JPS604086B2 - 搬送用コンベヤ - Google Patents
搬送用コンベヤInfo
- Publication number
- JPS604086B2 JPS604086B2 JP13578980A JP13578980A JPS604086B2 JP S604086 B2 JPS604086 B2 JP S604086B2 JP 13578980 A JP13578980 A JP 13578980A JP 13578980 A JP13578980 A JP 13578980A JP S604086 B2 JPS604086 B2 JP S604086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- movable member
- rail
- movable members
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として高温の鉄鋼製品例えば厚板やスラブ等
の搬送物を冷却しながら搬送する可動部村よりなるコン
ベヤに関するものである。
の搬送物を冷却しながら搬送する可動部村よりなるコン
ベヤに関するものである。
即ち、一方で駆動される複数条の可動部材に主として高
温の搬送物を跨つて載置し、自然にまたは強制的に冷却
しながら他方に搬送するとき(又は逆に冷温の搬送物を
自然にまたは強制的に高温にしながら搬送する場合もあ
る)搬送物の熱収縮によって可動部材は進行方向に対し
直角方向のスラスト力を受け蛇行しようとして、そのた
め種々の事故等が発生することがあった。
温の搬送物を跨つて載置し、自然にまたは強制的に冷却
しながら他方に搬送するとき(又は逆に冷温の搬送物を
自然にまたは強制的に高温にしながら搬送する場合もあ
る)搬送物の熱収縮によって可動部材は進行方向に対し
直角方向のスラスト力を受け蛇行しようとして、そのた
め種々の事故等が発生することがあった。
従来はこのよう・な蛇行を防止する手段として第1〜4
図に示す如く可動部材Aの側方に摺動板aまたはガイド
ローラbを取付け、断面U字型の走行レールd内を港動
させるようにして強制的に規制していたものであるが、
進行方向に対して直角方向のスラスト力のため前記摺動
板aまたはガイドローラbが走行レール側壁c,cに強
く押しつけられながら走行するので走行抵抗が増大し従
ってその設備は大型化し、また摺敷板aやガイドローラ
bの摩耗が甚しく、水で強制的に冷却するコンベヤにお
いては、腐蝕摩耗によって急速に摩耗が進行する等の重
大な欠点があったものである。
図に示す如く可動部材Aの側方に摺動板aまたはガイド
ローラbを取付け、断面U字型の走行レールd内を港動
させるようにして強制的に規制していたものであるが、
進行方向に対して直角方向のスラスト力のため前記摺動
板aまたはガイドローラbが走行レール側壁c,cに強
く押しつけられながら走行するので走行抵抗が増大し従
ってその設備は大型化し、また摺敷板aやガイドローラ
bの摩耗が甚しく、水で強制的に冷却するコンベヤにお
いては、腐蝕摩耗によって急速に摩耗が進行する等の重
大な欠点があったものである。
本発明は従来のこのような欠点を除去するため考えださ
れたものであって、可動部材を案内する走行レールの走
行面に不連続部分を設けることによって可動部材の蛇行
を無理なく規制しようとするものであって、前記可動部
材を3条以上離間して設置する搬送用コンベヤに適用し
得るものである。次に本発明を図面に示す実施例につい
て説明する。
れたものであって、可動部材を案内する走行レールの走
行面に不連続部分を設けることによって可動部材の蛇行
を無理なく規制しようとするものであって、前記可動部
材を3条以上離間して設置する搬送用コンベヤに適用し
得るものである。次に本発明を図面に示す実施例につい
て説明する。
第5〜7図に示す可動部村をコンベヤチェーンとした第
1実施例において、1,1・・・・・・は無端状のコン
ベヤチェーンでモータmによって連動される駆動鎖車2
,2・・・・・・と従動鎖車3,3・・・・・・の間に
巻架され、3条以上が離間して設置されている。
1実施例において、1,1・・・・・・は無端状のコン
ベヤチェーンでモータmによって連動される駆動鎖車2
,2・・・・・・と従動鎖車3,3・・・・・・の間に
巻架され、3条以上が離間して設置されている。
そしてコンベヤチェーン1,1・・・・・・の下方には
局平な走行レールの連続部分4,4・・・・・・を延設
し、この走行レールの連続部分4,4・・・・・・の搬
送側の走行面に不連続部分5,5・・・・・・を形成し
、かつコンベヤチェーンの進行方向の何れの位置におい
ても少なくとも何れか2条以上は連続部分が位置する如
く不連続部分5,5・…・・を配置するものとする。W
は搬送物を示す。更に第8〜9図に示す第2実施例にお
いては前記第1実施例の可動部材としてのコンベヤチェ
ーンの替りにチェーン又はロープの6で牽引される台車
7を使用したものであって可動部材の下方には前記第1
実施例と同様に走行レールの連続部分と不連続部分を配
設するものとする。
局平な走行レールの連続部分4,4・・・・・・を延設
し、この走行レールの連続部分4,4・・・・・・の搬
送側の走行面に不連続部分5,5・・・・・・を形成し
、かつコンベヤチェーンの進行方向の何れの位置におい
ても少なくとも何れか2条以上は連続部分が位置する如
く不連続部分5,5・…・・を配置するものとする。W
は搬送物を示す。更に第8〜9図に示す第2実施例にお
いては前記第1実施例の可動部材としてのコンベヤチェ
ーンの替りにチェーン又はロープの6で牽引される台車
7を使用したものであって可動部材の下方には前記第1
実施例と同様に走行レールの連続部分と不連続部分を配
設するものとする。
本発明は以上のように構成したものであるから、スラブ
等の高温(約100ぴ○)の搬送物Wを全条数の可動部
材に跨って載遣して搬送するとき、該搬送物は進行する
につれて冷却されて熱収縮のため可動部材が進行方向に
対し直角方向に内方向のスラスト力を受けて蛇行して進
行しようとする。
等の高温(約100ぴ○)の搬送物Wを全条数の可動部
材に跨って載遣して搬送するとき、該搬送物は進行する
につれて冷却されて熱収縮のため可動部材が進行方向に
対し直角方向に内方向のスラスト力を受けて蛇行して進
行しようとする。
しかし可動部材が走行レールの連続部分4と次の連続部
分4間の不連続部分5に達したときチェーンは下方に僅
かに垂れ下がりこのため搬送物とチェーンとの接触がな
くなるが、一方該搬送物は他条の走行レールの連続部分
4で支持されることになり、いままで搬送物を支持して
いたチェーンは荷重を受けないこととなる。そして搬送
物荷重を受けない可動部材はスラスト力を受けないので
駆動部の引張り力によって容易に直線に戻り蛇行が修正
されることとなるものである。このようにして走行レー
ルの不連続部分5に達した可動部材は次々蛇行を修正さ
れながら前進し、何らの強制手段によることなく全体の
蛇行量を少なく抑えることができるものである。
分4間の不連続部分5に達したときチェーンは下方に僅
かに垂れ下がりこのため搬送物とチェーンとの接触がな
くなるが、一方該搬送物は他条の走行レールの連続部分
4で支持されることになり、いままで搬送物を支持して
いたチェーンは荷重を受けないこととなる。そして搬送
物荷重を受けない可動部材はスラスト力を受けないので
駆動部の引張り力によって容易に直線に戻り蛇行が修正
されることとなるものである。このようにして走行レー
ルの不連続部分5に達した可動部材は次々蛇行を修正さ
れながら前進し、何らの強制手段によることなく全体の
蛇行量を少なく抑えることができるものである。
そして搬送距離が長いコンベヤでは走行レールの連続部
分4と不連続部分5を1条について各多数設けることに
よって蛇行量を少なくすることが可能であって、コンベ
ヤ中の中心から外方になる可動部材ほど搬送物の熱収縮
の影響が大きくなるので走行レールの不連続部分5を多
くとり中心部になる走行レールは不連続部分5を少なく
し或は全く設けなくともよい。そして不連続部分5の配
設は搬送物を支持している他の可動部材に搬送物荷重が
あまり大きく片寄らず略均等に掛るようにコンベヤ中心
に対し左右に振分けることによって可動部材の引張り荷
重に変動が少なくなり、より一層好ましい結果が得られ
るものでる。また不連続部分5の長さは、搬送物の送り
方向の長さより梢長くすると不連続部分に達した可動部
材は搬送物荷重を完全に受けなくなるので蛇行の修正は
より容易に行なわれる。
分4と不連続部分5を1条について各多数設けることに
よって蛇行量を少なくすることが可能であって、コンベ
ヤ中の中心から外方になる可動部材ほど搬送物の熱収縮
の影響が大きくなるので走行レールの不連続部分5を多
くとり中心部になる走行レールは不連続部分5を少なく
し或は全く設けなくともよい。そして不連続部分5の配
設は搬送物を支持している他の可動部材に搬送物荷重が
あまり大きく片寄らず略均等に掛るようにコンベヤ中心
に対し左右に振分けることによって可動部材の引張り荷
重に変動が少なくなり、より一層好ましい結果が得られ
るものでる。また不連続部分5の長さは、搬送物の送り
方向の長さより梢長くすると不連続部分に達した可動部
材は搬送物荷重を完全に受けなくなるので蛇行の修正は
より容易に行なわれる。
そして不連続部分5の構成は走行レールの連続部分を全
く設けないようにしてもよいし或は走行面に段差を設け
るだけでよいものである。
く設けないようにしてもよいし或は走行面に段差を設け
るだけでよいものである。
本発明によれば、搬送用コンベヤの蛇行量が少なく、鎖
車2,3との噛合が正常で走行レールを走行するとき可
動部材Aの側方に摺動板やガイドローラ等を設ける必要
なく従って走行レール側壁との摺動がないので走行抵抗
が小さく従来のようにU字型の走行レールを設ける必要
なく設備も小型化され従って動力の損失も少ない。
車2,3との噛合が正常で走行レールを走行するとき可
動部材Aの側方に摺動板やガイドローラ等を設ける必要
なく従って走行レール側壁との摺動がないので走行抵抗
が小さく従来のようにU字型の走行レールを設ける必要
なく設備も小型化され従って動力の損失も少ない。
更に可動部材及び走行レールの摩耗が減少し寿命が大中
に増大するとともに騒音も防止できるものである。以上
の説明は搬送物を冷却しながら搬送する搬送用コンベヤ
について述べたが逆に冷却している搬送物を加熱しなが
ら搬送して該搬送物が膨脹する場合のコンベヤに適用し
得るものである。又常温の搬送物を冷凍倉庫内等に搬送
したり又逆に冷凍倉庫内の搬送物を常温場所に搬送する
場合等にも適用できること勿論である。
に増大するとともに騒音も防止できるものである。以上
の説明は搬送物を冷却しながら搬送する搬送用コンベヤ
について述べたが逆に冷却している搬送物を加熱しなが
ら搬送して該搬送物が膨脹する場合のコンベヤに適用し
得るものである。又常温の搬送物を冷凍倉庫内等に搬送
したり又逆に冷凍倉庫内の搬送物を常温場所に搬送する
場合等にも適用できること勿論である。
第1〜4図は従来の搬送コンベヤの蛇行防止装置を示し
、第1図は摺動板を有する場合の正面図、第2図は全側
面図、第3図はガイドローラを有する場合の正面図、第
4図は竿側面図、第5図は本発明の走行レールの配置を
示す平面図、第6図は竿その正面図、第7図はコンベヤ
中央部の横断面図、第8図は他の実施例の平面図、第9
図は竿その正面図である。 1・・・・・・コンベヤチェーン、2,3・・・・・・
鎖車、4・・・・・・走行レールの連続部分、5・・・
・・・不連続部分、6・・・・・・チェーン、7・・・
・・・台車。 第l図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
、第1図は摺動板を有する場合の正面図、第2図は全側
面図、第3図はガイドローラを有する場合の正面図、第
4図は竿側面図、第5図は本発明の走行レールの配置を
示す平面図、第6図は竿その正面図、第7図はコンベヤ
中央部の横断面図、第8図は他の実施例の平面図、第9
図は竿その正面図である。 1・・・・・・コンベヤチェーン、2,3・・・・・・
鎖車、4・・・・・・走行レールの連続部分、5・・・
・・・不連続部分、6・・・・・・チェーン、7・・・
・・・台車。 第l図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 離間して設置された3条以上の可動部材に搬送物を
跨って載置し搬送する搬送用コンベヤにおいて、該可動
部材を支持する搬送側の走行レールの走行面に不連続部
分を形成し、コンベヤ進行方向の何れの位置においても
前記走行レールの走行面に設けた不連続部分に、他の2
条以上の走行レールの走行面に設けた連続部分が位置す
るように配設したことを特徴とする搬送用コンベヤ。 2 離間して設置された3条以上の可動部材がコンベヤ
チエーンである特許請求の範囲第1項記載の搬送用コン
ベヤ。 3 離間して設置された3条以上の可動部材がチエーン
又はロープで牽引された台車である特許請求の範囲第1
項記載の搬送用コンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13578980A JPS604086B2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | 搬送用コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13578980A JPS604086B2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | 搬送用コンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5762107A JPS5762107A (en) | 1982-04-15 |
JPS604086B2 true JPS604086B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=15159868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13578980A Expired JPS604086B2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | 搬送用コンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604086B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053456Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1993-01-27 | ||
JPH0666769U (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-20 | 秀工電子株式会社 | 搬送装置のベルト用レール装置 |
CN103754567B (zh) * | 2013-12-31 | 2016-05-04 | 广州奥迪通用照明有限公司 | 一种带导轨的传送线 |
CN105501832A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-04-20 | 广西农垦糖业集团西江制糖有限公司 | 一种制糖压榨耙齿机装置 |
-
1980
- 1980-10-01 JP JP13578980A patent/JPS604086B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5762107A (en) | 1982-04-15 |
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