JPH02180134A

JPH02180134A - 自動ラベリング装置の搬送機構

Info

Publication number: JPH02180134A
Application number: JP33484188A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Suzuki; 良明鈴木
Original assignee: HOUMEI SANGYO KK; Nippon Meat Packers Inc
Current assignee: HOUMEI SANGYO KK; NH Foods Ltd
Priority date: 1988-12-27
Filing date: 1988-12-27
Publication date: 1990-07-13
Also published as: JPH0575624B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、物品に商標や価格、製造年月日等を記載した
ラベルをエアラベラーにより貼付する自動ラベリング装
置の搬送機構に係り、特に、不定形状を有する物品のラ
ベル貼付に際して、物品の安定した搬送を可能にし、確
実にラベル貼付作業を行うことが出来る自動ラベリング
装置の搬送機構に関するものである。

［従来の技術］従来、自動ラベリング装置における搬送８！構としては
、ベルト状の平面搬送体を、駆動ローラと従動ローラ間
に張設して物品を搬送すべく構成されたものが知られて
いる。

ところが、このものは、底面が平面状を成す物品の搬送
には適するものの、搬送体上に載置した際、不安定状態
を呈するもの、例えば、球体、単味製品等の搬送におい
ては、搬送機構自体の機械的振動やラベル貼付時におけ
る搬送停止による慣性力の作用等で、ラベル貼付位置に
著しいずれを生じる、という危惧を有するばかりでなく
、ラベル貼付作動時の貼付押圧力が物品に有効に作用せ
ず、貼付不良が発生してしまう、という欠点を有するも
のであった。

［本発明が解決しようとする課題］本発明は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消す
べく創案されたものであって、その目的とするところは
、特に、エアラベラーにより構成された自動ラベリング
装置の搬送機構を、搬送体上に複数の支承体と弾性体を
設けて、不定形状を有する物品を安定状態に維持しつつ
、物品搬送を行い、搬送による物品の挙動を防止して確
実かつ円滑な不定形物品のラベル貼付作動を行うことが
できる自動ラベリング装置の搬送機構を提供しようとす
るものである。

［課題を解決するための手段］課題を解決するため、本発明が採用した技術的手段は、
ラベルを供給移送する機構と、ラベルを物品に貼付する
機構とからなるエアラベラーと、上記ラベルを貼付する
ために物品を搬送する搬送機構とを備えた自動ラベリン
グ装置において、上記搬送機構は、張設してなる搬送体
上に複数の支承体を直線状に離間して立設すると共に、
上記支承体を挟持しかつ対向する位置に弾性体を設け、
該弾性体の上部には、支承体方向に下降傾斜する支承面
を形成したことを特徴とするものである。

［発明の作用］したがって１本発明によれば、不定形状をなす物品の搬
送およびラベル貼付作動を確実かつ円滑に行うことがで
きる。

［実施例］本発明の構成を、図面に示した一実施例について詳細に
説明する。

第１図ないし第２図において、１は自動ラベリング装置
の制御部であって、該制御部１の一側部には、帯状台紙
に連続して貼付されたラベル２を繰出すラベルワインダ
ー３が支持アーム４に軸支され、誘導ローラ機構１ａと
テンションローラ機構ｌｂ間に配設されたラベル剥離機
構５を介してラベル２の剥離および帯状台紙の搬出を行
うように構成されている。上記剥離機構５の先端部に鋭
角状に形成された剥離部６の前方には、エアラベラー７
が配設されており、該エアラベラー７は、上記剥離機構
５の剥離部６で帯状台紙から剥離されたラベル２を、制
御部１より送出されたラベル吸引信号により、図示しな
い内臓ファンを起動してラベル２を一旦吸引し、その後
物品８ヘラベル２を貼付すべく、上記内臓ファンの吸引
力に抗する噴射空気圧を、吸引された状態のラベル２に
吹き付けることにより、物品８へのラベル貼付を行うこ
とができるように構成されている。

９は、物品８を載置して搬送し、エアラベラー７の貼付
位置でラベル２を貼付し、貼付された物品８を搬出する
搬送機構であって、該搬送機構９は、搬送体１０が一定
間隔を存して平行状に駆動軸１２．１２間に張設され、
上記駆動軸１２，１２下方に配設された即動モータ１３
，１３と駆動軸１２．１２間には伝動ベルト１４．１４
が懸回されて構成されている。上記搬送体１ｏには、第
３図（ａ）ないしくｃ）に示す如く、搬送体１０上に、
一定間隔を存して支承体１５，１５・・・が搬送方向に
平行して直線状に立設されており、上記支承体１５，１
５・・・の両側位置には、傾斜状に形成された支承面１
６ａ、１６ａ・・・を有する弾性体１６．１６・・・が
離間して対設され、搬送載置部１７を構成している。

上記搬送載置部１７の支承体１５，１５・・・は、円筒
状の金属からなり、頂部は半球形に形成されている。ま
た、搬送体１０には各々長孔１５ａ。

１５ａ・・・が形成されて、上記搬送体１０裏面でボル
ト１５ｂ、１５ｂ・・・により支承体１５，１５・・・
の底部を螺着して構成されており、載置搬送する物品８
の概略形状および大小に応じて物品支承位置調整可能に
構成されている。また、弾性体１６゜１６・・・は、物
品８の底面端部を支承面１６ａ＋　１６ａ・・・に支承
すべく、上記物品８の重量および不定形状に応じて変形
可能に形成されており、搬送機構９の機械的振動および
ラベル貼付作動時の貼付位置のずれを防止する目的で配
設されている。

叙上の如き構成において、いま、搬送体１０によって搬
送される不定形状をなす物品８にラベル２を貼付するに
は、帯状台紙に連続して貼付されているラベル２を、誘
導ローラ機構１ａとテンションローラ機構１ｂを介して
ラベル剥離機構５に装着した後、物品８が搬送体１ｏに
よってエアラベラー７下方の貼付位置まで搬送された時
点で上記搬送体１０が停止すると、物品検出信号が制御
部１に送出され、該制御部ｌより上記エアラベラー７に
ラベル吸引信号および貼付信号が送出されて。

噴射空気圧によりラベル２が物品８に貼付されることに
なる。

このような搬送およびラベル貼付作動の繰返し動作中、
物品８は、搬送体１０上の支承体１５゜１５・・・と弾
性体１６．１６・・・の支承面１６ａ、１６ａ・・・に
底部を確実に保持され、搬送中の機械的振動および搬送
停止等によるラベル貼付位置のずれを生じることなく、
ラベル貼付精度を維持することができ、不定形物品のラ
ベル貼付作動を確実に行うことができる。なお、本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、第４図（ａ
）ないしくｂ）に示す如く、支承体１５，１５・・・に
代えて離間対向する板状弾性体Ａ、Ａを斜設して構成し
てもよい。

［発明の効果］これを要するに、本発明は、ラベルを供給移送する機構
と、ラベルを物品に貼付する機構とからなるエアラベラ
ーと、上記ラベルを貼付するために物品を搬送する搬送
機構とを備えた自動ラベリング装置において、上記搬送
機構は、張設してなる搬送体上に複数の支承体を直線状
に離間して立設すると共に、上記支承体を挟持しかつ対
向する位置に弾性体を設け、該弾性体の上部には、支承
体力向に下降傾斜する支承面を形成したから、不定形物
品の搬送およびラベル貼付作動において、物品の安定し
た搬送状態を可能にすると共に、搬送機構の機械的振動
および搬送停止等によるラベル貼付位置のずれを防止し
て、ラベル貼付精度を維持することができ、確実かつ円
滑な不定形物品のラベル貼付を行うことができる、とい
う極めて有用な新規的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係る自動ラベリング装置の搬送機構の
一実施例を示すものであって、第１図は、自動ラベリン
グ装置の全体何面図、第２図は、同上平面図、第３図（
ａ）は、要部正面図、第３図（ｂ）は、要部平面図、第
３図（ｃ）は、要部側面図、第４図（ａ）ないしくｃ）
は、他の実施例を示す要部作用説明図、である。図中。２・・・ラベル、７・・・エアラベラー、９・・・搬送
機構。１０・・・搬送体、１５，１５・・・支承体、１６，１
６・・弾性体、である。（ｂ）第４図（Ｇ）ＣＣ’）

Claims

【特許請求の範囲】

ラベルを供給移送する機構と、ラベルを物品に貼付する
機構とからなるエアラベラーと、上記ラベルを貼付する
ために物品を搬送する搬送機構とを備えた自動ラベリン
グ装置において、上記搬送機構は、張設してなる搬送体
上に複数の支承体を直線状に離間して立設すると共に、
上記支承体を挟持しかつ対向する位置に弾性体を設け、
該弾性体の上部には、支承体方向に下降傾斜する支承面
を形成したことを特徴とする自動ラベリング装置の搬送
機構。