JPH02175600A - バッテリ式産業車両における油圧装置 - Google Patents

バッテリ式産業車両における油圧装置

Info

Publication number
JPH02175600A
JPH02175600A JP33032288A JP33032288A JPH02175600A JP H02175600 A JPH02175600 A JP H02175600A JP 33032288 A JP33032288 A JP 33032288A JP 33032288 A JP33032288 A JP 33032288A JP H02175600 A JPH02175600 A JP H02175600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
oil
lift
tilt
hydraulic pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33032288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2596107B2 (ja
Inventor
Shoji Sugiyama
杉山 昭司
Masamitsu Inaba
正光 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP33032288A priority Critical patent/JP2596107B2/ja
Publication of JPH02175600A publication Critical patent/JPH02175600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596107B2 publication Critical patent/JP2596107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はバッテリ式産業車両における電力回生用油圧
機構に関するものである。
[従来の技術] 荷役用油圧装置のポンプを駆動する電動機を備えたバッ
テリ駆動式産業車両、例えばバッテリフォークリフトに
おいては、リフトシリンダからの戻り油によりモータと
して機能する油圧ポンプを使用し、電動機を発電機とし
て作用させてバッテリの回生を行うものがある。
前記ような回生式油圧装置として、本願出願人は特願昭
63−174405号において第9図に示すものを提案
している。即ち、リフトレバー40及びティルトレバー
41の操作方向を検出したりミントスイッチLSI、L
S2及び両レバー4−0.41の操作量を検出したポテ
ンショメータPj、P2の信号に基いてコントローラC
が誘導電動機49を回転駆動して、油圧ポンプ42が駆
動される。そして、ティルトレバー41の操作に基きテ
ィルト用制御弁47が切換制御されて、ティルトシリン
ダ48が伸縮され、フォークのティルト動作が行われる
また、リフトレバー40の上昇操作に基きa位置に保持
されるリフト用制御弁44を介して油圧ポンプ42から
リフトシリンダ45に作動油が供給され、フォークが上
昇される。さらに、リフトレバー40の下降操作に基き
、リフト用制御弁44がC位置に切換えられるとフォー
クの負荷によりリフトシリンダ45からの戻り油が前記
制御弁44を経て帰還管路46に圧送され、この戻り油
がタンク側への流通を逆止弁51にて阻止されてポンプ
42側に流れる。
前記リフトレバー40の下降操作をリミットスイッチL
SIが検出したとき、コントローラcはリミットスイッ
チLSIの検出値に基いて回生制動モードを実行する。
そして、前記戻り油が帰還管路46から油圧ポンプ42
内に流入すると、同油圧ポンプ42は同戻り油の油圧に
より油圧モータとして機能して電動機49を回生駆動す
る。これにより、電動849は発電機として機能して、
バッテリ50を充電させるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記リフトシリンダ45がら油圧ポンプ42
に流れる戻り油の油圧値はフォークの負荷によって決定
される。そして、フォークの積載重量が小さく、軽負荷
にて下降されるときには、戻り油の油圧も所定値を下回
り、油圧ポンプ42を油圧モータとして駆動するに充分
ではない。このため、フォークが下降するにも拘わらず
、電動機49の回転数が所定値を下回ると電動1a49
は回生を行わなわず、バッテリ5oの充電が不可能とな
り、省エネルギー効果が発揮されない。
さらに、フォークが軽負荷にて下降しつつ前後傾操作を
行うと、ポンプ42が吐出する少ない戻り油によってテ
ィルトシリンダ48が伸縮されるため、フォークの傾動
が究めて緩慢に行われることとなり、作業効率の低下を
招来する。
この発明は上記した問題点を解消するためになされたも
のであり、その目的はフォークが軽負荷にて下降して電
動機が回生動作不能なとき、同電動機の回転を停止させ
ることによりエネルギーの節約を可能とし、さらにはフ
ォークが軽負荷で下降する時にも安定したティルト操作
ができて良好な作業効率を保証するバッテリ式産業車両
における動力回生機能を備えた油圧回路を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段コ この発明は上記した目的を達成するために、荷役部材の
昇降を制御するリフトシリンダと、前記荷役部材の傾動
を制御するティルトシリンダと、前記リフトシリンダ及
びティルトシリンダを作動させるために駆動されて、こ
れらシリンダに作動油を供給すると共に、リフトシリン
ダが収縮されたとき作動油帰還路を経て帰還する戻り油
にて回転駆動され、所定値を越える出力により油圧モー
夕として機能する油圧ポンプと、前記リフトシリンダと
油圧ポンプとの間に介装され、両者間の作動油の流れを
制御するリフト用制御弁と、前記ティルトシリンダと油
圧ポンプとを間に介装され、両者間の作動油の流れを制
御するティルト用制御弁と、バッテリから供給される電
力にて駆動され、前記油圧ポンプを回転させるとともに
、油圧モータとして機能する油圧ポンプによりバッテリ
の電力回生を行う電動機とからなるバッテリ式産業車両
における油圧装置であって、前記作動油帰還路内を流れ
る戻り油の進行方向を油圧ポンプ側及びドレイン側に選
択的に切換える選択切換手段と、前記戻り油の油圧値を
検出する第1の油圧検出手段と、前記油圧ポンプ下流側
の油圧値を検出する第2の油圧検出手段と、前記第1の
油圧検出手段と第2の油圧検出手段の検出結果に基づい
て油圧ポンプの出力が油圧モータとしての機能を有さな
いと共に、ティルトシリンダが作動していないことを判
断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に従って、
作動油帰還路内を流れる戻り油の進行方向を油圧ポンプ
側からドレイン側に変更すべく選択切換手段を切換制御
するとともに電動機を停止させる制御手段とを設けたこ
とをその要旨とする。
し作用」 この発明は上記した解決手段を採用したことにより、判
断手段が第1の油圧検出手段及び第2の油圧検出手段の
検出結果に基いて油圧ポンプの出力が油圧モータとして
機能を有していないこと及びティルトシリンダが作動し
ていないことを判断すると、制御手段が作動油帰還路内
を流れる戻り油の進行方向を油圧ポンプ側からドレイン
側に変更すべく選択切換手段を切換制御するとともに電
動機を停止させる。
[実施例] 以下、この発明をバッテリ式フォークリフトに具体化し
た第1の実施例を第1〜8図に従って詳迷する。
第1図において、油圧ポンプ1はオイルタンクT内に貯
留された作動油を供給用管路2に配置した選択切換手段
としての電磁式方向切換弁2aを介して吸上げたのち、
フォーク駆動用油圧回路H内の主管路3に吐出する。前
記方向切換弁2aはa、b2つの位置に選択的に切換可
能になっており、常にば5位置においてタンクTからポ
ンプ1への供給方向にのみ、また3位置〔第3図(a)
〕に切換えらだときには、油圧ポンプ1側からタンクT
への排出方向にのみ作動油の通過を許容するようになっ
ている。
また、前記主管路3にはリフト用制御弁4が配設され、
同リフト用制御弁4はフォークの昇降を指示するりフト
レハ−5の上昇、中立及び下降操作位置に対応して、a
、b、cの3位置に切換可能になっている。
前記リフト用制御弁4は位置切換えによりリフトシリン
ダ7のボトム室7a内の作動油の量を制御卸して同シリ
ンダ7を伸縮させるものであり、リフトレバー5の上昇
操作位置に基く3位置(第2図)において、主管路3と
リフト用管路6とを連通させ、油圧ポンプ1からリフト
レバー7のボトム室7aに作動油を供給させることによ
り同すフトシンダ7を伸長させる。
また、前記リフト用制御弁4はリフトレバー5の下降操
作位置に基くC位置〔第3図(a)(b)第6図〕にお
いて、リフト用管路6と帰還用管路8とを連通させ、フ
ォークの下降負荷にてリフトシリンダ7から作動油帰還
路を構成するリフト用管路6及び帰還用管路8を介して
供給用管路2の方向切換弁2a及び油圧ポンプ1間に戻
り油を帰還させる。そして、戻り油はタンクTへの流通
が5位置にある方向切換弁2aにて遮断され、油圧ポン
プ1内に流入してこれを駆動するようになっている。
さらに、リフト用制御弁4はリフトレバ′−の中立位置
に基く5位置(第4図)では、リフト用管路6を主管路
3及び帰還用管路8から遮断し、リフトシリンダ7内の
作動油の流量の変動を防止して、これを収縮させること
なく保持するとともに、主管路3を下流側に開放する。
前記主管路3にはリフト用制御弁4の下流側においてテ
ィルト用制御弁9が配設され、フォークの前後傾動作を
指示するティルトレバー10の前傾、中立及び後傾操作
位置に対応してティルト用制御弁9がa、b、cの3位
置に切換えられるようになっている。
前記ティルト用制御弁9はその位置切換によりティルト
シリンダ14の前室14a及び後室14. bの油量を
制御して同シリンダ14を収縮させるものであり、ティ
ルトレバー10の後傾位置に基く3位置(第2,5図)
において後傾用管路12を逆止弁11bを介してティル
ト用管路11に、前傾用管路13をドレイン用管路15
にそれぞれ連通させ、油圧ポンプ1からティルトシリン
ダ14の前室14aに作動油を供給させるとともに、後
室14b内の作動油をオイルタンクTに排出させ、ティ
ルトシリンダ14を収縮させてフォークの後1頃を行う
また、前記ティルト用制御弁9はティルトレバー10の
前傾操作に基く0位置(第4図)において後傾用管路1
2をドレイン用管路15に、前傾用管路13をティルト
用管路11にそれぞれ連通させ、油圧ポンプ1からティ
ルトシリンダ14の後室14bに作動油を供給させると
ともに、前室14a内の作動油をオイルタンクTに排出
させ、ティルトシリンダ14を伸長させてフォークを前
傾させる。
さらに、ティルト用制御弁9はティルトレバー11の中
立位置に基き5位置〔第3図(a)(b))に保持され
て、前傾用及び後傾用管路13.12をそれぞれティル
ト用管路11及びドレイン用管路15のいずれからも遮
断させ、ティルトシリンダ14内の油量を変動させるこ
となく、フォークをその時の傾斜状態に保持するととも
に、主管路3をオイルタンクTに連通させる。
また、前記リフトレバー5が上昇位置に操作され、かつ
ティルトレバー10が前後傾いずれかの位置(例えば後
傾)に操作されると、第2図に示すように3位置にある
リフト用制御弁4を介してリフトシリンダ7とポンプ1
とが連通され、またティルトシンダ14はa、cいずれ
かの位置(図面では3位置)にあるティルト用制御弁9
を介してポンプ1及びタンクTに連通されて伸縮される
従って、フォークは上昇しながらティルト動作を行う。
また、前記リフトレバー5が下降操作され、かつティル
トレバー10が前後傾いずれかの位置(例えば前傾)に
操作されたときには、第6図に示すようにC位置にある
リフト用制御弁4を介してリフトシリンダ7とポンプ1
とが連通され、フォークの負荷によりリフトシリンダ7
から流入する戻り油がポンプ1内に流入する。そして、
前記ティルトシンダ14はa、cいずれかの位W(図面
ではC位置)にあるティルト用制御弁9を介してポンプ
1及びタンクTに連通されるため、リフトシリンダ7か
らのポンプ1を経て流入する戻り油によりティルトシリ
ンダ14が伸縮される。
従って、フォークは上昇時と同様に下降しながらもティ
ルト動作を行うことができ、フォークのリフト及びティ
ルトの同時操作が可能になっている。
さて、上記した油圧回路を駆動する電気的構成について
説明する。
第1の油圧検出手段としてのリフト側油圧センサ6aを
リフト用管路6内の油圧値を検出し、第2の油圧検出手
段としてのティルト側油圧センサ11aはティルト用管
路11内の圧力を検出して、これら管路6,11内の圧
力の高低に従ってハイレベル(H)及びローレベル(L
)信号を判別器22に出力する。即ち、リフト側油圧セ
ンサ6aはリフト用管路6内を通過する戻り油の圧力が
ポンプ1を油圧モータとして機能させ得る所定の値以上
のときH(8号を、またティルト側油圧センサ11aは
フォークのティルト操作のためティルトシリンダ14に
圧送されることによって生じる作動油の圧力を検知して
H信号を出力する。
第7図に示すように、前記判別器22はOR回路25か
らなり、同判別器22から出力されるH信号により方向
切換弁2aを5位置に保持させるとともに、コン1−ロ
ーラ20はバッテリ24の電力にて電動機21を駆動し
て、同電動機21に接続された油圧ポンプ1を回転させ
る。また、判別器22がL信号を出力すると方向切換弁
2aはa位置に切換えられるとともに、コントローラ2
0はバッテリ24から電動機21への電力供給を停止さ
せる。
前記リフトレバー5の上昇、中立及び下降の操作位置は
りミソトスインチよりなるリフト操作位置センサI6に
て検出されるとともに、同レバー5の上昇及び下降位置
における操作量はポテンショメータよりなるリフト操作
量センサエフにて検出され、その各検出信号は判断手段
、電動機回転駆動手段及び制御手段としてのコントロー
ラ20に入力される。また、ティルトレバー10の前傾
、中立及び後傾位置はりミントスイッチよりなるティル
ト操作位置センサ18にて検出されるとともに、同レバ
ー10の前傾及び後傾位置における操作量はポテンショ
メータよりなるティルト操作量センサ19にて検出され
、その各検出信号はコントローラ20に人力される。
コントローラ20はリフト操作位置センサ16からの検
出信号によりリフトレバー5が上昇操作されると、電動
機21にてポンプ1を駆動すべく電動機21を駆動制御
する。また、コントローラ20はティルト操作位置セン
サ18からの検出信号によりティルトレバー10が前傾
又は後傾操作されると電動機21にてポンプ1を駆動す
べく電動機21を駆動制御する。
前記コントローラ20はリフト操作量センサ17及びテ
ィルト操作量センサ19の各検出値に対する電動機21
0回転速度を演算する。即ち、リフトレバー5のみ操作
されたときには、リフトレバー5の操作量に対する回転
速度指令値が、ティルトレバー10のみが操作された時
にはティルトレバー操作量に対する回転速度指令値が予
め定められたプログラムに基いて演算される。
また、同時に両レバー5,10が操作されたときにはコ
ントローラ20はそれぞれ各操作量に対する回転速度指
令値を演算し、その2つの指令値の中で大きい回転速度
指令値を電動機21の回転速度指令値とするようになっ
ている。そして、コロ ントローラ20は演算された回転速度指令値に基いてバ
ッテリ24から電動機21に供給される電力を制御して
前記回転速度指令値に従う回転速度で電動機21を駆動
して油圧ポンプ1の吐出量を調整する。即ち、リフトレ
バー5及びティルトレバー10の各操作量に応じてフォ
ークの昇降速度及び傾動速度を制御する。
また、フォークが重負荷でリフトレバー5が下降操作さ
れ、ティルトレバー10が傾動操作されていないとき、
リフト用管路6内には高圧の戻り油が流れ、かつティル
ト用管路11内には作動油が導入されることはなく、同
管路11内の圧力は低いものとなる。前記戻り油の圧力
がポンプ1をモータとして機能させるに充分なときには
リフト側油圧センサ6aからのH信号と、ティルト側油
圧センサllaからのし信号とが判別器22に入力され
、これに基いて同判別器22はH信号をコントローラ2
0及び方向切換弁2aに出力する。
このとき、リフトシリンダ7からの戻り油によりリフト
レバー5の操作量に基く誘導電動機21の回転速度より
速い回転速度で回転される油圧ポンプ1が油圧モータと
して働く。これによって、電動機21が発電機として駆
動され、コントローラ20を介してバッテリ24の充電
が行われる。
また、これとは逆にティルトレバー10の非操作時に、
無負荷又は軽負荷状態でフォークを下降させるべくリフ
トレバー5を下降操作すると、リフトシリンダ7からポ
ンプ1に送られる戻り油の油圧値が低く、油圧ポンプ1
が油圧モータとして機能することができず、電動機21
にも発電機の働きを望むことは不可能となる。電動機2
1の回生が行われないばかりか、フォークの下降時であ
るにも拘わらず電動機21は無用な回転を行い、バッテ
リ24の電力消費を招くことになる。
これを防止すべく、リフト用管路6及びティルト用管路
11内の低圧に応じてリフト側油圧センサ6a及びティ
ルト側油圧センサllaの両者からL信号が出力され、
これに伴って判別器22からL信号が出力される。従っ
て、コントローラ20がバッテリ24から電動機21へ
の電力供給が停止7 止させるとともに、第3図(b)に示すように方向切換
弁2aはa位置に切換えられて戻り油がポンプ1に替え
てタンクTに流される。、これにより、ポンプ1の回転
に追従して電動機21が回転することがないばかりか、
リフトレバー5の操作に従って電動機21が駆動される
こともなく、バッテリ24の電力が消費されるごとが回
避され、エネルギーの節約が有効に行われる。
また、フォークが重負荷でリフトレバー5を下降操作し
、かつティルトレバー10を傾動操作すると、レバー操
作量に基く回転速度で駆動される電動機21を介して油
圧ポンプ1が回転し、ディル1−用管路11内に作動油
を圧送するとともに、フォークの重負荷に基く戻り油が
リフト用管路6内に導入される。そして、リフト用及び
ティルト用両管路6.11内の高圧に基き両油圧センサ
6a11aから判別器22にH信号が出力される。ごれ
に基き判別器22が出力するH信号によりコントローラ
20はバッテリ24の電源を電動機21に接続させると
ともに、方向切換弁2aをb位置に保持する。
このトキ、ティルトレバー10の操作量に基く電動機2
1 、Ifllちポンプ1の回転数よりも、戻り油の圧
力に暴くポンプ1の回転数の方が大きいときには、戻り
油により油圧ポンプ1は油圧モータとして、電動機21
は発電機として機能されてバッテリ24を充電する。そ
して、戻り油はポンプ1からティルトシリンダ14内に
圧送される。従って、クォータの重迫荷下降時において
はリフトシリンダ7からの戻り油はバッテリ24の充電
に使用された後に、ティルト動作に用いられることとな
り、作動油が有効に利用される。
また、前記フォークの軽負荷時においてリフトレバー5
が下降操作され、かつティルトレバー10が前傾又は後
傾操作されたときには、ティルトレバー10の操作量に
基く回転数で電動機21を介して作動するポンプ1によ
りティルト用管路11内に作動油が強制的に導入される
。この作動油の圧力によりティルト側油圧センサlla
は■1信号を出力し、またリフト側油圧センサ6aはL
信号を出力する。これに基き、判別器22から出力され
るH信号によりコントローラ20がバッテリ電力にて電
動機21を駆動するとともに、方向切換弁2aはb位置
に保持され、タンクTから供給される作動油によりフォ
ークのティルト動作が行われる。
従って、フォークが低負荷で下降するとき、同フォーク
のティルト動作は通常の速度で行われ、作業効率に悪影
響を与えることが回避される。
なお、この発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、例えば ■誘導電動機21に代わって直流電動機を使用したり、 ■第8図に示すように、選択切換手段として帰還用管路
8に方向切換弁8aを配設し、戻り油の圧力に応じて方
向切換弁8aをa、b位置に切換えて、戻り油の進行方
向を回生用逆止弁2bの上流側及び下流側、即ちタンク
T側及びポンプl側に選択的に変更させたり、 ■リフト側油圧センサ6aをリフトシリンダ7のボトム
室7aに配設したり、 ■ティルト何泊圧センサllaを主管路3のポンプ1と
ティルト用管路11との接続点との間に設けたり、さら
にはティルト用管路11の逆止弁11bの下流側におい
て、ティルトシリンダ14を駆動させるべき圧力で主管
路3から圧送される作動油のみを検知する構成とする、 等、発明の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意の変更
は無給可能である。
[効果] 以上詳述したように、この発明よれば、フォークが軽負
荷時における下降の際、電動機が回生動作不能なとき、
同電動機の回転を停止させることによりエネルギーの節
約が可能となり、さらにはフォークが軽負荷で下降する
時にも安定したティルト操作ができ、良好な作業効率が
保証されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の油圧的及び電気的構成を示す回路図
、第2図はフォークの上昇時における油圧的及び電気的
構成を示す回路図、第3図(a)及び第3図(b)はそ
れぞれフォークが重負荷及び軽負荷時におけて下降する
際に、方向切換弁の位置を示す油圧的及び電気的回路図
、第4図はフォークの前傾時における油圧的及び電気的
構成を示す回路図、第5図はフォークの後傾時における
油圧的及び電気的構成を示す回路図、第6図はフォーク
の下降時にして前傾時における回路図、第7図は判別器
を示す電気回路図、第8図は選択切換手段の別個を示す
回路図、第9図は従来例を示す回路図である。 油圧ポンプ1、選択切換手段として方向切換弁2a、リ
フト用制御弁4、第1の検出手段としてのリフト側油圧
センサ6a5リフトシリンダ7、選択切換手段として方
向切換弁8a、第2の検出手段としてのティルト側地圧
センザ11a2ティルトシリンダ14、制御手段として
コントローラ20、誘導電動機21、判断手段としての
判別器22、バッテリ24゜ 特許出願人  株式会社 豊田自動織機製作所ア ノ セ セ へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、荷役部材の昇降を制御するリフトシリンダと、 前記荷役部材の傾動を制御するティルトシリンダと、 前記リフトシリンダ及びティルトシリンダを作動させる
    ために駆動されて、これらシリンダに作動油を供給する
    と共に、リフトシリンダが収縮されたとき作動油帰還路
    を経て帰還する戻り油にて回転駆動され、所定値を越え
    る出力により油圧モータとして機能する油圧ポンプと、 前記リフトシリンダと油圧ポンプとの間に介装され、両
    者間の作動油の流れを制御するリフト用制御弁と、 前記ティルトシリンダと油圧ポンプとを間に介装され、
    両者間の作動油の流れを制御するティルト用制御弁と、 バッテリから供給される電力にて駆動され、前記油圧ポ
    ンプを回転させるとともに、油圧モータとして機能する
    油圧ポンプによりバッテリの電力回生を行う電動機と からなるバッテリ式産業車両における油圧装置であって
    、 前記作動油帰還路内を流れる戻り油の進行方向を油圧ポ
    ンプ側及びドレイン側に選択的に切換える選択切換手段
    と、 前記戻り油の油圧値を検出する第1の油圧検出手段と、 前記油圧ポンプ下流側の油圧値を検出する第2の油圧検
    出手段と、 前記第1の油圧検出手段と第2の油圧検出手段の検出結
    果に基づいて油圧ポンプの出力が油圧モータとしての機
    能を有さないと共に、ティルトシリンダが作動していな
    いことを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に従って、作動油帰還路内を流
    れる戻り油の進行方向を油圧ポンプ側からドレイン側に
    変更すべく選択切換手段を切換制御するとともに電動機
    を停止させる制御手段とを設けてなるバッテリ式産業車
    両における油圧装置。
JP33032288A 1988-12-26 1988-12-26 バッテリ式産業車両における油圧装置 Expired - Lifetime JP2596107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33032288A JP2596107B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 バッテリ式産業車両における油圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33032288A JP2596107B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 バッテリ式産業車両における油圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02175600A true JPH02175600A (ja) 1990-07-06
JP2596107B2 JP2596107B2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=18231333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33032288A Expired - Lifetime JP2596107B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 バッテリ式産業車両における油圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596107B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003074517A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 油圧シリンダ回路の制御方法
KR101023741B1 (ko) * 2003-12-26 2011-03-25 두산인프라코어 주식회사 전동지게차의 유압펌프 구동모터 제어장치
KR20150110770A (ko) * 2013-02-27 2015-10-02 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 포크 리프트의 유압 제어 장치
JP2019027571A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 株式会社豊田自動織機 産業車両の油圧駆動装置
US10816018B2 (en) 2017-08-03 2020-10-27 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic driving device of industrial vehicle

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003074517A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 油圧シリンダ回路の制御方法
KR101023741B1 (ko) * 2003-12-26 2011-03-25 두산인프라코어 주식회사 전동지게차의 유압펌프 구동모터 제어장치
KR20150110770A (ko) * 2013-02-27 2015-10-02 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 포크 리프트의 유압 제어 장치
JP2019027571A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 株式会社豊田自動織機 産業車両の油圧駆動装置
US10816018B2 (en) 2017-08-03 2020-10-27 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic driving device of industrial vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2596107B2 (ja) 1997-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011046184A1 (ja) 作業機械の油圧システム
KR101834598B1 (ko) 하이브리드식 건설 기계
JP2010121726A (ja) 作業機械における油圧制御システム
JP5317517B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
KR102107579B1 (ko) 건설 기계의 유압 구동 장치
JP2001063989A (ja) 産業車両におけるマスト傾動速度制御装置
CN103502698A (zh) 作业车辆及作业车辆的控制方法
CN107923152B (zh) 用于使工程机械的工具移动的液压系统和方法
KR101747519B1 (ko) 하이브리드식 건설 기계
CN103813940A (zh) 搬运车辆
JP2004116675A (ja) 作業機の位置エネルギ回収・再生装置
JP2596104B2 (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH02175600A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH02169499A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JP2570851B2 (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JP6968308B2 (ja) 荷役作業車両
JPH033897A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH05156666A (ja) 建設機械の走行駆動装置
JP5265595B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
JPH02209400A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JP5568509B2 (ja) 油圧制御装置および作業機械
JPH02169500A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH02188399A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH02305800A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置
JPH02215700A (ja) バッテリ式産業車両における油圧装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term