JPS59145175A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は印字装置に係り、さらに詳しくは印字ヘッドを
記録紙の幅方向に移動させ、文字、数字等のキャラクタ
−印字及び画像の記録を行なう印字装置に関するもので
ある。

（従来技術） 従来から各種の印字装置が提案されているが最近におい
ては単なる文字や数字等のキャラクタ−印字だけでなく
、画像記録が行なわれる印字装置の要望が高まっている
。

特に、高解像度のＣＲＴディスプレイ上の画像を記録紙
に７・−トコピーできる、小型で安価な印字装置が望ま
れている。

通常、この種の印字装置においては、文字、数字、記号
等のキャラクタ−印字を行なう場合には制御装置側から
あらかじめ規格で定められたフード信号が送られてきて
、この信号に従って一定の行間隔をもって記録紙上にキ
ャラクタ−印字が行なわれる。

また、画像記録の場合には、記録すべき画像をドツト情
報として受は取り、行間隔を開けずに記録紙上にべたに
記録を行なう。

このように、キャラクタ−印字と画像記録とでは行間隔
を変える必要がある。このため、従来においては印字ヘ
ッド送りとは別個に記録紙を送るための駆動モータを設
け、紙送り量を制御していた０ の 従札この種の印字装置を第１図に示す。第１図において
符号１で示すものは印字ヘッドで、例えば縦１列に複数
個の発熱素子を配列したサーマルヘッドとして構成され
ている。印字ヘッド１はキャリッジ２に固定されており
、キャリッジ２はガイドレール６に摺動自在に嵌合され
ている。ガイドレール６の一端にはレバー４の上端が固
定されており、レバー４の下端と、装置の固定部との間
にはスプリング５が張架されており、ガイドレール３を
図中時計方向へ回す方向の力を与えており、印字ヘッド
１を記録紙７を介してグラテン乙に押しつけている。

レバー４のスプリング５と反対側にはソレノイド８が設
けられており、そのｐラドの先端はレバー４のスプリン
グ５とは反対側において、レノクー４の下端に固定され
ている０従って、ソレノイド８が励磁されると、ガイド
レール６は図中反時計方向に回動され、印字ヘッド１を
記録紙７から離す方向に回動させることができる０ 符号９で示すものはモータで、その出力軸に固定された
プーリ１０と図示していない従動プーリとの間ニはエン
ドレスワイヤ１１が張架されており、このエンドレスワ
イヤ１１の途中に前記キャリッジ２が固定され、モータ
９０回転に伴ってキャリッジ２が往復移動され、図示し
ていない発熱素子が印字指令に従って発熱され、印字が
行なわれる。

一方、符号１２で示すものは紙送り用のモータで、その
出力軸に固定された７−ＩＪ１３にはベルト１４の一端
が掛けられており、ベルト１４の他端は紙送りローラ１
６が固定された軸１６ａに固定されたプーリ１５に掛け
られている。

記録紙７は紙送りローラ１６とピンチローラ１７との間
を導かれてお°す、ピンチローラ１７が回転自在に軸承
された軸１７ａの両端にはほぼ「＜」の字状に形成され
たレバー１８の一端が回動自在に軸承されており、レバ
ー１５の他端と装置固定部との間に（はスゲリンダ１９
が張架されている０このスプリング１９によりレバー１
８はビン１８ａを中心として時計方向への力が与えられ
ており、ピンチロー２１７を紙送りローラ１６に圧接し
て記録紙７を送るための摩擦力を与えている０以上のよ
うな構成のもとに、モータ９によってキャリッジ２の移
動を行ない、１行分の印字が行なわれると、キャリッジ
２はホームポジションに復帰すると共に、ソレノイド８
が励磁され、ガイドレール６が第１図中反時計方向に回
動され、印字ヘッド１が記録紙７から離れ、紙送り用の
モータ１２が駆動され、記録紙７を１行分送って次の印
字動作が行なわれる。

また、画像記録の場合にはモータ１２の回転量を制御す
ることにより紙送り量を少なくし、ドツトによるべたの
記録を行なうＯ ところが、このような構造を持つ従来の印字装置におい
ては、印字ヘッドの移動をモータ９によって行ない、印
字ヘッドの記録紙力）らの離間をソレノイド８によって
行ない、紙送りをモータ１２によって行なうというよう
に複数個の駆動源を必要とし、占有スペークが増大し、
印字装置の／」・屋化及び低価格化には限界があった０ （目　的） 本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、駆動源を１つにし、この駆動源によって印
字ヘッドの移動、紙送り等を行ない、キャラクタ−印字
と画像記録の両方を行なえる小型で安価な印字装置を提
供することを目的としている。

本発明においては上記の目的を達成するために、正逆回
転可能なカム部材の回転に従って、印字手段を搭載した
ギヤレジを、一方向または一方向と反対方向に往復動さ
せて記録紙に印字を行う印字装置において、ギヤレジが
印字範囲外に位置するときに、カム部材の端部に設けた
クラッチ手段を介して、カム部材の回転を紙送シローラ
に伝達し、記録紙の送シを行わせるようにした。

（実施例） 第２図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第２
図は全体構造を示している。

第２図において符号２０で示すものはプラテンホルダで
、その手前側にはプラテン２１が取付けられている。こ
のプラテンホルダ２０線、その下端をゴムローフ軸２２
に回動自在に軸承゛されており、プラテン２１と反対側
の側面と図示していない印字装置の固定部との間にはス
プリング２６が弾装式れ、後述するギヤレジ側に向かっ
て回動習性が与えられている。

又、ゴムローラ軸２２には、プラテンホルダ２０の下端
の両側に２いてゴムローラ２４が固定されている。ゴム
ローラ２４の下方でかつ手前側にはピンチローフ２５が
接しており、両者間に記録紙２６を挾持している。

又、プラテンホルダ２０の一万の側、例えばギヤレジの
ホームポジション側である第２図における左側の端部に
は、手前側に向かって膨出したカム面をもつ保合部２７
が突設されている。

プラテン２１と対向した位置に、モータ２８によって回
転されるカム部材であるリードスクリュー２９がプラテ
ン２１と平行に配置されており、このリードスクリュー
２９には内径にめねじを形成したギヤレジ６０が嵌合さ
れている。したがって、モータ２８が正逆転されるとリ
ードスクリュー２９もこれに従い、ギヤレジ３０はリー
ドスクリュー２９に涜って左右に往復運動することがで
きる〇又、ギヤレジ３０にはプラテン２１と対向して印
字ヘッド例えば、１×８ドツトのサーマルヘッド３１が
設けられており、この印字ヘッド３１にはスプリング２
３によってプラテン２１が押圧されている。

又、ギヤレジ６０の保合部２７側の側面には所定長さの
突起６２が突設されている。この突起６２はギヤレジ３
ｏがホームポジションに戻った時、保合部２７と係合し
得る位置にある。ギヤレジ６０はリードスクリュー２９
の回転に伴って回転しないようにガイドレール６３によ
って案内される。

又、−ｖ−ｙレジ３０には、リードスクリュー２９の軸
方向に摺動自在にセットアーム３４が設けられ、スプリ
ング６５によってホームポジション方向に移動習性が与
えられている０ 又、リードスクリュー２９の左端部にはラチェットギヤ
６６が回動自在に取り付けられており、このラチェット
ギヤ３６は、一方向クラッチを−含んだクラッチギヤ３
７を介して紙送りギヤ３８と噛合している０紙送りギヤ
３８は前記ゴムローラ軸２２の一端に固定されている０
クラツチギヤ６７は記録紙２６０紙送り方向にのみ回転
するように構成されている。

又、ラチェットギヤ６６とギヤレジ６０の中間のリード
スクリュー２９上には、ギヤレジ６０と同、様内径にリ
ードスクリュー２９と嵌合するめねじを形成したラチェ
ットローラ６９が嵌合されて（・る。このラチェットロ
ーラ６９とラチェットギヤ６６とはスプリング４０によ
して互いに離間されている方向に付勢されており、また
互いに向かい合った面にはツメ部４１．４２が設けられ
ている。

ラチェットローラ６９とラチェットギヤ６６が接触して
、前記ツメ部４１と４２が係合することによって、ラチ
ェットローラ６９の一方向の回転をラチェットギヤ３６
に伝達するようになっている。

又、前記セットアーム６４のギヤレジ３０と反対側のセ
ット面４３は、ギヤレジ６０がホームポジション近くに
来た時に、ラチェットローラ６９を左方向に押してラチ
ェットギヤ６６とラチェットローラ６９が互いに接触す
るようにする役目をする０ 次に以上のように構成された本実施例の印字装置の動作
について説明する。

印字動作時には第６図（ａ）　Ｉ　（ｂ）に示すように
、ギヤレジ３０に突設された突起３２はプラテンホルダ
２０の左端に設けられた保合部２７から離れており、プ
ラテンホルダ２０はスプリング２６により押され、印字
ヘッド６１に記録紙２６を介してプラテン２１を押し付
けている。この状態でモータ２８を正方向に回転させ、
リードスクリュー２９をギヤレジ６０が第２図において
右方へ移動するように回転させれば、印字ヘッド３１は
記録紙２６に圧接しつつ移動し、印字指令に従って図示
していない発熱素子が発熱され、印字が行なわれる０こ
のようにしてあらかじめ定められた１行分の終わりの位
置までの印字が終了すると、今度はモータ２８が逆回転
し、印字ヘッド６１はギヤレジ３０と共にホームポジシ
ョンに復帰する０ この時、ラチェットローラ６９とラチェットギヤ６６と
はスプリング４０によって互いに離間しているため、リ
ードヌクリュー２９の回転はラチェットギヤ３６に伝達
されず、紙送りは行なわれな〜ゝ０ 次に、ギヤレジろＯがホームポジションに近づくと、第
４図（’）　ｒ　（ｂ）に示すように、まず突起６２が
係合部２７のカム面に接し、これに乗り上げる０キヤレ
ジ３０はリードスクリュー２９の軸線方向にしか移動で
きないため係合部２７が突起６２によって押され、プラ
テンホルダ２０がスズリング２６０弾発力に抗して印字
ヘッド６１から離れる方向に回動させられる〇 一万、ギヤレジ６０がホームポジションに近づくと、第
４図（ａ）に示すように、セットアーム６４のセット面
４６がラチェットロー２３９を左方向ニ押すためラチェ
ットローラ３９とラチェットギヤ６６が互いに接触し、
ツメ部４１と４２が保合状態となる。

更にリードスクリュー２９を回転させると、第５図に示
すようにギヤレジ６０はホームポジションから更に左方
向の印字範囲外に移動するが、この時セットアーム６４
はラチェット口＝２６９とラチェットギヤ３６を接触さ
せた位置を保つため、リードヌクリュー２９の回転がラ
チェットギヤ６６に伝達され、紙送りが行なわれる。ラ
チェットギヤ６６、クラッチギヤ６７及び紙送りギヤ６
８のギヤ比を適正に選ぶことにより、例えばリードスク
リュー２９の１回転で正確に１行分紙送りを行なうこと
ができる。

なお、紙送り時にはプラテン２１と印字ヘッド３１とは
離れているため、印字ヘッド３１が紙送りの邪魔をする
ことはない。

このようにして紙送りが行なわれた後、リードスフ’）
ニー２９を逆回転させてギヤレジ６０を右方向に移動さ
せてホームポジションに戻す０その際、ラチェットギヤ
６６が逆回転しようとするが、クラッチギヤ３７が回転
しない方向になって（Ｓるため、ラチェットルーラ６９
がラチェットギヤ６６から離れる力が働き、記録紙２６
の逆戻りはな〜・０本発明になる印字装置の動作原理は
以上の如くであるが、キャラ−フタ−印字と画像記録の
それぞれの場合の紙送りについて次に説明する０いま印
字ヘッド６１に設けられている発熱不予が縦１列に８個
設けたものとする０ そして通常のキャラクタ−印字の場合の行間隔を第６図
（ａ）　ｌ　（１））に示すようにＬとし、更に印字ヘ
ッド６１０発熱素子のドツト間隔を第６図（ｂ）に示す
ようにＬ／１２に定めておく０ 又、フチエツトローラ０紙送 のツメ部４１．４２を各々等間隔に３ケ所設けることに
する。

このような構造のもとにキャラクタ−印字を行なう場合
には、第６図（２Ｌ）に示すようにモータを逆回転させ
て、ホームポジションより紙送り方向にリードスクリュ
ー２９を１回転させることにより、通常のキャラクタ−
印字の行間隔りに相当する１行分の紙送りがなされる。

次に、画像記録の場合には、第７図（ａ）に示すように
、モータを逆回転させてホームポジションより紙送り方
向にリードスクリュー２９をの回転させることにより、
２Ｌ／３の行間隔が得られ、前の行に続けて第７図（１
））に示すように画像記録に必要なべた印字を行なうこ
とができるようになる〇尚、本発明は上記実施例に限定
するものでなく、例えば、ブチエツトギヤ３６及びラチ
ェッ）ｏ−５３９ノア）部４１．４２の設置数かを変え
ることにより、通常のキャラクタ−印字の行間隔りの他
にＶルの整数倍の行間隔が得られる。すなわち、ル＝６
であれば行間隔はり、／３　、２Ｌ／３　、ル＝４であ
ればＬ／４．　　Ｌ／２．　３Ｌ／４が得られる。

また本発明はサーマルプリンター以外のインバクトゲリ
ンター、インクジェットプリンター等にも応用し得るこ
とは言うまでもないことでおる。

（効　果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば１つの
駆動モータの正逆回転により一印字サイクルを行なうこ
とができると共に、キャラクタ−印字と画像記録動作を
紙送り量を変えることにより実行でき、／Ｊ＼型で低価
格の印字装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来構造の一例を示す斜視図、第２図〜第７図
は本発明の一実施例を説明するもので、第２図は斜視図
、第６図（ａ）　、　（１））は印字動作時の要部拡大
平面図及び側面図、第４図（ａ）　、　（１））はギヤ
レジ３０のホームポジション復帰時の要部拡大平面図及
び側面図、第５図は紙送り動作時の要部拡大平面図、第
６図（ａ）　、　（ｂ）はキャラクタ−印字を行なう場
合の紙送り動作説明図及び印字状態の説明図、第７図（
ａ）　、　（ｂＪは画像記録を行なう場合の紙送り動作
説明図及び記録状態の説明図である。 １ｍ１１１１印字ヘッド　　　２０拳・ギヤレジ３−リ
ガイドレール　　４　＊ｍΦレバー５・・ｅスプリング
　　　６・−プラテン７・・・記録紙　　　　　８・・
・ソレノイド９０１Ｉモータ　　　　　　１０・ａｍプ
ーリ１　１　１１　エンドレスワイヤ　　１２−・・モ
ータ１′５−・・プーリ　　　　　１４−・ベルト１５
−・・プーリ　　　　　１６−１１−キーラ１７・・・
ピンチローラ　　１７ａ・・・軸１８１１・・レバー　
　　　１３ａａ＊＊ピン１９１１・・スプリング　　２
０自・・プラテンホルダ２１・・・グラテン　　　２２
・・・ゴムローラ軸２３−−−スプリング　　２４．、
・ゴムローラ２５・・・ピンチローラ　　２６・・・記
録紙２７・Φ・係合部　　　　２８・・・モータ２９　
・・・　リードスクリュー　６０　・・・ギヤレジ３１
時・・印字ヘッド　　６２・・・突起３５＠・・ガイド
レール　　３４−１１・セットアーム３５・ｌスプリン
グ　　　３６１１＠−２チエツトギヤ６７・・・クラッ
チギヤ　　６８・・・紙送リギヤ３９−−−　　ラチェ
ットローラ　４０　＠・・スプリング４１．４２・・・
ツメ部　　４３−−−セット面第ｂ　門 （Ｃ７） ２件 （ｂ） ？Ａ 躬４蒙 〈０） （ｂ） り ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 正逆回転可能なカム部材の回転に従って印字手段を搭載
   した午ヤレジを一方向又は一方向と反対方向に往復動さ
   せて記録紙に印字を行う印字装置において、前記ヤヤレ
   ジが印字範囲外に位置する時に、前記カム部材の端部に
   設けたクラッチ手段を介して該カム部材の回転を紙送シ
   ローラに伝達し記録紙の送りを行わせるようにしたこと
   を特徴と、る印字装置。