JPH02186801A - 静磁波装置 - Google Patents
静磁波装置Info
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- JPH02186801A JPH02186801A JP640589A JP640589A JPH02186801A JP H02186801 A JPH02186801 A JP H02186801A JP 640589 A JP640589 A JP 640589A JP 640589 A JP640589 A JP 640589A JP H02186801 A JPH02186801 A JP H02186801A
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は静磁波装置に関し、特にYIG薄膜とそれに
磁界を印加するための磁石とを含み、たとえば静磁波フ
ィルタとして用いられる、静磁波装置に関する。
磁界を印加するための磁石とを含み、たとえば静磁波フ
ィルタとして用いられる、静磁波装置に関する。
(従来技術)
第9図は従来の静磁波装置の一例を示す図解図である。
この静磁波装置1では、YIG(イツトリウム、アイア
ン、ガーネット)薄膜2がGGG(ガドリニウム、ガリ
ウム、ガーネット)基板3の一方主面上に形成され、こ
のGGG基板3がケース4内の下部に取り付けられてい
る。さらに、Y I Gi膜2に磁界を印加するための
永久磁石5が、ケース4内の上部に取り付けられている
。
ン、ガーネット)薄膜2がGGG(ガドリニウム、ガリ
ウム、ガーネット)基板3の一方主面上に形成され、こ
のGGG基板3がケース4内の下部に取り付けられてい
る。さらに、Y I Gi膜2に磁界を印加するための
永久磁石5が、ケース4内の上部に取り付けられている
。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の静磁波装置では、YIG薄膜に対する
永久磁石の位置決めが難しいので、生産性がよくない。
永久磁石の位置決めが難しいので、生産性がよくない。
さらに、YIG薄膜と永久磁石との間にギャップを有し
、しかも、そのようなギャップのために大型の永久磁石
が用いられるので、全体が大型になってしまう。
、しかも、そのようなギャップのために大型の永久磁石
が用いられるので、全体が大型になってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、生産性のよい小
型の静磁波装置を提供することである。
型の静磁波装置を提供することである。
(課題を解決するための手段)
この発明は、YIG薄膜と、y IGi膜に乾式メッキ
法で形成されYIG薄膜に磁界を印加するための磁石と
を含む、静磁波装置である。
法で形成されYIG薄膜に磁界を印加するための磁石と
を含む、静磁波装置である。
(作用)
YIG薄膜に磁界を印加するための磁石がYIG薄膜に
乾式メッキ法で形成されるため、YIG薄膜に対する磁
石の位置決めが容易となる。しかも、YIG薄膜と磁石
との間にギャップが生じない。
乾式メッキ法で形成されるため、YIG薄膜に対する磁
石の位置決めが容易となる。しかも、YIG薄膜と磁石
との間にギャップが生じない。
(発明の効果)
この発明によれば、YIG薄膜に対する磁石の位置決め
が容易となるので、静磁波装置の生産性がよくなる。し
かも、YIG薄膜と磁石との間にギャップが生じないの
で、磁石を小型にすることができるとともに、静磁波装
置を小型にすることができる。
が容易となるので、静磁波装置の生産性がよくなる。し
かも、YIG薄膜と磁石との間にギャップが生じないの
で、磁石を小型にすることができるとともに、静磁波装
置を小型にすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例)
第1A図および第1B図は、それぞれこの発明の一実施
例を示し、第1A図はその平面図であり、第1B図は第
1A図の線IB−IBにおける断面図である。
例を示し、第1A図はその平面図であり、第1B図は第
1A図の線IB−IBにおける断面図である。
この静磁波袋?&10は、矩形状のYIG (イツトリ
ウム、アイアン、ガーネット)薄膜12を含み、このY
IG薄膜12は、GGG (ガドリニウム、ガリウム、
ガーネット)基板14の一方主面上に全面に形成される
。
ウム、アイアン、ガーネット)薄膜12を含み、このY
IG薄膜12は、GGG (ガドリニウム、ガリウム、
ガーネット)基板14の一方主面上に全面に形成される
。
YIG薄膜12の一方主面上には、特に第2図に示すよ
うに、その長手方向の一端および他端に、入力アンテナ
16および出力アンテナ18がそれぞれ形成される。
うに、その長手方向の一端および他端に、入力アンテナ
16および出力アンテナ18がそれぞれ形成される。
さらに、人力アンテナ16と出力アンテナ18との間で
YIG薄膜12の一方主面上には、2つの円板状の電極
20aおよび20bが、YIG薄膜12の長手方向に間
隔を隔てて形成される。これらの電極20aおよび20
bは、入力アンテナ16および出力アンテナ18ととも
に、YIG薄膜12の一方主面上に金属などの導体材料
を蒸着することによって形成される。これらの電極20
aおよび20bは、この静磁波装置10の共振周波数で
のQ値を大きくし、かつ、そのスプリアスモードのセパ
レージタンをよくするためのものであって、その数や形
状は任意に変更されてもよく、あるいは形成されなくて
もよい。
YIG薄膜12の一方主面上には、2つの円板状の電極
20aおよび20bが、YIG薄膜12の長手方向に間
隔を隔てて形成される。これらの電極20aおよび20
bは、入力アンテナ16および出力アンテナ18ととも
に、YIG薄膜12の一方主面上に金属などの導体材料
を蒸着することによって形成される。これらの電極20
aおよび20bは、この静磁波装置10の共振周波数で
のQ値を大きくし、かつ、そのスプリアスモードのセパ
レージタンをよくするためのものであって、その数や形
状は任意に変更されてもよく、あるいは形成されなくて
もよい。
さらに、Y I Gi膜12の一方主面上には、特に第
1B図、第3A図および第3B図に示すように、入力ア
ンテナ16.出力アンテナ18.電極20aおよび20
bを覆うようにして、たとえばフェライト磁石、希土類
コバルト磁石などの永久磁石22aが、乾式メッキ法と
してたとえば蒸着することによって薄膜状に形成される
。同様に、GGG基板14の他方主面上にも、永久磁石
22bが、蒸着することによって形成される。この場合
、これらの永久磁石22aおよび22bは、YIG薄膜
12の厚み方向に磁界が印加されるように形成される。
1B図、第3A図および第3B図に示すように、入力ア
ンテナ16.出力アンテナ18.電極20aおよび20
bを覆うようにして、たとえばフェライト磁石、希土類
コバルト磁石などの永久磁石22aが、乾式メッキ法と
してたとえば蒸着することによって薄膜状に形成される
。同様に、GGG基板14の他方主面上にも、永久磁石
22bが、蒸着することによって形成される。この場合
、これらの永久磁石22aおよび22bは、YIG薄膜
12の厚み方向に磁界が印加されるように形成される。
したがって、この実施例では、入力アンテナ16に信号
を入力すれば、その信号が体積前進静磁波(MSFVW
)として励起されYIG薄膜14上で入力アンテナ16
から出力アンテナ18側に伝搬される。それから、伝搬
された体積前進静磁波は、出力アンテナ18で受信され
る。
を入力すれば、その信号が体積前進静磁波(MSFVW
)として励起されYIG薄膜14上で入力アンテナ16
から出力アンテナ18側に伝搬される。それから、伝搬
された体積前進静磁波は、出力アンテナ18で受信され
る。
さらに、永久磁石22aおよび22bなどの全体の周囲
には、たとえば鉄などの磁気シールド材からなるケース
24が形成される。また、このケース24の対向する側
面には、同軸コネクタ26および28がそれぞれ形成さ
れる。そして、一方の同軸コネクタ26の中心導体が入
力アンテナ16に接続され、他方の同軸コネクタ28の
中心導体が出力アンテナ18に接続される。
には、たとえば鉄などの磁気シールド材からなるケース
24が形成される。また、このケース24の対向する側
面には、同軸コネクタ26および28がそれぞれ形成さ
れる。そして、一方の同軸コネクタ26の中心導体が入
力アンテナ16に接続され、他方の同軸コネクタ28の
中心導体が出力アンテナ18に接続される。
この実施例では、入力アンテナ16.出力アンテナ18
.電極20aおよび20b、永久磁石22aおよび22
bが蒸着することによって形成されるので、特に永久磁
石22aおよび22bが蒸着することによって形成され
るので、第9図に示す従来例に比べて、生産性がよくな
る。
.電極20aおよび20b、永久磁石22aおよび22
bが蒸着することによって形成されるので、特に永久磁
石22aおよび22bが蒸着することによって形成され
るので、第9図に示す従来例に比べて、生産性がよくな
る。
しかも、この実施例では、YIG薄膜と永久磁石との間
にギャップが存在しないので、第9図に示す従来例に比
べて、薄型すなわち小型になる。
にギャップが存在しないので、第9図に示す従来例に比
べて、薄型すなわち小型になる。
また、この実施例では、永久磁石22aおよび22bが
YIG薄膜12などと一体的に形成されているので、そ
れをたとえばMIC(マルチチップIC)の1チツプと
して用いることができる。
YIG薄膜12などと一体的に形成されているので、そ
れをたとえばMIC(マルチチップIC)の1チツプと
して用いることができる。
さらに、この実施例では、永久磁石22aおよび22b
の厚さを調整することによって、YIG薄膜12に印加
する磁界の大きさをコントロールすることができ、その
ため、伝搬される静磁波の周波数を調整することができ
る。この場合、部分的に磁界の大きさを変えれば、静磁
波装置のたとえばフィルタ特性を変化することができる
。
の厚さを調整することによって、YIG薄膜12に印加
する磁界の大きさをコントロールすることができ、その
ため、伝搬される静磁波の周波数を調整することができ
る。この場合、部分的に磁界の大きさを変えれば、静磁
波装置のたとえばフィルタ特性を変化することができる
。
第4A図および第4B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の変形例を示し、第4A図はその
要部平面図であり、第4B図は第4A図の線■B−IV
Bにおける断面図である。この実施例では、特に、永久
磁石22aおよび22bが、YIG薄膜12およびGG
G基板14の幅方向の一端面および他端面に、それぞれ
蒸着されている。したがって、この実施例では、YIG
薄膜12に対して平行でかつ静磁波の伝搬方向に対して
垂直な方向に磁界が印加される。そのため、YIG薄膜
12上には、表面静磁波(MSSW)が入力アンテナ1
6から出力アンテナ18側に伝搬される。
第1B図に示す実施例の変形例を示し、第4A図はその
要部平面図であり、第4B図は第4A図の線■B−IV
Bにおける断面図である。この実施例では、特に、永久
磁石22aおよび22bが、YIG薄膜12およびGG
G基板14の幅方向の一端面および他端面に、それぞれ
蒸着されている。したがって、この実施例では、YIG
薄膜12に対して平行でかつ静磁波の伝搬方向に対して
垂直な方向に磁界が印加される。そのため、YIG薄膜
12上には、表面静磁波(MSSW)が入力アンテナ1
6から出力アンテナ18側に伝搬される。
第5A図および第5B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の他の変形例を示し、第5A図は
その要部平面図であり、第5B図はその要部正面図であ
る。この実施例では、YIG薄膜12およびGGG基板
14の長手方向の一端面および他端面に、永久磁石22
aおよび22bが蒸着されている。したがって、この実
施例では、YIG薄膜12に対して平行でかつ静磁波の
伝搬方向に対して平行な方向に磁界が印加される。
第1B図に示す実施例の他の変形例を示し、第5A図は
その要部平面図であり、第5B図はその要部正面図であ
る。この実施例では、YIG薄膜12およびGGG基板
14の長手方向の一端面および他端面に、永久磁石22
aおよび22bが蒸着されている。したがって、この実
施例では、YIG薄膜12に対して平行でかつ静磁波の
伝搬方向に対して平行な方向に磁界が印加される。
そのため、YIG薄膜12上には、体積後退静磁波(M
SBVW)が入力アンテナ16から出力アンテナ18側
に伝搬される。
SBVW)が入力アンテナ16から出力アンテナ18側
に伝搬される。
第4A図および第4B図に示す実施例あるいは第5A図
および第5B図に示す実施例のように、YIG薄膜12
の端面に永久磁石22aおよび22bが蒸着されてもよ
い。なお、YIG薄膜12に磁界を印加するための磁石
は、YIG薄膜12の1つの主面のみにあるいは1つの
端面のみに蒸着されてもよい。
および第5B図に示す実施例のように、YIG薄膜12
の端面に永久磁石22aおよび22bが蒸着されてもよ
い。なお、YIG薄膜12に磁界を印加するための磁石
は、YIG薄膜12の1つの主面のみにあるいは1つの
端面のみに蒸着されてもよい。
第6A図および第6B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第6A図その要部平面図であり、第6B
図はその要部正面図である。この実施例では、特に、入
力アンテナ16および出力アンテナ18が、GGG基板
14の他方主面の幅方向の中央に間隔を隔てて形成され
ている。この場合、入力アンテナ16は、GGG基板1
4の長手方向の一端から略中夫に延びて形成され、出力
アンテナ18は、GGG基板の長手方向の他端から略中
夫に延びて形成される。また、入力アンテナ16および
出力アンテナ18は、それらの対向する端部が幅細に形
成されている。
実施例を示し、第6A図その要部平面図であり、第6B
図はその要部正面図である。この実施例では、特に、入
力アンテナ16および出力アンテナ18が、GGG基板
14の他方主面の幅方向の中央に間隔を隔てて形成され
ている。この場合、入力アンテナ16は、GGG基板1
4の長手方向の一端から略中夫に延びて形成され、出力
アンテナ18は、GGG基板の長手方向の他端から略中
夫に延びて形成される。また、入力アンテナ16および
出力アンテナ18は、それらの対向する端部が幅細に形
成されている。
さらに、yIGi膜12の一方主面の中央には、リング
状の永久磁石22が蒸着されている。この場合、永久磁
石22は、その一部分が人力アンテナ16および出力ア
ンテナ18の幅細の端部に対向するように蒸着されてい
る。
状の永久磁石22が蒸着されている。この場合、永久磁
石22は、その一部分が人力アンテナ16および出力ア
ンテナ18の幅細の端部に対向するように蒸着されてい
る。
この実施例のように、リング状の磁石を入力アンテナお
よび出力アンテナに対向するように形成すれば、静磁波
装置IOを共振器として用いることができる。
よび出力アンテナに対向するように形成すれば、静磁波
装置IOを共振器として用いることができる。
第7図はこの発明のさらに他の実施例を示す要部平面図
である。この実施例では、YIG薄膜12の一方主面に
、入力アンテナ16および出力アンテナ18が間隔を隔
てて平行に形成され1、さらに、入力アンテナ16およ
び出力アンテナ18の中央部分を覆うようにして、ミア
ングライン状に永久磁石22が蒸着されている。通常、
静磁波は磁石の存在するところを伝搬するので、この実
施例のように、磁石をミアングライン状に形成すれば、
静磁波装置10を長遅延時間の遅延線として用いること
ができる。
である。この実施例では、YIG薄膜12の一方主面に
、入力アンテナ16および出力アンテナ18が間隔を隔
てて平行に形成され1、さらに、入力アンテナ16およ
び出力アンテナ18の中央部分を覆うようにして、ミア
ングライン状に永久磁石22が蒸着されている。通常、
静磁波は磁石の存在するところを伝搬するので、この実
施例のように、磁石をミアングライン状に形成すれば、
静磁波装置10を長遅延時間の遅延線として用いること
ができる。
第8図はこの発明の別の実施例を示す図解図である。こ
の実施例では、特に、YIG薄膜12の主面上の永久磁
石22aの外側およびGGG基板14の主面上の永久磁
石22bの外側に、電磁石30aおよび30bがそれぞ
れ配置されている。
の実施例では、特に、YIG薄膜12の主面上の永久磁
石22aの外側およびGGG基板14の主面上の永久磁
石22bの外側に、電磁石30aおよび30bがそれぞ
れ配置されている。
したがって、この実施例では、永久磁石22aおよび2
2bと電磁石30aおよび30bとで、YIG薄膜I2
に磁界が印加される。そのため、この実施例では、電磁
石30aおよび30bによって、YIGi膜12に印加
される磁界の大きさを変えることができ、それをたとえ
ば静磁波フィル夕として使用する場合に使用する周波数
帯域を変えることができる。
2bと電磁石30aおよび30bとで、YIG薄膜I2
に磁界が印加される。そのため、この実施例では、電磁
石30aおよび30bによって、YIGi膜12に印加
される磁界の大きさを変えることができ、それをたとえ
ば静磁波フィル夕として使用する場合に使用する周波数
帯域を変えることができる。
なお、上述の各実施例では、永久磁石が蒸着することに
よって形成されているが、この発明では、永久磁石は、
蒸着以外の乾式メッキ法たとえばスパッタリングやイオ
ンブレーティングなどによって形成されてもよい。そし
て、この場合も、静磁波装置は、従来例に比べて、その
生産性がよくなりかつ小型にできる。
よって形成されているが、この発明では、永久磁石は、
蒸着以外の乾式メッキ法たとえばスパッタリングやイオ
ンブレーティングなどによって形成されてもよい。そし
て、この場合も、静磁波装置は、従来例に比べて、その
生産性がよくなりかつ小型にできる。
第1A図および第1B図は、それぞれ、この発明の一実
施例を示し、第1A図はその平面図であり、第1B図は
第1A図の線IB−IBにおける断面図である。 第2図および第3A図ないし第3B図は、それぞれ、第
1A図および第1B図に示す実施例の製造工程を示し、
第2図は永久磁石を蒸着する前の状態を示す斜視図であ
り、第3A図は永久磁石を蒸着した後の状態を示す平面
図であり、第3B図は第3A図のmB−mBにおける断
面図である。 第4A図および第4B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の変形例を示し、第4A図はその
要部平面図であり、第4B図は第4A図のIVB−IV
Bにおける断面図である。 第5A図および第5B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の他の変形例を示し、第5A図は
その要部平面図であり、第5B図はその要部正面図であ
る。 第6A図および第6B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第6A図はその要部平面図であり、第6
B図はその要部正面図である。 第7図はこの発明のさらに他の実施例を示す要部平面図
である。 第8図はこの発明の別の実施例を示す図解図である。 第9図はこの発明の背景となる従来の静磁波装置の一例
を示す図解図である。 図において、10は静磁波装置、12はYIG薄膜、1
4はGGG基板、16は入力アンテナ、18は出力アン
テナ、22,22aおよび22bは永久磁石を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1A図 Q 田 N Ni
施例を示し、第1A図はその平面図であり、第1B図は
第1A図の線IB−IBにおける断面図である。 第2図および第3A図ないし第3B図は、それぞれ、第
1A図および第1B図に示す実施例の製造工程を示し、
第2図は永久磁石を蒸着する前の状態を示す斜視図であ
り、第3A図は永久磁石を蒸着した後の状態を示す平面
図であり、第3B図は第3A図のmB−mBにおける断
面図である。 第4A図および第4B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の変形例を示し、第4A図はその
要部平面図であり、第4B図は第4A図のIVB−IV
Bにおける断面図である。 第5A図および第5B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す実施例の他の変形例を示し、第5A図は
その要部平面図であり、第5B図はその要部正面図であ
る。 第6A図および第6B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第6A図はその要部平面図であり、第6
B図はその要部正面図である。 第7図はこの発明のさらに他の実施例を示す要部平面図
である。 第8図はこの発明の別の実施例を示す図解図である。 第9図はこの発明の背景となる従来の静磁波装置の一例
を示す図解図である。 図において、10は静磁波装置、12はYIG薄膜、1
4はGGG基板、16は入力アンテナ、18は出力アン
テナ、22,22aおよび22bは永久磁石を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1A図 Q 田 N Ni
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 YIG薄膜、および 前記YIG薄膜に乾式メッキ法で形成され前記YIG薄
膜に磁界を印加するための磁石を含む、静磁波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP640589A JPH02186801A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 静磁波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP640589A JPH02186801A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 静磁波装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02186801A true JPH02186801A (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=11637460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP640589A Pending JPH02186801A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 静磁波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02186801A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839009A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石膜パタ−ンの形成方法 |
JPS61194635A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Hitachi Ltd | 薄膜永久磁石 |
JPS62224101A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 静磁波フイルタバンク |
JPS63275201A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Murata Mfg Co Ltd | 静磁波装置 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP640589A patent/JPH02186801A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839009A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石膜パタ−ンの形成方法 |
JPS61194635A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Hitachi Ltd | 薄膜永久磁石 |
JPS62224101A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 静磁波フイルタバンク |
JPS63275201A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Murata Mfg Co Ltd | 静磁波装置 |
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