JPH058765Y2 - - Google Patents

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JPH058765Y2
JPH058765Y2 JP688887U JP688887U JPH058765Y2 JP H058765 Y2 JPH058765 Y2 JP H058765Y2 JP 688887 U JP688887 U JP 688887U JP 688887 U JP688887 U JP 688887U JP H058765 Y2 JPH058765 Y2 JP H058765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は商用電源と負荷との間に挿入され、
停電時に蓄電池の直流電力をインバータで交流電
力に変換して負荷へ供給し、復電時に、インバー
タ出力を復電された商用電源電力に同期して切替
えを行う無停電電源装置に関する。
「従来の技術」 第2図は従来の無停電電源装置を示す。商用電
源11と負荷12との間に無停電電源装置13が
挿入接続される。無停電電源装置13は第1端子
14、第2端子15、第3端子16、第4端子1
7を備え、第1端子14及び第3端子16間の第
1接続線18が接続され、第2端子15及び第4
端子17間に第2接続線19が接続されている。
第1接続線18には過電流遮断器21と、交流ス
イツチ22とが直列に挿入されている。第3端子
16及び第4端子17内にインバータ23の出力
側が接続され、インバータ23の入力側に蓄電池
24が接続されている。
第1端子14は商用電源11の活線側端子25
に接続され、第2端子15は商用電源11の接地
側端子26に接続される。第3端子16及び第4
端子17は負荷12の両端に接続される。負荷1
2の両端は一般にサージ吸収素子27,28を通
して接地されている。
商用電源11が正常状態では交流スイツチ22
はオンとされ、インバータ23は不動作状態であ
り、商用電力が負荷12へ供給される。商用電源
11が停電すると、交流スイツチ22がオフとさ
れ、インバータ23が動作し、蓄電池24の直流
電力を交流電力に変換して負荷12へ供給する。
その停電が復電すると、インバータ23の出力交
流電力を、復電された商用電力に同期させた後、
交流スイツチ22をオンとし、インバータ23の
動作を停止する。
無停電電源装置13を商用電源11に接続する
際に、誤つて破線で示すように第1端子14を接
地側端子26に、第2端子15を活線側端子25
に接続すると次の様な問題が起こる。まず、負荷
12のサージ吸収素子27,28の中点を接地し
ている場合、無停電電源装置13内で停電モード
から復電モードへ移行する時は、インバータ23
の出力と商用電源11の出力とが同期するまで交
流スイツチ22はオフのままであるので、商用電
源電圧とインバータ23の出力電圧との加算され
た分がサージ吸収素子28に印加されるのでこの
サージ吸収素子28が破壊することがある。
次に、負荷12の端子17と接続された側を点
線で示すように接地した場合、前記誤接続で商用
電源11は短絡状態となり、第2接続線19など
の配線を焼損する。
このような極性の不一致による問題を避けるた
めの方法として、従来においては表示灯、テスタ
灯で商用電源11の極性を調べ、誤結線を回避す
る方法、もう一つは、無停電電源装置の第1、第
2接続線18,19の両者に過電流遮断器と交流
スイツチとをそれぞれ設ける方法とがあつた。し
かし前者の方法は面倒であり、後者の方法は、交
流スイツチを二つ用いるため高価となる欠点があ
つた。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば、商用電源を無停電電源装置
の入力側に接続する際、誤結線による極性の不一
致をリレーで自動的に切替えるようにされる。
すなわち第1端子又は第2端子と接地との間に
リレーが接続され、そのリレーの第1切替接点
で、第1端子と第2端子とを第1接続線に切替え
接続するようにされ、第2切替接点で第2端子と
第1端子とを第2接続線に切替え接続するように
される。
このように構成されているため、商用電源と無
停電電源装置とが誤結線されると、リレーが動作
し、又は復旧して商用電源と第1、第2接続線と
の接続は常に正しい状態に自動的になる。
「実施例」 第1図はこの考案の実施例を示し、第2図と対
応する部分に同一符号を付けてある。
この実施例においては第2端子15と接地との
間に高速リレー31が接続される。第1接続線1
8はリレー31の第1切替接点32により第1端
子14と第2端子15とが切替え接続される。第
2接続線19はリレー31の第2切替接点33に
より第2端子15と第1端子14とに切替接続さ
れる。切替接点32,33のブレーク側bは図に
示すように第1、第2端子14,15にそれぞれ
接続され、メーク側mは第2端子15、第1端子
14にそれぞれ接続される。
商用電源11と無停電電源装置13との接続が
実線で示すように正しく行われると、リレー31
の両端は接地され、これは動作せず、第1、第2
切替接点32,33はそれぞれブレーク側bに接
続されたまま、第1、第2端子14,15は第
1、第2接続線18,19にそれぞれ接続され、
正しい結線状態が保持される。
商用電源11と無停電電源装置との接続が点線
で示すように誤結線となると、リレー31は活線
側端子25に接続されるためリレー31が動作
し、第1、第2切替接点32,33は共にメーク
側mに接続され、従つて第1接続線18は第2端
子15を通して活線側端子25に接続され、第2
接続線19は第1端子14を通して接地側端子2
6に接続、第1、第2接続線18,19と商用電
源11との接続は正しい状態に自動的になる。従
つて、第2図について説明したように、サージ吸
収素子28に過電圧が印加されたり、第2接続線
19に短絡電流が流れるようなことはない。
リレー31を第1端子14と接地との間に接続
してもよい。この場合は、第1、第2切替接点3
2,33の各ブレーク側bとメーク側mとを入れ
替えればよい。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案の無停電電源装置に
よれば、第1、第2端子と第1、第2接続線とを
切替えるリレーを設けることにより、商用電源と
無停電電源装置との接続をその極性を注意するこ
となく、単に接続すれば常に正しい接続状態とな
り、サージ吸収素子の破損を防止でき、また短絡
事故も防止でき、しかも接続作業が簡単であり、
また高価な交流スイツチを二つ使用する必要がな
く、比較的安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による無停電電源装置の一例
を示す接続図、第2図は従来の無停電電源装置を
示す接続図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 商用電源の両端に接続されるべき第1、第2端
    子と、負荷に接続されるべき第3、第4端子とを
    備え、第1端子と第3端子との第1接続線に、過
    電流遮断器と、商用電源の停電時にオフとされる
    交流スイツチとが直列に挿入され、第2端子及び
    第4端子が第2接続線で直結され、第3端子及び
    第4端子間に、停電時に蓄電池の直流電力を交流
    に変換するインバータが接続され、復電時に、商
    用電力にインバータ出力が同期すると交流スイツ
    チをオンにしてインバータの動作を停止する無停
    電電源装置において、 上記第1端子又は第2端子と接地との間に接続
    されたリレーと、 上記第1端子と第2端子とを上記第1接続線に
    切替え接続する上記リレーの第1切替接点と、 上記第2端子と第1端子とを上記第2接続線に
    切替え接続する上記リレーの第2切替接点とを具
    備する無停電電源装置。
JP688887U 1987-01-19 1987-01-19 Expired - Lifetime JPH058765Y2 (ja)

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JPS63117242U JPS63117242U (ja) 1988-07-28
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WO2000013290A1 (fr) * 1998-08-31 2000-03-09 Nariisa Imoto Dispositif de fonctionnement en parallele
KR101207142B1 (ko) * 2012-06-21 2012-11-30 배문수 리튬폴리머 배터리를 이용한 무정전 전원공급장치

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JPS63117242U (ja) 1988-07-28

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