JPS6230743Y2 - - Google Patents

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JPS6230743Y2
JPS6230743Y2 JP11589780U JP11589780U JPS6230743Y2 JP S6230743 Y2 JPS6230743 Y2 JP S6230743Y2 JP 11589780 U JP11589780 U JP 11589780U JP 11589780 U JP11589780 U JP 11589780U JP S6230743 Y2 JPS6230743 Y2 JP S6230743Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は漏電ブレーカの漏電テスト回路に用い
る押釦スイツチに関するものである。第1図およ
び第2図は漏電ブレーカの一例を示すもので、2
0は電路しや断する電磁しや断器であり、ハンド
ル25により接点21を閉成した状態にセツト
し、過電流検出部22あるいは漏電検出部23か
ら所定の出力が得られたとき、電磁しや断器20
が駆動されて接点21が開成される。漏電検出部
23は電源線l1,l2の電流が非平衡状態となつた
ときのみ出力が得られる漏電検出用零相変流器2
3aと、零相変流器23aの出力を増巾する増巾
回路および増巾された変流器出力が所定レベル以
上になつたとき動作するスイツチング回路よりな
る漏電検出回路23bとで構成され、両電源線
l1,l2に流れる電流が異なつたとき、すなわち漏
電が発生したとき漏電検出出力が得られ、電磁し
や断器20を駆動する。図中26は電源側接続端
子、27は負荷側接続端子、28は漏電表示釦で
ある。漏電検出回路23には漏電検出回路23が
正常に動作しているかどうかを定期的にチエツク
する漏電テスト回路30が設けられており、この
漏電テスト回路30は第3図に示すように零相変
流器23aに商用交流電源ACのいずれか一方の
電源線l1に接続されたテスト用電源線l3を挿通
し、テスト用電源線l3を押釦スイツチSおよび電
流制限抵抗8を介して他の電源線l2に接続してお
り、押釦スイツチSを閉成することにより擬似漏
電状態を実現し、漏電検出回路23が正常に動作
するかどうかをテストするようになつている。
従来、この種の押釦スイツチSは第4図に示す
ように、漏電テスト回路30を構成する抵抗8お
よび漏電検出回路23のプリント基板(図示せ
ず)に実装できない電気部品(図示せず)が配設
されたプリント基板31上に形成さされており、
一端がプリント基板31に半田固定された可動接
点板1′と、導体棒よりなる固定接点10′と、押
釦15とで構成され、押釦15にて可動接点板
1′を下方に押圧して可動接点板1′の自由端1
b′を固定接点10′に弾接させるようになつてい
た。しかしながらこのような従来例にあつては電
気部品を固定し、且つ電気部品のリード線を可動
接点板1′に電気接続するためのプリント基板3
1を必要とするとともにプリント基板31に可動
接点板1′を半田付けしなければならないので、
組立作業に時間がかかり、コストが高くなるとと
もに半田付けのばらつきにより可動接点板1′の
ばね性がばらついて操作性が一定にならないとい
う問題があつた。本考案は上記問題点を解決する
ことを目的とするものである。
以下実施例について図を用いて説明する。第5
図〜第7図は本考案による漏電ブレーカの漏電テ
スト回路用押釦スイツチSを示すもので、1は隣
青銅のような金属ばね板よりなる可動接点板であ
り、金属ばね板の長手方向の中央部を山形に折曲
し、一方の折曲片をU字状に屈曲して固定用ばね
性部2とし、他方の折曲片を可動部3としたもの
であり、ばね性部2の端部には係止片4および鎖
錠爪5が設けられている。6は合成樹脂成形品よ
りなる基台であり、基台6の上面には可動接点板
1のばね性部2が嵌入される角筒7、抵抗8を把
持する固定リブ9および導体棒よりなる固定接点
10を所定位置に固設する接点固定台11が一体
成形にて突設されている。可動接点板1はU字状
ばね性部2を角筒7内に嵌入して角筒7の上端面
に可動接点板1の係止片4を当接させることによ
り角筒7の側壁に設けた透孔12の上縁片13を
係止片4と鎖錠爪5にて挟持させて一端1aが基
台6の角筒7に固定される。固定接点10は可動
接点板1の自由端1bの下面に対向して基台6に
設けられた接点固定台11の上面にリブ14にて
固定される。可動接点板1に電気接続される抵抗
8のリード線8aは可動接点板1の中央折曲部1
cの下方に折曲線に沿つて配設され、可動接点板
1の自由端側を押釦15にて下方に押圧すること
によりリード線8aに可動接点板1の中央折曲部
1cの下面を弾接させるとともにリード線8aを
支点として可動接点板1の自由端側すなわち可動
部3を回動させ、可動接点板1の自由端1bを固
定接点10に弾接させるようになつている。図中
16はリード線8aを保持する切欠であり、リー
ド線8aは、基台6に突設された角筒7の上端に
穿設された切欠16の底隅部に可動接点板1にて
押さえ付けられるようにして係止される。
いま、実施例において押釦15を下方に押圧す
ると、可動接点板1の中央折曲部1cの下面に抵
抗5のリード線8aが弾接され、可動接点板1の
可動部3は抵抗8のリード線8aを支点として回
動する。このとき可動接点板1は山形に折曲され
ているので、矢印F1,F2で示す弾接力が働き、
可動接点板1とリード線8aは2点で弾接してリ
ード線8aと可動接点板1とが確実に電気接続さ
れる。なお実施例にあつては、ばね性部2を設け
ているので、水平方向の弾接力F2がより大きく
なる。
本考案は上述のように、長手方向の中央を山形
に折曲した金属ばね板よりなる可動接点板の一端
を基台に固定し、自由端となつた他端の下面に対
向して固定接点を設けるとともに、可動接点板の
自由端を固定接点側に押圧する押釦を設け、可動
接点板の中央折曲部の下面側の折曲線に沿うよう
に可動接点板に接続される電気部品のリード線を
基台の要所と可動接点板とで挟持し、押釦による
押圧にて可動接点板の中央折曲部の下面をリード
線に弾接させるとともにリード線を支点として可
動接点板の自由端を回動自在にしたものであり、
可動接点板、電気部品のリード線および固定接点
を基台の所定位置に機械的に固定すれば良く、プ
リント基板が不要になるので、組み立て作業が簡
単になるとともにコストを安くすることができる
という効果があり、また、半田付け作業も不必要
になるので、組み立て作業がより簡単になるとと
もに、従来例のように半田付け時の加熱量のばら
つきによつて可動接点板のばね性が変化すること
がなく、操作性が一定な押釦スイツチが得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る漏電ブレーカの正面
図、同図bは同上の側面図、第2図は同上の概略
構成図、第3図は同上の漏電テスト回路を示す
図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は本考
案一実施例の斜視図、第6図は同上の分解断面
図、第7図は同上の動作状態を示す断面図であ
る。 1は可動接点板、1aは固定端、1bは自由
端、1cは中央折曲部、8は電気部品、8aはリ
ード線、10は接点固定である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の中央を山形に折曲した金属ばね板よ
    りなる可動接点板の一端を基台に固定し、自由端
    となつた他端の下面に対向して固定接点を設ける
    とともに、可動接点板の自由端を固定接点側に押
    圧する押釦を設け、可動接点板の中央折曲部の下
    面側の折曲線に沿うように可動接点板に接続され
    る電気部品のリード線を基台の要所と可動接点板
    で挟持し、押釦による押圧にて可動接点板の中央
    折曲部の下面をリード線に弾接させるとともにリ
    ード線を支点として可動接点板の自由端を回動自
    在にして成る押釦スイツチ。
JP11589780U 1980-08-14 1980-08-14 Expired JPS6230743Y2 (ja)

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JP11589780U JPS6230743Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS5738543U JPS5738543U (ja) 1982-03-01
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