JPS6313637Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313637Y2 JPS6313637Y2 JP11979078U JP11979078U JPS6313637Y2 JP S6313637 Y2 JPS6313637 Y2 JP S6313637Y2 JP 11979078 U JP11979078 U JP 11979078U JP 11979078 U JP11979078 U JP 11979078U JP S6313637 Y2 JPS6313637 Y2 JP S6313637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- bimetal
- inverted
- contact spring
- thermostat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばヘアー・ドライヤ等の過熱防
止目的に用いられる小型サーモスタツトに関す
る。
止目的に用いられる小型サーモスタツトに関す
る。
従来、この種の小型サーモスタツトとしては、
接点バネ自体をバイメタル材料で作るか、接点バ
ネにバイメタルをほぼ平行な状態に付設するか、
または、接点バネを固定するベースと接点バネの
間に曲面板状に作られた反転バイメタルを介在さ
せたものが知られている。
接点バネ自体をバイメタル材料で作るか、接点バ
ネにバイメタルをほぼ平行な状態に付設するか、
または、接点バネを固定するベースと接点バネの
間に曲面板状に作られた反転バイメタルを介在さ
せたものが知られている。
ところで、接点バネをバイメタル材料で構成し
たものにあつては、バイメタルが電路構成の一部
となるため、通過電流によりバイメタルの温度特
性が変化し、設定温度が変化してしまう問題があ
る。そして、接点バネにバイメタルを付設する構
造では、バイメタルが接点バネと共にベースにカ
シメられるので、カシメ時にバイメタルが初期応
力を受け、微妙な温度設定に悪影響が及ぼされ、
検査工程等で不良品となつた成品の再製のために
は、カシメ部を外してバイメタルを取換えなけれ
ばならなかつた。さらに、カシメ止めしてない反
転バイメタルを用いたサーモスタツトは、前述し
たような温度特性の変化やバイメタル取換上の問
題はないが、従来の反転バイメタルは単にベース
の表面に置かれているので、反転時に実効ストロ
ークが小さく、接点がチヤタリングを起こして切
れの良いサーモスタツトが得られ難い。
たものにあつては、バイメタルが電路構成の一部
となるため、通過電流によりバイメタルの温度特
性が変化し、設定温度が変化してしまう問題があ
る。そして、接点バネにバイメタルを付設する構
造では、バイメタルが接点バネと共にベースにカ
シメられるので、カシメ時にバイメタルが初期応
力を受け、微妙な温度設定に悪影響が及ぼされ、
検査工程等で不良品となつた成品の再製のために
は、カシメ部を外してバイメタルを取換えなけれ
ばならなかつた。さらに、カシメ止めしてない反
転バイメタルを用いたサーモスタツトは、前述し
たような温度特性の変化やバイメタル取換上の問
題はないが、従来の反転バイメタルは単にベース
の表面に置かれているので、反転時に実効ストロ
ークが小さく、接点がチヤタリングを起こして切
れの良いサーモスタツトが得られ難い。
本考案は前述したような反転バイメタルを用い
たサーモスタツトの改良に関するものであつて、
反転バイメタルを用いたサーモスタツトの利点で
あるバイメタル取換えの容易性と安定した温度特
性を生かしながら、切れの良い動作が得られる構
造を提案する。
たサーモスタツトの改良に関するものであつて、
反転バイメタルを用いたサーモスタツトの利点で
あるバイメタル取換えの容易性と安定した温度特
性を生かしながら、切れの良い動作が得られる構
造を提案する。
以下、図面に示す本考案の一実施例の詳細を説
明する。
明する。
図面において、全体を符号１で示されたベース
は、例えばセラミツク等の耐熱絶縁材料からな
り、その表面は後述する反転バイメタル２を載置
される凹所１ａ及び取付台１ｂが形成される。前
記凹所１ａの底面には、反転バイメタル２に対す
る通風をよくして敏感な動作が得られるように、
透孔３を形成しておくがよい。前記凹所１ａ上に
は、曲面板状に絞り加工された反転バイメタル２
が位置され、この反転バイメタル２は第３図示の
ように両端部を凹所１ａの両縁に支持される。勿
論、この反転バイメタル２は、サーモスタツトが
図示のようにブレーク接点として構成される場合
には、その突部を凹所１ａ内に位置されるが、サ
ーモスタツトをメーク接点として構成する場合に
は、反転バイメタル２の上下を逆にすればよい。
は、例えばセラミツク等の耐熱絶縁材料からな
り、その表面は後述する反転バイメタル２を載置
される凹所１ａ及び取付台１ｂが形成される。前
記凹所１ａの底面には、反転バイメタル２に対す
る通風をよくして敏感な動作が得られるように、
透孔３を形成しておくがよい。前記凹所１ａ上に
は、曲面板状に絞り加工された反転バイメタル２
が位置され、この反転バイメタル２は第３図示の
ように両端部を凹所１ａの両縁に支持される。勿
論、この反転バイメタル２は、サーモスタツトが
図示のようにブレーク接点として構成される場合
には、その突部を凹所１ａ内に位置されるが、サ
ーモスタツトをメーク接点として構成する場合に
は、反転バイメタル２の上下を逆にすればよい。
また、前記反転バイメタル２は両端に設けられ
た舌片２ａ及び溝２ｂを有し、前記舌片２ａがベ
ース１の切欠き４にかつ溝２ｂがベース１の孔５
に弾力的に植立されるスプリング・ピン６に係合
されることにより、反転バイメタル２の脱落が防
止される。
た舌片２ａ及び溝２ｂを有し、前記舌片２ａがベ
ース１の切欠き４にかつ溝２ｂがベース１の孔５
に弾力的に植立されるスプリング・ピン６に係合
されることにより、反転バイメタル２の脱落が防
止される。
一方、前記取付台１ｂには接点バネ７の基部が
リベツト８によつてカシメ止めされる。このリベ
ツト８は接点バネ７の孔９、ベース１の孔１０、
端子板１１の孔１２を通つてサーモスタツトの底
面でカシメ加工される。ベース１とほぼ平行に延
長された前記接点バネ７は、中間部に前記凹所１
ａに向つて突出された突起７ａを有し、この突起
７ａは、反転バイメタル２が第４図示のように反
転したとき、反転バイメタル２に衝合される。前
記接点バネ７の先端下面には接点１３が固定さ
れ、この接点１３は前記ベース１の表面に据付け
られた接点１４と突合わせられる。なお、接点１
４はベース１の孔１５及び端子板１６の孔１７を
通つてサーモスタツトの底面でカシメ止めされ
る。
リベツト８によつてカシメ止めされる。このリベ
ツト８は接点バネ７の孔９、ベース１の孔１０、
端子板１１の孔１２を通つてサーモスタツトの底
面でカシメ加工される。ベース１とほぼ平行に延
長された前記接点バネ７は、中間部に前記凹所１
ａに向つて突出された突起７ａを有し、この突起
７ａは、反転バイメタル２が第４図示のように反
転したとき、反転バイメタル２に衝合される。前
記接点バネ７の先端下面には接点１３が固定さ
れ、この接点１３は前記ベース１の表面に据付け
られた接点１４と突合わせられる。なお、接点１
４はベース１の孔１５及び端子板１６の孔１７を
通つてサーモスタツトの底面でカシメ止めされ
る。
前記実施例のサーモスタツトは、以上のような
構造であるから、温度が設定温度以上になると、
第４図示のように反転バイメタル２が反転し、こ
の反転バイメタル２により接点１３，１４間が引
離され、端子板１１，１６間の電路が遮断される
ことになる。
構造であるから、温度が設定温度以上になると、
第４図示のように反転バイメタル２が反転し、こ
の反転バイメタル２により接点１３，１４間が引
離され、端子板１１，１６間の電路が遮断される
ことになる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、反転バイメタル付近の通風がよいから、敏感
な応答が得られ、反転バイメタルはベースの切欠
き及びピンによりあたかも両端支持の状態で支持
かつ反転されるので、充分な変位量を確保でき、
切れのよいサーモスタツトが得られる。また、本
考案によるサーモスタツトは、バイメタルの取換
えが容易で、反転バイメタルの支持部が安定して
いるので、使用中に支持部が切損することがな
く、加工時や経年的に温度特性が変化しない優れ
た性質をもつている。
ば、反転バイメタル付近の通風がよいから、敏感
な応答が得られ、反転バイメタルはベースの切欠
き及びピンによりあたかも両端支持の状態で支持
かつ反転されるので、充分な変位量を確保でき、
切れのよいサーモスタツトが得られる。また、本
考案によるサーモスタツトは、バイメタルの取換
えが容易で、反転バイメタルの支持部が安定して
いるので、使用中に支持部が切損することがな
く、加工時や経年的に温度特性が変化しない優れ
た性質をもつている。
第１図は本考案のサーモスタツトの分解斜面
図、第２図は同サーモスタツトの平面図、第３図
は第２図の−線の沿う断面図、第４図は同サ
ーモスタツトの動作説明図である。 １……ベース、１ａ……凹所、２……反転バイ
メタル、７……接点バネ、７ａ……突起。
図、第２図は同サーモスタツトの平面図、第３図
は第２図の−線の沿う断面図、第４図は同サ
ーモスタツトの動作説明図である。 １……ベース、１ａ……凹所、２……反転バイ
メタル、７……接点バネ、７ａ……突起。
Claims (1)
- 中央部に凹所及び同凹所底部の透孔を形成され
た耐熱絶縁材料製のベースと、このベースに一端
を支持されてベースに対しほぼ平行に延長されか
つ中間部に前記凹所に向つて突出された突起部を
有する接点バネと、前記ベースの一端表面の切欠
きに一端をかつ前記ベース表面に植えるピンに他
端の溝を支持した状態で前記ベースと前記接点バ
ネ間に介在された曲面板状の反転バイメタルとを
備えるサーモスタツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11979078U JPS6313637Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11979078U JPS6313637Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5536549U JPS5536549U (ja) | 1980-03-08 |
| JPS6313637Y2 true JPS6313637Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=29075385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11979078U Expired JPS6313637Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6313637Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5798931A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-19 | Matsushita Electric Works Ltd | Temperature switch |
| JPH0677424B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1994-09-28 | 東部電気株式会社 | サ−モスタツト |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP11979078U patent/JPS6313637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5536549U (ja) | 1980-03-08 |
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