JPH02186506A - 導電性複合体およびその製造方法 - Google Patents

導電性複合体およびその製造方法

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JPH02186506A
JPH02186506A JP674289A JP674289A JPH02186506A JP H02186506 A JPH02186506 A JP H02186506A JP 674289 A JP674289 A JP 674289A JP 674289 A JP674289 A JP 674289A JP H02186506 A JPH02186506 A JP H02186506A
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JP
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varnish
molding compound
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sheet molding
composite
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JP674289A
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Akira Yotsutsuji
晃 四ツ辻
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KOOKI ENG KK
Kurimoto Ltd
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KOOKI ENG KK
Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は金属箔と熱硬化性樹脂を主体とり−る非導電
層よりなる導電性複合体に係り、詳しく 4Jl:その
成形品は電磁波遮蔽、アンブナ、帯電防止。
面発熱体等の目的に使用する。
[従来の技術] 本願発明に係る導電性複合体(以下単に「複合体」とい
う)は前記のように多り面の用途に供せられるが、ここ
で主な用途について述べると、まず電磁波遮蔽とは、た
とえばOA 88器やコンビコタなどの電子機器が広範
囲に普及し、これら機器が高周波のパルス信号や、電磁
波ノイズによって誤動作する現象に苅して電磁波遮蔽の
対応か種々試みられている。またパラボラアンブナは放
送衛星を経由して送られてくる電波をキャッチして映像
化するもので、最近急速に各家庭に普及しつつある部材
である。さらに発熱板とは床面、壁面に貼イ■したり屋
根にイh設したりして暖房や融雪に供する面発熱体でお
る。
このような用途に対しては従来、所望の形状に金属板を
絞り成形しその裏面を合成樹脂で補強したり、樹脂成形
時に金網や導電性織物を添えて一体成型したりする複合
体が主体である3゜1発明か解決しようとり−るa!題
1 導電性に優れlこ金属薄板に合成樹脂を一体成形接着覆
る際、この合成樹脂が熱可塑性であるときは汎用のゴム
系、ウレタン系接着剤を用いると、一体成形接着はてさ
るか、(創脂の性質上、耐熱性。
耐候性、耐薬品付着についで熱硬化・t/I−樹脂より
も劣ることから、持に―外での用途等にほとんど実用さ
れていない。
しかるに熱硬化性樹脂を適用づるには、この祠利を主体
としてカラス繊維の他、無機質充填側。
硬化(Δ、顔料などを適宜配合した塊状(以下「BMC
,、Iという)ヤ)板状(以下rslVIclという)
あるいは粉末状を所望量計測して加熱した金型内に金属
薄板と共に挟んで加熱加圧して所定の形状に硬化成形し
なければならない。ここ−C問題となるのか熱硬化性樹
脂(ユ例外なく加だ)硬化りるとさに揮発物、たとえば
未反応スヂレン七ノンーカスなどを生じることで、この
カス体か高温、 j>nl圧′C成形した複合体を高温
C金型より取出したどき、成形品は常圧にざらされるた
め樹脂と金属板との界面に閉じこめられたカス体か膨服
し表面に兄阿じい金属箔の膨出部分を生じて了う原因と
なる。
またこれを避けるため温度が下降するまで金型内に放冷
することは生産性か低過ぎて実用に耐え得ない。
一方、接着サーへさ金属板についてこれを均竹厚さの平
板とじないて種々の加ニドを施しl〔従来技術も多く発
表されている。たとえば導電・1)1フイラメン1〜マ
ツ1へ(特開昭60−90723号公報)、良導体網(
実開昭6112661/1号公報)・(特開昭6010
0803号公報)、多孔性面状導電体、たとえば金網・
導電ンット・パンチングメタルシート(特開昭59−8
407号公報)。
金属多孔質板、たとえば金属粉末焼結体・発泡金属(特
開昭60−12802号公報)などが挙げられる。これ
らの金属板(体)は発生づるカス体を散逸する空隙が存
在するから前記の表面欠陥の課題(、J、解決するか、
一般に空隙部の面積か過大であり、かつ不規則不均等で
おる上、この空隙部へ流動化した樹脂が1f人してくる
ので、ぞの網目・HRイ’cとを不均整に歪曲し−C了
うことか多い。このような導電性の不均整は特にパラボ
ラアンテナの反射面として使用ダ−るとさ〔Jl、微妙
な電波の波形の歪みを生じ、@i−りとし−(の復元に
辞書を与える原因となりやすい。また機械的な穿孔手段
によるパンチングメタルでは技術的、原価上にd通孔の
人ぎさや配置に限界かおり実施上の課題が残る。
本願発明は以上に述べた課題を解決するために、熱硬化
性樹脂と金属とを一体的に成形した複合体の製造方d、
におい(、外観・1イ]状、電気的特・11.生産性の
何れにおい−(も従来方法およびその方法による物を凌
tj、ni 、する技術の提供を目的とする。
1課題を解決覆るための手段] 本願発明に係る導電性複合体の製造方法は、良電気伝導
性の金属箔の少くとも一方の表面上に不飽和結合を保持
するアルキド樹脂を溶解したrノ!スを塗布乾燥し、ビ
ニル基を有する反応性七ノン−を含む熱硬化性樹脂を主
体とするシートモールデイング]ンパウントと共に、加
熱しつつ圧密成形することによって前記の課題を克服し
た。また、さらにシー1ヘモールf′イング」ンパウン
トにカラス繊維を均等に配分したことによってより有効
に目的を果した。
[作用] 不飽和結合の曲型はビニール基(−CH3=CH−)て
あり、周知のように一方の炭素結合は通常のσ軌道にあ
けるものであり、他方はπ軌道による電子雲で特徴づけ
られる不安定な結合であるから、このような不飽和結合
を保有するアルキド樹脂は高温化で発生する重合・1」
モノマーのガス体が必るとぎは、直ちにこれを捕捉して
イ」加重合を起し化学的ポテンシャルを下げる作用を生
じる。
理論的には1化学当量の不飽和結合のアルキド樹脂は標
準状態で22.4eのモノマーJjス気体と反応じてこ
れを固体に変換する。たとえば反応性スヂレンモノマ−
12094(J、気化して22.4t2のモノマーカス
を発生するが、これと1当量のアルキ1〜樹脂か反応し
て一ボ1ノスヂレン樹脂となり、発生したカス体1.1
1. J!J!論−1完全に消滅覆る。
本願発明のように不飽和結合を保持したアルキド樹脂を
)容解したワニスは、シートモールデイングコンパウン
ドか熱反応硬化時に発生−するカス体をJ−ぺて吸収す
るから、製品としての成形体の何れにも、気泡(火ふく
れ)などの見苦しい痕跡を残づことなく美麗で精緻な表
面を形成する。
接拍用のワニス(よ不飽和酸、飽和酸二価アル」ルより
製造されたものが適している。例えば不飽和酸には無水
ンレイン酸、フマル酸等があり、飽和酸としてはりノジ
ピン酸、無水フタル酸、イソノタル酸、デ1〜ラクロロ
無水フタル酸等があり、二価アル」−ルとしては]ニヂ
レングリコール、プ[]ピレングリコール、1.3ブチ
レングリコール。
ジエヂレングリコール、ジプロピレングリ」−ル。
ネオペンチルグ刀」−ル、ビスフェノールジオキシエチ
ル−[−等か挙げられる。
これらをワニスの使用目的に合わi!て脱水綜合反応さ
せ、その縮合反応度により得られたアルキドの融点2反
応法度を調節する。
勿論この場合注意すべきは、アルコールと酸の脱水縮合
反応において、元々不飽和酸が保有していた二重結合が
この段階で消費されて了うことであって、適当な機器分
析(たとえば赤外線スペクトル)や沃素化反応などてワ
ニス用に重合された樹脂になあ材料の持つ不飽和結合が
温存されていることを確めておく配慮は必要と考えられ
る。また、ガス体と反応してこれを吸収して了うだけの
作用であれば他の化学品にも目的に旧うちのがあるが、
本願のように金属と熱硬化性樹脂との中間に介在し、全
く熱膨張係数の異なる材質に挟持されている構成上、そ
のまま拘束されてザーマルショックに耐えるためには経
験的に1に’l/cri以上の接着強度を必要とする。
このような点に着目すれば先に例示したワニスにさらに
、反応性オリゴマを添加することもてきる。例えばジア
リールフタレートオリゴマやアク1ノル」ステルオリゴ
マやウレタンオリゴマかで−の例である。
フ′クリル酸二「ステルオリゴマとしては、アク1ヲル
酸メチル、アクリス酸]ニチル、アク1ヲル酸ブチル、
アクリル酸2エヂルヘキシル等のオリゴマの添り旧は金
属芯の接着力を増強するのに硬化かある。
U実施例] 以不本願実施例を述べる。
実施例1 塩化釦、257.塩酸(35%)107を1リツトルに
溶解して作成したエツチング液を50’Cに加熱し、こ
れに厚さ01mmのアルミニューム箔を3〜5分間浸漬
して、表面を処理し、つぎにこれを水洗乾燥した金属熱
を用意した。
これに無水マレイン酸、無水ノタル酸、ビスフゴーノー
ルジオキシTデル:「−デルの共縮合反応アルA−ド伯
」脂をメチ−−ル]ニヂールケトンに50%の)硬度で
溶解したワニスをアルミニューム表面に厚ざ20ミクロ
ンに塗布し乾燥した。
成形′)l′A料として(まカラス繊維30%、不飽和
ポリエステル樹脂30%、炭酸カルシ]、−ムこ38%
硬化剤としてターシャルブヂールバーオキリーイト2%
よりなる5IVICを作成した。
セミポジ構造に設計された直径500 mm 、厚さ3
mmの皿が成形できる圧縮成形用金型を圧縮成形機に取
り付け150’Cに加熱した。これに前記塗料を塗布し
たアルミニューム酒をIノニス塗イ11面かSMCと接
触するように金型に配置し、このうえさらに計量された
SMCを置き、100に9/cmの圧力で成形した成形
時間は4分とした。
実施例2 塩化鉄25g、塩酸(35%)103を1リツトルに溶
解して作成したエツチング液を50’Cに加熱し、これ
に厚さ0.1 mmのアルミニューム;hを3〜5分間
浸漬して表面を処理し、つぎにこれを水洗乾燥した金属
箔を用意した。
この片面に焼き付り硬化形の7ノクリル樹脂塗料を10
μmの厚さに塗布し、さらにこの反対面に無水マレイン
酸、無水フタル酸、ヒスフェノールジオキシエチルニー
デルの共縮合反応アルキド樹脂をメヂールエチールケト
ンに50%の濃度で溶解したワニスを厚さ20ミクロン
に塗布し乾燥した。このアルミニューム酒をセミポジ構
造に設計された、直径500mm、厚さ3mmの皿が成
形できる圧縮成形用金型にアルミニューム箔をワニス塗
布面がSMCと接触するように金型に配置し、このうえ
にさらに81量されたSMCを置き100Kg/′cr
tiの圧力で成形した成形時間は4分とした。
実施例1ではアルミニューム箔が一体的に接着接合され
た成形品か得られた。また実施例2では外面に塗利か塗
装され、hつアルミニュームが一体的に接合された成形
品かえられた。そのいずれもにおいても、アルミニュー
ムとSMCの間にはガスふくれ等の不良現象は観察され
なかった。また金属箔とSMCはそのはくり強さが1.
2〜2.OK’j/cmと十分なはくり強さを示した。
実施例3 実施例2で成形した複合体の接着金属箔の両端に電気的
端子7を設け50Wの交流電圧を印加したところ、成形
品は50’Cに発熱し、1000時間の長期使用でも異
常を示さなかった。この種成形品は面発熱板としても充
分に特性を発揮覆ることがわかった。またこの種面発熱
体は回路の用いる金属箔の強さ、幅によって発熱特性は
制御できることも有利な特徴である。
金属箔とシートモールデイングコンパウンドとを一体的
に密着成型するには、金型内での加熱加圧による他トラ
ンフ7成形や射出成形等の別の公知技術を適用してもよ
い。
[発明の効果] 本願発明は以上に述べたような作用を有するから熱硬化
性樹脂と金属箔とが密着一体止して形成する導電性複合
体の全面が美麗精緻な表面であり、パラボラアンチ丈と
して具えるべき表面要件を完全に満足する他、電磁波遮
蔽板2発熱板としての機能も十分溝たした上、その美麗
な表面による意匠的価値についても他を凌駕する。かつ
生産性、経済性についても同じ目的で開発先行してきた
従来技術の何れと比較しても優れた評価か与えられるべ
き特徴がある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)良電気伝導性の金属箔の少くとも一方の表面上に
    不飽和結合を保持するアルキド樹脂を溶解したワニスを
    塗布乾燥し、ビニル基を有する反応性モノマーを含む熱
    硬化性樹脂を主体とする成形材料と共に、加熱しつつ圧
    密成形する導電性複合体の製造方法。
  2. (2)請求項1において成形材料はシートモールディン
    グコンパウンド、あるいはバルクモールディングコンパ
    ウンド、粉末状コンパウンドである複合成形材料を用い
    ての複合体の製造方法。
  3. (3)請求項1乃至2の何れかの導電性複合体で囲繞し
    た電磁波遮蔽板。
  4. (4)請求項1乃至2の何れかの導電性複合体を張設し
    たパラボラアンテナ。
  5. (5)請求項1乃至2の何れかにおいて、導電性複合体
    の対外へ電気的端子を突設する金属線を介装する発熱板
JP674289A 1989-01-13 1989-01-13 導電性複合体およびその製造方法 Pending JPH02186506A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237996B2 (ja) * 1984-11-30 1987-08-14 Totsutori Daigakucho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237996B2 (ja) * 1984-11-30 1987-08-14 Totsutori Daigakucho

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