JPH053456Y2 - - Google Patents

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JPH053456Y2
JPH053456Y2 JP1987167415U JP16741587U JPH053456Y2 JP H053456 Y2 JPH053456 Y2 JP H053456Y2 JP 1987167415 U JP1987167415 U JP 1987167415U JP 16741587 U JP16741587 U JP 16741587U JP H053456 Y2 JPH053456 Y2 JP H053456Y2
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chain
endless chain
drive
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はチエーン搬送装置に関する。
すなわち、本考案のチエーン搬送装置は被搬送
物(ワーク)を複数個の所定の位置に搬送する搬
送装置に利用できる。
(従来技術及びその問題点) 従来より正確な位置決めを必要とする搬送装置
として、チエーンを用いて搬送する搬送装置はあ
まり知られていない。これはチエーン自体がたる
みを必要とし、温度やテンシヨンによつてチエー
ンが伸長、収縮、変化しやすく、正確な位置決め
が困難だからである。
(考案の目的) 本考案は上記困難を解決すべく案出したもので
ある。
すなわち、本考案は温度やテンシヨンによるチ
エーンのたるみ、伸長、縮小、変化があつたとし
ても、正確に位置決めができるチエーン搬送装置
を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のチエーン搬送装置はワーク操作域をも
つフレームと、該フレームに架装され該ワークを
搬送するエンドレスチエーンと、該ワーク操作域
において該エンドレスチエーンと各々噛合する複
数個の駆動スプロケツトと、該ワーク操作域以外
において該エンドレスチエーンと噛合する張り車
と、各該駆動スプロケツトを回転させる伝達部
と、該伝達部に回転力を与えかつ制御する駆動制
御部とを備え、 前記伝達部は、前記駆動制御部からの回転力に
より前記各駆動スプロケツトを同期して同一ピツ
チで回転させる歯車機構であることを特徴とする
ものである。
ここで、フレームは回転可能に保持されるプー
リ又は従動スプロケツトをもつことができる。ま
た、エンドレスチエーンのたるみ、伸長、縮小、
変化を吸収するため、作業スペースワーク操作域
以外に張り車を設ける。さらに、エンドレスチエ
ーンを案内する水平面からなる案内面とエンドレ
スチエーンの左右から互いに近づく方向に突出す
るチエーンガイドを設けることができる。
エンドレスチエーンは任意のピツチのローラチ
エーン等を用いることができる。またエンドレス
チエーンは、案内面をころがるガイドローラをも
つとともに、チエーンガイドにより摺動自在に案
内されることができる。すなわち、このエンドレ
スチエーンのいくつかのピンリンク又はローラリ
ンクの下面には前記案内面をころがるガイドロー
ラを取付けることができる。さらに、エンドレス
チエーンのブシユ又はピンを一端側に突出させ、
ワーク搬送治具とするアタツチメントを設けるこ
とができる。
各駆動スプロケツトは前記エンドレスチエーン
と各々噛合しなければならない。歯数は特定され
ず、目的、用途により適宜選択される。ただし、
各駆動スプロケツトを同一ピツチで回転させる必
要がある。各駆動スプロケツトの歯数は等しくて
も、又各駆動スプロケツトの歯数が異なつても、
後述する各かさ歯車の歯数との関係により、各駆
動スプロケツトのピツチが同一であればかまわな
い。
本考案のチエーン搬送装置の伝達部は、各々一
端にスプロケツトを固定され、回転可能に保持さ
れる複数個の軸部と、各該軸部の他端に固定され
る第1かさ歯車と、各該第1かさ歯車と噛合する
第2かさ歯車と、各該第2かさ歯車を固定し、回
転可能に保持されるシヤフトと、該シヤフトに固
定され、駆動制御部から回転力を伝達される第3
歯車と、より構成することができる。前記各スプ
ロケツトは該シヤフトを介して同一ピツチで回転
するため、前記エンドレスチエーンの正確な位置
決めをすることができる。
軸部とシヤフトの長さは特定されず、使用する
目的、用途により適宜選択される。
駆動制御部は前記伝達部に回転力を与え、かつ
制御するものであれば特定されない。従つて、モ
ータ、クラツチブレーキ、減速機、インデツクス
ユニツトおよび歯車の組み合わせを使用すること
もでき、サーボモータ、ステツピングモータ等を
用いることもできる。
(作用) 本考案のチエーン搬送装置においては、上記の
ような構成をもつため、まずワーク操作域以外に
設けられた張り車がエンドレスチエーンのたるみ
等を吸収する。そして、駆動制御部は所定の回転
量を伝達部に伝える。伝達部は各スプロケツトを
同時に所定の回転量だけ回転させる。つまり、各
駆動スプロケツトは、駆動制御部の回転に応じて
それぞれ同時に所定の回転量だけ回転され、駆動
制御部の停止に応じてそれぞれ精度よく同時に停
止する。こうして、各駆動スプロケツトは、作業
スペースとなるワーク操作域においてエンドレス
チエーンと各々噛合しているため、ワーク操作域
においては、エンドレスチエーンを位置決めしな
がら、駆動制御部の所定の回転量に相当する所定
の距離だけ搬送する。
(実施例) 以下に本考案の実施例を説明する。第1図は本
実施例のチエーン搬送装置の要部正面図である。
第2図は第1図の平面図である。第3図は略全体
平面図である。
本実施例のチエーン搬送装置は、第1図、第2
図および第3図に示すように、上面が水平面であ
る基台1上に鉄柱11等により固定されたフレー
ム2と、このフレーム2に従動スプロケツト23
1,232,241,242を介して架装された
エンドレスチエーン3と、このエンドレスチエー
ン3と各々噛合し、このエンドレスチエーン3の
位置決めをし、それぞれ同一歯数の5個の駆動ス
プロケツト41,42,43,44,45と、こ
られ駆動スプロケツト41〜45を同時に回転さ
せる伝達部5と、この伝達部5に回転力を与え、
かつ制御する駆動制御部6と、よりなる。
フレーム2は、第1図、第3図に示すように、
鉄柱11の上方に固定され、長方形の枠状に一周
するの台部21と、この台部21の一部の前面お
よび上面を覆う第1カバー221、第2カバー2
22と、台部21の右端を覆う右カバー23と、
台部21の左端を覆う左カバー24と、台部21
の背面を覆う後カバー25と、よりなる。
右カバー23、左カバー24、後カバー25は
ワークWに埃塵等が付着しないようにエンドレス
チエーン3を覆つている。左カバー24と第2カ
バー222との間、第2カバー222と第1カバ
ー221との間は作業スペースとされ、この作業
スペースを含む駆動スプロケツト41から従動ス
プロケツト231までがワーク操作域とされてい
る。
台部21の右端は、右カバー23に覆われ、ベ
アリング(図示せず)を介して自由に回転する2
つの従動スプロケツト231,232と、これら
従動スプロケツト231,232のほぼ中央に回
転軸をスプリング(図示せず)により左方向に張
られ、ベアリング(図示せず)を介して自由に回
転する張り車233が固定されている。この張り
車233により、エンドレスチエーン3のたるみ
は吸収される。
台部21の左端は、左カバー24に覆われ、伝
達部5により回転する駆動スプロケツト41と、
ベアリング(図示せず)を介して自由に回転する
2つの従動スプロケツト241,242が固定さ
れている。
また、台部21は、第1カバー221および第
2カバー222に覆われ、第4図の正面図に示す
ように、エンドレスチエーン3を案内し水平面か
らなる案内面22aと、エンドレスチエーン3の
左右から互いに近づく方向に突出するチエーンガ
イド22b,22cが図示しないボルト等により
固定されている。
エンドレスチエーン3は、第4図の正面図、第
5図の側面図に示すようにローラチエーンのいく
つかのピンリンク31の下面に突出した取付部材
32と、この取付部材32に取付ピン321によ
り回転可能に保持されたガイドローラ33と、こ
のピンリンク31の上面にピンが突出したアタツ
チメント34をもつ。このガイドローラ33は前
記案内面22aをころがり、エンドレスチエーン
3の縦の変化を抑える。また、アタツチメント3
4はワークWを挿入され、ワーク搬送治具として
用いられる。このエンドレスチエーン3の各リン
クが前記チエーンガイド22b,22cに挟ま
れ、摺動自在に案内されることによつて、このエ
ンドレスチエーン3は横方向の変化を抑えられ
る。
5個の駆動スプロケツト41,42,43,4
4,45は伝達部5と連結され、前記フレーム2
の台部21の前面および上面に回転可能に保持さ
れている。
伝達部5は、第1図に示すように前記駆動スプ
ロケツト41,42,43,44,45(一部図
示せず)を各々一端に固定される5個の回転駆動
軸51a,52a,53a,54a,55a(一
部図示せず)と、これら回転駆動軸51a〜55
aを軸支するベアリング51b,52b,53
b,54b,55b(一部図示せず)と、これら
ベアリング51b〜55bを前記フレーム2の台
部21に固定する3段に径を大きくした固定部材
51c,52c,53c,54c,55c(一部
図示せず)と、回転駆動軸51a〜55aの他端
に固定され、それぞれ同一歯数をもつ第1かさ歯
車51p,52p,53p,54p,55p(一
部図示せず)と、これら第1かさ歯車51p〜5
5pとそれぞれ噛合しそれぞれ同一歯数をもつ第
2かさ歯車51q,52q,53q,54q,5
5q(一部図示せず)と、これら第2かさ歯車5
1q〜55qを固定し、回転可能に保持される1
本のシヤフト56と、このシヤフト56に固定さ
れ、駆動制御部6からの回転力を伝達される第3
かさ歯車57と、よりなる。
シヤフト56は第1図に示すように前記基台1
上にベアリング56aを介して固定部材56bに
より回転可能に保持されている。このシヤフト5
6は基台1の上面と平行に配置されている。また
このシヤフト56はカツプリング56cにより連
結されている。
駆動制御部6は、第2図に示すように、回転力
を付与するモータ61と、このモータ61とカツ
プリング61aにより連結され、回転を制御する
電磁クラツチブレーキ62と、この電磁クラツチ
ブレーキ62とカツプリング62aにより連結さ
れ、回転数を変化させる減速機63と、この減速
機63の平歯車63aと噛合する平歯車64aを
もち、回転方向を変えるインデキシングドライブ
64と、このインデキシングドライブ64の出力
軸に固定され、前記伝達部5の第3かさ歯車57
と噛合する第4かさ歯車64bと、からなる。
本実施例のチエーン搬送装置は以上の構成をも
つ。
次に実施例の作用、効果を説明する。
本実施例のチエーン搬送装置においては、上記
のような構成をもつため、モータ61の回転は、
電磁クラツチブレーキ62において所定の回転量
に制限され、減速機63において高トルク、低回
転数とされ、インデキシングドライブ64を介し
て第4かさ歯車64bに伝達される。この第4か
さ歯車64bの所定の回転量は、同時に第3かさ
歯車57を介してシヤフト56に伝達される。シ
ヤフト56の回転量は、同時に第2かさ歯車51
q〜55qおよび、第1かさ歯車51p〜55p
を介して軸部の回転駆動軸51a〜55aに伝達
され、各スプロケツト41,42,43,44,
45に同時に伝達される。各スプロケツト41〜
45の所定の回転量は、エンドレスチエーン3を
案内面22a、チエーンガイド22b,22cに
そつて一定距離だけ搬送する。この場合におい
て、エンドレスチエーン3のガイドローラ33は
エンドレスチエーン3の縦の変化を抑え、チエー
ンガイド22b,22cにより横の変化を抑える
ことができる。また、各エンドレスチエーン3の
たるみ、伸長、縮小、変化はワーク操作域以外に
設けられた張り車233によつて吸収される。そ
して、こうしてたるみ等が吸収されたエンドレス
チエーン3は、各駆動スプロケツト41〜45に
よつて正確に位置決めされる。
[考案の効果] 以上のように、本考案のチエーン搬送装置は、
チエーン自体のたるみがあつたとしても、作業ス
ペースとなるワーク操作域では正確な位置決めを
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の要部正面図である。第2図は
第1図の平面図である。第3図は実施例の略全体
平面図である。第4図はエンドレスチエーンおよ
びフレームの正面図である。第5図はエンドレス
チエーンの側面図である。 2……フレーム、3……エンドレスチエーン、
41,42,43,44,45……駆動スプロケ
ツト、5……伝達部、6……駆動制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワーク操作域をもつフレームと、該フレームに
    架装され該ワークを搬送するエンドレスチエーン
    と、該ワーク操作域において該エンドレスチエー
    ンと各々噛合する複数個の駆動スプロケツトと、
    該ワーク操作域以外において該エンドレスチエー
    ンと噛合する張り車と、各該駆動スプロケツトを
    回転させる伝達部と、該伝達部に回転力を与えか
    つ制御する駆動制御部とを備え、 前記伝達部は、前記駆動制御部からの回転力に
    より前記各駆動スプロケツトを同期して同一ピツ
    チで回転させる歯車機構であることを特徴とする
    チエーン搬送装置。
JP1987167415U 1987-10-30 1987-10-30 Expired - Lifetime JPH053456Y2 (ja)

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JP1987167415U JPH053456Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP1987167415U JPH053456Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JPH0170709U JPH0170709U (ja) 1989-05-11
JPH053456Y2 true JPH053456Y2 (ja) 1993-01-27

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4553928B2 (ja) * 2007-10-04 2010-09-29 ツバキ山久チエイン株式会社 搬送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762107A (en) * 1980-10-01 1982-04-15 Tsubakimoto Chain Co Transport conveyer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618004Y2 (ja) * 1981-01-08 1986-03-12

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JPS5762107A (en) * 1980-10-01 1982-04-15 Tsubakimoto Chain Co Transport conveyer

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JPH0170709U (ja) 1989-05-11

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