JPS639226Y2 - - Google Patents

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JPS639226Y2
JPS639226Y2 JP1981190946U JP19094681U JPS639226Y2 JP S639226 Y2 JPS639226 Y2 JP S639226Y2 JP 1981190946 U JP1981190946 U JP 1981190946U JP 19094681 U JP19094681 U JP 19094681U JP S639226 Y2 JPS639226 Y2 JP S639226Y2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H1/00Details of emergency protective circuit arrangements
    • H02H1/0007Details of emergency protective circuit arrangements concerning the detecting means

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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少なくとも1つの変流器、電流実際
値監視回路、過負荷保護スイツチおよび電源回路
が設けられており、その際変流器が、1つの1次
巻線および2つの2次巻線を有し、かつ第1の2
次巻線が電流実際値監視回路に接続されており、
一方第2の2次巻線が電源回路に接続されてい
る、電動機用過負荷保護回路に関する。
本考案が前提とする公知の過負荷保護回路(ド
イツ連邦共和国特許出願公告1588896号明細書参
照)は本来の意味で障害電流保護回路および過負
荷保護回路の組合せ回路である。この公知の過負
荷保護回路において2つの変流器が設けられてお
り、これらの変流器の1次巻線は、それぞれ保護
すべき電動機への給電線(相線および中性線、ま
たは相線)によつて形成される。第1の変流器の
2次巻線内に、相線および中性線に流れる1次電
流の合計に依存した2次電流が誘起される。第2
の変流器の「2次巻線」は、3つの2次巻線から
成り、これらの2次巻線は、1次巻線として作用
する相線に対応しており、かつ星形に接続されて
いる。第2の変流器の2次巻線から成る「2次巻
線」は、電源回路の一部である。両方の変流器の
2次巻線は、互いに直流的に分離して、リレーま
たは電磁スイツチとして構成された過負荷保護ス
イツチの励磁巻線に接続されている。
前記公知の過負荷保護回路は、保護すべき電動
機の定格電流に対して個別に構成しなければなら
ない。その結果異つた定格電流を有する電動機に
対して、それぞれ相違して構成されかつ相違して
設計された過負荷保護回路が必要になり、もちろ
んこのことは不利である。
その他の点において、2つの変流器が前後に接
続されており、かつ第2の変流器の1次巻線の有
効な巻数が調節できる過負荷保護回路が公知(米
国特許3544846号明細書参照)であるが、これは
後続のリレー回路に対する調整を可能にするため
だけのものである。この過負荷保護回路も、全く
異つた定格電流を有する電動機に対して使用する
ことはできない。
本考案の課題は、全く異つた定格電流を有する
電動機に対して、異つた定格電流の広い範囲にわ
たつて即座に使用できるように、本考案の前提と
する過負荷保護回路を構成しかつ改善することに
ある。
本考案によれば上記の課題は、冒頭に述べた過
負荷保護回路において、次のようにすることによ
り解決される。すなわち変流器の1次巻線が、複
数の電流値部分に分割されており、かつそれぞれ
の電流値部分に一定の定格電流に対する電流値端
子が付属しており、またそれぞれの電流値部分
が、巻数とそれぞれの電流値端子に対応する定格
電流とから成る積が常に等しいような巻数を有
し、電流実際値監視回路が、整流ダイオード、複
数の抵抗からなる抵抗回路網、3つのブリツジ抵
抗と1つのツエナダイオードからなるブリツジ回
路、および制御トランジスタまたはダーリントン
段を有し、第1の2次巻線が、整流ダイオードと
抵抗回路網の直列回路に接続されており、抵抗回
路網および整流ダイオードの接続点と抵抗回路網
の中間タツプが、ブリツジ回路の入力端子対に接
続されており、ブリツジ回路の出力端子対が制御
トランジスタまたはダーリントン段の制御区間に
接続されており、その際ブリツジ回路のツエナダ
イオードは、ブリツジ入力端子対の変流器側とブ
リツジ出力端子対のダーリントン段側の間の辺に
配置されており、また始動電流に応答しないよう
にするために、電動機始動時に制御トランジスタ
またはダーリントン段の制御区間を短絡する限時
回路を有する回路が設けてあり、ブリツジ回路に
並列に蓄積コンデンサが接続されているようにす
る。本考案により変流器の1次巻線が、複数の電
流値部分に分割されており、かつそれぞれの電流
値部分に電流値端子が対応していることによつて
本考案による過負荷保護回路は、全く異つた定格
電流を有する電動機のために使用できる。例えば
本考案による過負荷保護回路の変流器が、電流値
端子0.5A,1A,2A,4A,8Aおよび16Aを有す
る1次巻線を備えているならば、即座にこの過負
荷保護回路は、0.5ないし16Aの定格電流を有す
る電動機の保護のため使用できる。この時ちよう
どよい電流値端子を使用するだけでよい。本考案
による過負荷保護回路において、電流実際値監視
回路と過負荷保護スイツチとに対して必要な電圧
が、変流器を介して流れる1次電流から「取出さ
れる」ようになつている。本考案により変流器の
1次巻線のそれぞれの電流値部分が、巻数とそれ
ぞれの電流値端子に対応する定格電流とから成る
積が常に等しいような巻数を有することによつ
て、変流器の2次巻線は、1次側において1Aの
電流値端子を有する電流値部分を介して例えば
0.9Aの電流が流れたかどうか、または1次側に
おいて2Aの電流値端子を有する電流値部分を介
して1.8Aの電流が流れたかどうかについて「感
知しない」。即ち、巻数とその都度の電流値端子
に対応する定格電流とから成る積が常に等しいと
いう事実に基づいて、1次側において例えば1A
用電流値の端子を有する電流値部分を経て定格電
流の90%の大きさ、すなわち0.9Aの大きさの1
次電流が流れるか、あるいは1次側において2A
用電流値端子を有する電流値部分を経て定格電流
の90%の大きさ、すなわち1.8の大きさの1次電
流が流れるかどうかは誘起された2次電流の値に
対しては何等問題ではない。このような結果は、
(変流器の第1の2次巻線による)電流実際値監
視についても、(変流器の第2の2次巻線による)
電源についても同じである。
個々の電流値端子は保護すべき電動機を種々の
定格電流−例えば0.5A,1A,2A,4A,8Aおよ
び16A−に対し別々の定格電流と選択的に接続さ
せるために構成されている。この場合変流器は、
相当する電流値端子のその都度の定格電流の50%
ないし100%の1次電流では、1方では磁界強度
と他方では誘導との間のおおむね直線的な対応を
示す。この直線的対応は相当する電流値端子の1
次電流と巻数との積に比例する電流実際値監視回
路に給電する2次電流を発生させるために必要で
ある。従つてこの実施形は、定格電流がその都度
の電流値端子のその都度調整された定格電流の50
%と100%との間にあるようにした電動機を保護
するために使用できる。例えば1Aの電流値端子
は、その50%ないし100%の定格電流、即ち0.5〜
1Aの定格電流の電動機を保護するために使用さ
れる。
この時前記の数値例におけるように、変流器の
1次巻線の電流値部分が、常に1:2の比で段階
付けされていること、このような過負荷保護回路
は、最低電流値端子の定格電流の0.5倍と最高電
流値端子の定格電流の1.0倍との間にある定格電
流の電動機を保護するために使用できる。
本考案は更に次のような特徴を有する。即ち、
電流実際値監視回路が、3つのブリツジ抵抗と1
つのツエナダイオードとから成るブリツジ回路並
びに整流ダイオード、および複数の抵抗から成る
抵抗回路網を有し、また整流ダイオードおよび抵
抗回路網が直列に接続されており、また整流ダイ
オードおよび抵抗回路網から成る直列回路が変流
器の2次巻線に接続されており、またブリツジ回
路のブリツジ入力端子対が抵抗回路網に接続され
ている。従つてこのブリツジ回路の「給電」は、
抵抗回路網によつて行われる。従つて変流器の第
1の2次巻線に対応する2次電流は、ブリツジ回
路が抵抗回路網に対して並列に接続されている限
り、変流器の第1の2次巻線、整流ダイオードお
よび抵抗回路網を通つて、または抵抗回路網およ
びブリツジ回路から成る並列回路を通つて流れ
る。換言すればブリツジ回路の給電は、変流器の
第1の2次巻線に対応する2次電流によつて、ブ
リツジ回路に並列に接続されている抵抗回路網の
一部に生じる電圧降下によつて行われる。
本考案による過負荷保護回路において、ブリツ
ジ回路に並列にツエナダイオードが接続されてお
り、かつブリツジ回路のブリツジ入力端子対が、
結合ダイオードを介して抵抗回路網に接続されて
いることが好ましい。
電流実際値監視回路が、3つのブリツジ抵抗と
1つのツエナダイオードとから成るブリツジ回路
を有する本考案による過負荷保護回路において、
電流実際値監視回路が、制御トランジスタまたは
ダーリントン段を有し、かつ制御トランジスタま
たはダーリントン段の制御区間が、ブリツジ回路
のブリツジ出力端子対に接続されている。この構
成によれば、電流実際値監視回路のステツプ状応
答のため使われるステツプ状スイツチ(シユミツ
トトリガまたはフリツプフロツプ等)を設けるこ
となく、電流実際値監視回路、従つて過負荷保護
スイツチのステツプ状応答を行うので特に有利で
ある。(シユミツトトリガまたはフリツプフロツ
プ等のような通常のステツプ状スイツチを使用す
る際、しばしばいわゆる誤トリガが見られる。) 本考案の実施例を以下添付図面によつて説明す
る。
図は、電動機用の、しかも2相を監視する3相
電動機用の過負荷保護回路を示している。従つて
まず2つの変流器1が設けられており、これらの
変流器は同一機能を有するので、以下に常に一方
の変流器1および付属の過負荷保護回路だけを説
明する。変流器1の他に図に示された過負荷保護
回路に、まず電流実際値監視回路2、過負荷保護
スイツチ3および電源回路4が付属している。変
流器1は、1つの1次巻線5および2つの2次巻
線6,7を有し、その際第1の2次巻線6は、電
流実際値監視回路2に対応し、一方第2の2次巻
線7は、電流回路4の一部である。
本考案によればまず変流器1の1次巻線5は、
多数の電流値部分8に分割されており、かつそれ
ぞれの電流値部分8に電流値端子9が対応してい
る。その際それぞれの電流値部分8は、巻数とそ
れぞれの電流値端子9に対応する定格電流との積
が常に等しいような巻数を有する。本考案により
まず変流器1の1次巻線5が多数の電流値部分8
に分割されており、かつそれぞれの電流値部分8
に電流値端子9が対応している、ということによ
つて、本考案による電動機用過負荷保護回路は、
全く異つた定格電流で使用できる。例えば本考案
による過負荷保護回路の変流器1が1次巻線5を
備え、この1次巻線の電流値端子に、定格電流と
して0.5A,1A,2A,4A,8Aおよび16Aがあて
はまるならば、この過負荷保護回路は、即座に
0.5Aないし16Aの定格電流を有する電動機の保護
のために使用できる。すなわち、常にちようどよ
い電流値端子9だけを使用すればよい。本考案に
よる過負荷保護回路は、電流実際値監視回路2お
よび過負荷保護スイツチ3のため必要な電圧を、
変流器1に流れる1次電流から「取出す」ように
なされている。変流器1の1次巻線5のそれぞれ
の電流値部分8が、巻数とそれぞれの電流値端子
9に対応する定格電流との積が常に等しいような
巻数を有することによつて、変流器1の2次巻線
6,7は、1Aの電流値端子9を有する電流値部
分8を介して例えば0.9Aの1次電流が流れたか
どうか、または2Aの電流値端子9を有する電流
値部分8を介して1.8Aの1次電流が流れたかど
うかについて「感知しない」。このような結果は
(変流器1の第1の2次巻線6による)電流実際
値監視回路2についても、また(変流器1の第2
の2次巻線7による)電源回路4についても同一
である。
なるべく変流器1は、それぞれの電流値端子9
のそれぞれの定格電流の50%ないし100%の1次
電流の際に、磁界強度と誘導との間に大体におい
て直線的な対応があるように構成する。その結果
本考案による過負荷保護回路は、付加的な応答誤
差なしに、個々の電流値端子9のそれぞれの定格
電流の50%ないし100%にある定格電流の電動機
を保護するために使用できる。それから1:2の
比で個々の電流値端子9を段階付けした際に本考
案による過負荷保護回路は最低電流値端子9の定
格電流の0.5倍と最高電流値端子9の定格電流の
1.0倍との間にある定格電流の電動機を保護する
ために使用できる。
その他の点において図は、電流実際値監視回路
2に関して本考案による過負荷保護回路の特に有
利な実施例を示している。この実施例において電
流実際値監視回路2は、ブリツジ抵抗11および
1つのツエナダイオード12から成るブリツジ回
路10を有する。さらに電流実際値監視回路2は
整流ダイオード13と、複数の抵抗14,15,
16から成る抵抗回路網17とを有する。整流ダ
イオード13および抵抗回路網17は、直列に接
続されている。整流ダイオード13および抵抗回
路網17から成る直列回路は、変流器1の第1の
2次巻線6に接続されており、一方ブリツジ回路
10の一方ブリツジ入力端子18は、抵抗回路網
17に接続されている。さらにブリツジ回路10
に並列に、蓄積コンデンサ19およびツエナダイ
オード20が接続されており、かつブリツジ回路
10の他方のブリツジ入力端子18は、結合ダイ
オード21を介して抵抗回路網17に接続されて
いる。詳細に言えばブリツジ回路10のブリツジ
入力端子対は、一方において抵抗14の整流ダイ
オード13に近に方の端子に接続されており、他
方において結合ダイオード21を介して、分圧器
として形成された抵抗15のタツプ22に接続さ
れている。最後に電流実際値監視回路2は、(1
つでも可能な制御トランジスタの代りに)ダーリ
ントン段23を有し、かつダーリントン段23の
制御区間24は、ブリツジ回路10のブリツジ出
力端子対25に接続されている。
本考案による過負荷保護回路の図示された有利
な実施例において、さらに整流ダイオード26、
電流制限抵抗27、ツエナダイオード28、限時
コンデンサ30,31および限時抵抗32,33
から成る限時回路29、および補助トランジスタ
34が設けられている。整流ダイオード26、電
流制限抵抗27およびツエナダイオード28は、
直列に接続されており、この直列回路は、変流器
1の第2の2次巻線7に接続されている。補助ト
ランジスタ34のベース35は、限時回路29を
介して電流制限抵抗27とツエナダイオード28
との間の接続部に接続されている。補助トランジ
スタ34が導通した際、図示された実施例におい
て補助トランジスタ34がダーリントン段23の
制御区間24を短絡することにより、過負荷保護
回路は応答できない。詳細に言えば限時回路29
は、2つの限時段36,37から成り、その際第
1の限時段36は、第1の限時コンデンサ30と
これに直列接続された第1の限時抵抗32とから
成り、一方第2の限時段37は、第2の限時コン
デンサ31とこれに対して並列接続された第2の
限時抵抗33とから成る。第2の限時段37は、
結合ダイオード38を介して第1の限時段36に
接続されており、一方補助トランジスタ34のベ
ース35は、ベース抵抗39を介して第2の限時
段37に接続されている。さらに第1の限時コン
デンサ30に並列に、放電トランジスタ41のス
イツチ区間40が接続されている。放電トランジ
スタ41のコレクタ42は、コレクタ抵抗43を
介して電流制限抵抗27とツエナダイオード28
と第1の限時コンデンサ30との間の接続部に接
続されている。さらにこの接続部に、2つの補助
抵抗44,45の直列回路が接続されており、そ
の際この直列回路の他方の端子は、整流ダイオー
ド46を介して変流器1の第2の2次巻線7に接
続されている。放電トランジスタ41のベース4
7は、直列接続された両方の補助抵抗44,45
の接続部に接続されている。最後になお蓄積コン
デンサ48が設けられており、このコンデンサ
は、一方において両方の補助抵抗44,45から
成る直列回路と整流ダイオード46との接続部
に、他方において変流器1の第2の2次巻線7の
整流ダイオード46から遠い方の端子に接続され
ている。
最後に図は、電源回路4に関して本考案による
過負荷保護回路の特別な実施例も示している。そ
の際電源回路4は、整流ダイオード49、蓄積コ
ンデンサ50および蓄積コンデンサ50に並列接
続されたツエナダイオード51を有する。整流ダ
イオード49と、蓄積コンデンサ50およびツエ
ナダイオード51から成る並列回路とは、直列に
接続されている。整流ダイオード49と、蓄積コ
ンデンサ50およびツエナダイオード51から成
る並列回路との直列回路は、変流器1の第2の2
次巻線7に接続されている。
具体的に図示された有利な過負荷保護回路は、
以下に示す値を有する構成素子から構成できる。
ブリツジ抵抗11 =10KΩ ツエナダイオード12=5.6Vツエナ電圧 整流ダイオード13 =1N4004 抵 抗 14 =1.2KΩ 抵 抗 15 =1KΩ 抵 抗 16 =470Ω 蓄積コンデンサ 19=47μF ツエナダイオード20=15Vツエナ電圧 結合ダイオード 21=1N4004 ダーリントン段 23
=BC107Aおよび2N1613 整流ダイオード 26=1N4004 電流制限抵抗 27=200Ω ツエナダイオード28=8.2Vツエナ電圧 限時コンデンサ 30=100μF 限時コンデンサ 31=10μF 限 時 抵 抗 32=10KΩ 限 時 抵 抗 33=100KΩ 補助トランジスタ34=BC107A 結合ダイオード 38=1N4004 ベース抵抗 39 =22KΩ 放電トランジスタ41=BC107A コレクタ抵抗 43=100Ω 補 助 抵 抗 44=33KΩ 補 助 抵 抗 45=4.7KΩ 整流ダイオード 46=1N4004 蓄積コンデンサ 48=2μF 整流ダイオード 49=1N4004 蓄積コンデンサ 50=100μF ツエナダイオード51=22Vツエナ電圧 用語「電流実際値監視回路」、「過負荷保護スイ
ツチ」、「始動電流応答防止」、「再活性化」、「電源
回路」に対応する回路素子の下記の機能上の記述
は、図示の本考案による過負荷保護回路の機能を
補足説明するのに役立つ。
電流実際値監視回路2に、変流器1の第1の2
次巻線6から到来しかつ保護すべき電動機の電流
実際値に相当する2次電流が流入する。この2次
電流は1部分は抵抗回路網17を通りかつ1部分
はブリツジ回路10を通つて流れる。ブリツジ回
路10は抵抗回路網17の直列接続抵抗14およ
び15に並列に配置されている。従つて抵抗14
の抵抗15から離れた端部とポテンシヨメータと
して構成された抵抗15のタツプ22との間に生
ずる電圧降下がブリツジ回路10の給電に使用さ
れる。ブリツジ回路10にとつて重要なことはツ
エナダイオード12すなわち非直線性性能を有す
る電子構成部品を有するブリツジ辺の装備であ
る。ブリツジ回路10の給電に責任をもつ電圧降
下はポテンシヨメータとして構成された抵抗15
を経て変流器1の1次巻線5のそれぞれの電流値
端子9との関連において次のように調整される。
すなわち保護すべき電動機の電流実際値がその過
負荷保護回路において調整された定格電流の値と
なつた丁度その時ブリツジ回路10が平衡させら
れるようにする。ブリツジ出力端子対25におけ
る電圧−すなわち一方ではツエナダイオード12
とブリツジ抵抗11との間の接続部での電位と他
方ではブリツジ抵抗11の接続部の間の電位との
間の電位差−は保護すべき電動機の電流実際値が
調整電流実際値以下である限り負である。これに
反し保護すべき電動機の電流実際値がポテンシヨ
メータとして構成された抵抗15を用いて調整さ
れた保護すべき電動機の定格電流以上であるとき
は、ブリツジ回路10のブリツジ出力端子対25
における電圧は正である。その直後ダーリントン
段23が導通接続される。すなわちブリツジ出力
端子対25に接続されたダーリントン段23の制
御区間24に制御電流が流入する。同時に電流回
路4が必要とする電圧を供給する限り過負荷保護
スイツチ3が応答する。従つて保護すべき電動機
の変流器1を介して検出された電流実際値が電動
機にとり標準的であり過負荷保護回路において調
整された定格電流を超過した丁度その時点で、ブ
リツジ回路10がダーリントン段23を制御す
る。(整流ダイオード13、蓄積コンデンサ19
およびツエナダイオード20は、ブリツジ回路1
0の給電に使われる電圧の整流、平滑化および制
限のために使われる。結合ダイオード21は、蓄
積コンデンサ19の放電時定数が分圧器として構
成された抵抗15の設定に依存しなくなるように
する。) 過負荷保護スイツチ3は、図示された実施例に
おいてリレーまたは電磁スイツチとして構成され
ている。電源回路4が必要な電圧を供給してお
り、かつダーリントン段23が導通した時、過負
荷保護スイツチ3が応答する。
電動機、特に3相電動機は、通常定格電流を大
幅に上回る始動電流を有する。この時問題の過負
荷保護回路がこの始動電流に応答しないようにす
るため、言葉「始動電流応答防止」に対する処置
が特に行われる。この場合、限時回路29の課題
は総じて、保護すべき電動機の始動段階の期間
中、過負荷保護スイツチ3の応答を阻止すること
である。このことは、電動機の始動段階の全期間
中、過負荷の際に過負荷保護スイツチ3を制御す
るダーリントン段23の導通を阻止するというこ
とである。
言葉“始動電流応答阻止”に関しての特別の方
法の実行のために、限時回路29は2つの機能的
に異る範囲、即ち第1限時段36と第2限時段3
7に分けられる。
電動機を給電網に接続すると、変流器1の第2
の2次巻線7の2次電流の一部は、整流ダイオー
ド26、電流制限抵抗27、及びツエナダイオー
ド28を流れる。第1の限時段36(限時コンデ
ンサ30と限時抵抗32とから成る直列回路)は
ツエナダイオード28に対して並列になつている
それで、第1の限時段36にツエナダイオード2
8のツエナ電圧に相当する電圧が与えられる。
保護すべき電動機の始動の瞬間に、第1の限時
段36の限時コンデンサ30はまだ放電されたま
まである。その結果、ツエナダイオード28のツ
エナ電圧の全部に相当する電圧が限時抵抗32に
かかり、結合ダイオード38を介して第2の限時
段37へ達する。従つて、第2の限時段37(限
時コンデンサ31と限時抵抗33とから成る並列
回路)は、保護すべき電動機の始動時に、ツエナ
ダイオード28のツエナ電圧に相当する電圧を受
取る。従つて、電動機の始動時に第2限時段37
の限時コンデンサ31は充電され、補助トランジ
スタ34は導通し、それによつてダーリントン段
23のベース−エミツター区間24は短絡する。
第1限時段36の限時コンデンサ30が充電さ
れると(即ち第1限時段36の充電時間定数に相
当)、ツエナダイオード28のツエナ電圧のすべ
てに相当する電圧降下は、限時抵抗32から限時
コンデンサ30へ移される。従つて、限時コンデ
ンサ30が充電された後は、第2限時段37はそ
れ以上給電されない。
限時コンデンサ31は、このコンデンサと並列
接続された限時抵抗33(即ち、第2限時段37
の設計値に応じて)へ放電し、従つて限時コンデ
ンサ31及び限時抵抗33は、限時コンデンサ3
1の放電時間を決定し、それにより補助トランジ
スタ34の導通時間、即ちダーリントン段34の
ベース−エミツタ区間24の短絡時間が決定され
る。従つて、過負荷保護スイツチ3の作動は、限
時コンデンサ31が放電し終つて補助トランジス
タ34が不作動化するまでは、阻止され、それ以
降はダーリントン段23のベース−エミツタ区間
24はもはや短絡されていない。
換言すれば、保護すべき電動機の始動時に、第
1限時段36が第2限時段37に電圧を与え、そ
れによつて第2限時段37の限時コンデンサ31
を充電しつつ補助トランジスタ34を導通し、従
つてダーリントン段23のベース−エミツタ区間
24を短絡し、それにより過負荷保護スイツチ3
の作動を阻止する。第2限時段37の大きさ、従
つて、限時コンデンサ31及び限時抵抗33の大
きさに依存して、限時コンデンサ31の放電時間
は終わり、それによつてダーリントン段23のベ
ース−エミツタ区間24の短絡状態の期間が決定
できる。
第1限時段36は保護すべき電動機の始動の際
の始動電流応答防止を初期設定し、一方、第2限
時段37は、電動機の始動段階全体に合わせて、
始動電流応答防止の時間を引き延ばすために使わ
れる。
本考案による過負荷保護回路より保護された電
動機の運転により過負荷が発生した後は変流器1
は過負荷保護スイツチ3より電流を供給されな
い。次に電動機を新たに始動させる場合、定格電
流を大抵はるかに超過する始動電流が過負荷保護
スイツチ3の故意によらない応答を惹起すること
のないようにするためには、前述の手段ないし始
動電流応答阻止回路が直ちに再度有効になるよう
にしなければならない。ここで用語「再活性化」
とは限時回路29の第1限時段36の限時コンデ
ンサ30を可及的速やかに再放電させる手段のこ
とである。すなわち限時回路29の第1の限時段
36の限時コンデンサ30ができるだけ速く放電
するように考慮されている。そのため限時コンデ
ンサ30に対して並列に、放電トランジスタ41
のスイツチ区間40が接続されており、しかもコ
レクタ抵抗43と直列にして接続されている。放
電トランジスタ41のベース47は、第1の補助
抵抗44を介して、電流制限抵抗27、ツエナダ
イオード28、限時コンデンサ30およびコレク
タ抵抗43の接続部に接続されている。それにも
かかわらず放電トランジスタ41は、過負荷保護
スイツチ3が応答しなかつた時、導通できない。
すなわち放電トランジスタ41のベース47に負
の電圧が供給されており、しかも整流ダイオード
46および補助抵抗45を介して、蓄積コンデン
サ48によつて平滑化して供給されている。過負
荷保護スイツチ3が応答したならば、放電トラン
ジスタ41のベース47における負の電圧が無く
なるので、放電トランジスタ41は導通し、かつ
限時コンデンサ30は、放電トランジスタ41の
スイツチ区間を介して放電する。
本考案による過負荷保護回路の図示された実施
例において選ばれた電源回路4の実現は、明らか
に簡単である。変流器1の第2の2次巻線7の2
次電流の一部は、整流ダイオード49を介して蓄
積コンデンサ50に流入するので、蓄積コンデン
サ50においてツエナダイオード51によつて制
限されて、所望の電圧が生じる。
最後になお次のことを指摘しておく。すなわち
一方において変流器1の第1の2次巻線6の電流
回路内の整流ダイオード13と、他方において変
流器1の第2の2次巻線7の電流回路内の整流ダ
イオード49とは逆並列に設けられているので、
一方の半波の間変流器1の第1の2次巻線6が2
次電流を供給し、一方第2の半波において変流器
1の2次電流は、第2の2次巻線7によつて供給
される。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案による電動機用過負荷保護
回路の有利な実施例を示す回路図である。なお、
図示された主要部と符号との対応関係は以下の通
りである。 1……変流器、2……電流実際値監視回路、3
……過負荷保護スイツチ、4……電源回路、5…
…1次巻線、6,7……2次巻線、8……電流値
部分、9……電流値端子、10……ブリツジ回
路、17……抵抗回路網、18……ブリツジ入力
端子、25……ブリツジ出力端子、29……限時
回路、36,37……限時段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくとも1つの変流器、電流実際値監視回
    路、過負荷保護スイツチおよび電源回路が設け
    られており、その際変流器が少なくとも1つの
    1次巻線および2つの2次巻線を有し、かつ第
    1の2次巻線が電流実際値監視回路に接続され
    ており、一方第2の2次巻線が電源回路に接続
    されている、電動機用過負荷保護回路におい
    て、 変流器1の1次巻線5が複数の電流値部分8
    に分割されており、かつそれぞれの電流値部分
    8にそれぞれ保護すべき電動機の一定の定格電
    流に対する電流値端子9が付属しており、また
    それぞれの電流値部分8が、巻数とそれぞれの
    電流値端子9に対応する定格電流とから成る積
    が常に等しいような巻数を有し、電流実際値監
    視回路2が、整流ダイオード13、複数の抵抗
    14,15,16からなる抵抗回路網17、3
    つのブリツジ抵抗11と1つのツエナダイオー
    ド12からなるブリツジ回路10、および制御
    トランジスタまたはダーリントン段23を有
    し、 第1の2次巻線6が、整流ダイオード13と
    抵抗回路網17の直列回路に接続されており、
    抵抗回路網17および整流ダイオード13の接
    続点と抵抗回路網17の中間タツプが、ブリツ
    ジ回路10の入力端子対18,18に接続され
    ており、ブリツジ回路10の出力端子対25,
    25が制御トランジスタまたはダーリントン段
    23の制御区間24に接続されており、 その際ブリツジ回路10のツエナダイオード
    12は、ブリツジ入力端子対18,18の変流
    器1側とブリツジ出力端子対25,25のダー
    リントン段23側の間の辺に配置されており、 また始動電流に応答しないようにするため
    に、電動機始動時に制御トランジスタまたはダ
    ーリントン段23の制御区間24を短絡する限
    時回路29を有する回路が設けてあり、 ブリツジ回路10に並列に蓄積コンデンサ1
    9が接続されていることを特徴とする電動機用
    過負荷保護回路。 2 それぞれの電流値端子9のそれぞれの定格電
    流の50%ないし100%の1次電流において、磁
    界強度と誘導との間に実質的に直線的な対応が
    あるように、変流器1が構成されている、実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の過負荷保護回
    路。 3 ブリツジ回路10に並列にツエナダイオード
    20が接続されている、実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の過負荷保護回路。 4 ブリツジ回路10のブリツジ入力端子対1
    8,18が結合ダイオード21を介して抵抗回
    路網17に接続されている、実用新案登録請求
    の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載
    の過負荷保護回路。
JP1981190946U 1977-02-05 1981-12-23 Expired JPS639226Y2 (ja)

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JPS57118628U JPS57118628U (ja) 1982-07-23
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JP1062778A Pending JPS53124742A (en) 1977-02-05 1978-02-03 Motor overload protecting circuit
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FR2379929B1 (ja) 1982-11-12
DE2704820A1 (de) 1978-08-17
JPS57118628U (ja) 1982-07-23
US4156262A (en) 1979-05-22
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