JPH0218652Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0218652Y2 JPH0218652Y2 JP1983118264U JP11826483U JPH0218652Y2 JP H0218652 Y2 JPH0218652 Y2 JP H0218652Y2 JP 1983118264 U JP1983118264 U JP 1983118264U JP 11826483 U JP11826483 U JP 11826483U JP H0218652 Y2 JPH0218652 Y2 JP H0218652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- terminals
- relay
- voltage
- input voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 26
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Protection Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、入力巻線を２分してその接続を直列
または並列とすることによつて配電線の電圧の相
違に対処する入力電圧切換形変圧器において、並
列接続時に高い方の定格入力電圧が印加されたと
き、出力側回路などを過電圧から保護する保護回
路に関するものである。
または並列とすることによつて配電線の電圧の相
違に対処する入力電圧切換形変圧器において、並
列接続時に高い方の定格入力電圧が印加されたと
き、出力側回路などを過電圧から保護する保護回
路に関するものである。
例えば、電気溶接機は、工場、建設現場など
種々の場所で使用され、しかも移動させることが
多いので、使用場所で利用できる電源（配電線）
の電圧が100Vの場合と200Vの場合がある。これ
ら対処するために、溶接機用変圧器の入力（１
次）巻線を２分して各巻線端を端子に接続し、所
定の端子間の短絡バーによる短絡で二つの巻線を
直列または並列接続とする入力電圧切換形変圧器
を用いることがある。
種々の場所で使用され、しかも移動させることが
多いので、使用場所で利用できる電源（配電線）
の電圧が100Vの場合と200Vの場合がある。これ
ら対処するために、溶接機用変圧器の入力（１
次）巻線を２分して各巻線端を端子に接続し、所
定の端子間の短絡バーによる短絡で二つの巻線を
直列または並列接続とする入力電圧切換形変圧器
を用いることがある。
この場合、短絡バーの切換えを間違えて高い方
の入力電圧であるのに並列接続とすると、過電圧
入力となつて変圧器巻線が焼損するばかりでな
く、２次側に高電圧が誘起され、この２次（出
力）側に接続された回路の電子部品が破損するお
それがある。また、誤接続した場合、前述の現象
が現われるまで誤接続であることに気付き難いと
いつた問題点がある。
の入力電圧であるのに並列接続とすると、過電圧
入力となつて変圧器巻線が焼損するばかりでな
く、２次側に高電圧が誘起され、この２次（出
力）側に接続された回路の電子部品が破損するお
それがある。また、誤接続した場合、前述の現象
が現われるまで誤接続であることに気付き難いと
いつた問題点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、高
入力電圧時に並列接続となつた場合には、短時間
で入力電圧の印加を停止でき、巻線などの焼損を
確実に防止できる入力電圧切換形変圧器の保護回
路を提供することを目的とする。
入力電圧時に並列接続となつた場合には、短時間
で入力電圧の印加を停止でき、巻線などの焼損を
確実に防止できる入力電圧切換形変圧器の保護回
路を提供することを目的とする。
本考案は、直列接続時（高入力電圧時）に短絡
される二つの端子間に高い方の定格入力電圧で動
作する如くリレーの励磁コイルを接続するととも
に、その二つの端子と巻線端の間にリレーの常閉
接点を挿設して、並列接続状態で高入力電圧が印
加されたとき、リレーの動作でその接点を開路さ
せて変圧器の入力巻線への電圧印加を停止させる
ようにしている。
される二つの端子間に高い方の定格入力電圧で動
作する如くリレーの励磁コイルを接続するととも
に、その二つの端子と巻線端の間にリレーの常閉
接点を挿設して、並列接続状態で高入力電圧が印
加されたとき、リレーの動作でその接点を開路さ
せて変圧器の入力巻線への電圧印加を停止させる
ようにしている。
以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、Ｔは２
分した入力（１次）巻線P1，P2と二つの出力
（２次）巻線S1，S2を有する変圧器、TA，TB，
TC及びTDは端子、CRは常閉接点CR−１，CR
−２を有するリレーである。端子TAは前記入力
巻線P1の一端に接続し、端子TBは前記リルー接
点CR−２を介して前記入力巻線P2の一端に接続
し、端子TCは前記リレー接点CR−１を介して前
記入力巻線P1の他端に接続し、端子TDは前記入
力巻線P2の他端に接続している。また、前記端
子TAとTDは電源スイツチSWを介して交流電源
（100V／200V）に接続し、端子TBとTCの間に
はリレーCR（符号はコイル部分に表示）のコイル
及び可変抵抗Ｒの直列回路を接続している。抵抗
Ｒは、並列接続時に高入力電圧でのみリレーCR
が動作するように調整するためのものである。
分した入力（１次）巻線P1，P2と二つの出力
（２次）巻線S1，S2を有する変圧器、TA，TB，
TC及びTDは端子、CRは常閉接点CR−１，CR
−２を有するリレーである。端子TAは前記入力
巻線P1の一端に接続し、端子TBは前記リルー接
点CR−２を介して前記入力巻線P2の一端に接続
し、端子TCは前記リレー接点CR−１を介して前
記入力巻線P1の他端に接続し、端子TDは前記入
力巻線P2の他端に接続している。また、前記端
子TAとTDは電源スイツチSWを介して交流電源
（100V／200V）に接続し、端子TBとTCの間に
はリレーCR（符号はコイル部分に表示）のコイル
及び可変抵抗Ｒの直列回路を接続している。抵抗
Ｒは、並列接続時に高入力電圧でのみリレーCR
が動作するように調整するためのものである。
SB1〜SB3は短絡バーで、前記端子TA〜TDの
所定の端子間を短絡するためのものであり、短絡
バーSB1によつて端子TBとTC間を短絡し入力巻
線P1，P2を直列接続とし、短絡バーSB2によつて
端子TAとTB間、短絡バーSB3によつて端子TC
とTD間をそれぞれ短絡して入力巻線P1，P2を並
列接続とする。
所定の端子間を短絡するためのものであり、短絡
バーSB1によつて端子TBとTC間を短絡し入力巻
線P1，P2を直列接続とし、短絡バーSB2によつて
端子TAとTB間、短絡バーSB3によつて端子TC
とTD間をそれぞれ短絡して入力巻線P1，P2を並
列接続とする。
なお、短絡バーを３本としたのは説明の便宜上
であり、一般には２本を用い、直列接続時には共
に端子TBとTC間の短絡に用い、並列接続時に
は１本ずつに分けて端子TAとTB、TCとTDの
間の短絡に用いる。
であり、一般には２本を用い、直列接続時には共
に端子TBとTC間の短絡に用い、並列接続時に
は１本ずつに分けて端子TAとTB、TCとTDの
間の短絡に用いる。
次に、動作について述べる。まず、端子TBと
TCが短絡バーSB1により短絡された場合、つま
り入力巻線P1，P2が直列接続となつている場合
に200Vの入力電圧が印加されると、２次側には
規定の出力電圧が生じる。このとき、端子TBと
TCは短絡状態にあるので、リレーCRは付勢され
ず、その接点CR−１，CR−２は閉路状態が維持
される。即ち、接続状態に合つた入力電圧が変圧
器Ｔに印加される。
TCが短絡バーSB1により短絡された場合、つま
り入力巻線P1，P2が直列接続となつている場合
に200Vの入力電圧が印加されると、２次側には
規定の出力電圧が生じる。このとき、端子TBと
TCは短絡状態にあるので、リレーCRは付勢され
ず、その接点CR−１，CR−２は閉路状態が維持
される。即ち、接続状態に合つた入力電圧が変圧
器Ｔに印加される。
次に点線で示すように短絡バーSB2，SB3で端
子TAとTB、TCとTDを短絡すると、入力巻線
P1，P2は並列接続となる。この接続状態では、
100Vの入力電圧で２次側に規定の出力電圧が生
じる。このときには、端子TB，TC間にも100V
の電圧が加わり、リレーCRのコイルに抵抗Ｒを
介して電圧が加わるが、抵抗Ｒを調整してリレー
CRが動作しないようにしており、接点CR−１，
CR−２は閉路状態が維持される。
子TAとTB、TCとTDを短絡すると、入力巻線
P1，P2は並列接続となる。この接続状態では、
100Vの入力電圧で２次側に規定の出力電圧が生
じる。このときには、端子TB，TC間にも100V
の電圧が加わり、リレーCRのコイルに抵抗Ｒを
介して電圧が加わるが、抵抗Ｒを調整してリレー
CRが動作しないようにしており、接点CR−１，
CR−２は閉路状態が維持される。
もし、200Vのときに並列接続状態とすると、
端子TBとTC間に200−の電圧が加わり、リレー
CRが瞬時に動作して接点CR−１，CR−２が開
路状態になる。この結果、変圧器Ｔの２次側の異
常電圧発生が防止され、巻線や回路部品が保護さ
れる。
端子TBとTC間に200−の電圧が加わり、リレー
CRが瞬時に動作して接点CR−１，CR−２が開
路状態になる。この結果、変圧器Ｔの２次側の異
常電圧発生が防止され、巻線や回路部品が保護さ
れる。
この状態を出力電圧が生じないこと、あるいは
リレーCRの動作表示によつて知り、接続を正規
状態に訂正すれば、規定の出力電圧が生じるよう
になる。
リレーCRの動作表示によつて知り、接続を正規
状態に訂正すれば、規定の出力電圧が生じるよう
になる。
なお、前記実施例は入力電圧が100V／200Vの
場合であるが、200V／400Vなどの切換えを行う
場合にも、前述同様に設定することにより、過電
圧の入力に対する保護機能を果たすことができ
る。
場合であるが、200V／400Vなどの切換えを行う
場合にも、前述同様に設定することにより、過電
圧の入力に対する保護機能を果たすことができ
る。
以上のように本考案によれば、直列接続時に短
絡バーにより短絡される二つの端子間に高入力電
圧でのみ動作する如くリレーの励磁コイルを接続
するとともに、その二つの端子と巻線端の間にリ
レーの常閉接点を挿設したので、高入力電圧時に
誤まつて並列接続とした場合には、電圧印加後、
直ちにリレーが動作して変圧器への入力電圧印加
が停止され、過電圧入力による巻線焼損や回路部
品の破損を確実に防止できる。また、入力側で保
護動作が行われるので、２次側の回路構成に拘ら
ず常に一定の短い時間で動作する。更に、リレー
動作表示などにより誤接続を速やかに知ることが
でき、確認後、正規接続に直せば正常な動作に復
帰できるといつた利点がある。
絡バーにより短絡される二つの端子間に高入力電
圧でのみ動作する如くリレーの励磁コイルを接続
するとともに、その二つの端子と巻線端の間にリ
レーの常閉接点を挿設したので、高入力電圧時に
誤まつて並列接続とした場合には、電圧印加後、
直ちにリレーが動作して変圧器への入力電圧印加
が停止され、過電圧入力による巻線焼損や回路部
品の破損を確実に防止できる。また、入力側で保
護動作が行われるので、２次側の回路構成に拘ら
ず常に一定の短い時間で動作する。更に、リレー
動作表示などにより誤接続を速やかに知ることが
でき、確認後、正規接続に直せば正常な動作に復
帰できるといつた利点がある。
図面は本考案に係る入力電圧切換形変圧器の保
護回路の一実施例を示す回路図である。 Ｔ……変圧器、P1，P2……入力巻線、TA〜
TD……端子、SB1〜SB3……短絡バー、CR……
リレー、CR−１，CR−２……リレー接点、Ｒ…
…可変抵抗。
護回路の一実施例を示す回路図である。 Ｔ……変圧器、P1，P2……入力巻線、TA〜
TD……端子、SB1〜SB3……短絡バー、CR……
リレー、CR−１，CR−２……リレー接点、Ｒ…
…可変抵抗。
Claims (1)
- 入力巻線を２分して各巻線端を端子に接続し、
所定の端子間の短絡バーによる短絡で二つの巻線
を直列または並列接続として入力電圧の大小に対
応させるようにした変圧器において、直列接続時
に短絡される二つの端子間に高い方の定格入力電
圧で動作する如くリレーの励磁コイルを接続する
とともに、その二つの端子と巻線端の間にリレー
の常閉接点を挿設したことを特徴とする入力電圧
切換形変圧器の保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11826483U JPS6028433U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 入力電圧切換形変圧器の保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11826483U JPS6028433U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 入力電圧切換形変圧器の保護回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028433U JPS6028433U (ja) | 1985-02-26 |
| JPH0218652Y2 true JPH0218652Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30271901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11826483U Granted JPS6028433U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 入力電圧切換形変圧器の保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028433U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135026A (en) * | 1976-05-07 | 1977-11-11 | Tokyo Keiki Kk | Power source automatic change over device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5892835U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-23 | 横河電機株式会社 | 交流電源回路 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11826483U patent/JPS6028433U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135026A (en) * | 1976-05-07 | 1977-11-11 | Tokyo Keiki Kk | Power source automatic change over device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6028433U (ja) | 1985-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2992449B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| JPH07255124A (ja) | 相順配線保護装置 | |
| JPH0218652Y2 (ja) | ||
| JPS639226Y2 (ja) | ||
| US4133017A (en) | Electrical power supply fault detecting system | |
| US6426603B1 (en) | Motor controller having automatic permanent single phase wiring detection | |
| JPH058765Y2 (ja) | ||
| JP3445244B2 (ja) | 変成器過渡電流制限装置 | |
| JP3395530B2 (ja) | 漏電ブレーカの漏電検出装置 | |
| JP3123999B2 (ja) | 短絡試験装置および方法 | |
| JPS5852843Y2 (ja) | 複数入力電源装置 | |
| JP3039181U (ja) | 突入電流防止装置 | |
| JPS5819607Y2 (ja) | 交流入力切換器 | |
| JPS6325858Y2 (ja) | ||
| CN101400471A (zh) | 焊接装置 | |
| US5719489A (en) | Apparatus for determining load currents | |
| JPH09233680A (ja) | 停電検出装置 | |
| JPH05284639A (ja) | 交流変流器の過電圧保護回路 | |
| JP2000173414A (ja) | 単相三線式回路遮断器およびその試験方法 | |
| JPS587839Y2 (ja) | 単相誘導電動機の２重電圧切換装置 | |
| US2015586A (en) | Protective system | |
| JPS6327898Y2 (ja) | ||
| US1652086A (en) | Protective arrangement for duplicate-feeder electric systems | |
| JP2525628Y2 (ja) | 単相三線式回路遮断器 | |
| JPH0866006A (ja) | 保護回路 |