JP2020110490A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来にない遊技性を有する遊技機を提供する。【解決手段】壁部44、44同士が対向するように設けられた2つのスライド体41A、41Bと、スライド体41A、41B間に配された床体42と、スライド体41A、41Bをスライドさせる駆動機構部43とを備えた通路幅変化役物40が設けられており、スライド体41A、41Bを夫々相反する方向へ周期的にスライドさせることで、壁部44、44及び床体42で囲まれる遊技球通路の左右幅を遊技球が通過可能な範囲で周期的に変化させるようにした。また、スライド体41A、41Bにステージ79上まで突出して、流路排出口51の更に下流側に位置する突片46、46を設け、ステージ79上を転動する遊技球、特に流路排出口51からステージ79上へ転がり出る遊技球と高い確率で干渉するようにした。【選択図】図4
Description
本発明は、たとえばパチンコ機等といった遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一例であるパチンコ機には、様々な態様で作動することで、遊技球の流下態様に影響を与える種々の可動遊技手段が備えられている(たとえば特許文献1)。
近年、従来にない態様で遊技球を流下させる等の新たな遊技性を有する遊技機が求められている。
そこで、本発明は、従来にない遊技性を有する遊技機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、少なくとも対向する一対の壁及び前記壁間に配される床を有し、前記床上を遊技球が流下可能とされた第1の流路と、前記第1の流路とは別の第2の流路と、所定方向へスライドするスライド体を有する可動遊技手段とが備えられた遊技機であって、前記スライド体の一部が、何れか一方の前記壁の少なくとも一部であり、前記スライド体のスライドに伴い前記第1の流路の幅が変化する一方、前記スライド体に、前記第2の流路の下流端の更に下流側に突出する突出部が設けられており、少なくとも前記第2の流路を流下した遊技球が前記突出部に干渉可能であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上面を遊技球が転動可能なステージが設けられ、前記スライド体が左右方向へスライドする前記可動遊技手段が、前記ステージの後側に隣接して備えられている一方、前記第1の流路は前記ステージの後方から、前記第2の流路は前記ステージの側方から夫々前記ステージ上へ遊技球を導くように設けられているとともに、前記突出部が前記ステージ上まで前方へ突出しており、前記ステージ上を転動する遊技球と干渉可能であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上面を遊技球が転動可能なステージが設けられ、前記スライド体が左右方向へスライドする前記可動遊技手段が、前記ステージの後側に隣接して備えられている一方、前記第1の流路は前記ステージの後方から、前記第2の流路は前記ステージの側方から夫々前記ステージ上へ遊技球を導くように設けられているとともに、前記突出部が前記ステージ上まで前方へ突出しており、前記ステージ上を転動する遊技球と干渉可能であることを特徴とする。
本発明によれば、スライド体の一部が、第1の流路を構成する何れか一方の壁の少なくとも一部であり、スライド体のスライドに伴い第1の流路の幅が変化する一方、スライド体に、第2の流路の下流端の更に下流側に突出する突出部が設けられており、少なくとも第2の流路を流下した遊技球が突出部に干渉可能とされているため、1つのスライド体が、第1の流路を流下する遊技球と第2の流路を流下する遊技球との何れにも干渉し得ることになる。したがって、従来にない態様で遊技球を流下させることができる遊技性の高い遊技機とすることができる。また、少ない部品点数で遊技球の流下態様を複雑なものとすることができ、製造コストの低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の中央稍上寄りとなる位置には、「0」〜「9」の数字からなる装飾図柄やキャラクター等を表示するための演出用表示部6、演出用表示部6の下辺に沿って左右方向に延設されており、上面を遊技球が左右に転動可能な転動面81、及び遊技領域16内を流下する遊技球を転動面81上へ導くためのワープ通路82等を有する表示部材80が設置されている。さらに、表示部材80の下方で遊技領域16の中央部から下部にかけて、遊技球が進入可能な進入口31、進入口31から左右に分岐しつつ下方へ延びる遊技球流路32、遊技球流路32の分岐部等に配される種々の電動役物、遊技球流路32を流下する遊技球が最終的に到達するステージ79、遊技球が入賞可能な非電動役物19、遊技球が進入可能で、非電動役物19を開動作させる契機となる作動口85(図6に示す)、及び非電動役物19に入賞しなかった遊技球等を再び遊技領域16内へ排出する排出口30、30(図6に示す)等を備えたセンター部材26が設置されている。
また、表示部材80及びセンター部材26の左方には、遊技球が流下可能で、遊技球が入賞可能な入賞部材84、84が設置された左打ち用スペースSLが形成されており、この左打ち用スペースSLを流下させることで、ワープ通路82への進入(すなわち、転動面81上への誘導)や進入口31への進入(すなわち、センター部材26への進入)を効率良く狙えるようになっている。一方、表示部材80及びセンター部材26の右方にも遊技球が流下可能な右打ち用スペースSRが形成されている。この右打ち用スペースSRには、遊技球が通過可能なゲート部材20、一対の可動片を有するチューリップ式電動役物17、所謂大当たり状態において交互に開閉する2つの可動入賞装置18A、18Bが設置されている。そして、遊技球を左打ち用スペースSLではなく右打ち用スペースSRを流下させることで、ゲート部材20を通過させたり、開動作しているチューリップ式電動役物17へ入賞させたり、開成している可動入賞装置18A、18Bへ入賞させたりすることができるようになっている。
なお、左打ち用スペースSLや右打ち用スペースSRには、多数の遊技釘が植設されている。また、遊技領域16外となる遊技盤2の右下部には、第1特別図柄及び第2特別図柄を夫々別個に表示可能とした特別図柄表示部83が設けられている。さらに、遊技領域16の下端位置には、遊技領域16内へ打ち込まれた遊技球のうち、入賞部材へ入賞等することなく流下してきた遊技球を回収するためのアウト口33が設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、発射装置10へ供給する遊技球を貯留するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7は前扉4の開放に伴い、貯留皿8はミドル枠5の開放に伴い夫々機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させ、遊技球の遊技領域16への打ち込み強度を調整するためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な遊技ボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂大当たり抽選等)を実行するためのメイン制御装置(図示せず)、演出用表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置(図示せず)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置(図示せず)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置(図示せず)、及び表示制御装置や音制御装置等の動作を統合的に制御するサブ制御装置(図示せず)等が設置されている。尚、22は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、27は、アースである。
以上のようなパチンコ機1では、遊技者はハンドル9を回動操作して発射装置10を作動させ、発射通路13を介して遊技球を遊技領域16内へ打ち込み、まずは左打ち用スペースSLを流下させ(所謂左打ちを行い)、センター部材26への遊技球の進入、すなわち進入口31への進入を狙う。また、進入口31からセンター部材26内へ進入した遊技球は、遊技球流路32により種々のルートに振り分けられながらも最終的にはステージ79上に到達する。さらに、ステージ79上に到達した遊技球が非電動役物19へ入賞すると、所謂大当たり抽選が実行されるとともに、演出用表示部6において装飾図柄が、特別図柄表示部83において第1特別図柄が夫々変動開始となる。そして、大当たり抽選の結果が「大当たり」であると、演出用表示部6及び特別図柄表示部83に夫々所定の「大当たり図柄」が確定表示される(たとえば、演出用表示部6に「7、7」と確定表示される)。また、「大当たり図柄」が確定表示されると、可動入賞装置18A、18Bを夫々1回ずつ開成させるといった所謂「大当たり状態」が生起する。そこで、遊技者は、遊技球を右打ち用スペースSRへ打ち込んで流下させる所謂右打ちを行い、開成する可動入賞装置18A、18Bへの遊技球の入賞を狙う。なお、遊技球が非電動役物19へ入賞したものの、大当たり抽選の結果が「はずれ」であると、演出用表示部6及び特別図柄表示部83に夫々所定の「はずれ図柄」が確定表示され、大当たり状態が生起することはない。
また、大当たり状態が終了すると、ゲート部材20への遊技球の通過検知に起因して実行される所謂当たり抽選の結果が「当たり」となりやすく、チューリップ式電動役物17が頻繁に開状態となって遊技球の入賞が可能となるとともに、チューリップ式電動役物17への入賞検知に起因して実行される大当たり抽選の結果が「大当たり」となりやすい所謂確変状態が生起する。そこで、遊技者は右打ちを継続し、ゲート部材20への遊技球の通過、及び頻繁に開状態となるチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞を狙う。また、チューリップ式電動役物17への遊技球の入賞に応じて実行された大当たり抽選の結果が「大当たり」になると、特別図柄表示部83及び演出用表示部6に「大当たり図柄」が確定表示され、可動入賞装置18A、18Bを夫々1回ずつ開成させる「大当たり状態」が再び生起する。なお、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞した場合、特別図柄表示部83では第2特別図柄を変動/確定表示させる。
そして、最初の確変状態から繰り返される「大当たり図柄」での確定表示回数が所定回数(たとえば10回)に達し、当該所定回数目の「大当たり図柄」の確定表示に伴い生起した「大当たり状態」が終了すると、確変状態を生起させることなく、ゲート部材20への遊技球の通過検知に起因して実行される当たり抽選の結果が「当たり」となりにくく(或いは「当たり」とならず)、チューリップ式電動役物17がほぼ開状態とならない(或いは開状態になることがない)上、大当たり抽選の結果が「大当たり」となりにくい遊技開始当初の通常状態へ復帰する。そのため、遊技者は、右打ちを止めて左打ちを行う上記遊技へと戻る。
さらに、センター部材26内には、遊技球の流下態様に影響を及ぼす可動遊技手段として通路幅変化役物40が設けられている。通路幅変化役物40は、メイン制御装置による制御のもと、センター部材26へ遊技球が進入した/しないや、遊技状態が通常状態/確変状態の何れであるか等に拘わらず、電源投入時から一定の動作パターンにしたがって常に動作している(たとえば、後述するモータ47が一定周期で正回転と逆回転とを繰り返している)。そして、センター部材26へ進入した遊技球が通路幅変化役物40に到達すると、通路幅変化役物40の動作状況に応じて、ステージ79の中央を前方へ直進したり、左右外寄りを転動したりする。また、ステージ79上を転動する遊技球が通路幅変化役物40に接触すると、遊技球の転動方向(流下方向)が変化する。
(通路幅変化役物の説明)
ここで、本発明の要部となる通路幅変化役物40について、図4〜図12にもとづき詳細に説明する。
図4は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態にある通路幅変化役物40を前側から示した説明図である。図5は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態にある通路幅変化役物40を前側から示した説明図である。図6は、センター部材26の斜視説明図である。図7は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態にある通路幅変化役物40の駆動機構部43を下側から示した斜視説明図である。図8は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態にある通路幅変化役物40の駆動機構部43を下側から示した斜視説明図である。図9は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態において、遊技球が床体42上に落下した際の流下態様を示した説明図である。図10は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態において、遊技球が床体42上に落下した際の流下態様を示した説明図である。図11は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態において、誘導部53から転がり出た遊技球が突片46に干渉する態様を示した説明図である。図12は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態において、遊技球が突片46に干渉する態様を示した説明図である。
ここで、本発明の要部となる通路幅変化役物40について、図4〜図12にもとづき詳細に説明する。
図4は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態にある通路幅変化役物40を前側から示した説明図である。図5は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態にある通路幅変化役物40を前側から示した説明図である。図6は、センター部材26の斜視説明図である。図7は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態にある通路幅変化役物40の駆動機構部43を下側から示した斜視説明図である。図8は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態にある通路幅変化役物40の駆動機構部43を下側から示した斜視説明図である。図9は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態において、遊技球が床体42上に落下した際の流下態様を示した説明図である。図10は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態において、遊技球が床体42上に落下した際の流下態様を示した説明図である。図11は、2つのスライド体41A、41Bが近接した状態において、誘導部53から転がり出た遊技球が突片46に干渉する態様を示した説明図である。図12は、2つのスライド体41A、41Bが離隔した状態において、遊技球が突片46に干渉する態様を示した説明図である。
まず、通路幅変化役物40の構造について説明する。
通路幅変化役物40は、左右方向へスライドする一対のスライド体41A、41Bと、スライド体41A、41B間に配される床体42と、スライド体41A、41Bをスライドさせるための駆動機構部43とを備え、スライド体41A、41Bの対向面(壁部44、44の対向面)と床体42の上面とで遊技球通路が形成されるようになっている。スライド体41A、41Bは、それぞれ略垂直に起立する壁部44と、魚の切り身を模した形状に成形された装飾部45とを有し、壁部44、44同士が対向するように配されている。また、両スライド体41A、41Bの前縁には、魚の鰭に似せられた突片46が前方へ突設されている。
通路幅変化役物40は、左右方向へスライドする一対のスライド体41A、41Bと、スライド体41A、41B間に配される床体42と、スライド体41A、41Bをスライドさせるための駆動機構部43とを備え、スライド体41A、41Bの対向面(壁部44、44の対向面)と床体42の上面とで遊技球通路が形成されるようになっている。スライド体41A、41Bは、それぞれ略垂直に起立する壁部44と、魚の切り身を模した形状に成形された装飾部45とを有し、壁部44、44同士が対向するように配されている。また、両スライド体41A、41Bの前縁には、魚の鰭に似せられた突片46が前方へ突設されている。
一方、駆動機構部43は、略垂直方向を軸として回転するモータ47と、モータ47の回転に応じてモータ47と平行な軸周りで回転するギア48と、ギア48の後側の部分に噛合しており、ギア48の回転に応じて左右方向へスライドする第1のラック部材49と、ギア48の前側の部分に噛合しており、ギア48の回転に応じて第1のラック部材49とは左右で相反する方向へスライドする第2のラック部材50とを有する。また、第1のラック部材49はスライド体41Aの下面に、第2のラック部材50はスライド体41Bの下面に夫々連結されている。そして、モータ47が上面視で時計回りに回転すると両スライド体41A、41Bが近接し、反時計回りに回転すると両スライド体41A、41Bが離隔するようになっている。なお、両スライド体41A、41Bが近接している際、両スライド体41A、41Bの壁部44、44同士の左右方向での間隔は、遊技球1個の直径と略同じとなる。すなわち、両スライド体41A、41Bが最も近接している状態においても遊技球は通過可能となっている。一方、両スライド体41A、41Bが離隔している際の左右方向での間隔は、遊技球1個の直径の略4倍程度となる。
さらに、駆動機構部43(特にモータ47やギア48)の上方を覆うように床体42が設けられており、スライド体41A、41B同士の近接/離隔に拘わらず、床体42の上面の一部が、スライド体41A、41B間に露出するようになっている。また、床体42の上面は、左右方向での中央部分を頂点として左右外側へ向かって夫々下降傾斜する傾斜面とされている。
次に、通路幅変化役物40が設置されるステージ79周りの構造について説明する。
ステージ79は、前方へむかって下降傾斜する傾斜面として構成され、ステージ79の前縁に隣接した位置で、左右方向で略中央となる位置に非電動役物19が設けられている。また、ステージ79の前縁よりも前側には、カバー部材78が設けられており、ステージ79上から落球する遊技球を下方へ導くようになっている。
ステージ79は、前方へむかって下降傾斜する傾斜面として構成され、ステージ79の前縁に隣接した位置で、左右方向で略中央となる位置に非電動役物19が設けられている。また、ステージ79の前縁よりも前側には、カバー部材78が設けられており、ステージ79上から落球する遊技球を下方へ導くようになっている。
一方、ステージ79の後縁に隣接して上記通路幅変化役物40が設置されており、床体42の左右方向での中央部が非電動役物19の真後ろに位置し、且つ、床体42の上面がステージ79の表面よりも高くなっている。また、スライド体41A、41Bから突出する突片46、46は、ステージ79上まで達している。なお、76は、ステージ79上に設けられ、床体42の左右方向での中央部と同じ上下高さから前方へ延びる誘導路である。また、77は、通路幅変化役物40の後側に立設された後壁である。
また、通路幅変化役物40の上方には、遊技球が通過可能な通路部材60が設けられている。通路部材60は、センター部材26の左部に設けられた遊技球流路32Aと、右部に設けられた遊技球流路32Bとを左右方向で繋ぐように配設されている。該通路部材60は、床体42の左右方向での中央部の直上となる位置が上下方向での高さが最も低くなっている(極端に言えば正面視V字状とされている)とともに、当該位置で通路部材60の後壁が切り欠かれており、通路部材60を流下する遊技球は極めて高い位置で当該箇所から通路幅変化役物40へ、特にスライド体41A、41Bと床体42とで構成される遊技球通路上へ落球するようになっている。
さらに、通路幅変化役物40の左方には、遊技球流路32Aの下流端(上記通路部材60への分岐部よりも下流となる)まで流下した遊技球をステージ79上へ排出するための流路排出口51が開設されている。該流路排出口51の前後方向での位置は、通路幅変化役物40の作動に伴いステージ79上を左右方向へスライドする突片46(特にスライド体41Aの突片46)の左側となっており、流路排出口51の更に下流側に突片46が位置している。さらに、ステージ79の左端には、左右方向へ延びる誘導壁52が設けられている。該誘導壁52は、流路排出口51の前側に隣接した位置から右側へ延びており、誘導壁52の後側が、流路排出口51からステージ79上へ排出された遊技球を突片46側へ誘導するための誘導部53とされている。加えて、誘導壁52の前方には、左右に振動する干渉片54が設けられている。なお、誘導壁52の右端は、最も左側に位置したスライド体41Aの突片46よりも左側となり、突片46と誘導壁52とが前後方向で重なったり、干渉したりすることはない。
ここで、上述したような通路幅変化役物40周りでの遊技球の挙動に関して説明する。
遊技球流路32A、32Bを流下する遊技球が通路部材60側へ流れ込み、通路部材60から通路幅変化役物40側へ落球した際、スライド体41A、41Bが夫々離隔する方向へスライドしていたり、最も近接する状態まではまだ時間がかかるような状況であると、通路幅変化役物40における遊技球通路の左右幅は、遊技球に対して十分広くなっている。そのため、遊技球通路内に落球した遊技球は、床体42の上面が上記傾斜面となっていることもあり、遊技球通路内で左右にばたつきながら床体42の左右外寄りからステージ79上へ転がり出ることが多い(図10)。したがって、遊技球が非電動役物19へ入賞する確率は低いと言える。一方、通路部材60を流下する遊技球が通路幅変化役物40側へ落球した際、スライド体41A、41Bが夫々近接する方向へスライドしており、最も近接した状態となるまでそれほど時間がかからないような状況であると、遊技球通路内へ落球した遊技球は、すぐに壁部44、44同士に挟まれる格好となって、床体42の中央部分で落ち着き、そのまま誘導路76を介してステージ79中央へ転がり出ることが多い(図9)。したがって、遊技球が非電動役物19へ入賞する確率が高くなる。なお、通路部材60から通路幅変化役物40側へ落球する遊技球は、必ずしも遊技球通路内に落球するわけではなく、たとえば装飾部45上へ落ちるような状況も起こり得る。
遊技球流路32A、32Bを流下する遊技球が通路部材60側へ流れ込み、通路部材60から通路幅変化役物40側へ落球した際、スライド体41A、41Bが夫々離隔する方向へスライドしていたり、最も近接する状態まではまだ時間がかかるような状況であると、通路幅変化役物40における遊技球通路の左右幅は、遊技球に対して十分広くなっている。そのため、遊技球通路内に落球した遊技球は、床体42の上面が上記傾斜面となっていることもあり、遊技球通路内で左右にばたつきながら床体42の左右外寄りからステージ79上へ転がり出ることが多い(図10)。したがって、遊技球が非電動役物19へ入賞する確率は低いと言える。一方、通路部材60を流下する遊技球が通路幅変化役物40側へ落球した際、スライド体41A、41Bが夫々近接する方向へスライドしており、最も近接した状態となるまでそれほど時間がかからないような状況であると、遊技球通路内へ落球した遊技球は、すぐに壁部44、44同士に挟まれる格好となって、床体42の中央部分で落ち着き、そのまま誘導路76を介してステージ79中央へ転がり出ることが多い(図9)。したがって、遊技球が非電動役物19へ入賞する確率が高くなる。なお、通路部材60から通路幅変化役物40側へ落球する遊技球は、必ずしも遊技球通路内に落球するわけではなく、たとえば装飾部45上へ落ちるような状況も起こり得る。
また、遊技球流路32Aを流下する遊技球が通路部材60側へ流れ込むことなく下流端に達すると、流路排出口51からステージ79上へ排出される。当該遊技球は、誘導部53に誘導されてステージ79上を右側へ転動した後、左右方向へスライドしているスライド体41Aの突片46と高い確率で衝突する(図11、図12)。すると、遊技球の転動方向が変化して最終的にステージ79の前縁に到達し、非電動役物19へ入賞したり、排出口30、30から遊技領域16内へ排出されたりする。なお、突片46との衝突時に遊技球の転動方向が具体的にどのように変化するかは、ステージ79上に転がり出た遊技球の転動速度、突片46と衝突する際の角度、衝突時におけるスライド体41Aのスライド位置やスライド方向等に起因しており、予測できない。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、壁部44、44同士が対向するように設けられた2つのスライド体41A、41Bと、スライド体41A、41B間に配された床体42と、スライド体41A、41Bをスライドさせる駆動機構部43とを備えた通路幅変化役物40が設けられており、スライド体41A、41Bを夫々相反する方向へ周期的にスライドさせることで、壁部44、44及び床体42で囲まれる遊技球通路の左右幅を遊技球が通過可能な範囲で周期的に変化させるようにした。したがって、従来にない態様で遊技球を流下させることができ、新たな遊技性を有するパチンコ機1とすることができる。
また、床体42の上面を、左右方向での中央部分を頂点として左右外側へ向かい夫々下降傾斜する傾斜面としているため、遊技球の流下態様が複雑なものとなり、遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、壁部44、44同士が対向するように設けられた2つのスライド体41A、41Bと、スライド体41A、41B間に配された床体42と、スライド体41A、41Bをスライドさせる駆動機構部43とを備えた通路幅変化役物40が設けられており、スライド体41A、41Bを夫々相反する方向へ周期的にスライドさせることで、壁部44、44及び床体42で囲まれる遊技球通路の左右幅を遊技球が通過可能な範囲で周期的に変化させるようにした。したがって、従来にない態様で遊技球を流下させることができ、新たな遊技性を有するパチンコ機1とすることができる。
また、床体42の上面を、左右方向での中央部分を頂点として左右外側へ向かい夫々下降傾斜する傾斜面としているため、遊技球の流下態様が複雑なものとなり、遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
さらに、スライド体41A、41Bにステージ79上まで突出して、流路排出口51の更に下流側に位置する突片46、46を設け、ステージ79上を転動する遊技球、特に流路排出口51からステージ79上へ転がり出る遊技球と高い確率で干渉するようにした。したがって、ステージ79上での遊技球の挙動、すなわち遊技球の流下態様が一層複雑となり、一層遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。また、1つのスライド体41Aが、遊技球通路を通過する遊技球と流路排出口51から排出される遊技球との何れにも干渉し得ることになる。すなわち、少ない部品点数で複雑な流下態様を実現することができ、製造コストの低コスト化を図ることができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、第1の流路、第2の流路、及び可動遊技手段に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、第1の流路、第2の流路、及び可動遊技手段に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では、可動遊技手段をセンター部材内に設けているが、第1の流路及び第2の流路をワープ通路とする等すれば、可動遊技手段をセンター部材外に設けることも可能であるし、1つの遊技機に複数の可動遊技手段を設けてもよい。
また、上記実施形態では、対向する一対の壁と床とにより第1の流路を構成しているが、上面が閉塞された第1の流路(所謂天井を有する第1の流路)としても何ら問題はないし、どのように第1の流路へ遊技球を送り込むか、すなわち可動遊技手段よりも上流側の構造に関し、上記通路部材に限定されないことは言うまでもない。なお、第1の流路や第2の流路における遊技球の流下方向も上記形態に何ら限定されることはない。たとえば、第1の流路が遊技球を左右方向へ流下させ、第2の流路が遊技球を前後方向へ流下させるように構成しても何ら問題はない。
また、上記実施形態では、対向する一対の壁と床とにより第1の流路を構成しているが、上面が閉塞された第1の流路(所謂天井を有する第1の流路)としても何ら問題はないし、どのように第1の流路へ遊技球を送り込むか、すなわち可動遊技手段よりも上流側の構造に関し、上記通路部材に限定されないことは言うまでもない。なお、第1の流路や第2の流路における遊技球の流下方向も上記形態に何ら限定されることはない。たとえば、第1の流路が遊技球を左右方向へ流下させ、第2の流路が遊技球を前後方向へ流下させるように構成しても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態では、2つのスライド体を設けて対向する一対の壁をどちらもスライド可能としているが、スライド体を1つとし、何れか一方の壁のみを他方に対して近接/離隔するようにスライドさせるという構成を採用することも可能である。なお、スライド体のスライド方向は、言うまでもなく左右方向に限定されない。
さらにまた、床の上面を外側へ向かって傾斜する傾斜面とするのではなく、平坦面としてもよい。
さらにまた、床の上面を外側へ向かって傾斜する傾斜面とするのではなく、平坦面としてもよい。
またさらに、2つの壁をスライドさせるにあたりモータやソレノイド等を2つ設けたり、ラック部材ではなく、回転動作を直線動作に変換するカム等を利用したリンク機構によって壁をスライドさせる等、駆動手段やスライド手段の具体的な構成をどのようにするかについても適宜変更設計可能である。
また、スライド体に設ける突出部について、その具体的形状や突出方向は実施形態に記載したものに限定されることはなく、第1の流路と第2の流路との位置関係等に応じて適宜設計変更可能である。
また、スライド体に設ける突出部について、その具体的形状や突出方向は実施形態に記載したものに限定されることはなく、第1の流路と第2の流路との位置関係等に応じて適宜設計変更可能である。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機について説明しているが、本発明は、たとえば封入式パチンコ機等といった他の遊技機に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、壁、床、第1の流路、第2の流路、スライド体、可動遊技手段、突出部、ステージ等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、壁、床、第1の流路、第2の流路、スライド体、可動遊技手段、突出部、ステージ等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1・・パチンコ機(遊技機)、19・・非電動役物、32A・・遊技球流路(第2の流路)、40・・通路幅変化役物(可動遊技手段)、41A、41B・・スライド体(壁、第1の流路)、42・・床体(第1の流路)、43・・駆動機構部、44・・壁部、45・・装飾部、46・・突片(突出部)、47・・モータ(駆動手段)、51・・流路排出口(第2の流路)、52・・誘導壁、53・・誘導部、54・・干渉片、60・・通路部材、79・・ステージ、85・・作動口。
Claims (2)
- 少なくとも対向する一対の壁及び前記壁間に配される床を有し、前記床上を遊技球が流下可能とされた第1の流路と、前記第1の流路とは別の第2の流路と、所定方向へスライドするスライド体を有する可動遊技手段とが備えられた遊技機であって、
前記スライド体の一部が、何れか一方の前記壁の少なくとも一部であり、前記スライド体のスライドに伴い前記第1の流路の幅が変化する一方、
前記スライド体に、前記第2の流路の下流端の更に下流側に突出する突出部が設けられており、少なくとも前記第2の流路を流下した遊技球が前記突出部に干渉可能であることを特徴とする遊技機。 - 上面を遊技球が転動可能なステージが設けられ、前記スライド体が左右方向へスライドする前記可動遊技手段が、前記ステージの後側に隣接して備えられている一方、
前記第1の流路は前記ステージの後方から、前記第2の流路は前記ステージの側方から夫々前記ステージ上へ遊技球を導くように設けられているとともに、
前記突出部が前記ステージ上まで前方へ突出しており、前記ステージ上を転動する遊技球と干渉可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019005442A JP2020110490A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019005442A JP2020110490A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020110490A true JP2020110490A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=71666253
Family Applications (1)
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JP2019005442A Pending JP2020110490A (ja) | 2019-01-16 | 2019-01-16 | 遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2020110490A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6244277A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-26 | 株式会社ソフイア | パチンコ遊技機 |
JP2000024191A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-25 | Newgin Kk | パチンコ遊技機の遊技球規制装置 |
JP2004350698A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-16 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2015029851A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
2019
- 2019-01-16 JP JP2019005442A patent/JP2020110490A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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