JPH0218484A - 空気中で紫外線照射により架橋可能な溶融接着剤 - Google Patents

空気中で紫外線照射により架橋可能な溶融接着剤

Info

Publication number
JPH0218484A
JPH0218484A JP1124654A JP12465489A JPH0218484A JP H0218484 A JPH0218484 A JP H0218484A JP 1124654 A JP1124654 A JP 1124654A JP 12465489 A JP12465489 A JP 12465489A JP H0218484 A JPH0218484 A JP H0218484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
copolymer
acrylate
meth
benzophenone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1124654A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerd Rehmer
ゲルト・レーマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH0218484A publication Critical patent/JPH0218484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/07Aldehydes; Ketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
    • C09J133/062Copolymers with monomers not covered by C09J133/06
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances
    • C08L2666/34Oxygen-containing compounds, including ammonium and metal salts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J2301/00Additional features of adhesives in the form of films or foils
    • C09J2301/30Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier
    • C09J2301/304Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier the adhesive being heat-activatable, i.e. not tacky at temperatures inferior to 30°C

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、UV光により空気中で架橋可能であり、改善
された接触粘性(粘着性)、改善された剥離強度及びき
わめて良好な金属への密着性を有する、溶融接着剤に関
する。
接着剤は永続的な粘着性、種々の表面上での良好な流動
挙動並びに粘着性及び凝着性を有するべきである。通常
は平面基材に接着剤を塗布し、こうして例えば自己接着
性テープ又は自己接着性ラベルが製造される。その際、
接着剤はしばしば有機溶剤中の溶液として、各基材に塗
布され、次いで溶剤を蒸発除去しなければならないので
、一般に溶剤の回収装置が必要である。
なぜならばそうしないと溶剤の蒸気によりひどい環境汚
染が発生するからである。
この種の欠点は水性接着剤分散液を用いる場合に回避さ
れるが、水性調製物の乾燥には大きなエネルギー量が必
要であり、そして相当に小さな調製速度しか可能でない
接着剤塗布の最も有利な手段は、接着剤の溶融物を塗布
することである。なぜならばこの場合は溶剤を除去する
必要がないからである。
接着剤としては、例えばスチロール及びイソび溶剤に対
する安定性が不充分である。
そのは 従って液状の重合体混合物から化学反応によにより公知
であり、 これによればヒドロキシボ より、 架橋可能な重合体を生成するが、 これは にしている。すべての反応性系において、接着剤の粘着
力及び凝着力の調和を達成することにも困難がある。自
己接着性生成物の貯蔵中にしばしば後反応が起こり、こ
れは性質の大きな変化、従って接着性の消失さえも生じ
うる。
そのほかDE−A2838691によれば、アクリルポ
リエステルを基礎とする照射により硬化可能な材料が公
知であり、これは特に積層用の接着剤として用いられる
。しかしこれは不充分な粘着性を有する。DE−A34
21826にも、種々の基材上で良好な粘着性を有する
フェスとして使用できるUV照射により架橋可能な貯蔵
安定なウレタン尿素樹脂がすでに提案されている。
最後にus−A4133751によれば、良好な熱安定
性及び耐溶剤性を有する特にスチロール−ブタジェン−
ブロック共重合体、粘着付与樹脂及びポリオール−アク
リレートの混合物から成る照射により架橋可能な接着剤
が公知である。しかしその加工の際の欠点は、まだ結合
していないメタクリル酸エステルの含量が高く、そのた
め可燃性蒸気を生じ、これは更に粘膜を刺激し、強い臭
気を放つことである。重合後においても、この系では接
着剤中になおかなり高い含量の残留単量体が確認される
このことはDE−A 2357486による自己接着性
被覆の製法にも当てはまり、この場合はアクリルエステ
ル共重合体、単量体アクリルエステル、少な(とも2個
のオレフィン性不飽和結合を有する単量体化合物、例え
ばトリメチロールプロパントリアクリレート及び感光性
物質例えばメチロールベンゾインメチルエーテル、アセ
トフェノン又はベンゾフェノンから成るシロップをシー
ト上に塗布したのち、UV光を照射する。この接着剤は
室温では良好な表面粘着性を示すが、強い流れ及びより
高温で不充分な剥離強度を有する。
ポリアクリレートを基礎とするUS−A 405252
7の照射により硬化可能な溶融接着剤は、高温において
しか加工することができず、架橋のために高い照射量を
必要とし、その結果基材の損傷を伴う。この欠点は、高
い加工温度を無視しても、US−A4438177のポ
リアクリレート溶融接着剤も有する。そのほかDE−A
3613082には、照射により架橋可能なアクリル基
及び/又はメタクリル基を有するポリエステルを基礎と
する良好な粘着性を有する接着剤が記載されているが、
この生成物は小さい熱安定しか示さない。この生成物の
製造法もきわめて費用がかかる。
曹光により架橋可能な公知の塗膜の特別の欠点は、これ
が架橋反応の際に酸素に対して敏感であることである。
なぜならば酸素は重合を阻害するので、一部は不充分に
しか架橋せず、べとついた表面が得られるからである。
この欠点を回避するため、石照射は一般に不活性ガス例
えば窒素、貴ガス又は二酸化炭素中で行われる。
しかしこのためには、かなりの設備上の費用を必要とす
る。
従って空気中で架橋可能であり、溶剤及び不飽和単量体
を含まず、そして臭気が少なく、できるだけ変色せず、
できるだけ無色であり、好ましくは20〜150℃の温
度で充分に低い溶融粘度を有し、架橋した状態で高い接
触粘着性、高い剪断強度及び高い剥離強度を有する溶融
接着剤が要望されている。
本発明者へは、 (A)  共重合体の重量に対し、 (a) テトラヒドロフルフリル−2−(メタ)アクリ
レート及び/又はN−2−テトラヒドロフルフリル−(
メタ)アクリルアミド及び/又はアルコキシアルキル〜
(メタ)アクリレート及び/又はN−アルコキシアルキ
ル−(メタ)アクリルアミド0.1〜20重量%、(b
)  モノオレフィン性不飽和の非環状の非置換の6〜
12個の炭素原子を有するモノカルボン酸エステル44
〜99.9重量%(そのうち20重量%までは3〜20
個の炭素原子を有スルビニルエステル、スチロール、α
−メチルスチロール、塩化ビニル、塩化ビニリデン及び
/又はアクリルニトリルによって置き換えられていてよ
い)、 (C)  少なくとも1個のエステル基、カルボンアミ
ド基又はカルボンイミド基(その1個はオレフィン性二
重結合に隣接する)及び1〜6個のカルボキシ基を有す
るモノオレフィン性不飽和の4〜25個の炭素原子を有
する化合物0〜60重量%、及び (d)3〜6個の炭素原子を有するα、β−モノオレフ
ィン性不飽和のモノ−及び/又はジカルボン酸及び/又
はその無水物0〜6重量%を、70〜150℃の温度で
、単量体に対して0.25〜10重量%の重合開始剤と
してのケトンパーオキシド及び単量体に対して15〜2
00重量%の不活性溶剤の存在下に溶液共重合させ、そ
して重合の間又はその後に溶剤を分離することにより製
造された、K値8〜60の共重合体、並びに (B)  成分(A)及び(B)の合計に対し、ベンゾ
フェノン及び/又はベンゾフェノン誘導体0401〜1
0重量%を基礎とする溶融接着剤が、空気中で紫外線照
射により架橋可能であることを見出した。
共重合体(A)のための単量体(a)のうち、テトラヒ
ドロフルフリル−2−アクリレート及びテトラヒドロフ
ルフリル−2−メタクリレートが好ましい。さらにN−
2−テトラヒドロフルフリル−アクリルアミド及び−メ
タクリルアミド並びにアルキル基中に一般に1〜8個好
ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキ
ル−(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリルアミド
が好適であり、その場合メトキシ化合物が好ましい。そ
の例は次のものである。3−メドキシプチル−(メタ)
アクリレート、2−メトキシエチル−アクリレート及び
−メタクリレート、2−ブトキシエチル−アクリレート
及び−メタクリレート、2−エトキシエチル−アクリレ
ート及び−メタクリレート、N −n−ブトキシメチル
−アクリルアミド及び−メタクリルアミド、N−イソブ
トキシメチルアクリルアミド及び−メタクリルアミド、
並びにN−メトキシエチル−アクリルアミド及び−メタ
クリルアミド。単量体(a)は共重合体(Al中に好ま
しくは2〜15重量%の割合で重合金有される。
共重合体(A)は単量体(b)として、モノオレフィン
性不飽和の非環状の非置換の3〜12個の炭素原子を有
するモノカルボン酸エステル、特ニアクリル酸及びメタ
クリル酸のエステル並びにビニルエステルを重合金有す
る。単量体(b)として特に重要なものは、2〜8個の
炭素原子を有するアルカノールのアクリル−又はメタク
リル酸エステル、例えば特にメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート及び−メタク
リレート、イソブチルアクリレート及び−メタクリレー
ト、イソアミルアクリレート及び−メタクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート及び−メタクリレートで
ある。
サラにプロピルアクリレート及びイソプロピルアクリレ
ート、メチルメタクリレート(小さい割合で)及びデシ
ルアクリレート及び−メタアクリレート及びドデシルア
クリレート及び−メタクリレートがあげられる。ビニル
エステルとしては特にビニルプロピオネートがあげられ
、さらにビニルアセテート、ビニルアセテ−ト及びビニ
ルブチレートが好適である。重合金有される2〜8個の
炭素原子を有するアルカノールのアクリル酸及び/又は
メタクリル酸のエステルの含量は、56〜92.9%が
特に重要である。
単量体(b)のうち20重量%までを、3〜20個の炭
素原子を有するビニルエーテル例えばビニルメチルエー
テル、ビニルプロピオネート又はビニル−2−エチルヘ
キサネート、スチロール、α−メチルスチロール、ビニ
ルクロリド、ビニリデンクロリド及び/又はアクリルニ
トリルにより置き換えることができ、その際スチロール
及びアクリルニトリル及び約10重量%までの量が特に
重要である。
共重合体(A)中に60重量%まで好ましくは5〜25
重量%の割合で重合金有されうる単量体(C)は、例え
ばこはく酸モノエステル及び/又ハジー及び/又はトリ
ベンシールカルボン酸とポリヒドロキシアルキルモノ(
メタ)アクリレート例えば2−ヒドロキシアルキルモノ
(メタ)アクリレートとのモノエステル及び/又は無水
マレイン酸とヒドロキシカルボン酸及び/又はアミノカ
ルボン酸との反応生成物及び/又はマレインイミド−N
−カルボン酸例えばマレインイミド−N−ヘキサン酸及
び/又はグリシジルメタクリレートとアミノカルボン酸
の反応生成物である。特に重要なものは、アルカンジオ
ールモノアクリレート及び−モノメタクリレート例えば
1,2−エタンジオール−モノアクリレート及び−メタ
クリレート、1,4−ブタンジオール−モノアクリレー
ト及び−メタクリレート、1.6−ヘキサンシオールー
アクリレート及び−メタクリレート並びに1,8−オク
タンジオール−モノアクリレート及び−モノメタクリレ
ート、更に1,2−プロパンジオール−モノアクリレー
ト及び−モノメタクリレートのこはく酸モノエステルで
ある。この種のアルカンジオール−モノ(メタ)アクリ
レートは、アルカンジオール基中に好ましくは2〜4個
の炭素原子を有する。
共重合体(A)のために単量体(C1を併用することは
、剥離強度の向上及び溶融粘度の低下のために特に有利
である。
最後に、共重合体(A)がその重量の6重量%までのα
、β−モノオレフィン性不飽和の3〜6個の炭素原子を
有する七ノー及び/又はジカルボン酸及び/又はその無
水物を重合含有するとき、多(の場合に例えば金属表面
への接着性を高めるために有利である。この単量体(d
)の含量は、多くの場合0.5〜3%であることが特に
重要である。この種の単量体の例は、特にアクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸及び無水マレイン
酸である。多(の場合、追加の単量体として、少量で一
般に共重合体−に対して0〜3%の範囲で、機能性基を
有する他のモノオレフィン性不飽和単量体(d)、例え
ばアクリル−及びメタクリルアミド、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート及び−メタクリレート、4−ヒドロキ
シブチルアクリレート及び−メタクリレート、並びにグ
リシジルアクリレート及び−メタクリレートが用いられ
る。
共重合体(A)は、70〜120℃好ましくは80〜1
10℃の温度範囲で、単量体に対し0.25〜10重量
%の重合開始剤としてのケトンバなわち溶液1合により
、製造される。ケトンパーオキシドとしては、特にメチ
ルエチルケトンパーオキシド、アセチルアセトンパーオ
キシド、シクロヘキサノンパーオキシド及びメチルイソ
ブチルケトンパーオキシドが用いられる。
ケトンパーオキシドとしては、メチルイソブチルケトン
パーオキシド及びシクロヘキサノンパーオキシドが特に
重要である。
共重合体(A)の製造に際して他の普通の重合開始剤を
用いると、そのゲル含量が比較的高いため、溶融接着剤
の製造に適しない共重合体が得られる。増感剤として他
の普通の芳香族ケトン例えばベンゾイン又はアセトフェ
ノン又は他の種類の光開始剤を比較しうる条件下で用い
る場合にも、W照射により迅速に架橋可能な溶融接着剤
は全く得られない。
溶剤としては、沸点範囲が50〜150’Cのものを用
いることが好ましく、これはより高いか又はより低い沸
点範囲の成分を少量含有していてもよい。好適なものは
、例えば炭化水素、例えばドルオール及び好ましくは6
0〜120℃の沸点範囲を有するベンジンである。溶剤
として特に重要なものは、アルコール例えばメタノール
、エタノール、n−及びイソプロパノールであり、その
際イソプロパノール及びイソブタノール並びにこれらの
混合物、特にイソプロパノールが好ましい。更に好適な
溶剤は、ケトン例えばアセトン、メチルエチルケトン、
及びエステル例えば酢酸エチルエステル及びこれら相互
の混合物又はインプロパツール及び/又はイソプタノー
ルとの混合物であり、その割合は、溶剤混合物に対し好
ましくは少なくとも5重量%特に好ましくは25重量%
である。
重合を行うために、反応混合物に普通の調整剤を添加す
ることもでき、その例は、二級アルコール、メルカプタ
ン例えばメルカプトエタノール、メルカプトこはく酸、
メルカプトグリセリン、3−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、エーテル例えばジオキサン及びテトラヒ
ドロフラン、炭化水素例えばイソプロピルペンゾール、
及びブロモホルム及び四塩化炭素などの化合物である。
この種の調整剤は、溶剤及び調整剤の合計量に対し0.
01〜50重量%の量で反応混合物に添加できる。
重合は常法により、一般に攪拌器、数個の供給容器及び
還流冷却器を備えた重合装置内で行われる。一般に1個
の容器が用いられるが、多(の相互に接続された容器゛ 即ち容器カスケード を用いることもでき、その際最後の容器は、溶剤を除去
するための適宜な装置例えば流下薄膜蒸発器と結合され
る。容器カスケードにおいて使用物質の添加は、生成物
の取出しと同様に一般に連続的に行われる。溶剤はすで
に重合の間に、一般に約40〜50%の変化率ののち徐
々に、あるいは重合に続いて場合により減圧下に又は混
合物の沸点に高めて、蒸留除去することができる。一般
に重合は次のように行われる。
溶剤及び単量体混合物の一部並びに重合開始剤の一部を
、窒素で洗浄した容器に装入する。次いで反応混合物を
沸騰加熱し、その際場合により減圧又は加圧に設定する
ことにより、沸騰温度を希望の水準に保持する。重合開
始剤の量は、単量体の合計量に対し好ましくは0.1〜
6重量%である。初期重合段階後に、残りの単量体混合
物及び場合により更に重合開始剤並びに場合により更に
溶剤を添加する。重合温度は好ましくは120℃以下特
に好ましくは100°C以下特に80℃以下に保持され
る。重合終了後、般に重合容器内で溶剤を蒸発させ、そ
の際残りの溶剤を減圧下に場合により高められた温度で
除去する。次いで共重合体(A)は、一般に溶融物とし
て重合装置から取出される。しかし多くの場合、溶剤を
後に接続された装置例えば流下薄膜蒸発器中で除去する
ことが特に有利である。
25℃でテトラヒドロフラン中の1%溶液として測定し
て(DIN 53726による)、一般に8〜600に
値を有する共重合体(A)が得られ、12〜60特に1
6〜4oのに値が特に重要である。未架橋状態でのその
ガラス転移温度は、好ましくは0℃以下特に−10’C
以下である。次いで紫外線照射により架橋可能な溶融接
着剤を製造するために、共重合体(A)に対し0.01
〜10重量%好ましくはo、os〜5重量%特K O,
1〜2重量%のベンゾフェノン及び/又はベンゾフェノ
ン誘導体を、共重合体(A)に混合加工する。
ベンゾフェノン誘導体としては、特にヒドロキシベンゾ
フェノン例えば3−ヒドロキシベンゾフェノン及び4−
ヒドロキシベンゾフェノン並びにベンゾフェノンカルポ
ン酸例えばベンゾフェノン−2−カルボン酸、ベンゾフ
ェノン−3−カルボン酸、ベンゾフェノン−4−カルボ
ン酸、3.5’、4.4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸が用いられる。更に3 、3’、 4 、4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物、3.3’、
4.4’−テトラ−(三級ブチルパーオキシカルボニル
)ベンゾフェノン、アルキル基中に1〜10個の炭素原
子を有する2−3−及び4−アルキルベンゾフェノン例
えば2−3−及び4−メチルベンゾフェノン、2−3−
及び4−ノニルベンゾフェノン、ジアルキルベンゾフェ
ノン例エバ4.4’−ジイソブロビルベンゾフエ、ノン
及ヒハロゲン化(モノアルキル)ベンゾフェノン例エバ
4−()リフルオロメチル)ベンゾフェノン、及び3,
3′−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、4−ア
ミノベンゾフェノン、4−アミノベンゾフェノン塩酸塩
、i硫酸塩及び−水素硫酸塩、4,4′−テトラメチル
アミノベンゾフェノン、並びにオレフィン性不飽和ベン
ゾフェノン誘導体例えば■Uvecryl p !+6
 (UCB )の商品名で入手できるものが重要である
。多くの場合、ベンゾフェノン及び/又は前記種類のベ
ンゾフェノン誘導体は共重合体(Al中に、両成分相互
の特に−様な分布を達成するために、その製造直後に、
例えば重合混合物中に溶剤がなお存在している間に加え
ることが有利である。
多くの場合、本発明の溶融接着剤に、(C)平均分子量
(数平均)250〜5000の多価オレフィン性不飽和
ポリエーテル及び/又はポリエステルを、成分(A)及
び(B)の合計重量の1〜25%特に2〜10%添加す
ることが好ましいことが知られた。好適なものは、例え
ばアクリル酸と反応させたポリエステルオール及びポリ
エテ/l/ オー ル、例えば商標名ARONIX■M
−6100、M−6200、M−6250、M−710
0及びM−8030(東亜合成化学社)で販売されてい
るものである。好適なポリエーテルオールは、トリプロ
ピレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリ
コールジアクリレート、並びにポリエチレングリコ−、
ル及びポリプロピレングリコールのジアクリレートであ
る。多価の不飽和ポリエーテルの添加物としては、ポリ
テトラヒドロフランのジアクリレート及びジメタクリレ
ートが特に重要であり、その場合ポリテトラヒドロフラ
ンは例えば250.650.1000又は2000の分
子量を有し5る。この種の多価オレフィン性不飽和ポリ
エーテル及び/又はポリエステルが、−般に成分(C)
として好ましいが、モノオレフィン性不飽和ポリエーテ
ルオール例えばエトキシル化及び/又はプロポキシル化
されたアルカツルのモノアクリレート又はモノメタクリ
レート、例えば市販品ARONIX[F]M−101及
びM−102(東亜合成化学)も用いられる。成分(C
)のこの種の添加物により、多くの場合溶融接着剤の溶
融粘度及び架橋接着剤の熱安定性が改善され、そしてポ
リテトラヒドロフランのジアクリレート又はジメタクリ
レートを用いる場合に、予想外に高い光沢により優れた
架橋生成物が得られる。
従ってジオレフィン性不飽和ポリテトラヒドロフランを
溶融接着剤に添加することが好ましい。
一般に共重合体(A)がその重量の10〜25%の単量
体(c)を重合含有する場合は、溶融接着剤に、成分(
A)、(B)及び(C)に対し0.05〜0.5重量%
の還元剤(D)を追加することが特に好ましい。
成分(D)としては、好ましくは次のものが用いられる
。コバルト(II)塩例えばCo(II)−オクトエー
ト、Co(n)−ナフチネート、Co (II)−アセ
チルアセトネート、Co (II)−アセテート、Co
 (II)−フタロシアニン、マンガン(II)塩例え
ばMn (I[)−アセテート、Mn (n)−アセチ
ルアセトネート、バナジン(III)塩及び−(M塩例
えばバナジン(III)−アセチルアセトネート及びバ
ナジン(財)−オキシアセチルアセトネート、レドック
ス系例えばFe ([1)塩例えばグルコースと組合せ
た鉄(It)オキサレート、四級アンモニウム塩例えば
テトラ−n−ブチルアンモニウムプロミド、テトラ−n
−ブチルアンモニウムヨーシト、並びにアルカリ−及び
/又はアルカリ土類金属の臭化物及び沃化物例えば沃化
カリウム及び臭化マグネシウム、ノ・イドロキノン、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル、ジ三級ブチル−p−
クレゾール、三級ブチル−カテコール、ジエチルジチオ
カルバミン酸ナトリウム、ジエチルチオ力ルバミネート
、ヒドロキシメタンスルフィン酸及び例えばヒドロキシ
メタンスルフィン酸のナトリウム塩、脂肪族及び/又は
芳香族の三級アミン例えばジメチルアニリン、ジエチル
アニリン及びジメチル−p−)ルイジン。
成分(D)は、成分(A)、(B)及び(C)に、一般
にそれらを混合したのちに添加されるが、まず他の成分
例えば共重合体(A)(その製造後で好ましくは溶剤の
分離前)に添加することもできる。
新規組成物は普通の手段で改質及び/又は加工すること
ができる。例えば通常の粘着付与樹脂、例えば炭化水素
、場合により変性されたロジン樹脂、テルペンフェノー
ル樹脂、ケトン樹脂、アルデヒド樹脂、又は単独重合体
例えばポリ−2−エチルへキシルアクリレ−+4びポリ
−n−ブチルアクリレート、更に例えば七ノージー又は
ポリエステル化合物、ポリ塩素化炭化水素又はパラフィ
ン油を基礎とする可塑剤、染料、顔料、安定剤、あるい
はゴム弾性物質例えば天然ゴム又は合成ゴム、ポリビニ
ルエーテル、並びに更にポリブタジェン油を少量添加す
ることができる。
新規溶融接着剤は普通の手段で加工することができる。
その際一般に溶融物の温度は80〜150℃の範囲で足
りる。新規溶融接着剤の粘度は、この温度範囲で約6〜
60 Pasである。
溶融物は、普通の塗布装置例えば広幅スリットノズルを
用いて、平たい構造物例えばフィルム、紙、厚紙、並び
に木材及び金属に容易に塗布することができる。基質と
して適するフィルムは、例エバポリエチレン、ポリアミ
ド、ポリエチレングリコールテレフタレート、ポリプロ
ピレン、ポリビニルクロリド又はアルミニウムから成っ
ていてよい。溶融接着剤により得られた塗膜は、紫外線
照射により空気中で架橋することができ、優れた耐老化
性と共に凝着力が高く剥離強度の良好な接着被膜が得ら
れる。不活性ガス雰囲気中での操作は必要でなく、利益
ももたらさない。
照射のためには普通のUV照射器例えば100v口まで
又はそれ以上の出力を有する低圧水銀灯粘着層を有する
平たい基質の接着特性は、凝着力の尺度としての剪断強
度、並びに凝着力及び表面粘着性の総合尺度としての剥
離強度を測定することによって把握できる。
この試験のため、ポリエチレングリコールテレフタレー
ト及びポリプロピレン製のフィルムに、塗布重量が25
 g/qmとなるように接着剤を塗布する。溶剤を70
℃及び1バールで1分間蒸発除去する。塗布したフィル
ムを、80Wa t t、/ cmの出力の高圧水銀灯
の光で照射する。
次いでフィルムを走行する無端ベルト上に置き、水銀灯
の下を10Crnの距離及び10m/分の速度で通過さ
せ、照射工程を1回繰返す。照射は空気中で行われる。
こうして製造したフィルムを幅2crnのストリップに
切断し、このストリップをクロムめっきした真鍮板上に
貼付ける。次いでこの板をストリップと共に23℃及び
相対湿度65%で24時間貯蔵する。
剥離強度を測定するため、試験片を接着層に対して平行
にgoow/分の速度で後方へ引き剥す。これに必要な
力を測定する。
剪断強度の測定においては、20X45ffilKの平
面を有する試験片を垂直に締付けたクロムメツキ真鍮板
上に接着し、接着ストリップの突起部に1kgの重りを
加重する。接着層が破壊するまでの時間を測定する。測
定は23℃で行われる。すべての測定は3回行われる。
下記側中の部及び%は重量に関する。K値は、DIN5
!1726によりテトラヒドロフラン中の1%溶液とし
て25°Cで測定される。共重合体の溶融粘度は、円錐
−平板系の回転粘度計(Haake社)を用いて所定温
度で測定され、剪断速度りは、特に指示のない限り10
0−e/秒である。
実施例1 共重合体(A1) イソプロパノール200部、メチルエチルケトンパーオ
キシド4部、並びに2−エチルへキシルアクリレート7
65部、n−ブチルアクリレート140部、アクリル酸
25部及びテトラヒドロフルフリル−2−アクリレ−)
100部からの単量体混合物の140部を、還流下に初
期重合させる。20分後に単量体混合物の残部及び同時
にメチルエチルケトンパーオキシド16部及びイソプロ
パノール50部からの混合物を2時間かけて加え、次い
で4時間還流下に攪拌する。K値25の共重合体(A1
)の透明なゲル分不含の溶液が得られる。この溶液から
溶剤を160℃で、最終的に減圧下(0,1パール)に
留去する。
共重合体(A1) 100部を60℃でベンゾフェノン
2部と混合する。得られた溶融接着剤を用いてポリエチ
レンテレフタレートフィルムを、25μmの層厚が生じ
るように塗布する。次いでこのフィルムを空気中で前記
のように紫外線照射する。良好な接着強度を有する接着
フィルムが得られる。23℃での剪断強度は〉100時
間、24時間後の剥離強度は5.5N/2cmである。
比較実験1 比較のため、共重合体の製造を実施例1と同様にして行
い、ただしメチルエチルケトンパーオキシドの代わりに
同量のラウロイルパーオキシドを用いる。溶融接着剤に
適しない未架橋のゲル分含有の共重合体(A1)が得ら
れる。
共重合体(A2) インプロパツール100部、メチルエチルケトンパーオ
キシド1部、並びに2−エチルへキシルアクリレート3
67.5部、1,4−ブタンジオールモノアクリレート
と無水こはく酸の反応生成物75部、アクリル酸12.
5部及びテトラヒドロフルフリル−2−アクリレート4
5部からの単量体混合物合計500部の140部から成
る混合物を、沸騰加熱する。単量体混合物の残部を還流
下に2時間かけて加える。次いでメチルエチルケトンパ
ーオキシド15部及びドルオール2部からの混合物を1
時間かけて流入し、4時間軽微に沸騰させて還流下に攪
拌する。
溶剤及び揮発性成分をまず常圧下に次いで減圧下(0,
1パール)に除去する。
K値18の共重合体(A2)が得られる。その80°C
での溶融粘度は8 Pasである。
共重合体(A6) イソプロパノール100部、シクロヘキサノンパーオキ
シド1部、並びに2−エチルへキシルアクリレート38
0部、1,2−エタンジオールモノアクリレートと無水
こはく酸75部及びテトラヒドロフルフリル−2−アク
リレート45部からの単量体混合物の160部から成る
混合物を、還流下に沸騰加熱する。単量体混合物の残部
を2時間かけて加え、その際反応混、金物を経微に沸騰
させながら還流下に保持し、次いでさらに60分間攪拌
したのち、シクロヘキサンパーオキシド15部、ドルオ
ール25部及びイソプロパノール25部からの混合物5
7.5部を加え、そして5時間還流下に沸騰させる。
溶剤及び揮発性成分を共重合体(A2)の場合と同様に
除去する。K値21の共重合体(A3)が得られ、その
80°Cでの溶融粘度は10 Pasである。
共重合体(A4) 共重合体(A6)の場合と同様に操作し、ただしテトラ
ヒドロフルフリル−2−アクリレートを同量の6−メド
キシプチルアクリレートにより置き換える。
溶剤を前記のように除去する。
K値28の共重合体(A4)が得られ、その50℃での
溶融粘度は55 Pasである。
共重合体(A5) イソプロパノール100部及びメチルエチルケトンパー
オキシド2部からの混合物に、弱い沸騰(還流)下に1
5分かけて、2−エチルへキシルアクリレート680部
、アクリル酸12゜5部、テトラヒドロフルフリル−2
−アクリレート45部及びマレインイミド−N−ヘキサ
ン酸62.5部からの単量体混合物の160部を加える
。更に15分後に単量体混合物の残部を2時間かけて加
え、還流温度で60分間攪拌する。
次いでメチルエチルケトンパーオキシド8部の混合物を
1時間かけて加え、更に4時間還流温度で攪拌する。溶
剤及び揮発性成分を減圧下(0,1バール)に120℃
で留去する。K値20の共重合体(A5)が得られ、そ
の80℃での溶融粘度は9 Pasである。
実施例2〜5 試験のため、共重合体(A2)ないしくA5)の溶融物
中にベンゾフェノン化合物を混合することにより、溶融
接着剤を製造する。
第  1  表 2     98.0(A2)     2.03  
   97.0(、l)    3.04    99
.0(A4)    1.05     97.0(A
5)     3.0ベンゾフエノン 4−ヒドロキシベンゾフエノン これらの接着剤について紫外線照射(空気中)後に測定
した値を第2表にまとめて示す。
第  2  表 照射実験の結果 実施例 凝着性〔時間〕 剥離強度 粘着性の 2    )1oo  >1    7.0    良
好な粘着性!l    >100>2    8.0 
      //4    >100)1    8.
5      /15   〉100 〉5  10.
5     〃な共重合体を製造し、2−エチルへキシ
ルアクリレート12部及びトリメチロールプロパントリ
アクリレート10部を加える。この混合物の一部をベン
ゾフェノン2.2重量%(比較例2)、他方テハメチロ
ールペンゾインメチルエーテル2.2重量%(比較例6
)と混合し、混合物をポリエチレングリコールテレフタ
レートフィルム上に25μmの厚さに塗布し、接着性の
値を測定する。その結果を第3表にまとめて示す。
第  3  表 比較実験の結果 比較実験2及び6 比較のため、DE−A2357486の実施例により、
ビニルアセテート20%及びn−ブチルアクリレート8
0%からの、K値19(酢酸エチル中の1%溶液として
測定)の室温で流延可能〔N/2crn〕 2     <0.1  <0.1    6.5  
  べとついた層3    (0,1(0,17,0/
/実施例6及び7 共重合体(A6)の製造 ドルオール140部、メチルイソブチルケトンパーオキ
シド2.8部、並びに2−エチルへキシルアクリレート
660部、アクリル酸2.5部及びテトラヒドロフルフ
リル−2−アクリレ−) 52.5部からの単量体混合
物の220部から成る混合物を、還流温度に加熱する。
2時間かけて単量体混合物の残部及び同時にドルオール
50部及びメチルイソブチルケトンパーオキシド10.
5部の混合物を還流下に加え、更に4時間攪拌する。
次いで溶剤をisc’cで減圧下に除去する。
この共重合体(A6)は、K値27及び溶融粘度(80
℃) 25 Pasを有する。
溶剤を100℃で減圧下に除去する。得られた共重合体
(A7)は、K値32及び溶融粘度(80°C) 35
 Pasを有する。
実施例6及び7の溶融接着剤の製造及び試験溶融接着剤
を製造するため、ベンゾフェノン及び平均分子量(数平
均)が650又は2000のポリテトラヒドロフランか
ら誘導される2種のポリ−テトラヒドロンラン−ジー(
メタ)アクリレート、即ちポリーTHF−650−ジア
クリレート及びポリ−THF −2000−ジメタクリ
レートを加え、その際これら成分を加熱可能な混合器内
で100℃で均質な組成物になるまで練合する。それぞ
れの量及び溶融接着剤の溶融粘度を第4表にまとめて示
す。
第  4 表 A6 95.0 P−THF−650 5、(l  Q、25 A7 90.0 P−THF−200010,00,30溶融接着剤を常
法によりフィルムに塗布し、塗布したフィルムに前記の
ように紫外線を照射し、接着性値を測定する。その結果
を第5表にまとめて示す。
第  5  表 接着性値の試験結果 塗膜: 25g/Clm、  フィルム:ポリプロピレ
ンフィルム。
40μm、空気中で照射 >300  >15 7.0 な塗膜 共重合体(A8)の製造 酢酸エチル160部、テトラヒドロフラン50部及びシ
クロヘキサノンパーオキシド8部からの混合物に、n−
ブチルアクリレート600部、2−エチルへキシルアク
リレート250部、メチルアクリレート100部及びN
−2−テトラヒドロフルフリルメタクリルアミド50部
からの単量体混合物の200部を加え、還流下に20分
間初期重合させる。更に2時間かけて単量体の残部及び
同時に酢酸エチル123部中のメチルエチルケトンパー
オキシド8部の溶液を加える。添加終了後、還流温度で
更に4時間攪拌する。K値35の共重合体が得られる。
溶剤及び揮発性成分を100°Cで留去し、圧力を低下
し、温度を130℃に高める。120℃での溶融粘度5
pas(D=too6/秒)の共重合体が得られる。
溶融物中にベンゾフェノン0.75重量%(樹脂に対し
)を攪拌混合する。この樹脂から200部を分離し、市
販の粘着付与剤(Hercules社製Foral 8
5■)20部を混合する。
加熱可能な塗布用テーブル上で、ポリエチレングリコー
ルテレフタレートフィルムを110℃で共重合体259
/ln”を塗布する。次いで塗膜に前記のように空気中
で照射し、接着性試験を行う。
第  6  表 接着性値の試験結果 共重合体A8 A8+粘着付与剤)100  )2 6.5 8.5 粘着性

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)共重合体の重量に対し、 (a)テトラヒドロフルフリル−2−(メタ)アクリレ
    ート及び/又はN−2テトラヒドロフルフリル−(メタ
    )アクリルアミド及び/又はアルコキシアルキル−(メ
    タ)アクリレート及び/又はN−アルコキシアルキル−
    (メタ)アクリルアミド0.1〜20重量%、 (b)モノオレフィン性不飽和の非環状の非置換の3〜
    12個の炭素原子を有するモノカルボン酸エステル44
    〜99.9重量%(そのうち20重量%までは3〜20
    個の炭素原子を有するビニルエステル、スチロール、α
    −メチルスチロール、塩化ビニル、塩化ビニリデン及び
    /又はアクリルニトリルによつて置き換えられていてよ
    い)、 (c)少なくとも1個のエステル基、カルボンアミド基
    又はカルボンイミド基(その1個はオレフィン性二重結
    合に隣接する)及び1〜3個のカルボキシ基を有するモ
    ノオレフィン性不飽和の4〜25個の炭素原子を有する
    化合物0〜30重量%、及び (d)3〜6個の炭素原子を有するα,β−モノオレフ
    ィン性不飽和のモノ−及び/又はジカルボン酸及び/又
    はその無水物0〜6重量%を、70〜150℃の温度で
    、単量体に対して0.25〜10重量%の重合開始剤と
    してのケトンパーオキシド及び単量体に対して15〜2
    00重量%の不活性溶剤の存在下に溶液共重合させ、そ
    して重合の間又はその後に溶剤を分離することにより製
    造された、K値8〜60の共重合体、並びに (B)成分(A)及び(B)の合計に対し、ベンゾフェ
    ノン及び/又はベンゾフェノン誘導体0.01〜10重
    量%を基礎とする、空気中で紫外線照射により架橋可能
    な溶融接着剤。 2、共重合体(A)が、 (a)テトラヒドロフルフリル−(メタ)アクリレート
    2〜15重量%、 (b)(メタ)アクリル酸及び2〜8個の炭素原子を有
    するアルカノールのエステル56〜92.9重量%、 (c)アルカンジオール−モノ(メタ)アクリレートの
    こはく酸モノエステル5〜25重量%及び (d)アクリル酸及び/又はメタクリル酸及び/又はマ
    レイン酸及び/又はその無水物0.1〜4重量%を、 80〜110℃の温度で単量体に対し30〜50重量%
    のイソプロパノール及び/又はイソプタノールの存在下
    に溶液重合させることにより製造されたものであること
    を特徴とする、第1請求項に記載の溶融接着剤。 3、成分(B)として、成分(A)及び(B)に対し0
    .5〜5重量%のベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフ
    ェノン及び/又はベンゾフェノンカルボン酸を含有する
    ことを特徴とする、第1又は第2請求項に記載の溶融接
    着剤。 4、250〜5000の平均分子量(数平均)オレフィ
    ン性不飽和ポリエーテル及び/又はポリエステル(c)
    を1〜25重量%含有することを特徴とする、第1ない
    し第3請求項のいずれかに記載の溶融接着剤。 5、ポリエーテルとして、ジオレフィン性不飽和ポリテ
    トラヒドロフランを含有することを特徴とする、第1な
    いし第4請求項のいずれかに記載の溶融接着剤。 6、共重合体(A)がその重量の10〜25重量%の成
    分(C)を含有し、そして溶融接着剤が成分(A)及び
    (C)に対し0.05〜0.5重量%の還元剤(D)を
    追加含有することを特徴とする、第4又は第5請求項に
    記載の溶融接着剤。
JP1124654A 1988-05-21 1989-05-19 空気中で紫外線照射により架橋可能な溶融接着剤 Pending JPH0218484A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3817452A DE3817452A1 (de) 1988-05-21 1988-05-21 An der luft mit ultravioletten strahlen vernetzbare schmelzhaftkleber
DE3817452.9 1988-05-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0218484A true JPH0218484A (ja) 1990-01-22

Family

ID=6354924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1124654A Pending JPH0218484A (ja) 1988-05-21 1989-05-19 空気中で紫外線照射により架橋可能な溶融接着剤

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5047443A (ja)
EP (1) EP0343467B1 (ja)
JP (1) JPH0218484A (ja)
CA (1) CA1335020C (ja)
DE (2) DE3817452A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69131694T2 (de) * 1990-12-28 2000-11-30 Dow Corning Corp., Midland Verfahren zur Sichtbarmachung der Härtung einer UV-härtbaren Zusammensetzung durch Farbänderung
DE4403487C2 (de) * 1994-02-04 2003-10-16 Lohmann Therapie Syst Lts Arznei-Pflaster mit UV-vernetzbaren Acrylat-Copolymeren
EP1232194A1 (en) * 1999-10-19 2002-08-21 Akzo Nobel N.V. Radiation curable hot melt composition and a process for the application thereof
DE10008842C1 (de) 2000-02-25 2001-06-28 Beiersdorf Ag Polymerblends
DE10008843A1 (de) 2000-02-25 2001-09-06 Beiersdorf Ag Polare Acrylathaftklebemassen
DE10008840A1 (de) 2000-02-25 2001-09-06 Beiersdorf Ag Strukturierte UV-vernetzte Acrylathaftklebemassen
DE10036804A1 (de) * 2000-07-28 2002-02-07 Tesa Ag Haftklebemassen auf Basis von Blockcopolymeren der Struktur P(B)-P(A/C)-P(B)
DE10036803A1 (de) * 2000-07-28 2002-02-07 Tesa Ag Haftklebemassen auf Basis von Blockcopolymeren der Struktur P(A/C)-P(B)-P(A/C)
DE10049669A1 (de) 2000-10-06 2002-04-11 Tesa Ag Verfahren zur Herstellung von vernetzten Acrylatschmelzhaftklebemassen
DE10129608A1 (de) 2001-06-20 2003-05-28 Tesa Ag Stripfähige Systeme auf Basis von Acrylatblockcopolymeren
DE10134261A1 (de) * 2001-07-18 2003-01-30 Basf Ag Stabilisatoren enthaltende UV-vernetzbare Schmelzhaftklebstoffe
US6613857B1 (en) 2002-07-26 2003-09-02 Avery Dennison Corporation UV-crosslinked, pressure-sensitive adhesives
DE10234369A1 (de) * 2002-07-27 2004-02-12 Henkel Kgaa Strahlungsvernetzbare Schmelzhaftklebstoffe
US20070021545A1 (en) * 2003-05-30 2007-01-25 Tesa Ag Polyacrylate-containing adhesive mass and article corresponding hotmelt processing method
DE102004044085A1 (de) * 2004-09-09 2006-03-16 Tesa Ag Haftklebemasse mit dualem Vernetzungsmechanismus
DE102007063021A1 (de) 2007-12-21 2009-06-25 Tesa Ag Corona-behandelte Klebemassen
FR2946052B1 (fr) * 2009-05-28 2011-05-27 Arkema France Polymere adhesif sensible a la pression contenant du methacrylate de tetrahydrofurfuryle.
KR101309810B1 (ko) * 2010-09-02 2013-09-23 제일모직주식회사 아크릴계 점착제 조성물
CN106103619A (zh) * 2014-03-05 2016-11-09 诺瓦美特胶粘技术公司 经粘合剂涂覆的热敏聚合物基材、其制备方法及其用途
US10280318B2 (en) * 2015-04-23 2019-05-07 Electronics For Imaging, Inc. Monomers and oligomers with application in energy curing chemistry
DE102015217131A1 (de) 2015-09-08 2017-03-09 Tesa Se Klebharz-modifizierte Haftklebemasse
FR3098520B1 (fr) * 2019-07-10 2022-07-22 Bostik Sa HMPSA réticulable sous irradiation UV

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE208856C (ja) *
US3229478A (en) * 1964-12-02 1966-01-18 Alonso Jose Self-cooled beverage container
DE2357486C2 (de) * 1973-11-17 1984-08-30 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung selbsthaftender Überzüge
US4045517A (en) * 1975-11-24 1977-08-30 Rohm And Haas Company Polyacrylic hot melt adhesives
US4052527A (en) * 1977-02-07 1977-10-04 National Starch And Chemical Corporation Radiation polymerized hot melt pressure sensitive adhesives
NL186910C (nl) * 1977-09-05 1991-04-02 Ucb Sa Door straling hardbare acrylpolyesters, werkwijze ter bereiding daarvan en door straling hardbare mengsels.
JPS54107935A (en) * 1978-02-13 1979-08-24 Asahi Chem Ind Co Ltd Hot-melt adhesive
US4133731A (en) * 1978-03-03 1979-01-09 Shell Oil Company Radiation cured, high temperature adhesive composition
US4243500A (en) * 1978-12-04 1981-01-06 International Coatings, Co., Inc. Pressure sensitive adhesives
GB2102011B (en) * 1981-06-17 1984-12-19 Smith & Nephew Ass Electron beam cured acrylic adhesive layer
US4452955A (en) * 1981-09-16 1984-06-05 Minnesota Mining & Manufacturing Company Novel adhesive compositions
JPS58187476A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感圧接着剤組成物
DE3220875C2 (de) * 1982-06-03 1984-03-22 Gebr. Liebisch, 4800 Bielefeld Laborkühler

Also Published As

Publication number Publication date
US5047443A (en) 1991-09-10
CA1335020C (en) 1995-03-28
EP0343467A3 (de) 1991-08-07
DE58903080D1 (de) 1993-02-04
EP0343467B1 (de) 1992-12-23
EP0343467A2 (de) 1989-11-29
DE3817452A1 (de) 1989-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0218484A (ja) 空気中で紫外線照射により架橋可能な溶融接着剤
US5026806A (en) UV-crosslinkable materials based on isoamyl (meth)acrylate copolymers
US5028484A (en) Pressure-sensitive adhesive
JP2898348B2 (ja) 空中酸素雰囲気下で紫外線照射により架橋可能な共重合体の製法
EP0303430B1 (en) Pressure-sensitive adhesive
EP0047932B1 (en) Ethylene copolymer blends
EP0033656B1 (en) Heat-activated adhesive
US5008329A (en) Process for producing aqueous copolymer dispersion from a vinyl monomer mixture
MXPA97008641A (en) Adhesives sensitive to pressure, based on acrylic, pigmented, cured with ultraviolet radiation, and method for the manufacture of mis
JPH0291110A (ja) (メタ)アクリルエステル共重合体を主成分とする紫外線架橋可能な共重合体組成物、該共重合体組成物からなる紫外線架橋可能な溶融接着剤、鉱物性基材の被膜及びワニス
KR101789557B1 (ko) 이중 가교 점착부여된 감압 접착제
JPH01115913A (ja) 感圧接着剤としての使用に適する乳化重合第2−ブチルアクリレートラテックス類とその調製方法
JPH04209684A (ja) スクリーン印刷可能なアクリレート感圧接着剤組成物
JPH02248482A (ja) 光硬化性感圧接着剤組成物
EP0342808A1 (en) Tackified pressure-sensitive adhesive
CA1336628C (en) Radiation-crosslinkable contact adhesive mixtures
JP2003128714A (ja) アクリル系部分重合体組成物の製造方法、当該製造方法により得られるアクリル系部分重合体組成物および当該組成物を紫外線重合させてなる粘着剤組成物
JPH03292379A (ja) 感圧性接着テープもしくはシート
JP2004018749A (ja) 活性エネルギー線硬化型粘着剤及び粘着シート
JP3154745B2 (ja) 感圧性接着剤とその接着シ―ト
EP3728361B1 (en) Post-polymerization functionalization of pendant functional groups
JPS6229468B2 (ja)
JP3886176B2 (ja) 接着シ―ト類の製造方法
JP3475451B2 (ja) 粘着剤用樹脂
JP3154739B2 (ja) 光重合性接着剤組成物とこれを用いた感圧性接着剤およびその接着シ―ト類