JPH1057519A - 水中歩行装置 - Google Patents
水中歩行装置Info
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- JPH1057519A JPH1057519A JP8241347A JP24134796A JPH1057519A JP H1057519 A JPH1057519 A JP H1057519A JP 8241347 A JP8241347 A JP 8241347A JP 24134796 A JP24134796 A JP 24134796A JP H1057519 A JPH1057519 A JP H1057519A
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- Japan
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- walking
- underwater
- endless belt
- belt member
- walking device
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- Pending
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B22/00—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements
- A63B22/02—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements with movable endless bands, e.g. treadmills
- A63B22/0235—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements with movable endless bands, e.g. treadmills driven by a motor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B22/00—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements
- A63B22/0015—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements with an adjustable movement path of the support elements
- A63B22/0023—Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements with an adjustable movement path of the support elements the inclination of the main axis of the movement path being adjustable, e.g. the inclination of an endless band
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2225/00—Miscellaneous features of sport apparatus, devices or equipment
- A63B2225/60—Apparatus used in water
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の状態に応じて負荷や下肢の屈曲角度
を容易に変化させて効果的なトレーニングを可能とする
水中歩行装置を提供する。 【解決手段】 水中歩行装置1は、無端ベルト部材20
が周回駆動される歩行コンベア機構10が、その後端部
で前後方向に揺動可能、且つ、前端部が昇降機構30に
よって昇降可能に支持されて水槽2内に配設され、昇降
機構30の上昇駆動によって後端部を中心に揺動して前
端部が上向きの所定角度に傾斜し、歩行面の前後位置に
よってその水深が異なるように構成されている。
を容易に変化させて効果的なトレーニングを可能とする
水中歩行装置を提供する。 【解決手段】 水中歩行装置1は、無端ベルト部材20
が周回駆動される歩行コンベア機構10が、その後端部
で前後方向に揺動可能、且つ、前端部が昇降機構30に
よって昇降可能に支持されて水槽2内に配設され、昇降
機構30の上昇駆動によって後端部を中心に揺動して前
端部が上向きの所定角度に傾斜し、歩行面の前後位置に
よってその水深が異なるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定幅の無端ベル
ト部材が周回駆動されるように構成された歩行コンベア
機構が水中に配設されて成り、下半身のリハビリテーシ
ョン等に用いられる水中歩行装置に関する。
ト部材が周回駆動されるように構成された歩行コンベア
機構が水中に配設されて成り、下半身のリハビリテーシ
ョン等に用いられる水中歩行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手術後の萎えた下肢の強化トレーニング
や下半身の骨折後のリハビリテーションに利用される機
器に、水中で歩行訓練を行う水中歩行装置がある。
や下半身の骨折後のリハビリテーションに利用される機
器に、水中で歩行訓練を行う水中歩行装置がある。
【0003】水中歩行装置は、所定間隔で配設された二
軸間に所定幅の無端ベルト部材が掛け渡されると共に駆
動手段によって周回駆動されるように構成された歩行コ
ンベア機構が、その周回軌道を水平としてプールや専用
水槽内の所定深さの水中に設置されて構成される。
軸間に所定幅の無端ベルト部材が掛け渡されると共に駆
動手段によって周回駆動されるように構成された歩行コ
ンベア機構が、その周回軌道を水平としてプールや専用
水槽内の所定深さの水中に設置されて構成される。
【0004】このような水中歩行装置によれば、水中に
おける浮力の作用によって下肢に作用する荷重を軽減し
た状態で歩行訓練を行うことができ、関節に負担をかけ
ることなく筋力トレーニングが行える。
おける浮力の作用によって下肢に作用する荷重を軽減し
た状態で歩行訓練を行うことができ、関節に負担をかけ
ることなく筋力トレーニングが行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水中歩行装置は一定の水深中で歩行トレーニングを行う
ものであって、負荷は常時一定で変更することはでき
ず、また、水平に配設されるものであるために下肢の屈
曲角度も変わらず、トレーニングの内容が限られるれる
ものであった。
水中歩行装置は一定の水深中で歩行トレーニングを行う
ものであって、負荷は常時一定で変更することはでき
ず、また、水平に配設されるものであるために下肢の屈
曲角度も変わらず、トレーニングの内容が限られるれる
ものであった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、使用者の状態に応じて負荷や下肢の
屈曲角度を変化させて効果的なトレーニングを可能とす
る水中歩行装置を提供することを目的とする。
れたものであって、使用者の状態に応じて負荷や下肢の
屈曲角度を変化させて効果的なトレーニングを可能とす
る水中歩行装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る水中歩行装置は、所定幅の無端ベルト部材が所
定間隔で配設された二軸間に掛け回されると共に駆動手
段によって周回駆動されるように構成された歩行コンベ
ア機構が、昇降機構に支持されて水中に配設され、前記
昇降機構の昇降駆動によってその歩行面の水深を可変に
構成されていることを特徴とする。
明に係る水中歩行装置は、所定幅の無端ベルト部材が所
定間隔で配設された二軸間に掛け回されると共に駆動手
段によって周回駆動されるように構成された歩行コンベ
ア機構が、昇降機構に支持されて水中に配設され、前記
昇降機構の昇降駆動によってその歩行面の水深を可変に
構成されていることを特徴とする。
【0008】また、所定幅の無端ベルト部材が所定間隔
で配設された二軸間に掛け回されると共に駆動手段によ
って周回駆動されるように構成された歩行コンベア機構
が、水中に設置されて成る水中歩行装置において、前記
歩行コンベア機構は、その後部を支点として前端部が上
下方向に揺動可能として支持されると共に、前端部を昇
降する昇降機構を備え、前記昇降機構による前記前端部
の上昇駆動によって前記後端部を中心に揺動して前記前
端部が上向きの所定角度に傾斜し、歩行面の前後位置に
よってその水深が異なるように構成されていることを特
徴とする。
で配設された二軸間に掛け回されると共に駆動手段によ
って周回駆動されるように構成された歩行コンベア機構
が、水中に設置されて成る水中歩行装置において、前記
歩行コンベア機構は、その後部を支点として前端部が上
下方向に揺動可能として支持されると共に、前端部を昇
降する昇降機構を備え、前記昇降機構による前記前端部
の上昇駆動によって前記後端部を中心に揺動して前記前
端部が上向きの所定角度に傾斜し、歩行面の前後位置に
よってその水深が異なるように構成されていることを特
徴とする。
【0009】また、上記構成に加え、上記無端ベルト部
材の上面には、所定角度で後方側が高くなる所定幅のス
テップが連続的に形成されて構成されていることを特徴
とする。
材の上面には、所定角度で後方側が高くなる所定幅のス
テップが連続的に形成されて構成されていることを特徴
とする。
【0010】更に、上記無端ベルト部材は、単位板部材
がその周方向に連結されて構成されると共に、隣接する
複数の前記単位板部材が上記一つのステップを形成する
ように構成されていることを特徴とする。
がその周方向に連結されて構成されると共に、隣接する
複数の前記単位板部材が上記一つのステップを形成する
ように構成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る水中歩行装
置の一実施形態の側面図,図2はその一部断面背面図で
ある。
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る水中歩行装
置の一実施形態の側面図,図2はその一部断面背面図で
ある。
【0012】図示水中歩行装置1は、周回駆動される所
定幅の無端ベルト部材20を備える歩行コンベア装置1
0が、水槽2の底面2Aに設けられて構成されている。
尚、図2は、歩行コンベア装置10を図中想像線で示す
ように専用の水槽2内に予め配設した専用の構成のもの
を示すが、歩行コンベア装置10を可搬式として一般の
汎用プールに着脱可能に配設するように構成しても良い
ものである。
定幅の無端ベルト部材20を備える歩行コンベア装置1
0が、水槽2の底面2Aに設けられて構成されている。
尚、図2は、歩行コンベア装置10を図中想像線で示す
ように専用の水槽2内に予め配設した専用の構成のもの
を示すが、歩行コンベア装置10を可搬式として一般の
汎用プールに着脱可能に配設するように構成しても良い
ものである。
【0013】歩行コンベア装置10は、図3に無端ベル
ト部材20を除いた状態の平面図を示すフレーム11の
前後両端にそれぞれ回転自在に設けられた軸(前方軸1
2,後方軸13)の間に、図4(A)に側面図を示す無
端ベルト部材20が掛け回されて構成されている。そし
て、その後方軸13の両端が水槽2の底面2Aに固定さ
れたブラケット3に回転自在に支持されると共に、フレ
ーム11の前端が水槽2の底面2Aに昇降機構30を介
して支持され、この昇降機構30の駆動によって後方軸
13を中心として上方に揺動し、図1中想像線で示すよ
うに前上がりの傾斜状態となるようになっている。尚、
図1中40は手すりである。
ト部材20を除いた状態の平面図を示すフレーム11の
前後両端にそれぞれ回転自在に設けられた軸(前方軸1
2,後方軸13)の間に、図4(A)に側面図を示す無
端ベルト部材20が掛け回されて構成されている。そし
て、その後方軸13の両端が水槽2の底面2Aに固定さ
れたブラケット3に回転自在に支持されると共に、フレ
ーム11の前端が水槽2の底面2Aに昇降機構30を介
して支持され、この昇降機構30の駆動によって後方軸
13を中心として上方に揺動し、図1中想像線で示すよ
うに前上がりの傾斜状態となるようになっている。尚、
図1中40は手すりである。
【0014】フレーム11は、前述の如く梯子状であっ
て、後述する無端ベルト部材20(単位板部材21)の
支持突起21Bとそれぞれ対応する上面部位に支持板1
1Aが前後に延設配置され、前後両端にはそれぞれその
幅方向に軸(前方軸12,後方軸13)が回転自在に設
けられると共に、前方端には昇降機構30と連結する支
持ブラケット14が設けられている。
て、後述する無端ベルト部材20(単位板部材21)の
支持突起21Bとそれぞれ対応する上面部位に支持板1
1Aが前後に延設配置され、前後両端にはそれぞれその
幅方向に軸(前方軸12,後方軸13)が回転自在に設
けられると共に、前方端には昇降機構30と連結する支
持ブラケット14が設けられている。
【0015】前方軸12及び後方軸13には、それぞれ
両端に支持ローラー15とスプロケット16が固定され
ており、支持ローラー15は、所定幅且つ所定径であっ
て無端ベルト部材20(単位板部材21)の両側の支持
突起21Bとそれぞれ対応する(即ちフレーム11の支
持板11Aと対応する)位置に設けられ、スプロケット
16は、所定径で肉薄の円盤状であって図5に示すよう
に周縁に係合凹部16Aが無端ベルト部材20の単位板
部材21の連結ピッチと等しい間隔で形成され、支持ロ
ーラー15の外側に隣接して設けられている。
両端に支持ローラー15とスプロケット16が固定され
ており、支持ローラー15は、所定幅且つ所定径であっ
て無端ベルト部材20(単位板部材21)の両側の支持
突起21Bとそれぞれ対応する(即ちフレーム11の支
持板11Aと対応する)位置に設けられ、スプロケット
16は、所定径で肉薄の円盤状であって図5に示すよう
に周縁に係合凹部16Aが無端ベルト部材20の単位板
部材21の連結ピッチと等しい間隔で形成され、支持ロ
ーラー15の外側に隣接して設けられている。
【0016】後方軸13は、図2に示すように、その一
方の軸端がユニバーサルジョイントを介した連結軸17
で駆動手段としての速度可変のモーター18に結合され
ており、このモーター18によって回転駆動されるよう
になっている。
方の軸端がユニバーサルジョイントを介した連結軸17
で駆動手段としての速度可変のモーター18に結合され
ており、このモーター18によって回転駆動されるよう
になっている。
【0017】連結軸17は水槽2の側壁を水密的に貫通
し、モーター18は水槽の外側に設けられている。尚、
モーターを水没させずに後方軸13を回転駆動する機構
としては、水槽の水面より上側に配設したモーターと後
方軸13とをベルトを介して連係させて構成しても良
い。
し、モーター18は水槽の外側に設けられている。尚、
モーターを水没させずに後方軸13を回転駆動する機構
としては、水槽の水面より上側に配設したモーターと後
方軸13とをベルトを介して連係させて構成しても良
い。
【0018】支持ブラケット14は、昇降機構30の側
面図である図7に示すように、断面形状が逆L字状であ
って、その下端でフレーム11の前端下面に枢着軸19
で揺動可能に枢着され、前側の平坦部14Aに昇降機構
30が結合されるようになっている。
面図である図7に示すように、断面形状が逆L字状であ
って、その下端でフレーム11の前端下面に枢着軸19
で揺動可能に枢着され、前側の平坦部14Aに昇降機構
30が結合されるようになっている。
【0019】無端ベルト部材20は、図4(A)に示す
ように、所定幅の単位板部材21が複数、それぞれその
両端でリンク部材23によって連結され、全体として無
端の円環状に構成されている。
ように、所定幅の単位板部材21が複数、それぞれその
両端でリンク部材23によって連結され、全体として無
端の円環状に構成されている。
【0020】単位板部材21には、図4(A)のA−A
断面図である(B)に示すように、長手方向両端の下面
側に側板21Aが形成されると共に、下面の中央及び両
端近傍の三カ所に支持突起21Bが突設されており、こ
れら側板21A及び支持突起21Bに連結軸22が貫通
配置されると共に、この連結軸22の側板21Aより突
出する軸端部が隣接する単位板部材の連結軸22の軸端
部とリンク部材23で連結されることによって、相互に
屈曲自在に連結されている。また、その上面は、隣接す
る複数(本構成例は三個)の単位板部材21によって所
定幅のステップ20Aを形成するようになっている。
断面図である(B)に示すように、長手方向両端の下面
側に側板21Aが形成されると共に、下面の中央及び両
端近傍の三カ所に支持突起21Bが突設されており、こ
れら側板21A及び支持突起21Bに連結軸22が貫通
配置されると共に、この連結軸22の側板21Aより突
出する軸端部が隣接する単位板部材の連結軸22の軸端
部とリンク部材23で連結されることによって、相互に
屈曲自在に連結されている。また、その上面は、隣接す
る複数(本構成例は三個)の単位板部材21によって所
定幅のステップ20Aを形成するようになっている。
【0021】ステップ20Aは、単位板部材21が水平
に配列している状態ではその上面が所定角度で後方側が
高くなるように形成され、これによって、歩行コンベア
装置10が水平状態では山形に突出した状態を呈し、歩
行コンベア装置10がその前端を上側として揺動すると
その上面が水平に近くなって階段状となるようになって
いるものである。尚、上面の角度は、歩行コンベア装置
10の最大揺動角度より所定量小さく設定されている。
に配列している状態ではその上面が所定角度で後方側が
高くなるように形成され、これによって、歩行コンベア
装置10が水平状態では山形に突出した状態を呈し、歩
行コンベア装置10がその前端を上側として揺動すると
その上面が水平に近くなって階段状となるようになって
いるものである。尚、上面の角度は、歩行コンベア装置
10の最大揺動角度より所定量小さく設定されている。
【0022】上記のごとき構成の無端ベルト部材20
は、隣接する三個の単位板部材21によって一つのステ
ップ20Aを形成するため、平坦部ではステップ20A
が連続するが、個々の単位板部材21はそれぞれ独立し
て相対的に角度変化して屈曲することができるため小さ
な半径で屈曲でき、その結果、ステップ20Aの大きさ
(幅)に拘わらず歩行ベルト装置10を小さく(厚さを
薄く)構成することが可能となるものである。
は、隣接する三個の単位板部材21によって一つのステ
ップ20Aを形成するため、平坦部ではステップ20A
が連続するが、個々の単位板部材21はそれぞれ独立し
て相対的に角度変化して屈曲することができるため小さ
な半径で屈曲でき、その結果、ステップ20Aの大きさ
(幅)に拘わらず歩行ベルト装置10を小さく(厚さを
薄く)構成することが可能となるものである。
【0023】無端ベルト部材20は、フレーム11の二
軸12,13間に掛け渡され、単位板部材21の両側の
突起21Bがフレーム11の支持板11A及び軸12,
13に設けられた支持ローラー15と対応すると共に、
連結軸22が軸12,13に設けられたスプロケット1
6の係合凹部16Aに係合している。これにより、モー
ター18による後方軸13の回転駆動によって、図1中
時計回りに周回駆動されるようになっている。
軸12,13間に掛け渡され、単位板部材21の両側の
突起21Bがフレーム11の支持板11A及び軸12,
13に設けられた支持ローラー15と対応すると共に、
連結軸22が軸12,13に設けられたスプロケット1
6の係合凹部16Aに係合している。これにより、モー
ター18による後方軸13の回転駆動によって、図1中
時計回りに周回駆動されるようになっている。
【0024】昇降機構30は、図3のB矢視図である図
6及び当該部位の側面図である図7に示すように、水槽
底面2Aに固定されたベース31に前後方向に揺動可能
に連結支持された下部ブラケット32と、フレーム11
に設けられた支持ブラケット14に固定された上部ブラ
ケット33とに、それぞれ一対のリンクアーム(上部リ
ンクアーム34,下部リンクアーム35)が枢着される
と共に、これらリンクアーム34,35同士がその先端
で枢着軸部材36,37で枢着されて、全体として菱形
状に配設され、一方の枢着軸部材36に回転自在且つ軸
方向には移動不能に設けられた操作ネジ軸38が、他方
の枢着軸部材37に形成された雌ねじと螺合して構成さ
れている。このような構成では、操作ネジ軸38をハン
ドル39で回転操作することにより、枢着軸部材36,
37の間隔が変化してリンクアーム34,35が図6中
実線で示すように水平に近い状態から図中想像線で示す
ように立ち上がり、フレーム11(歩行コンベア機構1
0)の前端部を昇降操作することができる。尚、昇降機
構は本構成に限るものではなく、例えば、水槽底面2A
に下端で前後方向に揺動可能に設けられたネジ軸が、フ
レームに回転可能に設けられた雌ねじと螺合し、この雌
ねじを回転駆動することでフレーム(歩行コンベア機
構)の前端部を昇降駆動するように構成する等、適宜変
更可能なものである。
6及び当該部位の側面図である図7に示すように、水槽
底面2Aに固定されたベース31に前後方向に揺動可能
に連結支持された下部ブラケット32と、フレーム11
に設けられた支持ブラケット14に固定された上部ブラ
ケット33とに、それぞれ一対のリンクアーム(上部リ
ンクアーム34,下部リンクアーム35)が枢着される
と共に、これらリンクアーム34,35同士がその先端
で枢着軸部材36,37で枢着されて、全体として菱形
状に配設され、一方の枢着軸部材36に回転自在且つ軸
方向には移動不能に設けられた操作ネジ軸38が、他方
の枢着軸部材37に形成された雌ねじと螺合して構成さ
れている。このような構成では、操作ネジ軸38をハン
ドル39で回転操作することにより、枢着軸部材36,
37の間隔が変化してリンクアーム34,35が図6中
実線で示すように水平に近い状態から図中想像線で示す
ように立ち上がり、フレーム11(歩行コンベア機構1
0)の前端部を昇降操作することができる。尚、昇降機
構は本構成に限るものではなく、例えば、水槽底面2A
に下端で前後方向に揺動可能に設けられたネジ軸が、フ
レームに回転可能に設けられた雌ねじと螺合し、この雌
ねじを回転駆動することでフレーム(歩行コンベア機
構)の前端部を昇降駆動するように構成する等、適宜変
更可能なものである。
【0025】而して、上記のごとく構成された水中歩行
装置1は、その歩行コンベア機構10の無端ベルト部材
20がモーター19によって可変速で周回駆動され、使
用者はその歩行コンベア機構20上で無端ベルト部材2
0の周回につれて歩行トレーニングを行う。この時、水
槽2内の水による浮力が使用者に作用するために下肢に
かかる負担が軽減された状態で歩行トレーニングが行え
る。
装置1は、その歩行コンベア機構10の無端ベルト部材
20がモーター19によって可変速で周回駆動され、使
用者はその歩行コンベア機構20上で無端ベルト部材2
0の周回につれて歩行トレーニングを行う。この時、水
槽2内の水による浮力が使用者に作用するために下肢に
かかる負担が軽減された状態で歩行トレーニングが行え
る。
【0026】ここで、昇降機構30を駆動して歩行コン
ベア機構20の前方端側を上昇させて所定角度に傾斜さ
せることにより、使用者の状態に応じた内容の歩行トレ
ーニングを行うことができる。即ち、歩行コンベア機構
20を所定角度に傾斜させることにより、歩行コンベア
機構20が水平な状態に比較してその分だけ膝を高く持
ち上げなければならず、股関節及び膝関節のより大きな
角度での屈曲を要するようになる。また、歩行コンベア
機構10の前側と後側とでは水深が異なるため、歩行コ
ンベア機構10の前後位置によって使用者に作用する浮
力が変化し、前方ほど浮力の作用が少なくなって下肢に
かかる負荷が大きくなる。従って、歩行運動する前後方
向の位置を適宜変更することによって下肢にかかる負荷
を調整しつつ歩行トレーニングを行うことができるもの
である。
ベア機構20の前方端側を上昇させて所定角度に傾斜さ
せることにより、使用者の状態に応じた内容の歩行トレ
ーニングを行うことができる。即ち、歩行コンベア機構
20を所定角度に傾斜させることにより、歩行コンベア
機構20が水平な状態に比較してその分だけ膝を高く持
ち上げなければならず、股関節及び膝関節のより大きな
角度での屈曲を要するようになる。また、歩行コンベア
機構10の前側と後側とでは水深が異なるため、歩行コ
ンベア機構10の前後位置によって使用者に作用する浮
力が変化し、前方ほど浮力の作用が少なくなって下肢に
かかる負荷が大きくなる。従って、歩行運動する前後方
向の位置を適宜変更することによって下肢にかかる負荷
を調整しつつ歩行トレーニングを行うことができるもの
である。
【0027】このように歩行コンベア機構10を傾斜さ
せた状態では、その無端ベルト部材20の表面に構成さ
れるステップ20Aの上面が水平に近くなり、足首に無
理な屈曲を要すること無く歩行トレーニングを行える。
また、このステップ20は、歩行コンベア装置10が水
平の状態では山形に突出するために足裏を刺激する効果
も奏するものである。
せた状態では、その無端ベルト部材20の表面に構成さ
れるステップ20Aの上面が水平に近くなり、足首に無
理な屈曲を要すること無く歩行トレーニングを行える。
また、このステップ20は、歩行コンベア装置10が水
平の状態では山形に突出するために足裏を刺激する効果
も奏するものである。
【0028】つまり、本構成の歩行コンベア機構10
は、無端ベルト部材20の周回速度,歩行コンベア機構
10の傾斜角度及び使用者の立つ前後方向の位置の三要
素の組み合わせによって、様々な条件下で効果的なトレ
ーニングを行うことができるものである。加えて、本歩
行コンベア機構10を流水プール内に設置すれば、流水
抵抗の作用によって更に多様な条件を設定できるもので
ある。
は、無端ベルト部材20の周回速度,歩行コンベア機構
10の傾斜角度及び使用者の立つ前後方向の位置の三要
素の組み合わせによって、様々な条件下で効果的なトレ
ーニングを行うことができるものである。加えて、本歩
行コンベア機構10を流水プール内に設置すれば、流水
抵抗の作用によって更に多様な条件を設定できるもので
ある。
【0029】尚、上記構成例は、歩行コンベア機構10
は後部を支点として前端が昇降して傾斜角度が変化して
部位によって水深が異なる(前側ほど水深が浅くなる)
ように構成されたものであるが、浮力を変化させて使用
者の下肢にかかる負荷を変化させるという観点からは、
歩行コンベア機構10を平行なまま昇降するように構成
しても同様の効果を得流ことができるものである。
は後部を支点として前端が昇降して傾斜角度が変化して
部位によって水深が異なる(前側ほど水深が浅くなる)
ように構成されたものであるが、浮力を変化させて使用
者の下肢にかかる負荷を変化させるという観点からは、
歩行コンベア機構10を平行なまま昇降するように構成
しても同様の効果を得流ことができるものである。
【0030】また、単位板部材21の上面がステップ2
0Aを構成するように一体形成されているものである
が、上面の突起部位をネジ止め等によって取り外し可能
に形成しても良く、そうすることによって交換して歩行
コンベア機構10の傾斜角度に対応した形状とすること
が可能となり、より使い勝手が向上する。
0Aを構成するように一体形成されているものである
が、上面の突起部位をネジ止め等によって取り外し可能
に形成しても良く、そうすることによって交換して歩行
コンベア機構10の傾斜角度に対応した形状とすること
が可能となり、より使い勝手が向上する。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明に係る水中
歩行装置によれば、歩行コンベア機構が昇降機構によっ
て昇降可能に設けられることにより、水深を変化させる
ことで使用者に作用する浮力を変化させることができ、
下肢にかかる負荷を調整して歩行トレーニングを行うこ
とができる。
歩行装置によれば、歩行コンベア機構が昇降機構によっ
て昇降可能に設けられることにより、水深を変化させる
ことで使用者に作用する浮力を変化させることができ、
下肢にかかる負荷を調整して歩行トレーニングを行うこ
とができる。
【0032】また、歩行コンベア機構が昇降機構によっ
て前端が上向きの所定角度に傾斜するように構成されて
いることにより、歩行コンベア機構が水平な状態に比較
して股関節及び膝関節のより大きな角度での屈曲を要す
るために屈伸運動範囲を増大させることができると共
に、歩行コンベア機構の前側では後側に対して水深が浅
くなるため歩行コンベア機構の前後方向の位置に応じて
使用者に作用する浮力が変化し、前後方向の位置を適宜
変更することによって下肢にかかる負荷を調整しつつ歩
行トレーニングを行うことができる。
て前端が上向きの所定角度に傾斜するように構成されて
いることにより、歩行コンベア機構が水平な状態に比較
して股関節及び膝関節のより大きな角度での屈曲を要す
るために屈伸運動範囲を増大させることができると共
に、歩行コンベア機構の前側では後側に対して水深が浅
くなるため歩行コンベア機構の前後方向の位置に応じて
使用者に作用する浮力が変化し、前後方向の位置を適宜
変更することによって下肢にかかる負荷を調整しつつ歩
行トレーニングを行うことができる。
【0033】また、無端ベルト部材の上面に所定角度で
後方側が高くなる所定幅のステップが連続的に形成され
て構成されていることにより、歩行コンベア機構を傾斜
させた際にステップが水平に近くなって階段状を呈し、
足首に無理な屈曲を要すること無く歩行トレーニングを
行うことができる。
後方側が高くなる所定幅のステップが連続的に形成され
て構成されていることにより、歩行コンベア機構を傾斜
させた際にステップが水平に近くなって階段状を呈し、
足首に無理な屈曲を要すること無く歩行トレーニングを
行うことができる。
【0034】また、無端ベルト部材は、単位板部材がそ
の周方向に連結されて構成されると共に、隣接する複数
の単位板部材が一つのステップを形成するように構成さ
れていることにより、無端ベルト部材の屈曲半径を小さ
くすることができ、装置全体を小型に構成できるもので
ある。
の周方向に連結されて構成されると共に、隣接する複数
の単位板部材が一つのステップを形成するように構成さ
れていることにより、無端ベルト部材の屈曲半径を小さ
くすることができ、装置全体を小型に構成できるもので
ある。
【図1】本発明に係る水中歩行装置の一実施形態の側面
図である。
図である。
【図2】その一部断面背面図である。
【図3】無端ベルト部材を除いたフレームの平面図であ
る。
る。
【図4】(A)は無端ベルト部材の側面図,(B)はそ
のA−A断面図である。
のA−A断面図である。
【図5】スプロケットの平面図である。
【図6】昇降機構を示す図1のB矢視図である。
【図7】図6の側面図である。
1 水中歩行装置 10 歩行コンベア機構 12 前方軸(軸) 13 後方軸(軸) 18 モーター(駆動手段) 20 無端ベルト部材 20A ステップ 21 単位板部材 30 昇降機構
Claims (4)
- 【請求項1】 所定幅の無端ベルト部材が所定間隔で配
設された二軸間に掛け回されると共に駆動手段によって
周回駆動されるように構成された歩行コンベア機構が、
昇降機構に支持されて水中に配設され、前記昇降機構の
昇降駆動によってその歩行面の水深を可変に構成されて
いることを特徴とする水中歩行装置。 - 【請求項2】 所定幅の無端ベルト部材が所定間隔で配
設された二軸間に掛け回されると共に駆動手段によって
周回駆動されるように構成された歩行コンベア機構が、
水中に設置されて成る水中歩行装置において、 前記歩行コンベア機構は、その後部を支点として前端部
が上下方向に揺動可能として支持されると共に、前端部
を昇降する昇降機構を備え、前記昇降機構による前記前
端部の上昇駆動によって前記後部を中心に揺動して前記
前端部が上向きの所定角度に傾斜し、歩行面の前後位置
によってその水深が異なるように構成されていることを
特徴とする水中歩行装置。 - 【請求項3】 上記無端ベルト部材の上面には、所定角
度で後方側が高くなる所定幅のステップが連続的に形成
されて構成されていることを特徴とする請求項2に記載
の水中歩行装置。 - 【請求項4】 上記無端ベルト部材は、単位板部材がそ
の周方向に連結されて構成されると共に、隣接する複数
の前記単位板部材が上記一つのステップを形成するよう
に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の水
中歩行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8241347A JPH1057519A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 水中歩行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8241347A JPH1057519A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 水中歩行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057519A true JPH1057519A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=17072953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8241347A Pending JPH1057519A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 水中歩行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1057519A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319118A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Tadashi Murahira | 動物用運動装置 |
JP2010035455A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Tokyo Menitsukusu:Kk | ペット用リハビリ装置 |
CN103212187A (zh) * | 2013-04-13 | 2013-07-24 | 河北工业大学 | 一种多模式下肢康复训练平台 |
CN110711347A (zh) * | 2019-09-20 | 2020-01-21 | 嘉兴职业技术学院 | 水下健身装置 |
GB2589939A (en) * | 2020-04-30 | 2021-06-16 | Syspal Holdings Ltd | Hydrotherapy apparatus |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8241347A patent/JPH1057519A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319118A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Tadashi Murahira | 動物用運動装置 |
JP2010035455A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Tokyo Menitsukusu:Kk | ペット用リハビリ装置 |
CN103212187A (zh) * | 2013-04-13 | 2013-07-24 | 河北工业大学 | 一种多模式下肢康复训练平台 |
CN110711347A (zh) * | 2019-09-20 | 2020-01-21 | 嘉兴职业技术学院 | 水下健身装置 |
GB2589939A (en) * | 2020-04-30 | 2021-06-16 | Syspal Holdings Ltd | Hydrotherapy apparatus |
EP3912462A3 (en) * | 2020-04-30 | 2022-03-09 | Syspal Holdings Limited | Hydrotherapy apparatus |
GB2589939B (en) * | 2020-04-30 | 2022-07-13 | Syspal Holdings Ltd | Hydrotherapy apparatus |
US12017111B2 (en) | 2020-04-30 | 2024-06-25 | Syspal Holdings Limited | Hydrotherapy apparatus conveyer raising and lowering |
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