JPH02177983A

JPH02177983A - パチンコ機の変動入賞装置

Info

Publication number: JPH02177983A
Application number: JP33402088A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Fukumoto; 信明福元
Original assignee: Sanyo Bussan Co Ltd
Current assignee: Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date: 1988-12-28
Filing date: 1988-12-28
Publication date: 1990-07-11
Anticipated expiration: 2011-07-10
Also published as: JP2514415B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、打球を受け入れて入賞とする可動片と、所定
の奥行巾を有し且つその下方に複数の入賞口が形成され
た入賞空間とからなるパチンコ機の変動入賞装置に関す
るものである。

［従来の技術］従来、打球を受け入れない開状態と打球を受け入れ易い
開状態とに変換可能な可動片と、該可動片が開状態にお
いて受け入れた打球が流下する所定の奥行幅を有する入
賞空間と、該入賞空間の下方に形成され、かつ受け入れ
た打球を普通の入賞とする通常入賞口と特別の入賞とす
る特別入賞口とから成る複数の入賞口と、を備えた変動
入賞装置が数多く提案されている。

このような変動入賞装置として典型的なものは、前記特
別入賞口に飛入した打球によって特別遊技状態が開始し
て一対の可動片を所定の開閉サイクル（可動片の１８回
の開閉動作、または１０個の打球が入賞するまでのサイ
クル）で開閉動作させ、その開閉動作中に、再度前記特
別入賞口に飛入した打球があったとき、前記開閉サイク
ルを最初から開始させ、しかも特別入賞口に打球が入賞
する限り、そのような開閉サイクルを所定回数（８回）
繰り返すことができるようにしたものがある。

「発明が解決しようとする課題」上記した従来の変動入賞装置においては、打球を受け入
れる可動片と受け入れられた打球が落下する入賞空間と
が一体的に形成されて遊技盤に配設されていたため、可
動片によって受け入れられた打球が特別入賞口を含む通
常入賞口に到達するまでの時間が極めて短く、このため
何時特別入賞口に打球が入賞したか否かが分かりすらい
という問題があった。また、変動入賞装置を装飾する装
飾ランプや可動片を駆動するソレノイドや入賞空間に設
けられる障害部材を駆動する駆動源（例えば、モータや
ソレノイド等）を極めて小さい変動入賞装置の取付基板
の裏面に凝集して設けなければならず、変動入賞装置の
設計が面倒であるとともに、変動入賞装置の裏面の構造
が複雑になるという問題があった。

本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、可動片で受け入れられた打球が入
賞空間の入賞口に到達する様子を見ることができ、且つ
、その裏面の構造が簡単となるパチンコ機の変動入賞装
置を提供することにある。

ｒ課題を解決するための手段」上記した目的を達成するために、本発明に係るパチンコ
機の変動入賞装置は、打球を受け入れて入賞とする可動片と、所定の奥行中を
有し且つその下方に複数の入賞口が形成された入賞空間
とからなり、前記可動片と入賞空間とを遊技盤の上下に分離して配設
するとともに、前記可動片で受け入れた打球を連絡通路
を介して前記入賞空間に誘導するようにしたことを特徴
とするものである。

「作　用」遊技盤の上方に設けられる可動片によって受け入れられ
た打球は、連絡通路を介して遊技盤の下方に設けられる
入賞空間に到達して複数の入賞口のいずれかに入賞する
。この間打球の移動に時間がかかるため、入賞空間に形
成された複数の入賞口に到達する様子を余裕をもって見
ることができる。また、可動片と入賞空間とが上下に分
離されているため、それぞれに関連する電気的部品等を
配置するに際し、余裕をもって取付基板の裏面に取り付
けることができ、複雑な構造を回避することができる。

「実施例」以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図は、実施例が適用されるパチンコ機を示し、第２図は
、遊技盤に取り付けた状態での変動入賞装置の断面図で
ある。図において、パチンコ機１の前面枠２には、金枠
３、ガラス扉枠４、前面板５等が取り付けられ、また前
面枠２の裏面には遊技盤６が着脱自在に取り付けられて
いる。

遊技盤６には、打球を誘導するとともに遊技領域７を区
画形成する誘導レール８がほぼ円状に植立されている。

遊技領域７のほぼ中央には、この発明の実施例である変
動入賞装置Ａが上下に分離されて取着されている。なお
、変動入賞装置Ａについては後に詳述する。更に、遊技
領域７には、始動入賞ロ９ａ、９ｂ、通常入賞口１０ａ
、１０ｂ、及び特別遊技状態表示ランプｌｌａ、ｌｌｂ
等がそれぞれ設けられている。前記始動入賞口９ａ、９
ｂに対応して始動入賞検出スイッチ（図示しない）が遊
技盤６の裏面に設けられている。しかして、打球が始動
入賞口９ａ、９ｂに入賞して始動入賞検出スイッチをＯ
Ｎさせると、後述する可動片２１ａ、２１ｂを１回又は
２回の短い時間間隔で横方向に摺動させる。

前記前面板５の表面には、払出された景品玉を貯溜し、
かつ発射位置に打球を供給する上皿１２が固着され、該
上皿１２の下方の前面枠２の前面には、打球の弾発力を
調節する操作ハンドル１３や上皿１２に貯溜しきれなか
った景品玉を貯溜する下皿１４が取り付けられている。

次に、第１図及び第２図に基づいて、変動入賞装置Ａの
構造について説明する。変動入賞装置Ａは、玉受部材２
０と入賞空間形成部材３０とから構成され、それぞれが
遊技盤６の上下に分離して配設されている。すなわち、
上部に配設される玉受部材２０には、遊技盤６に取り付
けられる取付基板２２に一対の可動片２１ａ、２１ｂが
摺動自在に設けられている。可動片２１ａ、２１ｂの上
部には、入賞口２３が形成されている。また、前記号動
片２１ａ、２１ｂは、リンク部材２４を介して前記取付
基板２２の後方に配置されるソレノイド２５に連結され
、該ソレノイド２５の駆動により可動片２１ａ、２１ｂ
が左右方向に摺動する。可動片２１ａ、２１ｂが摺動す
ると、遊技盤６の遊技領域７を落下する打球が可動片２
１ａ、２１ｂに受け止められて入正正となる。入正正と
なった打球は、後方に形成された落下口２８から連絡通
路４５を介して入賞空間形成部材３０に誘導される。な
お、玉受部材２０には、装飾用の装飾ランプ２６．２７
が設けられている。

前記落下口２８には、可動片２１ａ、２ｔｂによって受
け止められて大賞した打球を計数するための１０カウン
トスイツチ２９か固定されているこの１０カウントスイ
ツチ２９は、所定個数（例えば、１０個）の打球が入賞
したときに可動片２１ａ、２１ｂの動作を停止させるも
のであり、これがため、可動片２１ａ、２１ｂに近い位
置に設置することが望まれる。何故ならば、下方に配置
される入賞空間形成部材３０に１０カウントスイツチ２
９を設けると、可動片２１ａ、２１ｂが１０個目の打球
を受け入れてから１０カウントスイツチ２９に到達する
まで時間がかかり、その時間内にさらに可動片２１ａ、
２１ｂによって打球が受け入れられてしまい、許容され
た所定個数を越えてしまうからである。

一方、遊技盤６の下方に配設される入賞空間形成部材３
０は、遊技盤６に取り付けられる取付基板３２に箱状の
入賞空間３１が形成されている。

入賞空間３１の後方には、前記連絡通路４５に接続され
て可動片２１ａ、２１ｂで受け入れた打球が誘導される
受入通路３３が形成され、その受入通路３３の流下端に
形成された出口３４が入賞空間３１の後面下端に臨んで
いる。また、入賞空間３１の底面には、前記出口３４か
ら前方に向って傾斜する正転動板３５が形成され、その
正転動板３５の前端に特別大賞口３６を含む複数の入賞
口（ただし、第２図には、特別大賞口３６だけを示す）
が形成されている。特別入賞口３６には、■スイッチ３
７が設けられ、特別大賞口３６に入った打球を検出する
。しかして、正転動板３５を流下する打球が特別大賞口
３６に大賞して■スイッチ３７をＯＮさせると、特別遊
技状態となって前記可動片２１ａ、２１ｂを短い時間間
隔で所定回数（例えば、１８回）摺動させる。また、そ
の所定回数の摺動動作内に所定個数（例えば、１０個）
の入正正が発生したときには、途中であフても摺動動作
は終了する。そして、その摺動動作中に受け入れられた
打球が再度特別大賞口３６に飛入したときには、１８回
の摺動動作又は１０個人賞正正発生前でも直ちにその摺
動動作を終了し、再度前記摺動動作を最初から開始し、
しかも特別入賞口３６に打球が大賞する限り、そのよう
な摺動動作を所定回数（８回）繰り返すことができるよ
うになっている。

ところで、入賞空間３１内には、上記したような大きな
利益を与える特別大賞口３６への打球の入賞を変化させ
るための部材が配置されている。

すなわち、大賞空間３１内には、前記出口３４ｈ）ら流
出する打球を左右に振分ける障害部材３８が設けられ、
前記正転動板３５の下方には、正転動板３５を流下する
打球を受け入れたり受け入れなかったりする出没部材４
１が設けられている。これらの障害部材３８及び出没部
材４１は、共に特別大賞口３６に向って流下する打球の
進路を変更させたりして、特別大賞口３６への入賞率を
調整するようになっている。そして、障害部材３８は、
作動機構３９を介して駆動モータ４０によって駆動され
、出没部材４１は、リンク部材４２を介してソレノイド
４３によって駆動されるようになっている。駆動モータ
４０及びソレノイド４３は、取付基板３２の後方に配置
されている。

上記した玉受部材２０と入賞空間形成部材３０とは、連
絡通路４５で接続され、可動片２１ａ。

２１ｂで受け入れた打球を遊技盤６の裏面に配設される
連絡通路４５を介して入賞空間形成部材３０に誘導して
いる。したがって、可動片２１ａ。

２１ｂで受け入れられた打球が入賞空間３１に到達する
までに時間がかかるため、可動片２１ａ。

２　ｌ　ｂによって打球が受け入れられたことを確認し
た後に、入賞空間３１に目を移して入賞空間３１を流下
する打球が複数ある入賞口へ誘導される様子を見ること
ができる。

また、玉受部材２０及び入賞空間形成部材３０のそれぞ
れの後方には、その上下方向に空き空間ができるので、
後方に配置されるソレノイド２５４３やモータ４０等の
配置に関する設計の自由度があり、このため、それぞれ
の取付基板２２．３２の後方の構造を簡略化することが
できる。更に、構造が簡略化される分、玉受部材２０及
び入賞空間形成部材３０全体の奥行中を小さくすること
ができ、遊技盤６に取り付けた際に後方への突出中を少
なくすることができる。

なお、上記実施例においては、連絡通路４５を遊技盤６
の裏面に配設したが、玉受部材２０及び入賞空間形成部
材３０の構成との関係で遊技盤６の前面に配設して打球
を誘導しても良い。また、可動片として、開閉するもの
でもよい。

［発明の効果］以上、説明したところから明らかなように、本発明に係
る変動入賞装置は、可動片と入賞空間とを遊技盤の上下
に分離して配設するとともに、可動片で受け入れた打球
を連絡通路を介して入賞空間に誘導するように構成した
ので、打球の移動に時間がかかるため、可動片で受け入
れた打球の入賞空間に形成された複数の入賞口へ到達す
る様子を余裕をもって見ることができる。また、可動片
と入賞空間とが上下に分離されているため、それぞれに
関連する電気的部品等を配置するに際し、余裕をもって
取付基板の裏面に取り付けることができ、複雑な構造を
回避することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例が適用されるパチンコ機の正面図であ
り、第２図は、遊技盤に取り付けた状態での変動入賞装
置の断面図である。１・・パチンコ機６・・遊技盤Ａ・・変動入賞装置２１ａ、２１ｂ−−可動片３１・・入賞空間３６・・特別入賞口４５・・連絡通路第１図特許出願人　株式会社　三洋物産

Claims

【特許請求の範囲】打球を受け入れて入賞とする可動片と、所定の奥行巾を
有し且つその下方に複数の入賞口が形成された入賞空間
とからなり、前記可動片と入賞空間とを遊技盤の上下に分離して配設
するとともに、前記可動片で受け入れた打球を連絡通路
を介して前記入賞空間に誘導するようにしたことを特徴
とするパチンコ機の変動入賞装置。