JP3036234B2 - インクリボン切り替え装置 - Google Patents

インクリボン切り替え装置

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JP3036234B2 JP4166046A JP16604692A JP3036234B2 JP 3036234 B2 JP3036234 B2 JP 3036234B2 JP 4166046 A JP4166046 A JP 4166046A JP 16604692 A JP16604692 A JP 16604692A JP 3036234 B2 JP3036234 B2 JP 3036234B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷、印字を行なう出
力装置に関し、特にインクリボンカセットをキャリッジ
に搭載したプリンタのインクリボン切り替え装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクリボン切り替え機構とし
て、特開昭和63ー254089号公報に示されている
如きものが知られている。図13に従来のインクリボン
切り替え装置を示す平面図を示した。それによると、キ
ャリッジ2が印字領域を越えた位置でキャリッジの移動
制御により、切り替えレバー101、102を左右の度
当りに押圧摺動し、インクリボンカセットリフト用カム
103を一方向に回転させ、リフトレバー104を上下
に移動してインクリボン切り替えを実行し、要求された
インクリボンが選択されるまで切り替えレバーを左右の
度当りに押圧摺動するようになっており、印字領域を越
えた摺動距離はおおむね十数ミリメートルとなってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、インクリボン切り替え時に、キャリッジ
が印字領域を越えた位置で切り替えレバーを左右の度当
りに押圧摺動させなければならず、印字領域外のキャリ
ッジの移動スペースが左右でそれぞれ十数ミリメートル
以上必要となりプリンタ全体が大きくなるといった問題
点があった。またリボン切り替えのためにキャリッジが
印字領域外まで移動しなければならずリボン切り替え時
のスループットが低下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもの
であって、印字領域外のキャリッジの移動スペースがな
く、またキャリッジの位置によらずどこでもインクリボ
ン切り替え動作ができ、よって装置の簡単化、小型化、
スループットの向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインクリボン切り替え装置は出力媒体に沿
って往復運動するキャリッジと、このキャリッジに搭載
され上下方向の移動が可能なインクリボンカセットと、
このインクリボンカセットをリフトさせるリフトカム
と、キャリッジの動きに応じて回転するギヤを備え、こ
のギアに噛み合わせる歯部及び駆動ギヤに噛み合わない
ニュートラル部を有する間欠ギヤと、この間欠ギヤの同
軸上で間欠ギヤに対して一定の摩擦をもって回転可能に
軸支されるフリクションギヤと、選択的に間欠ギヤのニ
ュートラル部とギヤとが対向する状態で間欠ギヤの回転
を停止させる係脱手段と、この係脱手段を駆動させる機
構を備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0007】図1は本発明をプリンタに適用した実施例
の概略平面図。図2は図1を右側から見た側面図を示
す。まず2はキャリッジ、3はキャリッジ2に対設した
プラテン、4はプラテン3により送られる印字用紙、5
はキャリッジ2に搭載された印字ヘッド、7は印字ヘッ
ド5と印字用紙4との間に介装されたインクリボンを装
着したインクリボンカセットである。
【0008】本図のプリンタではホストコンピュータか
らの印字信号により印字ヘッド5を搭載したキャリッジ
2を印字桁方向に動かしながら印字ヘッド5の内部のワ
イヤにより叩き、インクリボンを介してプラテン3上に
巻装された印字用紙4に上述のワイヤを打ち付けて文字
等の印字を行う。
【0009】キャリッジ2はプラテン3と平行に配置さ
れた駆動軸上を印字桁方向に移動する。印字ヘッド5の
後方に当たる操作者側(図1において下側)には、イン
クリボンカセット7のインクリボン収納部がキャリッジ
2上に搭載されている。
【0010】7bはインクリボンカセット7の先端部を
上下動させる回転中心軸であり、インクリボンカセット
7は回転軸7bを中心に回転可能に支持されている。
【0011】図3はインクリボンの巻取り機構部及びイ
ンクリボンカートリッジ7を上下にシフトさせるリボン
リフト機構部を示す輪列側面展開図である。図1及び図
3によりリボン巻取り機構およびリボンリフト機構の説
明を行う。23はラックギアが歯切りされキャリッジ2
のガイドを兼ねたガイド板、9はガイド板23に噛み合
うように構成された遊星ギヤ、10は遊星ギヤ9を左右
に揺動させるように支持された遊星レバー、13は遊星
ギヤ9に噛み合うリボン伝達ギヤ、11は同様に遊星ギ
ヤ9に噛み合うリボン伝達ギヤ、12はリボン伝達ギヤ
11に噛み合うリボン従動ギヤ、8はインクリボン7a
を巻取るリボン駆動ギヤ及び駆動軸である。キャリッジ
2がX’方向に移動すると遊星ギヤ9は反時計方向(以
下CCWと称する。)に回転する。遊星レバー10はC
CWに回転し遊星ギヤ9はリボン伝達ギヤ13と噛み合
い、このためリボン伝達ギヤ13は時計回転方向(以下
CWと称する。)に回転しリボン駆動ギヤ8をCCWに
回転させる。またキャリッジ2がX方向に移動すると遊
星ギヤ9はCWに回転する。遊星レバー10はCWに回
転し遊星ギヤ9はリボン伝達ギヤ11と噛み合い遊星ギ
ヤ9はCWに回転する。これによりリボン伝達ギヤ11
はCCWに回転する。リボン伝達ギヤ11に連結された
リボン従動ギヤ12はCWに回転しリボン駆動ギヤ8を
CCWに回転させる。よってリボン駆動ギヤ8はキャリ
ッジ2の移動方向によらず常にCCWに回転する。
【0012】次にリボンリフト機構について説明する。
14はリフト伝達ギヤ、15はリフトフリクションギ
ヤ、16はリフト間欠ギヤ、17はリフトレバー18を
上下に摺動させるリフトカムギヤ、19はリフトレバー
18に固定されているホームポジション検出センサー2
5のリボン位置遮閉板、20はリフト間欠ギヤ16を所
定位置に固定させるトリガレバーで回転中心を支点にC
W、あるいはCCW方向に揺動できる、21はトリガレ
バー20にテンション力を与える復帰バネ、35はトリ
ガソレノイドである。
【0013】次に作用について図4、図5、図6に従っ
て説明する。図4は印字中に於ける間欠歯車機構を示す
輪列平面図である。リボン駆動ギヤ8に連結されたリフ
ト伝達ギヤ14はCWに回転しリフトフリクションギヤ
15を常にCCWに回転させる。リフト間欠ギヤ16の
ニュートラル部16eはギヤを形成しておらずリフト伝
達ギヤ14の駆動力を受けない。またリフト間欠ギヤ1
6はトリガレバー20の切り欠き部20aとリフト間欠
ギヤ16の突起部16aに嵌合され印字中は回転しな
い。この状態でリフト伝達ギヤ14に連結されたリフト
フリクションギヤ15はリフト間欠ギヤ16に一定の摩
擦力を及ぼしながら回転している。
【0014】インクリボンカセット7をリフトさせる場
合、図1のようにトリガレバー20を回転自在に固定し
トリガソレノイド35のプランジャー36をトリガレバ
ー20が揺動できるように支持する。このトリガソレノ
イド35への励磁により復帰バネ21の張力に抗してプ
ランジャー36を吸引するように構成されている。ここ
でカラー印字命令が入力されるとトリガソレノイド35
は励磁され、トリガレバー20の切り欠き部20aをリ
フト間欠ギヤ16の突起部16aから外すと同時に、キ
ャリッジ2を動作させることによりリフト間欠ギヤ16
はリフト伝達ギヤ14と噛み合う。図5に示すようにリ
フトフリクションギヤ15はCCWに回転し、皿バネ2
2の荷重により摩擦力を及ぼしリフト間欠ギヤ16をC
CWに回転させる。次にトリガソレノイド35の励磁を
切り、キャリッジ2を所定量移動させるとリフト間欠ギ
ヤ16は1/4回転してリフト間欠ギヤ16の突起部16
bにトリガレバー20の切り欠き部20aが再び入り、
リフト間欠ギヤ16の回転は停止する。図6のようにキ
ャリッジ2を所定量以上移動させても、リフト間欠ギヤ
16の第二のニュートラル部16fとリフト伝達ギヤ1
4とが対向する。それと同時にリフト間欠ギヤ16の突
起部16bがトリガレバー20の切り欠き部20aに落
込みトリガレバー20によりリフト間欠ギヤ16を回転
させることはない。このためリフトカムギヤ17は1/
4回転した所で停止する。図7はリフトカムギア17の
カム部の展開図である。前述の状態でリフトレバー18
は図7のB部で停止しインクリボンカセット7を一段上
げリボンリフトを実行する。この動作を2回行えばリフ
トカムギヤ17は1/2回転し、3回行えば3/4回転
し、4回行えば1回転する。リフトカムギヤ17が1/
4回転する度にリフトレバー18はリフトカムギヤ17
に形成されているカム部をガイドに図7に示すようにA
部,B部,C部,D部まで上昇し、リフトレバー18を
上下動させインクリボンカセット7を4段階にリフトさ
せる。
【0015】本実施例ではリフトカム17の階段状カム
偏位位置によりA部(ブラック)、B部(シアン)、C
部(マゼンダ)、D部(イエロー)としている。リフト
カムギヤ17を何回転させるかは必要とするインクリボ
ン7aの選択色に応じてトリガソレノイド35への通電
回数とキャリッジ2を移動させる信号を送り、所定のカ
ラーインクリボンが選択できるように制御される。
【0016】ここでカラーホーム検出動作について説明
する。プリンタの電源入力時にリボンポジションを検出
しなければならない、そこで本実施例ではリフトレバー
18がリフトカム17のA部(ブラック)位置の状態
で、リフトレバー18に取り付けたリボン位置遮蔽板1
9が図3の実線で示すとうり、最下点にくるように設定
されている。この状態でキャリッジ2をX’の方向に移
動させるとリボン位置遮蔽板19がポジション検出セン
サー25の間隙25aに入り込む。図2はポジション検
出センサー25に対するリボン位置遮蔽板19の位置関
係を示した図である。
【0017】キャリッジ2のホームポジション復帰検出
はキャリッジ2上に形成されている突起部2aがキャリ
ッジ2をX’方向に移動することによりポジション検出
センサー25の間隙25aに入り込むことにより実行さ
れる。
【0018】また本例ではプランジャータイプのトリガ
ソレノイド35を使用した実施例について説明したが、
ソレノイドの種類は例えばオープンタイプのソレノイド
でも使用できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のリボン切り替え装置によれば、駆動ギヤとリフトカム
との間に間欠機構と、間欠ギヤの回転を停止する係脱手
段とを設けたので、リボンリフト専用の駆動源を使用せ
ずにリボン切り替えを実行することができる。このため
装置の小型化、低コスト化を図ることができ、また印字
領域外のキャリッジの移動スペースを必要としないた
め、装置の簡単化、小型化、と、スループットの向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すリボン切り替え装置を示
す概略平面図。
【図2】図1の実施例のカラーホーム位置におけるリフ
トレバーとセンサの位置関係を示す側面図。
【図3】図1の実施例における輪列側面展開図。
【図4】本発明の印字中(待機中)に於ける間欠機構を
示す輪列平面図。
【図5】本発明の間欠機構のトリガ入力状態を示す輪列
平面図。
【図6】本発明の間欠機構の作動を示す輪列平面図。
【図7】本発明のリフトレバーを4段階にシフトするリ
フトカムの展開説明図。
【図8】従来のインクリボン切り替え装置を示す平面
図。
【符号の簡単な説明】
2 キャリッジ 3 プラテン 4 印字用紙 5 印字ヘッド 7 カラーインクリボンカセット 8 リボン駆動ギヤ 9 遊星ギヤ 10 遊星レバー 11 リボン伝達ギヤ 12 リボン従動ギヤ 13 リボン伝達ギヤ 14 リフト伝達ギヤ 15 リフトフリクションギヤ 16 リフト間欠ギヤ 17 リフトカムギヤ 18 リフトレバー 19 リボン位置遮閉板 20 トリガレバー 21 復帰バネ 22 皿バネ 23 ガイド板 25 ポジション検出センサー 28 ベースフレーム 35 トリガソレノイド 36 プランジャー 101 切り替えレバー右 102 切り替えレバー左 103 リフト用カム 104 リフトレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 35/10 B41J 35/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力媒体に沿って往復運動するキャリッジ
    と、該キャリッジに搭載され上下方向の移動が可能なイ
    ンクリボンカセットと、該インクリボンカセットをリフ
    トさせるリフトカムと、前記キャリッジの動きに応じて
    回転するギヤを備え、該ギヤに噛み合わせる歯部及び噛
    み合わないニュートラル部を有する間欠ギヤと、該間欠
    ギヤと同軸上で該間欠ギヤに対して一定の摩擦をもって
    回転可能に軸支されるフリクションギヤと、選択的に前
    記間欠ギヤのニュートラル部と、前記ギヤとが対向する
    状態で、前記間欠ギヤの回転を停止する係脱手段と、前
    記係脱手段を駆動させる機構を備えたことを特徴とす
    る、インクリボン切り替え装置。
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