JPH0218027A - 包装容器の成型方法 - Google Patents

包装容器の成型方法

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JPH0218027A
JPH0218027A JP16694888A JP16694888A JPH0218027A JP H0218027 A JPH0218027 A JP H0218027A JP 16694888 A JP16694888 A JP 16694888A JP 16694888 A JP16694888 A JP 16694888A JP H0218027 A JPH0218027 A JP H0218027A
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JP
Japan
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film
pocket
upper mold
mold
heating plate
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JP16694888A
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English (en)
Inventor
Masataka Iwaguro
正孝 岩黒
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IWAGURO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IWAGURO SEISAKUSHO KK
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、錠剤やカプセルの如き薬品類、あるいは歯刷
子や安全カミソリの刃などの小物類の包装容器の成型方
法に関するものである。
し従来の技術] 最近、錠剤、カプセルの如き薬品類や、歯刷子や安全カ
ミソリの刃の如き小物類を、例えばポリ塩化ビニールの
如き熱可塑性樹脂のフィルムに設けた凹部(ポケット)
に収容し、裏面にアルミ箔や厚紙を貼着した包装容器が
多用されている。
第2図はフィルムに上記のようなポケットを成型し、こ
のポケットに錠剤やカプセルを充填して裏面にアルミ箔
を熱接着して包装する包装装置の一例を示す斜視図であ
る。矢印方向に送り出された熱可塑性樹脂からなるフィ
ルム(1)は、予熱ヒータ(3)で加熱され、加熱部分
が成型機(4)に達すると停止し、ポケット(2)が成
型される。このようにしてフィルム(1)は間欠的に送
られ、その間に成型されたポケット(2)に順次錠剤等
(5)が充填される。ついで、別の系からフィルム(1
)の裏面に並行してアルミ箔(6)が送り込まれ、シー
ル部(7)で熱接着されて錠剤等(5)をポケット(2
)内に封止する。そして、例えば切断等の次工程に送り
出される。
第3図は上記のような包装装置に使用されている従来の
成型機(4)の−例を模式的に示した断面図である。図
において、(11)は上下動可能な加熱プレートで、こ
の加熱プレート(11)はヒータ等の加熱手段(12)
と、バルブ(15)を介して空気圧源に接続された通気
路(13)及びこの通気路(13)から下面に開口する
噴射口(14)とが設けられている。なお、バルブ(1
5)は空気圧源と通気路(13)との間を開閉し、また
通気路(13)を大気に開放する3つの機能を備えてい
る。
(16)はモデルプレートで、加熱プレート(11)と
対向する面には成型するポケットの形状に対応した形状
の凹部(17)が開口している。(18)はモデルプレ
ート(1B)を冷却する水路の如き冷却手段、(19)
はバルブ(15)と同じ機能のバルブ(21)を介して
、空気圧源に接続された通気路で、凹部(17)の底部
に開口する複数の噴出口(20)を備えている。
次に上記のように構成した成型機(4)の作用を説明す
る。
(1)  加熱プレート(11)は加熱手段(12)に
より加熱され、モデルプレート(16)は冷却手段(1
8)により冷却されている。
(2)  加熱プレート(11)を上昇させる。そして
、バルブ(15)、(21)を開き、通気路(13)、
(19)を大気に開放する。
(3)  この状態でフィルム(1)の予熱ヒータ(3
)で予熱された部分をモデムプレート(1B)の面上に
送り込んで停止させ、加熱プレート(11)を下降させ
てフィルム(1)を挾み、加圧する。このときの状態を
第3図(a)に示す。
このとき、四部(17)上に位置する部分のフィルム(
1)は、(a)図に示すように凹部(17)内に垂れ下
がり(1a)を生じ、加熱プレート(11)の下面との
間にすき間ができて、こ\に空気層(22)が形成され
る。このため、フィルム(1)は加熱プレート(11)
によって全面均一に加熱されない。
(4)  そこで、(b)図に示すようにバルブ(21
)を介して空気圧源から凹部(17)に圧縮空気を加え
て加圧し、フィルム(1)を加熱プレート(11)の下
面に密着させて加熱する。
このとき、空気層(22)の空気は、噴射口(14)、
通気路(13)を経てバルブ(15)から大気中に排出
される。
(5)  次に、バルブ(21)を大気に開放し、バル
ブ(15)により空気圧源と通気路(13)とを接続し
、噴射口(14)から圧縮空気を噴出させてフィルム(
1)を加圧すれば、軟化しているフィルム(1)は(C
)図に示すように、凹部(17)の内壁に沿って塑性変
形し、ポケット(2)が成型される。
このとき、四部(17)内の空気は、通気路(19)を
経てバルブ(21)から大気中に排出される。
(6)  冷却手段(18)によって冷却され、ポケッ
ト(2)が硬化したのち、加熱プレート(11)を上昇
させてポケット(2)を凹部(17)から引上げ、フィ
ルム(1)を前進させてポケット(2)を成型機(4)
の外へ送り出す。
この場合、通気路(19)からポケット(2)の底面に
圧縮空気を加え、型離れし易くしてもよい。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような成型方法においては、フィルム(1)を加
熱ヒータ(11)の下面に密着させるため、モデルプレ
ート(16)の通気路(19)から凹部(17)に圧縮
空気を送り込んでも、加熱プレート(1)の下面とフィ
ルム(1)との間に形成された空気層(22)を完全に
除去することができず、(b)図に示すように依然とし
て小さい空気層(22)が残存している。
このため、空気層(22)及びその周辺のフィルム(1
)を充分に加熱することができないので、加熱プレート
(11)の通気路(13)から圧縮空気を加えて成型し
ても、他の部分に比べてこの部分が充分伸張せず、第4
図に示すように肉厚の部分(2a)が形成され、製品価
値を著しく損い、不良品となることが多い。このような
現象は、ポケット(2)の形状が大きくなるほど著しい
本発明は、上記のような課題を解決すべくなされたもの
で、全体を均一の肉厚に成型することのできる包装容器
の成型方法を得ることを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る包装容器の成型方法は、加熱手段を備えた
上型と、成型するポケットに対応した形状の凹部を有す
る下型とを備え、前記上型と下型との間にフィルムを挾
んで加熱し、前記上型から圧縮空気を加え又は前記下型
から負圧を加えて前記フィルムを塑性変形させ、前記凹
部に対応したポケットを形成する包装容器の成型方法に
おいて、前記上型と下型との間にフィルムを挾んだのち
前記上型から負圧を加えてフィルムを前記上型の下面に
密着させて加熱し、前記上型から圧縮空気を加え又は下
型から負圧を加えて前記フィルムを塑性変形させること
を特徴としたものである。
[発明の実施例コ 第1図は本発明に係る成型方法を説明するための成型機
の一例の模式図である。なお、第3図に示した従来の成
型機と同−又は相当部分には同じ符号を付し、説明を省
略する。
本成型機においては、加熱プレート(11)(上型)の
通気路(13a)の一端は従来例と同様にバルブ(15
)を介して空気圧源に接続されており、通気路(13a
)の他端はバルブ(23)を介して、真空ポンプ(図示
せず)に接続されている。
次に、上記のような成型機(4)を使用した包装容器の
成型方法について説明する。あらかじめ予熱されたフィ
ルム(1)が、加熱プレート(11)とモデルプレート
(1G) (下型)との間に挾まれて加圧されると、通
気路(13a)のバルブ(15)を閉じ、バルブ(23
)を開いて通気路(13)を真空ポンプに接続する。こ
のときモデルプレート(1G)の通気路(19)のバル
ブ(21)は大気に開放されている。これにより通気路
(13a)には負圧が加えられ、フィルム(1)と加熱
プレート(11)との間に形成されていた空気層(22
)は吸引されて消滅し、フィルム(1)は加熱プレー)
 (11)の下面に密着し、全面が均一に加熱される。
ついでバルブ(23)を閉じ、バルブ(15)により通
気路(13a)を空気圧源に接続すれば、圧縮空気がフ
ィルム(1)に加えられて(C)図に示すようにフィル
ム(1)は凹部(17)の内壁面に密着して塑性変形し
、ポケット(2)が成型される。このとき、凹部(17
)の開口部に対応する部分のフィルム(1)は、全面が
均一に加熱されているので、ポケット(2)の底部及び
周壁は均一の厚さに形成され、肉厚に差異を生ずること
はない。
実施例によれば、厚さ0.3關のポリ塩化ビニルからな
る熱可塑性樹脂フィルム(1)を、予熱ヒータ(3)で
143℃に加熱したのち成型機(4)に送り込み、加熱
プレート(11)とモデルプレート(1B)との間に挾
んで、105℃で3〜3,5秒間加熱した。
次に、真空ポンプを作動させて、通気路(13)に2.
6秒間、BOTorrの負圧を加えてフィルム(1)を
加熱プレート(ll)の下面に密着させた。ついで、通
気路(13)の噴射口(14)から5 kg / c−
の圧縮空気を0.3〜0.4秒間噴出させてポケット(
2)を成型したところ、全面に亘って均一な肉厚のポケ
ット(2)を得ることができた。
上記の説明では、加熱プレートとモデルプレートとの間
にフィルムを挾み、加熱プレートに設けた噴射口から圧
縮空気を噴出させてフィルムを塑性変形させ、これによ
りポケットを成型するいわゆる平板型成型機に本発明を
実施した場合を示したが、圧縮空気を噴出させる代りに
、モデルプレート側から凹部に負圧を加え、フィルムを
吸引して成型するようにしてもよい。
また、本発明は、上記構造の成型機のみを対象とするも
のではなく、例えば周面にポケットの形状に対応した多
数の四部を有するドラムを使用した成型機、その他各種
方式又は構造のポケット成型機にも本発明を実施するこ
とができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は加熱プレート
(上型)とモデルプレート(下型)との間にフィルムを
挾んで、フィルムを加熱プレートの下面に密着させる工
程において、従来のフィルム下面から加圧する方式に代
えて、フィルムの上面に負圧を加えて吸引するようにし
たので、加熱ブーレートとフィルムとの間に空気層を形
成することなく、凹部に対応したフィルムの全面を加熱
プレートの下面に確実に密着させることができる。
このためフィルムを均一に加熱して成型後の底部、周壁
の肉厚が均一なポケットを得ることができるので、品質
l111i(直を高め不良品を大幅に低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明を実施する成型機の実施
例による作用説明図、第2図は薬品の包装プロセスの一
例を示す斜視図、第3図(a)〜(c)は従来の成型機
の一例の作用説明図、第4図は第3図の成型機によって
成型されたポケットの断面図である。 (1):フィルム、(2):ポケット、(4):成型機
、(11) :加熱プレート、(12) :加熱手段、
(13a)、(19) :通気路、(14)、(20)
  :噴射口、(15) 、 (21)、 (23) 
:バルブ、(1B) :モデルプレート、(17) :
凹部、(18) :冷却手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加熱手段を備えた上型と、成型するポケットに対応した
    形状の凹部を有する下型とを備え、前記上型と下型との
    間にフィルムを挾んで加熱し、前記上型から圧縮空気を
    加え又は前記下型から負圧を加えて前記フィルムを塑性
    変形させ、前記凹部に対応したポケットを成型する包装
    容器の成型方法において、 前記上型と下型との間にフィルムを挾んだのち前記上型
    から負圧を加えてフィルムを前記上型の下面に密着させ
    て加熱し、前記上型から圧縮空気を加え又は下型から負
    圧を加えて前記フィルムを塑性変形させることを特徴と
    する包装容器の成型方法。
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