JPH02178006A - 接着性の材料ウエブからマツトパイルを製作する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着性の材料ウェブ、殊にＳＭＣ−樹脂マッ
トウェブからマットパイルを製作する方法であって、材
料ウェブを、製作すべきマツトストリップの幅に応じて
間欠的に所定の長さ区分ずつかつ材料ウェブのカバーフ
ォイルを剥離しながら、切断装置へ供給し、材料ウェブ
を不動に締込んだ状態で、上記切断装置によりマツトス
トリップに分断し、分断した複数のマツトストリップを
その都度搬送装置上へ下ろして重ねる形式のものに関す
る。さらに本発明は、接着性の材料ウェブからマットパ
イルを製作する装置であって、材料ウェブをクランプ装
置を経て切断装置へ供給する送り装置、上記切断装置の
前に配置されたカバーフォイル剥離装置及び、製作され
るべきマツトストリップの下側に走行可能である、鉛直
方向及び水平方向に運動可能な搬送装置を有する形式の
ものに関する接着性の材料ウェブ、殊に、硬化可能な成
形材料、所謂Ｓ　Ｍ　Ｃ（ｓｈｅｅｔ　ａ＋ｏｕｌｄｉ
ｎｇ　ｃｏｍｐｏｕｎｄ）のプレス工具によるプレス成
形品の加工を経済的に実施するため、特に、出発素材と
しての材料ウェブの貯蔵部からこの材料ウェブをプレス
工具の作業範囲内へマットパイルの形にして供給するま
での間の方法的諸工程を一層自動化することが求められ
ている。

従来公知の方法及び装置では、通常ロール上に巻付けら
れた、カバーフォイルで被われたＳＭＣ−樹脂マットウ
ェブは、送りローラを備えた送り装置により繰出され、
カバーフォイルを剥離され、切断装置により適当なスト
リップ幅のマツトストリップに分断される。これらの複
数のマツトストリップが上下に載置されることによって
１つのマットパイルが形成され、これがプレス工具によ
ってさらに加工される。

従来技術では、切断工程によってえられたマツトストリ
ップは１つのコンベヤベルト、複数の互いに平行な狭幅
のコンベヤベルト又は移動条材上に載置される。これら
のマツトストリップは吸着式のグリッパ又は針穴のグリ
ッパによって搬送装置から取上げられ、パイルのせ台上
へ下ろされ、このさいに、互いに上下に重ねられた複数
のマツトストリップにより、既に述べたマットパイルが
形成される。

このような方法的及び装置的手段の欠点は次の点にある
。即ち、マットパイルを形成するために比較的長い時間
が必要となること、また、マツトストリップを受取って
さらに搬送するための装置が技術的にみて比較的高価に
なること、かつまＩ；マツトストリップが接着性である
ため汚れが付着し易いこと、である。

本発明の課題は、はじめに述べた形式の方法及び装置を
改良して、比較的低い経費で、かつ問題となる部分の汚
れを生じることなく、マットパイルを形成するために必
要な時間を短縮することにある。

上記の課題は、方法的には、請求項１記載の特徴を有す
る手段によって解決されている。本発明の要旨は、マツ
トストリップの形に分断される材料ウェブが、切断工程
が実施されるまで、短時間の間、支持エレメント（有利
には材料ウェブ端部区分の下側に係合するレーキ状支持
体）に支持されること、及び、該支持エレメントが離れ
た後、付加的なグリッパ機構を用いることなしに、切断
工程から直接搬送ユニット（有利にはレーキ状パイル支
持体）上へ下ろされて載置されること、徐々に形成され
るマットパイルはこの搬送ユニット上に載置されｔ；状
態でプレス工具へ供給されること、にある。

上記の方法は、支持エレメントを直線運動によって端部
区分に当接させることにより（ｒＲ請求項）若しくは、
材料ウェブをその平面に対して斜めに切断することによ
って必要なストリップ幅のマツトストリップに分断する
ことにより（請求項３）、さらに有利に実施することが
できる。

本発明の方法を実施するための、請求項４記載の装置は
、既に述べた支持エレメントを備えており、該支持エレ
メントは、切断装置の近くで片持ち式に突出している材
料ウェブ端部区分の下側に当接可能であり、かつ、材料
ウェブのストリップ幅に相応する供給運動と同期して一
緒に運動し、供給運動終了後は材料ウェブの端部区分か
ら引き離される。

材料ウェブの供給運動と支持エレメントの上記の運動と
の同期化は、この供給運動期間中、支持エレメント（有
利には材料ウェブ端部区分め下側に係合するレーキ状支
持体）の駆動が、材料ウェブの送り装置の駆動を介して
制御されるようにすることにより、間車な形式で実現す
ることができる。

本発明の装置の特に簡単な一構成によれば、支持エレメ
ントが直線的な案内軌道に走行可能に保持されている（
ｔｆＩ求項５）。

種々異なる運転条件下においても、支持エレメントが材
料ウェブの端部区分の下側範囲に達することができるよ
うにするため、案内軌道はその平面に対して僅かな傾斜
を有するようにすることができる。

支持エレメントの位置を異なる運転条件に適合させるこ
とができるようにするためのさらに別の手段として、支
持エレメントが案内軌道に対して旋回可能であり、かつ
旋回駆動装置を介して異なる旋回位置に固定可能である
（請求項６）ように構成することも可能である。このよ
うな構成によれば、支持エレメントは下方へ旋回した状
態で案内軌道に沿って直線的に、材料ウェブの端部区分
の下側へ走行することができ、かつその後にはじめて、
案内軌道に対して上方へ旋回することにより材料ウェブ
端部区分に当接することができ、また、この支持又は連
行位置に固定可能である。

本発明の装置のさらに別の一構成によれば、支持エレメ
ントの、材料ウェブ端部区分側の支持範囲は材料ウェブ
の平面に対して下方へ湾曲している（請求項７）。この
構成により、支持エレメントの支持範囲は、端部区分に
ひっかかることなく、端部区分の下側範囲へ走行するこ
とができる。

装置の運転の安全性は、必要に応じて、支持エレメント
の、端部区分側の支持範囲を接着性を減少させるように
構成する（請求項８）ことにより、改善される。このよ
うな手段としては、被覆層を用いることができ、これは
接着性材料ウェブの接着性を、支持エレメントの連行作
用を損なわない程度に減少させる。

マットパイルが既に切断装置の範囲で形成されるように
するということを考慮して、本発明の装置の一構成によ
れば、切断装置は材料ウェブの平面に対して傾斜したカ
ッタを有している（請求項９）。カッタが上のように傾
斜していることにより、該カッタは、既に先に製作され
ていて、搬送装置上に載置されているマツトストリップ
の切り縁の面に対して僅かに離れた位置を保持すること
ができる。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

コイルｌからＳＭＣ−樹脂マツトウニブ２は案内ロール
３に支持されながら矢印４の方向に繰出され、樹脂マツ
トウニブの表裏両側に当接する送りローラ５ａ、５ｂを
備えた送り装置５により、カッタ６ａを備えた切断装置
６へ供給される。

該切断装置６の手前にはクランプ装置７が配置されてお
り、その、互いに高さ調節可能なりランプジョー７ａ、
７ｂにより樹脂マツトウニブ２は切断工程を実施するた
め不動に挟持される。

クランプジａ−７ａ、７ｂは、樹脂マツトウニブ２の上
側及び下側のカバー７オイル８．９を、クランプ装置７
のクランプジー−７ａ、７ｂが開力１れているときに、
１つのカバーフォイル剥離装置を形成する引き剥しロー
ラ１０ａ。

１０ｂにより上側及び下側へ剥離させる。

送り装置５により樹脂マツトウニブ２はストリップ幅に
相応する距離だけ図面右側へ送られこのさいカバーフォ
イル８．９が剥離される。これに続いて、クランプ装置
７のクランプジａ−７ａ、７ｂが閉じられた後、嵩脂マ
ツトウニブ２が停止した状態で、切断装置６の作動によ
り、マツトストリップ２ａが形成され、該マツトストリ
ップ２ａは、鉛直方向及び水平方向に運動可能なマツト
ストリップパイルのためのレーキ状パイル支持体１１上
へ直接に又は間接的に下ろされ載置される。

本発明によれば、さらに、樹脂マツトウニブ端部区分に
下側から係合するレーキ状支持体の形の支持エレメント
１２が設けられており、その左側へ向いている支持範囲
１２ａは樹脂マツトウニブ２の、クランプ装置７から右
側へ片持ち式に突出している端部区分２ｂの下側に当接
せしめられる。このことは、樹脂マツトウニブの下側に
係合するレーキ状支持体の形の支持エレメント１２が、
図示されていない案内軌道に往復に走行可能に保持され
ており、かつ樹脂マツトウニブの平面に対して斜め下向
きに湾曲した支持範囲！２ａを有していることによって
可能である。支持範囲１２ａが片持ち式に突出している
端部区分２ｂの下側に当接すると直ちにクランプ装置７
の開放後、送り装置５が作動せしめられ、このさい、樹
脂マツトウニブ２を支持するために、その下側に係合す
るレーキ状支持体の形の支持エレメント１２は、樹脂マ
ツトウニブの送り運動と同期して、ストリップ幅に相応
する距離だけ図面右側へ一緒に移動せしめられる。樹脂
マツトウニブ２がクランプ装置７の作動によって停止さ
れると、レーキ状パイル支持体１１が、分断されるべき
マツトストリップ２の下側へ運動せしめられ、また、支
持エレメント１２は、切断装置６の作動によってマツト
ストリップ２ａが形成されてレーキ状パイル支持体１１
上に下ろされる前に、図面右側へ引戻される。

支持エレメント１２を間欠的に作動させながら、上記の
工程が何回も繰返されることにより、特別の技術的経費
を要することなく、マツトストリップ２ａが形成される
ごとに該マツトストリップをレーキ状パイル支持体１１
上に下ろして重ねることにより、直接マットパイルを形
成することができる。

第・２図から判るように、切断装置６のカッタ６ａは樹
脂マツトウニブ２の平面に対して斜めに切断を行う。従
ってこのさい、カッタ６ａは、既に先に形成されている
マツトストリップ２ａから僅かに離されており、既にレ
ーキ状パイル支持体ｌｌ上に重ねられているマツトスト
リップを再度切断することはない。

本発明によってえられる利点は殊に次の点に認められる
。即ち、技術的に高い経費を要すると共に故障頻度が高
い付加的機構を用いることなく、既に、切断装置の範囲
で、マットパイルを形成することができ、かつ該マット
パイルを受取る搬送装置（レーキ状パイル支持体）によ
って次の加工ステージョン（後続のプレス工具ステーシ
ョン）へ供給することができる。

本発明の装置の性能は、必要に応じて、樹脂マツトウニ
ブの端部区分の下側に当接する支持エレメント１２の支
持範囲１２ａに被覆層を設けることによってさらに改善
することができる。該被覆層は、樹脂マツトウニブの送
り運動中の支持エレメント１２の樹脂マツトウニブに対
する支持作用及び連行作用を損なうことなく、接着性の
樹脂マツトウニブと支持範囲１２ａとの付着力を減少さ
せ、これにより樹脂マツトウニブからの該支持範囲１２
ａの分離を容易にする。

支持エレメント１２はまた上に述べた構造とは異なる構
造に構成することも可能である。要するに、設定されて
いる課題と関連して、樹脂マツトウニブの片持ち式に突
出した区分が、切断装置に向かって樹脂マツトウニブが
送られる間少なくともほぼ、後続の作業工程、即ち搬送
装置上へ下ろす工程及び切断工程を妨げないような位置
状態に保持されればよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はＳＭＣ−樹脂マツトウニブからマットパイルが
形成されるまでの加工工程を示すための略示図、第２図
は切断装置の傾斜した力、ツタとマットパイルの形成を
示すための略示図である。 ｌ・・・コイル、２・・・樹脂マツトウニブ（材料ウェ
ブ）、２ａ・・・マツトストリップ、２ｂ・・・端部区
分、３・・・案内ロール、４・・・供給方向矢印、５・
・・送り装置、５ａ、５ｂ・・・送りローラ、６・・・
切断装置、６ａ・・・カッタ、７・・・クランプ装置、
７ａ、７ｂ・・・クランプジＢ−８・・・カバーフォイ
ル、９・・・カバーフォイル、ｌＯａ、ｊｏｂ・・・引
き剥しローラ、１１・・・レーキ状パイル支持体（搬送
装置）、１２・・・支持エレメント、１２ａ・・・支持
範囲

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、接着性の材料ウェブからマットパイルを製作する方
   法であつて、材料ウェブを、製作すべきマットストリッ
   プの幅に応じて間欠的に所定の長さ区分ずつかつ材料ウ
   ェブのカバーフォイルを剥離しながら、切断装置へ供給
   し、材料ウェブを不動に締込んだ状態で、上記切断装置
   によりマットストリップに分断し、分断した複数のマッ
   トストリップをその都度搬送装置上へ下ろして重ねる形
   式のものにおいて、切断工程毎に支持エレメントを材料
   ウェブの端部区分の下側へ移動させて該端部区分を支持
   しながら材料ウェブの供給運動中該端部区分と一緒に同
   期的に運動させ、次いで、供給運動を停止して搬送装置
   を製作さるべきマットストリップの下側近くに走行せし
   めた後に、上記支持エレメントを材料ウェブから引き外
   すことを特徴とする、接着性の材料ウェブからマットパ
   イルを製作する方法。 ２、支持エレメントを直線運動により端部区分に当接さ
   せることを特徴とする、請求項１記載の接着性の材料ウ
   ェブからマットパイルを製作する方法。 ３、材料ウェブを、その平面に対して斜めに切断するこ
   とによって、マットストリップに分断することを特徴と
   する、請求項１記載の接着性の材料ウェブからマットパ
   イルを製作する方法。 ４、接着性の材料ウェブからマットパイルを製作する装
   置であって、材料ウェブ（２）をクランプ装置（７）を
   経て切断装置（６）へ供給する送り装置（５）、上記切
   断装置（６）の前に配置されたカバーフォイル剥離装置
   （１０ａ、１０ｂ）及び、製作されるべきマットストリ
   ップ（２ａ）の下側に走行可能である、鉛直方向及び水
   平方向に運動可能な搬送装置（１１）を有する形式のも
   のにおいて、支持エレメント（１２）を有し、該支持エ
   レメント（１２）が、クランプ装置（７）から突出して
   いる材料ウェブ（２）の端部区分（２ｂ）の下側へ当接
   可能であり、かつ上記支持エレメント（１２）が上記端
   部区分（２ｂ）を支持しながら材料ウェブ（２）の供給
   運動に同期して上記端部区分（２ｂ）と一緒に運動可能
   であり、かつ上記供給運動停止後に上記端部区分（２ｂ
   ）から引き外されることを特徴とする、請求項１から３
   までのいずれか１項記載の方法を実施するための、接着
   性の材料からマットパイルを製作する装置。 ５、支持エレメント（１２）が直線案内軌道に走行可能
   に保持されていることを特徴とする、請求項４記載の接
   着性の材料からマットパイルを製作する装置。 ６、支持エレメント（１２）が案内軌道に対して旋回可
   能であり、かつ旋回駆動装置を介して異なる旋回位置に
   固定可能であることを特徴とする、請求項５記載の接着
   性の材料からマットパイルを製作する装置。 ７、支持エレメント（１２）の、材料ウェブ（２）の端
   部区分（２ｂ）側の支持範囲（１２ａ）が、材料ウェブ
   （２）の平面に対して斜め下向きに湾曲していることを
   特徴とする、請求項４から６までのいずれか１項記載の
   接着性の材料からマットパイルを製作する装置。 ８、支持エレメント（１２）の、材料ウェブ（２）の端
   部区分（２ｂ）側の支持範囲（１２ａ）が、材料ウェブ
   端部区分（２ｂ）の接着力を減少させるように構成され
   ていることを特徴とする、請求項４から７までのいずれ
   か１項記載の接着性の材料からマットパイルを製作する
   装置。 ９、切断装置（６）が材料ウェブ（２）の平面に対して
   傾斜したカッタ（６ａ）を有していることを特徴とする
   、請求項４から８までのいずれか１項記載の接着性の材
   料からマットパイルを製作する装置。