JPH021795Y2 - - Google Patents

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JPH021795Y2
JPH021795Y2 JP1984006649U JP664984U JPH021795Y2 JP H021795 Y2 JPH021795 Y2 JP H021795Y2 JP 1984006649 U JP1984006649 U JP 1984006649U JP 664984 U JP664984 U JP 664984U JP H021795 Y2 JPH021795 Y2 JP H021795Y2
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JP
Japan
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cover
switch
self
attached
holding
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JP1984006649U
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JPS60118848U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は正特性サーミスタを使用する自己保持
型遅延スイツチ等において正特性サーミスタの熱
放散のバラツキを安定化させるようにしたカバー
付きスイツチに関する。
(従来技術) 従来、この種のカバー付きスイツチとしては、
たとえば第1図に示すように、自己保持型遅延ス
イツチ1をいつたん被取付部材2にビス3により
固定した後、その上にカバー4を被せてビス5,
5により上記被取付部材2に上記カバー4を固定
するようにしたものが一般に知られている。
ところで、上記の如きカバー付きスイツチで
は、自己保持型遅延スイツチ1を被取付部材2に
取り付けた後、カバー4を被せなければならず、
自己保持型遅延スイツチ1の実装に手間がかゝる
うえ、自己保持型遅延スイツチ1を直接、被取付
部材2に取り付けているため、被取付部材2の材
料や取付位置あるいは外気温等により自己保持型
遅延スイツチ1からの熱放散係数が変化して遅延
時間や復帰時間が変化する欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消すべくなされたもので
あつて、その目的は、スイツチ部のカバーへの取
り付けおよび取り外しが容易であり、かつ、被取
付部材の材料や取付位置あるいは外気温等による
遅延時間や復帰時間のバラツキを少なくしたカバ
ー付きスイツチを得ることである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第2図において、11はスイツチ部としての自
己保持型遅延スイツチ、12はカバー、13は被
取付部材である。
上記自己保持型遅延スイツチ11は正特性サー
ミスタが発生する熱でバイメタルが加熱されて接
点を開閉するスイツチで、第1図の自己保持型遅
延スイツチ1と同じものである。上記自己保持型
遅延スイツチ11は大略直方体形状を有し、その
上端面からは端子11a,11a,…が突出する
一方、下端面側には上記自己保持型遅延スイツチ
11の対向する一対の側壁にほゞ直角に突出する
突起部11bを有している。
一方、カバー12は絶縁性の樹脂を一端に開口
を有する直方体形状に成形したものである。上記
カバー12は、第3図に示すように、その底部に
自己保持型遅延スイツチ11の端子11a,11
a,…を挿通するためのスリツト状の端子孔12
a,12a,…および上記自己保持型遅延スイツ
チ11の突起部11bを固定するため段部12
b,12bを有している。
上記段部12b,12bはカバー12内の対向
するコーナ部から内側に突出する台座12c,1
2cのカバー12開口側の先端面に形成されてお
り、上記段部12b,12bとカバー12の開口
端面との間隔d(第2図参照)は、自己保持型遅
延スイツチ11の突起部11bの厚みよりも充分
大きくなつている。
上記台座12c,12cは自己保持型遅延スイ
ツチ11の取付穴12d,12dを有しており、
この取付穴12d,12dには、第2図に示すよ
うに、自己保持型遅延スイツチ11の突起部11
bに挿通したセルフタツピングネジ14,14を
ネジ込み、上記自己保持型遅延スイツチ11をカ
バー12内に固定している。
上記カバー12は、その開口端側で外側壁に突
設した取付片12e,12eの孔12f,12f
(第3図参照)に挿通したビス15,15により
鉄板等の被取付部材13に取り付けている。
第2図のカバー付き自己保持型遅延スイツチで
は、カバー12内に自己保持型遅延スイツチ11
が組み込まれた状態で各種機器の被取付部材13
に実装することができ、従来のカバー付き自己保
持型遅延スイツチに比較して実装の工数を削減す
ることができる。
また、カバー12の深さは自己保持型遅延スイ
ツチ11の高さよりも充分深く、しかも、上記自
己保持型遅延スイツチ11の段部12b,12b
とカバー12の開口端面との間隔dも自己保持型
遅延スイツチ11の突起部11bの厚さよりも充
分大きくしているため、上記自己保持型遅延スイ
ツチ11とカバー12の底面および被取付部材1
3との間にギヤツプgが形成される。このギヤツ
プgにより、上記自己保持型遅延スイツチ11と
被取付部材13との間の熱的な結合が弱められ
る。従つて、第2図のカバー付き自己保持型遅延
スイツチでは、被取付部材13の材料や上記自己
保持型遅延スイツチ11の取付位置あるいは外気
温等による遅延時間や復帰時間のバラツキも小さ
くなる。
さらに、上記ギヤツプgにより、カバー12の
外部からストレスが加えられても、自己保持型遅
延スイツチ11に直接、上記ストレスが加わるこ
とはなく、信頼性も向上する。
なお、自己保持型遅延スイツチ11は、少なく
とも被取付部材13とこの自己保持型遅延スイツ
チ11との間にギヤツプgが形成されるようにカ
バー12に取り付けられるようにすればよく、上
記自己保持型遅延スイツチ11のカバー12への
取付けは任意に行なえる。
(考案の効果) 以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、正特性サーミスタの熱を利用するカバー
付きスイツチにおいて、スイツチ部と被取付部材
との間にギヤツプが形成されるようにスイツチ部
をネジによりカバーに取り付けるようにしたか
ら、スイツチ部と被取付部材との間の熱的な結合
が弱められ、被取付部材の材料やスイツチの取付
位置あるいは外気温等によるスイツチ部の作動特
性のバラツキが小さくなるとともに、スイツチ部
がネジによりカバーに取り付けられているため、
スイツチ部の取り付けおよび取り外しが簡単であ
り、実装時にはカバーとスイツチ部とを一つの工
程で同時に被取付部材に実装することができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカバー付き自己保持型遅延スイ
ツチの縦断面図、第2図は本考案に係るカバー付
き自己保持型遅延スイツチの縦断面図、第3図は
第2図のカバー付き自己保持型遅延スイツチのカ
バーの底面図である。 11……自己保持型遅延スイツチ、11a……
端子、11b……突起部、12……カバー、12
b……段部、12c……台座、12e……取付
片、13……被取付部材、14……セルフタツピ
ングネジ、15……ビス、g……ギヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正特性サーミスタおよびこの正特性サーミスタ
    が発生する熱で加熱されて接点を開閉するバイメ
    タルからなるスイツチ部と、このスイツチ部を収
    容する一端開口状のカバーとからなり、このカバ
    ーは内側壁に上記スイツチ部の側壁から外方に突
    出する突起部がネジによつて固定される段部を備
    え、上記カバー内にスイツチ部が組み込まれた状
    態で、被取付部材にカバー開口端面を覆うように
    実装した際、スイツチ部と被取付部材との間にギ
    ヤツプを有していることを特徴とするカバー付き
    スイツチ。
JP664984U 1984-01-20 1984-01-20 カバ−付きスイツチ Granted JPS60118848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP664984U JPS60118848U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 カバ−付きスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP664984U JPS60118848U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 カバ−付きスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60118848U JPS60118848U (ja) 1985-08-10
JPH021795Y2 true JPH021795Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30484286

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP664984U Granted JPS60118848U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 カバ−付きスイツチ

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JP (1) JPS60118848U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868147U (ja) * 1971-12-02 1973-08-29

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Publication number Publication date
JPS60118848U (ja) 1985-08-10

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