JPH02174336A - 不定形通信網のノード装置 - Google Patents

不定形通信網のノード装置

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JPH02174336A
JPH02174336A JP63327831A JP32783188A JPH02174336A JP H02174336 A JPH02174336 A JP H02174336A JP 63327831 A JP63327831 A JP 63327831A JP 32783188 A JP32783188 A JP 32783188A JP H02174336 A JPH02174336 A JP H02174336A
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signal
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monitoring time
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JP63327831A
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Kazunori Hoshi
和徳 星
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信網の制御、とくに不定形通信網のノード
装置に関する。
(従来の技術) ローカルエリアネットワーク(LAN )や公衆回線網
など、とくにマルチメディア通信に適用可能な通信網と
して、たとえば特願昭61−218026には、生体の
神経細胞のアナロジ−によるマルチチャネルの格子状通
信網が提案されている。これは、多大カー出力信号の通
信制脚要素をノードとして多結合構造に接続して通信網
を構成し、各ノードではディソタル信号を先着順論理に
より転送する通信網形態をとっている。
この格子状通信網はとくに次の点で優れている。1つは
、多結合構造のためネットワークポロノーの自由度が高
いことである。したがってフォルトトレランシ−(生残
性)が高い、すなわち網の一部に障害があっても他のル
ートで通信が適応的に確保される。つぎに、先着順論理
によって、最適の通信経路が選択されることである。ま
たこのシステムは、ノードにおいて同時に複数の接続チ
ャネルを確立するマルチチャネル方式をとり、効率的に
全二重通信を確立するものである。このような格子状通
信網は、たとえばO8I (開放型システム間相互接続
)の物理層からネットワーク層に効果的に適用される。
格子状通信網では、異なるプロトコルの通信が行われる
。ノード装置のスイッチングをより円滑に効率よく行な
うためには、プロトコルの種類に応じてノード装置の様
々な時定数を変える必要がある。例えば、本出願人によ
る特願昭62−70284ではノード装置の通信終了監
視時限の長さをプロトコルの種類に応じて適切に設定す
ることにより、ノード装置の効率を向上させている。
(発明が解決しようとする課題) 衝突検出時間についても同様であるが、従来この時定数
を変更しようとすると・ぐス固定のシーケンス全体のク
ロフクを変更しなければならなく、衝突検出時間の長い
プロトコルでH・ソス固定のシーケンス全体が非常に長
いものになってしまっていた。
本発明は上記の欠点を解消し、プロトコルの種類に応じ
て衝突検出時間を適切な長さに設定し通信網の効率を向
上させる不定形通信網のノード装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するだめに、本発明によれば、端末ま
たはノード装置への送信線と送信線に対応する受信線と
を含む伝送路に接続されるノード装置であって、それぞ
れ受信線が接続される少なくとも1つの入力手段と、そ
れぞれ送信線が接続される少なくとも1つの出力手段と
、入力手段と出力手段を接続する接続手段と、入力手段
のうち発信端末からの往信号が最先に到来した入力手段
を識別すると第1の監視時限を開始し、この時限の終了
後、衝突信号を検出するだめの第2の監視時限を開始し
、この識別された入力手段から前記出力手段のうちこの
識別された入力手段に対応するもの以外の全出力手段へ
往信号を転送させ、この識別された入力手段以外で第2
の監視時限内に信号を受けなかった入力手段のうち第2
の監視時限の経過後前記載信号に対する着信端末からの
復信号を受けた入力手段があると、接続手段を制御して
、この第2の監視時限の経過後その復信号を受けた入力
手段を前記最先に信号の到来した入力手段に対応する出
力手段に、またこの最先に信号の到来した入力手段をそ
の復信号を受けた入力手段に対応する出力手段に接続さ
せてそれらの入出力手段間の接続を固定する制御手段と
を有する不定形通信網のノード装置は、往信号が前記最
先に到来した入力手段およびそれに対応する出力手段の
うちの少なくともいずれか一方について、前記載信号か
らその信号の特性を識別してこの特性に従って制御手段
の第2の監視時限の長さを決定する決定手段を有し、決
定手段によりプロトコルに応じて第2の監視時限の長さ
を設定する。
(作 用) 本発明によれば、ノード装置において、発信端末から往
信号が最先に到来した入力手段を識別し、その往信号を
全出力手段に転送した後、着信端末からの復信号が到来
しない期間であってもし入力信号があれば衝突信号とし
て検出する第2の監視時限の長さを往信号の特性を識別
して決定する手段を設けたことにより、第2の監視時限
をプロトモル応じて設定することができる。
(実施例) 以下、本発明をその実施例に基づいて具体的に説明する
本発明によるノード装置を適用した不定形通信網は、第
5図に例示するようにノード装置10が伝送路12によ
って2次元または3次元に格子状に接続される格子状通
信網として有利に実現されるが、その網構成は本質的に
不定形である。たとえば線形、ループ状など他の形状の
網構成をとってもよい。
ノード装置10には複数の、この例では8本の入出力ボ
ートが設けられ、それらには伝送路12を介して他のノ
ード装置1o、および(または)端末14が接続可能で
ある。入出力ポートの数に制限はなく、少なくとも1つ
以上あればよい。ノード装置10は、入出力ポートの容
量内であれば、伝送路12を介して接続されるノード装
置10や端末14の数に制限はない。
まだ、網金体を単一のノード装置10にて形成してもよ
く、また、複数のノード装置1oをたとえば単一の印刷
配線板に搭載して全体をあたかも1つのノード装置とし
て扱い、実質的な入出力デート容量を増大させてもよい
端末14は、本実施例では非同期にてデータを送受信可
能な端末装置であり、パソコンなどの処理システム、フ
ァイルステーションやプリントステーションナトのサー
ビスステーションなどを含む。データはメノセーソパケ
ットの形で転送されるのが有利である。端末14は後述
のように、全二重端末の場合、自局宛ての・ぞケノトを
受信すると直ちに応答信号を送出する方式のものが有利
に使用される。
伝送路12は、たとえば光ファイバによる光伝送路、ま
たは撚り線や同軸ケーブルなどの電気伝送路であり、本
実施例ではデータがアナログまたはディノタルで伝送さ
れる。これは全二重構成をとっている。ノード装置1o
と端末14の間の伝送路12は、半二重構成をとっても
よい。また、トラヒックに応じてノード装置10相互間
の伝送路12を複数本設けてもよい。
第1図を参照すると、ノード装置1oは、伝送路12か
もの受信線が接続される入力デート20と、伝送路12
への送信線が接続さ九る出力ポート30を有し、両者は
スイッチングゲ−ト部40に接続されている。入力ポー
ト20は本実施例では8つの受信ないしけ入力チャネル
10〜17を有し、また出力ポート30はこれに対応し
て8つの送信ないしは出力チャネルo O= o 7を
有する。これによってノード装置lOには、伝送路12
を介して他のノード装置10や端末14を全体で8つま
で接続可能である。出力チャネル00〜o7のうち入力
チャネル10〜17のそれぞれと同じ番号の、すなわち
「対応する」出力チャネルが同じ方路の伝送路12に接
続される。
スイッチングゲート部40は、入力チャネル10〜17
のうちの任意のものと出力チャネルoO〜o7のうちの
任意のものとを選択的に相互接続するダート回路である
。入力ポート20はまた、制御ダート部50を介して開
始制御部60および終了制御部70に接続されている。
制御デート部50は、入カポ−)2Gからの信号を開始
制御部60に、開始制御部60、障害記憶部210、終
了制御部70かもの制御信号をスイッチングf−)部4
0、終了制御部70に接続制御するケ゛−ト回路である
。開始制御部60は、入力信号が最先に到来した入力チ
ャネルを識別し、また各入力チャネルに入力信号がある
か否かの検出を行なう機能部である。終了制御部70は
、すでに設定されている通信径路の入力チャネルに入力
信号がなくなったことを検出してその通信の終了処理を
行なう回路である。スイッチングゲ−ト部40、開始制
御部60および終了制御部70は、ダートセット・ぐス
SOにより相互に接続されている。
スイッチングr−ト部40にはまた、アクティブ信号を
送出するためのアクティブ信号出力部200が接続され
、これは開始制御部60にも接続されている。開始制御
部60および終了制御部10にはまた、障害が発生した
チャネルを記憶する障害記憶部210が接続されている
障害記憶部210はケ9−トセットバス80にも接続さ
れている。
スイッチングゲート部40、制?Br−ト部50、開始
制御部60、終了制御部70、アクティブ信号出力部2
00および障害記憶部210は、それらを含む本装置全
体を制御するシーケンス制御部90によって制御される
本ノード装置10はアクティブ信号出力部200を有し
、これは、自局ノードとその人出カチャネルが正常に動
作している、すなわちアクティブであることを示す「ア
クティブ信号」を発生する機能部である。アクティブ信
号は、その信号長以外は一切制限されない。その信号長
は、開始制御部60のフリップフロップを動作させるの
に必要な最小の時間より長く、後述の「アクテ(ブ検出
時定数」内に到着し終る長さに設定される。
開始制御部60は、先着入力信号検出部および入力信号
検出部からなる。先着入力信号検出部は、入力チャネル
10〜17のうち最初に入力信号が到来したチャネルを
先着順論理に従って識別する機能部である。入力信号検
出部は、入力ポート20に入力信号が到来したか否かを
検出する回路である。
制御r−)部50は、簡略のため入出力各4チャネルの
場合を第2図に示すように、4つのORケ”−)52、
インバータ54.3入力NANDf −)  5 6 
 、 EXORケ”−ト 5 8  、 AND  ケ
” −ト 5 1゜57、およびORケ”−)59が図
示のように接続されて構成されている。ORゲート52
は、開始制御部60からの信号53と終了制御部70か
もの信号55の論理和をとってスイソチングケゝ−ト部
40の4つのAND r”−ト41へ出力するための論
理和ケ9−トである。インバータ54および3入力NA
NDケ9−ト56は、入力ポート20かもの信号と障害
記憶部210かもの信号と終了制御部70からの信号と
の論理積をとって開始制御部60へ出力する回路である
EXORデート58およびANDケ゛−ト51は、通信
径路が設定された通信の終了を検出するときは終了制御
部70かもの信号を、また先着入力チャネルに到来する
最初の、すなわち第1番目の往信号の中断を検出する際
には開始制御部60の出力を、終了制御部70へ選択的
に出力する回路である。
ANDケ0−ト57およびORデート59は、開始制御
部60の先着順論理によシ検出された入力ポート20の
発信端末からの往信号をセレクタ回路500(第4図)
に出力する回路である。
シーケンス制御部90は、第4図に示すように、各種の
時限を発生する5つのシフトレノスタ91〜95と、そ
れらの出力状態を適切に組み合わせて必要な制御信号を
生成するためのケ゛ト群96と、通信の生起と終了が競
合した時、通信の終了を優先させるだめのフリップフロ
ップ97およびANDゲート220と、モード切換えス
イッチ98と、ブートスイッチ99とが図示のように接
続されて構成されている。シフトレノスタ91〜95の
クロック入力端子にはシステムクロックCKIまたはC
K2が接続されている。なお本実施例では、フリップフ
ロップ95は使用せず、またモード切換えスイッチ98
は常時開放されている。ブートスイッチ99は、ノード
装置10の立上げ時にのみ操作され、ノード装置10内
の全フリソゲフロップを初期設定する操作スイッチであ
る。シーケンス制御部90も、全二重通信の場合と、全
二重通信および半二重通信の双方を含む場合とでは、装
置自体のハードウェアの変更を必要としない。
シーケンス制御部90の動作タイミングを第6図に示す
シフトレジスタ91は「アクティブ検出時定数」による
第1の監視時限を発生する。この時間内に、同じ送信源
から迂回された第1番目の往信号や、他の送信源からの
第1番目の往信号、アクティブ信号が到来する。これら
の信号が到来しなかったチャネルは、障害または休止チ
ャネルとして障害記憶部210に記憶される。
シフトレジスタ92Aおよび92Bは[入力信号検定時
定数jによる第2の監視時限を発生する。本実施例では
前者を駆動するクロックCK2をプロトコルの信号の速
さに応じて設定している。第2の監視時限は同じ送信源
からの第1番目の往信号が他の7−ド装置を迂回して入
力したり、他の別の送信源からの往信号を受信した入力
チャネルを検出するための時間であり、この時間内の入
力信号は衝突信号として検出し、このチャネルを開始制
御部60に記憶し、先着入力チャネルと接続する出力チ
ャネルから除外する処置が取られる。第1の監視時限内
にアクティブ信号が到来し第2の監視時限に信号が到来
しなかったチャネルが接続の対象となる。
シフトレジスタ93は、「応答信号検出時定数」による
監視時限を発生する。この時間内に第1番目の往信号を
受信した着信端末からの復信号を受信したチャネルを先
着入力のチャネルに接続し、接続の固定が行われる。
シフトレジスタ94は終了制御部70より通信終了信号
PENDを7リツプフロツプ97を介して入力すると、
終了制御部7oの接続記憶を消去する信号を出力する。
通信の終了検出は、終了制御部70のシフトレジスタ7
4の「通信終了検出時定数」による第3の監視時限の間
、入出力チャネルの無信号状態が継続したことKより判
定される。
第2の監視時限を発生するシフ)L/ジスタ92Aを駆
動するクロックCK2は、シーケンス制御部90に設け
た第4図のクロックセレクタ500より供給される。ク
ロックセレクタ500は最先入力チャネルの第1番目の
往信号のプリアングル部Pに置かれた繰返し信号FDA
の・ぐルスを検出して、プロトコルの信号の速さに応じ
てCK2の速さを可変する。
クロックセレクタ500において、シフトレジスタ(S
R)501〜504およびフリップフロップ(FF)5
51,552はリセット入力RBに開始制御部60より
S TART信号のローレベル(L)が入力されている
ときは、リセットされている。この状態の各SRの出力
QA〜QDはL“、出力QAB−QDBハノ為イレベル
(I()にあり、2つのフリップフロップは、入力CK
にAND’!−”−)533を介してL#を入力し、フ
リップフロップ551は入力りにインバータ538を介
してIt L”が入力され、フリ7ノフロノプ552は
インバータ537,539、NANII’−) 536
を介して同様に°t L sを入力し、2つの7リンゾ
フロノプは出力QおよびQBK“L”および°′H”を
出力している。これらフリップフロップの出力Q、QB
および発振器560の速さの順番によるクロックSLK
 1〜3を入力され、3つのクロックの選択順位を決め
る3つのANDケ”−) 540〜542は、ANDケ
”−)542が優勢にあシ、クロックセレクタ500は
NANDケ9−ト543より最も遅いクロック5LCK
 3をクロックCK2としてシーケンス制御部90のシ
フトレジスタ92Aへ出力されている。
この初期化の状態において、開始制御部60からの5T
ART信号がH#に反転すると、すべてのシフトレジス
タおよびフリップフロップは、リセットを解除される。
シフトレジスタ501は制御ダート部50よシクロツク
入力CKに信号FDA、すなわち先着入力チャネルの第
1番目往信号が入力されるので、そのプリアンプルPの
パルスFDAの計数を開始し、1・ぞルスを計数するご
とにその出力のレベルを反転してシフトする。1発目の
パルスによりシフトレジスタ501は出力OAをlt 
H″に反転し、これを入力するパルスリセット型のシフ
トレジスタ503および504はリセットを解除され、
それぞれNAND 534および535より入力する発
振器571および572のクロックCKA (3MHz
 )およびCKB (I MHz )を入力し、とのク
ロックを計数して出力をシフトする。シフトレジスタ5
01は4発目の/Fルスでカウントアツプとなり、停止
し、その出力ODBがL#に反転したことによりNAN
D f−ト534および535はクロックの出力をマス
クされ、シフトレジスタ503および504が計数を停
止する。一方、シフトレジスタ502は同501の出力
QDのII H”を入力され、イネーブルとなり、同5
01と同様に4発目のパルスを計数し、出力QAを′H
”に反転する。
シフトレジスタ501の出力QAおよびQBBを入力す
るANDダート533は2つの7リノプフロツプの入力
CKへの出力を”H”に反転し、このフリップフロップ
をイネーブルとする。これによりフリップフロップ55
1はインバータ538を介してシフトレジスタ503の
出力QCの状態を記憶し、同562はインバータ537
.539およびNANDケ°−ト536を介して同50
4の出力QMの状態を記憶する。この2つのフリップフ
ロップの出力Qは信号FDAの速さに応じて3つの状態
を呈する。シフトレジスタ503の駆動クロックCKA
は同504のクロックCKBより速いので、フリップフ
ロップ503および504の出力QCおよびQMの状態
はそれぞれII H″および′H”、°゛L”および”
H” n Hsおよび°′L″となり、これに対応して
2つのフリップフロップの各出力Qは、信号FDAが最
も早いとき、′H″、°°L”、次がL”、“H”、最
も遅いときが”L”L″となる。出力QおよびQBを入
力するAND f−ト540,541,542は、信号
FDAの速さの順番に対応して優勢となる。したがって
、発振器560のクロック5LCK 1〜3が信号FD
Aの速さに応じてNORケ”−)543よりクロックC
K2として出力される。
先着入力チャネルと出側のチャネルが接続され、面信路
が固定されると、開始制御部60の5TART信号が“
t L 19に反転し、すべてのシフトレジスタとフリ
ップフロップはリセットされ、初期状態となり、AND
ゲート542が優勢となシ、クロックCK2は最も遅い
クロック5CLK3となる゛。
クロックセレクタ500がプロトコルに応じて信号FD
Aの速さを判定するまでに若干の時間を要するので、最
も遅い信号FDAに対応可能なように初期状態では最も
遅いクロックS LCK3を出力している。
次に端末とノード装置10における通信制御の概略を第
5図を参照して説明する。発信端末、たとえば14aが
伝送路12に送受信する情報信号は、本実施例ではメツ
セージパケットが用いられる。第7図に示すように、発
信端末14aが伝送路12に送出する第1番目の往信号
のメツセージパケット100は、メツセージMに先行し
て少なくともノリアンプルPおよび宛先アドレスDを含
む。プリアンプルPは、端末間の同期をとるために所定
の信号の連続を含む。
それ以外の制約はないが、通常は、発信端末14aのア
ドレス、すなわち送信元アドレスSを有する。メツセー
ジMのあとには、CRCなどのチエツクコードエリア、
パケット終了符号Eが続き、そのあとに端末の同期を維
持するだめのポストアンブルが続いてもよい。
着信端末、たとえば14bは、第1番目の往信号の受信
を検知すると、直ちにアクティブ信号を出力する。
第1番目の往信号を受信してその・ぐケラトの宛先アド
レスが自局宛てのものであると判定したときは、端末1
4bは、その応答信号として、全二重通信の端末の場合
は判定後直ちに、また半二重通信の端末の場合は第1番
目の往信号の終了後直ちに、第1番目の復信号を送信す
る。
第1番目の復信号に対する制約は全くないが、第1番目
の復信号としての応答・ぐケラト102は通常、第7図
または第8図に示すように第1番目の往信号と同様のフ
ォーマットをとり、プリアンプルP1宛先アドレスD1
着信端末14のアドレス、すなわち送信元アドレスSを
有し、これに肯定応答ACKまたは否定応答NACKを
示すコードが続く。このあとメツセージMが続いてもよ
い。音声通信やTV電話などの画像通信等、完全な全二
重通信機能を必要とする場合は、応答・ぐケラト102
にもメツセージMが付加される。前述のように、第1番
目の復信号は発信端末に優先的に伝達されることが保証
されている。
発信端末14aは、所定の長さの「端末応答監視時間」
内に着信端末から伝送される第1番目の復信号の受信を
監視する。この端末応答監視時間内に第1番目の復信号
の受信を検出すれば、着信端末が正常に応答可能な状態
にあると判断し、通信を継続することができる。
発信端末14aは、第1番目の往信号を送出し始めてか
らアクティブ検出時定数の期間内に入力信号がない場合
、または入力信号検出時定数による期間内に入力信号が
あった場合は、送信を中止する。前者の場合は、その端
末が接続されている伝送路またはノード装置に障害があ
ることを意味し、その修復が必要である。後者の場合は
、その端末が接続されているノード装置との間で衝突が
発生したことを意味し、発信端末は第1番目の往信号の
再送処理に移行する。
端末応答監視時間内に第1番目の復信号の受信を検出し
なかったときは、第1番目の往信号が着信端末に到達し
なかったか、着信端末が正常に応答可能な状態になかっ
たと判断し、発信端末は通信を中止する。発信端末14
はその後第1番目の往信号の再送を行なうことができる
これは、たとえばC8MA方式の場合と同様の制御でよ
い。これらの機能によって、発着信端末間の径路が固定
され、その通信チャネルを占有して通信を行なうことが
できる。
全二重通信の端末の場合、「端末応答監視時間」は、発
信端末が第1番目の往信号を送信し始めた時から開始す
る時間である。その長さは、最大実効ネットワーク長を
往復する伝搬遅延時間と、着信端末が第1番目の往信号
を受信し始めてから第1番目の復信号を送信し始めるの
に要する時間との和に実質的に等しく設定される。
通常はこれに若干の余裕時間が付加される。
また、全二重通信ともに半二重通信を含むシステムの場
合、「端末応答監視時間」は、発信端末が第1番目の往
信号を送信し終った時から開始する時間である。・その
長さは、最大実効ネットワーク長を往復する伝搬遅延時
間と、着信端末が第1番目の往信号の受信を終了してか
ら第1番目の復信号を送信し始めるのに要する時間との
和に実質的に等しく設定される。通常とれにも若干の余
裕時間が付加される。端末応答監視時間内にノード装#
10に入力信号が到達することが保証されている。
着信端末14bは、第1番目の往信号を正しく受信し終
ってからその旨発信端末に知らせるようにしてもよい。
つまり、第1番目の往信号の受信終了後、直ちに第1番
目の復信号を送信することにより実現される。これには
、肯定応答ACKまたは否定応答NACKが含まれる。
発信端末14aは、第1番目の往信号または第1番目の
復信号に続いて往信号または復信号を送信するときは、
すなわち複数の・ぐケラトを継続的に送信するときは、
・ぐケラト間の間隔が通信終了検出時定数で規定される
時間以上にならないようにすればよい。換言すれば、通
信を継続する場合、すなわち設定された通信径路を固定
的に使用する場合は、送信中のパケットが終了してから
通信終了検出時定数により規定される時間が経過しない
うちに次のパケットを送出すればよい。
たとえば全二重通信の場合は、相続<・チケット、すな
わち第N番目のiEチケット第N+1番目のパケットの
間には、ポストアンブルなどのダミー信号を挿入して通
信終了検出時定数がりイムアップしないようにする。半
二重通信を含む場合は、受信中の・ぐケラトが終了する
と、通信終了検出時間が経過しないうちに送信・ぐケラ
トを送出する。つまり、着信端末は第N番目の往信号の
受信ヲ、1ソ了すると通信終了検出時定数で規定される
時間内に、好ましくは直ちに、第N番目の復信号を送信
し、発信端末は、第N番目の復信号の受信を終了すると
やはり通信終了検出時定数で規定される時間内に、好ま
しくは直ちに、第N千1番目の往信号を送信する。たと
えば、音声や映像通信でパケットの形式をとらない場合
も同様に、無信号状態が通信終了検出時定数より短くな
るようにすればよい。
通信の終了は、端末にて送信を停止すればよい。
ノード装置10における通信制御の政略を説明する。こ
こで便宜上、用語「送信端末」とは信号を伝送路12に
送出する側の端末をいい、「受信端末」とは信号を伝送
路12から受ける側の端末をいうものとする。また用語
「発信端末」とは、他の端末との間に接続が設定されて
いない状態、すなわち遊休状態から特定の端末に宛てて
情報を送信し始める端末をいい、「着信端末」とはその
情報に初めて応答を返送する宛先側端末をいうものとす
る。発信端末から送出きれる信号を「往信号」と称し、
着信端末から送出される信号、とくに往信号に応答して
返送される信号を「復信号」と称する。
あるノード装置lOにおいて、特定の入出力チャネル間
に接続が設定されていない遊休状態でU、スイノチング
ケ9−ト部40の接続ダートが゛開放状態にあり、すべ
ての入力チャネルは。
それぞれに対応する出力チャネルを除く全出力チャネル
に接続されている。
遊休状態において、入力チャネルlO〜17のうちのい
ずれかに入力信号が到来すると、開始制御部60の先着
入力信号検出部は、入力チャネル10〜17のうち最先
に入力信号が到来したチャネル、すなわち「先着入力チ
ャネル」を先着順論理により検出する。先着入力チャネ
ルから受信した信号がそれに対応する出力チャネル以外
の全出力チャネルに転送されるブロードキャストが行な
われる。
開始制御部60の先着入力信号検出部の先着入力チャネ
ル検出によりシーケンス制御部9oが起動され、シーケ
ンス制御部90は、アクティブ検出時定数による第1の
時限監視を開始する。
一方、先着入力ポートに入力した第14目の往信号は制
御フート部50よりシーケンス制御部90のクロックセ
レクタ回路500に入力される。クロックセレクタ50
0は、ノリアンプル部PのパルスF’DAよ゛す、ノロ
トコルの信号の速さを検出し、これに対応して可変され
るクロックCK2’i第3図のシフトレジスタ92Aに
供給する。
「アクティブ検出時定数」は、最先に入力信号を検出し
た入力チャネル以外の入力チャネルから、同じ送信源か
らの最初の、すなわち第1誉目の往信号を受信したり、
他の送信源からの別な第1番目の往信号を受信したりア
クティブ信号全受信するための時間である。アクティブ
検出時定数の長さは、隣接ノード装置10間または対端
末14間の最大許容距離を往復する伝搬遅延時間と、ア
クティブ信号に要する時間との和に実質的に等しく設定
される。通常はこれに若干の余裕時間が付加される。こ
の時間内に、同じ送信源からの迂回された第1番目の往
信号や、他の送信源からの別な第1番目の往信号、アク
ティブ信号が到来する。これにより障害または休止チャ
ネルを検出することができる。
アクティブ検出時定数の監視時限内に入力信号の到来し
たチャネルは、開始制御部60の入力信号検出部のフリ
ップフロツノに記憶される。
シーケンス制御部90は、アクティブ検出時定数により
規定される期間が満了すると、障害記憶部210をクロ
ック駆動し、入力チャネル10〜i3のうちアクティブ
検出時定数の期間内に入力信号の到来しなかった入力チ
ャネルを障害または休止チャネルとしてフリップフロツ
ノに記憶する。
続いてシーケンス制御部90は入力信号検出時定数の時
限監視を行なう。「入力信号検出時定数」は、アクティ
ブ検出時定数による期間の経過後信号があるか否かを検
出するだめの第2の監視時限である。その長さは、たと
えば、マンチェスタコーティングの場合は1ビツト、N
RZIで連続6ビノトの「1」にrOJを挿入する符号
化則の場合は7ビツト以上の時間長をとる。通常はこれ
に若干の余裕時間が付加され、それらの2倍、すなわち
それぞれ2ビツトまたは14ビツトの時間長に設定され
る。これは、最先に入力信号を検出した入力チャネル以
外で、同じ送信源からの第1番目の往信号や、他の送信
源からの別な第1番目の往信号を受信した入力チャネル
を検出するだめの時間である。
この入力信号検出時定数の監視時限内に入力信号の到来
したチャネルは、開始制御部600Å力信号検出部のク
リップフロップに記憶される。この入力信号は前述のよ
うに他の送信源からの別な第1番目の往信号の場合は、
衝突が発生したことになる。この期間が終了すると、ス
イッチングr−ト部40は、入力信号検出部に記憶され
ている入力信号検出時定数の期間内に入力信号のなかっ
た入力チャネルのうちのいずれかからその後入力信号が
到来すると、その入力チャネルを先着入力チャネルに対
応する出力チャネルに接続する。
シーケンス制御部90では、その通信径路に含まれるい
ずれかの入力チャネルに入力信号がなくなると、終了制
御部70は通信終了検出時定数による第3の監視時限が
経過すると、シーケンス制御部90は開始制御部60の
先着入力信号検出部および入力信号検出部を初期状態に
リセットする。この通信終了の検出は、先着入力チャネ
ルからの入力信号を監視して、これがなくなったことを
検出して復旧処理を行なうように構成してもよく、また
は、先着入力チャネルと、これに接続されている他の入
力チャネルの双方からの入力信号を監視して両者のいず
れかがなくなったことを検出して復旧処理を行なうよう
に構成してもよい。入力信号のなくなったことの検出は
、その信号の論理状態が通信終了検出時定数の期間だけ
所定の状態、たとえば「0」に維持されたことを検出す
ることによって行なわれる。
(発明の効果) 本発明によれば、ノード装置の接続制御時間は各柚の監
視時限を含む。その中の衝突検出に関する第2の監視時
限をプロトコルの信号の速さに応じて設定することによ
り、ノード装置の接続制御時間を短縮でき、さらにネッ
トワーク全体の使用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による不定形通信網のノード装置の実施
例を示す機能ブロック図、 第2図ないし第4図は、それぞれ同実施例における制御
ダート部、シーケンス制御部および回部のクロックセレ
クタの特定の回路構成例を示す回路図、 第5図はノード装置を格子状通信卒網に適用した通信網
の例を示す中継方式図、 第6図は第3図に示すシーケンス制御部の動作タイミン
グを示す図、 第7図および第8図は、全二重通信において第1番目の
往信号に応答して正常に第1番目の復信号が返送された
場合のパケットの流れを示す図である。 主要部分の符号の説明 O・・・ノード装置 0・・・スイノチングケ9−ト部 0・・・制御デート部 0・・・開始制御部 O・・・終了制御部 0・・・シーケンス制御部 00・・・アクティブ信号出力部 10・・・障害記憶部 OO・・・クロックセレクタ 01〜504・・・シフトレノスタ 51.552・・・クリップフロップ 60.571,572・・・発振器 第 覆 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、端末またはノード装置への送信線と該送信線に対応
    する受信線とを含む伝送路に接続されるノード装置であ
    って、 それぞれ該受信線が接続される少なくとも1つの入力手
    段と、 それぞれ該送信線が接続される少なくとも1つの出力手
    段と、 該入力手段と該出力手段を接続する接続手段と、 前記入力手段のうち発信端末からの往信号が最先に到来
    した入力手段を識別すると第1の監視時限を開始し、該
    時限の終了後、衝突信号を検出するための第2の監視時
    限を開始し、該識別された入力手段から前記出力手段の
    うち該識別された入力手段に対応するもの以外の全出力
    手段へ該往信号を転送させ、該識別された入力手段以外
    で第2の監視時限内に信号を受けなかった入力手段のう
    ち第2の監視時限の経過後前記載信号に対する着信端末
    からの復信号を受けた入力手段があると、前記接続手段
    を制御して、該第2の監視時限の経過後該復信号を受け
    た入力手段を前記最先に信号の到来した入力手段に対応
    する出力手段に、また該最先に信号の到来した入力手段
    を該復信号を受けた入力手段に対応する出力手段に接続
    させてそれらの入出力手段間の接続を固定する制御手段
    とを有する不定形通信網のノード装置において、 該装置は、往信号が、前記最先に到来した入力手段およ
    びそれに対応する出力手段のうちの少なくともいずれか
    一方について、前記往信号から該信号の特性を識別して
    該特性に従って前記制御手段の第2の監視時限の長さを
    決定する決定手段を有し、該決定手段によりプロトコル
    に応じて第2の監視時限の長さを設定することを特徴と
    する不定形通信網のノード装置。 2、請求項1に記載のノード装置において、前記決定手
    段は、第2の監視時限の初期状態における長さを信号の
    速さの最も遅いプロトコルに対応させて設定することを
    特徴とする不定形通信網のノード装置。
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