JPH0789837B2 - 豚の拘束搬送装置 - Google Patents
豚の拘束搬送装置Info
- Publication number
- JPH0789837B2 JPH0789837B2 JP21785793A JP21785793A JPH0789837B2 JP H0789837 B2 JPH0789837 B2 JP H0789837B2 JP 21785793 A JP21785793 A JP 21785793A JP 21785793 A JP21785793 A JP 21785793A JP H0789837 B2 JPH0789837 B2 JP H0789837B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- pig
- constrained
- support
- pigs
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小動物、特に豚を追い
込み通路から電撃作業台に豚の動きを拘束した状態で送
り込む拘束搬送装置に関するものである。
込み通路から電撃作業台に豚の動きを拘束した状態で送
り込む拘束搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、追い込み通路から豚を追い込み、
追い込み通路を通過した豚を仮死状態にするとともに、
左右一対のコンベア構造からなる無端鎖において電殺す
る装置が、特公昭４８−６８７５号公報に提案されてい
るとともに、本公報の問題点を解消するものとして、例
えば実公昭６３−３４５４８号が提案されている。
追い込み通路を通過した豚を仮死状態にするとともに、
左右一対のコンベア構造からなる無端鎖において電殺す
る装置が、特公昭４８−６８７５号公報に提案されてい
るとともに、本公報の問題点を解消するものとして、例
えば実公昭６３−３４５４８号が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実公昭６
３−３４５４８号提案における装置は、豚の乗向きスロ
ープを好んで進行する性質を利用して追い込み通路に追
い込み、次に通路を進行させ、更に進行させることによ
りＶ字状に配設されている左右両コンベアーに豚の胴体
を挟みこみ強制的に搬送させるものであるが、次のよう
な問題点がある。豚自身の徒歩により追い込み通路を進
行してきた豚は、更に豚自身の徒歩によって進行するこ
とにより、Ｖ字状に配設されている左右両コンベアーに
豚の胴体が挟まれるが、豚は左右両コンベアーの直前に
おいてその進行をためらい、このため豚の進行が詰まっ
てしまい、強制的搬送がスムーズに行われないという問
題点がある。 本発明は、従来技術の上記のような問題
点に鑑み、搬送中の豚の動きを拘束することができると
ともに、豚の進行を詰まらせることなく強制的搬送をス
ムーズに行うことのできる豚の拘束搬送装置を提供する
ことを目的とするものである。
３−３４５４８号提案における装置は、豚の乗向きスロ
ープを好んで進行する性質を利用して追い込み通路に追
い込み、次に通路を進行させ、更に進行させることによ
りＶ字状に配設されている左右両コンベアーに豚の胴体
を挟みこみ強制的に搬送させるものであるが、次のよう
な問題点がある。豚自身の徒歩により追い込み通路を進
行してきた豚は、更に豚自身の徒歩によって進行するこ
とにより、Ｖ字状に配設されている左右両コンベアーに
豚の胴体が挟まれるが、豚は左右両コンベアーの直前に
おいてその進行をためらい、このため豚の進行が詰まっ
てしまい、強制的搬送がスムーズに行われないという問
題点がある。 本発明は、従来技術の上記のような問題
点に鑑み、搬送中の豚の動きを拘束することができると
ともに、豚の進行を詰まらせることなく強制的搬送をス
ムーズに行うことのできる豚の拘束搬送装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明では豚の
拘束搬送装置を、追い込み通路の終端部に配置され、両
端が連結されエンドレスに形成された搬送コンベアー
と、該搬送コンベアーの上方に配置され、両端が連結さ
れエンドレスに形成された拘束搬送コンベアーとにより
構成し、拘束搬送コンベアーの回転伝達材の外面上には
豚支持体を設けるようにしたものである。
拘束搬送装置を、追い込み通路の終端部に配置され、両
端が連結されエンドレスに形成された搬送コンベアー
と、該搬送コンベアーの上方に配置され、両端が連結さ
れエンドレスに形成された拘束搬送コンベアーとにより
構成し、拘束搬送コンベアーの回転伝達材の外面上には
豚支持体を設けるようにしたものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明に係る豚の拘束搬送装置の正面図、
図２は豚の拘束搬送装置の平面図、図３は豚支持体の斜
視図、図４は開脚用仕切り体の斜視図、図５はその他の
実施例を示す豚支持体の斜視図である。
する。図１は本発明に係る豚の拘束搬送装置の正面図、
図２は豚の拘束搬送装置の平面図、図３は豚支持体の斜
視図、図４は開脚用仕切り体の斜視図、図５はその他の
実施例を示す豚支持体の斜視図である。
【０００６】図１、図２に示すように、両側を遮蔽フェ
ンス（図示せず）によってその通路が確保された追い込
み通路１の終端部には、搬送コンベアー２が設置されて
いる。該搬送コンベアー２の搬送部２ａは、両端が連結
されたエンドレス状に形成されており、互いに間隔をも
って左右に各々設置されている。該搬送部２ａは回転駆
動機２ｂによって左右同時に駆動される。該搬送コンベ
アー２の上方の前記左右の搬送部２ａ間隙部には、下手
方向に向かって徐々にその断面が大きくなる三角柱状に
形成された開脚用仕切り体７が設けられている。また搬
送コンベアー２の略中央部上方には、該搬送コンベアー
２の延長方向に向かって、拘束搬送用である待機コンベ
アー３、同じく拘束搬送用である電撃コンベアー４が連
続して設けられている。該待機コンベアー３は進行方向
に向かって上り勾配となるように設置されている待機コ
ンベアー３の回転伝達材３ａおよび電撃コンベアー４の
回転伝達材４ａは、両端が連結されエンドレス状になっ
ており、回転駆動機３ｂおよび回転駆動機４ｂによって
各々駆動される。前記回転伝達材３ａおよび回転伝達材
４ａの外側面には、図３に示すように、左右の上部の角
に面取り部５ａが設けられ、台形に形成された豚支持体
５が略等間隔に設置固定されている。前記電撃コンベア
ー４の終端部上方には豚８に電気ショックを与えるため
の電極６ａを備えた電撃装置６が設置されている。
ンス（図示せず）によってその通路が確保された追い込
み通路１の終端部には、搬送コンベアー２が設置されて
いる。該搬送コンベアー２の搬送部２ａは、両端が連結
されたエンドレス状に形成されており、互いに間隔をも
って左右に各々設置されている。該搬送部２ａは回転駆
動機２ｂによって左右同時に駆動される。該搬送コンベ
アー２の上方の前記左右の搬送部２ａ間隙部には、下手
方向に向かって徐々にその断面が大きくなる三角柱状に
形成された開脚用仕切り体７が設けられている。また搬
送コンベアー２の略中央部上方には、該搬送コンベアー
２の延長方向に向かって、拘束搬送用である待機コンベ
アー３、同じく拘束搬送用である電撃コンベアー４が連
続して設けられている。該待機コンベアー３は進行方向
に向かって上り勾配となるように設置されている待機コ
ンベアー３の回転伝達材３ａおよび電撃コンベアー４の
回転伝達材４ａは、両端が連結されエンドレス状になっ
ており、回転駆動機３ｂおよび回転駆動機４ｂによって
各々駆動される。前記回転伝達材３ａおよび回転伝達材
４ａの外側面には、図３に示すように、左右の上部の角
に面取り部５ａが設けられ、台形に形成された豚支持体
５が略等間隔に設置固定されている。前記電撃コンベア
ー４の終端部上方には豚８に電気ショックを与えるため
の電極６ａを備えた電撃装置６が設置されている。
【０００７】次に本装置の作用について説明すると、追
い込み通路１へ追い込まれた豚８は外へ逃げ出そうとす
る性質が故にさらに前進して、搬送コンベアー２の左右
の搬送部２ａに右側、左側各々脚を乗せて搬送コンベア
ー２の上に乗る。この動作は、従来技術における左右両
コンベアーの直前においてその進行をためらうという抵
抗感にくらべて、その抵抗ははるかに小さく、問題なく
搬送コンベアー２上に乗せることが可能である。搬送コ
ンベアー２上に乗せられた豚８は搬送されるが、この搬
送中に開脚用仕切り体７によって豚の両脚は強制的に開
脚され、待機コンベアー３まで搬送された時点で豚支持
体５によって腹部を持ち上げらる。その後上り勾配に設
置してある待機コンベアー３によって搬送されるが、こ
の際、待機コンベアー３が上り勾配に設置してあるた
め、豚８の脚は搬送コンベアー２から離れ、豚８は豚支
持体５によってのみ支持される。この支持においては豚
支持体５が、左右の上部の角に面取り部５ａが設けられ
た台形に形成されているため豚支持体５を方形状に形成
した場合に比べて、角部が豚８の腹部に当たることがな
く豚８の腹部に与える圧迫および違和感が低減し、豚８
が暴れ動くのを防止することができる。この豚支持体５
による支持により、豚８はその動きを拘束され、この状
態で電撃コンベアー４まで搬送された後、引き続き豚支
持体５が設置固定されている電撃コンベアー４によって
搬送される。その後、動きを拘束された豚８は、電撃コ
ンベアー４の終端部上方に設けられた電撃装置６による
電撃ショックを受け仮死状態となった後、後処理工程に
送られる。
い込み通路１へ追い込まれた豚８は外へ逃げ出そうとす
る性質が故にさらに前進して、搬送コンベアー２の左右
の搬送部２ａに右側、左側各々脚を乗せて搬送コンベア
ー２の上に乗る。この動作は、従来技術における左右両
コンベアーの直前においてその進行をためらうという抵
抗感にくらべて、その抵抗ははるかに小さく、問題なく
搬送コンベアー２上に乗せることが可能である。搬送コ
ンベアー２上に乗せられた豚８は搬送されるが、この搬
送中に開脚用仕切り体７によって豚の両脚は強制的に開
脚され、待機コンベアー３まで搬送された時点で豚支持
体５によって腹部を持ち上げらる。その後上り勾配に設
置してある待機コンベアー３によって搬送されるが、こ
の際、待機コンベアー３が上り勾配に設置してあるた
め、豚８の脚は搬送コンベアー２から離れ、豚８は豚支
持体５によってのみ支持される。この支持においては豚
支持体５が、左右の上部の角に面取り部５ａが設けられ
た台形に形成されているため豚支持体５を方形状に形成
した場合に比べて、角部が豚８の腹部に当たることがな
く豚８の腹部に与える圧迫および違和感が低減し、豚８
が暴れ動くのを防止することができる。この豚支持体５
による支持により、豚８はその動きを拘束され、この状
態で電撃コンベアー４まで搬送された後、引き続き豚支
持体５が設置固定されている電撃コンベアー４によって
搬送される。その後、動きを拘束された豚８は、電撃コ
ンベアー４の終端部上方に設けられた電撃装置６による
電撃ショックを受け仮死状態となった後、後処理工程に
送られる。
【０００８】尚、本実施例においては、支持体５は左右
の上部の角が面取りされた台形に形成されているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば図４に示すように
支持体５の上面全体を円弧状に形成したものなどでもよ
い。
の上部の角が面取りされた台形に形成されているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば図４に示すように
支持体５の上面全体を円弧状に形成したものなどでもよ
い。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明では、豚の拘束搬送
装置を、追い込み通路の終端部に配置され、両端が連結
されエンドレスに形成された搬送コンベアーと、該搬送
コンベアーの上方に配置され、両端が連結されエンドレ
スに形成された拘束搬送コンベアーとにより構成し、拘
束搬送コンベアーの回転伝達材の外面上には豚支持体を
設けるようにしたので、豚の進行を詰まらせることなく
搬送中の豚の動きを拘束することができ、強制的搬送を
スムーズに行うことができるようになり、豚の処理工程
が一段と計画性を持ちえるとともに、効率の良い処理が
行われるというすぐれた効果がある。
装置を、追い込み通路の終端部に配置され、両端が連結
されエンドレスに形成された搬送コンベアーと、該搬送
コンベアーの上方に配置され、両端が連結されエンドレ
スに形成された拘束搬送コンベアーとにより構成し、拘
束搬送コンベアーの回転伝達材の外面上には豚支持体を
設けるようにしたので、豚の進行を詰まらせることなく
搬送中の豚の動きを拘束することができ、強制的搬送を
スムーズに行うことができるようになり、豚の処理工程
が一段と計画性を持ちえるとともに、効率の良い処理が
行われるというすぐれた効果がある。
【図１】本発明に係る豚の拘束搬送装置の正面図であ
る。
る。
【図２】拘束搬送装置の平面図である。
【図３】豚支持体の斜視図である。
【図４】開脚用仕切り体の斜視図である。
【図５】その他の実施例を示す豚支持体の斜視図であ
る。
る。
１ 追い込み通路 ２ 搬送コンベアー ３ 待機コンベアー（拘束コンベアー） ４ 電撃コンベアー（拘束コンベアー） ５ 豚支持体 ７ 開脚用仕切り体
Claims (4)
- 【請求項１】 追い込み通路の終端部に配置され、両端
が連結されエンドレスに形成された搬送コンベアーと、
該搬送コンベアーの上方に配置され、両端が連結されエ
ンドレスに形成された拘束搬送コンベアーとによりな
り、前記拘束搬送コンベアーの回転伝達材の外面上には
豚支持体が設けられたことを特徴とする豚の拘束搬送装
置。 - 【請求項２】 豚支持体が、拘束搬送コンベアーの回転
伝達材の外面上に略等間隔をもって固着され、その断面
が略台形状に形成されたことを特徴とする請求項１記載
の豚の拘束搬送装置。 - 【請求項３】 豚支持体が、拘束搬送コンベアーの回転
伝達材と一体的に形成されたベルト状であり、その断面
が略台形状に形成されたことを特徴とする請求項１記載
の豚の拘束搬送装置。 - 【請求項４】 搬送コンベアーの上方に、豚の脚を開脚
させるための開脚用仕切り体を設けたことを特徴とする
請求項１、請求項２および請求項３記載の豚の拘束搬送
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21785793A JPH0789837B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 豚の拘束搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21785793A JPH0789837B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 豚の拘束搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723691A JPH0723691A (ja) | 1995-01-27 |
| JPH0789837B2 true JPH0789837B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=16710858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21785793A Expired - Fee Related JPH0789837B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 豚の拘束搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789837B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010104290A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Shokuniku Seisan Gijutsu Kenkyu Kumiai | 豚の追込み搬送方法とその装置 |
| CN106035589A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-10-26 | 新疆额河循环水科技养殖有限公司 | 鱼类宰杀专用电击装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108750697A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-11-06 | 安徽项铺生态农业发展有限公司 | 一种生猪运输装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP21785793A patent/JPH0789837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010104290A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Shokuniku Seisan Gijutsu Kenkyu Kumiai | 豚の追込み搬送方法とその装置 |
| CN106035589A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-10-26 | 新疆额河循环水科技养殖有限公司 | 鱼类宰杀专用电击装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0723691A (ja) | 1995-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |