JPH0217802Y2 - - Google Patents

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JPH0217802Y2
JPH0217802Y2 JP10874384U JP10874384U JPH0217802Y2 JP H0217802 Y2 JPH0217802 Y2 JP H0217802Y2 JP 10874384 U JP10874384 U JP 10874384U JP 10874384 U JP10874384 U JP 10874384U JP H0217802 Y2 JPH0217802 Y2 JP H0217802Y2
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processing unit
positioning
clamping
wrapping
pin
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JP10874384U
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JPS6124133U (ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ペーパーラツプ加工機において、
クランクシヤフトのクランクピンをクランプ、ア
ンクランプする1対のラツピングアームが組付け
られた加工ユニツトを、前記クランクピンに対応
するクランプ、アンクランプ位置に位置決めする
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示すように、加工ユニツト1′
の所定位置に突設された1つの支持プレート1
3′の先端部下面に支持杆15′が配設され、この
支持杆15′の下方には、該支持杆15′を受承し
て加工ユニツト1′を所定の設定位置に位置決め
する位置決めハンガ19′が配設されるものがあ
る。
一方、クランクシヤフトAにはそのシヤフトの
中心からクランクピンBの中心までの距離(以
下、単にピンストロークという)が異なるものが
ある。
ピンストロークが異なるクランクシヤフトAの
クランクピンBを同一の加工ユニツト1によつて
ペーパラツプ加工する場合、所定の設定位置に位
置決めされている加工ユニツト1′の1対のラツ
ピングアーム7′,7′のクランプ動作によつて、
これらラツピングアーム7′,7′のクランプ面7
a′,7a′が、クランクシヤフトAのクランクピン
Bに対し求芯する。そして、1対のラツピングア
ーム7′,7′によつてクランクピンBをクランプ
したときには、位置決めハンガ19′に対し、加
工ユニツトが所定量だけ持上げられる。なお、ラ
ツピング加工時には、位置決めハンガ19′が支
持杆15′に干渉することがない待機位置まで変
位する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものにおいては、1対のラツピ
ングアーム7′,7′よつてクランクピンBをクラ
ンプしたときには、位置決めハンガ19′に対し、
加工ユニツト1が所定量だけ持上げられる構造
上、ラツピング加工後、1対のラツピングアーム
7′,7′がアンクランプ動作するときに、支持杆
15′が位置決めハンガ19′に当たる所定の設定
位置まで加工ユニツト1′が落下する。そして、
この加工ユニツト1′の落下が原因となつて、1
対のラツピングアーム7′,7′間に張設されてい
るラツピングペーパ12′が、クランクピンBの
被加工面に当り、クランクピンBの被加工面が損
傷される問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の問題点を解決するために、この
考案では、加工ユニツトの所定位置に第1、第2
の支持プレートを水平状に突設し、これら各支持
プレートの先端部には鉛直方向の第1、第2の調
整杆をそれぞれ進退可能に配設し、これら各調整
杆の下方には該調整杆を受承して前記加工ユニツ
トをクランプ、アンクランプ位置に位置決めする
第1、第2の位置決めハンガをそれぞれ配設し、
これら各位置決めハンガは、各調整杆を受承する
動作位置と調整杆に干渉しない待機位置とにそれ
ぞれ独立して変位しうる構成にしたものである。
(作用) そして、この考案はピンストロークが異なるク
ランクシヤフトのクランクピンに対し、第1、第
2の位置決めハンガのうち、いずれか一方のハン
ガを選択して動作位置に変位することで、前記ク
ランクピンに対応するクランク、アンクランプ位
置に加工ユニツトを位置決めする作用をなす。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
する。
ペーパーラツプ加工機の加工ユニツト1を正面
から表わした第1図において、加工ユニツト1の
本体2は、フレーム・ブラケツト3に対し、ピン
4によつて一端が枢着された支持アーム5の他端
に、ピン6によつて枢着されて支持されている。
この加工ユニツト1の本体2には、左右1対のラ
ツピングアーム7,7がピン8,8を支点として
クランプ、アンクランプ動作可能に組付けられて
おり、これに1対のラツピングアーム7,7は、
本体2の上端面に配設されたクランプシリンダ9
のロツド9aに、連動リンク10,10を介して
連結されてクランプ並びにアンクランプ動作され
る。そして、1対のラツピングアーム7,7の下
部対向面には、クランクシヤフトA1,A2のク
ランプピンB1,B2に対応するクランプ面7
a,7aが形成され、これらラツピングアーム
7,7間にはローラ11を介してラツピングペー
パ12が張設されている。
加工ユニツト1の本体2上部の左右両側面に
は、第1、第2の両支持プレート13,14が水
平状に突設されており、これら第1、第2の支持
プレート13,14には、所定長さのねじ棒より
なる鉛直方向の第1、第2の両調整杆15,16
が、進退可能に螺合されかつロツクナツト17,
18によつて任意の位置に固定されている。
上記第1、第2の調整杆15,16の下方に
は、各調整杆15,16を受承して、加工ユニツ
ト1の1対のラツピングアーム7,7を、クラン
クシヤフトA1(又はA2)のクランクピンB1
(又はB2)に対応するクランプ、アンクランプ
位置に位置決めする第1、第2の位置決めハンガ
19,20がそれぞれ配設されている。これら第
1、第2の位置決めハンガ19,20の基部は、
フレームの軸受(図示しない)によつて回転可能
に支持された第1、第2の回転軸21,22回り
にそれぞれ固着され、同位置決めハンガ19,2
0の先端部には、第1、第1の調整杆15,16
を受承するための受止め部19a,20aが形成
されている。さらに、第1、第2の位置決めハン
ガ19,20は、第1、第2の作動シリンダ2
3,24によつて略水平状をなす動作位置と、略
垂下状をなす待機位置とにそれぞれ独立して変異
されるものであつて、第1、第2の回転軸21,
22回りには第1、第2の作動シリンダ23,2
4のロツド23a,24aの先端部に、ピン2
5,26によつて枢着される連動レバー27,2
8がそれぞれ取付けられている。
上記したように構成されるこの実施例におい
て、ピンストロークが異なる2つのクランクシヤ
フトA1,A2のうち、小さいピンストロークS
1のクランクシヤフトA1のクランクピンB1を
ペーパーラツブ加工する場合、まず、第1図に示
すように動作位置にある第1の位置決めハンガ1
9によつて、加工ユニツト1をクランプ、アンク
ランプ位置に位置決めする。この状態のもとで、
この加工ユニツト1の1対のラツピングアーム
7,7を、クランプシリンダ9によつて、前記ク
ランプピンB1に対し、クランプ動作させること
で、これら1対のラツピングアーム7,7のクラ
ンプ面7a,7aによつて、ラツピングペーパ1
2を介してクランプピンB1がクランプされる。
このラツピングアーム7,7のクランプ動作時に
おいて、第1の位置決めハンガ19によつて、加
工ユニツト1がクランプピンB1に対応するクラ
ンプ、アンクランプ位置に位置決めされているた
め、ラツピングアーム7,7のクランプ動作によ
つて加工ユニツト1が持上げられることがない。
上記したように、1対のラツピングアーム7,
7によつてクランクピンB1をクランプした後、
第1の位置決めハンガ19は、第1の作動シリン
ダ23によつて、第1の回転軸21とともに、第
1図中、矢印P方向へ略90゜回動され待機位置に
保持される。なお、第2の位置決めハンガ20
は、あらかじめ、待機位置に保持されている。
上記の状態のもとで、クランクシヤフトA1を
定置回転することで、該クランクシヤフトA1の
クランクピンB1がラツピング加工される。
クランクピンB1のラツピング加工が終了する
と、第1の位置決めハンガ19が動作位置まで変
位される。そして、第1の位置決めハンガ19に
よつて第1の調整杆15を介し、加工ユニツト1
がクランプ、アンクランプ位置に位置決めされ、
この状態のもとで、加工ユニツト1のラツピング
アーム7,7が、クランプシリンダ9によつてア
ンクランプ動作される。
次に、上記した小さいピンストロークS1のク
ランクシヤフトA1から、大きいピンストローク
S2のクランクシヤフトA2のラツピング加工に
切換える場合、第2図に示すように、第2の位置
決めハンガ20を動作位置まで変位させ、第2の
調整杆16を介して加工ユニツト1を、大きいピ
ンストロークS2のクランクシヤフトA2に対応
するクランプ、アンクランプ位置に位置決めす
る。そして、この位置において、加工ユニツト1
の1対のラツピングアーム7,7をクランプ動作
し、ラツピング加工後、アンクランプ動作するこ
とで、加工ユニツト1の落下が防止される。
なお、クランクシヤフトA1,A2のピンスト
ロークS1,S2に対応する加工ユニツト1の位
置決め調整は、第1、第2の支持プレート13,
14に対し、第1、第2の調整杆15,16を進
退することで行なわれる。
(考案の効果) すなわちこの考案によれば、第1、第2の位置
決めハンガのうち、いずれか一方のハンガを選択
して動作位置に変位することで、ピンストローク
が異なるクランクシヤフトのクランクピンに対応
するクランプ、アンクランプ位置に位置決めする
ことができて、従来と異なり、アンクランプ動作
時に、加工ユニツトが落下する不具合を解消する
ことができる効果がある。しかも、第1、第2の
ハンガアームによつてそれぞれ受承される第1、
第2の調整杆を進退調整することで、種々異なる
多数のクランクシヤフトに対しても、これらクラ
ンクシヤフトのクランクピンに対応するクラン
プ、アンクランプ位置に、加工ユニツトを位置決
めすることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はピンストロークが小さいランクシヤフトに対
応して加工ユニツトを位置決めした状態を示す正
面図、第2図はピンストロークが大きいクランク
シヤフトに対応して加工ユニツトを位置決めした
状態を示す正面図である。第3図は従来のものを
示す正面図である。 1……加工ユニツト、7……ラツピングアー
ム、13……第1の支持プレート、14……第2
の支持プレート、15……第1の調整杆、16…
…第2の調整杆、19……第1の位置決めハン
ガ、20……第2の位置決めハンガ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペーパーラツプ加工機において、クランクシヤ
    フトのクランクピンをクランプ、アンクランプす
    る1対のラツピングアームが組付けられた加工ユ
    ニツトを、前記クランクピンに対応するクラン
    プ、アンクランプ位置に位置決めする装置であつ
    て、前記加工ユニツトの所定位置には第1、第2
    の支持プレートを水平状に突設し、これら各支持
    プレートの先端部には鉛直方向の第1、第2の調
    整杆をそれぞれ進退可能に配設し、これら各調整
    杆の下方には該調整杆を受承して前記加工ユニツ
    トをクランプ、アンクランプ位置に位置決めする
    第1、第2の位置決めハンガをそれぞれ配設し、
    これら各位置決めハンガは、各調整杆を受承する
    動作位置と調整杆に干渉しない待機位置とにそれ
    ぞれ独立して変位しうる構成にしてあることを特
    徴とするペーパーラツプ加工機の加工ユニツト位
    置決め装置。
JP10874384U 1984-07-17 1984-07-17 ペ−パ−ラツプ加工機の加工ユニツト位置決め装置 Granted JPS6124133U (ja)

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JP10874384U JPS6124133U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ペ−パ−ラツプ加工機の加工ユニツト位置決め装置

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JP10874384U JPS6124133U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ペ−パ−ラツプ加工機の加工ユニツト位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPS6124133U JPS6124133U (ja) 1986-02-13
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JP10874384U Granted JPS6124133U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ペ−パ−ラツプ加工機の加工ユニツト位置決め装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6124133U (ja) 1986-02-13

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