JPH02185166A - 画像データ復元処理装置 - Google Patents

画像データ復元処理装置

Info

Publication number
JPH02185166A
JPH02185166A JP1005760A JP576089A JPH02185166A JP H02185166 A JPH02185166 A JP H02185166A JP 1005760 A JP1005760 A JP 1005760A JP 576089 A JP576089 A JP 576089A JP H02185166 A JPH02185166 A JP H02185166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
component signal
level interval
image data
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1005760A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Fukuda
昌弘 福田
Tsuguo Noda
嗣男 野田
Takashi Morihara
隆 森原
Shigeru Yoshida
茂 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1005760A priority Critical patent/JPH02185166A/ja
Publication of JPH02185166A publication Critical patent/JPH02185166A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ圧縮された画像を階層的に復元する画像データ復
元処理装置に関し、 簡略な回路構成に従って、画像データ復元処理装置を構
成できるようにすることを目的とし、GBTC方式に従
う画像符号化処理装置から送られてくる基準レベル値、
レベル間隔値及び分解能成分信号と、分解能成分信号が
特定するモード信号とを使って、画像データの復元処理
を実行する画像データ復元処理装置において、復元画像
データのための画像メモリとして、基準レベル値を初期
値として格納するアップデートメモリと、アップデート
メモリに格納される階調値データに加減算処理を施すこ
とで復元画像データを更新する加減算器とからなるもの
を使用するとともに、送られてくるレベル間隔値のため
のレベル間隔値格納部として、レベル間隔値を格納する
レベル間隔値メモリと、このレベル間隔値メモリに格納
されるレベル間隔値をモード信号に従って可変的にシフ
トする可変ビットシフタとからなるものを使用し、加減
算器は、分解能成分信号に従って決定される加減算の演
算方式に従い、この可変ビットシフタの出力値を用いて
アップデートメモリの復元画像データの更新を実行する
よう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、データ圧縮された画像を復元するための画像
データ復元処理装置に関し、特に、階層的な復元を行う
画像データ復元処理装置にあって、画像の復元処理のた
めに必要となる回路構成を簡略なものにできる画像デー
タ復元処理装置に関するものである。
データベース検索等にあっては、受信者が早い時期から
画像データの概略を認識できるようにするために、粗い
画像から高品質画像へと段階的に画質が向上する階層的
な画像の伝送方式の実用化が望まれている。このような
階層的な復元を行う画像データ復元処理装置にあっては
、装置の信穎性を高めるためにも、できる限り簡略な回
路構成で高品質画像への復元を実現していく手段を講じ
ていく必要がある。
〔従来の技術〕
2次元の多値画像を階層的に伝送するための符号化方式
として、多階調適応形ブロック符号化方式(昭和62年
画像電子学会全国大会予稿6)がある、この多階調適応
形ブロック符号化方式(以下、GBTC方式と称する)
は高能率なデータ圧縮を実現するものとして着目されて
いる。最初に、このGBTC方式の符号化の概要につい
て説明し、続いて、このGBTC方式に従う画像データ
復元処理装置の従来技術について説明する。
GBTC方式は、画像データをMXM画素からなるブロ
ックに分割し、各画素の階調値(X目)をブロック内の
最大・最小画素レベル内の2″レベルで量子化するとと
もに、各画素の量子化レベルをビットプレーン形式で表
現して、階調情報とビットブレーン情報とを符号化する
ものである。
次に、M−4,n=2とした場合の例で詳細に説明する
。第4図に、GBTC方式のアルゴリズムの概要を図式
化して示す0画像データから切り出される各ブロックは
、ブロック内の画素の最大階調値(maxL)と最小階
調値(■1nL)との差分値と、符号化パラメータT+
、Tz(Tt<Tz)との関係から、以下の3つの符号
化モード(A、B、C)のいずれかに分類される。
〔モードA)  :  (a+axL−winL)≦T
1ブロック内の画素は、1つのレベル(Po)に量子化
される。
(モードB): T1< (e+axL−winL)≦
Ttブロック内の画素は、2つのレベル(P 1. P
□)に量子化される。
〔モードC): Tt< (*axL−vinL)ブロ
ック内の画素は、等間隔な4つのレベル(Q、〜Q、)
に量子化される。
このブロック内の画素の量子化のレベルは、ブロック単
位で求まる基準レベル値し、及びレベル間隔値し4と、
ブロック内の画素毎に求まる分解能成分信号(φ+)t
7+(φ、)!jで表されることになる。これらを求め
るための具体的な式は、平均値処理をAVE()で表す
と、 〔モードA〕 P o =A V E (X = j) =L *(φ
+)tj=0. (φ8)■−〇 *すぺでの1+J対して ノー 〔モードB〕 P + ” A V E (X !j≧(maxL +
m1nL)/ 2)Px=A V E(Xt7<(ma
xL +−1nL)/ 2)L、=(P、+PK)/2 La=Pt  Pg (φ1)tj−0 *Xtj≧(saw L + win L )/ 2の
とき(φ+)tt=、1 *Xtj<(maxL+m1nL)/2のとき(φい!
j=0 *すべてのIIjに対して (モードC〕 Q、=AVE(XiJ≧(3maxL +m1nL)/
 4)Qn−AVE(X!J<(saxL+3m1nL
)/4)Q z = L a + L a / 4Qs
−L−L−a/4 Lm−(Q++Qa)/2 Ld=2(Ql−Qn)/3 (φ1)正、… 0. (φz)t、−0*xi≧L、
+L、/2(7)とき (φ1)1」=0.  (φt)五、=1*La+La
/2>Xij≧L、のとき(φI)盈j=1.(φり!
J−0 *L、>X、、≧L、−Ld/2のとき(φ+)tJ=
1+  (φ8)、−品1* L a  L a / 
2 > X r jのときと表される。
この式の物理的な意味は、要するに、16個あるブロッ
ク内の画素の階調値を、ブロック内の画素の階調値の変
位幅が小さいときには、モードAに従って各画素の階調
値を1つの代表階調値の“P、”に圧縮し、もう少し階
調値の変位幅があるときには、モードBに従って各画素
の階調値を2つの代表階調値の°P1“、“P!″に圧
縮し、更に階調値の変位幅があるときには、モードCに
従って各画素の階調値を4つの代表階調値の°Q♂。
“Q!′、“Q、”、“Q、”に圧縮して、この代表階
調値を基準レベル偵り、とレベル間隔値し4とに従って
記述するとともに、分解能成分信号(φ+)1j+(φ
*)1jに従って、ビットブレーン形式で各画素の階調
値がどの代表Pi調値に圧縮されたかを表すようにする
ものである。
GBTC方式では、このような式により求まる基準レベ
ル値L1を、例えばDPCM符号化を用いて前1差分(
ΔL、)を非線形量子化して可変長符号化し、また、レ
ベル間隔値L4を、例えば非線形量子化して可変長符号
化し、そして、分解能成分信号(φ+)+j、(φg)
Ajを、例えば2値画像の標準符号化方式であるMMR
符号化方式で符号化することで、複数の階調レベルによ
り表現される2次元の多値直像の符号化を実現すること
になる。そして、このように符号化された符号化データ
は、伝送ラインを介して画像データ復元処理装置に伝送
されることになる。
次に、第5図に従って、このGBTC方式に従って符号
化された画像データの復元処理を実行する画像データ復
元処理装置の従来技術について説明する。
図示しない画像符号化処理装置より基準レベル値し、の
符号化データが送られてくると、この基準レベル値L1
の符号化データは信号分配部10にて基準レベル値復号
部20に分配されて、この基準レベル値復号部20で基
準レベル値し、に復号される。上述したように、1つの
ブロック内の画素は同一の基準レベル値し、をとること
になる。
そして、このようにして復号された基準レベル値し、は
、画像メモリ60に格納されていき、復元対象となる1
画像分のすべての画素に関しての基準レベル値L1が画
像メモリ60に格納されると、復元画像の概略の復元が
実現されることになる。
この復元処理を、説明の便宜上、「検索モードの復元」
と呼ぶことにする。
一方、レベル間隔値し、の符号化データが送られてくる
と、このレベル間隔値し4の符号化データは信号分配部
IOにてレベル間隔値復号部30に分配されて、このレ
ベル間隔値復号部30でレベル間隔値L1に復号される
。このようにして復号されたレベル間隔値し4は、復元
情報格納部70のレベル間隔値格納部71に、復元対象
となる1画像分格納されることになる。このレベル間隔
(+14もまた、1つのブロック内の画素で同一の値を
とることになる。そして、分解能成分信号(φI)ij
+(φ2)五jのそれぞれの符号化データは信号分配部
IOにて分解能成分信号復号部40に分配されて、この
分解能成分信号復号部40でそれぞれの分解能成分信号
(φ1)iJ+ (φ2)目に復号される。このようし
て復号された分解能成分信号(φl)五j+ (φt)
tノは、復元情報格納部70の分解能成分信号格納部7
2に、復元対象となる1画像分格納されることになる。
モード信号検出格納部73のモード信号検出部74は、
分解能成分信号格納部72の格納データを使って、各ブ
ロック毎に(φ、)五j及び(φ2)、Jのl”の数を
計数することで、いずれの符号化モードで符号化された
ものかを検出する。すなわち、1ブロツク内のすべての
画素で、(φ、)!、及び(φり、jが“0”を示すな
らば、代表階調値が1つであるモードAのブロックであ
ることを示し、1ブロツク内のすべての画素で(φ2)
目が0″で、かつ、そのブロックの画素の内で少なくと
も1つの画素の(φ1)目が°“l′″を示すならば、
代表階調値が2つであるモードBのブロックであること
を示し、lブロック内の画素の内で少な(とも1つの画
素の(φ1)!jが1”で、かつ、そのブロックの画素
の内で少なくとも1つの画素の(φり47が1”を示す
ならば、代表階調値が4つであるモードCのブロックで
あることを示している。この判断の実行により検出され
た符号化モードを表すモード信号は例えば2ビツトで表
されて、モード信号検出格納部73のモード信号格納部
75に画素単位で格納されることになる。
このようにして、レベル間隔値L4と分解能成分信号(
φl)直j+ (φ2)1jとモード信号とが復元情報
格納部70に格納されると、代表階調値算出部80は、
この格納データを使って、「検索モードの復元」処理に
より復元されている画像メモリ60の粗い復元画像を、
高品質の復元画像へと更新していくよう処理する。すな
わち、画像メモリ60に格納されている各画素のし、の
値を、■モードAのブロックの画素に対しては、L、→
L1 ■モードBのブロックで、φ+=0の画素に対しては、 し、→L、+L、/2 ■モードBのブロックで、φ、−1の画素に対しては、 L、→L−LaI3 ■モードCのブロックで、φ、=0.φt=0の画素に
対しては、 L、→L−+La/2+Lm/4 ■モードCのブロックで、φ1=o、φ8−1の画素に
対しては、 L1→Lm + La/ 2  ’I−a/ 4■モー
ドCのブロックで、φ、=1.φg=0の画素に対して
は、 Lll→L、−Lm/2+Ld/4 ■モードCのブロックで、φ、=1.φ8−1の画素に
対しては、 L、→t、、−t、/2− Lt/4 というように各々の代表階調値にと更新していくことで
、高品質な復元画像の復元を実行する。この復元処理を
、説明の便宜上、「標準モードの復元」と呼ぶことにす
る。
この「標準モードの復元」は−度に行われることもある
が、2つの段階に分けて、第1段階で、モードAの画素
については、 L、→L、ミL 、1 と更新し、モードBとモードCの画素については、φ1
=0とφ1=1とに従って、 L、−+L、+ La/2=L、’   φ1−〇のと
きり、→L、−L、/2 =L、’   φ1=1のと
きと更新することで、1ランク上の高品質な画像に更新
し、続く、第2段階で、モードAとモードBの画素につ
いては、 L1゛→L、” と更新し、モードCの画素については、φt−0とφ8
−1とに従って、 1 、l→L、’+LJ/4    φ8−0のときり
、→L、’−L、/4    φ2−1のときと更新す
ることで、次の1ランク上の高品質な画像に更新してい
(という方法が採られることもある。
そして、完全な画像の復元を図る必要があるときには、
原画像の階調値と代表階調値との差分値である誤差成分
信号dムjが符号化されて送られてくるので、この誤差
成分信号dijを誤差成分信号復号部50で復号して、
代表階調値算出部80において、「標準モードの復元j
で得られた画素の代表階調値にこの誤差成分信号d i
jを加減算して更新していくことで、完全な復元画像の
復元を実行する。この復元処理を、説明の便宜上、「高
画質モードの復元」と呼ぶことにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来技術では、画像データの復元のために
必要となる演算処理を、すべて代表階調値算出部80に
集中させるという構成を採っていた。すなわち、「標準
モードの復元」では、代表階調値算出部80は、図示し
ないマルチプレクサを介してレベル間隔値L4を読み取
ると、同じくマルチプレクサを介して読み取られる分解
能成分信号(φ+)Aj+(φ、)、jと、この分解能
成分信号(φI)tJl (φt)ijから導出される
モード信号とのデータ状態に従って、この読み取られた
レベル間隔値L4の172倍や1/4倍を求める処理を
行う、続いて、分解能成分信号(φI)4jr(φ2)
4jの指定に従って、予め格納されている画像メモリ6
0の基準レベル値し、とこの求められた値とを加算若し
くは減算していくことで各画素毎に代表階調値を求めて
、画像メモリ60の基準レベル値し。
をこの算出された代表階調値に更新していくことで、高
品質な画像に復元するという構成を採っていたのである
。そして、「高画質モードの復元」では、更に、求めら
れた代表階調値に誤差成分信号d!Jを加減算していく
処理を行うことになる。
これから、代表階調値算出部80の構成が大規模で複雑
になってしまうという問題点があった。
このような問題点は、画像データ復元処理装置の信幀性
を低下させるという大きな欠点になるものである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、画
像の復元処理のために必要となる回路構成を簡略なもの
にできるようにして、画像データ復元処理装置の信転性
を高め、そして、小型“化、ローコスト化を図れるよう
にする画像データ復元処理装置の提供を目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理構成図である。
図中、第5図で説明したものと同じものについては、同
一の記号で示しである。1は送信側となる画像符号化処
理装置であって、GBTC方式に従って画像のデータ圧
縮のための符号化処理を実行するもの、61は本発明の
画像メモリであって、アップデートメモリ62と加減算
器63とからなるもの、76は本発明のレベル間隔値格
納部であって、レベル間隔値メモリ77と可変ピットシ
フタフ8とからなるもの、90は選択手段であって、可
変ビットシフタ78の出力値と画像符号化処理装置1か
ら送られてくる誤差成分信号di、のいずれか一方を選
択して、この選択された値を加減算器63に入力するも
のである。
アップデートメモリ62は、復元画像データを格納する
メモリであって、初期値として画像符号化処理装置1か
ら送られてくる基準レベル値し。
により表せる画像データを格納し、加減算器63は、ア
ップデートメモリ62の各画素の階調値データに、可変
ビットシフタ78の出力値若しくは誤差成分信号dij
を加減算することで、アップデートメモリ62に格納さ
れる復元画像データを更新する。また、レベル間隔値メ
モリ77は、画像符号化処理装置1から送られてくるレ
ベル間隔値L4を格納し、可変ビットシフタ78は、モ
ード信号格納部75のモード信号に従って、レベル間隔
値メモリ77に格納されるレベル間隔値し、をシフトす
ることで、レベル間隔値し−の1/2倍や1/4倍の値
を求めるものである。
〔作用〕
本発明では、レベル間隔値メモリ77に直接接続される
可変ビットシフタ7Bが、GBTC方式により符号化さ
れた画像の復元を行うために必要となるレベル間隔(!
 L aの1/2倍や1/4倍の値をビットのシフト処
理を実行することで求める。
そして、アップデートメモリ62に直接接続される加減
算器63が、選択手段90を介して与えられるこのレベ
ル間隔値し、の1/2倍やl/4倍の値を使い、分解能
成分信号格納部72の分解能成分信号が指定するところ
の加算方式か減算方式のいずれかの演算方式に従って、
アップデートメモリ62の階調値データを更新していく
ことでアップデートメモリ62の各画素に代表階調値を
格納していく、そして、更に高画質な画像データの復元
が必要な場合には、加減算器63が、選択手段90を介
して与えられる誤差成分信号d ijを加減算してアッ
プデートメモリ62の代表階調値データを更新していく
ことで、アップデートメモリ62に各画素の原画像の階
調値データを格納していく。
このように、本発明によれば、従来では代表階調値算出
部80に集中させていた処理を、画像メモリ61と、レ
ベル間隔値格納部76に分散させることで簡略なものと
できるようになることから、画像データ復元処理装置の
信鯨性を高められるとともに、小型化、ローコスト化が
実現できる。
〔実施例〕
以下、実施例に従って本発明の詳細な説明する。
第2図に、本発明の実施例構成を示す。図中、第1図及
び第5図で説明したものと同じものについては、同一の
記号で示しである。また、90aは選択手段90を実現
するマルチプレクサである。
この図に示すように、本発明は、従来技術の代表階調値
算出部80が実行していた機能を、画像メモリ61とレ
ベル間隔値格納部76とに分散することで回路構成全体
の簡略化を実現することを提案するものである。すなわ
ち、画像メモリ61として、加減算器63を具備するア
ップデートメモリ62を用いるとともに、レベル間隔値
格納部76として、可変ビットシフタ78を具備するレ
ベル間隔値メモリ77を用いることで、従来の代表階調
値算出部80については、マルチプレクサ90aだけを
残して、消滅させることを提案するものである。
このような方法に従って、代表階調値算出部80の機能
を分散させる理由は、各機能の実行手段を各機能の実行
の際に必要となるデータの発生箇所に近いところに配設
することで、配線の簡略化や回路のチップ化が実現でき
ることになり、従って、回路構成を簡略なものにできる
ようになるからである。
次に、第3図を参照しつつ、本発明の動作処理の詳細に
ついて説明する。ここで、この第3図は、本発明の特徴
部分であるレベル間隔値格納部76と画像メモリ61と
マルチプレクサ90aとの間の接続関係を整理して示し
たものである。また、図中の画像復元制御部2は、レベ
ル間隔値メモリ77の動作モードを“リード”か“ライ
1のいずれかに設定し、マルチプレクサ90aの選択モ
ードを“可変ビットシフタ78″側か“誤差成分信号d
、j”側のいずれかに設定し、アップデートメモリ62
の動作モードを“リード”か“ライト”のいずれかに設
定するよう処理する。
「検索モードの復元」が終了した時点から説明を行う、
すなわち、アップデートメモリ62に、画像符号化処理
袋fffから送られてきた基準レベル値L8の1画像分
の格納が終了することで、画像データの概略の復元が実
現できたとする。このときには、レベル間隔値メモリ7
7に、画像符号化処理装置1から送られてきたレベル間
隔値L4の1画像分の格納が終了し、そして、分解能成
分信号格納部72に、画像符号化処理装置1から送られ
てきた分解能成分信号(φ+)1ハ(φよ)目の1画像
分の格納が終了するとともに、モード信号検出部74の
検出処理に従って、モード信号格納部75に、1画像分
のモード信号の格納が終了することになる。
「標準モードの復元」に入るために、画像復元制御部2
は、レベル間隔値メモリ77の動作モードを“リード”
にセットし、マルチプレクサ9゜aの選択モードを“可
変ビットシフタ78″側に選択し、アップデートメモリ
62の動作モードを“ライト”にセットする。
図示しないコントローラからの指示に従って、更新処理
対象となる画素が特定されると、レベル間隔値メモリ7
7は、その画素のレベル間隔値L4を読み出して可変ビ
ットシフタ78に渡すよう処理する。可変ピットシフタ
78は、このレベル間隔値L4を受は取ると、モード信
号格納部75に格納されるその画素のモード信号に従っ
て、段階的に1ビツトずつシフトしていく処理を実行す
る。
すなわち、モードAであるならば1ビツトのシフト処理
を実行せず、モードBであるならば1ビツトのシフト処
理を実行し、モードCであるならば1ビツトのシフト処
理を実行した後に、更に続けて1ビツトのシフト処理を
実行するという処理を行う、ここで、モードAのレベル
間隔値し、の値が“O″であることから、モードAに対
しても1ビ7トのシフト処理を実行するようにしてもよ
い。
この最初の1ビツトのシフト処理により、可変ビットシ
フタ78からは、 L4/2 が出力されることになる。このようにして求められたL
4/2は、マルチプレクサ90aを介して加減算器63
に入力され、加減算器63は、この可変ピットシフタ7
8の出力値であるし、/2を受は取ると、この出力値と
アップデートメモリ62から読み出した基準レベル値り
、とを、分解能成分信号(φ、)1、の値に従って加減
算する。すなわち、 La+La/2     φ、=0のときり、−L、/
2     φ1=1のときという処理を行う、そして
、加減算器63は、この加減算処理により求まった値を
アップデートメモリ62に書き戻すことで、アップデー
トメモリ62の内容を更新する。この処理により、モー
ドBにより符号化された画素の正確な代表階調値がアッ
プデートメモリ62に格納されることになるとともに、
モードAにより符号化された画素の正確な代表階調値(
基準レベル値L1である)がアップデートメモリ62に
格納されることになる。
一方、更新処理対象の画素がモードCであるときには、
可変ビ・ントシフタ78は、更に続けてlヒントのシフ
ト処理を実行する。この2度目の1ビツトのシフト処理
により、可変ビットシフタ78からは、 L、/4 が出力されることになる。このようにして求められたL
4/4は、マルチプレクサ90aを介して加減算器63
に入力され、加減算器63は、この可変ビットシフタ7
8の出力値であるL4/4を受は取ると、この出力値と
アップデートメモリ62から読み出した階調値(L、±
L、/2ミL、゛)とを、分解能成分信号(φ2)工、
の値に従って加減算する。すなわち、 L、’+L4/4     φ8=0のときLm’  
Lm/4     φ2=1のときという処理を行う、
そして、加減算器63は、この加減算処理により求まっ
た値をアップデートメモリ62に書き戻すことで、アッ
プデートメモリ62の内容を更新する。この処理により
、モードCにより符号化された画素の正確な代表階調値
がアップデートメモリ62に格納されることになる。
以上に説明した処理を処理対象となる画像のすべての画
素に対して実行することで、アップデートメモリ62の
画像データが高品質なものに更新されて、「標準モード
の復元」が終了する。
次に、アップデートメモリ62に格納されている画像デ
ータを「高画質モードの復元」の高品質なものに更新し
ていくときには、画像復元制御部2は、マルチプレクサ
90aの選択モードを“誤差成分信号dI、”側に切り
換える。この切り換え処理により、誤差成分信号d!j
は、マルチプレクサ90aを介して加減算器63に入力
される。加減算器63は、この誤差成分信号diJを受
は取ると、この誤差成分信号d1jとアップデートメモ
リ62から読み出した代表PI調値とを加減算して、こ
の加減算処理により求まった値をアップデートメモリ6
2に書き戻すことで、アップデートメモリ62の内容を
更新する。この処理により、符号化の誤差のない画素の
正値な階調値がアップデートメモリ62に格納されるこ
とになる。そして、この処理を処理対象となる画像のす
べての画素に対して実行することで、「高画質モードの
復元」の処理が終了する。
このようにして、簡略な回路構成を採る本発明にあって
も、従来技術通りの復元処理が可能となるのである。
「標準モードの復元」の処理方式には以上に説明したも
のとは異なる様々な方式のものがあり、そのような異な
る方式に対しても本発明は適用可能である0次に、画像
符号化処理装置1が、最初に分解能成分信号(φ1)五
、の符号化データを1@像分送ってくるようにし、続い
て分解能成分信号(φ2)、jの符号化データを1画像
分を送ってくるように構成する場合の「標準モードの復
元」の処理方式について説明する。
分解能成分信号(φ、)4.の符号化データを受信する
と、分解能成分信号復号部40は、この符号化データを
復号して、分解能成分信号格納部72に最低4ライン分
、すなわち1ブロツクのライン数分の分解能成分信号(
φ、)ljを格納する。この格納が終了すると、モード
信号検出部74は、各プロνり毎に、(φ、)、、の“
1”の数を計数し、1ブロツク内のすべての画素で(φ
1)、jが′″0”を示すならばモードへのブロックと
判断し、1ブロツク内の画素の内で少なくとも1つの画
素の(φl)、、が“1″であるならば、モードBかモ
ードCのブロックと判断する。モード信号検出部74は
、この判断に従って、モードAと判断されたレベル間隔
値メモリ77の画素部分については、レベル間隔値し4
として“θ″を格納し、モードBかモードCと判断され
たレベル間隔値メモリ77の画素部分については、レベ
ル間隔値復号部30で復号されたレベル間隔値し4を格
納する。この処理を、復元対象となる1画像分の分解能
成分信号(φI)4jに対して実行する。
1画像分のレベル間隔値L1の格納が終了すると、可変
ピットシフタ7日が、レベル間隔値メモリ77に格納さ
れるレベル間隔値し4を使って、すべての画素に対して
1ビツトのシフト処理を実行し、加減算器63がこの処
理により求まるし、/2を使って、アップデートメモリ
62の階調値データを、 L、→L、+Lt/2=L、’   φ、=Oのときり
、→La−L4/2=Lm’   φ、−1のときと更
新することで、モードA及びモードBまでの復元を実現
する。
続いて、分解能成分信号(φ2)I、の符号化データを
受信すると、分解能成分信号復号部40は、この符号化
データを復号して、分解能成分信号格納部72に最低4
ライン分、すなわちlブロックのライン数分の分解能成
分信号(φ□)目を格納する。この格納が終了すると、
モード信号検出部74は、各ブロック毎に、(φ2)i
jの“1”の数を計数し、lブロック内のすべての画素
で(φ、)、。
が“0″を示すならばモードAかモードBのブロックと
判断し、lブロック内の画素の内で少な(とも1つの画
素の(φ8)、Jが′1”であるならば、モードCのブ
ロックと判断する。モード信号検出部74は、この判断
に従って、モードAかモードBと判断されたレベル間隔
値メモリ77の画素部分については、レベル間隔値し、
を“0″に更新(但し、モードAについてはもともと0
″である)し、モードCと判断されたレベル間隔値メモ
IJ77の画素部分については、レベル間隔値L aの
更新を行わずにそのままレベル間隔値し、を保持する。
この処理を、復元対象となる1画像分の分解能成分信号
(φg)tjに対して実行する。
1画像分のレベル間隔4aLaの更新が終了すると、可
変ビットシフタ78が、レベル間隔値メモリ77に格納
されるレベル間隔値し4を使って、すべての画素に対し
て2ビツトのシフト処理を実行し、加減算器63がこの
処理により求まるし4/4を使って、アップデートメモ
リ62の階調値データを、 L 、 l→L−’+La/4    dz−0のとき
L 、l→L、’−L4/4    φg=1のときと
更新することで、モードCまでの復元を実現して復元処
理を終了する。
本発明は、このような段階的な復元方式をとる「標準モ
ードの復元」に対しても、レベル間隔値メモリ77のレ
ベル間隔値L1を段階的に“0”に更新していくよう処
理する更新手段を付加するだけで通用可能となるもので
ある。
以上、図示実施例について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない0例えば、ブロックの分割を4
×4画素で説明したが、これに限られるものではない、
また、CBTC方式の符号化モードの数を更に多くする
ものに対してもそのまま適用できるのである。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、GBTC方式に従う画像
データ復元処理装置の回路構成を簡略なものにできるよ
うになることから、画像データ復元処理装置の信頼性を
高め、そして、小型化、ローコスト化を図れることにな
る。しかも、本発明が使用する画像メモリやレベル間隔
値メモリは市場に提供されている回路素子であることか
ら、本発明を採用する画像データ復元処理装置を極めて
容易に実現できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図及び第3図は本発明の実施例構成図、第4図は1
m、BTC方式のアルゴリズムの説明図、第5図は従来
技術の説明図である。 図中、10は信号分配部、20は基準レベル値復号部、
30はレベル間隔値復号部、40は分解能成分信号復号
部、50は誤差成分信号復号部、60及び61は画像メ
モリ、62はアップデートメモリ、63は加減算器、7
0は復元情報格納部、71はレベル間隔値格納部、72
は分解能成分信号格納部、73はモード信号検出格納部
、74はモード信号検出部、75はモード信号格納部、
76はレベル間隔値格納部、77はレベル間隔値メモリ
、7日は可変ビットシフタ、80は代表階調値算出部、
90は選択手段、90aはマルチプレクサである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2次元の多値画像を複数の画素からなるブロック
    に従って分割し、ブロック内の画素がとる階調値の変位
    幅に応じてブロック内の符号化モードを表すブロック階
    調レベル数を決定して、各ブロック階調レベルに属する
    画素の階調値から各ブロック階調レベルの代表階調値を
    決定するとともに、ブロック毎に、上記代表階調値の基
    準値となる基準レベル値と、上記代表階調値のレベル間
    隔に対応する値のレベル間隔値と、ブロック内の各画素
    の階調値が上記代表階調値のいずれによって表されるか
    を示す分解能成分信号とを算出して符号化する画像符号
    化処理装置(1)を送信側として、送られてくる上記基
    準レベル値と、上記レベル間隔値と、上記分解能成分信
    号と、上記分解能成分信号が特定する符号化モードのモ
    ード信号とを使って、画像データの復元処理を実行する
    画像データ復元処理装置において、 復元画像データのための画像メモリ(61)として、上
    記基準レベル値を初期値として格納するアップデートメ
    モリ(62)と、このアップデートメモリ(62)に格
    納される階調値データに加減算処理を施すことで復元画
    像データを更新する加減算器(63)とからなるものを
    使用するとともに、 送られてくる上記レベル間隔値のためのレベル間隔値格
    納部(76)として、上記レベル間隔値を格納するレベ
    ル間隔値メモリ(77)と、このレベル間隔値メモリ(
    77)に格納されるレベル間隔値を上記モード信号に従
    って可変的にシフトする可変ビットシフタ(78)とか
    らなるものを使用し、上記加減算器(63)は、上記分
    解能成分信号に従って決定される加減算の演算方式に従
    い、上記可変ビットシフタ(78)の出力値を用いて上
    記アップデートメモリ(62)の復元画像データの更新
    を実行することを特徴とする画像データ復元処理装置。
  2. (2)請求項(1)記載の画像データ復元処理装置にお
    いて、 更に、可変ビットシフタ(78)の出力値と送られてく
    る符号化の誤差を表す誤差成分信号とを切り換えるため
    の選択手段(90)を備え、 この選択手段(90)が可変ビットシフタ(78)の出
    力値を選択するときには、加減算器(63)は、分解能
    成分信号に従って決定される加減算の演算方式に従い、
    この可変ビットシフタ(78)の出力値を用いてアップ
    デートメモリ(62)の復元画像データの更新を実行し
    、一方、この選択手段(90)が誤差成分信号を選択す
    るときには、加減算器(63)は、この誤差成分信号を
    用いてアップデートメモリ(62)の復元画像データの
    更新を実行することを特徴とする画像データ復元処理装
    置。
JP1005760A 1989-01-12 1989-01-12 画像データ復元処理装置 Pending JPH02185166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1005760A JPH02185166A (ja) 1989-01-12 1989-01-12 画像データ復元処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1005760A JPH02185166A (ja) 1989-01-12 1989-01-12 画像データ復元処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02185166A true JPH02185166A (ja) 1990-07-19

Family

ID=11620080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1005760A Pending JPH02185166A (ja) 1989-01-12 1989-01-12 画像データ復元処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02185166A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559032A (en) * 1990-06-29 1996-09-24 Pomeroy; Patrick C. Method and apparatus for post-transfer assaying of material on solid support
JPH11308466A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Hitachi Ltd カラー画像の符号化処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559032A (en) * 1990-06-29 1996-09-24 Pomeroy; Patrick C. Method and apparatus for post-transfer assaying of material on solid support
JPH11308466A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Hitachi Ltd カラー画像の符号化処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2661220B2 (ja) ディジタル画像信号の符号化復号化方法
US6072909A (en) Image coding devise and image decoding devise using with image disassembly
KR870011805A (ko) 화상부호화 전송방법 및 장치
JP2001500688A (ja) 逐次画像圧縮用のビット割当方法
JP2006518157A (ja) オブジェクトベースの動き補償の方法及び装置
JPH02185166A (ja) 画像データ復元処理装置
US8014612B2 (en) Image processing device and method for compressing and decompressing images
AU606816B2 (en) Method for encoding/transmitting images
KR100203712B1 (ko) 영상신호 부호화시스템에 있어서 양자화장치 및 방법
JP3032213B2 (ja) 画像符号化装置及び画像復号化装置
JPS63305672A (ja) 多値画像のブロック符号化装置
JP3209396B2 (ja) 画像データの圧縮方法及び装置
JPH0575863A (ja) 画像信号処理方式
US6112205A (en) Data processing equipment and method for classifying data into classes in accordance with a plurality of thresholds for quantizing data
US6347115B1 (en) Method and system for predictive coding of images treated with the Roberts Method
JP2939869B2 (ja) 画像符号化装置および画像復号装置
JPH04178074A (ja) 画像信号の符号化復号化方式とその装置
JPS6242558B2 (ja)
JP2570795B2 (ja) テレビジョン信号の高能率符号化装置
JP3356338B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH07112243B2 (ja) ブロック分割順次再生符号化方式
JP2508473B2 (ja) 変換符号化におけるバツフアリング装置
JP2953351B2 (ja) テレビジョン信号の予測符号化装置
JPS62104387A (ja) 高能率符号化及び復号化方法
JP2929591B2 (ja) 画像符号化装置