸化膜を形成し、
続いて窒化膜を形成し、さらに再度酸化膜を形成するこ
とによって、0−N−03層構造からなる絶縁膜114
を形成する。この後、全面に、例えばCVD法により、
第3層ポリシリコン層を形成すし、第1層、および第2
層ポリシリコン層と同様に、写真蝕刻法を用いて、所定
形状にパタニングし、第3層ポリシリコン層からなる制
御ゲート106を形成する。次に、この第3層ポリシリ
コン層をマスクとして、全面にn型不純物をインプラし
、熱拡散することによって、ソース拡散領域102と交
差する、n÷型拡散領域102′を形成する。この後、
第3図乃至第5図には図示しないが、全面に、例えばC
VD法により層間絶縁膜としての酸化膜115を形成し
、この層間絶縁膜115内に、ソース拡散領域102′
、およびドレイン拡散領域103の所定の位置に対し、
夫々コンタクト孔を開孔する。さらに、全面に、例えば
スパッタ法により、アルミニウム層を形成し、所定の形
状にパターニングすることにより、データ線107、お
よび接地線109等の配線層を形成して、この発明の第
1の実施例に係わる不揮発性半導体メモリが製造される
尚、図示しない、ドレイン拡散領域を選択的に形成する
工程は、浮遊ゲートである第1層ポリシリコンをマスク
として自己整合的にドレイン拡散領域を形成するための
もので、省略しても本発明から逸脱することはない。
このような不揮発性半導体メモリとその製造方法にあっ
ては、フィールド酸化Millの形成以前に、半導体基
板101内に対し、ソース拡散領域用の不純物をインプ
ラすることによって、膜厚の厚いフィールド酸化膜11
1の下にソース拡散領域102が形成される。よって、
ソース拡散領域102と消去ゲート105との交差部分
を、このフィールド酸化膜111を介して形成できる。
このフィールド酸化膜111は、充分に厚い酸化膜厚を
有しているので、メモリセルの消去時、ソース拡散領域
102と消去ゲート105との間に高電圧が生じたとし
ても、酸化膜破壊が起こることはない。また、従来技術
で問題であった、フィールド酸化膜のバーズビーク部分
に形成されるえぐれ部分、およびフィールド酸化膜のエ
ッチバックによる、寄生フィールドトランジスタのしき
い値低下や、素子間リークの問題は、特別に厚い酸化膜
を形成する必要が無く、即ちフィールド酸化膜111を
交差部分の絶縁膜として用いることから解決され、信頼
性が高く、また、メモリセルの当初の設計に忠実に製造
することが可能となる。
さらに、特別に厚い酸化膜を形成しないことから、この
厚い酸化膜を交差部分予定領域に残留させるための、写
真蝕刻工程の削減が為され、このことから、歩留りの向
上、および製造コストの低減も併せて達成される。
(2)次に、第6図および第7図を参照して、この発明
の第2の実施例について説明する。
第6図は、第2の実施例に係わる不揮発性半導体メモリ
のパターン平面図、第7図は、第6図に示すE−E’断
面に沿う断面図である。
まず、第6図において、202は、第7図に図示される
半導体基板201内に形成されるn++ソース拡散領域
で、後述するが第1の実施例と同様にフィールド酸化膜
211形成前に不純物インプラによって形成されている
。202′は、同様に半導体基板201内に形成される
n++ソース拡散領域で、この領域は、フィールド酸化
膜211形成後の不純物インプラによって形成され、か
つ202に接続するように形成されている。
203は、同様に半導体基板201内に形成されるn+
型トドレイン拡散領域203、および202′の拡散領
域は、この実施例においては、同時に形成される。20
4は、半導体基板201上に図示しない第1ゲート酸化
膜を介して形成される第1層ポリシリコン層からなる浮
遊ゲート、205は、さらに図示しない酸化膜を介して
形成される第2層ポリシリコン層からなる消去ゲート、
206は、さらに図示しない、酸化膜、または0−N−
03層構造からなる絶縁膜を介して形成される第3層ポ
リシリコン層からなる制御ゲート、207は、さらに酸
化膜を介して形成されてメモリセルのドレイン領域20
3に接続され、かつ図示しないセンスアンプに接続され
る、例えばアルミニウムからなるデータ線、208は、
データ線207とドレイン領域203とを接続するため
に設けられたコンタクト孔である。209は、前記デー
タ!207と同様のアルミニウムからなるメモリセルの
ソース領域202′に接続され、かつ接地に至る接地線
、210は、接地線209とソース領域202′ とを
接続するために設けられたコンタクト孔である。
次に、第7図の断面図を参照して、さらに第2の実施例
の構造について説明する。この第7図において、各参照
符号は第6図と対応するものとする。
第7図は、第6図に示すE−E’断面に沿う断面図であ
り、半導体基板201内には、n++ソース領域拡散層
202′と、素子分離領域であるフィールド酸化lI2
11の下の領域にも、n十型ソース領域拡散202が形
成されている。また、フィールド酸化膜211の上部に
は消去ゲート205が形成されている。従って、同図に
示すように、消去ゲート205とソース領域拡散層20
2との交差部分が、フィールド酸化膜211を介してい
る。さらに全面には層間絶縁膜215が形成され、この
層間絶縁膜215内にはコンタクト孔210が形成され
ている。このコンタクト孔210を介して半導体基板2
01内のn半型ソース拡散領域202′と接地線209
とが接続されている。
上記のような構造の第2の実施例の製造方法としては、
フィールド酸化膜211の形成以前に、消去ゲート20
5と交差する部分のソース拡散領域202の形成のため
、半導体基板201内の交差部分にのみ、n型不純物を
インプラする。次に、選択酸化法により、半導体基板2
01上に素子分離領域であるフィールド酸化膜211を
形成する。
この後、図示しないが、第1ゲート酸化膜を形成し、第
1層ポリシリコン層を形成して、所定形状にパターニン
グすることにより、浮遊ゲート204を形成する。次に
、図示しないが膜厚の薄い第2のゲート酸化膜を形成し
、全面に第2層ポリシリコン層を形成し、所定形状にパ
ターニングすることにより、消去ゲート205を形成す
る。
この時、この消去ゲート205と前記ソース拡散領域2
02との交差部分は、第1の実施例同様、フィールド酸
化膜211を介することは勿論である。次に、図示はし
ないが全面に、0−N−0(酸化膜、窒化膜、酸化膜)
3層構造からなる絶縁膜を形成する。この後、全面に、
第3層ポリシリコン層を形成し、所定形状にパターニン
グすることにより、制御ゲート206を形成する。次に
、全面にn型不純物をインプラ、拡散し、ソース拡散領
域202′を形成する。次に、全面に、例えばCVD法
を用いた酸化膜による層間絶縁膜215を形成し、さら
にこの層間絶縁膜215内にコンタクト孔208.21
0を開孔し、このコンタクト孔208.210を介して
、例えばスパッタ法により形成されたアルミニウム層に
よるデータ線207、接地線209を形成し、この発明
の第2の実施例に係わる不揮発性半導体メモリが製造さ
れる。
このような第2の実施例による不揮発性半導体メモリと
その製造方法によれば、第1の実施例では、フィールド
酸化膜111の形成前に一括してチャネル長方向に伸び
るソース拡散領域102をインプラ、および熱拡散によ
り形成し、フィールド酸化膜111の下に埋め込んで形
成したが、この第2の実施例では、まず、ソース拡散領
域の交差部分である202のみフィールド酸化膜211
の下に埋め込んで形成し、フィールド酸化膜211を形
成してから、残りのソース拡散領域202′を不純物イ
ンプラ、熱拡散して形成する。
従って、第1の実施例に比較して、例えばフィールド酸
化膜211の形成時の熱工程の影響を、チャネル部が受
けることがない。よって、熱の影響によって、フィール
ド酸化膜211の下に埋め込んで形成しているソース領
域拡散層202が広がっても、メモリセルのチャネル長
が変動することなく形成でき、かつ、従来技術で問題で
あった、フィールド酸化膜のバーズビーク部分に形成さ
れるえぐれ部分、およびフィールド酸化膜のエッチバッ
クによる、寄生フィールドトランジスタのしきい値低下
や、素子間リークの問題は、特別に厚い酸化膜を形成す
る必要が無く、即ちフィールド酸化膜211を交差部分
の絶縁膜として用いることから解決され、信頼性が高く
、また、メモリセルの当初の設計に忠実に製造すること
が可能となる。さらに、厚い酸化膜を形成しないことか
ら、この厚い酸化膜を交差部分予定領域に残留させるた
めの、写真蝕刻工程の削減が為され、このことから、歩
留りの向上、および製造コストの低減も併せて達成され
る。
この発明は、上記の2例に示すような、制御ゲートとソ
ース拡散領域とが平行で、これらに直交して消去ゲート
とドレイン拡散領域とが形成されているメモリセルばか
りに適用される訳ではなく、制御ゲートと消去ゲートと
が平行で、これに直交してソース、ドレインが共通の拡
散領域で形成されているメモリセルにも適用できる。こ
のようなメモリセルは、ドレインのコンタクトを省略で
きることから、微細化に適している。
以下、このようなソース、ドレインが共通であるメモリ
セルに本発明を適用した実施例について説明する。
(3)第8図°は、この発明の第3の実施例を示すパタ
ーン平面図であり、上記のソース、ドレインが共通の拡
散領域にて構成されるメモリセルの構造を持つ。
まず、第8図において、302は、図示されない、例え
ばp型半導体基板内に形成されているn十型ソース、ド
レイン共通拡散領域で、第1の実施例同様に、ここでは
図示しない素子分離領域であるフィールド酸化膜形成前
に一括してn型不純物のインプラ、熱拡散により形成さ
れている。
303は、半導体基板内に形成される前記ソース、ドレ
イン共通拡散領域302に直交して形成されるソース、
ドレイン共通拡散領域で、メモリセルのチャネル幅方向
に形成されている。このソース、ドレイン共通拡散層3
03は、フィールド酸化膜形成後にn型不純物のインプ
ラ、熱拡散により形成されている。304は、半導体基
板上に、図示されない第1ゲート酸化膜を介して形成さ
れた第1層ポリシリコンからなる浮遊ゲート、305は
、さらに図示されない薄い酸化膜である第2ゲート酸化
膜を介して形成された消去ゲートで、この消去ゲートと
前記ソース、ドレイン共通拡散領域302との交差部分
には、勿論ながら充分に厚い酸化膜厚を有するフィール
ド酸化膜が介在している。よって、メモリセルの消去時
、消去ゲート305と、ソース、ドレイン共通拡散領域
302との間に、高い電位差が生じても、酸化膜破壊が
起こることはない。306は、さらに図示されない、例
えば0−N−03層構造からなる絶縁膜を介して形成さ
れた第3層ポリシリコンからなる制御ゲートである。
このような不揮発性半導体メモリの製造方法は、第1の
実施例と、はぼ同様な製造工程で製造でき、即ち消去ゲ
ート305と直交する方向に形成されるソース、ドレイ
ン共通拡散領域302をフィールド酸化膜形成前に形成
し、この後フィールド酸化膜を形成することにより、こ
のフィールド酸化膜下にソース拡散領域302を埋め込
むように形成する。従って、消去ゲート305との交差
部分において、間に充分な酸化膜厚を有するフィールド
酸化膜を介することができ、消去ゲート305とソース
、ドレイン共通拡散領域302との間に高い電位差が生
じたとしても、酸化膜破壊が起こることはなく、また製
造工程においても、第1の実施例同様、フィールド酸化
膜のバーズビーク部分に形成されるえぐれ部分、および
フィールド酸化膜のエッチバックによる、寄生フィール
ドトランジスタのしきい値の低下や、素子間リークの間
通は、特別に厚い酸化膜を形成する必要が無く、即ちフ
ィールド酸化II!I211をを交差部分の絶縁膜とし
て用いることから解決され、信頼性が高く、また、メモ
リセルの当初の設計に忠実に製造することが可能となる
。さらに、厚い酸化膜を形成しないことから、この厚い
酸化膜を交差部分子定領域に残留させるための写真蝕刻
工程の削減が為され、このことから、歩留りの向上、お
よび製造コストの低減も併せて達成される。
尚、製造工程で、前記実施例と異なるのは、ソース、ド
レイン領域のインブラ工程を、第1層ポリシリコンのノ
、<ターニング後に行う点である。
(4)次に、第9図は、この発明の第4の実施例を示す
パターン平面図であり、第3の実施例同様、ソース、ド
レインが共通の拡散領域にて構成されるメモリセルの構
造を持つ。
まず、第9図において、402は、図示されない、例え
ばp型半導体基板内に形成されているn十型ソース、ド
レイン共通拡散領域で、第2の実施例の様に、ここでは
図示しない素子分離領域であるフィールド酸化膜形成前
に、消去ゲート405との交差部分子定領域のみn型不
純物のインプラ、熱拡散により形成されている。403
は、半導体基板内に形成されるソース、ドレイン共通拡
散領域で、メモリセルのチャネル幅方向に形成され、前
記ソース、ドレイン共通拡散領域402と接続して形成
される。このソース、ドレイン共通拡散層403は、フ
ィールド酸化膜形成後にn型不純物のインプラ、熱拡散
により形成される。
404は、半導体基板上に、図示されない第1ゲート酸
化膜を介して形成された第1層ポリシリコンからなる浮
遊ゲート、405は、さらに図示されない薄い酸化膜で
ある第2ゲート酸化膜を介して形成された消去ゲートで
、この消去ゲートと前記ソース、ドレイン共通拡散領域
402との交差部分には、勿論ながら充分に厚い酸化膜
厚を有するフィールド酸化膜が存在している。よって、
メモリセルの消去時、消去ゲート405と、ソース、ド
レイン共通拡散領域402との間に、高い電位差が生じ
ても、酸化膜破壊が起こることはない。406は、さら
に図示されない、例えば0−N−03層構造からなる絶
縁膜を介して形成された第3層ポリシリコンからなる制
御ゲートである。
このような不揮発性半導体メモリの製造方法は、第2の
実施例と、はぼ同様な製造工程で製造でき、即ち、消去
ゲート405とソース、ドレイン共通領域との交差予定
領域にのみ、n型不純物をインプラ、熱拡散させて交差
部分にソース、ドレイン共通拡散領域402を、図示し
ないフィールド酸化膜形成前に形成し、この後フィール
ド酸化膜を形成することにより、このフィールド酸化膜
下にソース、ドレイン共通拡散領域402を埋め込むよ
うに形成する。従って、消去ゲート405との交差部分
において、間に充分な酸化膜厚を有するフィールド酸化
膜を介することができ、消去ゲート405とソース、ド
レイン共通拡散領域402との間に高い電位差が生じた
としても、酸化膜破壊が起こることはない。また製造工
程においても、ff12の実施例同様、ソース、ドレイ
ン共通拡散領域の交差部分である402のみフィールド
酸化膜の下に埋め込んで形成し、フィールド酸化膜を形
成してから、残りのソース、ドレイン共通拡散領域40
3を不純物のインプラ、熱拡散する。従って、第3の実
施例に比較して、例えばフィールド酸化膜の形成時の熱
工程の影響を、チャネル領域が受けることはない。よっ
て、熱の影響によって、フィールド酸化膜の下に埋め込
んで形成しているソース、ドレイン共通拡散領域402
が広がっても、メモリセルのチャネル長が変わることな
く形成できる。かつ、フィールド酸化膜のバーズビーク
部分に形成されるえぐれ部分、およびフィールド酸化膜
のエッチバックによる、寄生フィールドトランジスタの
しきい値の低下や、素子間リークの問題は、厚い酸化膜
を形成する必要が無く、即ちフィールド酸化膜を交差部
分の絶縁膜として用いることから解決され、信頼性が高
く、また、メモリセルの当初の設計に忠実に製造するこ
とが可能となる。さらに、厚い酸化膜を形成しないこと
から、この厚い酸化膜を交差部分予定領域に残留させる
ための写真蝕刻工程の削減が為され、このことから、歩
留りの向上、および製造コストの低減も併せて達成され
る。
(5)以下、第10図乃至第14図を参照して、この発
明の第5の実施例である、消去ゲートとソース拡散領域
との交差部分に選択的に酸化膜を成長させた不揮発性半
導体メモリとその製造方法について説明する。
第10図は、この発明の第5の実施例の不揮発性半導体
メモリのパターン平面図、第11図(a)、および第1
1図(b)は、夫々第10図中に示すF−F’断面およ
びG−G’断面に沿う断面図、第12図(a)乃至第1
2図(e)、および第13図(a)乃至第13図(e)
は、夫々第10図中に示すF−F’断面、G−G’断面
に沿う製造工程順に示した断面図である。
尚、第10図には、簡略化の為、メモリセル1個分を示
す。
まず、第10図において、502は、第11図に図示さ
れる半導体基板501内に形成されるn十型拡散領域で
、後述するが消去ゲートとの交差部分のみ選択的に形成
する酸化膜524形成前に不純物インプラによって形成
されている。また、529は、この不純物インプラの開
孔部である。
502′は、同様に半導体基板内に形成されるn÷型ソ
ース領域で、この領域は、酸化膜524形成後に不純物
インプラによって形成され、かつ502に接続するよう
に形成されている。503は、同様に半導体基板501
内に形成されるn+型ドレイン領域、504は、半導体
基板501上に、図示しない第1ゲート酸化膜を介して
形成される第1層ポリシリコン層からなる浮遊ゲート、
505は、さらにここでは図示しない薄い酸化膜である
第2ゲート酸化膜513を介して形成される第2層ポリ
シリコン層からなる消去ゲート、506は、さらにここ
では図示しない0−N−03層構造からなる絶縁膜を介
して形成される、第3層ポリシリコン層からなる制御ゲ
ート、507は、さらに第11図に図示される層間絶縁
膜である酸化膜515を介して形成されてメモリセルの
ドレイン領域503に接続され、かつ図示しないセンス
アンプに接続される、例えばアルミニウムからなるデー
タ線、508は、データ線507とドレイン領域503
とを接続するために設けられたコンタクト孔である。
次に、第11図(a)および第11図(b)の断面図を
参照して、さらにこの発明の第5の実施例について説明
する。この第11図(a)および第11図(b)の各参
照符号は、第10図と対応するものとする。
まず、第11図(a)において、半導体基板501内に
は、n÷型ソース領域拡散層502′と、酸化膜524
の下にも、n十型ソース領域拡散層502が形成され、
502′と502が一体となってソース拡散領域を形成
している。一方、酸化膜524上には消去ゲート505
が形成され、さらにその上部には、層間絶縁膜515が
形成されている。
次に、第11図(b)において、半導体基板501内に
は、n÷型ソース拡散領域502が形成され、その上部
には、選択的に形成された酸化膜524が形成されてい
る。さらに半導体基板501上には、素子分離領域とし
て、これも選択的に形成されたフィールド酸化膜511
が形成されている。このフィールド酸化膜511上部に
は、浮遊ゲート504が形成され、その上部に薄い酸化
膜として、第2ゲート酸化膜513が形成され、さらに
その上部には、消去ゲート505が形成されている。こ
の消去ゲート505と前記ソース拡散領域502との交
差部分には、この交差部分のみに選択的に形成された酸
化膜524が介在しており、メモリセルの消去時の両者
の間の高い電位差に耐えられるように、充分な酸化膜厚
に形成されている。消去ゲート505の上部には、0−
N−0(酸化膜、窒化膜、酸化III) 3層構造から
なる絶縁膜514が形成されている。この0−N−03
層構造からなる絶縁膜514上には、制御ゲート506
が形成され、その上部には層間絶縁膜515が形成され
ている。
このような構造の不揮発性半導体メモリによれば、消去
ゲート505とソース拡散領域502との交差部分にお
いて、メモリセルの消去時、この両者の間に生じる高い
電位差に充分に耐えられるよう、充分な酸化膜厚を有す
る選択的に形成された酸化Jl![524が介在してい
ることにより、酸化膜破壊が起こることはない。
次に、第12図、および第13図の製造工程図を参照し
て、この発明の第5の実施例に係わる不揮発性半導体メ
モリの製造方法について説明する。
この第12図、および第13図の各参照符号は、第10
図と対応するものとする。
まず、第12図(a)、および第13図(a)において
、例えばp型の半導体基板501上に、例えば選択酸化
法を用いて、素子分離領域であるフィールド酸化膜51
1を、厚さ8000人程度トムるよう選択的に形成する
次に、第12図(b)、および第13図(り)において
、全面に、例えば熱酸化法により、酸化Jl!!525
を、厚さ5000人程度変色成し、さらに全面に、例え
ばCVD法により、耐酸化性膜である窒化膜を、厚さ1
000人程度変色成する。
次に、第12図(C)、および第13図(c)において
、全面にホトレジスト527を塗布し、写真蝕刻法を用
いて、このホトレジスト527の消去ゲートとソース拡
散領域との交差予定領域上を除去し、開孔部529を設
ける。この後、残留したホトレジスト527をマスクに
、窒化膜526、酸化膜525を順次除去して、半導体
基板501の表面を露出させ、さらにn型不純物をイン
プラする。この時、第13図(C)に示すように、一部
、フィールド酸化膜511上にオーバーラツプして開孔
部を設け、n型不純物をインプラしてもフィールド酸化
It!l511下にはn型不純物が導入されることはな
い。
次に、第12図(d)、および第13図(d)において
、前記ホトレジスト527を剥離した後、例えば熱酸化
法により、半導体基板501の表面が露出している開孔
部分、即ち消去ゲートとソース拡散領域との交差予定領
域に酸化膜524を、メモリセルの消去時の両者の電位
差に充分に耐えられるよう、例えば厚さ2000人程度
変色成する。この時、この開孔部分以外には、耐酸化性
膜である窒化膜526が残留しているので、酸化膜52
4は成長しない。従って、交差予定領域上の半導体基板
501のみ選択的にこのフィールド酸化H524が形成
される。
次に、第12図(e)、および第13図(e)において
、窒化膜526、酸化膜525を除去する。この後、全
面に、例えば熱酸化法により、第1ゲート酸化fi51
2を、厚さ300人程変色なるように形成し、全面に、
例えばCVD法を用いて、第1層ポリシリコン層を形成
する。次に、図示しないホトレジストを塗布し、写真蝕
刻法を用いて、この図示しないホトレジストの浮遊ゲー
ト形成予定領域上以外を選択的に除去する。この後、こ
の図示しないホトレジストをマスクに、第1層ポリシリ
コン層からなる浮遊ゲート504を形成する。この後、
再度全面に、例えば熱酸化法により、第2ゲート酸化膜
513を形成する。この第2ゲート酸化膜513は、メ
モリセルの消去時、浮遊ゲート504と、この後、形成
される消去ゲートとの間にトンネル効果を有するトンネ
ル酸化膜となるものであり、その膜厚は、消去ゲートに
印加される電圧に合わせて、適当に調節してよい。
次に、全面に、例えばCVD法により、第2層ポリシリ
コン層を形成し、第1層ポリシリコン層と同様に、写真
蝕刻法を用いて、所定形状にパターニングし、第2層ポ
リシリコン層からなる消去ゲ−4505を形成する。こ
の時、第12図(e)および第13図(e)に示すよう
に、消去ゲート505と、ソース拡散領域502との交
差部分には、メモリセルの消去時、両者の間に高い電位
差が生じても、充分に耐えられる酸化膜厚、この例では
約8000人有する酸化膜524が存在している。従っ
て、メモリセルの消去時において、酸化膜破壊が起こる
ことはない。この後、ホトレジストを用い、選択的にド
レイン拡散領域のみ、n型不純物をインプラ、拡散する
ことでドレイン拡散領域503を形成する。この後、図
示はしないが、全面に酸化膜を形成し、続いて窒化膜を
形成し、さらに再度酸化膜を形成することによって、0
−N−03層構造からなる絶縁膜を形成し、さらに全面
に、第3層ポリシリコン層を形成し、第1層、第2層ポ
リシリコン層同様、写真蝕刻法を用いて、制御ゲート5
06を形成する。次に、全面に、例えばCVD法を用い
て、酸化膜による層間絶縁膜515を形成し、さらにこ
の層間絶縁膜515内に、第10図に示すドレイン拡散
領域503に対するコンタクト孔508、および図示し
ないソース拡散領域502′に対するコンタクト孔を開
孔し、これらのコンタクト孔を介して、例えばスパッタ
法を用いて、アルミニウム層を形成し、第10図に示す
データ線507、および図示されないソース接地線を形
成することにより、この発明の第5の実施例に係わる不
揮発性半導体メモリが製造される。
このような第5の実施例による不揮発性半導体メモリと
その製造方法によれば、消去ゲート505とソース拡散
領域502との交差部分において、メモリセルの消去時
、両者の間の高い電位差に耐えられる充分な酸化膜厚を
有する、選択的に形成された酸化膜524が存在してい
る。従って、消去時、消去ゲート5o5とソース拡散領
域502との間に高い電位差が生じたとしても酸化膜破
壊が起こることはない。また、製造工程においては、交
差部分に厚い酸化膜を写真蝕刻法でホトレジストをマス
クにエツチングによって形成するのではなく、交差部分
に選択的に充分に厚い酸化膜、即ち酸化膜524を形成
する。従って、素子分離領域であるフィールド酸化膜5
11のバーズビーク部分にえぐれ部分が形成されたり、
フィールド酸化膜511がエッチバックされて寄生フィ
ールドトランジスタのしきい値が低下して発生する、素
子間リークの問題が解決される。さらに、この第5の実
施例によれば、第1乃至第4の実施例では、フィールド
酸化膜の形成前に不純物をインプラし、このフィールド
酸化膜下に交差部分のソース拡散領域を埋め込む。よっ
て、この埋め込まれたソース拡散領域がフィールド酸化
膜形成時の熱処理の影響を受け、縦方向(深さ方向)、
横方向(平面方向)にも広がり、また、不純物がフィー
ルド酸化膜中にも取込まれるため、シート抵抗が上がり
やすかった点を、この交差部分の酸化膜をフィールド酸
化膜511とは独立して、任意の厚さに設定できるため
、例えばこの例では、フィールド酸化膜511の厚さが
約8000人、また交差部分のみに選択的に形成される
酸化膜52.1厚さが約2000人となっている。この
ことから酸化膜524下に埋め込まれて形成されている
ソース拡散層502は、フィールド酸化膜511下に形
成されるよりも熱の影響を受けないことが分る。よって
、ソース拡散層502の縦方向、および横方向の広がり
を抑えることができ、シート抵抗を低くすることができ
る。
さらに、第14図(a)および第14 (b)を参照し
て、この第5の実施例について説明する。
第14図(a)は、第1乃至第4の実施例で述べた素子
分離領域としてのフィールド酸化膜形成前に不純物をイ
ンプラしてフィールド酸化膜下に埋め込んだ時の不純物
拡散領域の平面図、第14図(b)は、第5の実施例で
述べた素子分離領域としてのフィールド酸化膜形成後に
不純物をインプラして、さらに選択的に酸化膜を形成し
て、この酸化膜下に埋め込んだ時の不純物拡散領域の平
面図である。
まず、第14図(a)において、601は、交差部分領
域に対する不純物インプラの為のマスクの開孔部の大き
さを示している。ここから、不純物をインプラし、ソー
ス拡散領域602を形成する。しかしながら、このソー
ス拡散領域は、素子分離領域としてのフィールド酸化膜
形成時の熱の影響を受け、最終的に、同図中の602に
示すような大きさ、即ち上、下方向にXJLIXJL2
と広がってしまう。また、マスクが上、下方向にずれた
場合、拡散領域602は、当然ながらそのずれの分だけ
ずれて形成されてしまう。
従って、マスクのずれに対処する合わせ余裕をみなけれ
ばならないという問題がある。また、同図中の603は
、フィールド酸化膜形成後にインプラされて形成される
残りのソース拡散領域である。
このように、チャネル幅方向のソース領域を2段階に分
けて形成する例は、第2、第4の実施例に記載されてい
るが、第1、第3の実施例のように、1段階で形成した
場合も同様な問題が生じる。
ただし、上記の問題は、フィールド酸化膜形成のパター
ンを第14図(b)のようにして、フィールド酸化膜を
形成する際の選択酸化時、耐酸化性膜を除去した領域、
即ち耐酸化性とならない領域に、不純物がインプラされ
ない厚さに、例えば1000人程度0酸化膜を予め形成
しておき、不純物をインプラする部分のみ、この酸化膜
を除去し、この酸化膜の残留部分をマスクに不純物のイ
ンプラを行えば、マスクの合わせずれを考えなくてよい
。即ち自己整合的に交差部分の不純物拡散領域602が
形成できる。また、この酸化膜の除去の際、フィールド
酸化膜形成時の熱の影響による拡散領域602の広がり
を考慮して、適切に酸化膜を除去する面積、即ち開孔部
601の大きさを決定することは勿論である。このよう
な手段を講じれば、上記の問題は解決される。
この発明の第5の実施例では、上記の手段を講じなくて
も、拡散領域の広がりの問題を解決できる構造となって
いる。
次に、第14図(b)を参照して、この第5の実施例の
場合について説明する。
第14図(b)において、604は、交差部分領域に対
する不純物インプラの為のマスクの開孔部の大きさを示
している。ここから、不純物をインプラし、ソース拡散
領域605を形成する。この場合、マスク605よりも
、上、下方向において、小さなソース拡散領域605が
形成される。
これは、不純物をインプラする以前に、既に素子分離領
域であるフィールド酸化膜が形成されており、このフィ
ールド酸化膜がマスクとなって、このフィールド酸化膜
下には、不純物がインプラされないからである。即ち不
純物のインプラの際、上、下方向のインプラされる領域
は、フィールド酸化膜によって決定されており、不純物
のインプラは、マスク合わせのずれを考慮しなくてよく
、自己整合的に形成できる。また、ソース拡散領域60
5上に、選択的に形成される酸化膜は、フィールド酸化
膜よりも薄く形成でき、かつその酸化膜厚は、交差部分
の消去ゲートとソース拡散領域との高い電位差に耐えら
れる範囲で適当に調節できる。従って、ソース拡散領域
605は、その上部に形成される酸化膜形成時の熱の影
響を低減することが可能となり、このことからソース拡
散領域605の上、下方向の広がりも、同図中に示すX
Jl、、1  とXJL2  とのように低減される。
よって、シート抵抗をさらに低減することが可能となる
。また、同図中の606は、酸化膜形成後にインプラさ
れて形成される残りのソース拡散領域である。
尚、この第5の実施例は、第1乃至第4の実施例に記載
したような不揮発性半導体メモリのパターンの全てに適
用可能であることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、従来、不揮発性
半導体メモリのメモリセルの消去時、消去ゲートとソー
ス拡散領域との交差部分において、高い電位差が生じる
ため、厚い酸化膜を写真蝕刻法でこの交差部分に残して
いた点を、素子分離領域の厚いフィールド酸化膜をこの
交差部分に利用することにより、従来問題であった、写
真蝕刻工程時のフィールド酸化膜のバーズビーク部分の
エツチングから生じるメモリセルの耐圧の低下、および
フィールド酸化膜のエツチングから生じる寄生フィール
ドトランジスタのしきい値の低下による、素子間リーク
の発生の点を改善できることから、信頼性の高い不揮発
性半導体メモリとその製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1の実施例に係わる不揮発性半
導体メモリのパターン平面図、第2図(a)乃至第2図
(d)は、第1図装置の断面図、第3図(a)乃至第3
図(e)は、第1図装置のA−A’ に沿う製造工程順
に示す断面図、第4図(a)乃至第4図(d)は、第1
図装置のB−B’ に沿う製造工程順に示す断面図、第
5図(a)乃至第5図(e)は、第1図装置のc−c’
に沿う製造工程順に示す断面図、第6図は、この発明の
第2の実施例に係わる不揮発性半導体メモリのパターン
平面図、第7図は、第6図装置の断面図、第8図は、こ
の発明の第3の実施例に係わる不揮発性半導体メモリの
パターン平面図、第9図は、この発明の第4の実施例に
係わる不揮発性半導体メモリのパターン平面図、第1Q
図は、この発明の第5の実施例に係わる不揮発性半導体
メモリのパターン平面図、第11図(a)および第11
図(b)は、第10図装置の夫々、F−F’  G−G
’断面に沿う断面図、第12図(a)乃至第12図(e
)は、第10図装置のF−F’ に沿う製造工程順に示
す断面図、第13図(a)乃至第13図(e)は、第1
0図装置のG−G’断面に沿う製造工程順1;示す断面
図、第14図(a)および第14図(b)は、夫々、第
1乃至第4の実施例、第5の実施例の交差部分における
不純物拡散層の平面図、第15図は、従来技術による不
揮発性半導体メモリのパターン平面図、第16図(a)
乃至第16図(c)は、第15図装置の断面図、第17
図(a)乃至第17図(c)は、第15図装置の製造工
程中における断面図である。 101・・・半導体基板、102・・・ソース拡散領域
、102′・・・ソース拡散領域、103・・・ドレイ
ン拡散領域、104・・・浮遊ゲート、105・・・消
去ゲート、106・・・制御ゲート、107・・・デー
タ線、108・・・コンタクト孔、109・・・接地線
、110・・・コンタクト孔、111−・・フィールド
酸化膜、112・・・第1ゲート酸化膜、113・・・
第2ゲート酸化膜、114・・・0−N−03層構造か
らなる絶縁膜、115・・・層間絶縁膜、116・・・
レジスト、201・・・半導体基板、202・・・ソー
ス拡散領域、202′・・・ソース拡散領域、203・
・・ドレイン拡散領域、204・・・浮遊ゲート、20
5・・・消去ゲート、206・・・制御ゲート、207
・・・データ線、208・・・コンタクト孔、209・
・・接地線、210・・・コンタクト孔、211・・・
フィールド酸化膜、215・・・層間絶縁膜、304・
・・浮遊ゲート、305・・・消去ゲート、306・・
・制御ゲート、302・・・チャネル幅方向に伸びるソ
ース、ドレイン共通領域、303・・・チャネル長方向
に伸びるソース、ドレイン共通領域、404・・・浮遊
ゲート、405・・・消去ゲート、406・・・制御ゲ
ート、402・・・チャネル幅方向に伸びるソース、ド
レイン共通領域、403・・・チャネル長方向およびチ
ャネル幅方向に伸びるソース、ドレイン共通領域、50
1・・・半導体基板、502・・・ソース拡H領域、5
02 ’・・・ソース拡散領域、503・・・ドレイン
拡散領域、504・・・浮遊ゲート、505・・・消去
ゲート、506・・・制御ゲート、507・・・データ
線、508・・・コンタクト孔、511・・・フィール
ド酸化膜、512・・・第1ゲート酸化膜、513・・
・第2ゲート酸化膜、514・・・0−N−03層構造
からなる絶縁膜、515・・・層間絶縁膜、524・・
・酸化膜、525・・・酸化膜、526・・・窒化膜、
527・・・ホトレジスト、529・・・開孔部、60
1・・・マスクの開孔部、602・・・ソース拡散領域
、603・・・ソース拡散領域、604・・・マスクの
開孔部、605・・・ソース拡散領域、606・・・ソ
ース拡散領域、701・・・半導体基板、702・・・
ソース拡散領域、703・・・ドレイン拡散領域、70
4.704’・・・浮遊ゲート、705・・・消去ゲー
ト、706・・・制御ゲート、707・・・データ線、
70 訃・・コンタクト孔、709・・・接地線、71
0・・・コンタクト孔、711・・・厚い酸化膜、71
2・・・フィールド酸化膜、715・・・第1ゲート酸
化膜、716・・・ソース拡散領域、717・・・ソー
ス拡散領域、718・・・0−N−03層構造からなる
絶縁膜、719・・・第2ゲート酸化膜、720・・・
層間絶縁膜。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (d) (e) 第3図 (C) (d) 第4図 (d) (e) 第5図 第 図 (b) 第11 図 (a) 齋 (b) (C) 第17図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に形成されたソース領域、ドレイン
    領域、浮遊ゲート、消去ゲートおよび制御ゲートを有す
    るセルトランジスタを用いた不揮発性半導体メモリセル
    が、行列状に配列されてなる不揮発性半導体メモリにお
    いて、フィールド絶縁膜下に形成されたメモリセルのソ
    ース拡散領域を具備し、前記消去ゲートが前記ソース拡
    散領域上に形成されたことを特徴とする不揮発性半導体
    メモリ。
  2. (2)半導体基板上に形成されたソース領域、ドレイン
    領域、浮遊ゲート、消去ゲートおよび制御ゲートを有す
    るセルトランジスタを用いた不揮発性半導体メモリセル
    が、行列状に配列されてなる不揮発性半導体メモリにお
    いて、前記ソース領域の所定の領域上に選択的に形成さ
    れた絶縁膜と、該絶縁膜下に自己整合的に形成された第
    一の拡散層と、前記絶縁膜以外のソース領域に形成され
    た第二の拡散層とを具備し、前記消去ゲートが前記絶縁
    膜上に形成されたことを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  3. (3)隣接したメモリセルのソース領域およびドレイン
    領域を共有することを特徴とする請求項(1)および(
    2)のいずれかに記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. (4)第一導電型の半導体基板の所定の領域に対し、第
    二導電型の第一の拡散領域を形成する工程と、半導体基
    板上に該第一の拡散領域を含んでフィールド絶縁膜を形
    成し素子分離を行なう工程と、全面に第一の絶縁膜を形
    成する工程と、全面に第一の導電層を形成する工程と、
    該第一の導電層を所定の形状にパターニングして浮遊ゲ
    ートを形成する工程と、全面に第二の絶縁膜を形成する
    工程と、全面に第二の導電層を形成する工程と、該第二
    の導電層を所定の形状にパターニングして消去ゲートを
    前記第一の拡散領域と前記フィールド絶縁膜上で交差す
    るように形成する工程と、全面に第三の絶縁膜を形成す
    る工程と、全面に第三の導電層を形成する工程と、該第
    三の導電層を所定の形状にパターニングして制御ゲート
    を形成する工程と、第一導電型の半導体基板の所定の領
    域に対し、第二導電型の第二の拡散領域を前記第一の拡
    散領域に接続するように形成する工程とを具備すること
    を特徴とした不揮発性半導体メモリの製造方法。
  5. (5)第一導電型の半導体基板上にフィールド絶縁膜を
    形成して素子分離を行う工程と、全面に第一の絶縁膜を
    形成する工程と、前記フィールド絶縁膜を一部含む前記
    半導体基板上の前記第一の絶縁膜の所定の領域を除去し
    開孔部を設ける工程と、該開孔部を通して前記第一導電
    型の半導体基板上に第二導電型の第一の拡散領域を形成
    する工程と、前記第一の絶縁膜をマスクに前記開孔部に
    選択的に第二の絶縁膜を形成する工程と、前記第一の絶
    縁膜を除去する工程と、全面に第三の絶縁膜を形成する
    工程と、全面に第一の導電層を形成する工程と、該第一
    の導電層を所定の形状にパターニングして浮遊ゲートを
    形成する工程と、全面に第四の絶縁膜を形成する工程と
    、全面に第二の導電層を形成する工程と、該第2の導電
    層を所定の形状にパターニングして消去ゲートを前記第
    一の拡散領域と前記第二の絶縁膜上で交差するように形
    成する工程と、全面に第五の絶縁膜を形成する工程と、
    全面に第三の導電層を形成する工程と、該第三の導電層
    を所定の形状にパターニングして制御ゲートを形成する
    工程と、第一導電型の半導体基板の所定の領域に対し、
    第二導電型の第二の拡散領域を前記第一の拡散領域に接
    続するように形成する工程とを具備することを特徴とし
    た不揮発性半導体メモリの製造方法。
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