JPH0218036Y2 - - Google Patents

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JPH0218036Y2
JPH0218036Y2 JP11336584U JP11336584U JPH0218036Y2 JP H0218036 Y2 JPH0218036 Y2 JP H0218036Y2 JP 11336584 U JP11336584 U JP 11336584U JP 11336584 U JP11336584 U JP 11336584U JP H0218036 Y2 JPH0218036 Y2 JP H0218036Y2
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cable
cleaning robot
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JP11336584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は作業ロボツト用ケーブルのテンシヨン
を自動的に検出する装置に関する。
〈従来の技術〉 建物内に設置されている空調(冷暖房)用のダ
クトはほとんど清掃されずに使用されている。従
つて、ダクト内には数年から数十年来の塵埃が堆
積している。このようなダクト内の堆積塵埃はダ
クト内の通風抵抗を増大させ、送風エネルギの増
大ひいては送風ブロア等の電力消費量の増大を招
き、省エネと逆行する現象を起こしている。そこ
で、ダクト内を積極的にそうじをすることが試み
られているが、この清掃作業は高所作業となり危
険であると共に、長いダクト内を一端より細長い
吸引ホースを繰り入れ清掃することは困難な作業
であり、又ダクトが長いもので途中に吹出口がな
い場合には清掃可能な箇所も生じ、そのような場
合にはダクトの途中を取外して清掃することにな
るが、そのためには足場を組上げなければならな
いなど、作業が大掛かりとなる。ダクトは、普通
3〜4m位の高所に設置されており、そこまで清
掃ロボツトを持上げねばならない。このため清掃
ロボツトは軽量であることが条件であり、又、清
掃ロボツト挿入用の開口部は小さい程あと始末し
やすいため、小形であることが要求される。清掃
ロボツトを小形軽量にするとバツテリー搭載は不
可能であり、どうしてもケーブル給電の形をとら
ざるを得ない。給電ケーブルを引きずりながらの
走行となるため、ロボツトの牽引力が大きい程良
いが、自重を軽くする必要があるため期待できな
い。
そのため、次のような清掃ロボツト装置が考え
られている。第2図に示すように清掃ロボツト装
置は、ダクト1内を走行する清掃ロボツト2と、
ロボツト制御ケーブル(以下単にケーブルとい
う)7と、ケーブル繰出装置3と、地上局制御盤
4と、操作ボツクス5と、繰出装置制御ケーブル
(以下、単にケーブルという)6とで構成される。
このうち清掃ロボツト2は地上局制御盤4からの
指令に従いダクト1内を走行して清掃する。ま
た、ケーブル繰出装置3は地上局制御盤4からの
指令を受けて清掃ロボツト2の走行に併わせてケ
ーブル7を繰り出し・繰り込む。更に、地上局制
御盤4は、モニタ8を見ながら操作する操作ボツ
クス5からの指令入力を判断し、清掃ロボツト2
に制御指令を与え、同時にケーブル繰出装置3の
動作を制御する。また、操作ボツクス5は清掃ロ
ボツト2に対して走行指令及び清掃指令を与える
ための入力装置である。
上述した清掃ロボツト装置によるダクト1内の
清掃は、3〜4mの高所に設置されたダクト1の
側面に設けられた開口部1aから清掃ロボツト2
を入れ、決められた走行パターンにより清掃ロボ
ツト2を走行させて行なわれる。即ち、ダクト1
内の清掃区間を複数のインターバルに分け、各イ
ンターバル内で清掃ロボツト2を前進・後退させ
順にインターバルを清掃する。この時、清掃ロボ
ツト2はダクト1内で前進・後退をくり返すため
に、清掃ロボツト2の移動量に応じてケーブル繰
出し装置3が作動し、ケーブル7を繰り出したり
繰り込んだりする。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、ケーブルの重さ等の原因により清掃
ロボツトが引つ張られ駆動輪がスリツプし、地上
局制御盤4に表示される走行距離と清掃ロボツト
2の実際の走行距離とが一致しなくなる。その結
果、ケーブルがたるんだ場合は清掃ロボツトがケ
ーブルを踏み、ケーブルが張り過ぎた場合は清掃
ロボツト自体が引つ張られることになる。ロボツ
トの動きとケーブルの動きが同調しなくなると清
掃パターンが狂い清掃ムラが生じる。そこでエン
コーダー付のDCモータを用いて、清掃ロボツト
2の走行速度に同期させてケーブル繰り出し装置
3を駆動させることも考えられるが、装置が高価
になると共に、清掃ロボツト2が走行時にスリツ
プしたり、ケーブル繰出し装置3内でケーブル7
がスリツプするため、実用には至つていないのが
実状である。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 本考案は上述した状況にかんがみてなされたも
ので、給電ケーブルのテンシヨン状態を検出する
ケーブルテンシヨン検出装置を提供し、もつてケ
ーブルの繰り出し繰り込み制御をケーブルのテン
シヨン状態の検出によつて行ない作業用ロボツト
の走行をスムーズなものとし、ケーブルの存在が
原因で生じる作業ムラの発生を防止することを目
的とする。この目的を達成するため本考案では、
作業用ロボツトの給電コネクタを挾んで少なくと
も二箇所にセンサ部材を設けると共に、このセン
サ部材とケーブルとにわたつてセンサ部材を作動
させるセンサ部材作動手段を設け、ケーブルが引
張られた場合もしくはケーブルがたるんだ場合に
センサ部材作動手段によりセンサ部材を作動させ
るようにしたものである。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面に基づき具体的に
説明する。第1図には本考案の一実施例に係る作
業ロボツト用ケーブルテンシヨン検出装置の側面
を示してある。
第1図に示した清掃ロボツト2後部のケーブル
7がつながれる給電コネクタ11取付部にはこの
給電コネクタ11を狭んで両側に取付板12,1
2aが設けられ、取付板12,12aにはセンサ
部材であるリミツトスイツチ13,13aが設け
られている。また取付板12,12aにはリミツ
トスイツチ13,13aを作動させるためのL字
形状のドグ14,14aが支点ピン15,15a
を中心に揺動自在(図中矢印で示す)に枢支さ
れ、ドグ14,14aの清掃ロボツト2側にはば
ね16,16aが取り付けられ、ドグ14,14
aはこのばね16,16aによつて清掃ロボツト
2側に引張り力が加えられている。ドグ14,1
4aのばね16,16a取付部にはボールチエー
ン17,17aの一端が取付けられ、ボールチエ
ーン17,17aの他端は1つのボールチエーン
18に取り付けられている。一方、ケーブル7に
は止め具19が固定され、止め具19にはばね2
0を介してボールチエーン18の一端が取り付け
られている。つまりドグ14,14a、ばね1
6,16a、ボールチエーン17,17a,1
8、ばね20によりセンサ部材作動手段が構成さ
れて、ドグ14,14aとケーブル7がつながれ
ているのである。またケーブル7にはテンシヨン
メンバが入れられていると共に、リミツトスイツ
チ13,13aのレバーには、リミツトスイツチ
13,13aのレバーが下死点以上オーバーしな
いようにストツパ21,21aが設けられてい
る。
次に上記構成のテンシヨン検出装置の作用につ
いて説明する。清掃ロボツト2の前進状態時に清
掃ロボツト2が前進すると、ケーブル7が引つ張
られてばね20が伸びてボールチエーン18,1
7,17aが引つ張られる。ボールチエーン1
7,17aが引つ張られるとドグ14,14aが
ばね16,16aのばね力に抗して揺動し、ドグ
14,14aがリミツトスイツチ13,13aを
作動させる。リミツトスイツチ13,13aが作
動するとケーブル7が清掃ロボツト2の前進速度
よりも速い速度で繰り出されて繰り出しが進み、
ケーブル7がたるむとボールチエーン18,1
7,17aが緩みドグ14,14aがばね16,
16aのばね力により清掃ロボツト2側に揺動し
てリミツトスイツチ13,13aの作動を解除
し、リミツトスイツチ13,13aの作動が解除
されるとケーブル7の繰り出しが停止する。以下
前進時は上記作用が繰り返され必要時に必要量だ
けケーブル7が繰り出される。また、清掃ロボツ
ト2の後退状態時に清掃ロボツト2が後退すると
ケーブル7がたるみ、ばね16,16aのばね力
によりドグ14,14aが清掃ロボツト2側に揺
動してリミツトスイツチ13,13aが不作動状
態となり、ケーブル7が清掃ロボツト2の後退速
度よりも速い速度で繰り込まれる。ケーブル7の
繰り込みが進みケーブル7が引つ張られると、ば
ね20が伸びてボールチエーン18,17,17
aが引つ張られ、ドグ14,14aがばね16,
16aのばね力に抗して揺動し、リミツトスイツ
チ13,13aを作動させ、リミツトスイツチ1
3,13aの作動によりケーブル7の繰り込みが
停止する。以下後退時は上記作用が繰り返され必
要時に必要量だけケーブル7が繰り込まれる。
尚、上述したリミツトスイツチ13,13aは
どちらか一方の作動のみでも前進時はケーブル7
の繰り出しが開始され、後退時には繰り込みが停
止するので、ケーブル7が斜めに引つ張られても
テンシヨンの検出は確実に行なわれる。またケー
ブル7にはテンシヨンメンバが入れられると共に
ケーブル7とボールチエーン18の結合はばね2
0を介しており、またリミツトスイツチ13,1
3aにはストツパー21,21aが設けられてい
るで、万一急に強い引つ張り力が作用してもボー
ルチエーン18,17,17a、リミツトスイツ
チ13,13aが破損するおそれはない。
上記一実施例は清掃ロボツトに適用したもので
あるが、勿論検査ロボツト等他の作業用ロボツト
に適用することも可能である。またセンサ部材と
してリミツトスイツチを用いたがこれに限らず近
接スイツチ等種々のものが適用可能であり、数も
2個に限らず走行するロボツトの態様に合わせて
適宜個数用いることが可能である。更にセンサ部
材作動手段としてもボールチエーン、ドグ等に限
らずケーブルとセンサ部材にわたつて設けられケ
ーブルの状態に応じてセンサ部材を作動させるこ
とができるものであれば上記一実施例に限定され
ない。
〈考案の効果〉 以上一実施例に基づき具体的に説明したように
本考案によれば作業ロボツトのケーブルのテンシ
ヨン状態を検出することができるので、ケーブル
の繰り出し繰り込み制御をケーブルのテンシヨン
状態に合わせて行なうことができる。その結果作
業ロボツトの走行がスムーズなものとなり、ケー
ブルに引つ張られてスリツプしたり、ケーブルに
引つかかつて作業パターンが狂うことが無くな
る。したがつてケーブルの存在が原因で生じる作
業ムラの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る作業ロボツト
用ケーブルテンシヨン検出装置の側面図、第2図
は清掃ロボツト装置の説明図である。 図面中、2は清掃ロボツト、7はケーブル、1
1は給電コネクタ、13,13aはリミツトスイ
ツチ、14,14aはドグ、16,16a,20
はばね、17,17a,18はボールチエーンで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業ロボツトと該作業ロボツトの遠隔操作制御
    装置とをつなぐケーブルのテンシヨンを検出する
    装置であつて、前記作業ロボツトの前記ケーブル
    がつながれる給電コネクタを狭んで少なくとも二
    箇所にセンサ部材を設けると共に、前記ケーブル
    が引張られた場合もしくは前記ケーブルがたるん
    だ場合に該センサ部材を作動させるセンサ部材作
    動手段を前記各々のセンサ部材と前記ケーブルに
    わたつて設けたことを特徴とする作業ロボツト用
    ケーブルテンシヨン検出装置。
JP11336584U 1984-07-27 1984-07-27 作業ロボツト用ケ−ブルテンシヨン検出装置 Granted JPS6128763U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11336584U JPS6128763U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 作業ロボツト用ケ−ブルテンシヨン検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11336584U JPS6128763U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 作業ロボツト用ケ−ブルテンシヨン検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6128763U JPS6128763U (ja) 1986-02-20
JPH0218036Y2 true JPH0218036Y2 (ja) 1990-05-21

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JP11336584U Granted JPS6128763U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 作業ロボツト用ケ−ブルテンシヨン検出装置

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