JP2000024191A - パチンコ遊技機の遊技球規制装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の遊技球規制装置

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JP2000024191A JP10197571A JP19757198A JP2000024191A JP 2000024191 A JP2000024191 A JP 2000024191A JP 10197571 A JP10197571 A JP 10197571A JP 19757198 A JP19757198 A JP 19757198A JP 2000024191 A JP2000024191 A JP 2000024191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技部品本体の球受け部に受入れられた遊技
球を好適に規制して、遊技者に興味,関心の持たれる所
要部位に向けて通出することで、パチンコゲームの興趣
の向上を図る。 【解決手段】 遊技盤の遊技領域内の所要部位に装着さ
れた遊技部品本体30に、遊技球を左右へ移動可能に受
け得ると共に遊技領域の下方へ落下させ得る球受け部3
8を形成する。この球受け部38の前側部位に、作動機
構47に連繋された可動規制部材46を設ける。この可
動規制部材46は、球受け部38に受けられた遊技球を
遊技領域の所要部位に向けて通出し難くする第1の状態
と、通出し易くする第2の状態とに変位する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の遊技球規制装置に関し、更に詳しくは、遊技盤に構成
された遊技領域内でのパチンコゲームを展開し得るパチ
ンコ遊技機において、前記遊技領域内の所要部位に装着
された遊技部品本体に設置されて、所要部位に対する遊
技球の通出状態を変化できるよう構成した遊技球規制装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技盤に構成された遊技領域内でパチン
コゲームを展開し得るパチンコ遊技機にあっては、その
設定されたゲーム内容別による型式において、従来より
呼称区分されている代表的な機種タイプとして要約する
と、 (a) 第1種パチンコ機と称されている型式。すなわち
遊技盤において、遊技球用の入賞検出始動手段としての
始動入賞口(遊技者に興味、関心の持たれる所要部位)
と、始動入賞条件に基いて図柄を変動して、設定された
所定の確率で図柄組合わせ(俗に大当りともいう)を表示
し得る図柄可変表示装置と、図柄組合わせ(大当り)の成
立に基いて設定開放パターンを開閉作動し得ると共に、
開放時間、入賞個数、開放継続回数が制限された大型電
動式の入賞装置とが配設されて、図柄組合わせ入賞開放
ゲームを展開し得るタイプ。 (b) 第2種パチンコ機と称されている型式。すなわち
遊技盤において、始動入賞口(遊技者に興味、関心の持
たれる所要部位)と、連続作動装置(Vスイッチ)と、そ
して検出始動入賞条件に基く第1の開放パターンおよび
連続作動条件に基く第2の開放パターンで作動し得ると
共に、開閉時間および回数、入賞個数、開放継続回数が
制限された大型電動式の入賞装置とが配設されて、役物
開閉ゲームを展開し得るタイプ。 (c) 第3種パチンコ機と称されている型式。すなわち
遊技盤において、権利発生用手段としての特定入賞口
(遊技者に興味、関心の持たれる所要部位)および特別装
置(Vスイッチともいう)と、役物開放条件手段としての
始動入賞口と、権利発生中における始動入賞条件毎に基
いて設定開放パターンで開放作動し得ると共に、開放時
間、入賞個数、開放継続回数が制限された大型電動式の
入賞装置とが配設されて、権利発生ゲームを展開し得る
タイプがある。
【0003】そして、前述した型式に区分される何れの
タイプのパチンコ機にあっても、設定された夫々の特別
遊技を含むゲーム内容においては、当該の始動入賞口に
対する遊技球の入賞条件、つまり始動入賞条件が何より
も重要な事項の一つとされている。それだけにこの始動
入賞条件を、所定のゲーム時間単位や特別遊技成立中に
おいて、適正な割合で発生するように設定することが肝
要とされて、様々な工夫がなされている。例えば特開平
3−29677号公報には、遊技領域の上方から流下し
て可変図柄表示装置の天入賞口に入った遊技球を、流出
案内流路を介して流出案内板へ案内し、該流出案内板を
転動落下させた後に下方の始動入賞口の近傍へ流出させ
ることで、該始動入賞口に対する遊技球の入球確率を高
めるよう構成した弾球遊技機が開示されている。また特
開平7−178220号公報では、本体の左右両側にお
いて昇降動可能に配設された昇降案内体が下降端位置
(第1の案内状態位置)で遊技球を受けた場合には、始動
口への入球条件が比較的困難に設定されて入球数を少な
く維持し、該昇降案内体が上昇端位置(第2の案内状態
位置)で遊技球を受けた場合には、始動口への入球条件
が比較的容易に設定されて入球数を多く維持するよう構
成することで、ゲーム中における始動入賞条件の発生の
適正化を図ったパチンコ機が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した各公報に開示
のパチンコ機(弾球遊技機)においては、特別遊技の成立
性や継続性を考慮した始動入賞条件の発生の適正化を図
ったものとされている。しかし現実において、遊技に供
されているパチンコ機での始動入賞条件については、ゲ
ーム中の単位時間当りで観た場合では、入球数が多いま
たは少ないという発生時期の差を呈することは否めなか
った。すなわち前者の特開平3−29677号公報の弾
性遊技機では、天入賞口へ入球した遊技球を流出案内板
を介して始動入賞口の近傍へ通出し得るとしても、該通
出案内板の横幅が始動入賞口よりもかなり大きく設定し
てあるうえに、該流出案内板を流下する遊技球の通出位
置や通出方向は全く規制されないから、始動入賞口に対
する入球にばらつきが生じて始動入賞条件の発生の適正
化を図り得る構成とはいえず、パチンコゲームの興趣の
向上を図り得ない欠点を内在していた。一方、後者の特
開平7−178220号公報のパチンコ機では、昇降案
内体の昇降動によって始動入賞条件の発生の適正化があ
る程度は図られるよう構成されているが、始動口の上方
に位置する集合凹路部の横幅が該始動口よりも幅広に設
定してあるため、転落案内口を設けたとしても始動口へ
の入球が容易となるものではないから、始動入賞条件の
発生の適正化を図るには若干の問題点を内在していた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を解決するべく
新規に提案されたもので、遊技領域内で展開されるパチ
ンコゲームにおいて、所要の遊技部品本体の球受け部に
受入れられた遊技球を好適に規制して、遊技者に興味、
関心の持たれる所要部位に向けて通出し、パチンコゲー
ムの興趣の向上を図るようにしたパチンコ遊技機の遊技
球規制装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るパチン
コ遊技機の遊技球規制装置は、遊技盤に構成された遊技
領域内でパチンコゲームを展開し得るパチンコ遊技機に
おいて、前記遊技盤の遊技領域内の所要部位に装着され
た遊技部品本体に、遊技球を左右へ移動可能に受け得る
と共に遊技領域の下方へ落下させ得る球受け部を形成
し、この球受け部の前側部位に同球受け部に受けた遊技
球の移動を規制可能とする可動規制部材を起立状に設け
て電気的作動源を含む作動機構に連繋し、同可動規制部
材が、前記球受け部に受けられた遊技球を遊技領域の所
要部位に向けて通出し難くする第1の状態と、通出し易
くする第2の状態とに変位できるように構成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】作動機構により可動規制部材が第1の状態に変
位した場合には、球受け部に落下した遊技球が所要部位
へ向けて通出され難くなり、また可動規制部材が第2の
状態に変位した場合には、球受け部に落下した遊技球が
所要部位へ向けて通出され易くなる。
【0008】すなわち、可動規制部材における左右一対
の可動片が、球径よりも大きな拡開的な移動位置で第1
の状態とされると共に、球径に適した狭閉的移動位置で
第2の状態とされる型式においては、可動規制部材が第
1の状態に変位した場合には、左右の可動片が遊技球の
球径よりもかなり大きい間隔に拡開離間するので、遊技
球の通出位置や通出方向が規制されず、これにより該遊
技球は様々な方向へ通出して所要部位へは通出され難く
なる。また、可動規制部材が第2の状態に変位した場合
には、左右の可動片が遊技球の球径に適した間隔に近接
するので、遊技球の通出位置や通出方向が所要部位側へ
規制され、これにより該遊技球は該所要部位へ通出され
易くなる。
【0009】一方、可動規制部材における左右一対の可
動片が、閉鎖的な移動位置で第1の状態とされると共
に、球径に適した拡開的な移動位置で第2の状態とされ
る型式においては、可動規制部材が第1の状態に変位し
た場合には、左右の可動片が閉鎖当接するので遊技球は
所要部位の左側または右側へ振分けられ、これにより該
遊技球は該所要部位へは通出され難くなる。また、可動
規制部材が第2の状態に変位した場合には、左右の可動
片が遊技球の球径に適した間隔に離間するので、遊技球
の通出位置や通出方向が所要部位側へ規制され、これに
より該遊技球は所要部位へ通出され易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機の遊技球規制装置について、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお各実
施例では、一般に「第1種パチンコ機」とも称されている
型式、つまり始動入賞条件毎に図柄が変動停止表示され
て、図柄同士の組合わせ(大当りともいう)の成立時に、
大型電動式の入賞装置が設定開放パターンで作動される
特別遊技を現出し得るタイプのパチンコ機の場合を主に
例示する。
【0011】
【第1実施例】そこで、先ず第1実施例に係る遊技球規
制装置が実施されるパチンコ機について、図1を参照し
て要約説明する。本実施例のパチンコ機は、その基本的
な構成概要として、外枠Aの開口前面側に対して前枠B
が、連結支持手段および施錠手段等を利用して着脱およ
び開閉可能に組付けられている。そしてこの前枠Bの内
外各部分に、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠C
と、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着脱およ
び開閉可能に組付けられる開閉セット板の前側にセット
された上球皿Eおよび裏側にセットされた電動式の球送
り装置Gと、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装
置Hと、裏側に位置する機構セット盤(図示せず)等が夫
々装備されている一方、前枠B裏側の収容枠体の正面内
部に所要の遊技領域(遊技面)17を構成した遊技盤Iが
着脱交換可能にセットされている。
【0012】前記前枠Bは、全体が合成樹脂成形された
ものを例とし、基本的には枠口の前面内側に窓枠C用の
設置凹部を設けた枠体10と、この枠体10の開口域裏
側に位置して遊技盤I用のセット面口および取着部を成
形した収容枠体(図示せず)と、同収容枠体下部に位置し
て遊技盤Iと整合される遊技補助盤11とが一体に成形
されている。そして、枠体10の上縁から右縁にかけて
ランプ表示部12等が装備されている一方、遊技補助盤
11の前面左右にスピーカ13と発射レール14が夫々
セットされている。
【0013】(遊技盤について)前記遊技盤Iは、略円形
状に湾曲形成したレール16内により囲まれた遊技領域
17の前側において、縦央やや下部に配設されてセーフ
球をスイッチ19(図4,図7参照)で検出し得る始動入
賞口(所要部位)18と、この始動入賞口18の直上方に
設置されて図柄透視並びに遊技球案内をなす後述の遊技
部品Mと、遊技球用の案内車(俗に風車ともいう)20
と、始動入賞口18の直下方に設置された前記大型電動
式の入賞装置N等を備えている。また遊技盤Iの裏側に
は、各々の入賞口に入ったセーフ球を排出案内するため
の球案内部材が配設されていると共に、前記遊技部品M
の透視窓部31の裏側に合わせて、液晶式の図柄表示装
置Uが装備セットされている。なお図1中の符号23
は、アウト口を示す。
【0014】なお前記入賞装置Nは、一般にアタッカー
式の特別電動役物とも呼ばれているもので、その基本的
な構成として、入賞口21に対設された扉状の開閉板2
2が、裏側の電磁ソレノイドおよび関連機構(図示しな
い)を利用して設定開放パターンに基いて開閉し得るよ
うになっていると共に、左右に普通入賞口24が設けら
れている。また、入賞口21の裏側内部にセーフ球用の
カウントスイッチと、開放作動継続用の特別スイッチ
(Vスイッチともいう)(共に図示しない)が組込まれてい
る。
【0015】(遊技部品について)前述した遊技盤Iにお
ける前記遊技部品Mは、その基本的な構成として、図
2,図3および図4に示すように、図柄透視部と電光装
飾表示部および遊技球案内部等を一つに備えて、夫々の
構成部に係る機能・役割を好適に図り得るようにしたも
のである。図柄透視部は、遊技盤Iの前面側に取着セッ
トされる本体30をベースにして、この本体30の中央
内部において前端面から後方へ延在する矩形筒状の透視
窓部31と、該透視窓部31の後方開口部に取着整合さ
れた透明合成樹脂成形製の透視板32とを主体にして構
成される。なお透視板32は、表示補助手段としての図
柄用の透視窓枠や入賞ライン(何れも図示せず)等の表示
補助手段が、予じめ極薄フィルムに印刷されたものとし
て、該透視板32のインモールド成形時に熱圧接着され
る。また電光装飾表示部は、適宜キャラクターデザイン
が採用されて本体30前側の上部から左右両側部に亘っ
て延在する光拡散用レンズ兼用のランプカバー33と、
このカバー33の裏側に装着される基板34に配置され
たランプ類(主としてLEDランプ)35,36とを主体
にして構成される。すなわち、前記カバー33に形成さ
れたキャラクターデザインの所要位置に、始動入賞条件
の有効分を表示する保留ランプ類35(主としてLED
ランプ)や、遊技状態の視覚的効果を高めるための表示
ランプ類36(主としてLEDランプ)等が配置されてい
る。更に遊技球案内部は、後述するように、本体30の
前面左右両側に形成された遊技球用の受け口37,37
と、前記透視窓部31の後側下部に成形された球受け部
38と、球受け部38の前側中央に配設された可動規制
部材46および開閉作動機構47からなる遊技球規制装
置45とを主体にして構成されている。
【0016】また本体30の縦央上端部には、左右に並
設された球受け口26,26および通出口27,27を有
する入賞口25が成形されており、この裏面側にはセー
フ球用の排出案内路29,29を正面左右に成形した裏
部材28が遊技盤Iの裏側から取着されている。左側の
排出案内路29の上端部は左側の通出口27に整合する
と共に、該排出案内路29の下端部は左側の受け口37
の後方側に開設した球出口39に整合しており、入賞口
25から左側の球受け口26に入った遊技球は、左側の
排出案内路29および球出口39を介して前記球受け部
38の左側へ通出される。また、右側の排出案内路29
の上端部は右側の通出口27に整合すると共に、該排出
案内路29の下端部は右側の受け口37の後方側に開設
した右側の球出口39に整合しており、入賞口25から
右側の球受け口26に入った遊技球は、右側の排出案内
路29および球出口39を介して前記球受け部38の右
側へ通出される。
【0017】前述した遊技球案内部における左右の受け
口37,37は、前記透視窓部31の左右上方に臨んだ
ランプカバー33の下方に形成されて遊技領域17に臨
んでおり、これら受け口37,37の側方に配設された
前記案内車20によって変向された遊技球が、該受け口
37,37側へ通出案内される。また前記球受け部38
は、左右の球出口39の開口部から中央に向けて下り勾
配に延在する傾斜路部38aと、中央の集合凹路部38
bとが一連に成形されており、そして各傾斜路部38a
の前端縁に遊技球の前側への落下を防止する落下防止縁
40が形成されている。なお球受け部38の前側は、該
球受け部38よりも適宜低く形成されており、この部分
に形成された挿通孔部41,41に、前記遊技球規制装
置45の可動規制部材46における球規制片(可動片)4
8,48(後述)が挿通されて開閉変位するようになって
いる。一方、集合凹路部38bの前側には、前記始動入
賞口18の直上方に臨む転落案内溝42が成形されてい
る(図2参照)。
【0018】(遊技球規制装置について)第1実施例に係
る遊技球規制装置45は、遊技部品Mの前記球受け部3
8に受入れられた遊技球を、該遊技部品Mの直下方に配
設された前記始動入賞口18に向けて通出規制するよう
に機能する。この遊技球規制装置45を構成する可動規
制部材46は、図5,図6および図7に示すように、左
右対称の台形状に形成された可動片としての一対の球規
制片48,48を備え、各球規制片48には下方に形成
された略L形のアーム49と、該アーム49の下端部に
一体成形されて挿通孔50aを有するボス部50と、こ
のボス部50の外周面から後方へ延出した作動棒51と
を一体成形してある。左右に対向する一対の球規制片4
8,48の夫々は、前記本体30の下方中央部の裏側か
ら後方へ水平かつ平行に延出する支軸43に対し、前記
ボス部50の挿通孔50aを介して回動可能に枢支され
ている。そして可動規制部材46は、前記集合凹路部3
8bと前記転落案内溝42との間において、開閉作動機
構47によって一対の球規制片48,48を離間させた
第1の状態(図6参照)と、一対の球規制片48,48を
挿通孔部41,41を介して近接させた第2の状態(図5
参照)とに回動変位するようになっている。
【0019】前記可動規制部材46を回動操作するため
の開閉作動機構47は、図7および図8に示すように、
前記裏部材28に配設したカムボックス55の下側に固
定された駆動モータ(電気的作動源)56と、該カムボッ
クス55内に配設されて前記駆動モータ56によって自
在回転するカム板57と、前記本体30の下部に枢支さ
れて該カム板57と前記可動規制部材46の作動棒5
1,51とに連繋される作動レバー部材58とから構成
されている。前記駆動モータ56は、矩形状の前記カム
ボックス55の下方に取付固定され、該モータ56に連
結された駆動ギヤ59が、前記カム板57に固定された
従動ギヤ60に噛合している。また前記カム板57は、
直縁部57a,第1曲縁部57b,円弧部57cおよび第
2曲縁部57dとを形成した異形略楕円状に成形されて
おり、回転中心である回転軸61が該直縁部57a側へ
適宜偏位している。なおカム板57と駆動モータ56
は、カムボックス55に前もって組付固定されてユニッ
ト化され、蓋板62を取付けた該カムボックス55は、
前記裏部材28に対してビス着されるようになってい
る。また前記作動レバー部材58は、本体30の後部下
方において横方向に架設された支軸63に外環したボス
部64と、前記蓋板62の開口部62aを介して前記カ
ム板57と連繋するカムフォロア65と、前記両作動棒
51,51の後端部に連繋する凹部66aを先端に形成
した作動片66とを一体成形して構成され、該支軸63
に揺動自在に枢支されている。そしてカムフォロア65
の略中間部には、支持軸67に係止された引張りコイル
ばね68が係着しており、これにより作動レバー部材5
8は、図7において常には反時計方向へ付勢されてい
る。
【0020】このように構成された第1実施例の遊技球
規制装置45では、パチンコ機の裏側等に装備セットさ
れる電子的な制御回路装置(図示しない)に接続制御され
た前記駆動モータ56が定速駆動されるもとで、前記カ
ム板57が例えば図8における時計方向へ定速回転し、
これにより前記可動規制部材46の一対の球規制片4
8,48が一定周期で回動変位するようになっている。
そして、前記駆動モータ56により回動する前記カム板
57が、図8に示すように直線部57aが作動レバー部
材58に近接した状態に位置している場合は、前記引張
りコイルばね68により付勢されている作動レバー部材
58のカムフォロア65と該直線部57aとが非係合状
態となるよう設定されている。この場合には、作動レバ
ー部材58における作動片66の凹部66aが下降変位
することにより、可動規制部材46の球規制片48,4
8は、互いに近接してその先端間の間隔が遊技球の直径
よりやや大きい狭閉的な状態(第2の状態)に回動変位す
る。すなわち可動規制部材46が、この第2の状態に回
動変位した状態において集合凹路部38bに到来した遊
技球は、球規制片48,48の間を通過するに際してそ
の通出位置および通出方向が制御されるので、転落案内
溝42を介して前記始動入賞口18に向けてまっすぐに
通出され、始動入賞口18へ容易に入球し得るようにな
る(図5参照)。
【0021】一方、前記駆動モータ56の回転下にカム
板57が時計方向へ回転すると、該カム板57の第1曲
縁部57bと作動レバー部材58のカムフォロア65と
が係合するに至り、該カム板57の回転下に作動レバー
部材58は、図7に示した状態から時計方向へ徐々に揺
動変位するようになる。そして、前記カム板57が更に
回転して円弧部57cとカムフォロア65とが係合する
ようになると、作動レバー部材58における作動片66
の凹部66aが最も上昇するに至り、可動規制部材46
の球規制片48,48は、互いに離間してその先端間の
間隔が遊技球の直径よりもかなり大きな拡開的な状態
(第1の状態)に回動変位する(図6参照)。すなわち可動
規制部材46が、第1の状態に回動変位した状態におい
て集合凹路部38bに到来した遊技球は、球規制片4
8,48による通出位置や通出方向の規制が全くなされ
ないから様々な方向へ通出され、前記始動入賞口18へ
入球され難くなる。
【0022】(図柄表示装置について)図柄表示装置(単
に「図柄装置」ともいう)Uは、前記遊技部品Mの本体3
0裏側に装着させる液晶式のものが例とされ、複数列
(例えば3列)複数個の図柄を同時に表示する図柄表示部
70を、前記本体30における透視窓部31の後方開口
部に整合させた状態で固定される。そして、前記始動入
賞条件毎に対して制御回路装置から発生される制御出力
および指令等に基いて、図柄表示部70に設定変動時間
条件で図柄が順次表示された後に停止され、前記遊技部
品Mの透視板32を介して複数(3個)の図柄を各入賞ラ
イン上に表示し、これが透視窓部31を介してパチンコ
機の前面側から視認されるようになっている。
【0023】
【第1実施例の作用】第1実施例に係るパチンコ遊技機
の遊技球規制装置45では、前記開閉作動機構47の駆
動モータ56が、予じめ設定された通電駆動条件(例え
ばパチンコ機の通電時点)に従って一定速度で回転駆動
されている状態例において、定速回転する前記カム板5
7に連繋した作動レバー部材58の揺動変位に伴い、可
動規制部材46の左右の球規制片48,48が第1,第2
の状態位置を含めて継続的に回動開閉変位され、夫々の
状態位置に応じて遊技球を始動入賞口18側に向けて通
出規制する。
【0024】例えば図8を基に説明すると、カム板57
が回転して作動レバー部材58のカムフォロア65に直
線部57aが到来している場合には、該カムフォロア6
5のカム板57との係合が解除されているから、前記可
動規制部材46の球規制片48,48は第2の状態に保
持されている。また、駆動モータ56の駆動下にカム板
57が時計方向へ回転して、第1曲縁部57bがカムフ
ォロア65に係合するようになると、作動レバー部材5
8が徐々に揺動変位することにより、前記可動規制部材
46の球規制片48,48は第2の状態から拡開離間し
て第1の状態へ移行するようになる。更にカム板57が
時計方向へ回転して、円弧部57cがカムフォロア65
に係合するようになると、前記可動規制部材46の球規
制片48,48は第1の状態に保持される。なお円弧部
47cは、回転軸61を中心とした同一半径の円弧に設
定されているから、カムフォロア65がこの円弧部57
cに係合している間は、カム板57が回転しても可動規
制部材46の球規制片48,48は第1の状態に保持さ
れたままとなる。更にカム板57が時計方向へ回転し
て、第2曲縁部57dがカムフォロア65に係合するよ
うになると、前記作動レバー部材58が徐々に揺動復帰
することにより、前記可動規制部材46の球規制片4
8,48は第1の状態から第2の状態へ移行するように
なる。このように、駆動モータ56の回転駆動下にカム
板57が1回転すると、可動規制部材46は1サイクル
の回動開閉変位を行なう。
【0025】第1実施例に係る遊技球規制装置45を備
えた遊技部品Mを装着した遊技盤Iをセットしたパチン
コ機では、在来のものと同様にその実施態様において、
遊技操作に基く球送り作動と打球発射作動との協動によ
り、パチンコ球(遊技球)が1球ずつ発射位置に送込まれ
て遊技領域17内に打出され、図1中の夫々の入賞口1
8,21,24に入るセーフ球と、アウト口23に入るア
ウト球とに区分されるパチンコゲームを行なうことがで
きる。そして、遊技盤Iでのパチンコゲームにおいて、
遊技領域17内を遊技釘に沿って自然落下して左右の案
内車20に到達した遊技球は、これら案内車20でその
通出方向が適宜変向され、遊技部品M側へ案内された遊
技球は、遊技球案内部における左右の受け口37から入
って球受け部38の前記傾斜路38aへ通出落下案内さ
れたり、球受け部38側へ落下せずにそのまま遊技部品
Mの前面から遊技領域17へ落下する。一方、本体30
上部の入賞口25に入った遊技球は、左右何れかの球受
け口26に通入した後、通出口27およびセーフ球用の
排出案内路28を介して前記球受け部38の傾斜路38
aへ通出案内される。
【0026】そして第1実施例に係る遊技球規制装置4
5は、特別遊技に係る始動入賞条件を考慮して、左右の
受け口37または入賞口25から球受け部38に通出案
内された遊技球に対して、始動入賞口18に向けた好適
な通出規制を図り得るようにしたものであり、以下に始
動入賞態様を主にして説明する。
【0027】そこで遊技球の案内態様として、先ず可動
規制部材46における左右一対の球規制片48,48
が、図6および図10に示すように、互いに離間してそ
の先端間の間隔が遊技球の直径よりもかなり大きな拡開
的な第1の状態において、球受け部38へ案内された遊
技球が集合凹路部38bに到来した場合には、該遊技球
は始動入賞口18へ通出され難くなる。すなわち、集合
凹路部38bに到来した遊技球は、球規制片48,48
による通出位置や通出方向の規制が全くなされずに様々
な方向へ通出され、従って始動入賞口18への入球確率
が極めて低くなるから、入賞条件が比較的困難で入球数
が少なく維持される。
【0028】一方、可動規制部材46における左右一対
の球規制片48,48が、図2,図3および図5に示すよ
うに、互いに近接してその先端間の間隔が遊技球の直径
よりやや大きい狭閉的な第2の状態において、球受け部
38へ案内された遊技球が集合凹路部38bに到来した
場合には、該遊技球は始動入賞口18へ通出され易くな
る。すなわち、集合凹路部38bに到来した遊技球は、
球規制片48,48の間をゆっくり通過するに際してそ
の通出位置および通出方向が制御されて、転落案内溝4
2を介して前記始動入賞口18に向けてまっすぐに通出
され、始動入賞口18へ容易に入球し得るようになるか
ら、入賞条件が極めて容易で入球数が多く維持される。
【0029】このように第1実施例の遊技球規制装置4
5では、特別遊技を呈し得る遊技盤Iに配設した遊技部
品Mおいて、始動入賞口18に向けた遊技球の入球条件
を、比較的に困難で入球数が少ない状態と、極めて容易
で入球数が多い状態とに交互的に変化させて、特別遊技
に係る始動入賞条件の発生率を適正な時間差を以って高
低変化させることができ、これに基いてゲーム全体から
みて好適とされる単位時間当りの平均的な発生率を維持
することができる。なお前記した始動入賞条件は、始動
入賞口18に入ったセーフ球がスイッチ19で検出され
て、前記図柄表示装置Uに係る電子制御回路に入力され
た時点で有効とされ、その有効分が遊技部品Mの保留ラ
ンプ類35で表示される。
【0030】そして第1実施例の遊技球規制装置45を
有するパチンコ機では、前述のように適正に発生される
始動入賞条件毎に基いて特別遊技が出現可能とされる。
すなわち、前記制御回路装置から始動入賞条件毎に発信
される図柄変動指令(データ)に基いて、前記図柄表示装
置Uの図柄表示部70が設定列順序で作動されると共
に、所定時間後に順次停止されることにより所定の図柄
が遊技部品Mにおける透視窓部31内で入賞ライン上に
表示される。そして、この図柄同士の表示結果が、設定
組合わせ条件の場合に「大当り」が成立され、この「大当
り」の成立に対して入賞装置Nが設定開放パターンに基
いて開放作動されて、特別遊技が展開される。
【0031】従って、第1実施例に係る遊技球規制装置
45を有するパチンコ機にあっては、前述したように、
パチンコゲーム中において始動入賞条件の適正化を図っ
て好適な発生率を維持し得るもとで、所定時間当りにお
ける図柄変動の回数の適正化並びに時間差間隔の有効化
を図ることができ、これに基いて設定確率による図柄組
合わせ(大当り)を無理なく成立させ得ると共に、入賞装
置Nの開放作動を奏することが可能とされ、始動入賞口
18への遊技球案内を基本とした特別遊技を含むパチン
コゲームを好適に展開することができると共に、パチン
コゲームの興趣の向上を図り得る。
【0032】
【第2実施例】図11および図12は、本発明の第2実
施例に係るパチンコ遊技機の遊技球規制装置を示すもの
で、この第2実施例の遊技球規制装置71は、前記第1
実施例の遊技球規制装置45と比較して、第1の状態に
おける可動規制部材72の動作姿勢形態が異なってい
る。また第2実施例の遊技球規制装置71の基本構成
は、第1実施例の遊技球規制装置45と同じであるの
で、異なる部分についてのみ説明する。
【0033】遊技球規制装置71の可動規制部材72
は、左右対称の逆台形状に形成された一対の球規制片
(可動片)73,73を備え、各球規制片73にはその下
方に形成されたアーム74と、該アーム74の下端部に
一体成形されて挿通孔75aを有するボス部75と、こ
のボス部75の外周面から後方へ延出した作動棒76と
が一体成形され、球規制片73とアーム74とはL形に
形成されている。左右に対向する一対の球規制片73,
73の夫々は、前記本体30の下方中央部の裏側から後
方へ水平かつ平行に延出した支軸43,43に対し、前
記ボス部75の挿通孔75aを介して回動可能に枢支さ
れている。そして可動規制部材72は、前記集合凹路部
38bと前記転落案内溝42との間において、前記開閉
作動機構47によって一対の球規制片73,73を閉鎖
当接させた第1の状態と(図12(a)参照)、該球規制片
73,73を離間させた第2の状態(図12(b)参照)と
に回動変位し得る。なお第2実施例の遊技球規制装置7
1では、第1の状態から第2の状態への変移における可
動規制部材72の回動方向が、前記第1実施例の遊技球
規制装置45における可動規制部材46と逆方向になる
ため、前記開閉作動機構47におけるカム板57と作動
レバー部材58との係合作用形態もこれに合わせて適宜
変更される。また各球規制片73の集合凹路部38bを
指向する後面は、他方の球規制片73を指向する先端か
ら反対側(外側)に向けて前面側に傾斜する弧状に形成さ
れ、第1の状態では遊技球を左右方向へ確実に振分けて
集合凹路部38bに遊技球を滞留させないよう構成して
いる。
【0034】このように構成された第2実施例の遊技球
規制装置71では、遊技球を始動入賞口18に向けて通
出し難くする第1の状態では、可動規制部材72の両球
規制片73,73が互いに閉鎖近接方向へ回動変位して
双方の先端部を当接させた姿勢に位置するようになり
(図12(a))、これによって球受け部38へ案内された
遊技球が集合凹路部38bに到来した場合には、該遊技
球を始動入賞口18へ通出され難く設定する。すなわち
集合凹路部38bに到来した遊技球は、両球規制片7
3,73によって左右方向へ振分けられて該球規制片7
3,73の左側または右側から前方へ通出され、始動入
賞口18への入球確率が極めて低くなるから、入賞条件
が比較的困難で入球数が少なく維持される。
【0035】一方、遊技球を始動入賞口18に向けて通
出し易くする第2の状態では、可動規制部材72の両球
規制片73,73が互いに拡開離間方向へ回動変位して
双方の先端部の間隔を遊技球の直径よりやや大きく開放
させた姿勢に位置するようになっており(図12(b))、
これにより球受け部38へ案内された遊技球が集合凹路
部38bに到来した場合には、該遊技球を始動入賞口1
8へ通出され易く設定する。すなわち集合凹路部38b
に到来した遊技球は、両球規制片73,73の間をゆっ
くり通過するに際してその通出位置および通出方向が制
御されて、転落案内溝42を介して前記始動入賞口18
に向けてまっすぐに通出され、該始動入賞口18へ容易
に入球し得るようになるから、入賞条件が極めて容易で
入球数が多く維持される。
【0036】このように第2実施例の遊技球規制装置7
1にあっても、特別遊技を呈し得る遊技盤Iに配設した
遊技部品Mおいて、始動入賞口18に向けた遊技球の入
球条件を、比較的に困難で入球数が少ない状態と、極め
て容易で入球数が多い状態とに交互的に変化させて、特
別遊技に係る始動入賞条件の発生率を適正な時間差を以
って高低変化させることができ、これに基いてゲーム全
体からみて好適とされる単位時間当りの平均的な発生率
を維持することができるものである。
【0037】なお前記第1実施例および第2実施例で
は、回動変位形態の可動規制部材46につき例示した
が、この可動規制部材46の姿勢変位形態はこれに限る
ものではなく、例えば上下スライド変位形態、左右スラ
イド変位形態、傾斜スライド変位形態としても、始動入
賞口18に向けて通出し難くする第1の状態と、通出し
易くする第2の状態とに変化させることが可能である。
【0038】また前記各実施例では、液晶式の図柄表示
装置Uを装備した遊技部品Mに遊技球規制装置45,7
1を配設した場合を例示したが、対象とする遊技部品M
に関しては、ベルト形式の図柄表示装置やドラム形式の
図柄表示装置およびブラウン管形式の図柄表示装置等に
も実施し得る。
【0039】更に、本発明のパチンコ遊技機の遊技球規
制装置は、前記各実施例に示した第1種パチンコ機の他
に、第2種パチンコ機および第3種パチンコ機にセット
される遊技盤に装着される遊技部品に実施することも可
能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機の遊技球規制装置によれば、遊技領域の所要部
位に装着された遊技部品本体の球受け部の前側に、作動
機構に連繋された可動規制部材を設けたことにより、該
球受け部に受けられた遊技球を、所要部位に向けて通出
し難くする第1の状態と、通出し易くする第2の状態と
に変化させることができる。従って、この遊技球規制装
置を、例えば特別遊技を呈し得る遊技盤において始動入
賞口の直上方に装着する遊技部品に実施すれば、始動入
賞口に向けた遊技球の入球条件を、比較的に困難で少な
い状態と、極めて容易で多い状態とに交互的に変化させ
て、特別遊技に係る始動入賞条件の発生率を適正な時間
差を以って高低変化させることができ、これに基いてゲ
ーム全体からみて好適とされる単位時間当りの平均的な
発生率を維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る遊技球規制装置を備
えたパチンコ機全体を略示する正面図である。
【図2】第1実施例に係る遊技球規制装置を備えた遊技
部品を、可動規制部材が第2の状態に位置した状態で示
す概略斜視図である。
【図3】第1実施例に係る遊技球規制装置を備えた遊技
部品を、可動規制部材が第2の状態に位置した状態で示
す正面図である。
【図4】第1実施例に係る遊技球規制装置を備えた遊技
部品を、可動規制部材が第2の状態に位置した状態で示
す縦断側面図である。
【図5】可動規制部材が第2の状態に位置した第1実施
例の遊技球規制装置を一部破断状態で示す正面図であ
る。
【図6】第1実施例に係る遊技球規制装置の可動規制部
材が、第1の状態に変位した状態を示す正面図である。
【図7】第1実施例に係る遊技球規制装置を、可動規制
部材が第2の状態に位置した状態で示す縦断側面図であ
る。
【図8】可動規制部材が第2の状態に位置した第1実施
例の遊技球規制装置を一部破断状態で示す平面図であ
る。
【図9】第1実施例に係る遊技球規制装置の可動規制部
材,作動レバー部材およびカム板の一部を示す概略斜視
図である。
【図10】第1実施例に係る遊技球規制装置を備えた遊
技部品を、可動規制部材が第1の状態に位置した状態で
示す要部斜視図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る遊技球規制装置
を、可動規制部材が第1の状態に位置した状態で示す要
部平面図である。
【図12】第2実施例に係る遊技球規制装置の可動規制
部材を、第1の状態および第2の状態で示す説明図であ
る。
【符号の説明】
17 遊技領域 30 遊技部品本体 38 球受け部 46 可動規制部材 47 開閉作動機構 48 球規制片(可動片) 56 駆動モータ(電気的作動源) 72 可動規制部材 73 球規制片(可動片) I 遊技盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(I)に構成された遊技領域(17)内で
    パチンコゲームを展開し得るパチンコ遊技機において、
    前記遊技盤(I)の遊技領域(17)内の所要部位に装着され
    た遊技部品本体(30)に、遊技球を左右へ移動可能に受け
    得ると共に遊技領域(17)の下方へ落下させ得る球受け部
    (38)を形成し、この球受け部(38)の前側部位に同球受け
    部(38)に受けた遊技球の移動を規制可能とする可動規制
    部材(46/72)を起立状に設けて電気的作動源(56)を含む
    作動機構(47)に連繋し、同可動規制部材(46/72)が、前
    記球受け部(38)に受けられた遊技球を遊技領域(17)の所
    要部位に向けて通出し難くする第1の状態と、通出し易
    くする第2の状態とに変位できるように構成したことを
    特徴とするパチンコ遊技機の遊技球規制装置。
  2. 【請求項2】 前記可動規制部材(46)は、前記遊技部品
    本体(30)の球受け部(38)の前側略中央部に起立状に配設
    された左右一対の可動片(48,48)を含み、この可動片(4
    8,48)が球径よりも大きな拡開的な移動位置で、前記遊
    技球を前記所要部位に向けて通出し難くする第1の状態
    と、可動片(48,48)が球径に適した狭閉的移動位置で前
    記遊技球を前記所要部位に向けて通出し易くする第2の
    状態とに変更できるように設定された請求項1記載のパ
    チンコ遊技機の遊技球規制装置。
  3. 【請求項3】 前記可動規制部材(72)は、前記遊技部品
    本体(30)の球受け部(38)の前側略中央部に起立状に配設
    された左右一対の可動片(73,73)を含み、この可動片(7
    3,73)が閉鎖的な移動位置で前記遊技球を左右方向へ振
    分け的に落下させて前記所要部位に向けて通出し難くす
    る第1の状態と、可動片(73,73)が球径に適した拡開的
    な移動位置で前記遊技球を前記所要部位に向けて通出し
    易くする第2の状態とに変更できるように設定した請求
    項1記載のパチンコ遊技機の遊技球規制装置。
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