JPH02186986A - 新規なポリペプチド、その製造及び用途 - Google Patents

新規なポリペプチド、その製造及び用途

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JPH02186986A
JPH02186986A JP1180675A JP18067589A JPH02186986A JP H02186986 A JPH02186986 A JP H02186986A JP 1180675 A JP1180675 A JP 1180675A JP 18067589 A JP18067589 A JP 18067589A JP H02186986 A JPH02186986 A JP H02186986A
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dna
tpa
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mixture
plasmid
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JP1180675A
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Markus Dr Mueller-Neumann
マルクス・ミユラー‐ノイマン
Martin Dr Schmidt
マルチン・シユミツト
Margarete Dr Schwarz
マルガレーテ・シユヴアルツ
Verena Baldinger
フエレナ・バルデインガー
Thomas Dr Doerper
トーマス・デルパー
Karl-Hermann Dr Strube
カール‐ヘルマン・ストルーベ
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BASF SE
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    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
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    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12N9/6456Plasminogen activators
    • C12N9/6459Plasminogen activators t-plasminogen activator (3.4.21.68), i.e. tPA
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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    • C12Y304/00Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
    • C12Y304/21Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12Y304/21069Protein C activated (3.4.21.69)

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスミノーゲン活性化物質活性を有する新
規なポリペプチド、その製法及び病気の処置におけるそ
の用途に関する。
ヒト成熟組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA)は
、527個のアミノ酸及び68 N)の分子量を有する
ポリペプチドである( Penn1Caet、 al、
 1983 * Nature 301+ 214〜2
21及びNy et al、 1984 + Proc
、 Natl、 Acad、 Sci。
USA si 、 5355〜5359 ) (第1a
〜Ic図参照)。
この分子は数個の明瞭な領域いわゆるドメインを有し、
種々の機能はこれらの領域に帰属する。
N−末端は、フィブロネクチンと同族のフィンガー領域
により形成される。これには数種の生長因子と類似性を
有する領域が続く。これに続い【2個のループドメイン
がある。1本鎖分子を2本鎖に開裂することのできる開
裂部位の後に、プロテアーゼドメインが続き、これは活
性中心を含有し、そして他のセリンプロテアーゼと同族
性を有する。
組織プラスミノーゲン活性化物質は、これを興味深い分
子にする数種の性質を有する。tPAはフィブリンに対
して高い親和性を有し、プラスミノーゲン活性化はフィ
ブリン依存性であり;プロテアーゼとしてtPAはプラ
スミノーゲンを開裂してプラスミンを生成し、これは次
いでフィブリンを分解して分解生成物にする。tPAは
プラスミノーゲン活性化物質の阻害物質により阻害する
ことができる。さらにtpAは比較的短い半減期を有し
;この分子は肝臓中で急速に分解される。
これらの因子は、生体内でtPAが血餅においてプラス
ミノーゲンを特異的に活性化してプラスミンとなし、そ
してフィブリンの分解により血管中の流れの回復をもた
らす作用をする。従ってtPAはフィブリン溶解療法に
おいて例えば心筋梗塞後に使用することができる。
本発明者らは、一般式 %式% (式中jPAl、524はヒト成熟組織プラスミノーゲ
ン活性化物質のアミノ酸1〜524であり、Bは下記の
アミノ酸配列   LE  PW −LENPDQADSD()DC)RC)DACDDI
DNDGIPDEDNCP()−LETRWVSMKK
TTMK −PW()ECCC)RCLPS −LEKRLEVDIDIKIR3 −LEGIC)AVLKVLTTGLPALISWIK
RKRQQG−LEHHLG()AKQARDV 又は
−PWRGDTPKPQSHNDGDFBEIPEEY
LQを意味する)で表わされるポリペプチド、−ならび
にBのN−及び/又はC−末端において6個までのアミ
ノ酸により短縮又は延長された配列を有するその他感性
の変異体又は誘導体が、改善された性質を有することを
見出した。
このように新規なポリペプチドは、tPAのC−末端に
おいて修飾されている。
本発明はさらに、この成熟ポリペプチドのためにコード
化するDNA配列、ならびにこのDNA配列を有するベ
クターに関する。
新規なポリペプチドは遺伝子工学により既知の方法によ
って製造することができる。ここに記載する構成のため
の出発点は、tPAのコード化配列及びさらに5′−及
び6′−非翻訳領域を含有するCDNAクローン(以下
pUctPAと呼ばれる)である。この成熟ポリペプチ
ドは、リーダー及びプロ配列の後でSer (1)で始
まり、Pro(527)の後で終る。
p’UctpAは次のようにして分離される。ヒト子宮
組織からmFtNAを分離し、2本鎖c DNA中に転
写する。このcDNAを市場で入手できるクローニング
ベクターpUC9中に挿入したのち、cDNAライブラ
リーを作成する。これに用いられる方法は、例えばMa
niatis et al、、 MolecularC
loningに記載されている。放射性標識したオリゴ
ヌクレオチド試料を用いるこの種の遺伝子パンクのスク
リーニングは、これまで広く用いられかつ文献に記載さ
れた方法である。この方法を用いて、コード化領域及び
隣接領域を含有するcDNAクローンを分離することが
できる。
pUctPAのDNA配列の断片は、制限酵素を用いて
容易に得られる。これらの断片は、場合により化学合成
されたオリゴヌクレオチド、アダプター又は遺伝子断片
と結合して、新規なポリペプチドのためにコード化する
DNA配列をクローニングするために利用できる。この
遺伝子断片又は合成りNA配列を、クローニングベクタ
ー例えば市販のプラスミドpBR522、pUC8又は
9、pUC1B又は19、M15mp18又はM 13
 mP19に組込むことは、既知の手段で行われる。
遺伝子又は遺伝子断片は、好適な化学的に合成された、
あるいは細菌、ファージ、真核細胞又はそのウィルスか
ら分離され、そして蛋白質の発現を可能にするコントロ
ール領域を備えることもできる。こうして得られる雑種
プラスミドの好適な宿主細胞中への形質転換又はトラン
スフェクションは、同様に既知であり、文献に詳細に記
載されている。雑種プラスミドには、培地へのポリペプ
チドの分泌を可能にする対応するシグナル配列を備える
こともできる。哺乳動物細胞中で発現させる場合は、発
現すべき遺伝子、この場合は突然変異tPA −CDN
Aを、マウス−メタロチオネイン−プロモーター又は5
V40−プロモーターの制御下に置く。この発現のため
には、メチオニン開始コドン及びtPA遺伝子のリーダ
ー配列/プロ配列の存在が必要である。
次いでこのベクターの複写をエピゾームとして又はゲノ
ム中に組込んで含有するクローンを分離する。例えばウ
シ乳頭腫ウィルスを基礎とする外来遺伝子を組込み、そ
して発現することが特に有利である。細菌細胞中での複
製及び抗生物質耐性のためにコード化する原核配列を結
合すると、いわゆる「シャトル」ベクターを構成するこ
とが可能である。プラスミドの構成及び増幅は、まず細
菌細胞中で行われ、次いで真核細胞例えばマウス−フィ
ブロプラスト細胞系0127中への転写が行われる。他
の細胞系例えば酵母、昆虫細胞及びその他の哺乳動物細
胞例えばCHO−L−及び293−細胞も発現のために
使用できることは当然である。
この真核発現系は、その産生物を効果的にかつ多(の場
合天然の形で分泌することができる利点を有する。さら
にこの系は、その産生物の翻訳後修飾を行うことができ
る。従って組織プラスミノーゲン活性化物質は、真核細
胞中で発現させると、アミノ酸117.184及び44
8(ASn)上になおグリコシド側鎖を含有する。
細菌はグリコシド糖側鎖を合成することができない。細
菌中に発現された真核蛋白質の多くは、例えばtPA及
び本発明によりそれから誘導されるポリペプチドも、変
性された封入体として細胞中に生成し、蛋白質化学によ
り再生しなければならない。さらに細菌は多くの場合、
イニシエーターアミノ酸であるメチオニンを出来あがっ
た蛋白質から脱離させることができない。この困難は、
分泌系の使用により回避できる。
しかし遺伝子コードの変性により、他のDNA配列、例
えば異なるDNA配列を有する化学的に合成された遺伝
子を、新規なポリペプチドの発現のために利用すること
も可能である。
新規なポリペプチドの精製は、公知方法によるアフイニ
テイ及びイオン交換クロマトグラフィによって、培地か
らこれを分離することにより行われる。
本発明により得られるポリペプチドは、高められた凝血
特異性、より長い半減期、阻害物質との減少した結合及
び/又はより大きい蛋白質溶解活性を有し、従って血栓
溶17.のために用いることができる。その際この蛋白
質はヒト組織プラスミノーゲン活性化物質よりも改善さ
れた性質を示す。
従って本発明はまた、少なくとも1才重の新規なポリペ
プチドを、場合により製剤上容認される賦形剤又は結合
剤中に含有する医薬に関する。
この医薬は新規な蛋白質を、他のフィブリン溶解物質例
えばプロウロキナーゼ、ウロキナーゼもしくはストレプ
トキナーゼ又はこれらの誘導体、ならびに他の製剤用蛋
白質例えばスーパーオキシドジスムターゼと組合せて含
有することができる。本発明の他の態様を下記の例に詳
細に記載する。遺伝子工学的方法については、例えばM
aniatisらによるハンドブック、Molecul
arCIOnlng + Co1d Sprlng H
arbor La1DOratOry+1982が参照
される。
例1 ヒト組織プラスミノーゲン活性化物質のためのc DN
Aクローンの分離: tPAを産生ずるヒト子宮組織30fiを、グアニジニ
ウムチオイソシアネート6M、<えん酸ナトリウム5 
mM (pH7,0)、2−メルカプトエタノール0.
1M及びサルコシル065%中でウルトラーツラツクス
内で均質化した。粗大な細胞破片をツルバルー5834
−攪拌器(DuPont )中で300 Orpmで遠
心分離した。 s、 7 MのCsClクツションによ
り20℃及び35000 rpsで5W40−ローター
(Beckman Instruments )中で1
夜遠心することによりRNAを分離した。次いでポ1.
I A −含有RNA分画を、オリゴ(dT)−セルロ
ース上のアフイニテイクロマトグラフにより分離した。
AMV逆転写酵素及びスターターとしてのオリゴ(dT
)12−18を用いて、ポ+ +7 A −RNAを1本鎖cDNA中に転写した。第
2の鎖の合成を、大腸菌DNAポリメラーゼLを用いて
行った。酵素T4−DNAIJガーゼを用いて、2本領
cDNA K Sal I !Jンカーを結合した。市
販のプラスミドpUC9を制限酵素Sal Iで線状化
した。これら2本のDNAを互いに連結し、こうして得
られた雑種を用いて、大腸菌株HB 101のCaCl
2処理されたコンピテントな細胞を形質転換した。アン
ピシリン100μm7/mlを含有するLB板上に細胞
を塗り広げ、37℃で1夜保温した。
コロニーをニトロセルロースフィルター上ニ移し、レプ
リカを塗り、NaOHO,5N/NaCIL 1.5M
で溶解し、そして変性DNAを80°Cで2時間加熱す
ることによりフィルター上に強固に結合させた。このフ
ィルターを6 X 5ET−緩衝液(1x SET =
NaC1O,15M、トリス/ HCI (pH7,4
) 15mM5EDT/1mM)、o、 i%SDS及
び5 x Denhardt溶液(100X Denh
ardt = 501ntにつきFicoll 1 i
 、ポリビニルピロリドン1g、BSA 1 g)の中
で、68°Cで4時間予備雑種形成した。DNA合成装
置を用いて、それぞれtPA−DNAの17個の塩基を
包含する3個のオリゴヌクレオチドプローブを製造した
。これらのものは下記の配列から成る。
5’ TGCAGATCACTTGGTAA 5’5’
 CCAG()CCCAGTGCCTGG 3’5’ 
TCCA()TCCGOCAGCTGC3’これらのプ
ローブを51−末端においてγ−32P −A’I’P
で標識した。次いでこれらのものを予備雑種形成したフ
ィルターと一緒に、6 X SET、 0.1%SDS
 、 5 X Denh6rdt及び10%デキストラ
ン硫酸を含有する溶液中で、軽微に揺動しながら42℃
で1夜保温した。次いでフィルターを6 X 5ET1
0.1%SDS中で42°Cで数回洗浄1.、乾燥し、
X線フィルムに照射した。スクリーニングの際に放射性
応答を与えたクローンを分離し、さらに培養した。1個
のクローン(以下pUCtPAと呼ばれる)は、コード
化領域並びに5′−及び6′−非コード化領域を有する
約2.1 kbの大きさの挿入を含有していた(第2図
)。pUCtPAのプラスミドDNAは、細菌培養物の
りゾチーム消化及び5DS−アルカリ処理並びにこれに
続(CsC1勾配遠心分離により調製した。
例2 tPA−DNA中へのオリゴヌクレオチドの挿入:出発
点はプラスミドpUCtPAであった。これをBst 
E■及びHind mで予備切断した(第6図)。
続いてアルカリ性ホスファターゼを用いる処理を行った
DNA自動合成装置を用いて、下記のオリゴヌクレオチ
ドを製造して精製した。
MN  29 5’ −GTTACCAACTACCT
AGACTG()ATTCGTGACAACCTCGA
flTGAGTCGACA−3’MN  30 5’ 
−AGCTTOTCGACTCACTCOAGGTTC
)TCAC()AATCCA()TCTAGGTAGT
T()−3’MN  61 5’ −GTTACCAA
CTACC’1GACTGGATTCGTGACA*C
CCATGGTC)A、GTCC)ACA−3’MN 
62 5’ −AG、CTT(’)TCGACTCAC
CATGC)GTTGTCAC[)AATCCA、GT
CTAGGTAGTTG−3’これらのオリゴヌクレオ
チドを、アニーリング反応により互いに雑種化し、同時
にポリヌクレオチドキナーゼを用いる処理によりホスホ
リル化した。
製造されたオリゴヌクレオチド50 n、i7を、次い
で線状化したベクターDNA 400 n9に連結した
。続いてこの混合物を用いて、アンピシリン含有培地上
でプラスミドの存在について選択されたコンピテントな
HB t 01細胞を形質転換した。1夜培養物2 m
lから、いわゆる「ミニ溶解物」として少量のプラスミ
ドDNAを遊離させ、制限酵素を用いて下記の切断を行
った。
MN29/60による構成の場合: BamHI + Xhol  (混合物1)、FCOR
I + Xhol  (混合物2)又はHaell  
+ SmaI  (混合物6)MN ?+ 1 / 3
2による構成の場合:BamHI + Ncol  (
混合物1)、EcoR(+ Ncol  (混合物2)
又はHaell  + Smal  (混合物3)得ら
れた断片をゲル電気泳動により分離した。
正しい単一のオリゴヌクレオチド挿入の存在は、出発D
NAと比較して部分的に変化した断片の大きさにより明
らかであり、こうして配向を確認することもできた。最
終的な調査は、DNA配列、オリゴヌクレオチド挿入及
び隣接領域の分析である(ザンガーらのProc、 N
atl、 Acad、 Sci。
USA、74(1977)、5463〜67による)。
正しい単一の挿入を有する候補者の大量のプラスミドD
NAが、当該01夜培養物11の消化により得られた。
このDNA (MN29/3 oを有スる「pUctP
A−CTX jならびにMN31/ろ2を有する(−p
UctPA−CTN J )をCsC1勾配により2回
精製し、TE緩衝液に対して広範囲に透析した。
例6a tPA−DNA中へのオリゴヌクレオチドの挿入:出発
点はプラスミドpUCtPA−CTXであった。
これを制限酵素XhoJにより切断した(第4図)。
次いでアルカリ性ホスファターゼを用いる処理を行った
DNA自動合成装置を用いて、下記のオリゴヌクレオチ
ドを製造して精製した。
上、4N33 5’−TCGAGAACCCTGATC
AGGCCGACAGCGATGGGGACGGCAG
AGGCGACGCCT()CGATGACATC()
A−3’MN34 5’−CGTCGCCTCTGCC
GTCCCCATC()CT()TCGGCCTGAT
cAGGGTTc−3’ MN35 5’−CAACC)AT()GGATCCC
AC)ACGAGGACAATTGTCCTC−3′ MN36 5’−TCGAGAGGACAATTGTC
CTCC)TCTGC)GATCCCATCGTTGT
CGATGTCATCGCA()G−3’これらのオリ
ゴヌクレオチドを、アニーリング反応により相互に雑種
化し、同時にポリヌクレオチドキナーゼを用いる処理に
よりホスホリル化した。
製造されたオリゴヌクレオチド100 ngを、次いで
ベクターDNA 400 ngに連結した。続いてこの
混合物を用いて、アンピシリン含有培地上でプラスミド
の存在について選択されたコンピテントなHB101細
胞を形質転換した。1夜培養物2meから「ミニ溶解物
」として少量のプラスミドDNAを遊離させ、下記の制
限酵素系により切断した。
1)  BamHI 2)    BamHl   +  Hae■3)Bs
tEII   +  Haell得られた断片をゲル電
気泳動により分離した。
正しい単一のオリゴヌクレオチド挿入の存在は、出発D
NAと比較して部分的に変化した断片の大きさにより明
らかであり、こうして配向を確認することもできた。最
終的な調査は、例2と同様のDNA配列の分析である。
それぞれ正しい単一の挿入を有する候補者の大量のプラ
スミドDNAが、当該法の1夜培養物11の消化により
得られた。このDNA (r pUCtPA−CT−T
 J )を、CsC1勾配上で2回精製し、TE緩衝液
に対して広範囲に透析した。
例3b tPA−DNA中八、へオリゴヌクレオチドの挿入:呂
発点はプラスミドpUCtPA−CTXであった。
これを制限酵素Xho l及びHind I[[により
予備切断し、約4.5kbの塩基をゲル電気泳動により
分離した(第4図)。
DNA自動合成装置を用いて、下記のオリゴヌクレオチ
ドを製造して精製した。
MN42 5’−TCGA()ACCAGATGGGT
GAGCATGAAGAAAACCACAAT()AA
GTC)AGTCGACA−3’MN43 5’−A(
)CTTGTCGACTCACTTCATTGTGGT
TTTCTTCAT()CTCACCCATCTGC)
TC−3’MN47 5’−TCGAGAAAC()A
CTGGA()GTC)GACATTGATATTAA
()ATCCGATCTTGAGTC()ACGGAT
CCA−3’MN48 5’−AGCTTG()ATC
CGTCC)ACTCAAGATCGGATCTTAA
TATCAATGTCCACCTCCA()TCGTT
TC−3’MN60 5’−TCGAGGGAATTO
()AGCA()TACTGAAGGTATTAACC
ACAGGATT()CCCGCCCTCATAAGT
TGGA−3’MN61 5’−CAATCCTGTG
C)TTAATACCTTCAGTACTGCTCCA
ATTCCC−3’ MN62 5’−TTAAACGTAAC)AGGCA
ACAGGGTTGAGTC()ACGGATCCA−
3’ MN6A  5’−AGCTTGGATCCGTCGA
CTCAACCCTGTTGCCTCTTACC)TT
TAATCCAACTTATGAGGGCG、GG−3
’MN64 5’−TCGAGCACCACTTG()
GGGGAC)CCAAACAGC)CTCGAGAC
GTTTGAGTCGACGGATCCA−3’MN6
55’−A()CTTG()ATCCGTCG△CTC
’AAAC’GTC’TCGA()CCTGTT’rG
GCTCCCCCCAAc)TGGTGC−3’オリゴ
ヌクレオチドMN42+45(混合物a)、MN47+
48(混合物b)、MN60−L−63(混合物C)及
びMN64+65(混合物d)を、それぞれアニーリン
グ反応により相互に雑種化した。
製造されたホスホリル化されていないオリゴヌクレオチ
ド各200 n、9を、次いでベクターDNA各100
 n、9に連結した。続いてこの混合物を用いて、アン
ピシリン含有培地上でプラスミドの存在について選択さ
れたコンピテントなHB101細胞を形質転換した。1
夜培養物2mlから「ミニ溶解物」として少量のプラス
ミドDNAを遊離させ、下記の制限酵素により切断した
混合物a : 5acl + HlndI[I混合物b
 : 1) 5acl + HindlI[2)Bam
HI 混合物c : 1) BamHI 2)Scal 3)SacI  +  Sal[ 混合物a : 1) BamHI 2)Bgll 得られた断片をゲル電気泳動により分離した。
正しい単一のオリゴヌクレオチド挿入の存在は、出発D
NAと比較して部分的に変化した断片の大きさにより明
らかであり、こうして配向を確認することもできた。最
終的な調査は、例2と同様のDNA配列の分析である。
それぞれ正しい単一の挿入を有する候補者の大量のプラ
スミドDNAが、当該株の1夜培養物11の消化により
得られた。このDNA[:l” puCtPA−CTF
g」(aJ、  r pUCtPA−CTaF J (
b)、「pUctPA−CTM J (c)、r pU
CtPA−CTg2F J (d) )  を、CsC
1勾配上で2回精製し、TE緩衝液に対して広範囲に透
析した。
例3c tPA−DNA 中へのオリゴヌクレオチドの挿入:出
発点はプラスミドpUCtPA−CTNであった。
これを制限酵素Xhol及びHindlnにより切断し
た(第4図)。
DNA自動合成装置を用いて、下記のオリゴヌクレオチ
ドを製造して精製した。
MN40 5’−CATC)()C)C)CGA、GT
GCTGT()GCAC)ATGCCT()CCCAC
)CTGAGTCGACA−3’ MN41 5’−A()CTTGTCGACTCA()
CTG[)()CA()OCA、TCT()CCACA
GCACTCGCCC−3’ MN78 5’−CATGGAGAGGCGACACC
CC()AAAC’CGCAC)TCTCACAACG
ACGGCGACTTCGAAGAAATC−,5’M
N79 5’CC()TCGTTGTGAGACTGC
GGTTTCGGGGTGTCGCCTCTC−3’ MN80 5’−CCGGAA()AATACCT()
CAGTAATC)ATCTAGAC)TCGACA−
3’ MN81 5’−AC)CTTGTCGACTCTA(
)ATCATTACTGCAG()TAT’I”CTT
CCGG()ATTTCTTC’C)AAGTCGC−
3’オリゴヌクレオチドMN40+41(混合物a)及
びMN 78〜81(混合物b)を、それぞれアニーリ
ング反応により相互に雑種化した。
製造されたホスホリル化されていないオリゴヌクレオチ
ド150 n、9を、次いでベクターDNA400 n
gに連結した。続いてこの混合物を用いて、アンピシリ
ン含有培地上でプラスミドの存在について選択されたコ
ンピテントなHB101細胞を形質転換した。1夜培養
物2 mlから「ミニ溶解物」として少量のプラスミド
DNAを遊離させ、下記の制限酵素により切断した。
混合物a : 5acf + HindI[I混合物b
 : 1) 5acl + Hincill12) 5
acl + Hae[ 3)PstI 得られた断片をゲル電気泳動により分離した。
正しい単一のオリゴヌクレオチド挿入の存在は、出発D
NAと比較して部分的に変化した断片の大きさにより明
らかであり、こうして配向を確認することもできた。最
終的な調査は、例2と同様のDNA配列の分析である。
それぞれ正しい単一の挿入を有する候補者の大量のプラ
スミドDNAが当該株の1夜培養物11の消化により得
られた。このDNA (: 「pUCtPA−CTV 
J仏)、I ptJctpA−CTHJ (b) ]を
、CsC1勾配上で2回精製し、TE緩衝液に対して広
範囲に透析した。
例4 修飾されたtpA−DNAを発現するためのベクターの
構成: サルウィルスSV40のDNAを制限酵素BamHI及
びBclIにより切断し、ゲル電気泳動により0、24
 kbの断片を調製した(第5図)。これらの末端を、
4種のデオキシヌクレオチドトリホスフェートdATP
 、 dCTP 、 dGTP及びdTTPの存在下に
DNAポリメラーゼエのKlenow断片で充填した。
続いてXholljンカーを連結した。
これと平行して、市販のベクターpUC18を酵素Sm
a Iにより線状化した。次いで同様にXhOI’!ン
カーを連結した。このベクター(1’−pUo 18X
ho J )のDNAをXho lにより線状化し、ア
ルカリ性ホスファターゼを用いて処理し、0、24 k
bのXhol−SV40断片(前記参照)に連結した。
このものはpsvpAである。pSVpA−DNAをX
ho)により予備切断し、前記のようにしてKleno
w−ポリメラーゼと共に前記の4種のdNTPの存在下
に保温した。0.24 kbの断片をゲル電気泳動によ
り分離した。同時に、CL28X及びpB2−2 (R
eddyら著DNA6 (1987) 461〜72に
よる)の連結により生成した真核発現ベクターCL 2
8 Xho BPVを、制限酵素Xba Iにより部分
的に切断し、すなわち生成する分子が両方のXba I
−認識配列の一方だけにおいて切断され、従って線状に
なるように、時間的に制限して保温した(第6図)。次
いでこの混合物を、前記のようにしてKlenow−ポ
リメラーゼ及びdNTPと反応させた。これらの線状分
子を続いてゲル電気泳動により分離した。
次いで線状pCL 28 Xho BPV断片とSV 
40からの前処理された0、 24 kbの断片との連
結を行つた。形質転換及びミニ溶解物のスクリーニング
ののち、Xho1部位から3′の方向に約0.15 k
bに位置する前のXba 1部位にSV40断片を含有
するクローンを分離した。このDNA (r pcL28XhOBPV−8VpolY A J
  )は、「早い」遺伝子のSV40転写停止点を含有
していた。
pcL28XhoBPV−8V poly Aのプラス
ミドDNAを制限酵素xhoIにより線状化し、アルカ
リ性ホスファターゼを用いて処理した。同時にpUCt
PA−CTX、 −CTN、 −CTT、 −CTFg
l−CTaF、 −CTM。
−CTg2F、 −CTV又は−CTH(例2及び3か
ら−)を酵素Sal Iにより切断し、約1.8 kb
の大きさの挿入を調製した(第7図)。両方の断片をT
4リガーゼにより相互に結合された。形質転換及びミニ
溶解ののち、変異したtPA−DNAを単一にかつ正し
い配向で含有するクローンを分離した。
これらはpCL28BPV−tPA−CTX、  −C
TN、  −CTT。
−CTFg、 −CTaF 、−CTM、−CT、g2
F1−CTV又は−CTHである。
例5 トランスフェクション及び細胞系の確立:01271細
胞(J、 Virol、 26 (1978) 292
;細胞系及び雑種細胞のATCCカタログ、第5版19
85年142頁)を、BPV発現プラスミドを用いて燐
酸カルシウム共沈法によりトランスフェクションを行っ
た( Virology 52 (1973)456 
、 DNA Cloning Vol、■; D、 M
、 ()loverIRL Press編1985年1
43頁以下及び216頁)。5X105個の01271
細胞を、60真詐のペトリー皿に入れたDMz (ダル
ベツコの変性イーグル培地)+10%FC8(ウシ胎児
血清)中に接種した。翌日に培地を、Hepes 25
 mM + FC310%を含有するMma (変性イ
ーグル培地)と交換した。CsC1で精製したプラスミ
ドDNA10μgを用いて燐酸Ca共沈を形成し、これ
を01271細胞上に注意深く置いた。この細胞を67
℃;Co27%で4時間培養した。続いてグリセリン−
ショック処理により、トランスフェクション効率をかな
り高めた。このために沈殿を置いてから4時間後に、細
胞から培地を除去した。この細胞を、60朋ペトリ皿に
つきそれぞれ2罰の15%グリセリン/ HBS (D
NA Cloning Vol。
11、 p152)と共に6分間室温で培養した。グリ
セリン/ HBS溶液を除去し、芝生様細胞を3 ml
のDMEM + 10 % Fe2で洗浄した。この細
胞をDMEM +10%FO8と共に67℃; Co、
 7%で培養した。毎週3回DMFM + 10%FC
3を除去して新しい培地と交換した。2〜6週間ののち
、BPVゲノムを含有するトランスフェクションした細
胞が、形質転換細胞いわゆるFociの収集として認め
られた。前記のtPA変異体を発現するFociを、カ
ゼイン寒天積層(後記参照)により培養した。37℃;
 Co27%で2〜6時間培養したのち、溶菌帯域が濁
ったカゼイン寒天中で、tPA発現細胞が存在する点と
して認められた。カゼイン寒天を除去したのち、これら
の点に存在する細胞をクローニングシリンダー法により
分離した( DNA Cloning Vol、■、 
p220)。
より大量の細胞をスピナーフラスコ中で生産した。この
ために11容のスピナーフラスコに、サイトデツクス■
の6g/l及び2X10”個の細胞を1000 mlの
DM服+10%FC8の容量で接種した。マイクロキャ
リアー培養法は、ゝMicrocarrier cel
l culture ; principlesanc
l methods ’ (ファルマシア・7アイ7−
))ミカルズ)に記載されている。合流に達したのち(
約1.5X10’細胞/ml)、この細胞を血清不含D
M腹中で保存した。
前記の寒天積層試験には、下記の溶液が必要であった。
積層寒天 1)  H2O中の8%スキムミルク溶液を100°C
で30分間煮沸したのち、67℃の水浴中で冷却する。
2) PBS中の低融点寒天の2%溶液をオートクレー
ブで処理したのち、37℃の水浴中で冷却する。次いで
2倍濃度のDMFJJを1:1の比で添加する。
3)プラスミノーゲ70.64 m9をH2O1mlに
溶解する。16mtの溶液2)、4 mlの溶液1)及
びQ、 4 mlのプラスミノーゲンを一緒にピペット
で加えることにより、積層寒天を製造した。
これを混合ののち37℃の水浴中で保存する。
この試験を行うために、60罷ペトリ皿中の細胞を血清
不含培地で2回洗浄する。次いで積層寒天を2mlずつ
ペトリ皿中にピペットで添加する。寒天を冷却して凝固
させるために、ペトリ皿を室温で放置する。次いで培養
器中でCO□7%を添加して67℃で2〜3時間培養し
、そして溶菌帯域の大きさと数を調べる。
例6 新規なポリペプチドの分離 例5により得られた血清不含の細胞培養上澄液から、滅
菌渥過及び0.01%のツイーン80の添加ののち、エ
リスリナ−トリプシン−阻害物質−セファロース(ET
I−セファロース、1cm x 3 cm )上でのア
フイニテイクロマトグラフイにより、tPA変異体を分
離し、続いてリジン−セファロースクロマトグラフィに
より精製した。ETI−アフイニテイマトリックスを製
造するため、CNBrで活性化したセファロース4Bの
1mlにつき5■のETIを結合した。操作法の詳細な
記載については、製造業者(ファルマシア)の指示が参
照される。このゲル材料を、細胞培養上澄液を負荷する
前に燐酸Na 20 mM、 NaC10,15M、ツ
イーン80の0.01%(pH7)により平衡化した。
負荷したのち、非特異的に結合した材料を除去するため
に、このゲル材料を同じ緩衝液で処理した。特異的に結
合した変異体の脱着は、グリシン0.1M、アルギニン
HCl0.IM、ツイーン80の0.c11%(pH3
,0)を用いる溶離により行った。溶離液を一緒にし、
0.1M苛性ソーダ溶液でpH7,0にした。
次いで変異体の精製をリジン−セファロースクロマトグ
ラフィにより行った。これは市販のゲルマトリックス(
ファルマシア)を用いて行い、次のように操作した。ゲ
ル材料を燐酸Na20 mM、 NaC1250mM、
ツイーン80の0.01%(pH7,0)により平衡化
した。負荷の前にETI−セファロースの有効分画を、
リジン−セファロースカラムの平衡化緩衝液で1:5(
v/v)に希釈した。非結合材料を燐酸Na 20mM
、ツイーン8000.01%(pH6,5)で洗浄除去
したのち、変異体の溶離を燐酸Na20mM、アルギニ
ン0.4M、ツイーン8000.01%(pH6,5)
を用いて行った。有効分画を燐酸Na20mM1アルギ
ニン0. I M、 NaCl 0.15M、ツイーン
80の0.01%(pH5,0)に対して透析すること
により、変異体の精製を完結した。
例7 オリゴ糖部分の特性決定: 例6により得られた変異体5〜10μgを、5DS−ゲ
ル電気泳動により分別し、次いでニトロセルロース膜上
に移した。ツイーン2oの0゜1%(pH7,4)を含
有するPBS緩衝液(燐酸塩2mM、NaC1150m
M、pH7,4)で飽和したのち、パーオキシダーゼに
結合したグリフオニア自シンプリシフォリア(Grif
fonia Simpli−cifolia )からの
レクチンと共に2時間培養した。結合しなかった材料を
TBS緩衝液(トリス10 mMlNaCl 150m
M%pH7,4)により除去したのち、ニトロセルロー
スをトリス10mM。
NaC1150mM、 H2O20,02%及び4−ク
ロル−1−す7トール0.5ダ/ ml中で5〜10分
間培養した。蛋白質バンドが5分以内に青色に着色する
ことにより、陽性反応を見えるようにした。次いでニト
ロセルロース膜を水中に移すことにより、反応を停止し
た。
オリゴ糖残基はα−結合したガラクトース残基を含有し
、これは第8図に示すように、β−結合したサブ末端ガ
ラクトース残基と結合している。その際α−ガラクトー
ス残基は、好ましくはガラクトース6′(糖残基の番号
については第8図参照)に位置する。他のサブ末端ガラ
クトース残基は、シアリン酸又は他のα−結合ガラクト
ース残基により置換されている。
例8 チャンドラ−・ループにおける生体内血栓溶解作用の決
定: ポリエチレン製チューブ(長さ27.5 f?771、
内径4朋)中で、くえん酸塩処理した全血2mlを放射
活性125I−フィブリノーゲンと混合した。
このくえん酸塩面を0.25 mol / 1CaC]
4溶液200 ltlの添加により再び石灰処理した。
回転ドラム中でこの環を23°の傾斜角及び37℃の温
度で回転した。
30分後に血栓を分離し、秤量し、そして放射性含量を
測定した(目標: 90000〜1l10000cp/
塊)。
ポリエチレン製チューブ中に自己の(えん酸塩血漿’l
 ml及びそれぞれ標識された血栓を加えた。次いでこ
のチューブに被験物質又は対照溶液(ベヒクル)をピペ
ットで加えた。被験物質又はベヒクルの投与前(0分一
対照)ならびに投与後60分、60分及び180分に、
血漿200μlを採り、その放射性含量を測定した。
すべての実験中に回転ドラムを12rplで回転した。
180分後に、血栓の放射性及び残留重量を測定した。
血栓溶解は、0分及び3時間の時点までの重量ならびに
放射活性の差として計算され、次式による%として表わ
される。
挿入するための工程図、第5図、第6図及び第7図は、
変異したtPA−DNAを発現するためのベクターを製
造するための工程図であり、第8図は本発明の新規ポリ
ペプチドにおけるオリゴ糖部分の結合状態を示す。
′1゛。
前記の例により製造されたtPA変・異体は、この実験
において未変性tPAよりも良好な血栓溶解作用を示し
た。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 tPA_1_〜_5_2_4−B (式中tPA_1_〜_5_2_4はヒト成熟組織プラ
    スミノーゲン活性化物質のアミノ酸1〜524であり、
    Bは下記のアミノ酸配列 【遺伝子配列が有ります】 又は 【遺伝子配列が有ります】 を意味する)で表わされるポリペプチド、並びにBのN
    −及び/又はC−末端において6個までのアミノ酸によ
    り短縮又は延長された配列を有するその他感性の変異体
    又は誘導体。 2、第1請求項に記載のポリペプチドのためにコード化
    するDNA配列。 3、第1請求項に記載のポリペプチドのためにコード化
    する遺伝子配列を有するベクター。
JP1180675A 1988-07-14 1989-07-14 新規なポリペプチド、その製造及び用途 Pending JPH02186986A (ja)

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