JPH049714Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049714Y2 JPH049714Y2 JP1985202539U JP20253985U JPH049714Y2 JP H049714 Y2 JPH049714 Y2 JP H049714Y2 JP 1985202539 U JP1985202539 U JP 1985202539U JP 20253985 U JP20253985 U JP 20253985U JP H049714 Y2 JPH049714 Y2 JP H049714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming agent
- temperature
- contact
- switch
- movable contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 claims description 30
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 239000004604 Blowing Agent Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、火災報知器等に用いられる温度スイ
ツチに関するものである。
ツチに関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の温度スイツチは、バイメタル等
の感温素子と、感温素子の熱変位によつて開閉す
る接点とから構成されている。
の感温素子と、感温素子の熱変位によつて開閉す
る接点とから構成されている。
(考案は解決しようとする課題)
しかしながら、従来の温度スイツチでは感温素
子の形、つまりバイメタルを用いたものにあつて
はバイメタルの長さ及びその変位方向によつてス
イツチ形状が制約を受けると共に、バイメタルの
価格及び構造からスイツチ自体が高価になる欠点
があつた。
子の形、つまりバイメタルを用いたものにあつて
はバイメタルの長さ及びその変位方向によつてス
イツチ形状が制約を受けると共に、バイメタルの
価格及び構造からスイツチ自体が高価になる欠点
があつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、スイツチ形状を自由に
設計でき、しかも安価な温度スイツチを提供する
ことにある。
その目的とするところは、スイツチ形状を自由に
設計でき、しかも安価な温度スイツチを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案では、中空ケ
ースの両側端に固定接点と基板を間隔をおいて
夫々配置し、固定接点と対向する基板面に、外部
温度の上昇で膨張する発泡剤を取付けると共に、
発泡剤の端部に可動接点を取付けて固定接点に対
峙させている。
ースの両側端に固定接点と基板を間隔をおいて
夫々配置し、固定接点と対向する基板面に、外部
温度の上昇で膨張する発泡剤を取付けると共に、
発泡剤の端部に可動接点を取付けて固定接点に対
峙させている。
(作用)
本考案に係る温度スイツチでは、外部温度が上
昇して発泡剤が膨張すると、可動接点が固定接点
に向かつて移動して接触し、スイツチはオフ状態
からオン状態となる。
昇して発泡剤が膨張すると、可動接点が固定接点
に向かつて移動して接触し、スイツチはオフ状態
からオン状態となる。
この温度スイツチでは、特定形状を有しない発
泡剤を感温素子として使用しているので、該発泡
剤の形を変えることによりスイツチ形状を自由に
設計できる。また、発泡剤の膨張によつて可動接
点を移動させ固定接点に接触させるだけの簡単な
構造で、しかも発泡剤の価格が安いので、スイツ
チ自体を安価に構成できる。
泡剤を感温素子として使用しているので、該発泡
剤の形を変えることによりスイツチ形状を自由に
設計できる。また、発泡剤の膨張によつて可動接
点を移動させ固定接点に接触させるだけの簡単な
構造で、しかも発泡剤の価格が安いので、スイツ
チ自体を安価に構成できる。
(実施例)
第1図には本考案の第1実施例を示してある。
同図に示した温度スイツチ10は、絶縁性の中空
ケース11と、導電性を有する固定接点12及び
可動接点13と、基板16と、発泡剤17とから
構成されている。
同図に示した温度スイツチ10は、絶縁性の中空
ケース11と、導電性を有する固定接点12及び
可動接点13と、基板16と、発泡剤17とから
構成されている。
中空ケース11は両端を開口した筒形を成して
おり、両開口内側には、固定接点12と基板16
が所定の間隔をおいて固着されている。また、固
定接点12の一部には、ケーブル14が接続され
ている。
おり、両開口内側には、固定接点12と基板16
が所定の間隔をおいて固着されている。また、固
定接点12の一部には、ケーブル14が接続され
ている。
可動接点13は中空ケース11内に長手方向に
スライド可能に配置され、その一部にはケーブル
15が接続されている。このケーブル15は発泡
剤17を介して基板16から外部に導出されてお
り、発泡剤17内で余分な弛みを持たせてある。
スライド可能に配置され、その一部にはケーブル
15が接続されている。このケーブル15は発泡
剤17を介して基板16から外部に導出されてお
り、発泡剤17内で余分な弛みを持たせてある。
発泡剤17は熱膨張が可能な材料で、好ましく
は熱膨張率の大きな発泡コーテイング剤から成
る。この発泡剤17は可動接点13と基板16と
の間に充填され、両端を可動接点13と基板16
に取付けられている。
は熱膨張率の大きな発泡コーテイング剤から成
る。この発泡剤17は可動接点13と基板16と
の間に充填され、両端を可動接点13と基板16
に取付けられている。
尚、実施例では発泡剤17としてサーモセル
(商品名)と呼ばれる発泡コーテイング剤、即ち
120°Cで膨張を開始し2〜15倍の膨張率が得られ
る発泡コーテイング剤を使用している。
(商品名)と呼ばれる発泡コーテイング剤、即ち
120°Cで膨張を開始し2〜15倍の膨張率が得られ
る発泡コーテイング剤を使用している。
この温度スイツチ10では、外部温度が上昇し
て発泡剤17が所定温度以上になると、該発泡剤
17が膨張して可動接点13が左方向(第1図の
矢印参照)に移動する。やがて、第2図に示すよ
うに可動接点13が固定接点12に接触して、ス
イツチがオフ状態からオン状態となる。発泡剤1
7は接触後も膨張力によつて可動接点13を押圧
するので、両接点12,13は接触不良を生じる
ことはなく確実に導通する。
て発泡剤17が所定温度以上になると、該発泡剤
17が膨張して可動接点13が左方向(第1図の
矢印参照)に移動する。やがて、第2図に示すよ
うに可動接点13が固定接点12に接触して、ス
イツチがオフ状態からオン状態となる。発泡剤1
7は接触後も膨張力によつて可動接点13を押圧
するので、両接点12,13は接触不良を生じる
ことはなく確実に導通する。
このように上述の温度スイツチ10では、特定
形状を有しない発泡剤17を感温素子として使用
しているので、発泡剤17の形を変えることによ
りスイツチ形状を自由に設計することができる。
形状を有しない発泡剤17を感温素子として使用
しているので、発泡剤17の形を変えることによ
りスイツチ形状を自由に設計することができる。
また、発泡剤17の膨張温度や膨張率、または
接点間距離等を選ぶことで、温度スイツチ10の
作動温度を任意に変化させることができる。
接点間距離等を選ぶことで、温度スイツチ10の
作動温度を任意に変化させることができる。
更に、発泡剤17の膨張によつて可動接点13
を移動させ固定接点12に接触させるだけの簡単
な構造であり、しかも発泡剤17の価格が安いの
で、スイツチ自体を安価に構成することができ、
使い捨てにすることも可能である。
を移動させ固定接点12に接触させるだけの簡単
な構造であり、しかも発泡剤17の価格が安いの
で、スイツチ自体を安価に構成することができ、
使い捨てにすることも可能である。
第3図には本考案の第2実施例を示してある。
同図に示した温度スイツチ10は、中空ケース1
1が偏平容器状に形成されており、該中空ケース
11の下面開口には基板16が固着され、また中
空ケース11の内部両側には断面L字形の2つの
固定接点12aが対向状態で固着されている。ま
た、偏平形状の発泡剤17は基板16上に載置さ
れ、その上面には可動接点13aが取付けられて
いる。更に、ケーブル14,15は中空ケース1
1を通じて固定接点12aに夫々に接続されてい
る。
同図に示した温度スイツチ10は、中空ケース1
1が偏平容器状に形成されており、該中空ケース
11の下面開口には基板16が固着され、また中
空ケース11の内部両側には断面L字形の2つの
固定接点12aが対向状態で固着されている。ま
た、偏平形状の発泡剤17は基板16上に載置さ
れ、その上面には可動接点13aが取付けられて
いる。更に、ケーブル14,15は中空ケース1
1を通じて固定接点12aに夫々に接続されてい
る。
この温度スイツチ10では、外部温度が上昇し
て発泡剤17が所定温度以上になると、該発泡剤
17が膨張して可動接点13aが上方に移動す
る。やがて、第4図に示すように可動接点13a
が両固定接点12aに接触して、スイツチがオフ
状態からオン状態となる。本第2実施例で得られ
る効果は第1実施例と同様である。
て発泡剤17が所定温度以上になると、該発泡剤
17が膨張して可動接点13aが上方に移動す
る。やがて、第4図に示すように可動接点13a
が両固定接点12aに接触して、スイツチがオフ
状態からオン状態となる。本第2実施例で得られ
る効果は第1実施例と同様である。
(考案の効果)
以上詳述したように本考案によれば、特定形状
を有しない発泡剤を感温素子として使用している
ので、発泡剤の形を変えることによりスイツチ形
状を自由に設計することができる。
を有しない発泡剤を感温素子として使用している
ので、発泡剤の形を変えることによりスイツチ形
状を自由に設計することができる。
また、発泡剤の膨張温度や膨張率、または接点
間距離等を選ぶことで、温度スイツチの作動温度
を任意に変化させることができる。
間距離等を選ぶことで、温度スイツチの作動温度
を任意に変化させることができる。
更に、発泡剤の膨張によつて可動接点を移動さ
せ固定接点に接触させるだけの簡単な構造であ
り、しかも発泡剤の価格が安いので、スイツチ自
体を安価に構成することができ、使い捨てにする
ことも可能である。
せ固定接点に接触させるだけの簡単な構造であ
り、しかも発泡剤の価格が安いので、スイツチ自
体を安価に構成することができ、使い捨てにする
ことも可能である。
第1図は本考案の第1実施例を示す温度スイツ
チの簡略断面図、第2図は同動作説明図、第3図
は本考案の第2実施例を示す温度スイツチの簡略
断面図、第4図は同動作説明図である。 図中、10……温度スイツチ、11……中空ケ
ース、12,12a……固定接点、13,13a
……可動接点、16……基板、17……発泡剤。
チの簡略断面図、第2図は同動作説明図、第3図
は本考案の第2実施例を示す温度スイツチの簡略
断面図、第4図は同動作説明図である。 図中、10……温度スイツチ、11……中空ケ
ース、12,12a……固定接点、13,13a
……可動接点、16……基板、17……発泡剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空ケースの両側端に固定接点と基板を間隔
をおいて夫々配置し、 固定接点と対向する基板面に、外部温度の上
昇で膨張する発泡剤を取付けると共に、 発泡剤の端部に可動接点を取付けて固定接点
に対峙させた、 ことを特徴とする温度スイツチ。 (2) 上記発泡剤が、熱膨張率が大きな発泡コーテ
イング剤から成る実用新案登録請求の範囲第1
項記載の温度スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202539U JPH049714Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202539U JPH049714Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111153U JPS62111153U (ja) | 1987-07-15 |
JPH049714Y2 true JPH049714Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=31167016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985202539U Expired JPH049714Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049714Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002086927A1 (en) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Uchiya Thermostat Co., Ltd. | Safety device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4579017B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2010-11-10 | 株式会社リコー | マイクロストリップアンテナ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217228A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Omron Tateisi Electronics Co | Device for controlling a solar water-heater |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP1985202539U patent/JPH049714Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217228A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Omron Tateisi Electronics Co | Device for controlling a solar water-heater |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002086927A1 (en) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Uchiya Thermostat Co., Ltd. | Safety device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62111153U (ja) | 1987-07-15 |
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