JPH0631632Y2 - サ−モスタツト - Google Patents

サ−モスタツト

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JPH0631632Y2
JPH0631632Y2 JP1985173943U JP17394385U JPH0631632Y2 JP H0631632 Y2 JPH0631632 Y2 JP H0631632Y2 JP 1985173943 U JP1985173943 U JP 1985173943U JP 17394385 U JP17394385 U JP 17394385U JP H0631632 Y2 JPH0631632 Y2 JP H0631632Y2
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JP
Japan
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bimetal
base
thermostat
movable plate
tongue piece
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985173943U
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English (en)
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JPS6282544U (ja
Inventor
信義 金澤
Original Assignee
ウチヤ・サ−モスタツト株式会社
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Publication date
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はバイメタルを用い、温度過昇防止器又は自動ス
イッチとして使用するサーモスタットに関する。
b.従来の技術 第6図〜第9図は従来の前記サーモスタットを示し、a
は黄銅製のベース、bは可動板、cは可動板bに固定さ
れた可動接点、dはバイメタル、eは固定接点、fは固
定接点eを設けたターミナル、gは可動接点c側へ導通
する他のターミナルで、その右端を前記ベースaの下面
にスポット溶接等の手段で溶接してある。hおよびiは
セラミックなどからなる絶縁部材である。
前記ベースaは、図上の右端部に一対の押え部jを相対
して設け、ターミナルfを挾設した前記絶縁部材h,i
の外側から、この押え部jを押し曲げて、これら部材を
保持している。一方、図上の左端部には前記可動板bの
端部をスポット溶接した平板部kと舌片lを備え、この
舌片lに相対して他の舌片lを固定接点寄りに間隔を
置いて設けてある。これら舌片l,lのそれぞれの両
側には段部m,mを設け、この舌片l,lと段部
m,mによって設けられた間隙p,p(第8図参
照)の間に、前記バイメタルdの両端を挿入して、熱に
感応したバイメタルdが自由に反転できるように保持し
ている。
反転したバイメタルdは可動板bのボスqを押し上げ可
動接点cを固定接点eから引離すようになっている。
c.考案が解決しようとする問題点 前記バイメタルdを保持する間隙p,pを形成するた
めに、ベースaの平板部kの右寄りの部分を押し曲げて
段部m(mも同様)を形成しているが、側辺に立上り
部sが設けてある関係もあって、直角に絞りきれず正確
なプレス曲げによる所定の間隙が得られないという問題
点がある。
そのため、バイメタルdの両端を間隙p,pの間に挿
入した場合に、バイメタルdの座りがベースaに対して
正しい水平状態に維持できない場合があり、バイメタル
dの熱応動の際に、前記可動板bのボスqに対する接触
位置が変り、したがって動作温度が狂うという問題点が
ある。
特に、接点側を上方にして垂直にこのサーモスタットを
設置した場合に問題が多い。
本考案は前記事情に鑑み、前記従来のサーモスタットの
問題点を解消し、取付方向によっても動作温度が狂うこ
とのないサーモスタットを提供しようとするものであ
る。
d.問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するため、ベース上に可動接
点付の可動板の一端を固定するとともに該可動板に添っ
てバイメタルを配置し、該バイメタルは、そのベース上
に形成した間隙に、その両端を僅かな間隔を置いて挿入
保持し、バイメタルの反転によって、前記可動板を作動
させるようにしたサーモスタットにおいて、前記ベース
の両側部より中央に向って曲折した相対する一対の受台
を前記バイメタルの両端に対応する位置にそれぞれ設
け、別に、それら相対する受台の間のベースのほぼ中央
であって、前記バイメタルの両端に対応する位置に、そ
れぞれ舌片を立設し、該舌片の下面と、前記受台の上面
との間で、前記間隙を形成するようにし、これらの両間
隙で、前記バイメタルの両端を保持するようにしたもの
である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図〜第5図において、1は黄銅製のベース、2は可
動板、2aは可動板2に突設したボス、3は可動板2に固
定された可動接点、4はバイメタル、5は固定接点、6
・7はそれぞれの接点に導通する各ターミナル、8・9
はセラミック材からなる絶縁部材である。
前記ベース1は、第3図〜第5図に示すように右端部に
一対の押え部21a・21bを相対して設け、従来と同じよう
に前記絶縁部材8・9の外側から、この押え部21a・21b
を押し曲げて、これら部材を保持している。
一方、ベース1の左端部には前記可動板2の端部をスポ
ット溶接する平板部22を設け、この平板部22の固定接点
5寄りに舌片23を水平に突設し、さらにこの舌片23に相
対して、ベース1のほゞ中央部に他の舌片24を抜き起し
て舌片23と同一平面上にあるように設けている。
25a・25bは一対の受台で、該受台25a・25bは前記舌片23の
両側部のベース側端より立上り部を設けて、これを互に
相対する方向(すなわち、外側より内側に向う方向)に
押し曲げて水平に形成したもので、受台25a・25bの上面
と前記舌片23の下面との間に所定の間隙26を形成してあ
る。27a・27bは前記受台25a・25bに対応して、前記舌片24
の両側に、同じ要領で水平に設けた他の一対の受台で、
その上面と舌片24の下面との間に所定の間隙28を形成し
てある。30はバイメタル4の脱落を阻止するために設け
た押え片である。
本考案に係るサーモスタットは以上のように構成されて
おり、前記バイメタル4の一端を、舌片23と受台25a・25
bとの間隙26に、その他端を舌片24と受台27a・27bとの間
隙28に、それぞれ側方より挿入して保持し、前記押え片
30を曲げ起して、側方を塞ぎバイメタル4が脱落しない
ようにすればよい。
作動については従来のサーモスタットと全く同様であ
り、温度変化に反応してバイメタル4が反転し、可動板
2のボス2aを押し上げて、可動接点3と固定接点5との
接触を断ち、回路を開くようになっている。また温度が
元に戻った場合は、バイメタルが逆方向に反転して元に
戻り、可動板2が復帰して両接点が接触し、回路を閉じ
るようになっている。
e.考案の効果 本考案に係るサーモスタットは、以上のようにバイメタ
ル4を保持する各受台が、ベース1の両側部より立ち上
って設けたベース1の一部の延長部を互に内側に折り曲
げて、その上面でバイメタル4の受け面を形成してあ
る。したがって従来の前記サーモスタットのようにバイ
メタルの受け面が直角に絞りきれず、バイメタルの正確
な水平状態がえられないという問題点が全く解消され
た。よってサーモスタットの取付方向に関係なく、正確
で、一定の作動がえられ、正確に動作するサーモスタッ
トがえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサーモスタットの縦断面説明図、
第2図は同平面説明図、第3図は同サーモスタットのベ
ースであって、第4図のA−A線断面説明図、第4図は
同ベースの平面説明図、第5図は同側面説明図、第6図
は従来のサーモスタットの縦断面説明図、第7図は同平
面説明図、第8図は同サーモスタットのベースであっ
て、第9図のB−B線断面説明図、第9図は同ベースの
平面図である。 1…ベース、2…可動板、 4…バイメタル、22…平板部、 23・24…舌片、25a・25b…受台、 26・28…間隙、27a・27b…受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に可動接点付の可動板の一端を固
    定するとともに該可動板に添ってバイメタルを配置し、
    該バイメタルは、そのベース上に形成した間隙に、その
    両端を僅かな間隔を置いて挿入保持し、バイメタルの反
    転によって、前記可動板を作動させるようにしたサーモ
    スタットにおいて、前記ベースの両側部より中央に向っ
    て曲折した相対する一対の受台を前記バイメタルの両端
    に対応する位置にそれぞれ設け、別に、それら相対する
    受台の間のベースのほぼ中央であって、前記バイメタル
    の両端に対応する位置に、それぞれ舌片を立設し、該舌
    片の下面と、前記受台の上面との間で、前記間隙を形成
    するようにし、これらの両間隙で、前記バイメタルの両
    端を保持したことを特徴とするサーモスタット。
JP1985173943U 1985-11-12 1985-11-12 サ−モスタツト Expired - Lifetime JPH0631632Y2 (ja)

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JPS6282544U JPS6282544U (ja) 1987-05-26
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ID=31111878

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147276A (en) * 1977-03-23 1978-12-21 Taylor John C Heattsensitive switch

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