JP2580090Y2 - サーモスイッチ - Google Patents

サーモスイッチ

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JP2580090Y2
JP2580090Y2 JP123692U JP123692U JP2580090Y2 JP 2580090 Y2 JP2580090 Y2 JP 2580090Y2 JP 123692 U JP123692 U JP 123692U JP 123692 U JP123692 U JP 123692U JP 2580090 Y2 JP2580090 Y2 JP 2580090Y2
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JP
Japan
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plate
movable contact
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frame
contact
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JP123692U
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English (en)
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JPH0559733U (ja
Inventor
季久 岸本
和嗣 林
英敏 松下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ヘアドライヤ等の電熱
応用機器の温度保護装置として好適なサーモスイッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーモスイッチとして、例えば実
開昭55-66351に記載されるものが存在しており、これを
図3及び図4に基づいて説明する。
【0003】このものは、固定接点3 を設けた固定接点
側端子2 及び可動接点側端子4 を電気的に絶縁状態とな
るよう間隔をもたせて一体成形した合成樹脂製のフレー
ム1と、先端部に可動接点6 を設け基端部が可動接点側
端子4 に固定されたばね性を有する可動接点板5 と、所
定温度にて反転するものであって可動接点板5 の中間部
でかつフレーム1 とは反対側に反転自在に装着されたア
ーチ型の反転型熱応動板7 とよりなり、反転型熱応動板
7 の反転動作により両接点3,6 が開閉動作を行う。
【0004】このものは、反転型熱応動板7 がサーモス
イッチの最も外側に位置しているので、周囲温度の変化
に対する熱応答性がよいとされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述したサーモスイッ
チは、それが提案されるまでのものは反転型熱応動板が
フレーム側に装着されていたので、それに比べればはる
かに熱応答性が向上している。しかしながら、反転型熱
応動板7 の外方面は電熱応用機器の雰囲気に直接接して
いるものの、内方面は可動接点板5 やフレーム1 によっ
て電熱応用機器の雰囲気から遮蔽された状態であるの
で、今一歩電熱応用機器の雰囲気、すなわち周囲温度の
変化に対する熱応答性に問題がある。
【0006】本考案は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、周囲温度の変化に対する
熱応答性がより向上させられるサーモスイッチを提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本考案のサーモスイッチは、固定接点を設けた固
定接点側端子及び可動接点側端子を電気的に絶縁状態と
なるよう間隔をもたせて一体成形した合成樹脂製のフレ
ームと、先端部に可動接点を設け基端部が可動接点側端
子に固定されたばね性を有する可動接点板と、所定温度
にて反転するものであって可動接点板の中間部でかつフ
レームとは反対側に反転自在に装着された反転型熱応動
板とよりなり、反転型熱応動板の反転動作により両接点
が開閉動作を行うサーモスイッチにおいて、前記可動接
点板と前記フレームに反転型熱応動板に略対応した傍熱
孔を設けた構成としている。
【0008】
【作用】この構成によれば、反転型熱応動板の内方面も
可動接点板とフレームに設けた傍熱孔を介して傍熱され
るので、反転型熱応動板の両面とも電熱応用機器の雰囲
気に直接接することとなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。なお、従来例のものと基本的機能が実
質的に同様の部材には同一の符号を付している。
【0010】1 は合成樹脂製のフレームで、後述する固
定接点側端子2 及び可動接点側端子4 を電気的に絶縁状
態となるよう間隔をもたせて一体成形している。具体的
には、大略直方体状をなし、その長手方向の両側部に固
定接点側端子2 及び可動接点側端子4 の中間部分を埋設
している。そして、固定接点側端子2 及び可動接点側端
子4 の中間部分に挟まれる箇所に厚み方向に貫通する2
個の傍熱孔1a,1a が設けてある。1bは後述する反転型熱
応動板の反転支持部で、2個の傍熱孔1a,1a を画成する
隔壁1cから反転型熱応動板側に所定量突出している。
【0011】固定接点側端子2 は、端子部を有する長片
2aと、接点固設部となる短片2bと、これらを連結する中
間片2cにてコ字状をなし、長片2aと短片2bの一部及び中
間片2c、すなわち中間部分がフレーム1 に同時成形によ
り埋設される。短片2bには、接触面を外方 (図において
上方) に向けて固定接点3 がかしめ固設される。
【0012】可動接点側端子4 は、端子部を有する長片
4aと、後述する可動接点板を固定する短片4bとこれらを
連結する中間片4cにてコ字状をなし、長片4aと短片4bの
一部及び中間片4c、すなわち中間部分がフレーム1 に同
時成形により埋設される。
【0013】5 はばね性を有する可動接点板で、両端子
2,4 の両短片2b,4b を確実に跨ぐ長板状をなし、先端部
に可動接点6 を固設し、基端部が可動接点側端子4 の短
片4bにリベット2dによりかしめ固定される。また中間部
には、後述する反転型熱応動板を装着支持するL字状に
折曲形成した2個の支持片5a,5a をフレーム1 とは反対
側に連設し、さらに長手方向では2個の支持片5a,5a 間
におよび幅方向では反転型熱応動板より若干大きい傍熱
孔5bを形成している。5c,5c は反転型熱応動板の脱落防
止片で、傍熱孔5bの中間付近から折曲形成してある。こ
の可動接点板5は、通常、所定の接圧でもって可動接点6
が固定接点3 に接触するよう設定される。
【0014】7 は反転型熱応動板で、バイメタル等によ
りアーチ状に形成され、所定温度にて反転するものであ
り、可動接点板5 の2個の支持片5a,5a によって反転自
在に装着される。この実施例では、接点接触状態のとき
外方に膨らんでおり、所定温度に上昇すると下方に膨ら
むよう反転する。
【0015】次に、この反転型熱応動板7 と他の部材と
の関係を説明する。フレーム1 の反転支持部1bは、接点
接触状態のとき反転型熱応動板7 の中間部に近接した位
置にあるよう設定してあり、反転型熱応動板7 が反転す
ると、可動接点板5 の基端部側の支持片5aとともに反転
型熱応動板7 を規制し、可動接点板5 の先端部側の支持
片5aを外方に持ち上げて接点解離状態にする。従って、
反転型熱応動板7 の反転動作により両接点3,6 が開閉動
作を行うのである。
【0016】また、可動接点板5 の傍熱孔5bとフレーム
1 の2個の傍熱孔1a,1a は、反転型熱応動板7 に重合的
に略対応した位置に存在する。
【0017】かかるサーモスイッチは、電熱応用機器に
組み込まれたとき、反転型熱応動板7 はその外方面は電
熱応用機器の雰囲気に直接的に接し、内方面も可動接点
板5とフレーム1 に設けた傍熱孔5b,5b,1aを介して直接
的に接するので、両面とも電熱応用機器の雰囲気に直接
接して傍熱されることとなる。
【0018】なお、本実施例では、反転型熱応動板7 の
反転支持部1bはフレーム1 に一体的に形成したもので説
明したが、電熱応用機器のケース等に設けてもよく、そ
の場合はフレーム1 の傍熱孔1aは1個となってより面積
を大きくすることができる。
【0019】
【考案の効果】本考案のサーモスイッチは、反転型熱応
動板の内方面も可動接点板とフレームに設けた傍熱孔を
介して傍熱されるので、反転型熱応動板の両面とも電熱
応用機器の雰囲気に直接接することとなり、周囲温度の
変化に対する熱応答性がより向上させられ、よって電熱
応用機器のより適切な温度保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
【図4】その平面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a フレームの傍熱孔 2 固定接点側端子 3 固定接点 4 可動接点側端子 5 可動接点板 5b 可動接点板の傍熱孔 6 可動接点 7 反転型熱応動板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−75120(JP,A) 特開 昭57−157423(JP,A) 実開 昭62−58842(JP,U) 実開 昭55−36549(JP,U) 実開 昭60−44191(JP,U) 実開 昭61−146844(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 37/00 - 37/56

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を設けた固定接点側端子及び
    可動接点側端子を電気的に絶縁状態となるよう間隔をも
    たせて一体成形した合成樹脂製のフレームと、先端部に
    可動接点を設け基端部が可動接点側端子に固定されたば
    ね性を有する可動接点板と、所定温度にて反転するもの
    であって可動接点板の中間部でかつフレームとは反対側
    に反転自在に装着された反転型熱応動板とよりなり、反
    転型熱応動板の反転動作により両接点が開閉動作を行う
    サーモスイッチにおいて、前記可動接点板と前記フレー
    ムに反転型熱応動板に略対応した傍熱孔を設けたことを
    特徴とするサーモスイッチ。
JP123692U 1992-01-17 1992-01-17 サーモスイッチ Expired - Lifetime JP2580090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP123692U JP2580090Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 サーモスイッチ

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JP123692U JP2580090Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 サーモスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559733U JPH0559733U (ja) 1993-08-06
JP2580090Y2 true JP2580090Y2 (ja) 1998-09-03

Family

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