JPH02178297A - β―D―フェニルチオキシロシド、その調製方法および薬剤としての使用 - Google Patents

β―D―フェニルチオキシロシド、その調製方法および薬剤としての使用

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JPH02178297A
JPH02178297A JP28728889A JP28728889A JPH02178297A JP H02178297 A JPH02178297 A JP H02178297A JP 28728889 A JP28728889 A JP 28728889A JP 28728889 A JP28728889 A JP 28728889A JP H02178297 A JPH02178297 A JP H02178297A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規な工業生成物である、以下の構造式で示
すβ−D−フェルチオキシロシド(β−D−pheny
lthioxyloside)に関するものである。
さらにこの発明はその調製方法および抗血栓症剤、特に
抗静脈血栓症剤としての治療への使用に関するものであ
る。
ベンゾイルフェニルオシドおよびα−ヒドロキシベンジ
ルフェニルオシド誘導体を潰瘍治療薬、血小板凝集抑制
剤、抗血栓症剤、あるいは大脳に対する酸素付加剤(c
erebral oxygenators)として用い
ることはヨーロッパ特許β−0051023号から公知
である。また、ヨーロッパ特許A−0133103号に
は低コレステロール症剤(hypocholester
olegeics)あるいは低脂血症剤(hypol 
1pidesics )として有効なベンジルフェニル
オシドが開示されている。
ここで開示されている化合物のうちのあるもの、特に実
施例1の生成物は抗血栓症剤としても有効である。
従来の物質とは構造が異なるこの発明のβ−D−フェニ
ルチオキシロシド化合物は、循環器系の病気の治療およ
び予防用の薬剤、特に抗静脈血栓症剤として用いること
ができることがわかった。
この発明の化合物に従来の化合物に比べて格段に優れた
抗血栓作用があるというのは意外な事実であった(以下
の表!の比較テストの結果を参照のこと)。
この発明の物質は以下の化合物からなる群より選ばれた
ものである。即ち、 (i)下の構造式Iで表わされる化合物(上の構造式I
において、R1およびR8は水素原子、トリフルオロメ
チル基、シアン基のいずれかを表わし、両者は同じもの
であってもよいし異なるものであってもよく、AはCH
OH基またはCO基を表し、Yは水素原子またはアシル
基を表わす)、および、 (ii)AがCHOHの場合の上記化合物のエピマーで
きる。この反応の方法は: (i)茨の構造式■ β−D−チオキシロース残基(β−[) −thiox
ylose residue)のヒドロキシル基はアシ
ル化、特にアセチル化が可能である。したがって上記構
造式Iで示す化合物の誘導体の内、β−D−チオキシロ
ース残基のヒドロキシル基がアシル化、特にアセチル化
したものもこの発明の範囲に入る。
この発明に適したアシル基としては、合計2〜5個の炭
素原子を含む脂肪族基が挙げられる。脂肪族基としては
Cl1ICOが好ましい。
上記構造式1で示す化合物およびそれに対応するアシル
化化合物はグリコシデーシラン反応(glycosid
ation reaction)によって調製すること
が(この式中、A、R,、R1は上で説明したのと同じ
ものを表わしている)で表わされる化合物と、次式の構
造式m1■、 (この式中、HalはCIもしくはBrのようなハロゲ
ン原子を表わしく好ましいハロゲン原子は臭素原子)、
Yはアシル基、特に合計2−5個の炭素原子を含む脂肪
族アシル基、そして好ましくはアセチル基を表わす)で
表わされるハロゲノアシルチオキシロシドおよびアシル
チオキシロシドからなる群の中から選び出されたチオキ
シロース誘導体とを、不活性溶媒中で、酸受容体あるい
はルイス酸の存在下で、構造式IIの化合物1モルに対
してチオキシロース誘導体を約1.1−1.2モルの割
合で反応させ、 (ii )次に必要なら室温(15−20°C)と反応
媒質の還流温度との間の温度で、Cl−C4の低級アル
コール(好ましくはメタノール)中で、金属アルコラー
ド(好ましくはマグネシウムメチラートまたはナトリウ
ムメチラート)の存在下で、脱アシル化反応を行い、Y
がHである構造式Iの誘導体を得る。
このような方法の場合、(i)の段階では構造式■の化
合物がα配置(crconfiguration )で
あることが大切である。一方、構造式■の化合物はα配
置でもβ配置!(βconfiguration>でも
、また両者の混合物でもよい。
AがCHOHである構造式!で表わされるアシル化ある
いは非アシル化化合物は、AがCOである構造式■の化
合物(アシル化あるいは非アシル化化合物)を公知の方
法で還元することによっても得られる。
またAがCHOHである構造式Iで表わされるアシル化
あるいは非アシル化化合物は、AがCOである構造式■
の化合物(アシレート化あいは非アシレート化化合物)
を公知の方法で酸化することによっても得られる。
当業者に公知のグリコシデーシラン法はいくつかあるが
、なかでも次の方法を用いるのが望ましい。
・ KOENIGS−にN0RR法にューヨークおよび
ロンドンで発行された’The Carbohydra
tes、Chemistryand Biochemi
stry J 、第2版、Academic Pres
s (1972) 、IAI、295−301ページに
記載)、・ HELFERICH法(上述文献の292
−294ページ記iijl)この発明においてはグリコ
シデーシラン反応は、上記方法のうちのどちらかを用い
て行ない、フェノールをチオフェノールで置換する。
この発明を実施するための最良の方法としては、約1.
1−1.2モルのハロゲノアシルチオキシロシド■と1
モルのチオフェニル■を、不活性の、極性および非極性
溶媒(例えばジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトニトリル、ニトロメタン、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、および以上のものの混合物
)より選択した不活性溶媒中で、シアン化第二水銀の存
在下で、縮合させるのが望ましい。
また、2,3.4−)リーO−アセチルー1−プロモー
α−D−5−チオキシロピラノシドを、1.1−1.3
モルのシアン化第二水銀の存在下で、0°Cから反応媒
質の還流温度までの間の温度で、好ましくは約40°〜
50℃の範囲の温度で、1〜4時間、好ましくは約2時
間用いるのがよい。
グリコシデージョン反応によってすべての場合において
、様々な比率のα配置とβ配置の異性体の混合物が得ら
れた。
β配置の異性体を当業者に公知の方法、たとえば分別結
晶法やクロマトグラフィー、特にフラッシュクロマトグ
ラフィー(すなわち、W、C,STルL他がJ、Org
、Chem、  (1978) 、 42 (no、1
4) 2923に記載している加圧下のシリカカラム上
で行うクロマトグラフィー)によりて単離する。
AがCHOI(である構造式!で表わされるアシル化あ
るいは非アシル化化合物を、これに対応したAがCOで
ある化合物から作るための還元反応は、エーテル、テト
ラヒドロフラン、低級アルコール(特にメタノールやエ
タノール)のような不活性溶媒に溶かした従来の試薬、
たとえばLiAIHa、KBI!、、NaBH4などの
金属水素化物を用い、0℃から室温(Iso−25℃)
までの範囲の温度で、1−12時間行う、金属水素化物
としてはNaBHaが好ましい。
また、この反応はメタノール中で20℃の温度で行うの
がよい。
こうして得られた誘導体は必要に応じて脱アシル化、特
に脱アセチル化処理を行う、このような処理は室温から
反応媒質の還流温度までの間の温度で、対応する金属ア
ルコラードの存在下において、Cl−C4の低級アルコ
ール中で行う、低級アルコールとしてはメタノールを用
いるのがよく、金属アルコラードとしてはナトリウムメ
タノラードあるいはマグネシウムメタノラードを用いる
のがよい。
脱アシル化及び還元反応(特にCOをCl0F+に転化
する場合)は、途中で生じる中間化合物を分離せずに連
続的に行ってもよい。
構造式■で表わされるチオフェノールを調製するには、 (a)次の構造式■ (ただし、この式中、A、R+ 、R1の意味は上・と
同じ)で表わされるフェノールとを、強塩基性媒質中で
縮合し、次の構造式■ で表わされる塩化ジメチルアミノチオカルバモイルを、
次の構造式■ (この式中、A、R,、R1の意味は上と同じ)で表わ
される化合物を得る、 (b)得られた構造式■で表わされる化合物に加熱によ
りNewmann転位(J、Org、Chem、  (
1966) 31゜p、3980 )をおこさせて、次
の構造式■(この式中、A、R,、R,の意味は上と同
じ)で表わされる化合物を得る、そして、 (c)得られた構造式■で表わされる化合物をCl−C
4の低級アルコール中で、金属アルコラード、好ましく
はナトリウムメタノラードまたはマグネシウムメタノラ
ードで処理し、構造式■で表わされるチオフェノールを
得る。
構造式■で表わされる化合物は、R,、R□が共に水素
原子であるものを除けばすべて新規な化合物である。
構造式■で表わされる化合物は、R1が水素原子で、R
3が水素原子またはシアノ基であるものを除けばすべて
新規な化合物である。
構造式■および■で表わされる化合物はすべて新規な化
合物である。
この発明の治療用組成物は生理学的に問題のない賦形剤
と共、構造式■で表わされる生成物およびそのエピマー
からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含有
している。もちろん、この種の組成物中に含まれる有効
成分の量は治療効果が期待できるだけの量であることは
いうまでもない。
構造式!で表わされる化合物は抗血栓症剤として治療に
用いることができ、特に静脈循環障害の予防および治療
に有効である。
この発明による構造式Iで表わされる化合物およびその
エピマーは静脈循環障害治療用の抗血栓症薬剤の調製に
用いるのが望ましい。
この発明のその他の特徴、利点は以下の調製例の説明及
び薬理学テストの結果から明らかになるものと思われる
。これらの調製例は本発明の範囲を限定するものではな
く、単に具体例として示すだけのものである。
24g (0,107モル)の3−ベンゾイル−4−ヒ
ドロキシベンゾニトリルを240cdのアセトンに溶か
し、次に240cdの水と7.2g (0,121モル
)の水酸化カリウムベレットとを順次加えた。こうして
得られた混合物を15分間撹拌した後、40edのアセ
トンを溶媒とする16.5g (0,121モル)の塩
化ジメチルチオカルバモイル溶液を加えた。こうして得
られたエマルジョンを室温で3時間撹拌した。
その結果得られた混合物をデカントした。これに200
cjの水を加えた後、酢酸エチルを用い水性相を抽出し
た。こうして得られた有機相を塩化ナトリウム飽和溶液
と化合させた後、同溶液で洗い流し、硫酸マグネシウム
上で乾燥させ、減圧下で蒸発させた。その結果得られた
生成物の一部(23g)が自然に結晶した。これを乾燥
状態まで渾発させ、次にエーテルで洗浄することにより
8gの生成物を得た。
目的の生成物31gが最終的に得られた(収率:90%
)。
融点−92℃ 上記調製例Iaで得られた0−(2−ベンゾイル−4−
シアノフェニル)ジメチルチオカルバメ−)10g (
0,032モル)を200°Cで、30分間、アルゴン
雰囲気中で、撹拌しながら加熱した。
油状の目的の生成物が10g得られた(収率: 100
%) n 、II°S′c−1,6122 I   d) 2−ベンゾイル−4−シアノフェニル こうして得られた5−(2−ベンゾイル−4−シアノフ
ェニル)ジメチルチオカルバメート10g(0,032
モル)を100cdのメタノールに溶かした。
その結果得られた緑色の溶液を0℃まで冷却した後で、
19.3cjのナトリウムメチラート(メタノール中の
ナトリウムの比率が8%W / V )を滴下した(色
が赤に変わった)。この反応媒質を室温で3時間撹拌し
た後、INの塩酸水溶液で加水分解した。目的の生成物
を酢酸エチルを用い抽出した。
こうして得られた有機相に水酸化ナトリウム溶液を加え
、水性相を酸性化させ酢酸エチルで抽出した。その結果
得られた有機相を塩化ナトリウム飽和溶液で洗浄し、硫
酸マグネシウム上で乾燥させ、真空下で蒸発させた。こ
うして得られた結晶をヘキサンとエーテルで洗浄して、
白色で結晶した目的の生成物6g(収率:80%)を得
た。
融点−84℃ 製 8.16 g (0,024モル)の2.3.4−トリ
ー〇−アセチルー1−ブロモ−5−チオ−α−ローキシ
ロピラノシドと、調製例1cで得られた3ベンゾイル−
4−メルカプトベンゾニトリル5g(0,0205モル
)と、5.8g (0,023モル)のシアン化第二水
銀とを、20gの0.4na+の分子ふるい(E、ME
l?(J社製)上の125cdのベンゼンと125cd
のニトロメタンの混合物に順番に加えた。こうして得ら
れた反応媒質を室温で418間撹拌した後、Ce1it
e”  (すなわち濾過用の珪藻シリカ)で濾過した。
残留物を酢酸エチルで数回洗い流した。こうして得られ
た有機相をINの塩酸溶液と、INの水酸化ナトリウム
溶液と、塩化ナトリウムの飽和溶液とで順番に洗い流し
、次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発さ
せた。こうして得られた油状物質をトルエン/酢酸エチ
ル混合物(8/ 2 、  v / v )を溶離剤と
して用いたフラッシュクロマトグラフィによって精製し
た。
油状の目的の生成物が9g得られた(収率ニア5%)、
エタノールを加えるとこの生成物は結晶した。得られた
結晶をエーテルから再晶出した。
こうして目的の生成物5.3dg(収率:46%)が得
られた。
融点■173℃ 〔α) l11@″c= +34.9”  (c = 
0.53 ; CHCh )温で1時間撹拌した後、A
*berlite’ IR120H’樹脂を用い中和し
た。濾過後、この溶液の溶媒を減圧下で蒸発させて、目
的の生成物2.9gを得た(収率ニア0%)。
融点=100℃ (α)s””−+72℃(c −0,52i CHsO
H)調製例1dで得られた(2−ベンゾイル−4−シア
ノフェニル)−2,3,4−)ソー0−アセチル−1,
5−ジチオ−β−D−キシロピラノシド 4 g (0
,0078モル)を、アルゴン雰囲気中で80cdのメ
タノールに溶かした。この溶液を0℃まで冷却した後、
0.2dのナトリウムメチラート(メタノール中のナト
リウムの比率が1d%W / Vの溶液)を加えた。こ
うして得られた混合物を空調製例1eで得られた(2−
ベンゾイル−4−シアノフェニル)−1,5−ジチオ−
β−D−キシロピラノシド Ig(0,026モル)と
、10cjのメタノールとの混合物を0℃まで冷却し、
これに0.11 g (0,00284モル)のNaB
H,を加えた。その結果得られた反応混合物を0℃で4
5分間撹拌した後、Amberllte” IR120
°樹脂を加えて中和した。濾過後、溶媒を減圧下で蒸発
させた0次にこれをクロロホルム/メタノール混合物を
溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラフィーによ
り精製して、目的の生成物1g(定量的収率)を得た。
融点−986〜100℃ (α)、”雪″c−+30.3℃(c −0,52; 
CH30H)たO−(2−ベンゾイルフェニル)ジメチ
ルチオカルバメー)  9g(0,031モル)から出
発して、トルエン/酢酸エチル混合物を溶離剤として用
いたフラッシュクロマトグラフィにより精製した後、油
状の目的の生成物を1.8g得た。
no”′e”” 1.6142 9.5g (0,048モル)の2−ヒドロキシフェニ
ルメタノンと10.3g (0,083モル)の塩化ジ
メチルチオカルバモイルとから出発して、調製例1aと
同じ方法で、目的の生成物11.2 gを得た(収率:
82%)。
融点−98℃ 調製例1bと同じ方法で、調製例t[[aで得られ1.
8gの5−(2−ベンゾイルフェニル)ジメチルチオカ
ルバメートを用い、調製例1cと同じ方法で、目的の生
成物1g(収率ニア4%)を得た。
1.03 g (0,0048モル)の2−メルカプト
フェニル フェニルメタノンと、1.29 g (0,
0034モル)の2.3.4−トリー〇−アセチルー1
−ブロモ−5−ジチオ−α−D−キシロピラノシドと、
1.28 g (0,0051モル)のシアン化第二水
銀とから出発して、調製例1dと同じ方法で、酢酸メチ
ル/トルエン混合物(I/9、v / v )を溶離剤
として用い、フラッシュクロマトグラフィにより精製し
て、目的の生成物0.16 g (収率:6%)を得た
融点−188℃ (α)、tsで一+34’  (c −0,2; CH
!OR)調製例■aで得られた(2.−ベンゾイルフェ
ニル)−2,3,4−トリー〇−アセチル−1,5−ジ
チオ−β−〇−キシロピラノシド 0.150g(3,
06Xl0−’モル)と、2−のナトリウムメチラート
(メタノール中のナトリウムの比率が8%W / Vの
溶液)とから出発して、メタノール/クロロホルム混合
物(5/95、v / v )を溶離剤として用い、フ
ラッシュクロマトグラフィにより精製して、目的の生成
物0.090g(収率:85%)を得た。
融点−82°〜84℃ (α) Ig””−+47.5’  (c−0,225
iC!(30+()調1む1凹 6.15 m (0,049モル)の2−ブロモアニソ
ールを、3−の無水テトラヒドロフランに入れた1゜8
g (0,0074モル)のマグネシウム中に滴下して
加えた。20分撹拌すると、この混合物は固化した。希
釈(テトラヒドロフラン20−を添加)した後、得られ
た反応媒質を、−25°Cに保たれた無水テトラヒドロ
フラン30−に8.18 g (0,0496モル)の
塩化4−シアノベンゾイルを入れた混合物に、滴下した
0次にこの反応媒質を室温まで加熱してから濃縮塩酸と
氷の混合物で加水分解し、酢酸エチル/エーテル混合物
を用いて目的の生成物を抽出した。これに石油エーテル
を加えて沈澱させることにより、目的の生成物9.65
g(収率:82%)を得た。
融点−92°〜94°C 調製例IVaで得られた4−(2−メトキシベンゾイル
)ベンゾニトリル 6 g (0,0253モル)と、
塩化ピリジニウム17.53g (0,151モル)と
の混合物を220℃で12時間加熱した。この反応媒質
を加水分解した後、酢酸エチルを用いて目的の生成物を
抽出した。その有機相をINの塩酸水溶液およびNaC
lの濃縮溶液で洗ってから硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、次に酢酸エチルを減圧下で蒸発させた。こうして得
られた油状の生成物に酢酸エチル/エーテル混合物を加
えた。沈澱物を取り除き、濾液を濃縮した。この濾液を
エーテルを用い沈澱させることによって、目的の生成物
2.65g(収率:47%)が得られた。
融点−116℃ 調製例IVbで得られた4−(2−ヒドロキシベンゾイ
ル)ベンゾニトリルを、150c−の水と100C−の
アセトンの混合液中に懸濁させ、これに4.15 g(
0,0735モル)の水酸化カリウムを加え、その結果
得られた反応媒質を50℃で20分間加熱撹拌した(完
全に溶解すると、赤い色が現れた)、こうして得られた
溶液を0℃まで冷却した後、これに80−のアセトンを
溶媒とする9、14 g (0,074モル)の塩化ジ
メチルチオカルバモイル溶液を加え、その結果得られた
混合物を室温で3時間撹拌した。この反応媒質を加水分
解した。こうしてできた沈澱物を濾過し、エーテル中で
粉末状にすりつぶした。目的の生成物(ベージュの固体
) 17.4g(収率:84%)が得られた。
融点=156°〜157℃ 調製例NcT!得られた0−2−(4−シアノベンゾイ
ル)フェニル ジメチルチオカルバメート2 g (0
,0064モル)から出発して、調製例1bと同じ方法
で、トルエン/酢酸エチル混合物(99/l、v/v)
を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラフィーに
より精製して目的の生成物t、3sg(収率:45%)
を得た。
2.25 g (0,00725モル)の0−2− (
4−シアノベンゾイル)フェニル ジメチルチオカルバ
メートから出発して、調製例rcと同じ方法で、酢酸エ
チル/ヘキサン混合物(1/6、V / V )を溶離
剤として用い、フラッシュクロマトグラフィにより精製
して、目的の生成物を得た。
融点=98°〜100℃ 1.54 g (0,0Q643モル)の4−(2−メ
ルカプトベンゾイル)ベンゾニトリルと、3.7g (
0゜010モル)の2.3.4−)リーO−アセチルー
1−ブロモ−5−チオ−α−ローキシロピラノシドと、
2.526 g (0,010モル)のシアン化第二水
銀Hg (cN)□とから出発して、調製例1dと同じ
方法で、酢酸↓チル/トルエン混合物(1/12.v/
V)を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラフィ
により精製し、次にメタノール中で沈澱させることによ
って、目的の生成物0.4g(収率:12%)を得た。
融点−160℃ (α) *”′e−2,4’  (c=0.5;CHC
l3)調製例fVfで得られた(2−(4−シアノベン
ゾイル)フェニル)−2,3,4−)リーO−アセチル
ー1.5−ジチオ−β−D−キシロピラノシド 0.3
6 g (0,00070モル)から出発して、調製例
1eと同じ方法で、メタノール/クロロホルム混合物(
1/25、v / v )を溶離剤として用いたフラッ
シュクロマトグラフィにより精製して、次にメタノール
中で沈澱させることによって、目的の生成物0.170
g (収率:63%)を得た。
融点:  154’〜155°C (α)  ”” −+33.4”  (c= 0.1 
; CH30H)を濾過して、その溶媒を減圧下で蒸発
させて目的の生成物0.065gを得た。
融点−85′″〜95℃ (α)  ”@e−+ 12.5@(c−0,12; 
CHCl1)5−のメタノールを溶媒とする450mg
 (0,00087モル)の(2−(4−シアノベンゾ
イル)フェニル)−2,3,4−トリー〇−アセチル−
1゜5−ジチオ−β−D−キシロピラノシド溶液に、0
.2−のナトリウムメチラート(メタノール中のナトリ
ウムの比率が8% w / vの溶液)を加えた。脱ア
セチル化を行った後、クロロホルム/エタノール混合物
(9/1、v / v )を溶離剤として用い、クロマ
トグラフィを行った。脱アセチル化終了後、0°Cに保
たれたこの反応媒質に0.050g (0,0013モ
ル)のホウ化水素ナトリウム(Ha8H,)を加えた。
その結果得られた混合物をAmberlite” IR
120H”樹脂を加えて中和した。これ30g (0,
16モル)の2−ブロモアニソールを、ヨー素の結晶を
含有する3、85 g (0,16モル)のマグネシウ
ムを0.75−の無水テトラヒドロフランに入れたもの
に、滴下する。この反応混合物を1時間、還流する。生
じた溶液を、26.48 g (0,16モル)の塩化
3−シアノベンゾイルを無水テトラヒドロフランに入れ
た溶液中に、滴下し、75℃まで冷却する。温度を20
℃まで上げるようにし、反応媒質を塩酸のIN水溶液で
、加水分解する0次に、目的の生成物を酢酸エチルで抽
出する。
得られた有機相を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、次に減圧下で蒸発させる。目的の生成物が結晶と
成って30g(収率:80%)得られた。
融点−180℃ 16g (0,0675モル)の3−(2−メトキシベ
ンゾイル)ベンゾニトリルと50g(0,43モル)の
塩化ピリジニウムとの混合物を、180℃で12時間に
亘り、加熱し、反応混合物を140℃に冷却し、氷/l
縮塩酸混合物で加水分解する。15時間撹拌した後、目
的の生成物を酢酸エチルで抽出する。
得られた有機相を水で、次にプライン(NaC1の飽和
水溶液)で、pHが中性になるまで洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させる。生成し
た油状物質を、トルエン/酢酸エチル混合物を溶離剤と
して用いて、シリカ上で精製する。溶出液から溶媒を蒸
発させた後、8.5gの黄色の固体が得られた(収率6
0%)。
融点−100℃ VIc)−−3−シア ベン隻イル  エ調製例1aに
記載の手順に従い、調製例■bで得られた3−(2−ヒ
ドロキシベンゾイル)ベンゾニトリル8.5g (0,
038モル)と、2.56 g (0,0046モル)
の水酸化カリウムと、5.65g(0,046モル)の
塩化ジメチルチオカルバモイルとからスタートして、目
的の生成物を11g得た(収率94%)。
融点−90℃ 調製例1bに従い、7 g (0,0226モル)の0
−2− (3−シアノベンゾイル)フェニル ジメチル
チオカルバメートからスタートして、溶離剤としてトル
エン/酢酸エチル混合物(90/2、v/V)を用いた
フラッシュクロマトグラフィにより精製した後、目的の
生成物を4.2g(収率60%)得た。
融点−86℃ Vle)  −−ルカブ ベンゾイル ベン調製例IC
に記載の手順に従って、調製例Vldで得た5−2−(
3−シアノベンゾイル)フェニル ジメチルチオカルバ
メート3.3g (0,0106モル)より出発して、
溶離剤としてトルエン/酢酸エチル混合物(85/15
、v / v )を使用したシリカカラム上でのクロマ
トグラフィにより精製した後、目的の生成物を計1.2
9g(収率51%)得た。それは、NMR特性を備えて
いた。
調製例1dに記載の手順に従い、調製例Vieで得られ
た3−(2−メルカプトベンゾイル)ベンゾニトリル0
.300g (0,0012モル)からスタートすると
、溶離剤としてトルエン/酢酸エチル混合物(8/2、
v/v)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製
し、次にエチルエーテルより晶出した後で、計0.20
0gの目的生成物が得られた(収率35%)。
融点−140℃ (a〕−”・”−+21°C(c −0,24; CH
:+0II)調製例1eに記載の手順に従い、調製例■
fで得た(2−(3−シアノベンゾイル)フェニル)−
2,3,4−)ジ−0−アセチル−1,5−ジチオ−β
−D−キシロピラノシド0.200g (0,0003
9モル)からスタートし、目的の生成物針0.105g
(収率70%)を、溶離剤としてクロロホルム/メタノ
ール混合物(9515、v / v )を用いたフラッ
シュクロマトグラフィーにより精製した後で、得た。
融点−70′″〜83℃ ((X ] o”c= +25.16° (c= 0 
、15 i CH30H)訓m■ 調製例■記載の手順に従い、調製例V1gで得た(2−
 (3−シアノベンゾイル)フェニル−1゜5−ジチオ
−β−D−キシロピラノシド0.170g(0,000
33モル)から出発して、クロロホルム/メタノール混
合物をmH剤として用いたフラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製した後、目的の生成物を0.070g (
収率60%)得た。
融点−57°〜80℃ (α) @”′e−+ 38.3’  (c−0−1;
 CIh0N)調製例■ 調製例Vla記載の手順に従って、9.4g (0,0
50モル)の2−ブロモアニソールと、1.7 g (
0,069モル)のマグネシウムと、l1g (0,0
50モル)の塩化2−ブロモベンゾイルとから出発して
、エーテルから晶出した後、目的の生成物を9.6g(
収率66%)得た。
融点−68℃ 調製例■aで得た2−ブロモフェニル 2−メトキシフ
ェニルメタノン21g (0,072モル)と、臭化水
素酸の30%水溶液50−と、酢酸50−との混合物を
、4時間に亘って、還流する。この反応混合物を、氷で
加水分解し、次に酢酸エチルを用いて抽出する。有機相
を、pi(が水性になるまで水で洟浄し、次に真空中で
蒸発させる。ジイソプロピルエーテルから晶出した後、
目的の生成物が6.4g(収率85%)得られた。
融点−78℃ ■ C) −−ヒ ワキシベン1イル ベンブ上上ユ永
皇n 10.1g (0,036モル)の2−ブロモフェニル
2−ヒドロキシフェニルメタノンと6.6g (0,0
74モル)の第HPシアニド(cuCN )との混合物
を、180℃で2時間、加熱する。生成した反応媒質を
INの、塩酸/氷温金物(50/ 100、v/v) 
で加水分解し、次に酢酸エチルで抽出する。を機相を塩
酸のIN水溶液で、次にNaC1の飽和水溶液で洗浄し
、さらにpoが中性に成るまで水で洗浄し、この後、減
圧下で蒸発させる。溶離剤としてヘキサン/酢酸エチル
混合物(5/1、v / v )を用いたフラッシュク
ロマトグラフィにより精製した後、目的の生成物が計5
.8g(収率59%)得られた。
融点−100℃ 200−のテトラヒドロフランに、調製例■Cで得た2
−(2−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾニトリル6.7
g (0,030モル)を加えた溶液に、1g(0,0
41モル)の水素化ナトリウムを、少しずつ加える。得
られた混合物を、1時間、50°Cで撹拌する0反応媒
質を室温に冷却し、これに、4.6g(0,037モル
)の塩化ジメチルチオカルバモイルを50−のテトラヒ
ドロフランに入れた溶液を、加える。得られた混合物を
、3時間、室温で撹拌し、次に、氷/水の混合物で加水
分解する。抽出は、酢酸エチルを用いて実行する。得ら
れた有機相を水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させ、
減圧下で蒸発させる。エーテルから晶出した後、目的の
生成物が6g(収率64.5%)得られた。
融点−140℃ 調製例tb記載の手順に従い、調製例■dで得られた0
−2−(2−シアノベンゾイル)フェニル ジメチルチ
オカルバメー)6.5g (0,02Lモル)からスタ
ートして、溶離剤としてトルエン/酢酸エチル混合物(
6/1、v / v )を用いたフラッシュクロマトグ
ラフィにより精製し、酢酸エチル/エーテル混合物より
晶出した後、目的の生成物を計4.65g(収率68.
5%)得た。
融点露130℃ 調製例Tc記載の手順に従い、かつ調製例■eで得た5
−2−(2−シアノベンゾイル)フェニル ジメチルチ
オカルバメートl g (0,0032モル)から出発
して、フラッシュクロマトグラフィにより精製した後、
目的の生成物を1.2g(収率54.5%)得た。
融点寓94℃ 調製例1d記載の手順に従い、1.2g (0,005
0モル)の2− (2−メルカプトベンゾイル)ベンゾ
ニトリルと、2.14 g (0,0060モル)の2
゜3.4−)ソー0−アセチル−1−プロモー5−チオ
ーα−D−キシロピラノシドと、1.27g(o、oo
soモル)のシアン化第二水銀(Hg (cN)x)と
から出発して、エーテルから晶出した後、目的の生成物
を、t、4g(収率54.5%)得た。
融点−210℃ (ff)、”・” −+51.4℃(c−0,3F C
1(!OR)調製例Is記載の手順に従って、かつ、調
製例■gで得た(2− (2−シアノベンゾイル)フェ
ニル)−2,3,4−)ツー0−アセチル−1゜5−ジ
チオ−β−D−キシロピラノシド0.500g(0,0
0097モル)から出発して、目的の生成物を、エーテ
ルからの晶出後、計0.250g得た(収率70%)。
融点−107” 〜112℃ (ff) s”′c−+32.5° (c −0,36
; CH20H)訓m −シア ベン゛イル ルオロメ ルフェニル −15−ジチオ−調製例IVa
記載の手順に従い、また1、85g(0,076モル)
の2−プロモー4−トリフロオロメチルアニソールと、
1.86 g (0,00765モル)のマグネシウム
と、8.45 g (0,051モル)の塩化4−シア
ノベンゾイルからスタートして、溶離剤としてトルエン
/酢酸エチル混合物(8/1、V/V)を用いたフラッ
シュクロマトグラフィーにより精製した後で、計12g
の目的生成物を得た(収率77.5%)。
融点−88゛C 調製例■bに記載の手順に従い、また13.5g (0
,049モル)の4−(2−メトキシ−5−トリフルオ
ロメチルベンゾイル)ベンゾニトリルと31g(0,2
7モル)の塩化ピリジニウムとから出発して、ヘキサン
/酢酸エチル混合物を溶離剤として用いたフラッシュク
ロマトグラフィにより精製した後、目的の生成物を8.
4g(収率65%)得た。
融点−118℃ 調製例Ncに記載の手順に従い、8g(0,0274モ
ル)の4−(2−ヒドロキシ−5−トリフルオロメチル
ベンゾイル)ベンゾニトリルと1.9’7g(0゜03
5モル)の水酸化カリウムと、4.1g(0,033モ
ル)の塩化ジメチルチオカルバモイルとから出発して、
ヘキサン/酢酸エチル混合物(5/1、V / V )
を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラフィーに
より精製した後、計8.1gの目的の生成物を得た(収
率77.9%)。
融点−142℃ ルバイ − の1 言 調製例IVdに記載の手順に従い、7.9 g (0,
0185モル)の0−2−(4−シアノベンゾイル)−
4−トリフルオロメチルフェニル ジメチルチオカルバ
メートから出発して、ジイソプロピルエーテルから晶出
させた後、目的の生成物を6.7g(収率85%)得た
融点−159°C 調製例IVeに記載の手順に従って、また調製例[Xd
で得られた5−2−(4−シアノベンゾイル)−4−ト
リフルオロメチルフェニル ジメチルチオカルバメート
から出発して、トルエン/酢酸エチル混合物(9/1.
v/v)を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグラ
フィーにより精製した後、NMR特性を示す目的の生成
物が3.3g得られた(収率67%)。
一〇−セ ルー   −ジ  − −D−シロビー シ
   9a の 調製例1dに記載の手順に従い、調製例IXeで得た4
−(2−メルカプト−5−トリフルオロメチルベンゾイ
ル)ベンゾニトリル3 g (0,0097モル)と、
2.3.4−)ソー0−アセチル−1−ブロモ−5−チ
オ−α−ローキシロピラノシド4.2g (0,012
モル)と、シアン化第2水銀(Hg(cN)g) 2.
5g (0,0099モル)とから出発して、エーテル
から晶出した後、目的の生成物が1.3g(収率:22
%)得られた。
融点−210℃ 〔α〕。富・℃−+6℃(c−0,25; CHCl5
)調製例1eに記載の手順に従い、調製例IXfで得た
(2−(4−シアノベンゾイル)−4−)リフルオロメ
チルフェニル−2,3,4−)IJ−〇−アセチルー1
.5−ジチオ−β−D−キシロピラノシドから出発して
、塩化メチレン/酢酸アセテート混合物(8/2、v 
/ v )を溶離剤として用いたフラッシュクロマトグ
ラフィにより精製した後、目的の生成物を計0.45g
得た(収率56%)。
融点−106’ 〜111”C (α) o”′c= +39.8°C(c= 0.63
 ; C11sOH)裂 調製例■に記載の手順に沿って、また調製例■gで得た
(2− (4−シアノベンゾイル)−4−トリフルオロ
メチルフェニル−1,5−ジチオ−β−D−キシロピラ
ノシド0.24 g (0,000527モル)と、0
.022 g (0,000579モル)のNaBH。
とから出発して、クロロホルム/メタノール混合物(9
515、v / v )を溶離剤として用いたフラッシ
ュクロマトグラフィにより精製した後、計0.2gの目
的の生成物を得た(収率83%)。
融点−766〜87°C (α) o”” = +42.8℃(c = 0.25
 ; CHsOH)この発明による物質の抗血栓活性は
、静脈血栓症に関する次の実験プロトコルにより立証さ
れた。
WESSLERその他による技法(J、Applied
 Physi。
1.1959.p、943−946)に従って、高凝固
作用(hypercoagulation)下で静脈う
っ血を作る。 J、I(AtlPMANその他による技
法(Thrombosis and Hae@osta
sis43(2)、1980.p、118 )の場合の
ように、高凝固剤(hypercoagulant)と
しては、Flow Laboratories社の供給
する活性因子X (Xa)の溶液を用いる(12.51
17当たり71Knatの生理学的血清)。
テストは、絶食させていなかったの雄のウィスターラッ
トを用いて行なった。ラットの体重は250g〜280
 gであり、ラットは10匹ごとのグループに分けた。
テスト物質を、PE0400中の懸濁液として、経口投
与した。このあと、4時間に亘って血栓症を誘発させ、
生じた血栓を取り除いて、その重さを計った。
経口投与の量が12.5■/kgの場合の結果を、表■
に示した。また、この表■には、前述の公知物質を用い
た場合の結果も同時に示した。
この発明による物質が示す抗静脈血栓活性は、公知物質
が示すそれに比べて、著しくすぐれている。
以下余白 表−一一一り

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)次の構造式のβ−D−フェニルチオキシロ
    シド(ただし、この式中、R_1とR_3は同じでも異
    なっていてもよく、それぞれ水素原子、トリフルオロメ
    チル基もくしはシアノ基を表わし、AはCHOH基もし
    くはCO基を表わし、Yは水素原子もしくはアシル基を
    表わす)と、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ii)AがCHOHの場合の上記化合物のエピマーと
    、よりなる群から選択されたオシド化合物。
  2. (2)アシル基Yが脂肪族基であり、2〜5個の炭素原
    子を含有し、特にCH_3CO基を表わすことを特徴と
    する請求項1記載のオシド化合物。
  3. (3)構造式 I のβ−D−フェニルチオキシロシドと
    そのエピマーとから成る群より選ばれた少なくとも一つ
    のオシド化合物を、生理学的に容認できる賦形剤と共に
    含有する治療用化合物。
  4. (4)静脈循環障害治療用の抗血栓症剤を調製するため
    に用いられる、請求項1記載の式 I のβ−D−フェニ
    ルチオキシロシドとそのエピマーよりなる群に属する物
    質の使用。
  5. (5)次の工程(i)と(ii)よりなる、請求項1記
    載の構造式 I のβ−D−フェニルチオキシロシドの調
    製方法。 (i)次の構造式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、この式中、A、R_1、R_2は上述の如く
    定義されている)で表わされる化合物と、次の構造式I
    II、IV、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IV) (ただし、これらの式中、HalはClもくしはBrの
    ようなハロゲン原子を表わし(好ましいハロゲン原子は
    臭素原子)、Yはアシル基、特に合計2〜5個の炭素原
    子を含む脂肪族アシル基、好ましくはアセチル基を表わ
    す)で表わされるハロゲノアシルチオキシロシドおよび
    アシルチオキシロシドからなる群から選ばれたチオキシ
    ロース誘導体とを、不活性溶媒中で、酸受容体あるいは
    ルイス酸の存在下で、構造式IIの化合物1モルに対して
    チオキシロース化合物を約1.1〜1.2モルの割合で
    反応させ、 (ii)次に必要に応じて室温(15−25℃)と反応
    媒質の還流温度との間の温度でC_1−C_4の低級ア
    ルコール(好ましくはメタノール)中で、金属アルコラ
    ート(好ましくはマグネシウムメチラートまたはナトリ
    ウムメチラート)の存在下で、脱アシル化反応を行い、
    YがHである構造式 I の誘導体を得る。
  6. (6)前記工程(i)で用いた構造式IIの化合物を次の
    工程(a)、(b)、(c)より調製することを特徴と
    する請求項5記載の鋼製方法。 (a)次の構造式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) で表わされる塩化ジメチルアミノチオカルバモイルを、
    次の構造式VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (ただし、この式中、A、R_1、R_2の意味は上と
    同じ)で表わされるフェノールと、強塩基性の媒質中で
    縮合し、次の構造式VII ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (ただし、この式中、A、R_1、R_2の意味は上と
    同じ)で表わされる化合物を得る、 (b)得られた構造式VIIの化合物を加熱して転位さて
    、次の構造式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (ただし、この式中、A、R_1、R_2の意味は上と
    同じ)で表わされる化合物を得る、 (c)得られた構造式VIIIの化合物をC1−C4の低級
    アルコール中で、金属アルコラート、好ましくはナトリ
    ウムメタノラートまたはマグネシウムメタノラートで処
    理し、構造式IIのチオフェノールを得る。
  7. (7)次式のチオフェニル(この式中、R_1、R_2
    、Aは上述の如く定義されたものである、ただし、R_
    1とR_2が同時に水素原子を表わすことはない)▲数
    式、化学式、表等があります▼(II) よりなる群から選択された、請求項1記載の構造式 I
    のβ−D−フェニルチオキシロシドの合成の中間生成物
    として有益な物質。
  8. (8)次式のフェノール(この式中、R_1、R_2、
    Aは上述の如く定義されたものであるが、R_2は、R
    _1が水素原子もしくはシアノ基を表わすとき、水素原
    子を表わさない) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) よりなる群から選択された、請求項1記載のβ−D−フ
    ェニルチオキシロシドの合成の中間生成物として有益な
    物質。
  9. (9)次式のチオカルバメート(この式中、R_1、R
    _2、Aは上述の如く定義されており、X_1とX_2
    は互いに相違し、一方は硫黄原子を他方は酸素原子を表
    わす) ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群から選択された、請求項1記載の式 I のβ
    −D−フェニルチオキシロシドの合成における中間生成
    物として有益な物質。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008535813A (ja) * 2005-03-25 2008-09-04 ラボラトワール フルニエ エス・アー 5−チオキシロースから誘導される新規化合物及び治療におけるその使用

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JP2008535813A (ja) * 2005-03-25 2008-09-04 ラボラトワール フルニエ エス・アー 5−チオキシロースから誘導される新規化合物及び治療におけるその使用

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