JPH02177410A - インダクタンス素子の製造方法 - Google Patents

インダクタンス素子の製造方法

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JPH02177410A
JPH02177410A JP33202188A JP33202188A JPH02177410A JP H02177410 A JPH02177410 A JP H02177410A JP 33202188 A JP33202188 A JP 33202188A JP 33202188 A JP33202188 A JP 33202188A JP H02177410 A JPH02177410 A JP H02177410A
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insulating layer
magnetic core
overcoating
wire
lead wire
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Shigeo Hara
茂雄 原
Masao Kawate
川手 正男
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Koa Corp
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Koa Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオテープレコーダ、テレビ、フOツビー
ディスクドライブ、チューナー等の電子回路に用いられ
るインダクタンス素子の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来のインダクタンス素子の製造方法としては、特公昭
57−19563号公報に記載されているように、磁心
の両端の鍔部の外端面凹部にリード線を固着し、前記磁
心の胴部に捲回された巻線の両端を引出して、磁心の鍔
部を跨いでこの引出線部を前記リード線の基部に捲回し
て半田付は等によってリード線に接続し、さらに、接続
部を含む鍔部の外端面に擬液性絶縁塗料を略半球状に盛
り上げて塗布することにより、リード線と引出線との接
続部を保護し、さらに巻線の外周に下塗り層、外側に上
塗り層を形成する製造方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記の特公昭57−19563号公報に記載の構造のイ
ンダクタンス素子では、引出線とリード線との接続部を
含む鍔部の外端面に塗料を略半球状に盛り上げて塗布し
た場合は、塗料を加熱し硬化させる過程において、加熱
された塗料は流動化し、略半球形状を保持できずリード
線軸方内に流動した後、塗料が硬化する。また磁心胴部
の捲線に下塗された塗料も同様に流動化し鍔部外端面に
流出する。
上記の現象によりインダクタンス素子の夫々の端面ば、
円錐状になると共にインダクタンス素子の軸方向の長さ
が大となり、また磁心鍔部の外エツジ部の塗装膜が薄く
なるため、エツジ部を跨いだ引出線の保護が不充分にな
る。また素子の夫々の端面が円錐状であるため自In人
機に供給するデーピングのセンターリング精度も悪くな
る。
故に自動挿入機のピッチに対して余裕が少なくなり、引
出線とリード線の接続部の断線を生じ易いという問題が
ある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、上塗り絶縁
層の形成工程で形状およびインダクタンス素子の軸方向
の長さを制御11することにより、自動挿入機への供給
を容易にし、また引出線とリード線の接続部の断線のな
いインダクタンス素子の製造方法を提供するものである
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のインダクタンス素子の製造方法は、胴部の両端
に鍔部を有する磁心の前記鍔部の外端面凹所にリード線
の一端を固着接続して軸方向に延長させ前記磁心の31
部に巻線を捲回しかつこの巻線の前記鍔部を跨いで引出
された引出線の両端を前記リード線の基部に巻回して接
続しインダクタンス素子本体を形成する工程と、前記巻
線の外周に下塗り塗料層を形成する工程と、前記素子本
体を前記磁心が内接するように上塗り塗料で球状に包被
し、この球状の上塗り塗料の硬化前に前記リード線を接
続した磁心の両端面に球面状に上塗り塗料を残して鍔部
の外周上にて上塗り塗料の一部を除去した後、上塗り塗
料を熱硬化させ磁心の周囲を囲み両端面を球面状に被覆
した第1の上塗り絶縁層を形成1J−る工程と、この第
1の上塗り絶縁層の外周に両端面が肉薄となるように第
2の上塗り絶縁層を形成する工程と、この第2の上塗り
絶縁層の外周に中央部と両端面が肉薄となり前記素子本
体の長さ方向の両端に一対の環状の肉厚部が形成される
ように第3の上塗り絶縁層を形成する工程とよりなるも
のである。
(作用) 本発明のインダクタンス素子の!J造方法は、巻線の外
周に弾性保有下塗り塗料層を形成したインダクタンス素
子本体が内接するように、上塗り塗料で球形に包被して
鍔部の端面に第1の非弾性の上塗り絶縁層の球面部を形
成し、インダクタンス素子の軸方向の長さが大となるこ
とを防ぎ、また第2の非弾性の上塗り絶縁層は下塗り塗
料層および鍔部の引出線を保護する。さらに第3の上塗
り絶縁層は素子本体の引出線が位置する鍔部の周囲を肉
厚に保護するとともに長さ方向の一対の環状の肉厚部が
プリント基板への素子の装着時の安定性を増大する。
(実施例) 本発明の実施例を添附図面によって説明する。
(1)  第1図に示すように胴部1と、この胴部1の
両端に一部2を有する断面Il型の磁心3の両端の中心
の凹所4,4にリード線5.5の基部を挿入し接着剤6
で接着固定し磁心3の軸方向に突出させる。
(2)次に第2図に示すように、磁心3の胴部1に巻線
7を捲回し、この巻1i17の両端の引出線8は鍔部2
を跨いで引出し、先端はリード線5の基部に捲回し、半
田付けによってリード線5に接続する。
以上のようにしてインダクタンス素子本体9が形成され
る。
(3)  次に第31ii!iに示すように、下端を図
示されない塗料層に浸漬した磁心3の1部1より狭い幅
の平面ロー510の上端を前記巻1!7の下面に近接さ
せリード115で回転自在に支持した素子本体9を平面
ロー510で回転させながら、平面ローラ1Gで掬い上
げたポリブタジェン樹脂などの弾性下塗り塗料11を巻
ll!i17の外周面に塗布した後熱硬化させ下塗り塗
料層11aを形成する。
(4)  次に第4図に示すように、断面が略半円形の
溝12を有する半円溝ロー513で(3)の工程と同様
にして素子本体9を回転させながら半円形の満12に掬
い上げたエポキシ樹脂など非弾性の上塗り塗料14を表
面張力により素子本体9全体を包被する球状となるよう
に塗布し、球形包被体14aを形成し、この球形包被体
14aに素子本体9の磁心3の鍔部2の外面エツジ部が
内接された球状にする。
また球形包被体14aの形成は、第5図に示すようにリ
ード線5で回転支持されている素子本体9の上方から非
弾性の上塗り塗料14を点滴して表面張力により球形に
包被させることもできる。
(5)  次に第6図に示すように、球形包被体14a
を硬化前に、リード線5を軸として回転させつつ、球形
包被体14aの下面に除滴ローラ15を近接させ球状包
被体14aの上下方向の球面状突出磁心3の鍔部2.2
の外端面間で除去した復熱硬化させることにより鍔部2
の外端面に偏平な球面状に突出しr部2の外周と下塗り
塗料層11aの外周を円筒状に包囲した第1の上塗り絶
縁層14bが形成される。
(6)次に第7図に示すように、断面が浅いU7苧の1
llt16を有するU溝ローラ11で上塗り塗料14と
同じエポキシ樹脂系塗料を、第1の上塗り絶縁層14b
上に両端面が薄くなるように塗布した後熱硬化させて、
第2の上塗り絶縁1114cを形成する。
(7)次に第8図に示すように、断面V¥型の満18を
有するV溝ローラ19で上塗り塗料14と同一のエル4
−シ樹脂系塗料を、第2の上塗り絶縁層14Cの中央部
と両端面が肉薄になるにうに塗布した復熱硬化させて第
3の上塗り絶縁II 14dを形成する。
この第3の上塗り絶縁層14dにより素子本体9の長さ
方向の両端に環状の肉厚部14e 、 14eが形成さ
れる。
上述のようにして、インダクタンス素子本体9に弾性下
塗り塗料層11a1上塗り絶縁層、第1、第2、第3の
非弾性の上塗り絶縁wB14b 、 14c 。
14dが一体に形成され第9図に示すインダクタンス素
子が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、素子本体の巻線を弾性下塗り塗料層で
保護した後、非弾性の上塗り塗料をその表面張力を利用
してインダクタンス素子本体が内接する略球状に形成し
たから形状の形成が容易でばらつきも少なくなる。第1
、第2、第3の3層の非弾性の上塗り絶縁層の形成によ
り一回の厚塗りに比べて形状が安定しピンホール、塗り
残し等の発生がない。第1の上塗り絶縁層で最初インダ
クタンス素子本体が内接する球形に形成し、このリード
線が引出された両端球面部を両端面として第1の上塗り
絶縁層を形成し、この両端を肉薄にして第2、第3の上
塗り絶縁層を形成したから、製品の軸方向の長さを小さ
くすることができ、しかも形状のばらつきが少ないので
自動挿入機のピッチに対して右利となる。ざらに、自動
挿入機に供給するテーピングのセンターリング精度も向
上する。
また、磁心の鍔部の外周は第2、第3の非弾性の上塗り
絶縁層で厚く被mされているから引出し線の損傷を防止
することができる。さらに、41弾性の絶縁層で厚くリ
ード線の塁部が保持されているから、リード線の屈曲に
対して強度が大となり、引出線接続部が引張られて断線
するおそれがなくなる。さらに第3の上塗り絶縁層によ
って素子本体の長さ方向に一対の環状の肉厚部が形成さ
れるから、プリント基板等への装着時に基板に対して2
点で支持され自動挿入が安定して行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例を示すIITJ
工程説明図、第9図は製品の縦断正面図である。 1・・胴部、2・・鍔部、3・・磁心、4・・凹所、5
・・リード線、7・・巻線、8・・引出線、9・・素子
本体、11a ・・下塗り塗料層、14・・上塗り塗料
、14b 、 14c 、 14d ・◆第1、第2、
第3の上塗り絶縁層、14e・・肉厚部。 竿2記 $3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 胴部の両端に鍔部を有する磁心の前記鍔部の外
    端面凹所にリード線の一端を固着接続して軸方向に延長
    させ前記磁心の胴部に巻線を捲回しかつこの巻線の前記
    鍔部を跨いで引出された引出線の両端を前記リード線の
    基部に巻回して接続しインダクタンス素子本体を形成す
    る工程と、前記巻線の外周に下塗り塗料層を形成する工
    程と、 前記素子本体を前記磁心が内接するように上塗り塗料で
    球状に包被し、この球状の上塗り塗料の硬化前に前記リ
    ード線を接続した磁心の両端面に球面状に上塗り塗料を
    残して鍔部の外周上にて上塗り塗料の一部を除去した後
    、上塗り塗料を熱硬化させ磁心の周囲を囲み両端面を球
    面状に被覆した第1の上塗り絶縁層を形成する工程と、
    この第1の上塗り絶縁層の外周に両端面が肉薄となるよ
    うに第2の上塗り絶縁層を形成する工程と、 この第2の上塗り絶縁層の外周に中央部と両端面が肉薄
    となり前記素子本体の長さ方向の両端に一対の環状の肉
    厚部が形成されるように第3の上塗り絶縁層を形成する
    工程とよりなることを特徴とするインダクタンス素子の
    製造方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719563A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Gen Co Ltd Coolor utilizing solar heat

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5719563A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Gen Co Ltd Coolor utilizing solar heat

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