JPH0218007Y2 - - Google Patents

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JPH0218007Y2
JPH0218007Y2 JP15786285U JP15786285U JPH0218007Y2 JP H0218007 Y2 JPH0218007 Y2 JP H0218007Y2 JP 15786285 U JP15786285 U JP 15786285U JP 15786285 U JP15786285 U JP 15786285U JP H0218007 Y2 JPH0218007 Y2 JP H0218007Y2
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conveyor belt
belt
conveyor
rounding
pipe
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JP15786285U
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、循環する無端の帯状搬送ベルトの大
部分をパイプ状に丸め、その中に被搬送物を包み
込んで連続搬送するパイプコンベアに関する。
〔従来の技術〕
従来のパイプコンベアは、寒冷地において使用
すると搬送ベルトがゴム製であるため硬化して走
行抵抗が著しく大きくなる。
このような寒冷地における搬送ベルトの硬化を
防止するため、搬送ベルトを、ヒーター又は熱風
等により温めることが考えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上述のようなヒーター等の手段による
と、搬送ベルトがゴム製であるため、ローラを著
しく高温にすることができず、またゴム製のため
熱伝導が悪く、しかも肉厚であるため、表面が温
まるのみで、短時間のうちに内部まで十分に加熱
しにくいという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、搬送ベルトの循環路の一部に、該搬
送ベルトを発熱させる超音波加熱装置もしくは高
周波加熱装置を設けることにより、上述の問題点
の解決を図つたものである。
〔作用〕
本考案によれば、超音波加熱または高周波加熱
により、搬送ベルト自体が、直接内部より加熱さ
れるので、全体が効率よく平均に温められ、搬送
ベルトの平板状に展開した部分から丸め部分へ
の、又はその逆への移行部分が、温暖地において
使用する場合と同様に柔軟となり、走行抵抗が減
少する。
〔実施例〕
第1図は、本考案を適用したパイプコンベアを
略示するもので、無端の帯状搬送ベルト1は、前
後両端の平板状に展開された部分が、同図右方の
前部ローラ2と同図左方の後部ローラに掛け回さ
れ、図示を省略した駆動装置により、矢印方向に
循環する。
両ローラ2,3の近くには、両ローラ2,3に
近い方より順に、第1丸め枠4と第2丸め枠5
が、また両第2丸め枠5の間には、多数の保形枠
6が配設されている。
第2図に示すように、各保形枠6は、それぞれ
の中央に、搬送ベルト1が挿通する通孔6aが形
成された上室6bと下室6cとの上下2室に分か
れ、各室6b,6c内には、通孔6aを取り囲む
ように、複数の保形ローラ7が、環状に配設され
ている。
第1、第2両丸め枠4,5は、保形枠6と同様
に上下2室に分かれ、第1丸め枠4の上室には、
第3図に示すように、水平をなす丸めローラ8
と、その両端より外上方に向かつて傾斜する左右
1対の丸めローラ8が、また第2丸め枠5の上室
には、第3図に示すように、水平をなす丸めロー
ラ8と、その両端より上方を向く左右1対の丸め
ローラ8が、それぞれ枢設されている。
なお、両丸め枠4,5の下室は、それぞれ上室
と上下対称につき、図示を省略する。
第3図に示すように、平板状に展開されて、後
部ローラ3を下方より回送した搬送ベルト1の往
路である往路ベルト1aは、第1丸め枠4を通過
する間に、丸めローラ8により樋状に丸められ
る。
この時、後部ローラ3の上方に設けたホツパ9
より、被搬送物10が往路ベルト1a上に投下さ
れ、ついで第2丸め枠5を経て、保形枠6の上室
6bに進入する間に、往路ベルト1aは丸めロー
ラ8と保形ローラ7により、パイプ状に丸められ
て、被搬送物10を包み込み、各保形枠6を内を
進行する。
上端の保形枠6を脱出した往路ベルト1aは、
上方の第2、第1丸め枠5,4の上室を通過する
間に展開されて、被搬送物10を、前記ローラ2
を囲む荷受ホツパ11へ投入する。
前部ローラ2を回送した搬送ベルト1の復路で
ある復路ベルト1bは、上述同様に丸められ、各
保形枠6の下室6cを通過して、前部ローラ2に
戻つて循環する。
上述は、公知のパイプコンベアと同様である
が、本考案を適用したパイプコンベアにおいて
は、第1図と第3図に示すように、往路ベルト1
aと復路ベルト1bの、それぞれの始端の、展開
されて平板状となつた個所の表面近くに、超音波
加熱装置12が設置されている。
搬送ベルト1はゴム製であるため、従来のパイ
プコンベアを寒冷地において使用すると、低温の
ため搬送ベルト1が硬化するので、丸めローラ8
と保形ローラ7により丸められる時、大きな抵抗
が生じる。
そのため、搬送ベルト1を走行させるために強
力な動力が必要となるとともに、走行が不円滑に
なり、また搬送ベルト1とパイプコンベアの寿命
が著しく短くなる。
しかし、この実施例においては、超音波加熱装
置12により、搬送ベルト1自体を発熱させるの
で、搬送ベルト1の平板状に展開した部分から丸
め部分への移行部が、温暖地におけると同様に、
平均に適温まで加熱されて柔軟となり、同部の走
行抵抗が低くなる。
なお、超音波加熱装置12に代えて、高周波加
熱装置を設けても、上述と同様の効果を得ること
ができる。
また、超音波加熱装置12又は高周波加熱装置
を設ける場所は、上述の実施例のように、往路ベ
ルト1aと復路ベルト1bのそれぞれの始端だけ
に限られるものではなく、例えば第3図に想像線
12′,12″で示すように、搬送ベルト1の硬化
による走行抵抗が大となる、搬送ベルト1の平板
状に展開した部分から丸め部分への移行部又は丸
め部分から平板状に展開した部分への移行部のい
ずれかに1個又はその間の適宜の場所に複数個設
けるようにしてもよい。
さらに、第4図及び第5図に示すように、コン
ベアの湾曲部Aに差し掛る手前に、丸められた搬
送ベルト1を取り囲む円筒形の超音波加熱装置1
3等を設けてもよい。
この場合、低温のため硬化した搬送ベルト1が
湾曲部Aを通過する際に、大きな走行抵抗が生じ
るところを、その手前で搬送ベルト1を超音波加
熱装置13等により加熱して軟化させることによ
り、上記走行抵抗を著しく減少し得るという利点
がある。
なお、第4図及び第5図において、第1図乃至
第3図におけるのと同一の符号は、同一の部材を
示し、それらについて説明を省略する。
また、上述は、搬送ベルト1の一側端外面と他
側端内面を重合させて、パイプ状に丸めるパイプ
コンベアの場合であるが、第6図に示すように、
搬送ベルト51の両側端の内面同士を拝み合せ状
に重合させて、パイプ状に丸めたパイプコンベア
あるいは、両側縁同士を、単に、当接もしくは近
接させたパイプコンベアにも、本考案を効果的に
適用することができる。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案装置によれば、搬送ベル
ト自体が発熱するので、搬送ベルトは内部まで平
均して、温暖地におけると同様に適温に加熱され
て柔軟となるので、温暖地におけると同様に、走
行抵抗が低くなり、パイプコンベアの本来の性能
を十分に発揮させることができるとともに、搬送
ベルトとパイプコンベアの寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用したパイプコンベアを
略示する正面図、第2図は、第1図のA−A線に
おける拡大断面図、第3図は、パイプコンベアの
後部の拡大正面図、第4図は、本考案の別の実施
例を示す平面図、第5図は、第4図のB−B線に
おける拡大縦断面図、第6図は、本考案を適用し
うる搬送ベルトの他の例を示す縦断面図である。 1……搬送ベルト、1a……往路ベルト、1b
……復路ベルト、2……前部ローラ、3……後部
ローラ、4……第1丸め枠、5……第2丸め枠、
6……保形枠、7……保形ローラ、8……丸めロ
ーラ、9……ホツパ、10……被搬送物、11…
…荷受ホツパ、12,12′,12″,13……超
音波加熱装置、51……搬送ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端の帯状搬送ベルトの大部分をパイプ状に丸
    め、前後両端の平板状に展開した部分を、前部ロ
    ーラと後部ロールに掛け回して循環させ、搬送ベ
    ルト内に被搬送物を包み込んで連続搬送するパイ
    プコンベアにおいて、前記搬送ベルトの循環路の
    一部に、該搬送ベルトを発熱させる超音波加熱装
    置もしくは高周波加熱装置を設けたことを特徴と
    するパイプコンベア。
JP15786285U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0218007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15786285U JPH0218007Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15786285U JPH0218007Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6268908U JPS6268908U (ja) 1987-04-30
JPH0218007Y2 true JPH0218007Y2 (ja) 1990-05-21

Family

ID=31080807

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JP15786285U Expired JPH0218007Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JPS6268908U (ja) 1987-04-30

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