JPH02184479A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH02184479A
JPH02184479A JP199089A JP199089A JPH02184479A JP H02184479 A JPH02184479 A JP H02184479A JP 199089 A JP199089 A JP 199089A JP 199089 A JP199089 A JP 199089A JP H02184479 A JPH02184479 A JP H02184479A
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gear
driving force
carriage
cam
switching mechanism
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Shigeru Okamura
岡村 繁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置に関し、特に記録ヘッドに搭載したキ
ャリッジを移動させて記録走査を行なうシリアル型の記
録装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は従来のこの種の記録装置を説明するものであり
、例えはパーソナルコンピュータの記録出力装置等とし
て使用されるシリアル型のインクジェットプリンタを示
している。このプリンタでは記録ヘッド(インクジェッ
トヘッド)30を搭載したキャリッジ31をプラテン3
2に沿って矢印a、bで示すように移動させて一行の記
録走査を行なう。そして−行の記録走査が終了するとプ
ラテン32が矢印Cで示すように回転され、不図示の記
録用紙を送り、改行かなされる。又このプリンタでは記
録ヘッド30のノズルからのインクの吐出不良を防止す
るため、及び吐出不良状態から正常な状態に回復するた
め回復装置33が設けられる。キャリッジ31が図中左
端のホームポジションに復帰すると回復装置33が作動
して記録ヘッド30のノズルのキャッピングを行なうよ
うになりている。又回復装置33は必要に応じて駆動さ
れ、吐出不良の回復動作を行なうようになっている。
このようなプリンタではキャリッジ31を移動させる駆
動力、プラテン32を回転させて記録媒体を送るための
駆動力、回復装置33を作動させる駆動力、更には自動
的に記録用紙の給送を行なうオートシートフィーダが設
けられる場合はその駆動力も必要である。従来のプリン
タの一般的な構成ではこれらの必要な駆動力のそれぞれ
について一対−に駆動源(主にモータ)が設けられてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところがこのようにプリンタの各駆動機構について駆動
源を設りると、その分コストかかかるとともに、それぞ
れの駆動源について駆動ドライバ、I10ボート及び配
線が必要となり、その分のコストもかかり、多大なコス
トがかかる。又プリンタの小型化の妨げにもなるという
欠点かある。
そこでプリンタ内の複数の駆動機構について1つの駆動
源の駆動力を共通に用いる構成が採用されている。この
場合共通の駆動源の駆動力を複数の駆動機構に対して切
り換えて伝達する駆動力切り換え機構か設けられる。従
来の駆動力切り換え機構の構造では例えはソレノイ1〜
等を駆動源として作動して駆動力伝達の切り換えを行な
うようになっており、プリンタの制御部の制御の下に作
動するようになっている。
ところがこのような駆動力切り換え機構では同機構自体
に専用の駆動源を必要とし、構造が複雑でコストが高く
つく。
また駆動力の切り換えはキャリッジの位置に応じて所定
のタイミングで行なう必要があり、駆動力切り換えを行
なうためにプリンタの制御部はキャリッジの位置制御と
駆動力切り換え機構の駆動源の駆動タイミング制御を並
行して行なう必要がある。このため制御部の処理の負担
が大きいという問題があった。
そこで本発明の課題は上述のような記録装置の駆動力切
り換え機構の構造を簡単で安価なものとし、かつ駆動力
切り換えを行なうための制御部の処理の負担を軽減でき
るようにすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明においては上述した課題を解決するため、記録ヘ
ッドを搭載したキャリッジを移動させて記録走査を行な
う記録装置において、記録装置内の複数の駆動機構に対
して1つの駆動源の駆動力を切り換えて伝達する駆動力
切り換え機構を有し、該切り換え機構が前記キャリッジ
の位置に応じてキャリッジに機械的に連動して駆動力伝
達の切り換えを行なうように構成した。
[作 用] このような構造によれば、駆動力切り換え機構はキャリ
ッジに機械的に連動して駆動力伝達の切り換えを行なう
ので、いわばキャリッジ駆動機構の駆動源を駆動源とし
て作動し、専用の駆動源を必要としない。又駆動力切り
換え機構の切り換え動作はキャリッジの位置に応して所
定のタイミングで行なわれるので、駆動力切り換えのた
めに記録装置の制御部はキャリッジの位置制御だけ行な
えは良い。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1実施例 第1図及び第2図は本発明の第1実施例によるインクジ
ェットプリンタの本発明にかかる要部の構造を説明する
ものである。本実施例のプリンタは1つのモータの駆動
力により記録用紙を送る紙送り機構、記録用紙の自動送
給を行なうオートシートフィーダ及び前述した回復装置
の駆動を行なうものとし、その駆動力の伝達の切り換え
を行なう駆動力切り換え機構が設けられる。第1図及び
第2図はその駆動力切り換え機構部とそれに関わる周辺
の構造を示している。
第1図及び第2図においてまず符号1はインクジェット
ヘッドとして構成された記録ヘッドであり、キャリッジ
2上に搭載されている。
キャリッジ2は、記録台兼紙送りローラであるプラテン
5に平行に架設された摺動軸4,4′上に摺動可能に設
けられている。キャリッジ2には不図示のモータプーリ
ーとプーリーギア7間に張架されたタイミングベルト3
が結合されている。
そして不図示のキャリッジモータの駆動によってタイミ
ングベルト3が走行することにより、キャリッジ2か矢
印a、bて示すようにプラテン5に沿フて移動して記録
走査か行なわれる。即ちキャリッジ2がa又はb方向に
移動するとともに、フレキシブルケーブル6を介して記
録ヘッド1に対して記録データ信号が印加され、記録ヘ
ッド1が記録データに応じて駆動され、そのノズルから
インク摘を吐出し、プラテン5上の不図示の記録用紙に
対してドツトマトリクスパターンで記録かなされる。−
行の記録が終了すると、上述した共通の駆動源である不
図示のモータの駆動によってプラテン5か矢印Cて示す
ように回転し、記録用紙か第1図中上方向に送られ、改
行がなされる。
力木実施例のプリンタではキャリッジ2の走査位置に応
じてキャリッジ2に機械的に連動して上述した駆動力伝
達の切り換えを行なう駆動力切り換え機構が設けられる
。同機構は同機構の本体をなす2つの差動歯車装置14
.15と、ギアカム8.付勢板ばね9.ロック板ばね1
0.およびロック棒11から構成される。以下これらの
部材の詳細を説明する。
まずギアカム8はプーリーギア7の近傍に回転可能に設
けられている。ギアカム8の下半部はギア部8bとなっ
ており、プーリーギア7の下半部に設けられたギア部7
aと噛み合うようになフている。但し第2図に示すよう
にギア部8bの一部は欠歯部8Cとなっている。又ギア
カム8の上半部には狭い■字形の溝8aと広い■字形の
溝8dが形成されている。
更にギアカム8の下面には第2図に示すように断面形状
が円形の偏心カム8gが突設されている。
次に付勢板ばね9はギアカム8の近傍に設けられており
、その先端に形成された■字形の突起9aがギアカム8
の回転位置によりギアカム8の溝8dに嵌入、係合する
ようになっている。
又ロック板はね10もギアカム8の近傍に設けられてお
り、その中間部に形成された小さな■字形の突起10a
がギアカム8の回転位置によってギアカム8の溝8aに
嵌入、係合するようになっている。又ロック板ばね10
の先端部tabは台形に屈曲されており、キャリッジ2
がa方向に移動し、図中左端部の所定位置まで移動する
とロック板ばね10の先端部10bがキャリッジ2の前
面に当接し、押圧されてロック板はね10が第1図中奥
側にたわむようになっている。
次にロック棒11は駆動力伝達の切り換えを行なうため
に後述する差動歯車装置14.15の各歯車を選択的に
ロックないしロック解除するためのものである。ロック
棒11は差動歯車装置14.15の近傍においてキャリ
ッジの移動方向のa、b方向に可動に設けられている。
又ロック棒11は全体として鍵形状に形成されており、
第2図中左端部11hは矩形の板状に形成されている。
そしてこの左端部11hには長穴11jが形成されてお
り、この長穴11jに対してギアカム8の偏心カム8g
が摺動可能に係合されている。
又ロック棒11の差動歯車装置14.15と対向する部
分には、同装置14.15の各歯車と係合してそれらを
ロックするための突起11alie、lie、llk、
Ilmが形成されている。
これらの突起の間の凹部jib、1id11f、114
はロックを解除するための部分となっている。
次に差動歯車装置14.15は不図示の共通の駆動源で
あるモータからギア13を介して入力される回転駆動力
をギア16,17.18のいずれかに切り換えて伝達す
るものである。ギア16から出力される回転駆動力は例
えばオートシートフィーダの駆動力として用いられる。
又ギア17から出力される駆動力は前述の回復装置の駆
動力として用いられる。更にギア18から出力される回
転駆動力はギア19を介してプラテン5を含む紙送り機
構の駆動系に伝達される。
差動歯車装置14はギア13と噛み合されたギア14a
と、ギア14aに回転可能に取り付けられた小さなカサ
歯車14b、14cと、これに噛み合う大きなカサ歯車
14d、14eから構成されている。そしてカサ歯車1
4d、14eが出力歯車となっている。
カサ歯車14dの第2図中右側面にも歯が形成されてお
り、この歯にギア18が噛み合わされている。またカサ
歯車14d、14eの外周部は平歯車として形成されて
いる。尚ギア部4aとカサ歯車14dはカサ歯車14e
の回転軸14fに対して回転可能に軸受けされている。
そしてこのカサ歯車14eの回転軸14fが差動歯車装
置15の回転駆動力を入力するための回転軸15gに直
結されており、これにより差動歯車装置14.15は差
動歯車装置14の出力が差動歯車装置15の人力となる
ように直列に連結されている。
差動歯車装置15は回転軸15gに一体に形成された回
転体15aと、これに回転可能に取り付けられた2つの
小さなカサ歯車15b、15cと、これに噛み合う大き
なカサ歯車15d15eから構成されている。そしてカ
サ歯車15d、15eは回転軸15gにより回転可能に
軸受けされている。カサ歯車15d、15eの外周部は
平歯車となっており、その平歯車のそれぞれにギア16
.17が噛み合わされている。
尚差動歯車装置14.15の一体にされた回転軸14f
、15gはプリンタのフレーム24゜25に両端部を回
転可能に軸受けされて支持されている。そしてこの回転
軸の第2図中右端部を巻回するようにして位置決め用の
ばね26がフレーム24とギア18間に弾装されている
。このばね26により差動歯車装置14.15が図中左
側に押しつけられ、位置決めされるようになっている。
又このばね26の押圧によりギア18とカサ歯車14d
が噛み合わされるようになっている。
次に以上の構成からなる駆動力切り換え機構による駆動
力伝達の切り換え動作を説明する。
まず第1図および第2図に示した状態では付勢板ばね9
の突起9aがギアカム8の溝8dに嵌入し、溝8dの第
1図中奥側の内側面を押圧することにより、ギアカム8
は図中時計方向へ付勢されているが、ロック板ばね10
の突起foaが溝8aに係合していることにより、ギア
カム8の時計方向への回転が阻止されている。又この状
態では第2図に示すようにギアカム8の欠歯部8cがプ
ーリーギア7のギア部7aに対向しており、記録走査の
ためのキャリッジ2の移動に伴なってプーリーギア7か
回転してもその回転力はギアカム8に伝達されず、ギア
カム8は回転しない。
そしてこの状態では第2図に示すようにロック棒11の
突起11a、lie及びIlkが係合することにより差
動歯車装置15のカサ歯車15e、15d及び差動歯車
装置14のカサ歯車14eがロックされており、不図示
の共通の駆動源であるモータの回転駆動力がギア13に
伝達されると、その駆動力によりカサ歯車14dのみが
回転され、その駆動力がギア18.19を介してプラテ
ン5を含む紙送り機構に伝達され、プラテン5がC方向
に回転し、紙送りが行なわれる。即ちこの状態でプリン
タの制御部は必要に応じて上記モータを駆動して紙送り
を行なわせる。
次に上記の状態からキャリッジ2がC方向に移動され、
第1図中の左端部の所定位置に到達するとキャリッジ2
がロック板ばね10の前端部10bに当接してこれを押
圧することにより、ロック板ばね10が第1図の奥側へ
揺動し、突起10aと溝8aの係合が外れる。これによ
りギアカム8が板ばね9の付勢で図中時計方向に少し回
転する。そして第2図に示すギアカム8の欠歯部8Cの
図中右側の縁の歯8fかプーリーギア7のギア部7aに
噛み合い、以下キャリッジ2のC方向への移動に対応し
たプーリーギア7のC方向への回転により、ギアカム8
が時計方向に回転される。そしてその回転に伴なって偏
心カム8gが移動し、ロック棒11がC方向に移動され
る。即ちギアカム8の歯8fがプーリーギア7のギア部
7aに噛み合った後はキャリッジ2のC方向への移動に
連動してロック棒11がC方向に移動される。
そして第2図に示した状態からロック棒11がキャリッ
ジ2に連動して突起11e、llkの幅より僅かに大き
な寸法だけC方向に移動すると、カサ歯車15eは突起
11aによりロックされたままであるがカサ歯車15d
、14eは凹部11d、Iluに対向し、ロックが解除
される。
またカサ歯車14dは突起11mによりロックされる。
そしてこの状態でギア13から回転駆動力か人力される
とその回転駆動力によりカサ歯車14e及びそれと一体
の回転体15aが回転し、カサ歯車15dが回転され、
回転駆動力がギア16に伝達される。
そしてこの回転駆動力により例えはオートシートフィー
ダの駆動か行なわれる。
更に上記の状態からキャリッジ2のa方向への移動に連
動してロック棒11がa方向に少しわ動すると、カサ歯
車15eは凹部11bと対向し、ロックか解除される。
カサ歯車15dは突起lieによりロックされる。カサ
歯車14eは凹部11にと対向したままでロック解除状
態が続く。又カサ歯車14dは突起11mと係合したま
までロック状態が続く。そしてこの状態でギア13から
駆動力が入力されるとその駆動力によりカサ歯車14e
及びそれと一体の回転体15aが回転され、カサ歯車1
5eが回転され、駆動力がギア17に伝達される。そし
てこの駆動力により例えば前述した回復装置が駆動され
る。
尚この状態からキャリッジ2がb方向に移動されるとそ
れに連動してロック棒11がb方向に移動し、上記と逆
の順序で駆動力切り換えがなされる。そしてキャリッジ
2のb方向への移動に連動してギアカム8が順次第2図
中反時計方向に回転し、キャリッジ2が所定位置に到達
した時点で欠歯部8cがプーリーギア7のギア部7aに
対向するとともに、キャリッジ2がロック板ばね10の
前端部10bから離れてロック板ばね10が手前に復帰
し、その突起10aがギアカム8の溝88に係合し、ギ
アカム8がロックされ、最初の状態に戻る。
以上のように本実施例のプリンタの駆動力切り換え機構
ではキャリッジ2の位置に応じてキャリッジ2に機械的
に連動して駆動力伝達の切り換えを行なう。キャリッジ
2の位置の選択によって、不図示の共通の駆動源のモー
タからギア13を介して人力される駆動力をギア16〜
18のいずれかに切り換えて選択して伝達させることが
できる。
本実施例の駆動力切り換え機構によればキャリッジ2に
連動して切り換えを行ない、いわばキャリッジモータを
駆動源とし、それ自体に別に新たに駆動源を必要とせず
、安価に構成できる。
又駆動力切り換えを行なうにあたってプリンタの制御部
はキャリッジ2の位置制御だけを行なえば良い。キャリ
ッジ2の位置に応じて切り換えがなされるタイミングは
所定になっているので複雑なタイミング制御は不要であ
る。即ち制御部の制御の負担を軽減できる。
第2実施例 次に第3図及び第4図は本発明の第2実施例によるプリ
ンタにおける駆動力切り換え機構の構造を説明するもの
である。本実施例は上述の第1実施例の構造においてキ
ャリッジ2の位置に応じてギアカム8のロックを解除し
駆動力切り換え機構を作動させるための構造を変更した
ものである。
第3図及び第4図において第1図及び第2図中と共通の
部分には共通の符号が付してあり、その説明は省略する
第3図及び第4図に示すように、本実施例ではプーリー
ギア7とギアカム8の構造が第1実施例と異なっている
。即ちまずプーリーギア7の下面には第4図に示すよう
に軸受は部7bが突設されており、この軸受は部7bに
より内歯車22が回転可能に軸受けされている。内歯車
22の外周の所定位置には突起22aが突設されている
又軸受は部7bの下面においてその中心から距離eだけ
偏心した円筒部7cが突設されている。
そしてこの円筒部7cにより2段ギア2oが回転可能に
軸受けされている。2段ギア2oの大ぎい方のギア部は
プリンタ内に固定された固定内歯車21に噛み合わされ
ており、2段ギア2oの小さい方のギア部は内歯車22
に噛み合わされている。2段ギア20、固定内歯車21
及び内歯車22からプーリーギア7の回転を所定の減速
比で減速する遊星歯車装置が構成されている。
方ギアカム8の下面には円筒部8hが突設されており、
その下面に前述のロック棒11を操作するための偏心カ
ム8gが突設されている。そして円筒部8hの外周の所
定位置には突起81が突設されている。
尚先述の第1実施例ではギアカム8の上部にロックと付
勢のために2つの溝が形成されていたが、本実施例では
ロックのためだけに1つの溝8dだけ形成されている。
そしてギアカム8の近傍には静止ばね23が設けられて
おり、ギアカム8の回転位置によって第3図に示すよう
に静止ばね23の先端部に形成された7字形の突起23
aが溝8dに係合してギアカム8がロックされるように
なっている。
以上に述べた以外の部分の構造は前述した第1実施例と
共通のものとする。
次に以上の構造による動作について説明する。
まず第3図に示した状態ではギアカム8の欠歯部8cが
プーリーギア7に対向した状態で静止ばね23の突起2
3aが溝8dと係合し、ギアカム8はロックされている
。即ちキャリッジ2がab方向に移動してプーリーギア
7がd方向又はその逆方向に回転してもその回転はギア
カム8に伝達されず、ギアカム8は回転しない。
この状態からキャリッジ2を順次a方向に移動させると
、プーリーギア7が順次d方向に回転し、その回転が2
段ギア20及び固定内歯車21を介して減速されて内歯
車22に伝達され、内歯車22が回転する。
そしてキャリッジ2が第3図に示した位置よりa方向側
の所定の位置に到達した時に内歯車22のd方向への回
転に伴なって突起22aがギアカム8の突起81に当接
し、これを押圧してギアカム8を第3図中時計方向に少
し回転させる。これによりギアカム8の欠歯部8Cの図
中右側の縁の歯8fがプーリーギア7のギア部7aと噛
み合い、以下プーリーギア7のd方向の回転により、ギ
アカム8が時計方向へ回転され、第1実施例の場合と同
様にしてキャリッジ2の位置に応しキャリッジ2に連動
して駆動力の切り換えが行なわれる。
以上のような本実施例の構造によっても前述した第1実
施例の場合と全く同様の作用効果が得られる。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、記録ヘ
ッドを搭載したキャリッジを移動させて記録走査を行な
う記録装置において、記録装置内の複数の駆動機構に対
して1つの駆動源の駆動力を切り換えて伝達する駆動力
切り換え機構を有し、該切り換え機構が前記キャリッジ
の位置に応してキャリッジに機械的に連動して駆動力伝
達の切り換えを行なうように構成したので、簡単で安価
に構成できる駆動力切り換え機構によってキャリッジの
位置に応じて所定のタイミングで駆動力伝達の切り換え
を行なえ、記録装置の制御部の制御の負担を軽減できる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるプリンタの駆動力切り換
え機構部周辺の構造を示す斜視図、第2図は同切り換え
機構部周辺の一部破断した状態で示す平面図、第3図は
第2実施例によるプリンタの要部の構造を示す平面図、
第4図は第3図のA−A線による断面図、第5図は従来
のプリンタを説明する斜視図である。 1・・・記録ヘッド   2・・・キャリッジ3・・・
タイミングベルト 4.4′・・・摺動軸  5・・・プラテン6・・・フ
レキシブルケーブル 7・・・プーリーギア  8・・・ギアカム9・・・付
勢板ばね   10・・・ロック板ばね1316〜19
・・・ギア 14.15・・・差動歯車装置 20・・・2段ギア   21・・・固定内歯車22・
・・内歯車    23・・・静止ばね父  簡ソ ヘ9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させて記録
    走査を行なう記録装置において、記録装置内の複数の駆
    動機構に対して1つの駆動源の駆動力を切り換えて伝達
    する駆動力切り換え機構を有し、該切り換え機構が前記
    キャリッジの位置に応じてキャリッジに機械的に連動し
    て駆動力伝達の切り換えを行なうように構成したことを
    特徴とする記録装置。
JP199089A 1989-01-10 1989-01-10 記録装置 Pending JPH02184479A (ja)

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