JPH02174791A - ニツコマイシン誘導体、ニツコマイシン誘導体の抗真菌性組成物及びアゾール抗真菌剤 - Google Patents

ニツコマイシン誘導体、ニツコマイシン誘導体の抗真菌性組成物及びアゾール抗真菌剤

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JPH02174791A
JPH02174791A JP1257169A JP25716989A JPH02174791A JP H02174791 A JPH02174791 A JP H02174791A JP 1257169 A JP1257169 A JP 1257169A JP 25716989 A JP25716989 A JP 25716989A JP H02174791 A JPH02174791 A JP H02174791A
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carbon atoms
formula
alkyl
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niccomycin
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JP1257169A
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Klaus Schaller
クラウス・シヤラー
Heinrich-Ferdinand Moeschler
ハインリツヒ―フエルデイナンド・メシユラー
Manfred Plempel
マンフレート・プレンペル
Richard Hector
リチヤード・ヘクター
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • C07H19/06Pyrimidine radicals
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ニッコマイシン、W導体、ニッコマイシン誘
導体を含有する抗真菌性組成物、ニッコマイシン誘導体
及びアゾール抗真菌剤を殺菌有効量て含んでなる抗真菌
剤組成物、そのような組成物の製造法、及びそのような
組成物の治療学的有効量を投与することによる菌類(f
ungi)の感染の処置法に関する。 菌類の細胞壁物質の合成に対する禁止化合物(シンター
ゼ禁止剤)は、農業的に重要な菌類に対してかなりの効
果を有することが最近報告された(そのような化合物の
製造及び精製に関する記述に関して米国特許第4.31
5.922号及び第4.158.608号、更に米国特
許第4.585゜761号及び第4,552.954号
を参照)。これらの特許に記述されている試剤、即ちポ
リオキシンとして公知の同様の試剤を一緒に含むニッコ
マイシンは菌類の細胞壁におけるキチンの合成を妨害す
ることによって作用することが知られている。人間にと
って医学的に重要な菌類はその細胞壁中に種々の量のキ
チンも有するから、キチン・シンターゼ禁止剤がそのよ
うな菌類の生長を禁止しうるかどうかの決定のために実
験が行なわれているEヘクター(Hector)及びパ
ツパギアニス(Pappagianis)、J、バクチ
リオル(Bacteriol、)154:488〜49
8(1983)、及びヘクター及びブラウン(Brau
n)、アンチミクロビアル・工−ジエンツ・ケモセル(
Antimicrobial AgentsChemo
ther、)、29 : 389−394 (1986
)1゜初期の研究では、ある種の菌例えば鵞口逅カンジ
ダ(Candida albicans)がキチン・シ
ンターゼ禁止剤に対して鈍感であると報告された[参照
、不イダー(Naider)ら、アンチミクロビアル・
エージエンツ・ケモセル、24ニア87〜796 (1
983)]。続いて鵞口漬カンジダはポリオキシンより
もニッコマイシンに対して敏感であることが発見された
(参照、ヤダン(Yadan)ら、J、バクチリオル(
Bacteriol、)、160:884〜888 (
1984)]。 全く驚くことに、今回抗真菌活性アゾールと組合せI;
ニッコマイシン誘導体は人間及び人間以外の動物におけ
る菌の感染を、非経口的並びに経口的適用及び投与によ
り処置するのに有効であることが発見された。 相乗作用的研究で示されるように、達成された抗菌作用
はニッコマイシン誘導体と抗真菌性アゾールとの組合せ
に基づいて相乗作用的でもある。 従って本発明はニッコマイシン誘導体とアゾール抗真菌
剤の殺菌有効量を含んでなる新規なニッコマイシン誘導
体及び抗真菌剤の組成物に関する。 本発明のニッコマイシン誘導体は一般式(N)CH。 を表わし、但しX′はいずれかの飽和又は不飽和の有機
基、特に天然のアミノ酸に由来する基、特に [式中、Rnは を表わし、 R曹はHを表わし、及び Ryは基 である〕 によって表わされる。なお式(N)におけるX′はアル
キル、好ましくはCI−CIアルキル、アリル、好まし
くはC6〜cpsアリール、アラルキノ1好ましくはC
6〜C3,アリール−C,−C,アルキルも表わす。 更に本発明は一般式(N′) HOOH 1式中、Rnは する基であり; C) RvはHを示し、 Ryは基 そして を表わし、 a)RvはH又は−CH,−Xを示し、但しXはH1ア
ルキル、好ましくはC8〜C。 アルキル、アリール、好ましくはC6〜C11lアリー
ル、アラルキル、好ましくはC6〜C+Zアリール−C
,−C,アルキル、或いはいずれか他の飽和又は不飽和
の有機基であり、そしてRYは−CH,Xを示し、但し
Xは上述の意味を有し: b)RwはHを示し、そして RYは −CH,−CI−X ’ NH! を示し、但しX′はいずれかの飽和又は不飽和の有機基
、特に天然のアミノ酸及びホモフェニルアラニンの誘導
体に由来ONH。   NH CI。 を示し、但しX及びX′はa)及びb)のもとで前述し
た意味を有しそしてXは更に におけるX′は 1sOH d) の意味を有さず、 RwはHを示し、モして RYは に前述した意味を有し; c’)Rn’はHを示しそしてRv’はd’) 0      0 NH。 X及びX′はa)及びb)のもと に上述した意味を有し; Rn’はHを示しそしてRv’は の意味を有し、但し a’)Rn’はH又はCH,−Xを示しモしてRv’は
−CH!−Xを示し、 なおXはa)のもとに前述した意 味を有し; b’)Rn’はHを表わしそしてRv’は−CH,−C
H−X’ 自 NHオ を意味し、なおX′はb)のもと を表わし、但しXはa)のもとに 上述した意味及び CI を有する] ニッコマイシン誘導体に関し、 (N“) 或いは一般式 HOOC 1式中、Rxは複素環族を含むいずれかの有機基、特に
一般式−NH−Rxの基を示し、但しRxはアルキル、
好ましくはC,−C,アルキル、アリール、好ましくは
C,〜C1,アリール、C6〜C0−芳香族一01〜C
,アルキル、フェニル、置換されたフェニル、或いは更
に好ましくは 0H −N−CH。 NH−C−NHz NH −NH−C−NH! NH−C−NH。 −NH−C)lx−CHz−OH である] のニッコマイシン誘導体に関する。 本発明の好適な目的は、上述したニッコマイシン誘導体
及び更に特に本明細書に参考文献として引用される英国
特許第1,351,542号、カナダ国特許第225.
504号及び第946,391号、オーストラリア固持
PM542,110号及び第551.411号、米国特
許第4,301,166号、第4,381,306号、
第4,246.274号、第4,238,498号、第
4,207,328号、及び第3,968.229号、
及び独国公開特許第3.242.249号に記述されて
いるアゾール抗真菌剤を含有する抗真菌剤組成物である
。 本発明の他の好適な具体例は、上に定義した種類のニッ
コマイシン誘導体及び以下の節に記述するアゾール抗真
菌剤を含有する抗真菌剤組成物である。 a)一般式 %式% [式中、Aは窒素原子又はCH基を表わし、Bは窒素原
子又はCH基を表わし、 Xは水素又はアルキルを表わし、 Yはアルキル、アルケニル、又はアルキニル、或いはX
が水素を表わすならば随時置換されたベンジルを表わし
、そして Rは随時置換されたフェニル又は基 Alk’ R’−C Alk” を表わし、但し Alk’はアルキルを表わし、そして Alk”はアルキルを表わし、又は Alk’及びAlk”は−緒になって脂環族環を表わし
、そして R1はアルキル、アルケニル或いはそれぞれ[R6を換
すしたフェニル、フェニルアルキル、フェノキシ、フェ
ニルチオ、フェノキシアルキル、フェニルチオアルキル
、ベンジロキシ又はベンジルチオを表わす] のジアゾリルアルキル−カルビノール及びその生理学的
に許容しうる酸付加塩。 式(りの化合物は時に2つの不斉炭素原子を有する。こ
の場合それらは2つの幾何異性体形で存在しうる。 式(1)の置換されたジアゾリルアルキル−カルビノー
ルは式 [式中、B、R,X及びYは上述の意味を有する1 のアゾリル−オキシランを、希釈剤の存在下に及び適当
ならば塩基の存在下に、式 [式中、Aは上述した意味を有する] のアゾールと反応させる方法で得られる。 好ましくは、式(1)において Aは窒素原子又はCH基を表わし、 Bは窒素原子又はCH基を表わし、 Xは水素或いは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル
を表わし、 Yは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル;或いはX
が水素を表わすならば、それぞれ炭素数3〜6の直鎖又
は分岐鎖アルケニル又はアルキニル又はフェニル部分が
随時同一の又は異なる置換基でモノ、ジ又はトリ置換さ
れたベンジルを表わし、但し言及しうる置換基はハロゲ
ン、炭素数1〜4のアルキル、それぞれ炭素数l〜4の
アルコキシ及びアルキルチオ、それぞれ炭素数1又は2
及び同一の又は異なるハロゲン原子好ましくは弗素及び
塩素原子数1〜5のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコ
キシ及びハロゲノアルキルチオ、ニトロ及びシアノであ
り;そして Rは随時同一の又は異なる置換基でモノ、ジ又はトリ置
換されI;フェニルを表わし、但し言及しうる好適な置
換基はハロゲン、炭素数l〜4のアルキル、それぞれ炭
素数1〜4のアルコキシ及びアルキルチオ、それぞれ炭
素数1又は2及び同一の又は異なるノ10ゲン原子例え
ば好ましくは弗素及び塩素原子数1〜5のハロゲノアル
キル、ハロゲノアルコキシ及ヒハロゲノアルキルチオ、
ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、ヒドロキシカルボニル
、アルキル部分の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニ
ル、炭素数l〜4のヒドロキシミノアルキル、各アルキ
ル部分の炭素数が1〜4のアルコキシミノアルキル、及
びそれぞれ随時/10ゲン及び/又は炭素数1又は2の
アルキルで置換されたフェニル、フェノキシ、ベンジル
及びベンジロキシであり、或いは Rは好ましくは基 Alk’ R’ −C− Alk” を表わし、但し Alk’は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルキルを表
わし、そして Alk”は炭素数l〜4の直鎖又は分岐鎖アルキルを表
わし、或いは Alk’及びAlk”はそれらが結合する炭素原子と一
緒になって3〜7員脂環族環を表わし:そして R1は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル、炭素数
2〜4のアルケニル、或いはフェニル、アルキル部分の
炭素数が1〜4のフェニルアルキル、フェノキシ、フェ
ニルチオ、アルキル部分の炭素数が1〜4のフェノキシ
アルキル、アルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルチ
オアルキル、それぞれ随時7工二ル部分が同一の又は異
なる置換基でモノ、ジ又はトリ置換されたベンジロキシ
又はベンジルチオを表わし、但し好適で可能な置換基は
Rに対してすでに言及したフェニルに対する置換基であ
る。 式(1)の特に好適な化合物は、 Aが窒素原子又はCH基を表わし、 Bが窒素原子又はCH基を表わし、 Xが水素或いは炭素数l〜4の直鎖又は分岐鎖アルキル
を表わし、 Yが炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルキル、或いはX
が水素を表わす時アリル、メタリル、プロハキル、メチ
ルプロハキル、又はフェニル部分が随時同一の又は異な
る置換基でモノ又はジ置換されているベンジルを表わし
、但し言及しうる置換基は弗素、塩素、臭素、メチル、
イソプロピル、Lert−ブチル、メトキシ、メチルチ
オ、トリフルオルメチル、トリフルオルメトキシ、トリ
フルオルメチルチオ、ニトロ及びシアノでアリ; Rが随時同一の又は異なる置換基でモノ又はジ置換され
たフェニルを表わし、但し言及しうる置換基が弗素、塩
素、臭素、メチル、イソプロピル、Lert−ブチル、
メトキシ、メチルチオ、トリフルオルメチル、トルフル
オルメトキシ、トリフルオルメチルチオ、ニトロ、シア
ノ、ヒドロキシル、ヒドロキシカルボニル、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、ヒドロキシミノメチル
、1−ヒドロキシミノエチル、メトキシミノメチル、l
−メトキシミノエチル、及びそれぞれ随時弗素、塩素又
はメチルで置換されたフェニル、フェノキシ、ベンジル
及びベンジロキシであり;或いは Rが基 Alk’ R’ −C− Alk” を表わし、但し Alk’がメチル又はエチルを表わし;そして Alk”がメチル又はエチルを表わし;或いは Alk’及びAlk”はそれらが結合する炭素原子と一
緒になってシクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘ
キシルを表わし:そしてR1がメチル、エチル、n−プ
ロピル、iプロピル、n−ブチル、ネオペンチル、或い
はフェニル部分が随時同一の又は異なるR換基でモノ又
はジ置換されたフェニル、ベンジル、フェネチル、フェ
ノキシ、フェニルチオ、フェノキシメチル、フェノキシ
エチル、フェニルチオメチル、フェニルチオエチル、ベ
ンジロキシ又はベンジルチオを表わし、但し可能な置換
基はRに対してすでに言及したフェニルに対する置換基
である、 ものである。 置換基A、B、X、Y及びRがこれらの置換基に対して
すでに好適なものとして言及した意味を有する式(1)
の酸付加生成物及び置換ジアゾリルアルキル−カルビノ
ールも本発明による好適な化合物である。 a)、b)、C)、d)及びe)のもとに言及するアゾ
ールに添加しうる好適な酸はハロゲン化水素酸例えば塩
酸及びハロゲン化臭素酸特に塩酸、及び更に燐酸、硝酸
、単官能性及び二官能性カルボン酸及びヒドロキシカル
ボン酸例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、7マル酸、
酒石酒、クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸及び乳酸、
及びスルホン酸例えばo−トルエンスルホンa及ヒl 
、5−ナフタレンジスルホン酸を含む。 b)一般式 [式中、Alk’は直鎖又は分岐鎖アルキルを表わし、
そして Alk’は直鎖又は分岐鎖アルキルを表わし、或いは Alk’及びAlk”は−緒になって脂環族環を表わし
、 Xは窒素原子又はCH基を表わし、 Yは窒素原子又はCH基を表わし、 Rはそれぞれ随時置換されたフェニル、フェニルアルキ
ル、フェノキシ、フェニルチオ、フェノキシアルキル、
フェニルチオアルキル、ベンジロキシ又はベンジルチオ
を表わす】の置換された1、3−ジアゾリル−2−プロ
パツール及びその生理学的に許容しうる酸付加塩。 式(■′)の置換された1、3−ジアゾリル−2−プロ
パツールは式 c式中、Alk’、Alk”  R及びXは上述した意
味を有する1 の2−アゾリルメチル−オキシランを希釈剤の存在下及
び適当ならば塩基の存在下に式 [式中、Yは上述した意味を有する] のアゾールと反応させる方法によって得られる。 適当ならば、次いで得られた式(■′)の化合物に酸を
添加することができる。 更にRがそれぞれ随時置換されたフェニルチオ、フェニ
ルチオアルキル又はベンジルチオを表わす一般式(■″
)の化合物は常法によって対応するSo又はSO1誘導
体に酸化することができる。 式(I゛)は本発明のこの節b)による置換された1、
3−ジアゾリル−2−プロパツールの一般的な定義を提
供する。好ましくはこの式において、 Alk”は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルキルを表
わし、そして Alk″は炭素数l〜4の直鎖又は分岐鎖アルキルを表
わし、或いは Alk’及びAlk”は−緒になって3〜7員脂環族環
を表わし;そして Xは窒素原子又はCH基を表わし、 Yは窒素原子又はCH基を表わし、 Rはフェニル、アルキル部分の炭素数が1〜4のフェニ
ルアルキル、フェノキシ、フェニルチオ、アルキル部分
の炭素数が1〜4のフェノキシアルキル、アルキル部分
の炭素数が1〜4のフェニルチオアルキル、それぞれ随
時フェニル部分が同一の又は異なる置換基でモノ、ジ又
はトリ置換されたベンジロキシ又はベンジルチオを表わ
し、但し言及しうる好適な置換基はハロゲン、炭素数1
〜4のアルキル、それぞれ炭素数1〜4のアルコキシ及
びアルキルチす、それぞれ炭素数1又は2及び同一の又
は異なるハロゲン原子例えば好ましくは弗素及び塩素原
子数1〜5のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ及
びハロゲノアルキルチオ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ
ル、ヒドロキシカルボニル、アルキル部分の炭素数が1
〜4のアルコキシカルボニル、炭素数1〜4のヒドロキ
シミノアルキル、各アルキル部分の炭素数が1〜4のア
ルコキシミノアルキル、及びそれぞれ随時ハロゲン及び
/又は炭素数1又は2のアルキルで置換されたフェニル
、フェノキシ、ベンジル及びベンジロキシである。 式(I′)の特に好適な化合物は、 Alk’がメチル又はエチルを表わし;そしてAlk”
がメチル又はエチルを表わし;或いはAlk’及びAl
k”はそれらが結合する炭素原子と一緒になってシクロ
ブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを表わし; Xが窒素原子又はCH基を表わし、 Yが窒素原子又はCH基を表わし、 Rがそれぞれフェニル部分が随時同一の又は異なる置換
基でモノ又はジ置換されたフェニル、ベンジル、フェネ
チル、フェノキシ、7エ二ルチオ、フェノキシメチル、
フェノキシエチル、フェニルチオメチル、フェニルチオ
エチル、ベンジロキシ又はベンジルチオを表わし、但し
言及しうる置換基が弗素、塩素、臭素、メチル、イソプ
ロピル、tert−ブチル、メトキシ、メチルチオ、ト
リフルオルメチル、トリフルオルメトキシ、トリフルオ
ルメチルチオ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、ヒドロ
キシカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、ヒドロキシミノメチル、l−ヒドロキシミノエチ
ル、メトキシミノメチル、1−メトキシミノエチル、及
びそれぞれ随時弗素、塩素又はメチルで置換されたフェ
ニル、フェノキシ、ベンジル及びベンジロキシである、 ものである。 置換基Alk’、Alk”、X、Y及びRがこれらの置
換基に対して好適なものとしてすでに言及した意味を有
する式(I′)の酸の付加生成物及びそれらの置換され
た1、3−ジアゾリル−2=プロパツールも本発明によ
る好適な化合物である。 C)式(■“) R H2 E式中、A「は随時置換されたアリール又は随時置換さ
れたヘテロアリールを表わし、Rは水素、アルキル、ア
ルケニル、アルキニル、トリアルキルシリル、随時置換
されたフェニルアルキル又はアシル基を表わし、Xは窒
素原子又はCH基を表わし、モしてYは窒素原子又はC
H基を表わす] の置換されたアゾリルシクロプロピル−アゾリルメチル
−カルビノール誘導体及びその酸付加塩は、本発明に従
って用いた時良好な抗微生物、特に抗真菌性を有する。 本発明に従って使用しうる式(I“)の置換されたアゾ
リルシクロプロピル−アゾリルメチル−カルビノール誘
導体はある指示分野において良好な作用スペクトルを示
す。 置換されたアゾリルシクロプロピル−アゾリルメチルカ
ルビノール誘導体は一般に式(I#)によって定義され
る。この式において、 A「は好ましくは随時1つ又はいくつかの、同一の又は
異なる置換基を有するフェニルを表わし、但し好適なも
のとして言及しうる置換基はハロゲン:それぞれ炭素数
1〜4のアルキル、アルコキシ及びアルキルチオ;それ
ぞれ炭素数1〜2及び同一の又は異なるハロゲン原子例
えば弗素及び塩素数1〜5のハロゲノアルキル、ハロゲ
ノアルコキシ及びハロゲノアルキルチオ;並びにそれぞ
れ随時炭素数l又は2のアルキル及び/又はハロゲンで
置換されているフェニル又はフェノキシであり、モして
Arは更にナフチル及び随時1つ又はいくつかの同一の
又は異なる置換基及びヘテロ原子としての窒素、酸素及
び/又は硫黄を有する5又は6員のへテロ芳香族を表わ
し、但し好適である置換基は上述した7エ二ルの置換基
であり: Rは好ましくは水素、炭素数l〜4の直鎖又は分岐鎖ア
ルキル、それぞれ炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルケ
ニル及びアルケニル、各アルキル残基の炭素数がl〜4
のトリアルキルシリル、アルキル残基の炭素数が1〜4
のアルキルカルボニルを表わし、そしてRは随時1つ又
はいくつかの、同一の又は異なる置換基を有し且つアル
キル残基の炭素数がl〜2であるフェニルアルキルを表
わし、但し好適である適当な置換基はArに対してすで
に言及したフェニルの置換基であり;そしてX及びYは
本発明の定義において示した意味を表わす。 式(I“)の特に好適な化合物は、 Arが随時1〜3つ、特にl又は2つの、同一の又は異
なる置換基を有するフェニルを表わし、但し言及しうる
置換基は弗素、塩素、メチル、イソプロピル、tert
−ブチル、メトキシ、メチルチオ、トリプルオルメチル
、トリフルオルメトキシ、トリフルオルメチルチオ、及
びそれぞれ随時弗素、塩素及び/又はメチルで置換され
たフェニル又はフェノキシであり;更にA「がナフチル
を表わし、またそれぞれ随時l又は2つの、同一の又は
異なる置換基を有するフリル、チエニル、ピリジニル又
はピリミジニルを表わし、但し適当な置換基は上述した
フェニルの置換基であり;R1が水素、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、アリル、プロパギル、トリメチルシリル、メチルカ
ルボニル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニル
、イソプロピルカルボニル、n−ブチルカルボニル、イ
ソブチルカルボニルを表わし、また随時1〜3つ、特に
l又は2つの同一の又は異なる置換基を有するベンジル
を表わし、但し好適である適当な置換基はArに対して
すでに言及したフェニルの置換基であり;そして X及びYが本発明の定義において示した意味を表わす、 ものである。 本発明のこの節による好適な化合物は、Ar5R,X及
びYがこれらの基に対して好適なものとしてすでに言及
した意味を有する酸の付加生成物及びその置換されたア
ゾリルシクロプロピル−アゾリルメチルカルビノール誘
導体でもある。 d)式(■−) OR’ 1式中、Arは随時置換されたアリール又は随時置換さ
れたヘテロアリールを表わし、R1は水素、アルキル、
アルケニル、アルキニル、トリアルキルシリル、随時置
換されたフェニルアルキル又はアシル基を表わし、R1
はハロゲン、シアノ、チオシアノ、アルキルカルボニロ
キシ、アルキルカルボニルチオ又は基−X−R”及び−
NR’R’、並びにA「が随時置換されたヘテロアリー
ルを表わす時水素を表わし、 R1はアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキ
ニル、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、アル
コキシアルボニルアルキル、随時置換されたアリール、
随時置換されたアラルキル、又は式 %式% R1及びR@は同一でも異なってもよく且ろ水素又はア
ルキルを表わし、またそれらが結合する窒素原子と一緒
になって随時能のへテロ原子を含有する随時置換された
脂環族環を表わし、 Xは酸素、硫黄、SO又はSO!基を表わし、そして Yは窒素原子又はCH基を表わす] の置換されたアゾリルメチル−シクロプロピル−カルビ
ノール誘導体及びその酸付加塩は良好な抗真菌性活性を
有する。 本発明のこの節で使用しうる式(I〜)の置換されたア
ゾリルメチル−シクロプロピル−カルビノール誘導体は
ある指示分野において良好な作用スペクトルを示す。 本発明による置換されたアゾリルメチル−シクロプロピ
ル−カルビノール誘導体は一般に式(■〜)によって定
義される。この式において、A「は好ましくは随時1つ
又はいくつかの、同一の又は異なる置換基を有するフェ
ニルを表わし、但し好適なものとして言及しうる置換基
はハロゲン;それぞれ炭素数1〜4のアルキル、アルコ
キシ及びアルキルチオ;それぞれ炭素数1〜2及び同一
の又は異なるハロゲン原子例えば弗素及び塩素の数1〜
5のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ及びハロゲ
ノアルキルチオ:並びにそれぞれ随時炭素数l又は2の
アルキル及び/又はハロゲンで置換されているフェニル
又はフェノキシであり、そしてArは更にナフチル及び
随時1つ又はいくつかの同一の又は異なる置換基及びペ
テロ原子としての窒素、酸素及び/又は硫黄を有する5
又は6員のへテロ芳香族を表わし、但し好適である置換
基は上述したフェニルの置換基であり; R1は好ましくは水素、炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖
アルキル、それぞれ炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アル
ケニル及びアルケニル、各アルキル残基の炭素数が1〜
4のトリアルキルシリル、アルキル残基の炭素数がl〜
4のアルキルカルボニルを表わし、モしてR1はアルキ
ル部分の炭素数が1又は2であり且つ随時同一の又は異
なる置換基でモノ又はポリ置換されたフェニルアルキル
を表わし、但し好適な置換基はA「に対してすでに言及
したフェニル置換基であり、 R2は好ましくは弗素、塩素、臭素、シアノ、チオシア
ノ、アルキル部分の炭素数が1〜4のアルキルカルボニ
ロキシ、アルキル部分の炭素数が1〜4のアルキルカル
ボニルチオ、又は基−X−R3及び−NR’R’を表わ
し、但し R3は好ましくは炭素数1−18の直鎖又は分岐鎖アル
キル、炭素数3〜8のシクロアルキル、炭素数2〜18
の直鎖又は分岐鎖アルケニル、炭素数2〜18の直鎖又
は分岐鎖アルキニル、炭素数1−18のヒドロキシアル
キル、アルキルチオ部分の炭素数が1〜6及びアルキル
部分の炭素数が1〜6のアルキルチオアルキル、アルキ
ル部分の炭素数がl〜18のカルボキシアルキル、アル
コキシ部分の炭素数が1〜6及びアルキル部分の炭素数
が1〜6のアルコキシカルボニルアルキル、及びそれぞ
れ随時同一の又は異なる置換基でモノ又はポル置換され
たフェニル又はアルキル部分の炭素数が1〜2のフェニ
ルアルキルを表わし、但しそれぞれの場合に好適な置換
基はArに対して好適なものとして言及したフェニル置
換基であり、或いは R3は式 %式% R4及びR6は互いに独立に好ましくは水素或いは炭素
数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルキルを表わし、或いは R4及びR6はそれらが結合する窒素原子と一緒になっ
て好ましくは随時炭素数l〜4のアルキル又はアルキル
部分の炭素数が1〜4のアルキルカルボニルで置換され
且つ酸素、硫黄及び/又は窒素を更なるヘテロ原子とし
て含有していてよい5又は6員環を表わし、そして Xは好ましくはArが随時置換された5又は6員へテロ
芳香族を表わす時に水素を表わし、そして Yは好ましくは窒素又はCH基を表わす。 式(I〜)の特に好適な化合物は、 Arが随時1〜3つ、特にl又は2つの、同一の又は異
なる置換基を有するフェニルを表わし、但し言及しうる
置換基は弗素、塩素、メチル、イソプロピル、 ter
t−ブチル、メトキシ、メチルチオ、トリフルオルメチ
ル、トリフルオルメトキシ、トリフルオルメチルチオ、
及びそれぞれ随時弗素、塩素及び/又はメチルで置換さ
れたフェニル又はフェノキシであり;更にArがナフチ
ルを表わし、またそれぞれ随時l又は2つの、同一の又
は異なる置換基を有するフリル、チエニル、ピリジニル
又はピリミジニルを表わし、但し適当な置換基は上述し
I;フェニルの置換基であり;R1が水素、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、アリノ呟 プロパギル、トリメチルシリル、メ
チルカルボニル ピルカルボニル、インブチルカルボニル、n−ブチルカ
ルボニル、インブチルカルボニルを表わし、また随時l
〜3つ、特にl又は2つの同一の又は異なる置換基を有
するベンジルを表わし、但し好適である適当な置換基は
A「に対してすでに言及したフェニルの置換基であり、 R雪が弗素、塩素、臭素、シアノ、チオシアノ、メチル
カルボニロキシ、エチルカルボニロキシ、n−プロピル
カルボニロキシ、イソプロピルカルボニロキシ、n−ブ
チルカルボニロキシ、インブチルカルボニロキシ、メチ
ルカルボニルチオ、エチルカルボニルチオ、n−プロピ
ルカルボニルチオ、イソプロピルカルボニルチオ、n−
ブチルカルボニルチオ、インブチルカルボニルチオ或い
は基−X−R3又は−NR’R’を表わし、但し R3が炭素数1−12の直鎖又は分岐鎖アルキル、炭素
数5〜7のシクロアルキル、炭素数2〜12の直鎖又は
分岐鎖アルケニル、炭素数2〜12の直鎖又は分岐鎖ア
ルキニル、炭素数1−12のヒドロキシアルキル、アル
キルチオ部分の炭素数が1〜4及びアルキル部分の炭素
数が1〜4のアルキルチオアルキル;アルキル部分の炭
素数1−12のカルボキシアルキル、アルコキシ部分の
炭素数が1〜4及びアルキル部分の炭素数が1〜4のア
ルコキシカルボニルアルキル、そしてそれぞれ随時Ar
に対して特に好適なものとしてすでに上述した同一の又
は異なる置換基でモノ−トリita、特にモノ又はジ置
換されたフェニル又はベンジルを表わし、或いは R3が式 %式% R4及びR5が互いに独立に水素、メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル又はイソブチル
を表わし、或いは R4及びR1がそれらが結合する窒素原子と一緒になっ
て、それぞれ随時メチル、エチル、メチルカルボニル又
はエチルカルボニルで置換されたピペリジニル、ピペラ
ジニル又はモル7オリニルを表わし、そして Xが酸素、硫黄、SO基又はSO!基を表わし、そして
更に R2が、A「が上述した随時置換されたヘテロ芳香族の
1つを表わす場合に水素も表わし、そして Yが窒素又はCH基を表わす、 ものであり、本発明による他の好適な化合物はAr%R
I%R1及びYはこれらの基に対して好適なものとして
すでに言及した意味を有する式(1〜)の酸付加塩及び
それらの置換されたアゾリルメチル−シクロプロピル−
カルボニル誘導体である。 本発明に従って使用しうる置換されたアゾリルメチル−
シクロプロピル−カルビノール誘導体及びその酸付加塩
は過去に記述されていない。それらは−膜内に公知の方
法で製造することができる。 e)一般式
【式中 R1はアルキル又は基Ar−Y−を表わし、 Arは随時置換されたアリールを表わし、Yは直接結合
°或いは基−CH,−−CHzCHt−−OCHi−−
5CH,−−CH−CH−又は−C=C−を表わし、 Xは窒素原子又はCH基を表わし、 Zは酸素又はNOR”基を表わし、モしてR2は水素、
アルキル、アルケニル、アルキニル、随時置換されたア
ラルキル又は随時置換されたシクロアルキルアルキルを
表わす】のヒドロキシエチル−アゾール誘導体及びその
酸付加塩は本発明の目的に対して良好な抗真菌性を有す
る。 式(I”’)の化合物は不斉炭素原子を有し、従って2
つの光学異性体形で得ることができる。 本発明のこの節に従って使用しうる式(I”’)のヒド
ロキシエチル−アゾール誘導体はある指示する分野にお
いて良好な作用スペクトルを有する。 式(I−)は本発明のヒドロキシエチル−アゾール誘導
体の一般的な定義を与える。好ましくは、この式におい
て R1は炭素数l〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル或いは基
Ar−Yを表わし、 Arはナフチル、或いは随時同一の又は異なる置換基で
モノ置換又はポリ置換されているフェニルを表わし、但
し言及しうる好適な置換基は、ハロゲン、炭素数1〜4
のアルキル、それぞれ炭素数1又は2のアルコキシ及び
アルキルチす、ニトロ、それぞれ炭素数l又は2及び同
一の又は異なるハロゲン原子例えば好ましくは弗素及び
塩素原子数1〜5のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコ
キシ及びハロゲノアルコキシ、−CH−NOR”基、及
びそれぞれ随時ハロゲン及び/又は炭素数1又は2のア
ルキルで置換されたフェニル、フェノキシ、ベンジル及
びベンジロキシであり;Xは窒素原子又は−CH基を表
わし: Yは直接の結合或いは基−CH。 CH2CHt    0CHz    5CHxCH−
CI−又は−C=C−を表わし;そしてR1は水素、炭
素数l〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル、それぞれ炭素数
2〜6のアルケニル又はアルキニル、又はアルキル基部
分の炭素数が1又は2であり且つ随時同一の又は異なる
置換基でモノ又はポリ置換されたフェニルアルキルを表
わし、但しフェニルの可能な置換基はArの場合にすで
に言及したフェニルの置換基であり;或いは R2はシクロアルキル部分の炭素数が5又は6であり且
つ随時同一の又は異なる炭素数1〜3のアルキル基でモ
ノ、ジ又はトリ置換されたシクロアルキルメチルを表わ
す。 式(■″″)の特に好適な化合物は、 R1が炭素数1〜6の直鎖アルキル又は基Ar−Y−を
表わし; A「がす7チルを表わし、或いは随時同一の又は異なる
置換基でモノ、ジ又はトリ置換されたフェニルを表わし
、但し言及しうる置換基は弗素、塩素、メチル、トリフ
ルオルメチル、トリフルオルメトキシ、トリフルオルメ
チルチオ、メトキシミノメチル、エトキシミノメチル及
びアリロキシミノメチル、そしてそれぞれ随時塩素及び
/又はメチルで置換されたフェニル、フェノキシ、ベン
ジル及びベンジロキシであり; Xが窒素原子又はCH基を表わし; Yが直接の結合或いは−CHx    C8z C)I
 20CHz    5CH2CH−CH−1又は−C
=C−を表わし;そして 2が酸素又は基NOR”を表わし、但しR2が水素、メ
チル、エチル、ロープロピル、n−ブチル、アリル又は
プロパルギルを表わし、或いは随時弗素、塩素、メチル
、トリフルオルメチル及びトリフルオルメトキシを含ん
でなる群からの同一の又は異なる置換基でモノ、ジ又は
トリ置換されたベンジルを表わし、或いは随時メチル又
はエチルで置換されたシクロヘキシルメチルを表わす、 ものである。 本発明の他の好適な具体例は、上述したニッコマイシン
誘導体からなる群から選択されるニッコマイシン誘導体
及び随時抗真菌活性で随時経口的に適用しうるアゾール
を殺菌有効量で含んでなる組成物である。 更に、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾ
ール、クロトリマゾール、ミコナゾール、ビホナゾール
、1−(4−クロルフェニル)−2メチル−2−メトキ
シミノ−メチル−1−(1゜2.4−トリアゾル−1−
イル−メチル)−1−プロパツール、1−(4−クロル
フェニル)−3゜3−ジメチル−2−(1,2,4−)
リアゾル−lイル−メチル)−2,ブタノール及び4−
(フルオルフェニル)−(1−メチルスルフィニル−1
−シクロプロピル−(1,2,4−1リアゾル−1−イ
ル−メチル)−メタノールからなる群から選択されるア
ゾール抗真菌剤を含んでなる抗真菌性組成物は好適であ
る。 本発明による抗真菌性組成物は、ニッコマイシン誘導体
及びアゾール抗真菌剤をl:l〜30:1、好ましくは
1l−10:lの比で殺菌有効量含有する。 上述したニッコマイシン誘導体及びケトコナゾル、イト
ラコナゾール、フルコナゾール、クロトリマゾール、ミ
コナゾール、ビホナゾール、1〜(4−10ルフエニル
)−2−メチル−2−メトキシミノ−メチル−1−(1
,2,4−)リアゾール−1−イル−メチル)−1−プ
ロパツール、1−(4−クロルフェニル)−3,3−ジ
メチル−2−(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メ
チル)−2−ブタノール及び4−(フルオルフェニル)
−(1−メチルスルフィニル−1−シクロプロピル−(
1,2,4−1−リアゾル−1−イル−メチル)−メタ
ノールからなる群から選択されるアゾール抗真菌剤の殺
菌有効量を含んでなる本発明による抗真菌剤組成物、及
び更にニッコマイシン2及び1−(4−クロルフェニル
)−2−メチル−2−メトキシミノメチル1−(1,2
,3−1リアゾル−1−イル−メチル−1−プロパツー
ル、1−(4−クロルフェニル)−3,3−ジメチル−
2−(1,2,4−)リアゾル−1−イル−メチル)−
2−ブタノール及び/又は4−(フルオルフェニル)−
(1−メチルスルフィニル−1−シクロプロピル)−(
1,2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−メタノ
ールを殺菌有効量で含んでなる抗真菌性組成物も好適で
ある。本発明の更なる具体例は菌の感染した人間又は動
物の治療上の処置に用いるための、抗真菌活性で随時経
口的に適用しうるアゾールと組合せた上述した如きニッ
コマイシン誘導体である。 更に本発明の更なる具体例は、菌類の感染した人間又は
動物の治療学的処置法に用いるための、抗真菌活性で随
時経口的に適用しうるアゾールと組合せた上に定義した
ニッコマイシン誘導体である。 また本発明は、抗真菌活性の製薬学的組成物の製造に対
して、抗真菌活性で随時経口的に適用しうるアゾールと
組合せて上に定義したニッコマイシン誘導体を使用する
こと及びニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真菌剤の
殺菌剤有効量の組合せ物を、製薬学的組成物の製造に有
用な固体又は液体希釈剤及び/又は担体又は他の助剤と
混合することを含んでなり、但し該ニッコマイシン誘導
体とアゾール抗真菌剤が好ましくはl:l〜30:lの
比で存在する抗真菌活性の製薬学的組成物の製造法に関
する。 最後に本発明はニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真
菌剤の治療学的有効量を人間又は人間以外の動物に投与
することを含んでなる菌の感染した人間又は人間以外の
動物の九置法に関する。 更に特に本発明は上述した種類のニッコマイシン誘導体
及びアゾール抗菌剤を人間又は人間以外の動物にl”l
ooOmg/体重kg/日、好ましくはl0=100+
eg/体重kg/日投与することを含んでなる方法に関
する。この方法はニッコマイシン及びアゾールをl:l
〜30:l、好ましくは3:1−10:lの比で投与す
ることを含んでなる場合も好適である。 好ましくは本発明の組成物は経口的に投与されるが、非
経口的に又は噴霧した調製物の吸入によって投与しても
よい。 ニッコマイシン誘導体及びその同族体に対する実験項 ニツコマイ・ンンXのアルデビド及びケトンでのN−ア
ルキル化(第1表、一般法) ニッコマイシンXIOミリモルをH20/メタノール混
合物100−に溶解し、そしてメタノール20−に溶解
したアルデヒド又はケトン50〜100ミリモルを添加
した。30分間撹拌した後、反応混合物にNaB Hs
CN  I O〜15ミリモルを添加した。 この混合物を反応が完結するまで(TLCで監視)終夜
撹拌した。過剰なNaBH,CNを氷酢酸の添加により
除去した。混合物を濃縮して蒸発乾固し、水でそしゃく
した。粉末生成物をLH−20(エタノール/H,O−
1: l)でのクロマトグラフィーに供した。多くの場
合モノ及びジアルキル化生成物はアルデヒドとの反応の
場合同時に生成した。それらをクロマトグラフィーによ
り互いに分離した。 ニッコマイシンXのホルミル基の誘導体化(第2表、−
膜性) ニッコマイシンX (4,952)10ミリモルをH2
0/メタノール混合物40m12に懸濁させ、そしてメ
タノール20−に溶解したヒドラジン15dを添加しt
;、pHを酢酸Na溶液(50%w/v)の添加によっ
て5.5に保った。 反応混合物を室温で撹拌した。反応を、n−プロパツー
ル/H20/酢酸−60:40:0.5を用いてセルロ
ース上で監視した。混合物を濃縮して蒸発乾固し、エー
テル/THFでそしゃくした。 生成物をセルロース(n−プロパツール/H,0/酢M
=70/3010.5)でのクロマトグラフィーに供し
た。 同定:’H−NMR ニッコマイシンXのインシアネートでの誘導体化(第3
表、−膜性) ニッコマイシンX  10ミリモル(4,957)をD
MF75−に溶解し、インシアネート10a+Mを添加
した。反応混合物を室温で撹拌した。反応を、n−グロ
パノール/Hオ0/酢酸−70/3010.5を用いて
セルロース上で監視した。必要ならばインシアネートを
更に2mM添加した。 生成物をH,O/メタノールのグラジェントを用いる改
変したスチレン/DVBIJ’l脂でのクロマトグラフ
ィーに供した。 同定:’H−NMR ニッコマイシンXのα−アミノlt[応ttエステルの
N−アシル化(第4表) L−アラニン−ニッコマイシンX ニッコマイシンX  O,1ミリモルをDMF/H,0
混合物(2:l)1.2−に溶解し、そして氷冷しなが
らトリエチルアミン20μQを添加した。 次いでDMFo、511112中N−Boc−L−アラ
ニン0NP−エステル0.11ミリモル(33■)及び
ヒドロキシベンズトリアゾール13.5■を添加した。 反応を、n−プロパツール/H20/酢#−60: 4
0 : 0.5又は80 : 20 : 0.5を用い
るセルロースでのTLCにより監視した。 混合物を終夜撹拌した。反応が完結した後、DMF/H
,O混合物を高真空下に除去し、試料を(高真空下に)
乾燥した。これを水中に入れ、第1にエーテルで、次い
で酢酸エチルで抽出して、残存するDMF、ヒドロキシ
ベンズトリアゾール及びニトロフェノールを実質的に除
去した(pHを6〜7に維持)。次いで水性相を蒸発に
より濃縮し、高真空下に乾燥した。 トリペプチドからBoa保護基を開裂する!こめに、生
成物を氷冷しながらCH2CQt/ T F A −1
:lに溶解し、そして溶液を室温にもっていった(TL
Cで監視)。開裂が完結した時、混合物を蒸発により濃
縮し、残存するTFAをトルエンと共沸的に除去し、そ
して生成物を高真空下に乾燥し Iこ 。 生成物をエタノール/ H、O/酢酸−50=50 :
 0.1を用いるLH−20のクロマトグラフィーに供
した(2回)。’H−NMRで純粋なトリペプチド20
■を得た。 同定:’H−NMR ニッコマイシンCxの、a−アミノ酸反応性エステルで
のN−アシル化(第5表、例) ホモフェニルアラニンニッコマイシンXCx0.5ミリ
モル(143,5q)をDMF/1izo混合物(2:
 1)6−に溶解し、氷冷しながらトリエチルアミン7
0/7I2を添加した。次いでDMF6−中N−Boc
−ホモフェニルアラニン0NP−エステル0.55ミリ
モル(44■)を添加した。 一部沈澱した成分は混合物を終夜撹拌した時に溶解した
。 反応を、n−グロパノール/ H! 0 /酢酸−60
:40:0.5又は80 : 20 : O−5を用い
るセルロースでのTLCにより監視した。 反応が完結した時(pHを6〜7に維持)、DMF/H
,O混合物を分離し、試料を高真空下に乾燥した。生成
物を、ニッコマイシンXのσ−アミノ酸反応性誘導体で
のN−アシル化と同一の方法で地理し、TFAを開裂さ
せた。 生成物をエタノール/ H! O/酢酸−50=50 
: 0.1を用いるLH−20でのクロマトグラフィー
に供した。 収量:O,125j(−全収率55%)同定:’H−N
MR ニッコマイシンCzのσ−アミノ反応性エステルでのN
−アシル化(第7表) N−メチルホモフェニルアラニンニッコマイシンCz 
O,5ミリモル(143,5q)をDMF/H!O(2
: 1)4−に溶解し、トリエチルアミン70I4を水
冷しながら添加した。次いでDMF5−中N−メチルL
−ホモフェニルアラニン0NP−エステル0,55ミリ
モルを添加しI;。 一部沈澱した成分は混合物を終夜撹拌した時に溶解した
。 反応をn−プロパツール/Hzo/酢酸−60:40:
0.5又は80:20:0.2を用いるセルロースでの
TLCにより監視した。 反応が完結した時(pHを6〜7に維持)、DMF/H
,O混合物を除去し、試料を高真空下に乾燥した。生成
物を、ニッコマイシンXのa−アミノ酸反応性エステル
でのN−アシル化と同一の方法で処理し、そしてTFA
を開裂させた。 生成物をH,O/酢酸−99,910,1を用いるLH
−20でのクロマトグラフィーに供した。 収率は35%であった。 同定:’H−NMR H−メチルニッコマイシンZ ベンズアルデヒド/ N aB HICNでの還元的ア
ルキル化により製造したN−ベンジルニッコマイシン2
1ミリモルを、ホルマリン5m12を添加したMeOH
100m12中酸化白金100?jの存雀下に接触水素
化した。 溶媒を高真空下に除去した。 N−メチル−N−ペンジルニツコマイシ1ン21.6m
Mを、メタノール25ntl及び酢酸50パ中パラジウ
ム黒12の存在下に水素化した。触媒を炉別し、溶媒を
留去した。 N−メチルニッコ・マイシンのa−アミノ基は一部(3
0%)ラセミ化した。 同定: ’H−NMR。 第1表 ニッコマイシンXのアルデヒド及びケトンでのN−アル
キル化 R。 物理的データ ーC,H。 C5Ht −4soCsHt −C4)1s CtH1s CtHIm −CH,−CH掌CH−CH3 −C,H1−OH 1’Jl。 −C,I(。 C5Hy H −C,H。 H −c、Hts H H 第2表 ニッコマイシンXのホルミル基の誘導体化物理的データ −CH3 CH。 / N \ CH。 NH−C−NH。 NH NH−C−NHI NH−C−NHI −NH−CHz CH,−OH R3 物理的デ タ 第3表 ニッコマイシンXのインシアネートでの誘導体化物理的
データ ーCI。 ゝCt 第4表 第5表 ニッコマイシンXのa−アミノ酸反応性エステルでニッ
コマイシンC8のα−アミ ノ酸反応性エステル のN−アシル化 でのN−アシル化 a−NJの立体配置 物理的データ 0 Nl+。 データで確認 α−NH,の立体配置 物理的データ H −CH。 −CH。 CH。 / CH \ CH。 CHt−C \ CI。 CH、−CI 3 / CI \ CH。 −CH 5−CH。 −CH2−CHI−5−CHI (C1(z)s   1l −(CH,)3−N−C−CH3 II (CH2)3−N−C−NH2 −(CHり4 CH,−C−NH2 −(CHx)*−Coo)! −CH,0l −co、&ou  L CHIuO−CH2@  L −CH!−CH10t −CH,”CHべDD −CH!−CH,<II>  D/L −CH,−CHイI)−0HD/L CH,−CH,00CH3D/L −こ0 −CI、           D/L−CH,−o<
I)  D/L !旦」 ニッコマイシンCxの酸反応性エステルでのN−アシル
化 NHの立体配置 物理的データ データで確認 CH,−N−CH3 HCHs 第7表 データで確認 σ−NHの立体配置: D/L H3 データで確認 N−メチルニッコマイシン2 本発明による組成物は、本発明によって使用することが
でき、抗微生物作用、特に強力な抗真菌作用を示す。そ
れらは特に皮膚糸状菌及びイースト菌並びに二相菌に対
して例えばカンジダ異種、例えば鵞口漬カンジダ、表皮
菌異種、例えば有毛表皮糸状菌、アスペルギルス属種例
えば黒色麹菌クロカビ及び明色麹菌ケムカビ、白解菌異
種、例えば毛癒白癖菌、小胞子菌種、例えば猫小胞子菌
、及びトルロプシス異種、例えばトルロプシス・グラブ
ラタ(Torulopsis  glabrata)に
対して非常に広範な抗真菌作用スペクトルを示す。これ
らの微生物の列挙は決して微生物を限定するものでなく
、単なる例示である。そのような菌類はコクシジオイデ
ス・イミチス(C。 ccidioides  1m1tis)、ヒストプラ
ズマ・カブスラタム(Histoplasma  ca
psulatum)、北アメリカ分芽菌(BIasto
myces  dermatitidiS)及びブラジ
ル・バラコクシジオイデス菌(Paracoccidi
oides  brasiliensis)も含む。 人間の医学の分野で言及しうる例は、毛癒白廖菌、及び
他の白癖菌種、小胞子菌異種、有毛表皮糸状菌、イース
ト薗、二相菌並びにカビ及びカンジダ異種によって引き
起こされる表皮真菌症及び全身的真菌症で゛ある。 獣医学の分野で言及しうる例は、すべての表皮真菌症及
び全身的真菌症、特に上述した病原菌によるものである
。 本発明は、無毒性で不活性な製薬学的に適当な賦形剤の
ほかに、本発明による1種又はそれ以上の活性化合物を
含有する或いは本発明による1種又はそれ以上の活性化
合物からなる製薬学的調製物並びにこれらの調製物の製
造法に関する。 また、本発明は投与単位における製薬学的調製物を含む
。これは調製物が個々の部分の形態、例えば錠剤、被覆
された錠剤、カプセル剤、大割、坐薬及びアンプル剤で
存在することを意味し、その活性化合物の含有量は個々
の投薬量の分数または倍数に対応する。投与単位は例え
ば個々の投薬量のL 2.3または4倍或いは個々の投
薬量の%、SまたはZを含有することができる。個々の
投薬量は好ましくは1回に投与する活性化合物の量、そ
して通常1日当りの投薬量の全部、半分、にまたはyに
対応する量を含有する。 無毒性の不活性な製薬学的に適する賦形剤とは、固体、
半固体または液体の希釈剤、充填剤及びあらゆる種類の
調製物用補助剤であると理解されたい。 好ましい製薬学的調製物として錠剤、被覆された錠剤、
カプセル剤、大割、粒剤、坐薬、溶液、懸濁液及び乳液
、塗布剤、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、粉剤並
びにスプレーを挙げることができる。 錠剤、被覆された錠剤、カプセル剤、先割及び粒剤は活
性化合物またはその複数を次の普通の賦形剤と共に含有
することができる:例えば(a)充填剤及び伸展剤、例
えば殿粉、ラクトース、スクロース、グルコース、マン
ニトール及ヒシリカ、(b)結合剤、例えばカルボキシ
メチルセルロース、アルギネート、ゼラチン及びポリビ
ニルピロリドン、(c)付湿剤、例えばグリセリン、(
d)崩解剤、例えば寒天、炭酸カルシウム及び炭酸ナト
リウム、(e)溶解遅延剤、例えばパラフィン、(f)
吸収促進剤、例えば第四級アンモニウム化合物、(g)
湿潤剤、例えばエチルアルコールまたはグリセリンモノ
ステアレート、(h)吸着剤、例えばカオリン及びベン
トナイト並びに(i)潤滑剤、例えばタルク、ステアリ
ン酸カルシウムもしくはステアリン酸マグネシウム及び
固体のポリエチレングリコール、或いは(a)〜(i)
に示した物質の混合物。 錠剤、被覆された錠剤、カプセル剤、先割及び粒剤には
随時不透明化剤を含む普通のコーティング及び殻を与え
ることができ、また活性化合物またはその複数のみを、
或いは主に腸管の成る部分に随時徐放性として放出する
ような組成物であることができ、この場合に使用し得る
埋め込み組成物は重合体状物質及びロウである。 また活性化合物またはその複数は随時上記の1種または
それ以上の賦形剤と共にマイクロカプセル形で存在して
いてもよい。 生薬には活性化合物またはその複数に加えて、普通の水
溶性または非水溶性賦形剤、例えばポリエチレングリコ
ール、脂肪、例えばココア脂肪、高級エステル(例えば
C1,−脂肪酸によるC。 アルコール)或いはこれらの物質の混合物を含有するこ
とができる。 軟こう、塗布剤、クリーム及びゲルは、活性化合物又は
その複数に加えて通常の賦形剤例えば動物及び植物脂、
ワックス、パラフィン、殿粉、トラガカント、セルロー
ス誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベン
トナイト、シリカ、タルク及び酸化亜鉛又はこれらの物
質の混合物を含有しうる。 粉剤及びスプレーは、活性化合物又はその複数に加えて
通、常の賦形剤例えばラクトース、タルク、シリカ、水
酸化アルミニウム、珪酸カルシウム及びポリアミド粉末
又はこれらの物質の混合物を含有しうる。スプレーは更
に通常の噴射剤、例えばクロルフルオルカーボンを含む
ことができる。 溶液及び乳液は通常の賦形剤例えば溶媒、可溶化剤及び
乳化剤、例えば水、エチルアルコール、イソプロピルア
ルコール、炭酸エチル、ベンジルアルコール、安息香m
ベンジル、プロピレングリコール、1.3−ブチレング
リコール、ジメチルホルムアミド、油、特に綿実油、雨
京豆油、モロコシ胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油及びゴ
マ油、グリセロール、グリセロールホルマール、テトラ
ヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコール
及びソルビタンの脂肪酸エステル、或いはこれらの物質
の混合物を活性物質又はその複数に加えて含有しうる。 非経口投与のた°めに、溶液及び乳液は血液等張である
無菌形で作ることもできる。 懸濁液は通常の賦形剤例えば液体希釈剤、例えば水、エ
チルアルコ−チル、プロピレングリコール、懸濁剤、例
えばエトキシル化インステアリルアルコール、ポリオキ
シエチレンソルビトール及びソルビタンエステル、微結
晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベント
ナイト、寒天及びトラガカント又はこれらの物質の混合
物を活性物質又はその複数に加えて含有しうる。 上記の調製物形は、着色剤、保存剤、更に臭い改良及び
風味改良添加剤、例えばペパーミント油及びユーカリ油
、そして甘味剤、例えばサッカリンを含有していてもよ
い。 治療的に活性な化合物は好ましくは全混合物の約0.1
〜99.5重量%、好ましくは約0.5〜95重量%の
濃度で上記の製薬学的調製物中に存在すべきである。 また、上記の製薬学的調製物には本発明による化合物に
加えて他の薬剤的に活性な化合物を含有することができ
る。 上記の製薬学的調製物は普通の公知の方法に従って、例
えば活性化合物またはその複数を賦形剤またはその複数
を混合することによって製造される。 本発明は、人間及び獣類の医学において、上述した病気
の予防、軽減及び/又は治療のために、本発明の活性化
合物、及び本発明の活性化合物1種又はそれ以上を含有
する製薬学的組成物を使用することを含む。 本活性化合物又は製薬学的調製物は、局所的、経口的、
非経口的、腹腔内及び直腸的に、好ましくは非経口的及
び特に静脈内に投与することができ、そして噴霧するこ
とができる。 一般に医薬及び獣医薬の双方において、所望の成果を得
るために、随時活性化合物またはその複数を随時数回に
分けて約10〜約300、好ましくは50〜200mg
/kg体重724時間の合計量で投与することが有利で
あることがわかった。 しかしながら、上記の投薬量からはずれる必要があり、
特にそのことは処置を受ける患者の性質及び体重、病気
の性質及び重さ、調製物及び薬剤の投与の特質並びに投
与を行う時点または間隔に依存するであろう。かくして
成る場合には活性化合物の上記の最少投薬量より少ない
量を用いて十分であり、−力値の場合には活性化合物の
上記量を超えなければならないこともある。特定の必要
な最適投薬量及び活性化合物の投与タイプは当該分野に
精通せる者にとってはその専門知識に基づき容易に決定
することができる。 次の実験は、構造式 %式% を有するペイ(Bay)R6966として公知のニッコ
マイシン誘導体の活性のスペクトルを評価するために行
なった。 方法 試験管内試験 すべての試験を、ミクロ力価板(96ウエル板)を用い
且つイースト窒素基剤媒体又はサブロウ(Sabour
aud)デキストローズ汁媒体を用いて行なっI;。こ
の媒1体にニッコマイシンを直接溶解し、次いで容量1
00μαずつを用いてミクロ力価板中で連続的に希釈し
た。すべての菌分離物を細胞20.000/maの濃度
に調節し、この懸濁液100μQを各複製ウェルに添加
した。すべての分離物を30℃で培養した。但し北アメ
リカ分芽菌は37℃で培養した。グレートを48時間で
読みとり、一方北アメリカ分芽菌を96時間で読みとっ
た。プレートは、濁り(生長)の証拠が肉眼で見えない
最低濃度(μg/mQとして表示)として判定される終
点を肉眼で読みとった。 生体内試験 生体内実験を、肺の分芽菌のネズミによるモデルを用い
て行なった。ニルの高キチン性北アメリカ分芽菌種13
89のイースト相を、雌のスイス−ウェブスター・マウ
スに4.9X10’cfuの感染投与量で静脈内注射し
た。48時間遅れて治療を開始した。10匹のマスク群
には、0.In+Qの経口B、1.D、中寒天賦形剤(
対照群)、5111g/kg、20mg/kg、又は5
0mg/に9のベイR6966を与えた。治療は10日
間であり、次いで動物を死亡させた(第1図)。 結果と議論 MIC決定の結果(第1表)は、広範な医学的に重要な
菌類の、ニッコマイシン誘導体ペイR6966に対する
敏感性を示す。ニルの高キチン性菌の北アメリカ分芽菌
は最も敏感であり、一方2種のカンジダ分離物はその敏
感性において非常に異なった。高キチン性であるが、ニ
ルでない菌のクリプトコツカス・ネオ7オルマンズ(C
rypto−coccus neoformans)及
び明色麹菌ケムカビはこの物質に対して適度ないし高度
の耐性を示す。 第1表 ベイR6966に対するM2C本 91111%             M I C(
μ9/mQ )鵞口癒カンジダ           
  500カンジダ・トロとカリス         
>8.000(Candida tropicalis
)クリプトコツカス・ネオフォルマンズ  〉500北
アメリ力分芽菌            120烟色麹
菌ケムカビ           >s、oo。 *MICは北アメリカ分芽菌の96時間を除いて48時
間で読んだ。 分芽菌のモデルを用いる生存実験は高キチン性ニル菌が
投薬量依存的に生体内で敏感であり、高い致命的な投与
量で感染させた動物の場合に501119/に9で処置
した動物が良好に生存した。 総合すると、データはこの種のニッコマイシン誘導体が
選択した菌、特に高キチン性ニル種のものに対して有効
であることを示す。 上記開示に基づけば、同業者にとって種々の変形が想起
されると思われる。従って上記実施例は単なる例示とし
て見なすべきであり、また本発明の範囲は特許請求の範
囲によってだけ制限されるべきであるということが意図
される。 本発明の特徴及び態様は以下の通りである=1、一般式
(N) [0 OH [式中、R1は を表わし、 RwはHを表わし、及び R31は基 CH。 を表わし、 但しX′はいずれかの飽和又は不飽 和の有機基、 特に である] 特に天然のアミノ酸に由来する基、 のニッコマイシン誘導体。 2、X′がアルキル、好ましくはC,−C,アルキル、
アリール、好ましくはC6〜C1,アリール、アラルキ
ル、好ましくはC6〜C1,アリール−CI〜C6アル
キルである上記lの一般式(N)のニッコマイシン誘導
体。 3、一般式(X′) HOOH [式中、R1は を表わし、 a)R,はH又は−CH,−Xを示し、但しXはH1ア
ルキル、好ましくはC,−C,アルキル、アリール、好
ましくはC,〜C1lアリール、アラルキル、好ましく
はC1〜CI!アリール−C1〜C,アルキル、或いは
いずれか他の飽和又は不飽和の有機基であり、モしてR
1は を示し、但しXは上述の意味を有し; b)R,はHを示し、そして R1は CH,X −CH!−CH−X″ NH。 を示し、但しX′はいずれかの飽和又は不飽和の有機基
、特に天然のアミノ酸及びホモフェニルアラニンの誘導
体に由来する基であり;c)R,はHを示し、そして R1は基 C−X、 −C−C8−X’  又は −〇−CH−X
’0    0N82       0NHCH1 を示し、但しX及びX′はa)及びb)のもとで前述し
た意味を有しそしてXは更に におけるX″は O NH。 前述した意味を有し: b’)R,’はHを表わしそしてR1′は−CH,−C
H−X’ NH。 を意味し、なおX″はb)のもとに前述した意味を有し
; CH30H CH,OH の意味を有さず、 d)R=はHを示し、モして R1は 及び−C−CH−X’ を示し、但しX及びX′0 8
H。 はa)及びb)のもとに上述した意味を有し;d’)R
,’はHを示しそしてR,″はの意味を有し、但し a’)R,’はH又はCH,−Xを示しそしてR9は−
CH!−Xを示し、なおXはa)のもとにを表わし、但
しXはa)のもとに上述した意味及び I を有する1 ニッコマイシン誘導体。 4、一般式(N“) −NH−C−NH。 NH −NH−C−NH。 −NH−C−NH! N H−CHt  CH!  OH [式中、Roは複素環族を含むいずれかの有機基、特に
一般式−NH−R,の基を示し、但しR、l はアルキ
ル、好ましくはC,−C,アルキル、アリール、好まし
くはC6〜C2,アリール、C,〜C11−芳香族−0
1〜C,アルキル、フェニル、置換されたフェニル、或
いは更に好ましくは 0H −N−CH。 である] のニッコマイシン誘導体。 5、上記1〜4のニッコマイシン誘導体及び随時アゾー
ル抗真菌性剤を殺菌有効量で含んでなる抗真菌性組成物
。 6、ニッコマイシン誘導体及び随時抗真菌活性で随時経
口的に適用しうるアゾールを殺菌有効量で含んでなる上
記5の抗真菌性組成物。 7.ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾー
ル、クロトリマゾール、ミコナゾール、ピホナゾール、
1−(4−クロルフェニル)−2−メチル−2−メトキ
シミノ−メチル−1−(1゜2.4−トリアゾル−1−
イル−メチル)−l−グロパノール、1−(4−クロル
フェニル)−3゜3−ジメチル−2−(1,2,4−1
−リアゾル−1−イル−メチル)−2−ブタノール及び
4〜(フルオルフェニル’)−(1−メチルスルフィニ
ル−1−シクロプロピル−(1,2,4−トリアゾル−
1−イル−メチル)−メタノールからなる群から選択さ
れるアゾール抗真菌剤を含んでなる上記5及び6の抗真
菌剤組成物。 8、ニッコマイシン誘導体及びケトフナゾール、イトラ
フナゾール、フルコナゾール、クロトリマゾール、ミコ
ナゾール、ビホナゾール、1−(4クロルフエニル)−
2−メチル−2−メトキシミノ−メチル−1−(1,2
,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−1−プロパツ
ール、1−(4クロルフエニル)−3,3−’;メチル
ー2(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)2
−ブタノール及び4−(フルオルフェニル)−(+−メ
チルスルフィニル−1−シクロプロピル−(1,2,4
−トリアゾル−1−イル−メチル)−メタノールからな
る群から選択されるアゾール抗真菌剤を殺菌有効量で含
んでなる上記5.6及び7の抗真菌性組成物。 9、ニッコマイシン誘導体及び1−(4−クロルフェニ
ル)−2−メチル−2−メトキシミノ−メチル−1−(
1,2,4−トリアゾル−1−イルメチル)−1−プロ
パツール、1−(4−クロルフェニル)−3,3−ジメ
チル−2−(1,2゜4−トリアゾル−1−イル−メチ
ル)−2−ブタノール及び4−(フルオルフェニル)−
(1−メチルスルフィニル−1−シクロプロピル=(l
。 2.4−トリアゾル−1−イル−メチル)−メタノール
を殺菌有効量で含んでなる上記5.6.7及び8の抗真
菌性組成物。 10、ニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真菌剤を、
l:1〜30:1.好ましくは3:1−10:lの比で
殺菌有効量含有する上記5〜9の抗真菌性組成物。 11、菌類の感染した人間又は動物の治療学的処置法に
用いるための、抗真菌活性で随時経口的に適用しうるア
ゾールと組合せた上記1〜4のニッコマイシン誘導体。 12、抗真菌活性の製薬学的組成物の製造に対して、抗
真菌活性で随時経口的に適用しうるアゾールと組合せて
上記l〜4のニッコマイシン誘導体を使用すること。 13、上記1〜4のニッコマイシン誘導体及びアゾール
抗真菌剤の殺菌剤有効量の組合せ物を、製薬学的組成物
の製造に有用な固体又は液体希釈剤及び/又は担体又は
他の助剤と混合することを含んでなり、但し該ニッコマ
イシン誘導体とアゾール抗真菌剤が好ましくはl:l〜
30:1の比で存在する抗真菌活性の製薬学的組成物の
製造法。 14、上記l〜4のニッコマイシン誘導体及びアゾ外の
動物に投与することを含んでなる菌の感染した人間又は
人間以外の動物の処置法。 15、ニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真菌剤のl
−100mg/体重kg/日、好ましくは10〜100
m9/体重kg/日を人間動物に投与することを含んで
なる上記14の方法。 +6.ニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真菌剤をI
II〜30:lの比で投与することを含んでなる上記1
5の方法。 17、ニッコマイシン誘導体及びアゾール抗真菌剤を経
口投与することを含んでなる上記14〜16の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は二7コマイシン誘導体の活性の、生体内試験に
おける評価結果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(N) ▲数式、化学式、表等があります▼(N) [式中、Rnは ▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、 R_wはHを表わし、及び R_yは基 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし、但しX′はいずれかの飽和又は不飽和の有機
    基、特に天然のアミノ酸に由来する基、特に ▲数式、化学式、表等があります▼ である] のニツコマイシン誘導体。 2、抗真菌活性で随時経口的に適用しうるアゾールと組
    合せて、菌に感染した人間又は動物の治療学的処置法に
    使用するための特許請求の範囲第1項記載のニツコマイ
    シン誘導体。
JP1257169A 1988-10-03 1989-10-03 ニツコマイシン誘導体、ニツコマイシン誘導体の抗真菌性組成物及びアゾール抗真菌剤 Pending JPH02174791A (ja)

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