JPS61102243A - 誘電体基板 - Google Patents

誘電体基板

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JPS61102243A
JPS61102243A JP22526884A JP22526884A JPS61102243A JP S61102243 A JPS61102243 A JP S61102243A JP 22526884 A JP22526884 A JP 22526884A JP 22526884 A JP22526884 A JP 22526884A JP S61102243 A JPS61102243 A JP S61102243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric
base material
sheet
copper foil
loss tangent
Prior art date
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Pending
Application number
JP22526884A
Other languages
English (en)
Inventor
柴垣 和芳
川上 寛二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロ波受信用アンテナのコンバーター用基
板の作製に好適な誘電体基板に関する。
(従来の技術) マイクロ波受信用アンテナは通信衛星、放磁衛星、レー
ダー通信等に用いられている0このアンテナにはダウン
コンバーターとし、ての機能を有する誘電体のプリント
回路基板が要求されることがある0而してダウンコンバ
ーターの場合には、小型化できること訃よび伝送エネル
ギー損失減少のため、誘電率が比較的高く且つ誘電正接
が低いのが好ましいものである。
ところで、従来、マイクロ波受信用アンテナのコンバー
ター用基板としては、ガラスクロスにエポキシ樹脂粉末
を散布塗工し、次いでこの散布塗工を施したガラスクロ
ス同志全積層したシート状基材の両面に銅箔を接合して
得られる誘電体基板を用い、この基板の表面の銅箔をエ
ツチングしてパターン状のストリップ導体を形成し、裏
面の銅箔をそのまま地導体とした構造のものが知られて
いる。
また、ガラスクロスにフッ累樹脂ディスパージョンを浸
漬塗工して乾燥し、次いでこの浸漬塗工を施したガラス
クロス同志t−積層したシート状基材の両面に、上記と
同様にしてパターン状のストリップ導体および地導体を
設けたものも知られている。
(発明が解決しようとする問題点) これらコンバーター用基板から、 JIS C6481
に基づく試験試料を作成し、誘電率および誘電正接e温
度2s℃、IMHzで測定してみると、前者は誘電率が
4〜5、誘電正接が0.01〜0.03であ勺、後者は
誘電率が2.2〜2.8.誘電正接が0.001〜0.
003でるシ、これら両特性には木だryi嵜すべき余
地がある。
また、上記から判るように、一般に誘電体基板にお因で
は、誘を率が大きくなると、それに伴なって誘電正接が
大きくなる傾向を有している。従って、誘電率が高いに
も拘らず、誘電正接の低い誘電体基板を提供できれば、
理想的なコンバーター用基板に一歩近づくことになるの
で好ましいものである。
高誘電率で且つ低誘電正接の誘電体基板を作製する方法
としては、(a)高誘1!率で且つ比較的低誘電正接の
材料と低誌電、f接の材料を混合して基板を作表する方
法、或いは(b)新たに分−子設計的に高誘電率且つ低
誘電正接の材料を開発し、この材料によシ基板を作製す
る方法が考えられる。
しかしながら、(b)法は設計上の困離さから、現在ま
でに有効な提案はなされていない。一方、(a)法によ
る場合には、適切な材料選択を行なえば。
目的を達成し得るものが得られ、例えば、その−例とし
て、高誘電率で且つ比較的低誘電正接の無機質充填剤と
低誘電正接材料であるポリテトラフルオロエチレン(以
下、 PTFEと称す)を混合して用いる方法が提案さ
れている。
上記PTFEと無機質充填剤の混合物をシート状に成形
しfc誘電体は、誘ik率が高く且つ誘電正接が低いの
で、好ましいものであるが、銅箔との接着性が悪ろくで
、実用に耐え得る誘電体基板が得られておらず、この点
の克服が急務とされていた。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者達は上記塊状に鑑み鋭意検討の結果、熱融着性
を有するフッ素樹脂フィルムを接着層として介在せしめ
ると2にしp、PTFE粉末と無機質充填剤粉末から成
る誘電体基材の高誘電止接且つ低誘電正接を維持したま
まfM箔と強固に接着し得ることを見出し、本発明を完
成するに至ったものである。
即ち、本発明に係る誘電体基板は、PTFEと無機質充
填剤から成るシート状基材の画面に、フッ素樹脂フィル
ムを介して銅箔が接合されていることを特徴とするもの
である。
本発明において用いるシート状誘電体基材は、PTFE
粉末と少なくとも1櫨の無機質充填剤粉末を混合したも
ので、厚さは通常約50〜500μ仇である。このシー
ト状基材は5例えばPTFE粉末と無機質充填剤を混合
し、この混合物を金型に充填し、室温、圧力200〜8
00kFl/edの条件で30分〜2時間加圧成形し、
その後この成形物を金型からJt111出し、常圧下に
おいて温度355〜390℃の条件で10〜50時間加
熱して焼成し3次いで除冷し、これを旋盤によシ所定厚
みのシート状に切削する方法等によシ得ることができる
0無機質光槙剤の具体例としては酸化物系のAl2O5
、BedsMg Os T io 2、ZrO2、Si
O2,ThO2,5n02、Cab) N1psBi2
0a、Pb O* BaOs ZnOなどの単成分系、
ムライト、スピネル、ジルコン、ステアタイト、ホルス
WSi2.およびこれらの混合系が挙げられる。
これら充填剤は単成分糸ないし混合系をとゎす、常温常
圧下における誘1を率が5〜500で、誘電正接が0.
01〜0.0001であることが好ましめ。誘電率が5
よ9小さいと、誘電体基板としての誘電体が余ル大きく
できない。誘を革が500 よシ大きくなると、誘電体
基板としての自ic率が大きくなシすぎたシ、少量配合
系での蔭電特性のバラツキを助長したシする欠点が塊わ
れ、ともに適当ではない。
これら充填剤の平均粒径は約60μ悔以下とするのが好
ましく、またP TFEとの配合割合は%PTFE10
0重蓋部に対し、約10〜65重量部とするのが実用的
でるる。
不発明においては、上記シート状基材の両面に。
熱融着性を育するフッ累樹脂、例えばPTFE、テトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピン共重合体(
以下,FEPと称す)、ポリクロロトリフルオロエチレ
ン(以下、PCTF’E ト称す)、パーフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(
以下,PFAと称す)、工テレンーテトラフルオロエチ
レン共重合体等から成るフィルムを介して、厚さ約lO
〜100μmの銅箔が接合される。フッ素樹脂フィルム
の厚さは、シート状基材作製に用いた無機質充填剤の粒
径、配合量等に応じて決定するが、通常は約lθ〜10
0μ毒である。このフッ素樹脂フィルムは、接着性向上
のためその表面にスパッタエツチング処理、コロナ放電
処理、金属ナトリウ処理等を施して用いることができる
シート状基材と銅箔の接合は、両者間に介在せしめられ
たフッ素樹脂フィルムを溶融せしめると共に力日圧する
方法によシ行なうことができる。従って、加熱温度は該
フィルムの溶融温度〜分解温度である。また、圧力はフ
ィルムの種類、加熱温度等によって変わシ得るが、通常
は約2〜50ψ智である。なお、この際にはシート状基
材の形成材料であるPTFEをも溶融すれば%接着強度
がよシ:1  向上するので好適である。
かような本発明に係る誘電体基板は、誘電率が約4〜2
0と高く、シかも真電正接は5XlO−3以下と低く、
更にシート状基材と銅箔との接着強度が大きなものであ
る。
本発明の誘電体基板におけるシート状基材と銅箔との接
着強度が何故大きいのかは必らずしも明らかではないが
、シート状基材はPTFEと無機質充填剤を均一に混合
したものでめシ、基材と銅箔をフッ素樹脂フィルムを介
して重ね合わせ、加熱加圧して接合する際に、充填剤の
うちの基材表面付近に存在している粒子が、溶融状態と
なったフッ素樹脂フィルム中に食込んで投錨力を発揮し
、一方、銅箔が熱溶融状態となったフン累樹脂と接着す
るためと考えられる。
(実施例) 以下、実施例によ)本発明を更に詳細に説明する。
実施例 PTFE粉末(ダイキン社製、商品名M−12)100
重量部に対し、無機質充填剤として平均粒径lOμmの
CaTi0a 20重量部を加え均一に混合する。
次に、この混合物を金型に充填し、室温、圧力180k
g/cr/Lの条件で1時間加圧成形した後、金型から
成形物を取シ出し、常圧のもとて370℃の温度で24
時間加熱して焼成し、次いで除冷する。
その後、旋盤を用いて該成形物を切削し、厚さ0.8I
IIのシート状基材を得る。
次に、このシート状基材の両面に未焼成のPTFEフィ
ルム(厚さ80μm)を介して、厚さ35μ飢の銅箔(
古河サーキット・フォイル社製電解銅箔TTAI )を
重ね合わせ、圧力10kg/c4s温度380℃の条件
で20分間加熱加圧することによシ、誘フッ素樹脂フィ
ルム、加熱加圧時の温度を第1表に示すように設定する
以外は全て試料番号lの場合と同様に作業して、試料番
号2〜7の誘電体基板を得た。なお、試料番号7を得る
際のフッ素樹脂フィルムは銅箔に対応する面を圧力約1
O−3Torr 、  10Watt−sec/caの
条件でスパッタエツチング処理して用いた。
更に、参考例として、フッ素樹脂フィルムを使用しない
こと以外は全て試料番号2の場合と同様に作業して、試
料番号8の誘電体基板を得た。
第1表 これら誘電体基板の肪寛率、誘電正接および銅箔とシー
ト状基材との接着力をJIS  C6481に準じて測
定した結果を下記第2表に示す。なお、試料番号l〜7
における接着力は、銅箔とフン累樹脂フィルムの界面で
剥離せしめて測定した値である。また、誘電率2よび誘
電正接は温度25℃、IMHzの条件で測定した。
第2表 (発明の効果) 上記実施例からも判るように1本発明は高誘電率且つ低
誘電正接であり、しかも銅箔とシート状基材の接着強度
が大きいという特徴がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリテトラフルオロエチレンと無機質充填剤から成るシ
    ート状基材の両面に、マツ素樹脂フィルムを介して銅箔
    が接合されていることを特徴とする誘電体基板。
JP22526884A 1984-10-24 1984-10-24 誘電体基板 Pending JPS61102243A (ja)

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JP22526884A JPS61102243A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 誘電体基板

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JP22526884A Pending JPS61102243A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 誘電体基板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04505992A (ja) * 1989-03-16 1992-10-15 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 高容量ラミネート
WO2019031071A1 (ja) 2017-08-08 2019-02-14 住友電気工業株式会社 高周波プリント配線板用基材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04505992A (ja) * 1989-03-16 1992-10-15 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 高容量ラミネート
WO2019031071A1 (ja) 2017-08-08 2019-02-14 住友電気工業株式会社 高周波プリント配線板用基材
USRE49929E1 (en) 2017-08-08 2024-04-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Substrate for high-frequency printed wiring board

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