JPH02180221A - 加熱調理器用調理容器とその製造法および絵柄の製造法 - Google Patents

加熱調理器用調理容器とその製造法および絵柄の製造法

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JPH02180221A
JPH02180221A JP33331888A JP33331888A JPH02180221A JP H02180221 A JPH02180221 A JP H02180221A JP 33331888 A JP33331888 A JP 33331888A JP 33331888 A JP33331888 A JP 33331888A JP H02180221 A JPH02180221 A JP H02180221A
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern
fluororesin
primer layer
cooking
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP33331888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadami Suzuki
鈴木 忠視
Tsuneo Shibata
恒雄 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33331888A priority Critical patent/JPH02180221A/ja
Publication of JPH02180221A publication Critical patent/JPH02180221A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はホットプレート、フライパンなどの加熱調理器
用調理容器とその製造法および絵柄の製造法に関するも
のである。
従来の技術 従来のホットプレートなどの加熱調理器の調理面には、
四弗化エチレン、四弗化エチレン−六弗化プロピレン共
重合体などの弗素系樹脂が使用されている。
弗素系樹脂は非粘着性が高く、かつ耐薬品性。
耐熱性も優れているため、加熱調理時においては、調理
物と調理面の離型性がよく、掃除が容易であるという大
きな特徴があり、近年、急速に普及してきた。
1、発明の名称 加熱調理器用調理容器とその製造法 および絵柄の製造法 2、特許請求の範囲 (1)アルミニウムまたはアルミニウム合金からな 3
、る基材と、この基材の表面に形成され、かつ弗素樹脂
を含むプライマー層と、このプライマー層の表面に設け
られ、かつ弗素樹脂を含む絵柄と、この絵柄の上に設け
られ、かつ透明な弗素樹脂からなるクリアーコートによ
り構成した加熱調理器用調理容器。
(2)  アルミニウムまたはアルミニウム合金からな
る基材の表面をプラスチングまたは化学エツチング等で
粗面化し、その表面に、必要に応じてセラミック溶射層
や化成処理膜などの硬化層を形成し、次に弗素樹脂を含
むプライマー層を設け、このプライマー層の表面に弗素
樹脂を含む絵柄を設け、さらにこの絵柄の上に透明な弗
素樹脂からなるクリアーコートを形成した加熱調発明が
解決しようとする課題 しかしながら、現在の弗素樹脂は透明性に乏しいため、
ホットプレート等の加熱調理器においては、カーボン、
酸化鉄などの着色用顔料や装飾用のマイカなどを添加し
て弗素樹脂そのものの色をマスキングして使用しなけれ
ばならず、したがって、調理容器に絵柄を設けることは
できなかった。
本発明はこのような問題点に鑑み、従来、調理面に形成
できなかった絵柄を被粘着性などの諸特性の改善をはか
りながら形成した加熱調理器用調理容器を提供すること
を第1の目的とするものである。
また第2の目的はプライマー層と絵柄とクリアーコート
との強固な密着を得るだめの加熱調理器用調理容器の製
造法を提供することにある。
さらに第3の目的は絵柄をプライマー層に簡単に形成す
るための絵柄の製造法を提供することにある。
課題を解決するだめの手段 上記第1の目的を達成するために本発明の加熱調理器用
調理容器は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なる基材と、この基材の表面に形成され、かつ弗素樹脂
を含むプライマー層と、このプライマー層の表面に設け
られ、かつ弗素樹脂を含む絵柄と、この絵柄の十如設け
られ、かつ透明な弗素樹脂からなるクリアーコートによ
り構成したものである。
また第2の目的を達成するために本発明は、アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金からなる基材の表面をプラス
チングまたは化学エツチング等で粗面化し、その表面に
生地の硬度をあげるために必要に応じて硬化層を形成し
、次に弗素樹脂を含むプライマー層を設け、このプライ
マー層の表面に弗素樹脂を含む絵柄を設け、さらにこの
絵柄の上に透明な弗素樹脂からなるクリアーコートを形
成したものである。
さらに第3の目的を達成するために、弗素樹脂と顔料を
含む印刷インクで薄葉紙に絵柄を印刷して転写紙を構成
し、この転写紙からプライマー層に前記絵柄を転写する
ようにしたものである。
作用 本発明の加熱調理器用調理容器は、上記した構成とする
ことにより、調理時における調理物の離型性、調理容器
の耐熱性などの基本特性を損うことなく、多種類の絵付
けが簡単にできるため、少量多品種の生産が可能となり
、その結果、消費者は好みの絵柄が選択できるようにな
るものである。
また調理容器の製造法においては、基材の表面を粗面化
し、その表面に弗素樹脂を含むプライマー層を設け、次
にその表面に弗素樹脂を含む絵柄を設け、さらに、この
絵柄の上に透明な弗素樹脂からなるクリアーコートを形
成した三層構造としているため、クリアーコートの焼成
時にプライマ、絵柄、クリアーコートに含まれる弗素樹
脂が相互に熱融着されることになり、その結果、前記三
層間が強固に結合された調理容器を効果的に製造できる
ものである。
さらに調理容器に形成する絵柄の製造法については、弗
素樹脂と顔料を含む印刷インクで薄葉紙に絵柄を印刷し
て構成した転写紙を用いているため、簡単に絵付けがで
きるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第1図は本発明の加熱調理器の一実施例におけるホッ
トプレートの調理面の拡大図を示したもので、調理容器
はアルミニウムまたはアルミニラム合金からなる基材6
表面を粗面化した後、必要に応じて硬化層2を設け、そ
の表面に弗素樹脂を含むプライマー層3を設け、さらに
その表面に弗素樹脂を含む絵柄4を設け、最後に絵柄4
の上に透明な弗素樹脂からなるクリアーコート5を形成
したものである。
次に、本発明の加熱調理器用調理容器の製造手順を説明
する。まず、調理容器となるアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金からなる基材1を設計に基づいてグイキャス
トで形成した後、その基材1の表面を研削材で粗面化し
、次いで、セラミックス等の溶射材料をプラズマ溶射装
置により前記粗面化した面に吹きつけ、投錨効果によっ
てセラミックスの硬化層2を形成する。そしてこの面に
弗素樹脂を含むプライマーを塗布して所定の温度で乾燥
することによυ、プライマー層3を形成する。このプラ
イマー層3は顔料、バインダー、高分子樹脂などの固型
分に少なくともPTFE、PFAなどの弗素樹脂が含有
されたもので形成している。
次に、プライマー層3に絵柄4を形成する工程について
説明する。本発明の加熱調理器用調理容器に形成される
絵柄4は、少なくとも弗素樹脂と顔料を含む印刷インク
が用いられている。そして絵柄4の形成方法としては、
プライマー層3にスクリーン印刷などの方法で直接印刷
してもよいし、まだ転写方式による方法などでも良く、
形成方法は問わないが、本発明の実施例では転写方式に
より行なった。
次に本発明に係る絵柄4の製造方法について説明する。
第2図の実施例では、まず、薄葉紙6にデキストリンな
どの水溶性のノリ7を塗布して乾燥させた後、その表面
に弗素樹脂と顔料を含む印刷インクを用いてスクリーン
印刷法により、絵柄4を印刷し、乾燥させて、第2図の
ような転写紙を作成する。次にこれを水につけて、ノリ
7を溶かして薄葉紙6と絵柄4を分離させ、絵柄4のみ
を前記プライマー層3に転写し、そして絵柄4の上から
タンポン等で押さえて、プライマー層3と絵柄40間に
ある水分を充分に除去して、24時間自然乾燥させる。
このようにして形成した絵柄4は乾燥工程を経て、次の
工程に移行する。最後に絵柄4を含む調理面に、調理時
の焦げ付き防止と絵柄4を鮮明に浮きあがらせる目的で
透明な弗素樹脂からなるクリアーコート5を形成し、そ
して乾燥、焼成を行う。この結果、クリアーコート5の
焼成時に、ブライマー層3.絵柄4.クリアーコート6
に含まれる弗素樹脂が相互に融着し、強固に結合された
三層構造の被膜を有する加熱調理器用調理容器が得られ
るものである。
なお、透明な弗素樹脂からなるクリアーコートεは可視
光領域の透過率が80多以上のものが適しているもので
、透過率が80%以下になると絵柄4がはっきりしなく
なって好ましくない。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材に弗
素樹脂を含むプライマー層を形成し、このプライマー層
の表面に弗素樹脂を含む絵柄を設け、最後に、透明な弗
素樹脂からなるクリアーコートを設けているため、調理
時の調理物の焦げ付きはなく、また鮮明な絵柄をつける
ことができるため、視覚的にも優れたものが得られるも
のである。
また、本発明は転写紙に絵柄を設けたものから、プライ
マー層に転写により写しかえるようにしているだめ、そ
の作業は非常に容易であり、多種少量生産に適した製造
法が得られるものである。
さらに本発明は、基材を粗面化した後、プライマー層、
絵柄、クリアーコートとを順次形成するようにしている
が、この場合、ブライマー層、絵柄、クリアーコートは
いずれも弗素樹脂を含んでいるため、焼成時に融着して
強固な三層構造の被膜が形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加熱調理器用調理容器の一実施例を示
すホットプレートの調理面の拡大断面図、第2図は絵柄
を形成するだめの転写紙の断面図である。 1 ・−・・基材、2・・・・硬化層、3・・・プライ
マー層、4・・・・絵柄、6・・・・・クリアーコート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基
    材と、この基材の表面に形成され、かつ弗素樹脂を含む
    プライマー層と、このプライマー層の表面に設けられ、
    かつ弗素樹脂を含む絵柄と、この絵柄の上に設けられ、
    かつ透明な弗素樹脂からなるクリアーコートにより構成
    した加熱調理器用調理容器。
  2. (2)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基
    材の表面をプラスチングまたは化学エッチング等で粗面
    化し、その表面に、必要に応じてセラミック溶射層や化
    成処理膜などの硬化層を形成し、次に弗素樹脂を含むプ
    ライマー層を設け、このプライマー層の表面に弗素樹脂
    を含む絵柄を設け、さらにこの絵柄の上に透明な弗素樹
    脂からなるクリアーコートを形成した加熱調理器用調理
    容器の製造法。
  3. (3)弗素樹脂と顔料を含む印刷インクで薄葉紙に絵柄
    を印刷して転写紙を構成し、この転写紙からプライマー
    層に前記絵柄を転写するようにした絵柄の製造法。
JP33331888A 1988-12-29 1988-12-29 加熱調理器用調理容器とその製造法および絵柄の製造法 Pending JPH02180221A (ja)

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