JPH02181129A - 撮影機能付感光材料包装ユニット - Google Patents

撮影機能付感光材料包装ユニット

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JPH02181129A
JPH02181129A JP25889A JP25889A JPH02181129A JP H02181129 A JPH02181129 A JP H02181129A JP 25889 A JP25889 A JP 25889A JP 25889 A JP25889 A JP 25889A JP H02181129 A JPH02181129 A JP H02181129A
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JP
Japan
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photosensitive material
light
mirror
lens
layer
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Pending
Application number
JP25889A
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English (en)
Inventor
Keisuke Shiba
柴 恵輔
Seiichi Taguchi
田口 誠一
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、望遠撮影可能な使い捨てタイプの撮影機能イ
]感光材料包装ユニットに関する。
〔従来の技術〕
従来の使い捨てタイプの撮影機能付感光材料包装ユニッ
トは、焦点距離が20ないし35mm程度の固定焦点単
玉レンズを備え、例えば110mmサイズや135mm
サイズのカラーフィルムを収容し、小型に構成されてい
るにもかかわらず広角撮影、標準撮影が可能である。
更に、撮影機能付感光材料包装ユニットの普及に伴い、
望遠撮影も可能な撮影機能付感光材料包装ユニットが要
望されている。
[発明が解決しようとする課題] 撮影機能付感光材料包装ユニットにより望遠撮影を可能
にするには、焦点距離が長い単玉レンズを用いればよい
が、レンズから感光材料までの距離を長く必要とするの
で装置が大型化してしまう。
また、2枚以上のレンズ構成による望遠撮影機構は、包
装ユニットの構成が複雑になり、生産コストが高く使い
捨て方式には実用し難い。また、反射ミラーを用いずに
、蛇腹や繰り出し機構を用いて望遠撮影機構を構成する
こともできるが、包装ユニントの小型化や撮影の簡便化
には不利である。
しかも、」−記構酸により結像距離(レンズと結像面と
の距離)を長くすると、包装ユニント内の撮影開口部が
狭いので、フレアが増大するという問題がある。更に、
画角が狭く焦点深度が浅いので、許容されるシャープな
画像を得るには、高感度で鮮鋭度に優れた感光材料か要
求される。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解消することにあ
り、簡略かつ小型な構成で望遠撮影を行うことができ、
フレアがなくシャープで階言周のデイテールが再現され
た画像を得ることのできる撮影機能(=J感光材材料装
ユニットを提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段および作用〕本発明に係る
上記目的は、撮影機能を備えた包装ユニノI・本体内に
感光材料を収容した撮影機能付感光材料包装ユニットに
おいて、焦点距離50mm〜150mmの単玉レンズか
らなる結像レンズと、該結像レンズからの入射光を感光
材料へ反射する少なくとも1つのミラーと、感光材料か
ら異なる距離の反射光路外に位置し、前記ミラーにより
反射された光路の少なくとも一部に先端が近接し、前記
ミラーに対向する面が黒色である複数の遮光枠とを設け
た撮影機能付感光材料包装ユニットによって達成される
すなわち、レンズからの入射光を少なくとも1つのミラ
ーにより感光+A料へ反射することにより、ユニント内
の狭い撮影部においても結像距離を長くとることができ
、焦点距離の長いレンズを用いても装置の構成が簡略で
あり小型になる。また、フレア光は複数の遮光枠の黒色
面に反射あるいは吸収されるので、フレアのない鮮鋭な
画像を得ることができる。
本発明に用いる感光材料は、Is○感度が320以上で
あり、かつMTF値が5〜10ザイクル/ mmの範囲
において1.0以上であることが好ましい。
本発明の撮影機能付感光材料包装ユニットは、レンズ、
絞り及びツヤツク−装置、必要により閃光発光による補
助照明機能を備えたケースに、シート状の感光材料又は
ロール状に巻回した感光+A料を直接収容するか、ある
いは予め容器に収納した」二記シート状又はロール状感
光材料をケースに収納してなる包装ユニントである。そ
して、好ましくはこの包装ユニントは、防湿紙、プラス
チンク部材、アルミニウム箔のラミネートシートなどに
より外装される。
本発明の第1の特徴は、従来使用していた焦点距離が1
0〜35mmの単玉レンズより焦点距離が長い、焦点距
離か35〜150 mm、特に好ましくは75〜135
mmの固定焦点レンズを備えていることにある。そして
、少なくとも1つのミラーにより光軸を屈折させること
により、限られたスペス内でも長い結像距離か得られる
ようになり、包WユニノI・の小型化に有利である。
本発明の第2の特徴はミラーに反射された光路に先端か
近接し、この光路外に位置する少なくとも1つの遮光枠
(遮光片を含む)を設けたことにある。この遮光枠は、
ミラーと対向する面が黒色であり、光路内に突出しない
限り高く形成される。
そして、画角をはずれた外光や、遮光枠又は遮光片で反
射した光が感光材料の感光面に入射するのを防止する。
遮光枠は包装ユニシト組立時に光路外に設kJられ、組
み立ては容易である。この遮光枠を設けることにより、
フレア率を3%以下に抑えることができる。
本発明に用いることのできる補助照明機能は、例えば特
願昭61−227904号明細書や特願昭61−273
549号明細書に記載されている。
本発明による遮光枠を設けた撮影機能付感光材料包装ユ
ニットによれば、鮮鋭な画像を得ることができる。
〔実施態様] 以下、添付図面を参照して本発明の実施態様を説明する
第1図は本発明の実施態様であるカラー写真フィルムを
収容したレンズ何フイルムユニントの断面図である。
撮影レンズ63は、本体部20の前カバー21の前面上
部に、左右方向の中央からはずれて位置して設りられる
。本体部20内には第1ミラー36及び第2ミラー35
が設し」られ、撮影レンズ63から入射した光の光軸6
3aを7字状に屈折してフィルム88へ反射する。撮影
開口部80は分光反射率が015%以下の黒色の壁面部
材82と、ミラー35.36と、フィルム88により画
成され、その胴回りは15〜22cmである。
第2図は複数の遮光枠101を備えた遮光部材1、00
の斜視図である。
各遮光枠101は画像光路の」三方以外を囲む形状であ
り、少なくとも第2ミラー35と対向する面が黒色であ
り、フィルム8Bに近づくに従って高さが順次低くなっ
ている。そして、複数の遮光枠101は一体に形成され
遮光部材100を構成する。この遮光部材+00は、撮
影開口部80の第2ミラー35とフィルム8Bとの間に
設けられ、画像光路からはずれた外光、各壁面部材82
からの反射光を吸収することにより、フィルム88の感
光面への入射を阻止する。
第1図において、フィルム巻き上げ機構及びシャッタ機
構等を組み込んだ本体部20は前カバ21及び後カバー
22によって包み込まれるようになる。後カバー22ば
、本体部20及び前カバ21の所要部で超音波接合され
、容易に分M目−ることができないようになっている。
第3図はレンズ付フィルムユニットの斜視図である。
撮影レンズ63はファインダ対物開口13とほぼ同じ高
さ位置に配置されている。そして、撮影レンズ63の光
軸63aは、第1ミラー36及び第2ミラー35により
7字形に折りたたまれた後、本体部20の支持面30と
後カバー22の支持面32との間で保持され、撮影開口
部80の背後に位置決めされている露光位置のフィルム
88に達する。撮影レンズ63を通った被写体からの光
束は広がりながらフィルム88に達するので第1ミラー
36は第2ミラー35よりも小サイズでよい。
また、これらのミラー36.35を同じ(頃斜角θで傾
けることによって、撮影レンズ63に水平に入射した光
軸63aをフィルム88に水平に入射さセることかでき
る。
絞り筒43は撮影レンズ63の開口径を制限し、また遮
光板44は斜入光が暗箱内て迷光となって写真画像のコ
ンI・ラストを下げることを防いでいる。また、ミラー
36.35のホルダユニット34.37の内部には、撮
影光路を画定するための庇状の遮光片90.91が設け
られている。
上記構成のレンズイ」フィルムユニットの作用は以下の
通りである。
使用者はまずフィルム巻き上げ用のノブ16を回動操作
し、フィルム88の初期送りが行われる。
このフィルム送りに連動して、フィルムパーフォレーシ
ョンに係合してスプロケフトが回転し、これにまりカウ
ンタ板が回転する。そして、フィルムカウンタ窓14に
は撮影可能なコマ数、例えば「24」が表示される。ま
た、この時点でノブ16には巻き止めがかかり、それ以
上のフィルム送りは禁止される。
続いてファインダ接眼開口を覗いてフレーミングを行う
。ファインダ光軸は撮影レンズ63の光軸63aと平行
で、しかもほぼ同し高さ位置で接近した位置にあるため
、近距離にある被写体に対してもパララックスはほとん
ど生じることがない。
シャッタボタン15を押すと、例えば「1/125」秒
でシャック羽m、58が開閉して撮影が行われる。そし
て、シャッタ羽根58が開放する間に、撮影レンズ63
を通ってきた被写体光束は、第1ミラー36及び第2ミ
ラー35で反射された後にフィルム88に結像され、露
光が行われる。
こうしてシャック羽根58が開閉すると巻き上げ用ノブ
16の巻き止めが解除され、フィルムの巻き上げが許容
される。そして、ノブ16を回動動作することによって
、露光済のフィルム88はパトローネに巻き込まれて行
く。そして、フィルムロールからは未露光のフィルムが
引き出され、露光位置まで送られてくる。このフィルム
送りに従動してスプロケッI・が回転し、フィルム送り
量が丁度1コマ分になると、再びノブ16に巻き止めが
かかってフィルム送りが終了する。なお、このフィルム
送りの間にカウンタ板14が1目盛分移動する。スプロ
ケットは、フィルム1コマ送りにより1回転するが、こ
のスプロケットの回転に連動してシャッタ駆動レバーが
チャージ位置に移動し、次回の撮影準備が完了する。
上記のように、このレンズ付フィルムユニットでは、2
枚のミラー36.35によって撮影レンズ63以降の光
軸63aをフィルム面及びフィルムの送り方向の両者に
垂直な面内で7字形に折り曲げ、しかも第2ミラー35
を撮影レンズ63の直下に配置したので、ユニンl〜本
体20をコンバク1−にまとめながら、撮影レンズ63
以降の光路長を延長することができ、望遠型のレンズ付
フィルムユニットが得られる。
また、撮影開口部80に遮光片90.91及び遮光枠1
01を設けたので、撮影レンズ63から入射した光によ
るフレアやゴーストなどの、撮影光束以外の不要な光が
感光面に達することを防止できる。遮光枠101は、好
ましくは光路を遮らない限り光路の全周囲に先端が近接
して設けられるが、少なくとも一部に近接して設けても
有効である。
本発明に用いられる感光材料は、好ましくはISO感度
が320以上であり、かつMTF値が5〜10ザイクル
/ mmの範囲において1.0以上である。画角が狭く
また焦点深度が浅いので、F値を8以上、好ましくは1
1〜16に絞りこむことがよく、そのためにはISO感
度が320以」二、好ましくは400〜1600、MT
F値が5〜10ザイクル/mmの範囲において1.0以
上、好ましくは11以」二であるとよい。また、フレア
率を許容される値5%以下にした効果は、引き伸ばし倍
率が2〜8倍でプリントされた写真における5〜10ザ
イクル/m+nにおける解像度が高いときに顕著に発現
する。
本発明の包装ユニノ1〜に、500〜650nmの可視
波長域に対する極大感度波長におりる感光面の分光反射
率が0.36以下、好ましくは025以下、特に好まし
くは0.21以下である黒白感光材料又はカラー感光材
料を収納することにより、そのフレア率を3%以下に低
減することができる。
本発明に用いる黒白感光材料は、ISO感度が320以
上の撮影感光+イ料、特に特開昭63−60445号公
報、特願昭63−182674号、同63 1.826
75号、同61211443号明細書に記載された感光
材料が有効である。
次に、本発明に用いられるカラー感光材料について説明
する。
本発明に用いることのできるカラー感光材料は、支持体
上に青感色性層、緑感色性層、赤感色性層のハロゲン化
銀乳剤層の少なくとも1層が設けられていればよく、ハ
ロゲン化銀乳剤層および非感光性層の層数および層順に
特に制限はない。典型的な例としては、支持体」二に、
実質的に感色性は同しであるが感光度の異なる複数のハ
ロゲン化銀乳剤層から成る感光性層を少なくとも1つ有
するハロゲン化銀写真感光材料であり、該感光性層は青
色光、緑色光、および赤色光の何れかに感色性を有する
単位感光性層であり、多層ハロゲン化銀カラー写真感光
材料においては、一般に単位感光性層の配列が、支持体
側から順に赤感色性層、緑感色性層、青感色性層の順に
設置される。しかし、目的に応じて」二記設置順が逆で
あっても、また同一感色性層中に異なる感光性層が挟ま
れたような設置順をもとりえる。
上記、ハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層
には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61〜43748号、同5941
3438号、同59−113440号、同61−200
37号、同61−20038号明細書に記載されるよう
なカプラー、DIR化合物等が含まれていてもよく、通
常用いられるように混色防止剤を含んでいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層は
、西独特許第1,121.470号あるいは英国特許第
923,045号に記載されるように高感度乳剤層、低
感度乳剤層の2層構成を好ましく用いることができる。
通常は、支持体に向かって順次感光度が低くなる様に配
列するのが好ましく、また各ハロケン乳剤層の間には非
感光性層が設けられていてもよい。また、特開昭57−
112751号、同62200350号、同62−20
6541 号、62−206543号等に記載されてい
るように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体に
近い側に高感度乳剤層を設置しでもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光
性層(BL)/高感度青感光性層(BH)/高感度緑感
光性層(C++) /低感度緑感光性層(GL)/高感
度赤感光性層(1+11) /低感度赤感光性層(R1
、)の順、または13+1/Bl、/ G t、/ G
 11 / R11/ RLの順、またはB II /
 B L / G 11 / G L / RL / 
R11の順等に設置することができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよ
うに、支持体から最も遠い側から青感光性層/G H/
 RH/ G L / RLの順に配列することもでき
る。また特開昭56−25738号、同62−6393
6号明細書に記載されているように、支持体から最も遠
い側から青感光性層/Gl、/ RL / G 11 
/ RIIの順に配列することもできる。
また特公昭49−15495号公報に記載されているよ
うに上層を最も感光度の閏いハロゲン化銀乳剤層、中層
をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を
中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置
し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の
異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよう
な感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭
59−202464号明細書に記載されているように、
同一感色性層中において支持体より離れた側から中感度
乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されて
もよい。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応じて種々
の層構成・配列を選択することができる。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層に含有さ
れる好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約25モ
ル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭
化銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状
のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結
晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
ザーチ・ディスクロージャー(RD)N。
17643 (1978年12月)、22〜23頁、“
°■、乳剤製造(Emulsion preparat
ion and types) ” 、および同No、
 18716 (1979年11月) 、 648頁、
グラフィック「写真の物理と化学」、ポールモンテル社
刊(+’、Glafkidcs、 Chemic et
 Pl+1sique Photographique
、 Paul Montel、 1967)、ダフィン
著「写真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(G、F、
 DuffinPhotographic Emuls
ion Chemistry (Focal Pres
s1966))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗
布」、フォーカルプレス社刊(v、17. Zelik
manet al、、 Making and Coa
ting Photographic Emulsio
n、 Focal Press+ 1964)などに記
載された方法を用いて調製することができる。
米国特許第3.574,628号、同3,655,39
4号および英国特許第1413.748号などに記載さ
れた単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gutoff、 PhotographicSci
ence and Engineering ) 、第
14巻248〜257頁(1970年);米国特許第4
,434,226号、同4,414.310号、同4,
433,048号、同4,439,520号および英国
特許第2.112.157号などに記載の方法により簡
単に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接台によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい。
また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージ+ −No
、 17643および同No、 18716に記載され
ており、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
垂力jJIjlJJ]    RD17643  R[
朋[」1 化学増感剤   23頁   648頁右欄
2 感度上昇剤        同 上3 分光増感剤
、  23〜24頁 648頁右欄〜強色増感剤   
     649頁右欄4 増白剤     24頁 5 かふり防止剤  24〜25頁 649頁右欄〜お
よび安定剤 6 光吸収剤、   25〜26頁 649頁右欄〜フ
ィルター染料、     650頁左欄紫外線吸収剤 7 スティン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄8
 色素画像安定剤 25頁 9 硬膜剤     26頁   651頁左欄10 
 バインダー   26頁   同 上11  可塑剤
、潤滑剤 27頁   650頁右欄12  塗布助剤
、   26〜27頁 650頁右欄表面活性剤 13  スタチック   27頁   同 上貼止剤 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許4,411,987号や同第4
.435,503号に記載されたホルムアルデヒドと反
応して、固定化できる化合物を感光材料に添加すること
が好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー 
(RD) No、 17643、vn −c −cに記
載された特許に記載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米国特許第3.93
3,501号、同第4.022.620号、同第4.3
26.024号、同第4,401,752号、同第4.
248.961号、特公昭58−10739号、英国特
許第1,425.020号、同第1,476.760号
、米国特許第3.973,968号、同第4.31,1
.023号、同第4.511.649号、欧州特許第2
49.473A号、等に記載のものが好ましい。
マセンタカプラーとしては5−ピラゾロン系及びビラヅ
ロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4.31
.0.61.9号、同第4 、351 、897号、欧
州特許第73.636号、米国特許第3.061,43
2号、同第3725.064号、リサーチ・ディスクロ
ーシ+−No、24220 (1984年6月)、特開
昭60−33552号、リサーチ・ディスクロージャー
No、 24230 (1984年6月)、特開昭60
−43659号、同61−72238号、同60−35
730号、同55−]、1.8034号、同60−18
5951号、米国特許第4500、630号、同第4.
540.654号、同第4.556,630号、WO(
PCT) 88104795号等に記載のものが特に好
ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフト−ル
系カプラーが挙げられ、米国特許第4,052.212
号、同第4,146,396号、同第4.228,23
3号、同第4,296.200号、同第2,369,9
29号、同第2,801.171号、同第2,772,
162号、同第2,895.826号、同第3,772
.002号、同第3,758,308号、同第4,33
4.011号、同第4,327,173号、西独特許公
開第3329.729号、欧州特許第121,365A
号、同第249453A号、米国特許第3,446,6
22号、同第4.333,999号、同第4,753.
871号、同第4,451.559号、同第4,427
.767号、同第4.690.889号、同第4 、2
54212号、同第4,296,199号、特開昭61
.−42658号等に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するだめのカラードカプラー
は、リサーチ・ディスクロージャーN。
17643の■−G項、米国特許第4.163.670
号、特公昭57−39413号、米国特許第4 、00
4 、929号、同第4.138,258号、英国特許
第1.146,368号に記載のものが好ましい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許第4,366.237号、英国特許第2,125
、570号、欧州特許第96.570号、西独特許(公
開)第3,234.533号に記載のものが好ましい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許第3.451.820号、同第4,080,211号
、同第4,367.282号、同第4.409,320
号、同第4.576910号、英国特許2.102.1
73号等に記載されている。
カンプリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 17643
、■〜F項に記載された特許、特開昭57−15194
4号、同57−154234号、同60−184248
号、同63−37346号、米国特許4,248.96
2号に記載されたものが好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許第2,097,140号、
同第2,131.188号、特開昭59−157638
号、同59−170840号に記載のものが好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、米国特許第4,130.427号等に記載
の競争カプラー、米国特許第4.283,472号、同
第4,338.393号、同第4.310,618号等
に記載の多当量カプラー、特開昭60−185950号
、特開昭6224252号等に記載のDIRレドンクス
化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、D
IRカプラー放出レドックス化合物もしくはDLRレド
ンクス放出レドックス化合物、欧州特許第173゜30
2八号に記載の離脱後腹色する色素を放出するカプラー
、R,D、No、 11449、同24241、特開昭
61−201247号等に記載の漂白促進剤放出カプラ
ー、米国特許第4,553,477号等に記載のリガン
ド放出カプラー、特開昭63−75747号に記載のロ
イコ色素を放出するカプラー等が挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
氷中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2.322,027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175°C
以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類(ジブチルフタレート、ジシクロへキシルフタレ
ート、ジー2−エチルへキシルフタレート、デシルフタ
レート、ビス(2,4−ジー上アミルフェニル)フタレ
ート、ビス(2,4−ジー上アミルフェニル)イソツク
レート、ビス(LL−ジエチルプロピル)フタレートな
ど)、リン酸またはホスボン酸のエステル類(トリフェ
ニルポスフェート、トリクレジルホスフェート、2−エ
チルヘキシルンフェニルポスフェート、トリシクロへキ
シルホスフェート、トリー2−エチルへキシルホスフェ
ート、トリトデンルホスフエート、トリプトキンエチル
ホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート、シー
2−エチルへキシルフェニルホスホネートなど)、安息
香酸エステル類(2−エチルへキシルヘンシェード、ド
デシルヘンゾエート、2−エチルへキシル−叶ヒトロキ
ジヘンヅエートなど)、アミド類(N、N−ジエチルド
デカンアミド、N、N−ジエチルラウリルアミド、N−
テトラデシルピロリドンなど)、アルコール類またはフ
ェノール類(イソステアリルアルコール、2.4−ジー
tert−アミルフェノールなど)、脂肪族カルボン酸
エステル類(ビス(2−エチルヘキシル)セバケート、
ジオクチルアゼレート、グリセロールトリブチレト、イ
ソステアリルラクテート、トリオクチルシトレートなど
)、アニリン誘導体(N、N−ジブチル2−ブトキシル
5−tert−オクチルアニリンなど)、炭化水素類(
パラフィン、Fデシルヘンゼン、ジイソプロピルナフタ
レンなど)などが挙げられる。
また補助溶剤としては、沸点が約30°C以上、好まし
くは50°C以上約160°C以下のを機溶剤などが使
用でき、典型例としては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロ
ピオン酸エチル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、2−エトキシエチルアセテート、ジメチルポルムア
ミドなどが挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第4,199,363号、西独
特許出願(OLS )第2,541.274号および同
第2541.230号などに記載されている。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、 No、 17643の28頁、および同No、 
18716の647頁右欄から648頁左欄に記載され
”ζいる。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水性コロ
イド層の膜厚の総和が28μm以下であり、かつ、膜膨
潤速度TI/□が30秒以下が好ましい。
膜厚は、25°C相対湿度55%調湿下(2日)で測定
した膜厚を意味し、膜膨潤速度]゛17□は、当該技術
分野において公知の手法に従って測定するごとができる
。例えば、ニー・グリーン(A、 [;reen)らに
よりフメトグラフィック・す°イエンス・アン[” エ
ンジニアリング(Photogr、 Sci、 Eng
、)、19巻、2号、124〜129頁に記載の型のス
エロメーター(膨潤膜)を使用することにより、測定で
き、TI/□は発色現像液で30°C13分15秒処理
した時に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚とし
、このT、/2の膜厚に到達するまでの時間と定義する
膜膨潤速度T1/2は、バインダーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布液の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい。膨潤率とは、さきに述べ
た条件下での最大膨潤膜厚から、式: (最大膨潤膜厚
−膜厚)/膜厚 に従って計算できる。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、 
No、 17643の28−29頁、および同No、 
18716の615左欄〜右欄に記載された通常の方法
によって現像処理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンシアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3メチル−4−アミノ−N、N−ジエチル
アニリン、3−メチル−4=アミノーN−エチル−N−
β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミ
ノ−N−エチル−Nβ−メタンスルボンアミドエチルア
ニリン、3−メチ月へ4−アミノーN−エヂル−β−メ
トキシエヂルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もし
くはpI・ルエンスルポン酸塩などが挙げられる。これ
らの化合物は目的に応し2種以上併用することもできる
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpHm街剤、臭化物塩、沃化物塩、
ヘンズイミダヅール類、ヘンジチアゾル類もしくはメル
カプト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤な
どを含むのが一般的である。また必要に応して、ヒドロ
キシルアミン、ジエチルヒl:’ Dキシルアミン、亜
硫酸塩ヒドラジン頬、フェニルセミカルハシF類、トリ
エタノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチ
レンジアミン(1,4−ジアザビシクロC2,2,23
オクタン)頚の如き各種保恒剤、エチレングリコール、
ジエチレングリコールのような有機溶剤、ヘンシルアル
コール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩
、アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラー、競
争カプラー、ナI・リウムポロンハイトライトのような
カブラセ剤、1−フェニル3−ピラゾリドンのような補
助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、アミ
ノポリホスボン酸、アルキルホスボン酸、ボスボッカル
ボン酸に代表されるような各種キレート剤、例えば、エ
チレンジアミン四酢酸、二l・リロ三酢酸、ジエチレン
1−リアミン五酢酸、シクロへギサンジアミン四酢酸、
ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸、二I・リロN、N、N−
)リメチレンホスポン酸、エチレンジアミン−N、N、
N、N−テトラメチレンホスホン酸、エチレンジアミン
−ジ(0−ヒト”ロキソフェニル酢酸)及びそれらの塩
を代表例として上げることができる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
などのジヒドロキシヘンセン類、1−フェニル−3−ビ
ラプリトンなどの3−ビラプリトン類またはN−メチル
−p−アミンフェノールなどのアミンフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは141. it合
わせて用いることができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のpHは9〜12で
あることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり3で以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500
mQ以下にすることもできる。補充量を低減する場合に
は処理槽の空気との接触面積を小さくすることによって
液の蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。また現
像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いること
により補充量を低減することもできる。
発色現像処理の時間は、通常2〜5分の間で設定される
が、高温高pifとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使
用することにより、更に処理時間の短縮を図ることもで
きる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(I[
[)、クロム(■)、銅(n)などの多価金属の化合物
、過酸類、キノン類、二1・口化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄(Ill)もしくはコバルト(I[[)の有機錯塩
、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミ
ノニ酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン
酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;
過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロヘンゼン
類などを用いることができる。これらのうちエチレンジ
アミン四酢酸鉄(III)錯塩を始めとするアミノポリ
カルボン酸鉄(1)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理と環境
汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリカルボ
ン酸鉄(I)錯塩は漂白液においても、漂白定着液にお
いても特に有用である。これらのアミノポリカルボン酸
鉄(I[l)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着液のp+
+は通常5.5〜8であるが、処理の迅速化のために、
さらに低いpHで処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:米国特許第3.893,858号、西独特許第1
.290.812号、同2,059.988号、特開昭
53−32736号、同53−57831号、同53−
37418号、同53−72623号、同53−956
30号、同53−95631号、同53−104232
号、同53424424号、同53−141623号、
同53−28426号、リサーチ・ディスクロージ+−
No、17129号(1978年7月)などに記載のメ
ルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物;特開
昭50−140129号に記載のチアゾリジン誘導体;
特公昭45−8506号、特開昭52−20832号、
同53−32735号、米国特許第3,706.561
号に記載の千オ尿素誘導体;西独特許第1.127,7
15号、特開昭58−16.235号に記載の沃化物塩
;西独特許第966.410号、同2,748,430
号に記載のポリオギシエチレン化合物類:特公昭45−
8836号記載のポリアミン化合物;その他特開昭49
−42.434号、同49−59.644号、同53−
94,927号、同54−35,727号、同55−2
6.506号、同58−163、940号記載の化合物
;臭化物イオン等が使用できる。なかでもメルカプト基
またはジスルフィI・基を有する化合物が促進効果が大
きい観点で好ましく、特に米国特許第3.893,85
8号、西特許第1290.812号、特開昭53−95
,630号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特許
第4.552.834号に記載の化合物も好ましい。こ
れらの漂白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用の
カラー感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進
剤は特に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白
定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩あるい
はカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係ば、Jo
urnal of the 5ociety of M
otion Picture and Te1evis
ion Engineers第64巻、P248〜25
3 (1955年5月号)に記載の方法で、求めること
ができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内におりる水の滞留時間の増
加により、ハタテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料にイ」着する等の問題が生じる。本発明のカラー感
光材料の処理において、このような問題の解決策として
、特開昭62−288.838号に記載のカルシウムイ
オン、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有
効に用いることができる。また、特開昭57−8,54
2号に記載のイソチアゾロン化合物やザイアヘンダヅー
ル類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺
菌剤、その他ヘンヅ1−リアヅール等、堀口博著「防菌
防黴剤の化学」、衛生技術会編[微生物の滅菌、殺菌、
防黴技術」、日木防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」に
記載の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45°Cで20秒〜10分、好ましくは
25〜40°Cで30秒〜5分の範囲が選択される。更
に、本発明の感光材!−1は、」1記水洗に代す、直接
安定液によって処理することもできる。
このような安定化処理においてGJ、特開昭57−85
43号、同58−14834号、同60−220345
号に記載の公知の方法はすべて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ポルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレ−1・剤や防黴剤を加えること
もできる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバフロー液
は脱銀工程等信の工程において再利用するごともできる
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342.59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3,342,
599号、リザーチ・ディスクロージャー14,850
号及び同1.5,1.59号記載のシッフ塩基型化合物
、同13.924号記載のアルドール化合物、米国特許
第3.719,492号記載の金属塩錯体、特開昭53
−135628号記載のウレタン系化合物を挙げること
ができる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応して
、発色現像を促進する目的で、各種の1フ工ニ月八3−
ピラヅリドン類を内蔵しても良い。
典型的な化合物は特開昭56−64339号、同57−
141547号、および同58−115438号等に記
載されている。
本発明におりる各種処理液ば10°C〜50°Cにおい
て使用される。通常は33°C〜38°Cの温度が標準
的であるが、より高温にして処理を促進し処理時間を短
縮したり、逆により低温にして画質の向」二や処理液の
安定性の改良を達成することができる。
また、感光材料の節銀のため西独特許第2,226.7
70号または米国特許第3,674.、!99号に記載
のコバルト補力もしくは過酸化水素補力を用いた処理を
行ってもよい。
また、本発明のハロゲン化銀感光材ネ」は米国特許第4
.500.626号、特開昭60−133449号、同
59−218443号、同61−238056号、欧州
特許2]、0.66OA2号などに記載されている熱現
像感光材料にも適用できる。
〔実施例〕
以下に本発明の詳細な説明するが、本発明はこれに限定
されるものではない。
実施例−1 (撮影装置イ」感光材料包装ユニッI・の作成)第1図
に示す構成の本体ユニットを用いる(遮光部材、遮光片
、遮光枠は含まず)。撮影レンズの焦点距離は85mm
、ンヤノタはl /100秒の固定速度、感光面上の撮
影→ノイズは24mm X 36mm、絞りはF値で1
1であった。撮影開口部の光軸に面する壁(ミラーを除
く)の総面積に対する感光面の面積(24mm X 3
6mm )の比は約0.15であった。包装ユニット本
体の大きさは厚ノ約38mm、幅約110mm、高さ約
60mmであった。(包装ユニット試料A)」二記試料
へ本体の撮影開口部に、遮光片及び第2図に示す遮光部
材を設LJだ。遮光部材の遮光枠の高さの総和は約10
mm、幅の総和は約25mmであった。(包装ユニット
試料B) 試料A、Bとも外観は第3図に示すようであった。
(感光材料の作成) 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布して多層カラー
感光材料である試料101を作製した。
(感光層組成) 各成分に対応する数字は、g/r4単位で表わした塗布
量を示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を
示す。ただし増感色素については、同一層のハロゲン化
銀1モルに対する塗布量をモル単位で示す。
(試料101) 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀         銀 0.18ゼラチ
ン             0.40第2層(中間層
) Cp d −10,18 E X −1 X−3 X−12 HB S −1 1(13S −2 ゼラチン 第3層(第1赤感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀6モル%、平均粒径O 粒径に関する変動係数0.15) 増感色素I 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ X−2 HB S −1 Eχ−]O 0,02 0,002 0,16 0,08 0,10 0,10 0,02 1,04 1艮  0.55 6 犀、 6.9X]O−″ 1.8X10−5 3.1.Xl、0−’ 4.0X10−5 0.350 0.005 0.020 ゼラチン             1.20第4層(
第2赤感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤     銀 1.0(ヨウ化銀
10モル%、平均粒径0.7/llTl、平均アスペク
ト比5.5、平均厚み0.2祖)増感色素I 、   
        5.lXl0−’増感色素II   
         1.4 X 10−5増感色素II
I           2.3 X 10− ’増感
色素IV           3.0X10−’E 
X −20,400 E X−30,050 E X −1,00,015 ゼラチン             1.30第5層(
第3赤感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤        恨 1.60(ヨウ化
銀16モル%、平均粒径1.1 煎)増感色素IX  
         5.4 X 10−5増感色素n1
.4X10−5 増感色素III           2.4x+O−
’増感色素IV           3.lX10−
’EX−20,1,O E X −30,240 Eχ−40,08 HBS−10,22 HB S −20,10 ゼラヂン             1.63第6層(
中間層) E X −50,040 HBS−]             0.020セラ
チン             0.80第7層(第1
緑感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤     録 0.40(ヨウ化
銀6モル%、平均粒径0.6 如、平均アスペクト比6
.0、平均厚み0.15如)増感色素V3.0X10−
5 増感色素X           1.0X10−’増
感色素■          3.8X10−’E X
 −60,260 E X −1,0,021 Eχ−70,030 X−8 HB S −1 B5−4 ゼラチン 第8層(第2緑感乳剤層) 単分散コラ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀9モル%、平均粒径 粒径に関する変動係数0.18) 増感色素V 増感色素■ 増感色素■ EX−6 EX−8 EX−1 EX−7 B5−1 B5−4 ゼラチン 第9層(第3緑惑乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤 0.025 0.100 0.0+0 0.75 1艮  0.80 07如、 2、lXl0−’ 7、OXl、0−5 2.6X]、O−’ 0.180 0.010 0.008 0.012 0.160 0.008 1.10 銀1,2 (ヨウ化銀12モル%、平均粒径1.O頗)増感色素V
           3.5xlO−5増感色素VI
           8.0xlO−5増感色素■ 
         3.0X10−’l巳X  6  
           0.065Eχ−11,0,0
30 Eχ−10,025 HBs−10,25 ](BS−20,1,0 ゼラチン             1.74第10層
(イエローフィルター層) 黄色コロイF8艮         1艮 0.05E
χ−50,08 HBS−30,03 ゼラチン            0.95第11層(
第1青感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤     恨 0.24(ヨウ化
銀6モル%、平均粒径0.6//m、平均アスペクト比
5,7、平均厚み0.15n)増感色素■      
    3.5X10−’Eχ−9 EX−8 HB S −1 ゼラチン 第12層(第2青感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀10モル%、平均粒径 粒径に関する変動係数0.16) 増感色素■ EX−9 EX−10 B5−1 ゼラチン 第13N(第3青感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀14モル%、平均粒径 増感色素■ EX−9 HB S −1 ゼラチン 0.85 0、工2 0.28 1.28 根 0.45 0.8.x、 2、lX10−’ 0.20 0.015 0.03 0.46 1艮  0.77 1.3如) 2.2X10−’ 0.20 0.07 0.69 第14層(第1保護層) ヨウ臭化銀乳剤        銀 0.5(ヨウ化銀
1モル%、平均粒径0.07IIm)U−40,1,I U −50,17 HBS−10,90 セラチン             1.00第15層
(第2保護層) ポリメチルアクリレ−I・粒子    0.54(直径
1.5n) S−10,1,5 S−20,05 ゼラチン             0.72各層には
−1−記の成分の他に、 ゼラチン硬化剤H ■や界面活性剤を添加した。
ネ (i)C41190CON11 l EX EX EX H3 EX JH BS トリクレジルフォスフニーI・ BS ン ブ チ ル フ タ レ ト BS ビス(2 エチルヘキシル)フタレート ■ I] C1+2=C11 CIl□=CI+ SO□ CI+。−CONH−C1l。
「 CIl□−CONII  C1tz 増感色素 □ (CH2) 15Ozθ □ (CH2) 3sOJa 第1表に示すように試料101に用いた塗布層の組成の
中、染料の使用量、カラー・カプラーを変え、またそれ
に応じて写真感度を、化学y1成の条件によって合せ(
第1表の備考を参照)、試料102ないし105および
比較試料106をえた。
(以下余白) C211゜ □ czu。
□ (C)12) 4SO3θ (CI+□)4sOJ 得た各試料の感光面の分光反射率を、日立製作所0朱製
、カラーアナライザー307型(積分球を使用)を用い
て、測定した。他方、等エネルギー分光写真機を用いて
、試料の各感光層の極大感度波長を求めた。
得た結果を第2表に示す。
第2表 *()内は極大感度波長(単位nm) 本発明による感光材料の試オ′4を、JIS K 76
141981に準じ特願昭62−2401.79号明細
書の5ないし15頁の記載のように試験し、その感光度
は、l5O−400(320ないし600)であった。
(MTFの測定法) MTFの基本概念は多くの文献に記載されている。例え
ば、ティー・エイチ・ジェームス(T、ll。
James ) kg [ザ・セオリー・オブ・ザ・フ
ォトグラフインク・プロセス(The Theory 
of the Phot。
graphic Process) (1977年、マ
クミラン・パブリッシング・カンパニー・インコーボレ
イテνF(Macmillan Pubulishin
g Co、 Inc、)社刊)」の第604〜606頁
(文献l)に記載されている。実際の測定法に関しては
、米国標準ΔNSI P++2.391977 (文献
2)に詳説されている。本発明者は基本的にはこれらに
従うものの、既報(日本写真学会昭和55年秋期大会発
表、同予稿集記載)(文献3)により、次のように行っ
た。
文献3に記載の方法により、マイクロフィルム上に、周
波数0.2.1.0.1..5.2.5.4.0.6.
010.0.15.帆25.0.40.0.60.0ザ
イクル/ m m 、変調度35%の正弦波チャーI・
を作成し、これと被検感光材料(第3表に掲げたもの)
とを密着し、500ワンドのタングステン電球を光源と
して、5500°Kになる色温度変換フィルタをかげて
露光した。露光量は光源とチャー1−との距離を調節し
、正弦披露光パターンの谷部(濃度の最も低いところ)
の有効濃度(見かげ濃度からカブリ及びフィルムヘース
濃度を差し引いたもの)が0.2以」二1.2以下の範
囲に入るようにした。ここに言う濃度は特に断らない限
りl5O−5/3−1.984 (E)に規定されるス
テータスMの視覚濃度もしくはそれ相当濃度(l5O−
5/3〜1.984(E)ステータスMに則り測定した
標準濃度板により較正した濃度計の濃度)を意味する。
このようにして得た露光量の感光材料を、第5表に示す
ように現像し、ミクロ濃度計により正弦波パターン部を
測定した。測定の一般的な方法については、先の文献1
もしくはジエイ・シー・デインティー (J、 C,D
ainty)及びアール・ショウ(R,Shaw)著[
イメージ・サイエンス(ImageScience) 
I (1974年、アカデミツク・プレス(八cade
mic Press)社刊)の第241−267頁及び
第320〜339頁(文献4)に詳述されているので、
本実施例の特殊条件のみを記述する。測定アパチャーと
しては2IIm×400祖を用いた。このあと、文献2
に従い、MTFを算出した。
第3表 (撮影装置付き感光材料包装ユニントの作成)感光材料
試料No、 101〜106を135ザイズに裁断し、
約1100mmの長さのものを35mm用パトローネに
収納し、その一端をバトロー矛内のスプールに接着し、
このパトローネを包装ユニント本体AまたBにそれぞれ
収納して、包装ユニット試料101^〜106八、10
1B〜106Bを得た。
(感光材料包装ユニットの相対的フレア率の測定)フレ
ア率とは、本発明の包装ユニントの撮影開口部の中にお
いて、露光時に黒色被写体の中に入る迷光の照度の、黒
色被写体をとりまく広い場の照度に対する比率をいう。
本発明においては、用いる感光材料の特性曲線を活用し
て写真測光的に「フレア率」 (%)を求めることがで
きる。具体的には、次のようなフレア測定装置を用いる
第4図に示すように、■東芝製ネオラインFL30SP
蛍光灯(30W)Lを周囲に100本設けた白色板(大
きさ1.5m X 2.3m )の中央にターゲラ1−
丁を設け、クーゲットTを本発明の包装ユニット試料を
用いて撮影する。上記蛍光灯は、露光ムラが目立たない
ように、点灯の本数を全部又は一部を制御して照度を可
変とする。クーゲノ)Tの内面は黒色塗装し、更に黒色
塗装平滑面Mを設けて、表面反射光が直接撮影レンズ側
に戻らないようにしである。クーゲットTの実効反射率
は0,1%以下である。
クーゲンI・を撮影するときの、ターゲットとレンズと
の距離は約1.5mであった。現像処理は以下に説明す
る工程で行った。現像処理後に得た試料について、エン
クスーライト(X−Rite) 濃度計(エックス−ラ
イト(X−Rite)社製310型)により、ステータ
スMの視覚濃度を第6図に示す箇所A 1. A z及
びCについて、アパーチャー径1mmの円形を用いて測
定した。
こうして得た各濃度を、相対露光照度に変換するために
、同時に処理して得た特性曲線を用いた。
フレア率F(%)はAt、A2及びCの点に対応する相
対露光照度I AI%  I A2及びl。により、つ
ぎの如く得ることができる。
IAI+lA2 得た相対フレア率を第4表に示す。
第4表 実施例−2 実施例−1により得たカラー感光材料包装ユニットを用
いて、黒い窓をもつ高層ビルを背景にした人物を、晴天
下、逆光のもとて約4m離れた距離から撮影した。
撮影した包装ユニソI・から、カラー感光材料の試料を
取り出して、実施例−1に示したと同しカラー現像処理
工程を通して、カラーネガフィルム(現像法)を得た。
このカラーネガフィルの画像を、富士写真フィルムfI
n製オートプリンタFAP−3500により富士写真フ
ィルムO朱製スーパー+111−カラーペーノ旬こ焼付
けて標準現像し、82.5mm X 120mmサイズ
のプリンI・を得た。
目視比較観察すると、比較試料106A、101Aは、
明らかにフレアが高層ビルの窓や人物の顔に入り、シャ
ドーのしまりが劣り、ポケた感覚を与えるものであった
。102A〜105Aにもわずかにフレアの混入が認め
られ、ボケだ感覚を与えるものであった。しかし、10
6Bはわずかにフレアの混入が認められるが許容できる
ものであった。101B〜105Bは、他に比べてシャ
ドーの濃度が高くしまり、シャープな画像であった。
(実施例−1及び2において用いたカラー現像処理方法
と処理液組成) 現像装置は富士写真フィルム0→製カラーネガプロセツ
サーFF−350使用を使用した。
なお、補充量は35mm中1m長さ当たりであり、また
上記処理における、漂白定着液の水洗工程への持込量は
35mm巾の感光材料1m長さ当り2mp、であった。
次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液)     母 液(g)  補充液(g
)ジエチレントリアミン   1.0   1..0五
酢酸 ■−ヒドロキシエチリ   3.0   3.2デンー
11−ジホ スホン酸 亜硫酸ナトリウム     4.0   4.4炭酸カ
リウム       30.0   37.0臭化カリ
ウム       1. 、4   0 、7ヨウ化カ
リウム      ]、5mgヒ]ロキシルアミン硫 
  2.4    2.8酸塩 4−(N−エチル−N    4.5   5.5β−
ヒドロキシエ チルアミノ)−2 メチルアニリン硫酸塩 水を加えて        1.ON   1.0Np
H10,0510,10 (漂白液)     母液、補充液共通(単位g)エチ
レンジアミン四酢酸第二鉄  120.0アンモニウム
三水塩 エチレンジアミン四酢酸二ナト   1O90リウム塩 臭化アンモニウム         100.0硝酸ア
ンモニウム         10.0漂白促進剤  
          0.00社ルアンモニア水 水を加えて pl+ 15 、0 mfl 1、Op。
6.3 (漂白定着液)  母液、補充液共通(単位g)エチレ
ンジアミン四酢酸第二銖   50.0アンモニウム三
水塩 エチレンジアミン四酢酸二す     5.OI・リウ
ム塩 亜硫酸すI・リウム         12.0チオ硫
酸アンモニウム水溶液   240.OmR(70%) アンモニア水(27%)         6 、0 
ml水を加えて            1.Op。
pl+                 7.2(水
洗液)  母液、補充液共通 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアントハ
ース社製アンバーライIIR−12013)と、011
型強塩基性アニオン交換樹脂(同アンバーライトIRA
−400)を充填した混床式カラムに通水してカルシウ
ム及びマグネシウムイオン濃度を3mg/ρ以下に処理
し、続いて二塩化イソシアヌール酸す]・リウム20m
g//2と硫酸ナトリウム150 mg/ρを添加した
。この液のpHは6.5〜7.5の範囲であった。
(安定液)  母液、補充液共通(単位g)ホルマリン
(37%)          2.0m1lポリオキ
シエチレン−p−モノ    0.3ノニルフエニルエ
ーテル(平均 重合度10) エチレンジアミン四酢酸二すl・リ   0.05ウム
塩 水を加えて            1.0Npl+ 
               5.0〜8.0実施例
−3 富士写真フィルム■製黒白感光材料プレスト400を試
料−1とし、それに用いる感光層にDyelおよびDy
e−2を追加して用い試料−2を得た。
その分光反射率と5〜10サイクル/mmにおけるMT
F値は第6表に示すものであった。各試料を135サイ
ズに裁断し実施例−1で用いたと同型の包装ケースAと
Bに夫々収納して撮影機能付き黒白感光材料包装ユニッ
トをえた。実施例−1と同様に作業してフレア率(%)
を測定した。但し現像処理は、次の組成の現像液を用い
て20’Cで7分間現像した。富士フィックス(定着液
)を用いて定着、水洗した。
現像液組成 メI・−ル 亜硫酸すトリウム ハイトロキノン ボラノクス 1.01hO 水を加えて 第6表 ye−2 (本発明の好ましい態様) (1)遮光部材に、遮光枠を2枚以上設け、その高さの
総和が約5mm以上であり、撮影開口部に挿入して設け
た請求項(1)〜(2)に記載の撮影機能付感光材料包
装ユニット。
(2) ISO感度が320〜1600であり、かつ5
00〜650 nmの可視波長域における極大感度波長
の分光反射率が0.25以下である感光材料を収納した
請求項(1)〜(2)に記載の撮影機能付感光材料包装
ユニント。
(3) ISO感度が320〜1600である黒白感光
材料を収納した請求項(1)〜(2)に記載の撮影機能
付感光材料包装ユニット。
(4)焦点距離が75〜135 mmの単玉レンズを備
えた請求項(1)〜(2)に記載の撮影機能付感光材料
包装ユニット。
(5)補助照明装置を備えた請求項(1)〜(2)に記
載の撮影機能(=Iき感光材料包装ユニット。
〔発明の効果〕
本発明によれば、レンズからの入射光を少なくとも1つ
のミラーにより感光材料へ反射することにより、ユニッ
ト内の狭い撮影部においても結像距離を長くとることが
でき、焦点距離の長いレンズを用いても装置の構成が簡
略であり小型になる。
また、フレア光は複数の遮光枠の黒色面に反射あるいは
吸収されるので、フレアのない鮮鋭な画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1回は撮影機能付感光材ネ」包装ユニン)の断面図、 第2図は遮光部材の斜視図、 第3図は過影機能付感光材料包装ユニノ1〜の外観斜視
図、 第4図はフレア率測定装置の平面圓、 第5図はフレア率測定装置のターゲットの断面第6図は
フレア率測定方法の説明図である。 図中符号: 13・・・ファインダ対物開口 14・・・カウンタ板 15・・・シャッタボタン 16・・・ノブ 20・・・本体部 21・・・前カバー 22・・・後カバ 30、32・・・支持面 34、37・・・ホルダユニット 43・・・絞り筒 44・・・遮光板 58・・・シャンク羽根 63・・・撮影レンズ 63a・・・光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影機能を備えた包装ユニット本体内に感光材料
    を収容した撮影機能付感光材料包装ユニットにおいて、
    焦点距離50mm〜150mmの単玉レンズからなる結
    像レンズと、該結像レンズからの入射光を感光材料へ反
    射する少なくとも1つのミラーと、感光材料から異なる
    距離の反射光路外に位置し、前記ミラーにより反射され
    た光路の少なくとも一部に先端が近接し、前記ミラーに
    対向する面が黒色である複数の遮光枠とを設けた撮影機
    能付感光材料包装ユニット。
  2. (2)ISO感度が320以上であり、かつMTF値が
    5〜10サイクル/mmの範囲において1.0以上であ
    る感光材料を収容してなる請求項(1)に記載の撮影機
    能付感光材料包装ユニット。
JP25889A 1989-01-06 1989-01-06 撮影機能付感光材料包装ユニット Pending JPH02181129A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258382A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Olympus Optical Co Ltd カメラ
WO2013073189A1 (ja) * 2011-11-17 2013-05-23 パナソニック株式会社 レンズ鏡筒

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