JPH02176958A - データ転送制御方法 - Google Patents

データ転送制御方法

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JPH02176958A
JPH02176958A JP32926488A JP32926488A JPH02176958A JP H02176958 A JPH02176958 A JP H02176958A JP 32926488 A JP32926488 A JP 32926488A JP 32926488 A JP32926488 A JP 32926488A JP H02176958 A JPH02176958 A JP H02176958A
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Kenji Yamamoto
憲治 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、共通バスを用いたデータの転送の制御を行な
うデータ転送制御方式に関する。
(従来の技術) コンピュータ装置において、マイクロプロセッサには、
共通バス(アドレスバス、データバス、制御バス)を介
して、記憶装置や、ディスク装置、プリンタなどの入出
力装置の制御を行なう入出力制御装置等が接続されてい
る。この共通バスを用いて、各種制御信号や、データの
転送等が行なわれる。
さて、例えば記憶装置と入出力制御装置との間でデータ
の転送を行なう場合、その転送処理を高速で行なうため
、マイクロプロセッサを介さずにデータの転送を行なう
、ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)転送が用い
られる。
ここで、このDMA転送のデータ転送制御方式について
説明する。
第2図は、従来のデータ転送制御方式に係る回路のブロ
ック図である。
図において、調停部1aを備えたマイクロプロセッサ(
MPU・)1には、共通バス(ここでは、アドレスバス
及びデータバスの2つから成るバス)100を介してダ
イレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(DMAC
)2、入出力制御部(IOC)3、記憶装置4が接続さ
れている。さらに各部は、図示しないシステムバスによ
り接続されている。DMAC2、入出力制御部3、記憶
装置4には、このシステムバスな介してコマンド制御部
5が接続されている0図中、システムバスな流れる信号
を矢印で示している。
マイクロプロセッサ1は、入出力制御部3に接続された
図示しない入出力装置(ディスク装置やプリンタ)や記
憶装置4の読出し、書き込み等を制御するもので、例え
ば、米国モトローラ製、MC68020等から構成され
る。調停部1aは、共通バス100の専有要求が複数発
生して競合した場合、調停を行なうものである。DMA
C2は、入出力制御部3と記憶装置4との間のDMA転
送を制御するもので、例えば、日立製作新製、)106
8450等から構成される。入出力制御部3は、図示し
ないディスク装置やプリンタ等の入出力装置を制御管理
する既知の入出力インタフェースである。記憶装置4は
、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等から構成さ
れたものである。コマンド制御部5は、各種制御信号を
出力する既知のゲート回路等から構成されたものである
以上の構成において、DMA転送を行なう場合について
、第3図を参照しながら説明する。ここでは、入出力制
御部3(図示しない入出力装置)から記憶装置4へとD
MA転送する場合について説明する。
第3図は、従来のデータ転送制御方式の動作を示すタイ
ムチャートである。
なお各信号は、全てロウアクティブで、そのレベルがロ
ウレベルの時、有効状態で、ハイレベルの時、無効状態
である。
まず、マイクロプロセッサ1が入出力制御部3にデータ
転送の起動を指示すると、入出力制御部3からDMAC
2に向けて、 REQ (リクエスト)信号110  
(第3図(a))が出力される。このREQ信号110
は、入出力制御部3がDMAC2に対してDMA転送の
要求を示す信号である。
DMAC2は、このREQ信号110を受けると、マイ
クロプロセッサlに向けてBR(バス・リクエスト)信
号120  (第3図(b))を出力する。このOR信
号120は、DMAC2がマイクロプロセッサ1に対し
て、共通バス100を専有するためのバス使用権要求を
示す信号である。
マイクロプロセッサlでは、OR信号120に対応して
、DMAC2に対して、BG(バス・グランド)信号1
21  (第3図(C))を出力する。このBG信号1
21は、新たなバスサイクル(共通バスの使用権を更新
するサイクル)が発生した場合に、共通バス100の専
有を許可する信号である。
DMAC2では、BG信号121を受けると、マイクロ
プロセッサlに向けてBGACに(バス・グランド・ア
クノリッジ)信号122(第3図(d))を出力する。
このBGACに信号122は、マイクロプロセッサ1に
対して、DMAC2がバスマスタ(バス使用権の獲得済
)であることを通知するのと、共通バス100が既に使
用されているか否かを認識するために用いられる信号で
ある。さらに、DMAC2から入出力制御部3及びコマ
ンド制御部5に向けて、ACに(アクノリッジ)信号1
11(第3図(e))が出力される。このACK信号1
11は、データ転送の開始を示す信号である。さらに、
DMAC2は、コマンド制御部5に向けて、 R/W 
(リード/ライト)信号141及びAS(アドレス・ス
トローブ)信号140を出力する。
ACに信号111が出力され、R/W信号141及びA
s信号140が出力された時点より、第2図に示したよ
うに、コマンド制御部5から入出力制御部3及び記憶装
置4に向けて出力される IOW (入出力装置書込み
)信号112 、  IOR(入出力装置読出し)信号
113.MRD(メモリ読出し)信号130.MWR(
メモリ書込み)信号131に従って、入出力制御部3及
び記憶装置4に対するデータの書込みまたはデータの読
出し動作が実施され、入出力制御部3と記憶装置4との
間のデータ転送が行なわれる。
なお、IOW信号112は、入出力制御部3(図示しな
い入出力装置)にデータを書込むことを指示する信号で
ある。  IOR信号113は、入出力制御部3(図示
しない入出力装置)からデータを読出すことを指示する
信号である。同様に、MRD信号130は、記憶装置4
からデータを読出すことを指示する信号である。  M
WR信号131は、記憶装置4にデータを書き込むこと
を指示する信号である。
コマンド制御部5は、DMAC2より出力されるR/W
 (リード/ライト)信号141(第3図(g))に対
応して、次の2つのパターンで信号を出力する。
第3図では、入出力制御部3から記憶装置4へのデータ
転送を行なう場合について示しである。
この場合は、R/W信号141が有効状態を示した時で
ある。
R/W信号141が有効状態のとき、コマンド制御部5
は、入出力制御部3に向けてIOR信号113(第3図
(h))を出力する。さらに、コマンド制御部5は、入
出力制御部3からRDY信号114(第3図(i))を
受は取ると、記憶装置4に向けてMWR信号131  
(第3図(j))を出力する。
この状態で、入出力制御部3から記憶装置4へのデータ
転送が行なわれる。このデータ転送が終了した場合、記
憶装置4は、コマンド制御部5に向けて、DTACK信
号132を出力する。
ちなみに、R/W信号141が無効状態の時、コマンド
制御部5は、記憶装置4に向けてMRD信号130を出
力する。さらに、コマンド制御部5は、記憶装置4から
DTACK (データ・アクノリッジ)信号132(第
3図(k))を受は取ると、入出力制御部3に向けてI
OW信号113を出力する。この状態で、記憶装置4か
ら入出力制御部3へのデータ転送が行なわれる。このデ
ータ転送が終了した場合、入出力制御部3は、コマンド
制御部5に向けてRDY信号114を出力する。
このように、記憶装置4に対してデータの書込みを行な
うのか、続出しを行なうのかにより、コマンド制御部5
の出力する制御信号が異なる。
ところで、コマンド制御部5は、DTACに信号132
とRDY信号114が共に有効状態となった時点で、D
MAC2に向けて応答信号142(第3図(β))を出
力する。  DTACに信号132とRDY信号114
が共に有効状態となるのは、データの転送に伴なう入出
力制御部3及び記憶装置4の処理が終了した場合である
。DMAC2は、応答信号142を受は取ると、DMA
Cサイクルは終了し、必要に応じて新たなりMACサイ
クルが発生するのを待つことになる。
(発明が解決しようとする課題) さて、DMAC2は、第3図(h)に示したIOR信号
113が有効状態になった時から、第3図(f)に示し
たAs信号140が無効状態になるまでの時間(バス専
有時間)、共通バス100を専有することになる。この
バス専有時間は、 IOR信号113が有効状態になっ
てから、第3図(i)に示したRDY信号114が有効
状態になる迄の間(入出力装置へのアクセス)と、RD
Y信号114が有効状態になってから、As信号140
が無効状態になるまでの間(記憶装置へのアクセス)の
2つに分けることができる。
ところで、共通バス100を有効利用するためには、本
当に必要な時のみ専有が発生すること望ましい。
しかし、DMA転送を行なう場合、共通バス100を使
用するのは、記憶装置へのアクセスの間で、入出力装置
へのアクセスの間は、共通バス100を利用することが
ない。このため、共通バス100が利用されないまま専
有状態が続き、共通バス100の利用効率が低下してし
まうといった問題が生じていた。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、共通バス
100を利用するときのみ、その専有状態を発生させ、
共通バスが利用されないまま専有状態が続くような事態
の発生しないデータ転送制御方式を提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のデータ転送制御方式は、共通バスの使用権制御
を行なうバス権調停部と、前記共通バスを使用してデー
タ転送制御を行なう、ダイレクト・メモリ・アクセス・
コントローラと、このダイレクト・メモリ・アクセス・
コントローラと、前記バス権調停部との間に挿入され、
前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラのバ
ス使用権要求を制御するバス権制御部とを備え、記憶装
置を用いたデータ転送を実行するために、ダイレクト・
メモリ・アクセス・コントローラがバス権制御部へ仮の
バス使用権要求を行ない、前記バス権制御部は、前記ダ
イレクト・メモリ・アクセス・コントローラに対し、仮
のバス使用権許可を出力して入出力制御部のデータ転送
準備を開始させ、前記バス権制御部が、前記入出力制御
部から前記データ転送準備の完了通知を受けると、前記
バス権制御部がバス権調停部に対し、バス使用権要求を
行ない、前記バス権調停部が前記バス権制御部に対して
バス使用権許可を出力して、前記ダイレクト・メモリ・
アクセス・コントローラによる前記データ転送を実行す
るものである。
(作用) 以上の方式は、バス権制御部がダイレクト・メモリ・ア
クセス・コントローラの仮のバス使用権要求に対して仮
のバス使用権許可を与える。ダイレクト・メモリ・アク
セス・コントローラは、この仮のバス使用権許可に基づ
き、入出力制御部にデータ転送準備を開始させる。入出
力制御部のデータ転送準備が完了すると、バス権制御部
は、バス権調停に対し、バス使用権要求を行なう。バス
権調停部は、バス権制御部に対してバス使用権許可を与
える。これにより、ダイレクト・メモリ・アクセス・コ
ントローラによる共通バスの専有が開始される。
(実施例) 第1図に、本発明のデータ転送制御方式を実施した回路
のブロック図を示す。
図の回路は、マイクロプロセッサlO、ダイレクト・メ
モリ・アクセス・コントローラ(DMAC)2、入出力
制御部(IOC)3、記憶装置4、コマンド制御部5、
バス権制御部6、バス権調停部7、ラッチ・バッファ8
、ラッチ回路9とから構成されている。
図において、共通バス100には、マイクロプロセッサ
(MPU)10、記憶装置4、ラッチ・バッファ8が接
続されている。
ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(DMA
C)2と、入出力制御部3と、ラッチ・バッファ8とは
、ローカルバス200を介して接続されている。
さらに各部は、図示しないシステムバスを介してそれぞ
れ接続されている。なお、図中、このシステムバスな流
れる信号を矢印で示している。
DMAC2、入出力制御部3、記憶装置4及び共通バス
100は、先に説明した従来のものと同様である。また
、マイクロプロセッサ10は、従来のマイクロプロセッ
サlから調停部1aを取除いた構成になっている。なお
、入出力制御部3には、図示しない入出力装置が接続さ
れている。
バス権制御部6は、DMAC2に仮のバス使用許可を与
え、さらに後に説明するバス権調停部7に対して共通バ
ス100を専有するためのバス使用権要求を出力するゲ
ート回路等から構成されたものである。バス権調停部7
は、マイクロプロセッサ10とバス権制御部6とから出
力されるバス使用権要求を受取り、何れかにバス使用許
可を出すゲート回路等から構成されたものである。なお
、バス権調停部7と、バス権制御部6の具体的な構成は
、後に第6図及び第7図において説明する。
ラッチ・バッファ8は、パラレルデータ(例えば8bi
tパラレルのデータ)を受入れて一時保持する回路(例
えば、米国TI社製AS652 )で、共通バス100
から入力するデータをローカルバス200へ、ローカル
バス200から入力するデータを共通バス100へ、双
方向に転送することのできるものである。ラッチ回路9
は、入力する信号を一時保持する回路である。
ここで、本発明のデータ転送制御方式において、共通バ
ス100の専有が開始される迄の過程を説明する。
以上の構成の回路において、DMA転送を行なうための
DMACサイクル(DMAC2が入出力制御部3及び記
憶装置4を管理する状態)を発生させる場合、入出力制
御部3からDMAC2に向けて、REQ信号110が出
力される。DMAC2は、このREQ信号110を受け
ると、バス権制御部6に向けて仮のOR信号105を出
力する。バス権制御部6では、この仮のOR信号105
の応答として仮の8G信号106をDMAC2に出力す
る。DMAC2では、この仮のBG信号106を受ける
と、バス権制御部6に向けてBGACに信号122を、
入出力制御部3及びコマンド制御部5に向けてACに信
号111を出力する。この時点より、DMACサイクル
が発生する。
さらにDMAC2は、コマンド制御部5及びラッチ回路
9に向けて、R/W信号141を出力する。コマンド制
御部5では、R/■信号141の内容(有効状態もしく
は無効状態)に応じて、バス権制御部6に向けてMRD
信号130もしくはMWR信号131を出力する。バス
権制御部6では、MRD信号130もしくはMWR信号
131が入力すると、バス権調停部7に向けてOR信号
150を出力する。バス権調停部7では、バス権制御部
6に向けてOR信号150に応答としてBG信号151
を出力する。バス権制御部6は、このBG信号151を
受けると、BBSY信号154が無効状態であることを
確認してこのBBSY信号154を有効状態にする。こ
れにより、共通バス100は、DMAC2の専有状態に
なる。バス権制御部6は、BBSY信号154を有効状
態にした後、OR信号150を無効にする。バス権調停
部7では、OR信号150に応答してBG信号151を
無効にする。
これにより、バス権調停部7は、例えばマイクロプロセ
ッサlOからのOR信号152に応答してBG信号15
3を出力することができる。マイクロプロセッサ10が
BG信号153を受けた場合、先に説明したように、B
BSY信号154の無効状態を確認したう久で有効状態
に設定する。これによりマイクロプロセッサ10による
共通バス100の専有状態が発生する。なお、バス権調
停部7は、OR信号150とOR信号152とが競合し
た場合、OR信号150に応答してBG信号151を出
力する。これは、通常、バス権制御部6からのOR信号
150を最優先で受付けるように、バス権調停部7が設
定されているためである。
さて、ここで第4図と第5図を参照しながら、共通バス
100がDMAC2に専有された場合の本発明のデータ
転送方式の詳細な動作を説明する。
第4図は、入出力制御部3から記憶装置4へのDMA転
送を行なう場合のタイムチャートである。
まず、マイクロプロセッサ10から入出力制御部3にデ
ータ転送起動の指示が伝えられると、入出力制御部3か
らDMAC2に向けてロウレベルのRεq信号110 
 (第4図(a))を出力する。
DMAC2は、バス権制御部6に向けてロウレベルの仮
のOR信号105(第4図(b))を出力し、仮のBG
信号106(第4図(C))を受は取る。
DMAC2は、仮のBG信号106を受けると、バス権
制御部6に向けてBGACに信号122(第4図(d)
)を、入出力制御部3及びコマンド制御部5に向けてA
Cに信号111  (第4図(e))をそれぞれ出力す
る。  BGACに信号122が出力されると、DMA
Cサイクルが発生する。
DMAC2からは、コマンド制御部5及びラッチ回路9
に向けて、AS信号140  (第4図(f))が出力
される。
ここでは、入出力制御部3から記憶装置4へのデータ転
送を行なうため、DMAC2からコマンド制御部5及び
ラッチ回路9に向けてロウレベルのR/W信号141(
第4図(g))が出力される。
コマンド制御部5は、入出力制御部3に向けて10R信
号!13  (第4図(h))を出力する。入出力制御
部3では、このIOR信号113を受けると図示しない
入出力装置のデータ転送準備を開始させ、この準備が整
いデータをローカルバス200に送出するとき、コマン
ド制御部5に向けてRDY信号!14(第4図(i))
を出力する。コマンド制御部5では、このl’lDY信
号114を受けると、バス権制御部6に向けてMWR信
号131(第4図(j))を出力する。バス権制御部6
では、このMWR信号+31に応答して、バス権調停部
7に向けてBR信号150  (第4図(m))を出力
する。バス権調停部7は、このBR信号150に応答し
てBG信号151  (第4図(n))をバス権制御部
6に向けて出力する。バス権制御部6では、先に説明し
た要領で、BBSY信号154(第4図(0))を有効
状態に設定し、ラッチ回路9及びラッチ・バッファ8に
向けてイネーブル信号160 、161  (第4図(
p)、(q))を出力する。この時、入出力制御部3か
らローカルバス200にデータが送出され、ラッチ・バ
ッファ8に入力される。バス権制御部6は、ラッチ・バ
ッファ8に向けてラッチ信号162を出力し、ローカル
バス200に送出されたデータを保持させる。さらにバ
ス権制御部6は、ラッチイネーブル信号163をラッチ
・バッファ8に向けて出力し、ラッチしたデータを共通
バス100に送出する。一方、この間、ラッチ回路9の
出力側からは、AS信号140及びR/W信号141に
対応したAS、信号101  (第4図(r))及びW
Ro信号102(第4図(S))が出力される−  A
So信号101は、記憶装置4を選択する、いわゆるイ
ネーブル信号である。WRo信号102は、記憶装置4
の書込みもしくは読出しを選択する信号である。この場
合、記憶装置4は書込み状態に設定されるため、共通バ
ス100に送出されたデータを書き込むことになる。記
憶装置4はデータの書込みを終了すると、バス権制御部
6に向けてDTACに。信号103(第4図(f))を
出力する。バス権制御部6は、このDTACに。信号1
03を受けると、コマンド制御部5に向けてDTACに
信号132を出力する。コマンド制御部5ではこのDT
ACに信号132を受けると、DMAC2に向けて応答
信号142(第4図(β))を出力する。DMAC2は
、この応答信号142を受けるとDMACサイクルを終
了し、新たなサイクルの発生を待つことになる。
以上の説明の場合、第4図(d)に示したように、BG
ACに信号!22が有効状態の時、DMACサイクルが
発生する。また、第4図(0)に示したように、BBS
Y信号154が有効状態の間(バス専有時間)、DMA
C2による共通バス100の専有がなされる。このよう
に、DMAC2による共通バス100の専有は、入出力
制御部3から記憶装置4にデータを転送する迄の短い時
間にすることができる。よって、共通バス100の専有
時間を、DMA転送の中で必要最小限にすることができ
る。
次に、第5図は、記憶装置4から入出力制御部3へのD
MA転送を行なう場合のタイムチャートである。
第5図(a)〜第5図(e)までは、第4図(a)〜第
4図(,9)において説明した流れと同様である。よっ
て、DMAC2から入出力制御部3及びコマンド制御部
5に向けてACに信号111を出力する迄の動作は同一
である。
第5図(f)に示すように、DMAC2がコマンド制御
部5及びラッチ回路9に向けてAS信号140を出力す
る。
ここでは、記憶装置4から入出力制御部3へのデータ転
送を行なうため、DMAC2からコマンド制御部5及び
ラッチ回路9に向けてハイレベルのR/W信号141 
 (第5図(g))が出力される。
コマンド制御部5は、バス権制御部6に向けてMRD信
号130(第5図(h))を出力するバス権制御部6は
、バス権調停部7に向けてBR信号150(第5図(m
))を出力する。バス権調停部7では、このBR信号i
soに応答して、BG信号151(第5図(n))をバ
ス権制御部6に出力する。バス権制御部6は、BBSY
信号154(第5図(0))を有効状態に設定し、ラッ
チ回路9に向けてイネーブル信号160(第5図(p)
)を出力する。これにより記憶装置4には、ラッチ回路
9に入力するAS信号140及びR/W信号141に基
づいたAS、信号101(第5図(S))及びWR,信
号102(第5図(t))が入力する。この場合、WR
,信号102が読出しを示しているため、記憶装置4の
データは、共通バス100に送出される。記憶装置4か
らのデータ読出しが終了すると記憶装置4は、バス権制
御部6に向けてDTACK(1信号103  (第5図
(U))を出力する。DTACK、信号を受けたバス権
制御部6は、コマンド制御部5に向けてDTACK信号
132(第5図(i))を、ラッチ・バッファ8に向け
てラッチ信号162を出力する。ラッチ・バッファ8で
は、このラッチ信号162により、共通バス100に送
出されたデータを保持する。コマンド制御部5では、入
出力制御部3に向けてIOW信号112(第5図(j)
)を出力する。一方、バス権制御部6は、ラッチ・バッ
ファ8に向けてラッチイネーブル信号163(第5図(
r))を出力し、ラッチ・バッファ8に保持されたデー
タがローカルバス200に送出させる。ローカルバス2
00に送出されたデータは、人出力制御装置3に転送さ
れることになる。その後、バス権制御部6は、BBSY
信号154を無効状態に設定し、共通バス100の専有
状態を解除し、イネーブル信号160をロウレベルに設
定し、ラッチ回路9の出力を無効状態に設定する。さら
に、コマンド制御部5は、DMAC2に対して応答信号
142を出力し、DMACサイクルを終了させる。
ここでも、先に第4図において説明した場合と同様、第
5図(d)に示したように、BGACK信号122が有
効状態の時、DMACサイクルが発生する。また、第5
図(0)に示したように、BBSY信号154が有効状
態の間(バス専有時間)、DMAC2による共通バスl
OOの専有がなされる。このように、DMAC2による
共通バス100の専有は、記憶装置4からラッチ・バッ
ファ8に向けてデータを転送する場合のみの短い時間に
することができる。よって、共通バス!00の専有時間
を、DMA転送の中で必要最小限にすることができる。
第6図に、本発明に係るバス権調停部7のブロック図を
示す。
図に示すように、バス権調停部7は、優先度判定回路7
1と、同期回路72.73とから構成されている。
同期回路72は、バス権制御部6から出力されるBR信
号150とマイクロプロセッサ10からのBR信号15
1とを受入れ、優先度判定回路71の受入れタイミング
に合せて、それぞれの信号を出力するタイミングジェネ
レータ等から構成された回路である。
優先度判定回路71は、同期回路72から入力するBR
信号150 、151を受入れて、それぞれの信号に対
応してBG信号151 、153を出力するゲート回路
等から構成されたものである。
同期回路73は、優先度判定回路71から出力されるB
G信号151 、153とを受入れ、バス権制御部6も
しくはマイクロプロセッサ10の受入れタイミングに合
せて、それぞれの信号を出力するタイミングジェネレー
タ等から構成された回路である。なお、同期回路72.
73には、それぞれ基準クロックCLKが入力され、こ
の基準クロックCLにに基づいた動作を行なっている。
以上の構成のバス権調停部7においては、まず、バス権
制御部6からのBR信号150とマイクロプロセッサ1
0からのBR信号152が同期回路72に入力する。同
期回路72では、各信号を入力した夕・イミノジ及び優
先度判定回路71の受入れタイミングを考慮して各信号
の出力を行なう。
例えば、BR信号150 、152とが同時に入力した
場合、優先度判定回路71では、どちらのBR信号に対
応してBG傷信号出力するか判断する8通常、同時に入
力した場合には、BR信号150の優先順位が最も高く
設定されているため、バス権制御部6に向けてBG信号
151を出力する。このBG傷信号、同期回路73によ
り所定のタイミングが図られた後、バス権制御部6に送
出される。マイクロプロセッサ10に対してBG信号1
53を送出する場合も同様である。
次に、第7図に、本発明に係るバス権制御部6の回路図
を示す。
図に示すように、NANDゲート600の一方の入力に
は、コマンド制御部5から出力されるMRD信号130
が入力され、他方の入力には、同じ(MWR信号131
が入力される。
NANDゲート600の出力は、 ANDゲート601
の一方の入力に接続されている。ANDゲート601の
出力は、Dフリップフロップ602のD端子に接続され
ている。Dフリップフロップ602のQ端子は、Dフリ
ップフロップ603のD端子に接続されている。Dフリ
ップフロップ603のQ端子は、NANOゲート604
の一方の入力に接続されている。
NANDゲート604の出力からは、バス権調停部7に
向けてBR信号150が出力される。
インバータ605の入力には、BG信号151が入力さ
れる。インバータ605の出力は、NANOゲート60
6の一方の入力に接続されている。 NANDゲート6
06の出力は、NANDゲート607の他方の入力に接
続されている。 NANDゲート607の出力は、Dフ
リップフロップ608のD端子に接続されている。
Dフリップフロップ608のQ端子は、NANDゲート
609 、619の他方の入力に接続されている。Dフ
リップフロップ608の互端子は、NANDゲート60
4の他方の入力に接続されている。 NANDゲート6
09 、610の一方の入力には、Dフリップフロップ
602のQ端子が接続されている。 NANDゲート6
09の出力は、NANOゲート607の一方の入力に、
NANOゲート610の出力はNANDゲート606の
他方の入力に接続されている。 NANDゲート609
の出力からは、イネーブル信号160が出力される。 
NANDゲート610の出力からは、BBSY信号15
4が出力される。
NORゲート611の一方の入力には、NAN[lゲー
ト609の出力が接続され、他方の入力には、DTAC
K。
信号103が入力される。NORゲート611の出力は
、JKフリップフロップ612のJ端子及びインバータ
613の入力に接続されている。とのJKフリップフロ
ップ612のに端子にはAs信号140が入力される。
JKフリップフロップ612の互端子は、ANDゲート
601の他方の入力に接続されている。このJKフリッ
プフロップ612の互端子からは、 DTACに信号1
32が出力される。  NORゲート614 、615
 (7)他方の入力には、MRD信号130が入力され
る。  NORゲート615の一方の入力には、インバ
ータ613の出力が接続されている。  NORゲート
614の出力からは、ラッチイネーブル信号163が出
力される。  NORゲート615の出力からは、ラッ
チ信号162が出力される。  NORゲート616の
一方の入力には、NANOゲート609の出力が接続さ
れ、他方の入力にはMWR信号131が入力される。
NORゲート616の出力からは、イネーブル信号13
1が出力される。
なお、Dフリップフロップ602 、603 、608
及びJKフリップフロップ6!2には基準クロックCL
Kが入力されている。さらに、仮のBR信号105、仮
(7)BG信号106、BGACに信号122ニ関して
は、省略している。
ここで、図に示したバス権制御部6の動作を説明する。
まず、DMACサイクルが発生する前は、MRD信号1
30、MWR信号131 、 BG信号151 、CT
ACKo信号103 、As信号140は、ハイレベル
(無効状態)に設定されている。また、Dフリップフロ
ップ608のQ端子はロウレベルに設定され、JKフリ
ップフロップ612の互端子は、ハイレベルに設定され
ている。DMAC2が記憶装置4をアクセスしようとす
る場合、As信号140とMRD信号130もしくはM
WR信号131がロウレベル(有効状態)に設定される
。これにより、NANDゲート600及びANDNOゲ
ート611フリップフロップ602゜603 、NAN
Dゲート604がオンし、BR信号150がロウレベル
(有効状態)になる。BR信号150がロウレベルにな
ると、バス権制御部6から入力するBG信号151がロ
ウレベルになる。そして、B8SY信号154がハイレ
ベル(無効状態)の場合、NANDゲート606 、6
07がオンし、Dフリップフロップ608のQ端子がハ
イレベルになる。これにより、イネーブル信号160及
びBBSY信号154がロウレベルとなる。以後%DT
ACKO信号103がロウレベルになるまで、以上の状
態が続く。
次に、記憶装置4がDTACに。103をロウレベルと
すると、JKフリップフロップ612のJ端子がハイレ
ベルとなり、口端子はロウレベルとなる。この結果DT
ACK信号132はロウレベルとなる。また、ANDゲ
ート601及びDフリップフロップ602がオフ状態に
なる。これによりイネーブル信号160及びBBSY信
号154がハイレベルとなり、JKフリップフロップ6
12のJ端子がロウレベルとなる。さらに、AS信号1
40、MRD信号130もしくはMWD信号131がハ
イレベルとなると、JKフリップフロップ612の口端
子がパイレベルとなる。なお、イネーブル信号161は
、MWR信号131がロウレベルとなり、かつ、イネー
ブル信号160がロウレベルとなっている時、ロウレベ
ルとなる。ラッチ信号162は、MRD信号130がロ
ウレベルとなり、かつ、JKフリップフロップ612の
J端子がハイレベルになっている時、ハイレベルとなる
ラッチイネーブル信号163は、MRD信号130がロ
ウレベルとなり、かつ、DTACK信号132がロウレ
ベルとなっている時、ハイレベルとなる。
このように、バス権制御部6は、比較的簡単なゲート回
路で構成することができる。また、DMAC2は、従来
と変わることなく各種制御信号を受入れるため、DMA
C2が特別な動作をする必要がない。
本発明は、以上の実施例に限定されない。
バス権制御部6、バス権調停部7は、各種制御信号を受
入れ、また出力する構成の回路ならば、どのような回路
構成でも構わない、また、それぞれ個別に構成するので
なく、−まとめにしたものでも構わない。この場合、バ
ス権制御部6とバス権調停部7とを制御バスを用いて接
続する必要がなくなる。
以上説明したように、DMAC2が共通バス100を専
有するのは、共通バス100上にデータを送出する間の
み、であるため、不必要な専有を防止することができる
(発明の効果) 以上の構成の本発明のデータ転送制御方式は、共通バス
を専有することなく入出力制御部にデータ転送の準備を
開始させるため、共通バスを専有したまま、入出力制御
部の準備完了を待つようなことがない、このため、共通
バスの専有をデータ送出時のみに限定することができる
ので、共通バスの使用を高効率で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデータ転送制御方式を実施した回路の
ブロック図、第2図は従来のデータ転送制御方式に係る
回路のブロック図、第3図は従来のデータ転送制御方式
の動作を示すタイムチャート、第4図は入出力制御部か
ら記憶装置へのDMA転送を行なう場合のタイムチャー
ト、第5図は記憶装置から入出力制御部へのDMA転送
を行なう場合のタイムチャート、第6図は本発明に係る
バス権調停部のブロック図、第7図は本発明に係るバス
権制御部の回路図である。 2・・・ ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ。 3・・・入出力制御部、4・・・記憶装置、5・・・コ
マンド制御部、6・・・バス権制御部、7・・・バス権
調停部、8・・・ラッチ・バッファ、9・・・ラッチ回
路、lO・・・マイクロプロセッサ、100・・・共通
バス、200・・・ローカルバス。 特許出願人 沖電気工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共通バスの使用権制御を行なうバス権調停部と、 前記共通バスを使用してデータ転送制御を行なう、ダイ
    レクト・メモリ・アクセス・コントローラと、 このダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと、
    前記バス権調停部との間に挿入され、前記ダイレクト・
    メモリ・アクセス・コントローラのバス使用権要求を制
    御するバス権制御部とを備え、 記憶装置を用いたデータ転送を実行するために、ダイレ
    クト・メモリ・アクセス・コントローラがバス権制御部
    へ仮のバス使用権要求を行ない、 前記バス権制御部は、前記ダイレクト・メモリ・アクセ
    ス・コントローラに対し、仮のバス使用権許可を出力し
    て入出力制御部のデータ転送準備を開始させ、 前記バス権制御部が、前記入出力制御部から前記データ
    転送準備の完了通知を受けると、 前記バス権制御部がバス権調停部に対し、バス使用権要
    求を行ない、 前記バス権調停部が前記バス権制御部に対してバス使用
    権許可を出力して、前記ダイレクト・メモリ・アクセス
    ・コントローラによる前記データ転送を実行することを
    特徴とするデータ転送制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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