JPH0218154B2 - - Google Patents
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- JPH0218154B2 JPH0218154B2 JP56173354A JP17335481A JPH0218154B2 JP H0218154 B2 JPH0218154 B2 JP H0218154B2 JP 56173354 A JP56173354 A JP 56173354A JP 17335481 A JP17335481 A JP 17335481A JP H0218154 B2 JPH0218154 B2 JP H0218154B2
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- JP
- Japan
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- floss
- scraping
- casing
- scraping plate
- raking
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- 241000628997 Flos Species 0.000 claims description 35
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 25
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 23
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/24—Treatment of water, waste water, or sewage by flotation
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、下水又はし尿等の廃水を加圧浮上方
式によつて処理する装置の構成要素である浮上濃
縮槽に集積されるフロスを掻上げる装置の改良に
関する。
式によつて処理する装置の構成要素である浮上濃
縮槽に集積されるフロスを掻上げる装置の改良に
関する。
第1図は加圧浮上方式による従来の浮上濃縮槽
である。浮上濃縮槽aに送入された加圧汚泥bは
濃縮層c、圧密層d、浮上層e、分離層fに大別
され、固液の分離濃縮が行なわれる。従来はスク
レーバーgによつてフロス(froth)を掻上げて
いたが、矢印h方向に進行する掻板iの進行側に
蓄積したフロスがその重量によつて矢印j方向に
沈下し、掻板iの下端をくぐり抜けて流動し、下
方の層を撹乱する欠点があつた。
である。浮上濃縮槽aに送入された加圧汚泥bは
濃縮層c、圧密層d、浮上層e、分離層fに大別
され、固液の分離濃縮が行なわれる。従来はスク
レーバーgによつてフロス(froth)を掻上げて
いたが、矢印h方向に進行する掻板iの進行側に
蓄積したフロスがその重量によつて矢印j方向に
沈下し、掻板iの下端をくぐり抜けて流動し、下
方の層を撹乱する欠点があつた。
本発明は、上記の欠点を解消し、フロスを全く
乱すことなく掻上げる装置を提供することを目的
とする。
乱すことなく掻上げる装置を提供することを目的
とする。
以下本発明の実施例について図面を参照しつつ
説明する。第2図において、外壁1および2によ
つて浮上濃縮槽3が形成され、外壁1と内壁4と
の間に狭い側溝5が、外壁2と内壁6との間に狭
い側溝7がそれぞれ形成される。外壁1の上部に
レール8が、外壁2の上部にレール9がそれぞれ
敷設される。
説明する。第2図において、外壁1および2によ
つて浮上濃縮槽3が形成され、外壁1と内壁4と
の間に狭い側溝5が、外壁2と内壁6との間に狭
い側溝7がそれぞれ形成される。外壁1の上部に
レール8が、外壁2の上部にレール9がそれぞれ
敷設される。
10はレール8および9に沿つて移動自在の移
動台で、後に詳述するフロス掻上機構20,12
0及びコンベヤ30を装備している。
動台で、後に詳述するフロス掻上機構20,12
0及びコンベヤ30を装備している。
第3図はフロス掻上機構20及びコンベヤ30
の拡大部分図を示す。移動台10のフレーム11
に掻上板用駆動源12とコンベヤ用駆動源13を
設置する。フロス掻上機構20の主要な構成要素
はスウイベル機構S、掻上板22、テールロツド
23、掻上板22に円運動を与える機構である。
スウイベル機構Sはテールロツド23を摺動自在
かつ揺動自在に支承することができるものであれ
ばよく、第4A図はその1例を示す。スウイベル
金具24にはテールロツド23を嵌挿する穴24
aと1対の短軸24b,24bが形成されてい
る。移動台10のフレーム11に1対の支持部1
1a,11aを取付け、各支持部11aによつて
短軸24bを回動自在に支承する。第4B図は他
の実施例を示し、スウイベル金具124はテール
ロツド23を嵌挿する穴124aと球面124b
とを有する。フレーム11に設けられた支持部1
11aには球面座111bが形成され、球面座1
11bによつてスウイベル金具124を支承する
と、テールロツド23は穴124a内を摺動する
ことができると共に、球面支持により三次元方向
に揺動自在である。第4C図はさらに他の実施例
を示し、フレーム11に設けられた支持部211
aに断面円弧状部分を有する穴211bを形成
し、この穴211bによつてテールロツド23を
支承すると、テールロツド23は摺動できると共
に三次元方向に揺動することができる。
の拡大部分図を示す。移動台10のフレーム11
に掻上板用駆動源12とコンベヤ用駆動源13を
設置する。フロス掻上機構20の主要な構成要素
はスウイベル機構S、掻上板22、テールロツド
23、掻上板22に円運動を与える機構である。
スウイベル機構Sはテールロツド23を摺動自在
かつ揺動自在に支承することができるものであれ
ばよく、第4A図はその1例を示す。スウイベル
金具24にはテールロツド23を嵌挿する穴24
aと1対の短軸24b,24bが形成されてい
る。移動台10のフレーム11に1対の支持部1
1a,11aを取付け、各支持部11aによつて
短軸24bを回動自在に支承する。第4B図は他
の実施例を示し、スウイベル金具124はテール
ロツド23を嵌挿する穴124aと球面124b
とを有する。フレーム11に設けられた支持部1
11aには球面座111bが形成され、球面座1
11bによつてスウイベル金具124を支承する
と、テールロツド23は穴124a内を摺動する
ことができると共に、球面支持により三次元方向
に揺動自在である。第4C図はさらに他の実施例
を示し、フレーム11に設けられた支持部211
aに断面円弧状部分を有する穴211bを形成
し、この穴211bによつてテールロツド23を
支承すると、テールロツド23は摺動できると共
に三次元方向に揺動することができる。
掻上板22は細長い平板状で、その端部に細長
い棒状部22aが形成されている。この棒状部2
2aに円運動を与える機構が連結される。円運動
を与える機構の1例を第3図について説明する
と、クランク盤21が移動台10に回転自在に支
持され、クランク盤21は掻上板用駆動源12に
より伝動装置12a、例えばチエーン伝動装置、
を介して駆動される。クランク盤21の中心Oか
ら半径R(第6A図)の円周上にクランクピン2
1aを設ける。クランクピン21aは棒状部22
aの端部22b(第5図)に対して軸受の役目を
なしており、クランク盤21が回転するときに棒
状部22aを回動自在に支持する。テールロツド
23の下端は棒状部22aに固定されている。掻
上板22の下縁22cには液洩れ防止用のゴム片
を設けるのが好適である。また掻上板22を棒状
部22aよりも上方へ延長して設けることもあり
得る。
い棒状部22aが形成されている。この棒状部2
2aに円運動を与える機構が連結される。円運動
を与える機構の1例を第3図について説明する
と、クランク盤21が移動台10に回転自在に支
持され、クランク盤21は掻上板用駆動源12に
より伝動装置12a、例えばチエーン伝動装置、
を介して駆動される。クランク盤21の中心Oか
ら半径R(第6A図)の円周上にクランクピン2
1aを設ける。クランクピン21aは棒状部22
aの端部22b(第5図)に対して軸受の役目を
なしており、クランク盤21が回転するときに棒
状部22aを回動自在に支持する。テールロツド
23の下端は棒状部22aに固定されている。掻
上板22の下縁22cには液洩れ防止用のゴム片
を設けるのが好適である。また掻上板22を棒状
部22aよりも上方へ延長して設けることもあり
得る。
以上、第3図について述べたが、第2図に示す
ように、移動台10の右端部においてもフロス掻
上機構の駆動機構が対称的に設けられている。移
動台10の右端部に設けられるスウイベル機構は
左端部のスウイベル機構Sと同一構造であり、棒
状部22aの左右両側はそれぞれクランクピンに
回動自在に支持されている。チエーン12aによ
つて駆動されるスプロケツト25(第3図)と、
移動台10の右端に設けられた同じ構造のスプロ
ケツト25とを1本の同期軸25aで連結し、移
動台10の左右両端部のクランク盤21,21の
回転がシンクロナイズされるように構成される。
ように、移動台10の右端部においてもフロス掻
上機構の駆動機構が対称的に設けられている。移
動台10の右端部に設けられるスウイベル機構は
左端部のスウイベル機構Sと同一構造であり、棒
状部22aの左右両側はそれぞれクランクピンに
回動自在に支持されている。チエーン12aによ
つて駆動されるスプロケツト25(第3図)と、
移動台10の右端に設けられた同じ構造のスプロ
ケツト25とを1本の同期軸25aで連結し、移
動台10の左右両端部のクランク盤21,21の
回転がシンクロナイズされるように構成される。
掻上盤22の運動を第6A図〜第6D図に示
す。第6A図はXO線を基線とするθ=0゜の場合
で、第6B図、第6C図、第6D図はそれぞれθ
=90゜、180゜、270゜の場合である。第6B図に1サ
イクルの掻上板の下縁22cの運動軌跡曲線E1,
E2を示す。掻上運動は第6B図のβの範囲で行
なわれ、戻り行程はαで行なわれ、β>αである
から早戻り運動となり、掻上力を要する掻上行程
はトルクの大きい緩速運動となり、無負荷の戻り
行程は低トルク・高速となり合理的である。
す。第6A図はXO線を基線とするθ=0゜の場合
で、第6B図、第6C図、第6D図はそれぞれθ
=90゜、180゜、270゜の場合である。第6B図に1サ
イクルの掻上板の下縁22cの運動軌跡曲線E1,
E2を示す。掻上運動は第6B図のβの範囲で行
なわれ、戻り行程はαで行なわれ、β>αである
から早戻り運動となり、掻上力を要する掻上行程
はトルクの大きい緩速運動となり、無負荷の戻り
行程は低トルク・高速となり合理的である。
次にコンベヤ30について説明する。コンベヤ
30の1例としてスクリユーコンベヤを第3図に
示す。移動台10のフレーム11の下面にケーシ
ング31が固定され、ケーシング31に案内部3
1aが形成される。案内部31aは掻上板22の
下縁22cの運動軌跡曲線E1,E2(第6B図)の
下方部分に合致する輪郭を有し、掻上板22によ
つて掻上げられたフロスをケーシング31内へ案
内するのに役立つ。ケーシング31の内部に移送
体32、例えば回転らせん翼が設けられ、らせん
翼32の軸32aはスクリユーコンベヤ用駆動源
13によつて回転され、ケーシング31内へ集め
られたフロスはらせん翼32によつてケーシング
31の端部(矢印n及びn′方向)へ移送される。
本実施例においてらせん翼は軸32aの右半部と
左半部で角度が逆に形成してあるので、フロスを
それぞれ内壁4と内壁6へ移送することができ
る。フロスを一方向へのみ移送するように改変す
ることもできる。さらに他の変型では、軸を中央
で2分割し、同形のらせん翼を形成した2本の軸
を互に逆方向に回転することによつて、フロスを
左右両方向へ移送することができる。
30の1例としてスクリユーコンベヤを第3図に
示す。移動台10のフレーム11の下面にケーシ
ング31が固定され、ケーシング31に案内部3
1aが形成される。案内部31aは掻上板22の
下縁22cの運動軌跡曲線E1,E2(第6B図)の
下方部分に合致する輪郭を有し、掻上板22によ
つて掻上げられたフロスをケーシング31内へ案
内するのに役立つ。ケーシング31の内部に移送
体32、例えば回転らせん翼が設けられ、らせん
翼32の軸32aはスクリユーコンベヤ用駆動源
13によつて回転され、ケーシング31内へ集め
られたフロスはらせん翼32によつてケーシング
31の端部(矢印n及びn′方向)へ移送される。
本実施例においてらせん翼は軸32aの右半部と
左半部で角度が逆に形成してあるので、フロスを
それぞれ内壁4と内壁6へ移送することができ
る。フロスを一方向へのみ移送するように改変す
ることもできる。さらに他の変型では、軸を中央
で2分割し、同形のらせん翼を形成した2本の軸
を互に逆方向に回転することによつて、フロスを
左右両方向へ移送することができる。
他の実施例として、ケーシング31の両端にそ
れぞれ高濃度ポンプを設け、このポンプによつて
フロスを外部に排出することもできる。
れぞれ高濃度ポンプを設け、このポンプによつて
フロスを外部に排出することもできる。
次に移動台10に設けられている高さ調整機構
について説明する(第5図)。移動台10の両端
に箱状部40,40を形成し、箱状部40にシリ
ンダ41を固設する。48はプランジヤである。
について説明する(第5図)。移動台10の両端
に箱状部40,40を形成し、箱状部40にシリ
ンダ41を固設する。48はプランジヤである。
50は箱状部40を支持する支持部材で、車輪
51に装架されている。移動台10の左右に設け
られている車輪51,51は車輪軸52によつて
連結されており、車輪軸52は支持部材50に設
けられた駆動装置53によりチエーン53aを介
して駆動される。支持部材50に支承部54が設
けられ、プランジヤ48の下端を支承する。箱状
部40に車輪軸52が貫通する細長孔44を穿設
する。
51に装架されている。移動台10の左右に設け
られている車輪51,51は車輪軸52によつて
連結されており、車輪軸52は支持部材50に設
けられた駆動装置53によりチエーン53aを介
して駆動される。支持部材50に支承部54が設
けられ、プランジヤ48の下端を支承する。箱状
部40に車輪軸52が貫通する細長孔44を穿設
する。
シリンダ41に圧液を送ると箱状部40は上昇
し、したがつて移動台10全体が上昇する。
し、したがつて移動台10全体が上昇する。
第7図は移動台の高さ調整機構の他の実施例で
ある。レール8上を走行する車輪151,151
に支持部材150を装架する。支持部材150に
は取付片150a,150bを設ける。移動台1
10の一端に取付片110aを設け、ピン155
によつて取付片150aに枢着する。移動台11
0の他端にはシリンダ141を揺動自在に設け、
ピストンロツド142の下端はピン156により
取付片150bに枢着する。移動台110とケー
シング131とは一体的に結合されているので、
ピストンを作動させると移動台110はピン15
5を中心にして傾斜する。()は下方位置、
()は上昇位置を示す。移動台110が位置
()を占めるときにはケーシング131はフロ
ス層の表面Lより上方の位置()を占める。
ある。レール8上を走行する車輪151,151
に支持部材150を装架する。支持部材150に
は取付片150a,150bを設ける。移動台1
10の一端に取付片110aを設け、ピン155
によつて取付片150aに枢着する。移動台11
0の他端にはシリンダ141を揺動自在に設け、
ピストンロツド142の下端はピン156により
取付片150bに枢着する。移動台110とケー
シング131とは一体的に結合されているので、
ピストンを作動させると移動台110はピン15
5を中心にして傾斜する。()は下方位置、
()は上昇位置を示す。移動台110が位置
()を占めるときにはケーシング131はフロ
ス層の表面Lより上方の位置()を占める。
本発明装置の作用は次のとおりである。第3図
において、移動台10が矢印pの方向に移動して
いるとしよう。ケーシング31の案内部31aは
フロスの表面下Dの深さに位置している。クラン
ク盤21が矢印l方向に回転すると掻上板22は
矢印m方向に移動し、フロスをケーシング31内
へ掻上げる。
において、移動台10が矢印pの方向に移動して
いるとしよう。ケーシング31の案内部31aは
フロスの表面下Dの深さに位置している。クラン
ク盤21が矢印l方向に回転すると掻上板22は
矢印m方向に移動し、フロスをケーシング31内
へ掻上げる。
ケーシング31内へ掻上げられたフロスはらせ
ん翼32によつて矢印n方向へ移送され、端部に
至つて側溝5へ排出される。第2図の実施例で
は、軸32aの右半部と左半部でらせん翼32,
32′の角度が互に逆方向に形成されているので、
右半分の軸32a′はらせん翼32′によりフロス
を矢印n′方向へ移送する。
ん翼32によつて矢印n方向へ移送され、端部に
至つて側溝5へ排出される。第2図の実施例で
は、軸32aの右半部と左半部でらせん翼32,
32′の角度が互に逆方向に形成されているので、
右半分の軸32a′はらせん翼32′によりフロス
を矢印n′方向へ移送する。
移動台10が終端位置に達すると、シリンダ4
1が作動し、プランジヤ48が伸長して移動台1
0全体を上昇させる。そうするとコンベヤ30し
たがつて案内部31aはフロスの表面Lより上方
に引き上げられ、移動台10は逆方向へ走行を開
始する。再び終端位置に到達すると、シリンダ4
1が作動して移動台10全体を下降させ、案内部
31aは再び深さDの位置を占める。続いて、移
動台10は矢印p方向へ走行を開始し、フロスを
掻き上げる。
1が作動し、プランジヤ48が伸長して移動台1
0全体を上昇させる。そうするとコンベヤ30し
たがつて案内部31aはフロスの表面Lより上方
に引き上げられ、移動台10は逆方向へ走行を開
始する。再び終端位置に到達すると、シリンダ4
1が作動して移動台10全体を下降させ、案内部
31aは再び深さDの位置を占める。続いて、移
動台10は矢印p方向へ走行を開始し、フロスを
掻き上げる。
第7図の実施例では、ケーシングの案内部13
1aが位置()に維持されて終端に到達し、シ
リンダ141の作動により案内部131aは位置
()に沈み、矢印p方向へ走行を開始しようと
しているところを示している。
1aが位置()に維持されて終端に到達し、シ
リンダ141の作動により案内部131aは位置
()に沈み、矢印p方向へ走行を開始しようと
しているところを示している。
第8図はフロス掻上機構の他の実施例である。
フロス掻上機構120は掻上板122、リンク
R1及びR2から成る。リンクR1の一端は掻上板1
22に連結され、中心O1の周りに円運動を行な
う。リンクR2は掻上板122の上端に連結され、
中心O2の周りに角度γの範囲で揺動運動を行な
う。掻上板122の下縁122cは運動軌跡曲線
E1,E2を描く。リンクR1の回転運動に応じて、
掻上板122の下縁122cは角度βの範囲にお
いて掻上行程を、角度αの範囲において戻り行程
を描き、β>αであるから戻り行程は早戻り運動
となる。リンクR1を掻上板122に連結する位
置及びリンクR1とR2の長さの比を適宜変更する
ことにより所望の形の軌跡曲線E1,E2を得るこ
とができる。さらに他の実施例として、リンク
R1及びR2をテールロツドに枢動自在に連結し、
テールロツドの下端に掻上板を固着する構成に変
更しうることはもちろんである。
フロス掻上機構120は掻上板122、リンク
R1及びR2から成る。リンクR1の一端は掻上板1
22に連結され、中心O1の周りに円運動を行な
う。リンクR2は掻上板122の上端に連結され、
中心O2の周りに角度γの範囲で揺動運動を行な
う。掻上板122の下縁122cは運動軌跡曲線
E1,E2を描く。リンクR1の回転運動に応じて、
掻上板122の下縁122cは角度βの範囲にお
いて掻上行程を、角度αの範囲において戻り行程
を描き、β>αであるから戻り行程は早戻り運動
となる。リンクR1を掻上板122に連結する位
置及びリンクR1とR2の長さの比を適宜変更する
ことにより所望の形の軌跡曲線E1,E2を得るこ
とができる。さらに他の実施例として、リンク
R1及びR2をテールロツドに枢動自在に連結し、
テールロツドの下端に掻上板を固着する構成に変
更しうることはもちろんである。
本発明装置の効果は次のとおりである。
ケーシングの案内部31a,131aがフロ
スをすくうと掻上板22,122の下縁22
c,122cがフロスを掻上げてケーシング3
1,131内へ送り込むので、あたかもヨーグ
ルトをスプーンで静かにすくうが如く、フロス
を全く乱すことがない。また案内部31a,1
31aは掻上板22,122の下縁22c,1
22cの運動軌跡曲線E1,E2の下方部分E1に
合致する輪郭に形成してあるので効果的な掻上
げを行なうことができる。
スをすくうと掻上板22,122の下縁22
c,122cがフロスを掻上げてケーシング3
1,131内へ送り込むので、あたかもヨーグ
ルトをスプーンで静かにすくうが如く、フロス
を全く乱すことがない。また案内部31a,1
31aは掻上板22,122の下縁22c,1
22cの運動軌跡曲線E1,E2の下方部分E1に
合致する輪郭に形成してあるので効果的な掻上
げを行なうことができる。
スウイベル機構を採用したことにより、掻上
板22の下縁22cが、掻上行程はトルクの大
きい緩速運動を行ない、無負荷の戻り行程は早
戻り運動を行なうので、合理的である。リンク
R1により掻上板122に回転運動を与え、掻
上板122の上端を揺動運動するリンクR2で
拘束する構成の場合にも同様の効果を奏する。
板22の下縁22cが、掻上行程はトルクの大
きい緩速運動を行ない、無負荷の戻り行程は早
戻り運動を行なうので、合理的である。リンク
R1により掻上板122に回転運動を与え、掻
上板122の上端を揺動運動するリンクR2で
拘束する構成の場合にも同様の効果を奏する。
第1図は従来のフロス掻上装置、第2図は本発
明に係るフロス掻上装置の全体的斜視図、第3図
は第2図の拡大部分図、第4A図・第4B図・第
4C図はそれぞれスウイベル機構の各種実施例の
断面図、第5図は移動台の端部の断面図、第6A
図・第6B図・第6C図・第6D図は掻上板の運
動を示す説明図、第7図は他の実施例の説明図、
第8図は掻上機構の他の実施例の説明図である。 3……浮上濃縮槽、5,7……側溝、8,9…
…レール、10……移動台、11……フレーム、
11a……支持部、12……掻上板用駆動源、1
3……コンベヤ用駆動源、20……フロス掻上機
構、21……クランク盤、22……掻上板、22
c……掻上板の下縁、23……テールロツド、2
4……スウイベル金具、30……コンベヤ、31
……ケーシング、31a……ケーシングの案内
部、32……移送体、32a……移送体の軸、4
0……箱状部、41……シリンダ、48……プラ
ンジヤ、50……支持部材、51……車輪、52
……車輪軸、120……フロス掻上機構、122
……掻上板、122c……掻上板の下縁、S……
スウイベル機構、E1,E2……掻上板下縁の軌跡
曲線、L……フロスの表面、R1,R2……リンク。
明に係るフロス掻上装置の全体的斜視図、第3図
は第2図の拡大部分図、第4A図・第4B図・第
4C図はそれぞれスウイベル機構の各種実施例の
断面図、第5図は移動台の端部の断面図、第6A
図・第6B図・第6C図・第6D図は掻上板の運
動を示す説明図、第7図は他の実施例の説明図、
第8図は掻上機構の他の実施例の説明図である。 3……浮上濃縮槽、5,7……側溝、8,9…
…レール、10……移動台、11……フレーム、
11a……支持部、12……掻上板用駆動源、1
3……コンベヤ用駆動源、20……フロス掻上機
構、21……クランク盤、22……掻上板、22
c……掻上板の下縁、23……テールロツド、2
4……スウイベル金具、30……コンベヤ、31
……ケーシング、31a……ケーシングの案内
部、32……移送体、32a……移送体の軸、4
0……箱状部、41……シリンダ、48……プラ
ンジヤ、50……支持部材、51……車輪、52
……車輪軸、120……フロス掻上機構、122
……掻上板、122c……掻上板の下縁、S……
スウイベル機構、E1,E2……掻上板下縁の軌跡
曲線、L……フロスの表面、R1,R2……リンク。
Claims (1)
- 1 掻上板22,122の下縁22c,122c
が、掻上行程においてはフロスの表面Lより下方
の位置で緩速運動を、戻り行程においてはフロス
の表面Lより上方の位置で早戻り運動を行うよう
に、掻上板22,122を作動するリンクR1,
R2又はスウイベル機構Sからなるフロス掻上機
構20,120を、浮上濃縮槽3に沿つて走行す
る移動台10,110に設け、移動台10,11
0にコンベヤ30のケーシング31,131を固
定し、ケーシング31,131に掻上板22,1
22の下縁22c,122cの運動軌跡曲線E1
に合致する輪郭を有する案内部31a,131a
を形成し、ケーシング31,131の内部に移送
体32を設けたことを特徴とするフロス掻上装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173354A JPS5874180A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | フロス掻上装置 |
KR1019820004242A KR840001520A (ko) | 1981-10-28 | 1982-09-20 | 프로스(froth)를 긁어 올리는 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56173354A JPS5874180A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | フロス掻上装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5874180A JPS5874180A (ja) | 1983-05-04 |
JPH0218154B2 true JPH0218154B2 (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=15958850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56173354A Granted JPS5874180A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | フロス掻上装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5874180A (ja) |
KR (1) | KR840001520A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7258788B2 (en) | 2004-03-12 | 2007-08-21 | Noram Engineering And Constructors Ltd. | Circular clarifier apparatus and method |
FI123404B (fi) * | 2008-08-04 | 2013-03-28 | Insinoeoeritoimisto Oy Ricson Ab | Lietteenpoistolaitteisto |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP56173354A patent/JPS5874180A/ja active Granted
-
1982
- 1982-09-20 KR KR1019820004242A patent/KR840001520A/ko unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5874180A (ja) | 1983-05-04 |
KR840001520A (ko) | 1984-05-07 |
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