JPH0217540Y2 - - Google Patents

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JPH0217540Y2
JPH0217540Y2 JP1986168901U JP16890186U JPH0217540Y2 JP H0217540 Y2 JPH0217540 Y2 JP H0217540Y2 JP 1986168901 U JP1986168901 U JP 1986168901U JP 16890186 U JP16890186 U JP 16890186U JP H0217540 Y2 JPH0217540 Y2 JP H0217540Y2
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rice
side plates
lid
chute
inlet
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JP1986168901U
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JPS6371843U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前面上部に米投入口を設け、米投入
口には、その下辺部を支点にして揺動開閉自在な
蓋を設け、蓋の裏面側に形成したシユートの両側
板を金属製とした米びつに関するものである。
〔従来の技術〕
前面上部に米投入口を設け、米投入口には、そ
の下辺部を支点にして揺動開閉自在な蓋を設け、
蓋の裏面側に形成したシユートの両側板を金属製
とした米びつは、既に知られており、計量機構と
組み合わせたいわゆる計量米びつとして、あるい
は更に収納庫と組み合わせた収納庫付き計量米び
つとして広汎な普及を見るに至つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の米びつにおいては、シユートの両側板
が金属製であるため、樹脂製のものに比べて機械
的強度が大きく、板厚が薄くても十分な強度を確
保できるので、シユートの両側板の厚みを薄くし
て米投入口の実質的な横幅(両側板間の間隔)を
広くすることができるという利点を有している反
面、両側板を金属製とするが故に、次のような問
題が生じていた。
即ち、米びつに対する米の投入(補給)は、米
投入口の蓋を手前に揺動開放し、米袋の口部を蓋
の上に載せてシユート上に臨ませた状態で行うも
のである。しかしながら、この種の米びつは、い
ずれも、米投入口の開口面積が米袋の寸法に比し
て小さくなつており、米袋の口部をシユート上に
臨ませるためには、口部に手を添えて、口部を絞
るように若干すぼめながら、シユート上へと差し
入れることが必要とされている。
このため、米袋の口部をシユート上へ差し入れ
ようとして、口部に添えた手の甲や指が金属製両
側板の上縁部に不測に強く当たることがある。
このような場合、従来の米びつでは、両側板が
金属製であり、かつ垂直面状に形成されていたの
で、両側板の上縁部のエツジ(材料金属板の切断
端縁)で手を傷付けることがあつた。
本考案の目的は、この点で改良された米びつを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、本考案が講じた
技術的手段は、次の通りである。即ち、本考案の
特徴は、前面上部に米投入口を設け、米投入口に
は、その下辺部を支点にして揺動開閉自在な蓋を
設け、蓋の裏面側に形成したシユートの両側板を
金属製とした米びつにおいて、前記両側板の上縁
部を前記支点を中心とする弧状に形成すると共
に、これらの弧状上縁部を夫々外側へ折り曲げて
フランジ部を形成し、前記米投入口の左右両辺部
には、前記フランジ部が挿入される切欠きを形成
した点にある。
〔作用〕
上記の構成によれば、金属製両側板の上縁部が
夫々外側に折り曲げられ、フランジ部が形成され
ているので、米袋の口部をシユート上へ差し入れ
やすく、また米袋の口部をシユート上へ差し入れ
ようとして、口部に添えた手の甲や指が金属製両
側板の上縁部に不測に強く当たつた場合でも、両
側板の垂直面部分と外側へ向けて折れ曲がつたフ
ランジ部との角部に当たるだけであり、材料金属
板のエツジには接触しないので、安全を確保でき
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は収納庫付き計量米びつを示す。1は収
納庫と計量米びつとにわたつて設けられた天板、
2は側壁、3は収納庫の扉である。
計量米びつは、第2図、第3図に示すように、
前面上部に米投入口4を有し、米投入口4には、
当該米投入口4の下辺部に設けた左右方向の支軸
5を支点にして揺動開閉自在な蓋6が枢設されて
いる。
蓋6は、第3図、第4図に示すように、合成樹
脂製の外装材7とその裏面にビス8止めされたシ
ユート9とから構成されている。シユート9は、
塗装鋼板等の金属板を折り曲げ加工して製作した
もので、流下板10aとその左右両端から上方へ
略直角に立ち上がつた両側板10bとから成り、
両側板10bの内端部には、米投入口4の上辺部
裏面に当接して蓋6の前方への揺動範囲を規定す
るストツパー11が形成されている。
さらにシユート9は、前記両側板10bの上縁
部を前記支軸5を中心とする弧状に形成すると共
に、これらの弧状上縁部を夫々外側へ斜めに折り
曲げて、フランジ部10cを形成している。また
フランジ部10cは、第2図、第5図に示すよう
に、米投入口4の左右両辺部、つまり側壁2,2
の前端部に折曲形成された柱状部2a,2aに形
成した切欠き12に挿入されている。
尚、この実施例においては、米投入口4の上辺
部は、天板1の前端部に折曲形成された横桟によ
つて形成されている。米投入口4の左右両辺部
は、側壁2の前端部に折曲形成された柱状部と、
収納庫と計量米びつとの仕切り壁の前端部に折曲
形成された柱状部とによつて形成されている。米
投入口4の下辺部は、前記左右の柱状部間に横架
した塗装鋼板製の横桟によつて形成されている。
第1図中の、13はロートであり、側壁2、後
壁、前記仕切り壁等に固定されている。14は計
量機構部であり、ロート13及び側壁2の内方に
設けたステー(図示せず)に対して着脱自在に取
り付けられている。15はロート13より上方の
米収容空間の前壁である。この前壁15は、開閉
自在(又は着脱自在)に構成され、ロート13の
掃除を行う際、この前壁15の部分を開放してロ
ート13上へ手を差し込めるように構成されてい
る。16は計量機構部14の前方を覆う下部前壁
であり、前記柱状部に対して着脱自在に構成され
ている。そして計量機構部14を掃除する際に
は、この下部前壁16を取り外して、前方を開放
させ、この開放空間から前記計量機構部14を抜
き取れるように構成されている。計量機構部14
は、水で丸洗いしても錆びないように合成樹脂製
とされている。17は抜き取り可能な米受けボウ
ルである。
尚、フランジ部10cは、第6図イに示すよう
に、直角に折れ曲がつた形状でもよく、第6図ロ
に示すように、滑らかな弧状に折り曲げた形状で
あつてもよい。また上記各実施例では、シユート
9の全体が金属製であるが、流下板10aは外装
材9の裏面で形成し、これに金属製の両側板10
bをビス等により固着してシユート9を構成する
ことも可能である。図示しないが、前壁15と下
部前壁16を一体物に形成して、ロート13や計
量機構部14を掃除する際、同時に着脱あるいは
開閉するように構成してもよい。
〔考案の効果〕 本考案は、上述した構成よりなるため、次の効
果を奏し得るのである。
金属製両側板の上縁部を蓋の揺動支点を中心
とする弧状に形成し、これらの弧状上縁部を
夫々外側へ折り曲げてフランジ部を形成する一
方、前記米投入口の左右両辺部に前記フランジ
部が挿入される切欠きを形成したので、外側へ
折れ曲がつたフランジ部の存在にもかかわら
ず、両側板間の間隔を広くとつて米投入口の実
質的な横幅を拡大することができ、そのため米
の投入を容易に行え、また両側板の側面と米投
入口の左右両側辺部との間に大きな隙間ができ
ず、且つ弧状のフランジ部が挿入される切欠き
であるため、切欠きの上下幅も狭くて済み、美
麗な外観が得られる。
シユート両側板の上縁部に外側へ折れ曲がつ
たフランジ部があるので、米袋の口部をシユー
ト上に差し入れやすく、また米袋の口部をシユ
ート上に差し入れようとして、口部に添えた手
の甲や指が金属製両側板の上縁部に不測に強く
当たつた場合でも、両側板の垂直面部分と外側
へ向けて折れ曲がつたフランジ部との角部に当
たるだけであり、材料金属板のエツジには接触
しないので安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は収納庫付き計量米びつの要部斜視図、第
2図米投入口部分の斜視図、第3図は米投入口部
分縦断側面図、第4図は蓋の分解斜視図、第5図
は要部の縦断正面図である。第6図はイ,ロは本
考案の別実施例を示す要部の縦断正面図である。 4……米投入口、6……蓋、9……シユート、
10b……両側板、10c……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面上部に米投入口を設け、米投入口には、そ
    の下辺部を支点にして揺動開閉自在な蓋を設け、
    蓋の裏面側に形成したシユートの両側板を金属製
    とした米びつにおいて、前記両側板の上縁部を前
    記支点を中心とする弧状に形成すると共に、これ
    らの弧状上縁部を夫々外側へ折り曲げてフランジ
    部を形成し、前記米投入口の左右両辺部には、前
    記フランジ部が挿入される切欠きを形成してある
    ことを特徴とする米びつ。
JP1986168901U 1986-10-30 1986-10-30 Expired JPH0217540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986168901U JPH0217540Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986168901U JPH0217540Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6371843U JPS6371843U (ja) 1988-05-13
JPH0217540Y2 true JPH0217540Y2 (ja) 1990-05-16

Family

ID=31102213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986168901U Expired JPH0217540Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0217540Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037084U (ja) * 1983-08-20 1985-03-14 カネロン工業株式会社 自動成織機の縦糸撚戻し装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037084U (ja) * 1983-08-20 1985-03-14 カネロン工業株式会社 自動成織機の縦糸撚戻し装置

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JPS6371843U (ja) 1988-05-13

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