JPH02178208A - 油性固形化粧料 - Google Patents
油性固形化粧料Info
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- JPH02178208A JPH02178208A JP33389088A JP33389088A JPH02178208A JP H02178208 A JPH02178208 A JP H02178208A JP 33389088 A JP33389088 A JP 33389088A JP 33389088 A JP33389088 A JP 33389088A JP H02178208 A JPH02178208 A JP H02178208A
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は油性固形化粧料に関し、更に詳しくは、N−ア
シルアミノ酸アミドと、炭素数が14〜26である飽和
アルコールの乳酸エステルを必須成分として配合してな
る、成型不良や色むら等がなく、成型状態が極めて良好
であって、品質的に優れた油性固形化粧料に関するもの
である。
シルアミノ酸アミドと、炭素数が14〜26である飽和
アルコールの乳酸エステルを必須成分として配合してな
る、成型不良や色むら等がなく、成型状態が極めて良好
であって、品質的に優れた油性固形化粧料に関するもの
である。
[従来の技術]
従来、油性固形化粧料には、常温で固体のワックス、液
状油剤、半固形油剤等の油剤が用いられてきた。これら
の油剤の中でワックスは、形状を保持する為に用いられ
、化粧もちを高める上でも効果的であるが、塗布時の延
び、なめらかさ等の使用感においては十分なものとはい
えなかった。
状油剤、半固形油剤等の油剤が用いられてきた。これら
の油剤の中でワックスは、形状を保持する為に用いられ
、化粧もちを高める上でも効果的であるが、塗布時の延
び、なめらかさ等の使用感においては十分なものとはい
えなかった。
そこで、こ゛)したワックスの欠点を補う為に、油ゲル
化剤の配合及び併用が行われてきた。すなわち、油ゲル
化剤を配合することにより、形状保持性や化粧もち等の
点で良好となし得るばかりでなく、ワックスのみを使用
した場合と比較して使用感においても好ましい効果を得
ることが可能であった。このような油ゲル化剤としては
、ポリアミド樹脂、12−とドロキシステアリン酸、N
−アシルアミノ酸アミド等が挙げられ、これらの利用が
よく知られている。
化剤の配合及び併用が行われてきた。すなわち、油ゲル
化剤を配合することにより、形状保持性や化粧もち等の
点で良好となし得るばかりでなく、ワックスのみを使用
した場合と比較して使用感においても好ましい効果を得
ることが可能であった。このような油ゲル化剤としては
、ポリアミド樹脂、12−とドロキシステアリン酸、N
−アシルアミノ酸アミド等が挙げられ、これらの利用が
よく知られている。
面記油ゲル化剤のうち、ポリアミド樹脂、12−とドロ
キシステアリン酸を用いた場合は、極性が比較的高い為
、他の油剤との溶解性や溶存状態が悪く、製品系が不均
一になったり、経時的に発汗が生じるといった問題があ
り、それを考慮して用いる必要があったのに対し、N−
アシルアミノ酸アミドの場合は、極性が低く、他の油剤
との溶解性や溶存状態が良好であって経時的な発汗がな
く、油性固形化粧料に好適なものであった。
キシステアリン酸を用いた場合は、極性が比較的高い為
、他の油剤との溶解性や溶存状態が悪く、製品系が不均
一になったり、経時的に発汗が生じるといった問題があ
り、それを考慮して用いる必要があったのに対し、N−
アシルアミノ酸アミドの場合は、極性が低く、他の油剤
との溶解性や溶存状態が良好であって経時的な発汗がな
く、油性固形化粧料に好適なものであった。
[発明が解決しようとする課題]
N−アシルアミノ酸アミドは、前記した如く油ゲル化剤
として好適なものであるが、これを用いて油性固形化粧
料を調製するには、炭化水素油等の液状油剤や混合油剤
と混合し、加熱溶解した後、これを冷却し、ゲル化させ
て用いられるのか一般的であった。
として好適なものであるが、これを用いて油性固形化粧
料を調製するには、炭化水素油等の液状油剤や混合油剤
と混合し、加熱溶解した後、これを冷却し、ゲル化させ
て用いられるのか一般的であった。
しかし、N−アシルアミノ酸アミドを通常用いられる油
剤と混合して加熱溶解させるには、130〜140℃と
いう高温にする必要があった。また、これを配合して油
性固形化粧料を製造するにあたっても、ゲル化温度が1
10〜120℃と高く、従フてそれ以上に温度を保持し
て充填成型を行なわなければならず、こうした高温充填
が必要な為、冷却後、亀裂等の成型不良や色むらが発生
する原因となり、このことは特に大量に生産する際に、
非常に問題であった。
剤と混合して加熱溶解させるには、130〜140℃と
いう高温にする必要があった。また、これを配合して油
性固形化粧料を製造するにあたっても、ゲル化温度が1
10〜120℃と高く、従フてそれ以上に温度を保持し
て充填成型を行なわなければならず、こうした高温充填
が必要な為、冷却後、亀裂等の成型不良や色むらが発生
する原因となり、このことは特に大量に生産する際に、
非常に問題であった。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記実情に鑑み、種々検討を行なった結
果、N−アシルアミノ酸アミドと共に特定の炭素数を有
する飽和アルコールの乳酸エステルを必須に用いること
により、溶解性、ゲル化性、充填性が良好となり、この
ことによって得られたものの成型状態が良い等、優れた
油性固形化粧料が得られることを見出し、本発明を完成
させるに到った。
果、N−アシルアミノ酸アミドと共に特定の炭素数を有
する飽和アルコールの乳酸エステルを必須に用いること
により、溶解性、ゲル化性、充填性が良好となり、この
ことによって得られたものの成型状態が良い等、優れた
油性固形化粧料が得られることを見出し、本発明を完成
させるに到った。
すなわち本発明は、N−アシルアミノ酸アミドと、炭素
数が14〜26である飽和アルコールの乳酸エステルを
配合してなることを特徴とする油性固形化粧料に関する
ものである。
数が14〜26である飽和アルコールの乳酸エステルを
配合してなることを特徴とする油性固形化粧料に関する
ものである。
以下本発明の構成について説明する。
本発明において使用されるN−アシルアミノ酸アミドは
、N−アシルアミノ酸話導体の一種であり、油ゲル化剤
として用いられるものである。かかるN−アシルアミノ
酸アミドを化粧料に応用したものとして、特公昭53−
27776号公報に記載された技術が知られている。N
−アシルアミノ酸アミドとして、具体的には、N−アシ
ルグルタミン酸のジアルキルアミドの一種であるN−ラ
ウロイル−し−グルタミン酸−α・γ−ジーn−ブチル
アミド(商品名、コアギュランGP−1:味の素株式会
社製)等が挙げられる。
、N−アシルアミノ酸話導体の一種であり、油ゲル化剤
として用いられるものである。かかるN−アシルアミノ
酸アミドを化粧料に応用したものとして、特公昭53−
27776号公報に記載された技術が知られている。N
−アシルアミノ酸アミドとして、具体的には、N−アシ
ルグルタミン酸のジアルキルアミドの一種であるN−ラ
ウロイル−し−グルタミン酸−α・γ−ジーn−ブチル
アミド(商品名、コアギュランGP−1:味の素株式会
社製)等が挙げられる。
本発明におけるN−アシルアミノ酸アミドの配合量は、
油性固形化粧料全量中1〜10重量%の範囲で用いられ
、この範囲であれば十分量である。
油性固形化粧料全量中1〜10重量%の範囲で用いられ
、この範囲であれば十分量である。
次に本発明に使用される飽和アルコールの乳酸エステル
は、炭素数が14〜26である飽和アルコールの乳酸エ
ステルである。炭素数が14未満では皮膚刺激性、臭い
等の点で好ましくなく、また炭素数27以上では、前記
N−アシルアミノ酸アミドの溶解性が低くなるので好ま
しくない。これら乳酸エステルとして、具体的には、乳
酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸オクチルドデシル等が
挙げられる。
は、炭素数が14〜26である飽和アルコールの乳酸エ
ステルである。炭素数が14未満では皮膚刺激性、臭い
等の点で好ましくなく、また炭素数27以上では、前記
N−アシルアミノ酸アミドの溶解性が低くなるので好ま
しくない。これら乳酸エステルとして、具体的には、乳
酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸オクチルドデシル等が
挙げられる。
本発明における乳酸エステルの配合量は、油性固形化粧
料全量中、10〜90重量%の範囲で用いるのが好まし
い。10重量%より少ない場合は効果が期待しえず、前
記範囲であることが好ましい。
料全量中、10〜90重量%の範囲で用いるのが好まし
い。10重量%より少ない場合は効果が期待しえず、前
記範囲であることが好ましい。
本発明の油性固形化粧料は、上記の如<N−アシルアミ
ノ酸アミドと炭素数が14〜26である飽和アルコール
の乳酸エステルを心頭成分として配合するものであるが
、ここでN−アシルアミノ酸アミドの溶解温度並びにゲ
ル化温度から、炭素数が14〜26である飽和アルコー
ルの乳酸エステル及びそれ以外の油剤を用いた場合の影
響について検討した結果を表1、表2に示した。尚、N
−アシルアミノ酸アミドとしてコアギュランGP−1,
4gと油剤96gを用いて行なった。
ノ酸アミドと炭素数が14〜26である飽和アルコール
の乳酸エステルを心頭成分として配合するものであるが
、ここでN−アシルアミノ酸アミドの溶解温度並びにゲ
ル化温度から、炭素数が14〜26である飽和アルコー
ルの乳酸エステル及びそれ以外の油剤を用いた場合の影
響について検討した結果を表1、表2に示した。尚、N
−アシルアミノ酸アミドとしてコアギュランGP−1,
4gと油剤96gを用いて行なった。
表 1
表 2
表1及び表2に認められるように、乳酸オクチルドデシ
ルを用いた場合のN−アシルアミノ酸アミドの溶解温度
及びゲル化温度は、それ以外の油剤を用いた場合よりも
低く(表1)、また乳酸オクチルドデシルを他の油剤と
併用しても低、〈抑えらねることが確認されたく表2)
。
ルを用いた場合のN−アシルアミノ酸アミドの溶解温度
及びゲル化温度は、それ以外の油剤を用いた場合よりも
低く(表1)、また乳酸オクチルドデシルを他の油剤と
併用しても低、〈抑えらねることが確認されたく表2)
。
すなわち、本発明で特定される乳酸エステルを用いた場
合には、N−アシルアミノ酸アミドの溶解の為の加熱温
度が低くてもすみ、また充填温度も低温で可能であるこ
とが支持される結果であった。
合には、N−アシルアミノ酸アミドの溶解の為の加熱温
度が低くてもすみ、また充填温度も低温で可能であるこ
とが支持される結果であった。
本発明の油性固形化粧料は、上記成分を必須とするもの
であり、そのままの組成物で用いても良いが、さらに化
粧目的等に応じて、化粧料に一般に用いられる油剤、顔
料、バール剤、香料、保湿剤、防腐剤、美容剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、樹脂、高分子、界面活性剤、薬剤
、アルコール等を適宜選択し、配合して得られる。
であり、そのままの組成物で用いても良いが、さらに化
粧目的等に応じて、化粧料に一般に用いられる油剤、顔
料、バール剤、香料、保湿剤、防腐剤、美容剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、樹脂、高分子、界面活性剤、薬剤
、アルコール等を適宜選択し、配合して得られる。
また本発明の油性固形化粧料を製造するに際しては、N
−アシルアミノ酸アミドと炭素数が14〜26である乳
酸エステルを混合、溶解した後のゲル化物を他の油性化
粧料基材と配合するか、或いはN−アシルアミノ酸アミ
ドと炭素数が14〜2Gである飽和アルコールの乳酸エ
ステル及び他の油剤等とを混合後、溶解することで調製
することかできる。
−アシルアミノ酸アミドと炭素数が14〜26である乳
酸エステルを混合、溶解した後のゲル化物を他の油性化
粧料基材と配合するか、或いはN−アシルアミノ酸アミ
ドと炭素数が14〜2Gである飽和アルコールの乳酸エ
ステル及び他の油剤等とを混合後、溶解することで調製
することかできる。
[実施例コ
次に、本発明について実施例を挙げてさらに説明する。
尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例[11比較例[1]口紅
表3に実施例[11及び比較例[1]の口紅の処方を示
−r0尚、表中の値は重量%である。
−r0尚、表中の値は重量%である。
(以下余白)
表 3
(製法)
成分(1)〜(60を加熱溶解(その時の溶解温度は表
3に示した。)し、これを100℃に冷却後、成分(7
)、(8)を添加し、溶解した。これに、成分(9)〜
(+2)を分散して脱気後、成分(+3)を添加し、次
いで容器に流し込み充填(その時の充填温度は表3に示
した。)し、冷却した。
3に示した。)し、これを100℃に冷却後、成分(7
)、(8)を添加し、溶解した。これに、成分(9)〜
(+2)を分散して脱気後、成分(+3)を添加し、次
いで容器に流し込み充填(その時の充填温度は表3に示
した。)し、冷却した。
上記の如くして得られた実施例[1]の口紅は、表3に
認められるように、溶解温度及び充填温度が比較的低く
てすみ、得られた口紅は成型状態が極めて良好で色むら
等がなく、また形状保持性、化粧もち、使用感等が良好
であり、経時的な発汗が認められず、安定性良好なもの
であった。これに対し、比較例[11の場合には、実施
例[1]の場合よりも高温での溶解及び充填が必要であ
るばかりでなく、冷却後に亀裂や色むらの発生が見られ
た。
認められるように、溶解温度及び充填温度が比較的低く
てすみ、得られた口紅は成型状態が極めて良好で色むら
等がなく、また形状保持性、化粧もち、使用感等が良好
であり、経時的な発汗が認められず、安定性良好なもの
であった。これに対し、比較例[11の場合には、実施
例[1]の場合よりも高温での溶解及び充填が必要であ
るばかりでなく、冷却後に亀裂や色むらの発生が見られ
た。
実施例[2]固形整髪料
(処方) (重量%)(1)
トリイソステアリン酸ジグ 50リセリル (2) マカデミアンナッツ油 32.2
(3)乳酸ミリスチル 15f4)
N−アシルアミノ酸アミド 2.5(コアギュ
ランGP−1) (5)酸化防止剤 0.05(6
) 防腐剤 0.05(7
1香料 0.2(製法) 成分(11〜(4)を125〜130℃にて加熱溶解し
、これを100℃に冷却後、成分(5)、(6)を添加
、溶解した。これに成分(7)を加え、80〜90℃に
て容器に流し込み充填し、冷却した。
トリイソステアリン酸ジグ 50リセリル (2) マカデミアンナッツ油 32.2
(3)乳酸ミリスチル 15f4)
N−アシルアミノ酸アミド 2.5(コアギュ
ランGP−1) (5)酸化防止剤 0.05(6
) 防腐剤 0.05(7
1香料 0.2(製法) 成分(11〜(4)を125〜130℃にて加熱溶解し
、これを100℃に冷却後、成分(5)、(6)を添加
、溶解した。これに成分(7)を加え、80〜90℃に
て容器に流し込み充填し、冷却した。
上記の如くして得られた実施例[2]の固形整髪料は、
製造時での成型不良などを生じず、また得られたものは
形状保持性、化粧もち、使用感に優れ、又経時的な発汗
もなく、安定性の良好なものであった。因みに実施例
[2]の処方中、成分(3)の乳酸ミリスチルを除き、
成分(2)のマカデミアンナッツ油で総量を調整して製
造した場合には、充填温度は95〜100℃としなけれ
ばならず、高温での充填が必要であった。
製造時での成型不良などを生じず、また得られたものは
形状保持性、化粧もち、使用感に優れ、又経時的な発汗
もなく、安定性の良好なものであった。因みに実施例
[2]の処方中、成分(3)の乳酸ミリスチルを除き、
成分(2)のマカデミアンナッツ油で総量を調整して製
造した場合には、充填温度は95〜100℃としなけれ
ばならず、高温での充填が必要であった。
[発明の効果]
以上詳述した如く、本発明の特徴は、N−アシルアミノ
酸アミドを配合して油性固形化粧料を得るにあたり、特
定の炭素数を有する飽和アルコールの乳酸エステルを必
須に用いたことにある。
酸アミドを配合して油性固形化粧料を得るにあたり、特
定の炭素数を有する飽和アルコールの乳酸エステルを必
須に用いたことにある。
すなわち、本発明により、従来N−アシルアミノ酸アミ
ドを用いた油性固形化粧料を得る際に、高温溶解及び高
温充填が製造工程上必要であり、それによフて引き起こ
されていた成型不良や色むら発生等の問題が解消し得た
のである。
ドを用いた油性固形化粧料を得る際に、高温溶解及び高
温充填が製造工程上必要であり、それによフて引き起こ
されていた成型不良や色むら発生等の問題が解消し得た
のである。
しかして本発明の油性固形化粧料は、製造条件が改善さ
れて成型状態が良好となり、しかも形状保持性、化粧も
ち、使用感が良く、経時的に発汗がない等、品質的に優
れたものである。
れて成型状態が良好となり、しかも形状保持性、化粧も
ち、使用感が良く、経時的に発汗がない等、品質的に優
れたものである。
以 上
出願人 株式会社 小林コーセー
Claims (1)
- (1)N−アシルアミノ酸アミドと、炭素数が14〜2
6である飽和アルコールの乳酸エステルを配合してなる
ことを特徴とする油性固形化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33389088A JPH02178208A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 油性固形化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33389088A JPH02178208A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 油性固形化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178208A true JPH02178208A (ja) | 1990-07-11 |
Family
ID=18271099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33389088A Pending JPH02178208A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 油性固形化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02178208A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010083865A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-04-15 | Kao Corp | 油性化粧料 |
JP2010100608A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-05-06 | Kao Corp | スティック状油性口唇化粧料 |
JP2010132562A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Kao Corp | スティック状油性化粧料 |
JP2010260834A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 苦味の低減方法 |
JP2013514352A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 透明または半透明な組成物 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP33389088A patent/JPH02178208A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010083865A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-04-15 | Kao Corp | 油性化粧料 |
JP2010100608A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-05-06 | Kao Corp | スティック状油性口唇化粧料 |
JP2010132562A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Kao Corp | スティック状油性化粧料 |
JP2010260834A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 苦味の低減方法 |
JP2013514352A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 透明または半透明な組成物 |
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