JPH0755669Y2 - 誘導設備用信号装置 - Google Patents

誘導設備用信号装置

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JPH0755669Y2
JPH0755669Y2 JP1988162640U JP16264088U JPH0755669Y2 JP H0755669 Y2 JPH0755669 Y2 JP H0755669Y2 JP 1988162640 U JP1988162640 U JP 1988162640U JP 16264088 U JP16264088 U JP 16264088U JP H0755669 Y2 JPH0755669 Y2 JP H0755669Y2
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relay
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signal
induction
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誠二 浜端
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の技術分野] 本考案は誘導設備用信号装置に関するものである。
[従来の技術] 火災などの災害発生時に自動火災報知設備(以下自火報
設備と略す)からの火災信号を受けると、消灯されてい
る誘導灯を強制的に点灯させるための誘導灯用信号装置
としては第3図に示すものが従来提供されている。
此の従来例の信号装置Aにおいて自火報設備の移報接点
S1は常時オンしており、商用電源ACの投入又は自火報設
備が正常に復旧した場合に、自己復帰型のスイッチSW2
を一旦オンすることによってリレーRy1が励磁され、そ
のリレーRy1の接点r11がオンし、リレーRy1が自己保持
される。このときリレーRy1の他方の接点r12もオンとな
っており、手動によって誘導灯を消灯させるためのスイ
ッチSW1がオンの場合には、リレーRy2が励磁され、その
リレーRy2の接点r21がオンし、中継盤B内に設けられた
リレー(或いは電磁接触器)Ry3が励磁され、そのリレ
ーRy3の接点r31がオフとなり。誘導灯が消灯される。誘
導灯は第3図のT2−T3間がオフの時消灯し、オンの時で
且つT1−T2間に商用電圧が印加されている時の常時点灯
するように接続されている。つまり信号装置Aの出力端
子u1,u2間に有電圧を出力している時には消灯、出力端
子u1,u2間が無電圧の時には点灯するようにしている。
火災などで自火報設備が動作した場合、第3図のスイッ
チS1がオフとなるため接点r11,r12がオフとなり、また
接点r21もオフとなり信号装置Aの出力端子u1,u2間が
無電圧となり、誘導灯が点灯される。
[考案が解決しようとする課題] 上記の様な従来の信号装置Aは建物の規模が大きくなる
ほど、その出力に分岐接続(並列関係)される中継盤B
の数が増加することになるが、それにつれて施工ミス等
により短絡させる危険性も増加する。信号装置Aの出力
端子u1,u2間を短絡させた場合、リレーRy2は励磁が解
かれて、その接点r21をヒューズFが溶断する前に開
き、この時短絡による大電流が接点r21に流れているた
め、接点r21のギャップ間にアーク放電が生じてリレーR
y2の接点r21が溶着してしまい、ヒューズFを交換して
も再使用できないという問題があった。
また接点容量も大きなものが必要であり高価となってし
まうという問題があった。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、誘導設
備側で短絡が起きても誘導設備のオン、オフを制御する
リレーの接点の溶着の発生を確実に防止できる誘導設備
用信号装置を提供するにある。
[考案を解決するための手段] 本考案は自動火災報知設備からの信号を受けて誘導灯
や、誘導音装置等の誘導設備の動作を制御する誘導設備
用信号装置において、常時に電源を過電流保護素子とリ
レーの接点とを介して有電圧の信号として誘導設備に供
給する回路と、この回路が上記リレー接点を介して短絡
された場合にリレー接点を閉成状態に保持するように上
記電源とは別に上記リレーに電源を供給する駆動電源回
路とを備えたことを特徴する。
[作用] しかして本考案の誘導設備用信号装置では誘導設備側で
短絡が起きても電源供給路に挿入されている接点を駆動
するリレーの電源を確保出来るため接点が過電流保護素
子の働く前に開離するのを防止し、結果接点溶着が起き
るのを防ぐことができるのである。
[実施例] 以下本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路を示しており、この実
施例回路では電源ACにヒューズFのような過電流保護素
子を介して降圧トランスTの一次側を接続し、この降圧
トランスTの二次側には整流器Reと平滑コンデンサC1
らなる整流平滑回路を接続し、整流平滑回路の出力端に
自火報設備の常閉の移報接点S1と、自己復帰型のスイッ
チSW2、リレーRy1の自己保持用の接点r11の並列回路と
を介してリレーRy1を接続し、またリレーRy1の接点r12
と、手動で誘導灯をオフさせるためのスイッチSW1とを
介してリレーRy2を接続してある。
出力端子u1,u2間にはヒューズFと、リレーRy2の接点r
21を介して商用電源ACを接続してある。
つまり本実施例回路はリレーRy2の駆動電源を出力端子u
1,u2間に印加される商用電源ACとは分離した点で第3
図従来例と相違するものである。
しかして出力端子u1,u2間が短絡されてもコンデンサC1
の残留電荷によってリレーRy1,Ry2は励磁状態がヒュー
ズFが溶断される時点以上まで保持され、短絡電流が流
れている接点r21は開かない。従って接点r21にはアーク
の発生がなく、接点溶着が起きず、ヒューズFが確実に
溶断し、このヒューズFを交換した後の信号装置の再使
用を可能とする。
第2図は本考案の別の実施例の回路を示している。
この実施例は誘導灯の消灯制御に加えて、更に煙中でも
誘導効果の高いキセノンランプの閃光を利用した点滅式
誘導灯や、聴覚による誘導効果も期待できる誘導音付加
誘導灯等の誘導設備の制御も可能な信号装置を構成して
おり、この場合誘導効果が高いため単なる停電で動作し
た場合にパニックを招く恐れがあるため、電池BTでバッ
クアップするようになている。従って一般の誘導灯の消
灯信号は商用電源ACを用い、他の誘導灯の停止信号には
直流電源を供給するのである。
而して第2図回路では通常時においては商用電源ACを降
圧トランスTと整流器Reによって全波整流した後抵抗R1
を介してバックアップ用の電池BTの充電を行なってい
る。一方商用電源ACを直流に交換するスイッチング電源
部RegからダイオードD1を介して一般の誘導灯以外の誘
導設備及びその誘導設備を制御するリレーRy2〜Ry4へ直
流電源をヒューズF2を介して供給し、またダイオードD2
を介してリレーRy1に電源を供給している。
ここでスイッチング電源部Regの出力電圧がツエナーダ
イオードZDのツエナー電圧以上であればトランジスタQ1
がオンし、リレーRy1に励磁電流が流れてその接点r11
オフさせ、またr12をオンさせている。
中継盤を介し一般の誘導灯の消灯信号を出力するための
リレーRy4はスイッチSW1、リレーRy1の接点r12、リレー
Ry2の接点r22がすべてオンしている場合のみ励磁され、
その接点r41,r42を通じて中継盤へ有電圧信号を消灯信
号として出力する。通常移報接点S1がオンしているた
め、リレーRy2はスイッチSWをオンさせることにより、
その接点r21で自己保持し、接点r22をオンしている。従
って手動操作のスイッチSW1によって点灯、消灯の制御
を行なうことができるのである。
自火報設備が動作して移報接点S1がオフした場合はスイ
ッチSW1がオンでリレーRy2が非励磁となるため、その接
点r22がオフし、結果リレーRy4も非励磁となってその接
点r41,r42もオフとなる。接点r12は信号装置の入力電
源と、消灯信号用の電源とを分離した場合を考慮して安
全側に動作するに設けたものであり、同一の商用電源AC
を使用する場合には不用なものである。
他方一般の誘導灯以外の誘導設備側を制御するリレーRy
3も同様に点検用スイッチSW2と自火報設備に連動するリ
レーRy2の接点r23の両方がオン状態で直流電圧を出力端
子u3,u4を介して誘導設備へ供給することによって停止
させている。
ここで出力端子u1,u2間が短絡されると、信号装置と、
消灯信号が同一電源を使用している場合(接点r12が無
い場合)には電池BTによってバックアップされているた
めリレーRy4は励磁状態を維持して接点r41,r42のオン
状態を保持し短絡電流の遮断による接点溶着を防ぐ。
信号装置の入力電源と消灯信号に使う電源を別の商用電
源AC,AC′を用いる場合にはリレーRyは上記短絡が起き
ても励磁状態が維持されて接点r41,r42のオン状態を保
持し、やはり接点溶着は起きない。
一方誘導設備に接続する停止信号用の出力端子u3,u4
短絡された場合、出力電圧が零となってリレーRy1は開
放されるが、その接点r11はb接点のためオフからオン
となりアークの発生はない。また接点r31はリレーRy3
ダイオードD3とコンデンサC2とによってバックアップさ
れるためヒューズF,F2が溶断するまではオンからオフに
はならないように設定されている。
[考案の効果] 本考案は自動火災報知設備からの信号を受けて誘導灯
や、誘導音装置等の誘導設備の動作を制御する誘導設備
用信号装置において、常時に電源を過電流保護素子とリ
レーの接点とを介して有電圧の信号として誘導設備に供
給する回路と、この回路が上記リレー接点を介して短絡
された場合にリレー接点を閉成状態に保持するように上
記電源とは別に上記リレーに電源を供給する駆動電源回
路とを備えたので、誘導設備側で短絡が起きても電源供
給路に挿入されている接点を駆動するリレーの電源が確
保出来るため接点が過電流保護素子の働く前に開離する
のを防止することができ、結果アークによる接点溶着が
起きるのを防ぐことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は本考案の別
の実施例の回路図、第3図は従来の回路図である。 Fはヒューズ、Ry2はリレー、r21は接点、C1はコンデン
サ、ACは商用電源である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動火災報知設備からの信号を受けて誘導
    灯や、誘導音装置等の誘導設備の動作を制御する誘導設
    備用信号装置において、常時に電源を過電流保護素子と
    リレーの接点とを介して有電圧の信号として誘導設備に
    供給する回路と、この回路が上記リレー接点を介して短
    絡された場合にリレー接点を閉成状態に保持するように
    上記電源とは別に上記リレーに電源を供給する駆動電源
    回路とを備えたことを特徴とする誘導設備用信号装置。
JP1988162640U 1988-12-15 1988-12-15 誘導設備用信号装置 Expired - Lifetime JPH0755669Y2 (ja)

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JPH0284990U JPH0284990U (ja) 1990-07-03
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JPS5469096U (ja) * 1977-10-26 1979-05-16
JPS5469096A (en) * 1977-11-11 1979-06-02 Matsushita Electric Works Ltd Signal equipment for extinction-type induction lamp

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JPH0284990U (ja) 1990-07-03

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