JPH0525030Y2 - - Google Patents

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JPH0525030Y2
JPH0525030Y2 JP1987080512U JP8051287U JPH0525030Y2 JP H0525030 Y2 JPH0525030 Y2 JP H0525030Y2 JP 1987080512 U JP1987080512 U JP 1987080512U JP 8051287 U JP8051287 U JP 8051287U JP H0525030 Y2 JPH0525030 Y2 JP H0525030Y2
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voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は誘導機能を備えた誘導灯装置に対
し、その誘導機能を起動させるための信号を与え
る誘導灯信号装置に関する。
(従来の技術) 誘導灯装置において、誘導用の音声或いは誘導
のための誘導灯点滅といつた誘導機能を備えたも
のはすでによく知られている。これらの誘導機能
は、火災が発生したときにこれに連動して発せら
れる信号によつて、起動するようにしてある。
第2図はその起動のための信号を発生させる従
来構成を示し、商用交流電源1によつて励磁され
るトランス2、このトランス2の2次側に接続さ
れてある交流リレー3、その接点4,5、復帰ス
イツチ6、点検スイツチ7などによつて構成され
ている。
8は火災検知機などの出力接点からなる自火報
接点で、火災検知機が火災を検知したときにオフ
とされる。9は放電灯その他の光源を誘導灯とす
るた誘導灯装置で、交流電源10を点灯電源とし
ている。各誘導灯装置は前記したような、誘導用
の音声、或いは誘導のための誘導灯点滅といつた
誘導機能を備えている。
この構成において、復帰スイツチ6のオンによ
つて交流リレー3が動作し、その接点がa接点側
に切り替る。接点4によつて交流リレー3は自己
保持され、また接点5を介して交流電源1の電圧
が、誘導機能をロツクするロツク信号として各誘
導灯装置9に与えられる。
火災が発生すると、これを検知した火災検知機
の動作によつて、自火報接点8がオフとされる。
そのため交流リレー3が復帰し、交流電源1から
のロツク信号がなくなるので、各誘導灯装置9は
その誘導機能が起動されるようになる。
しかしこのような構成によると、たとえば電力
会社による工事あるいは不測の事故などによつ
て、交流電源1が停電したときも、前記したロツ
ク信号がなくなるので、自火報接点8がオフされ
たときと同じ状態となる。すなわち火災が発生し
ていないのにもかかわらず、誘導灯装置9は誘導
機能を発揮してしまうようになるのである。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は交流電源が停電するようなことがあ
つても、誘導灯装置のロツク状態を継続させるこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は交流電源の電圧の一部を整流して直
流電圧を得る第1の直流電圧回路と、前記交流電
源の電圧の他の一部を整流して得た直流電圧を充
電電圧として充電される電池から直流電圧を得る
第2の直流電圧回路とを備え、前記両直流電圧回
路の同一極性の出力端子同志を接続するととも
に、互いに接続された出力端子の間に、自火報接
点、直流リレーを直列にして接続し、更に前記出
力端子の間の直流電圧を前記直流リレーの接点を
介して、誘導灯装置にその誘導機能のロツク信号
として与えることを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を第1図によつて説明する。
交流電源1によつて励磁されるトランス2には2
次コイル11,12があり、その一方の2次コイ
ル11には整流装置13、平滑用のコンデンサ1
4が接続されてある。これによつて一つの直流電
圧を得る第1の直流電圧回路15が構成される。
2次コイル12には整流装置16、その出力に
よつて充電される電池17、定電圧装置18が接
続されてあり、これによつて他の一つの直流電圧
を得る第2の直流電圧回路19が構成される。
なお必要があれば、交流電源1によつて動作さ
れる交流リレー20を用意し、その接点21を定
電圧装置18の両側に接続しておき、交流電源1
が停電したときに、電池17の電圧を出力電圧と
して出すようにしてもよい。
両直流電圧回路15,19の出力端は、同じ極
性同志が一括して接続される。22,23はその
一括接続された出力端子を示す。そしてこの出力
端子21,22間に、自火報接点8、直流リレー
24、その自己保持用の接点25を直列にして接
続する。
定電圧装置18は、直流電圧回路19により、
直流リレー24にその最大定格電圧以上の電圧が
加わらないようにするのに使用するものである。
出力端子22,23間の直流電圧が、直流リレ
ー24の他の接点26を介して、誘導灯装置9に
その誘機能をロツクするロツク信号として与え
る。点検スイツチ7は接点26に直列に接続され
ている。
以上の構成において、交流電源1の電圧が印加
されると、交流リレー20が動作してその各接点
21がa接点側に切り替り、直流電圧回路19を
出力端子22から切り離す。また復帰スイツチ6
をオンとすることによつて、直流電圧回路15か
らの直流電圧によつて、直流リレー24が動作
し、その接点25がa接点側に切り替つて、自己
保持される。
また直流リレー24の接点26もa接点側に切
り替り、直流電圧回路15の電圧が、接点26、
点検スイツチ7を介して、各誘導灯装置9にロツ
ク信号として与えられる。交流電源10により誘
導灯装置9は通常の状態で点灯される。
火災が発生した場合には、自火報接点8がオフ
とされるので、直流リレー24は復帰してその接
点25,26がb接点側に切り替る。接点26の
切り替りによつつてロツク信号はなくなり、この
ときから各誘導灯装置9の誘導機能が起動される
ようになる。
次に交流電源1が停電した場合を説明する。こ
のときは交流リレー20が復帰し、その接点21
がb接点側に切り替る。これによつてそれまでに
充電されていた電池の電圧が、出力端子22,2
3間に出力される。
この直流電圧により直流リレー24は動作を継
続するとともに、接点26を介して各誘導灯装置
9にロツク信号として与え続ける。したがつて交
流電源1が停電しても、誘導灯装置9はその誘導
機能が起動されるようなことはない。
なお、交流電源1の停電中に火災が発生したと
きは、先の説明から理解されるように、直流リレ
ー24が復帰するので、接点26がb接点側に切
り替る。これによつてロツク信号はなくなり、各
誘導灯装置9の誘導機能が起動されることにな
る。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、火災発
生時に誘導灯信号装置にその誘導機能を起動させ
る信号を与えるようにした構成において、その信
号の発生に使用している電源が停電したような場
合でも、前記誘導機能の起動させてしまうような
ことは、これをもつて確実に回避できる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2
図は従来例の回路図である。 1……交流電源、8……自火報接点、9……誘
導灯装置、15……第1の直流電圧回路、17…
…電池、19……第2の直流電圧回路、22,2
3……出力端子、24……直流リレー、25,2
6……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源の電圧の一部を整流して直流電圧を出
    力する第1の直流電圧回路と、前記交流電源の電
    圧の他の一部を整流して得た直流電圧を充電電圧
    として充電される電池から直流電圧を出力する第
    2の直流電圧回路とを備え、前記第1および第2
    の両直流電圧回路の同一極性の出力端子同志を接
    続するとともに、互いに接続された出力端子の間
    に、自火報接点および前記出力端子間の出力電圧
    によつて動作される直流リレーを直列にして接続
    し、更に前記出力端子の間の直流電圧を、前記直
    流リレーの動作によりオンとされる接点を介し
    て、誘導灯装置にその誘導機能のロツク信号とし
    て与えてなる誘導灯信号装置。
JP1987080512U 1987-05-27 1987-05-27 Expired - Lifetime JPH0525030Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538748A (en) * 1976-07-10 1978-01-26 Kawajiyuu Bousai Kougiyou Kk Power failure protective device

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