JPH02182243A - 患者台位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、患者台と、キャリアアームのついたトローリ
ーと、トーブルトップとより成り、該テーブルトップは
トローリーへの移動を可能にするために取外し可能の状
態で患者台に配置されている、医療用の患者台を位置決
め装置に係る。１本発明はまた、上記装置に使用される
患者台。

トローリー、テーブルトップに係る。

上記の種類の装置は、′￥８：国特許明細書ＧＢ　１，
１５６．４１５から知られている。

この特許は、トローリーに緩く設置されたテーブルトッ
プが横方向で患者台と係合するような患者移動位置決め
装置を開示している。このため、テーブルトップは側面
に突出し患者台の２個の溝に適合する２つの案内面より
成る。患者台から取外し可能のテーブルトップから成る
装置は、患者台を利用した医療設備の効率的使用にとっ
て重要である。たとえばＸ線検査の際などにある患者が
別室で準備している時に（この準備とは患者を適当な位
置に保つ支持または固定部材の設置を含む）、伯の患者
が診療検査を受けることができる。

テーブルトップが着脱可能であることは、検査前の準備
中における患者へのアクセスという観点からも好ましい
。

上記種類の患者移動位置決め装置は、テーブルトップの
患者台への係合により患者台に対するトローリーとテー
ブルトップの正確な位置決めが要求されるという欠点が
ある。これは、案内面と溝が、テーブルトップがトロー
リーから離れる前に実質的に平行でなければならないこ
とを意味する。

通常キャスターのついたトローリーを正しい位置に移動
させるのは面倒で時間のかかる作業である。

テーブルトップが診療台に対して厳密に水平でない場合
には、溝と案内面との間に故障が発生しうる。また、テ
ーブルトップとトローリーの間に横方向の動作ができる
ようにするため、テーブルトップがキャリアアーム土を
実質的に摩擦なく滑動することが必要となる。しかしこ
れには、トローリーの移動中においては、テーブルトッ
プがトローリーに対してずれやすくなるという欠点があ
り、厳密に平坦でない床での移動には問題がある。

患者台とトローリーの間でテーブルトップの素早く簡単
な変位が可能で、トローリーの移動中にテーブルトップ
がトローリーから滑り落ちないような患者移動・位置決
め装置を提供することが本発明の目的である。

これの達成のため、本発明による患者移動・位置決め装
置は、患者台の側面が、トローリーをテーブルトップと
平行の方向に変位させることにより、キャリアアームの
案内面に接触させられ、側面は曲面状部を有することを
特徴とする。

本発明による患者移動・位置決め装置の望ましい実施例
は、側面が共通の彎曲中心を有することを特徴とする。

望ましくは円筒形を有する側面が彎曲しているため、ま
ずトローリーの案内面をトローリーと患老台の相ηにつ
いて任意の位置において患者台の側面に接触さゼ、次い
でトローリーをそれが台に隣接する所望の位置にくるま
で側面の彎曲中心点の回りに回転さゼることにより、ト
ローリーは患者台に簡単に配置される。かくて、患者台
にトローリーを係合する前の、テーブルトップと患者台
に対するトローリーの厳密な位置決めに係る問題は回避
される。

本発明による、患者台の高さが調節可能であるような患
当移動位置決め装置の望ましい実施例は、トローリーが
、トローリーを患者台に連結したり、デープルトップを
トローリーに垂直に連結する固定ツメを有することを特
徴とする。この垂直の連結は、テーブルトップを患者台
の上に置き、次いで患者台を垂直方向に変位させること
により、またトローリーに設けられたボタン又はグリッ
プを変位させることにより解除し得る。

テーブルトップを患者台に移すのに適切な位置において
、トローリーを患者台に連結するために、案内面には患
者台の側壁にある四部に適合する固定ツメが設けられて
いる。連結部材が相互に適当に配置されると、固定ツメ
は凹部と係合して、患者台にトローリーを固定する。医
療検査においては患者台が長手方向および／または垂直
方向に変位可能であることが望ましい。テーブルトップ
はトローリーに連結されて移動中にトローリーからはが
れないようになっているので、テーブルトップが患者台
上を長手方向に変位する前に、それがトＯ−リーから外
されていなければならない。テーブルトップが患者台に
移された後は、トローリーは２個のグリップを動かすこ
とにより患者台から外され、トローリーは傍らへ移動さ
れる。テーブルトップは、例えば清掃などのために、患
者台の介在なくしてトローリーから取外し可能でなけれ
ばならないため、トＯ−リーは垂直連結を解除するため
のグリップまたはボタンを有する。このグリップまたは
ボタンは、操作が容易でトローリーと一体化されている
ので使い勝手が良い。

患者台がテーブルトップの長手方向の動作の駆動を有す
る本発明による患者移動・位置決め装置のその他の実施
例は、駆動が滑車およびピストンを有する水圧シリンダ
により構成されることを特徴とする。該ピストンにはシ
リンダの両側面から突出する２本のピストン棒が連結さ
れ、各ピストン棒にはワイヤが案内される滑車が連結さ
れ、テーブルトップの下り側面の凹部に嵌合するツメが
該ワイヤに連結され、該ツメはピストンのストロクと少
なくとも等しいストロークで長手方向に移動し得る。

患者台に対するテーブルトップの長手方向の動作は、た
とえば検査対象の患者が磁界中に配置されるような磁気
共鳴投影などの際に、必要となる。

滑車が組込まれている結果、小さいピストン動作でもテ
ーブルトップの大きな運動範囲が得られる。

テーブルトップは車輪で患者台の上を移動するのが望ま
しい。そのコンパクトな設計により、駆動は患者台下部
に簡単に設置し得る。シリンダのピストンの位置が中央
にあるときはピストンの両側のシリンダ容積は等しいの
で、ピストンは一方のシリンダから他のシリンダへ液体
を移動させることで変位可能となる。その結果、水圧シ
ステムは単純化されてピストン動作幅は簡単に制御可能
となる。ピストンの両側のシリンダ室をたとえば弁によ
り閉路可能な液体ダクトにつなげることにより、水圧シ
ステム故障の際には弁を開けることによってシリンダを
手動で変位させることができる。これは、たとえば、患
者を載せたテーブルトップを磁界中に滑り込ませたり、
患者が適切なアクセスのために磁界の外側に位置させな
ければならない磁気共鳴検査の際に役立つ。

滑車構造より成る水圧駆動はそれ自体、アメリカ合衆国
特許明細書箱２，５２６，８７９号から知られている。

しかし、その明細書では、テーブルトップではなくカセ
ットホルダーが変位するとしている。

カセットホルダーは１本のピストン棒より成るピストン
により変位され、シリンダの水圧システムはより複雑で
あり、非常時においても手動制御はできない。

患者台がリフ１へ装置を有する本発明による患者移動・
位置決め装置の他の実施例は、リフト装置がテーブルト
ップを垂直方向に変位可能であり、この垂直移動中に患
者台に対して及び／または患者台外側の基準点に対して
、テーブルトップを横方向に変位させることはない。

リフト装置の構成は、患者台を、テーブルトップが水平
方向に変位することなく、垂直方向に移動させることを
可能にする。さらに、リフト装置はその最下部でコンパ
クトになっている。リフト装置の側面は左側に上部およ
び上部ピボット、右側に上部および下部ピボットを示し
、右側の２個のピボットの中間には第３の右側ピボット
が位置し、その第３のピボットは実質的に等しい長さの
２本のロッドで上部と下部の右側ピボットに連結されて
おり、左側の上部・下部ピボットは実質的に等しい長さ
の２本のロッドと継ぎ手で連結され、この継ぎ手は横の
ロッドにより第３の右側ピボットに連結されている。伝
導装置、たとえば歯車はリフト装置の左側ピボットの間
の連結ロッドを逆方向に回転させることができ、この回
転が横のロッドを介して、リフト装置の右側ピボットを
相互に連結するロッドに伝えられる。これにより、均等
分布の加圧と強力なリフト動作が得られる。患者台のい
かなる位置においても、歯車部にたとえば弾力性ピンに
よりモーメントを与えることにより、患者台の遊びのな
い搭載が可能になる。

リフト部が歯車部材を使った連結により反対方向に回転
するようなリフト装置はそれ自体、オーストリア特許明
細書第２１４０２３号から知られている。

この特許明細書は、テーブルトップのそのリフト動作と
連携した回転を可能にするリフト機槙を示している。そ
の結果、テーブルトップが傾いた状態でも床に触れるこ
とがない。該特許明細書によると、歯車部材はリフト装
置の２本のロッドの回転方向を連結する役割を果たすの
みであり、たとえば連結ベルトにより交換可能で、歯車
部材の位置はリフト動作中に変化しない。これはなかん
ずく横方向の遊びのない患者台の搭載を可能にする本発
明における歯車部材とは全く異なる。

実施例 本発明による患者移動・位置決めシステムの実施例を以
下図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、支持台４上で長手方向に変位可能な取外しの
できるテーブルトップ３より成る患者台１を示す。この
場合それは磁気共鳴（ＭＲ）装置５に滑り込むことが意
図されている。テーブルトップ３を患者台１からトロー
リー（図示せず）に移すため、トローリーは患者台１に
対して正確に再現し得る位置を占めなければならない。

この目的のため患者台の望ましくは円筒状カーブをっ【
プた側面７はトローリーのキャリアアームのガイド面に
接触させられる。

第２ａ図はトローツ−９を示し、キャリアアーム１３の
案内面１１は彎曲している。テーブルトップ３（この図
には示していない）はキャリアアーム１３に固定されう
る。テーブルトップは移動中にテーブルトップがトロー
リーに対して滑らないように垂直ラッチ１５によりトロ
−ジー９上に保持される。垂直固定ピン１５はグリップ
１９を持ち上げることにより、またはツメ２１に作用す
る患者台の影響で、動かされる。グリップ１９を押し込
むと水平固定ピン１７が引込んで１〜ローリ−がテーブ
ルから離れて移動することができる１゜第２ｂ図は患者
台１に接して位置するトローツ−９の平面図である。患
者台の側面７が曲線状になっているので、案内面を患者
台の第一の側壁７に沿わせるようにし、次いでトローリ
ーを彎曲中心点１２のまわりに回転させて、もう一方の
案内面を第二の側壁に接触させるようにすることにより
、トローリーは簡単に配置できる。キャリアアーム１３
の案内面１１が部分的に彎曲しているため、案内面と側
面との接触領域の固定ツメ１７により、トローリーは患
者台にロックされる。

第３ａ図は、テーブルトップ３の凹部に係合する水平ラ
ッチ手段１７のツメを示す。トローツ−９の案内面１１
を患者台１の側面７に対して配置する際、グリップ１９
が握った状態でなければ、ツメ１７は弾性部材２１の力
に対して、ツメ１７が１−プルトップ３の側面の凹部に
入るまで押しやられる。グリップ１９に握られている場
合には、トローリーの結合が外れるようにアーム２３が
ツメ１７を凹部から引き出す。

第３ｂ図は、グリップ１９が持ち上げられて垂直固定ピ
ン１５を押しやる様子を示す。このピンは可能性のある
材質のものが望ましい。これによりエツジ２７が露出さ
れデープルトップ３は垂直方向に変位可能となる。グリ
ップ１９を使用する代りに、この垂直結合はボタン１８
により結合を外すことができる。

第４図はシリンダ３５中で変位可能なピストン３３を示
す。ピストン３３の両側にはピストン棒３７が連結され
、そこに二つの溝のついた滑車３９が取付けられている
。ワイヤ４１は滑車３９のまわりに案内され、その一端
は緊張ばね部材４３に連結されている。ワイヤ４１には
、患者台１の支持台４の細長いスロット中を変位しテー
ブルトップ３の空洞４７に係合するツメ４５が連結され
る。ピストン３３が変位する場合、車輪３１のついたテ
ーブルトップ３は本実施例においてはピストンのストロ
ークの４倍のスト０−りで長手方向に変位する。ピスト
ンへの圧力は圧力増強もする斤縮機により与えられ、こ
れにより患者台が持ち上げられる。シリンダ室３６ａと
３６ｂは、弁３８が開いているときは液体ダクト３２を
介して連通ずる。弁３８が開いているときはシリンダ室
３６ａからシリンダ室３６ｂへ一定量の液体を移すこと
により、シリンダは手動で変位できる。

第５、図は本発明によるリフト装置の側面を示す。

右側のピボット５１と５３はロッド５２によって第３の
右側のピボット５５に連結される。左側のピボット５７
と５８は２本のロッド５９と歯車６０と６１によって連
結される。たとえば水圧の駆動６３の影響下において、
噛合した歯車部材６０と６１は反対方向に回転し、ピン
ボット５７を上方へ押し上げる。横ロッド６５はピボッ
ト５５に張力を加え、ピボット５１が持ち上がる。

かくて、テーブルトップ上においてリフト力の均等分布
が得られ、リノ］・装置はその最上位置で比較的小さい
空間をとるだけとなる。高さが代わると、テーブル１ヘ
ツプは垂直にのみ変位し、長手方向の動ぎの補償は必要
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は患者台とテーブルトップを示す図、第２ａ図は
本発明によるトローリーの概略図、第２ｂ図は患者台に
結合したトローリーの平面図、 第３ａ図は患者台とトローリーのトローリー結合を示す
図、 第３ｂ図はテーブルトップとトローリーの垂直結合を示
す図、 第４図はテーブルトップを長手方向に変位させるための
駆動手段を示す図、 第５図は患者台用リフト装置を示す図である。 １・・・患者台、３・・・テーブルトップ、４・・・支
持台、５・・・磁気共鳴装置、７・・・側壁、９・・・
トローリ＝１１・・・案内面、１３・・・キャリアアー
ム、１５・・・垂直固定ピン、１７・・・水平固定ピン
、１８・・・ボタン、１９・・・グリップ、２１・・・
ツメ、２７・・・エツジ、３２・・・液体ダクト、３３
・・・ピストン、３５・・・シリンダ、３６ａ、３６ｂ
・・・シリンダ室、３７・・・ピストン棒、３８・・・
弁、３９・・・滑車、４１・・・ワイヤ、４５・・・ツ
メ、４７・・・空洞、５１，５３．５５゜５７．５８・
・・ピボット、５２．５９・・・ロッド、６０．６１・
・・歯車、６３・・・駆動、６５・・・横ロッド。 特許出願人　エヌ・べ−・ノイリップス・フルーイラン
ペンファブリケン

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）患者台と、キャリアアームのついたトローリーと
   、テーブルトップとより成り、該テーブルトップはトロ
   ーリーへの移動を可能にするために取外し可能の状態で
   患者台に配置される医療用の患者台配置決め装置であっ
   て、患者台の側面が、トローリーがテーブルトップと平
   行の方向に変位することにより、キャリアアームの案内
   面に接触され、側面は曲面状部を有することを特徴とす
   る医療用の患者台位置決め装置。
2. （２）側面が共通の彎曲中心点を有することを特徴とす
   る請求項１記載の患者台位置決め装置。
3. （３）患者は高さ調節可能であり、トローリーは、トロ
   ーリーを患者台に連結し、テーブルトップをトローリー
   に垂直に連結する固定ツメを有し、テーブルトップを患
   者台の上に置き、次いで患者台を垂直方向に変位させる
   ことにより、またトローリーに設けられたボタン又はグ
   リップを変位させることにより上記垂直の連結を解除し
   得ることを特徴とする請求項１または２のいずれか一項
   記載の装置。
4. （４）患者台がテーブルトップの長手方向の動きのため
   の駆動を有し、該駆動は滑車およびピストンを有する水
   圧シリンダにより構成され、該ピストンにはシリンダの
   両側面から突出する２本のピストン棒が連結され、各ピ
   ストン棒にはワイヤが案内される滑車が連結され、テー
   ブルトップの下方側面の凹部に嵌合するツメが該ワイヤ
   に連結され、該ツメはピストンのストロークと少なくと
   も等しいストロークで長手方向に移動し得ることを特徴
   とする請求項１、２、３のうちいずれか一項記載の装置
   。
5. （５）ピストンの両側のシリンダ室が閉塞可能なダクト
   を介して連通することを特徴とする請求項４記載の装置
   。
6. （６）患者台がリフト装置を有し、垂直移動中に患者台
   に対して及び／または患者台外の基準点に対して、テー
   ブルトップを横方向に変位させることなくリフト装置は
   テーブルトップを垂直方向に変位可能であることを特徴
   とする請求項１乃至５のうちいずれか一項記載の装置。
7. （７）リフト装置の側面は左側に上部およびピボット、
   右側に上部およびピボットを示し、右側の２個のピボッ
   トの中間には第３の右側ピボットが位置し、その第３の
   ピボットは実質的に同じ長さの２本のロッドで上部と下
   部の右側ピボットに連結されており、左側の上部・下部
   ピボットは実質的に長さの等しい２本のロッドと継ぎ手
   で連結され、この継ぎ手は横のロッドにより第３の右側
   ピボットに連結されていることを特徴とする請求項６記
   載の装置。
8. （８）継ぎ手は２つの係合する歯車部材を有し、該歯車
   部材の彎曲中心は横のロッドの一端にしつかりと連結さ
   れたロッドにより相互に連結されることを特徴とする請
   求項７記載の装置。
9. （９）請求項１乃至８のうちいずれか一項記載の装置に
   使用される患者台。
10. （１０）請求項１、２、３のうちいずれか一項記載の装
    置に使用されるトローリー。
11. （１１）請求項１、２、３のうちいずれか一項記載の装
    置に使用されるテーブルトップ。